JP3130343B2 - データ位相変換方式 - Google Patents

データ位相変換方式

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JP3130343B2
JP3130343B2 JP03264497A JP26449791A JP3130343B2 JP 3130343 B2 JP3130343 B2 JP 3130343B2 JP 03264497 A JP03264497 A JP 03264497A JP 26449791 A JP26449791 A JP 26449791A JP 3130343 B2 JP3130343 B2 JP 3130343B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ位相変換方式、よ
り具体的にはデータのタイムスロットの入れ替えを行な
うデータ位相変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回路としてたとえば特開
平2−121439に開示されるものがある。ここで
は、時間スイッチ回路の従来技術が示されており、シリ
アルなデータのタイムスロットの入れ替えを行なってい
る。図3および図4はこの従来技術における時間スイッ
チ回路の構成図である。すなわち、同図に示すようにこ
の回路では、シリアルな入力データを一時保持するデー
タバッファと、このデータバッファへのシリアルデータ
の書きこみ/読み出しを所定のタイムスロット入替えに
合わせて制御するアドレス・コントロール・メモリと、
ROMを組み合わせた回路になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来技術は、時間スイッチ回路であるため、任意なア
ドレスに書きこみ/読み出しができるデータバッファ回
路やアドレス・コントロール・メモリ回路を必要とす
る。したがって、たとえば入力したデータのタイムスロ
ット入替えを半固定的に設定できる装置に適用した場合
には、これら回路により、実現される装置が比較的大規
模になるという欠点があった。
【0004】本発明は以上述べた回路規模の増大という
欠点を除去し、より簡素な回路構成とすることにより高
速データの変換を可能とし、変換に伴うデータ遅延時間
を最小化できるデータ位相変換方式を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は上述
の課題を解決するために、同期データを入力し、この同
期データのタイムスロットを入れ替えて出力するデータ
位相変換方式は、入力する同期データに対するタイムス
ロット入替えパターンにおける各タイムスロットの遅延
量を算出し、この遅延量の中から最も遅延量が小さい最
大進相値を選び、最大進相値の絶対値を算出された各タ
イムスロットの遅延量に加算して制御遅延値を求め、制
御遅延値の中から最大値を同期データを入力するシフト
レジスタの段数とするとともに、これら制御遅延値を同
期データのタイムスロットの位相を入れ替える選択制御
信号とし、同期データは同期クロックをシフトクロック
とするクロックによりシフトレジスタに入力され、選択
制御信号に応じたシフトレジスタのシフト段出力がシフ
トクロックに同期して逐次選択されることにより、タイ
ムスロットの入れ替えが行われる。
【0006】また本発明によれば、上記に記載のデータ
位相変換方式において、この方式を適用したデータ位相
変換回路は、制御遅延値の最大値の段数を有し、シフト
クロックによって入力したデータを出力するシフトレジ
スタと、同期データのフレーム内のビット数に対応した
カウンタ手段と、各タイムスロットにおける制御遅延値
が格納され、この遅延値に応じてタイムスロットの入替
えにおける選択制御信号の出力を行う制御手段と、シフ
トレジスタから出力されたデータを入力し、このデータ
を制御手段から入力した選択制御信号に従って選択出力
する選択手段とを有する。
【0007】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるデータ
位相変換方式の実施例を詳細に説明する。
【0008】図1を参照すると、本発明によるデータ位
相変換方式を適用したデータ位相変換回路の実施例が示
されている。同図に示すようにこのデータ位相変換回路
は、入力したデータのタイムスロットを入れ替えて出力
する時間スイッチ回路であり、シリアルに接続されたシ
フトレジスタ10−1〜10−nと、m進カウンタ1
2、ROM14、デコーダ16およびセレクタ18によ
り構成されている。
【0009】シフトレジスタ10は、同期データをシリ
アルに入力してこれを一時保持するデータ保持回路であ
り、シフトレジスタ10−1〜10−nによりn段シフ
トレジスタを構成している。シフトレジスタ10はそれ
ぞれ、シフトクロック100によりデータの入力と出力
を行う。すなわち、シフトレジスタ10−1〜10−n
−1は入力したデータをシフトクロック100により右
隣のシフトレジスタおよびセレクタ18に出力し、シフ
トレジスタ10−nは入力したデータをシフトクロック
100によりセレクタ18に出力する。
【0010】m進カウンタ12は、ROM14のアドレ
スを与えるデータ入力の1フレーム分のカウンタであ
り、シフトクロック100によりカウントアップし、フ
レームパルス110でこのカウントをクリアにする。m
進カウンタ12は、シフトロックによりカウントアップ
したデータ120をアドレスデータとしてROM14に
出力する。ROM14は、アドレスデータ120で指定
されたアドレスに対応するデータをセレクタ18の選択
データとして読み出し、この選択データ122をデコー
ダ16に出力する。
【0011】デコーダ16は、選択データ122をセレ
クタ18の入力端子に合わせて展開する回路であり、選
択制御信号124をセレクタ18に出力する。なお、本
実施例ではデコーダ16を用いた例を示したが、セレク
タ18の選択制御数がROM14の出力ビット数と同じ
か又は小さい場合には、デコーダ16を用いずにROM
14がセレクタ18を直接制御してもよい。
【0012】このように構成されるデータ位相変換回路
において、データ入力はn段のシフトレジスタ10に入
力され、データ入力および各シフトレジスタ10の出力
はn+1入力のセレクタ18に入力される。データ入力
に対応したフレームパルス110でクリアされ、シフト
クロック100でカウントするm進カウンタ12の出力
はROM14とデコーダ16によりセレクタ18の選択
制御信号124を得る。
【0013】次に本実施例におけるセレクタ18の選択
制御方式を詳細に説明する。セレクタ18の選択制御方
式は、図2に例示するように、データ入力列に対するタ
イムスロット入替パターンにおいて、各タイムスロット
毎に遅延量(A)を初めに算出する。そして、(A)の
遅延量の数値の中から最大の進相値、この場合には負の
最大値「−3」を選び、この絶対値「3」を(A)で求
めた各遅延量に加算して補正値(B)を制御遅延値とし
て得る。カウンタ出力120に対してこの補正値Bを得
るようにROM14を設計する。すなわち、カウンタ出
力120が「0」のときにはセレクタ18の入力端子3
が、カウンタ出力120が「1」のときにはセレクタ1
8の入力端子2が、カウンタ出力120が「3」のとき
にはセレクタ18の入力端子5がそれぞれ選択されるよ
うROM14を設計する。又、この実施例では補正値
(B)の最大値が「9」になるため、シフトレジスタ1
0の段数は9段あれば良い。また、データ入力に対する
データ出力の絶対遅延量は補正値(3段)となる。
【0014】図2の点線より下には、補正値(B)によ
りn(0〜9)に対する選択が時系列的に行なわれ、そ
の結果が期待するタイムスロット入替パターンになって
いることを、データがシフトしていく過程と選択される
データを丸記号で示すことによりあらわしている。すな
わち、タイムスロット1として入力されたデータは、初
めのシフトクロック100によりカウンタ出力「0」に
よりシフトレジスタ10−3から出力される時に、選択
信号124によってセレクタ18の入力端子3が選択さ
れて出力される。次に、タムスロット3として入力され
たデータは、2番目のシフトクロック100によりカウ
ンタ出力「1」によってシフトレジスタ10−2から出
力される時に、選択信号124によってセレクタ18の
入端子2が選択されて出力される。続いて、タイムスロ
ット5として入力されたデータは、3番目のシフトクロ
ック100によりカウンタ出力「2」によってシフトレ
ジスタ10−1から出力される時に、選択信号124に
よってセレクタ18の入力端子1が選択されて出力され
る。以下、同様にm進カウンタ12のカウンタ値120
でROM14のアドレスが選択され、これにより記録さ
れているパターンに従ってセレクタ18の入力端子の選
択が行われる。なお、本実施例ではデータの遅延量が3
段であるため、実際には出力データは入力データより3
段遅れて出力される。
【0015】また、本実施例ではROM14には遅延量
が「3」のパターンが記憶されている場合を例に説明し
たが、本発明は特に遅延量が「3」に限定されるもので
はない。また、たとえばROM14に複数のパターンを
格納し、この中から状況に応じてパターンの選択を行う
ようにしてもよい。この場合には、シフトレジスタ10
の段数はこれらパターンの中の補正値(B)の最大値と
なる。
【0016】
【発明の効果】このように本発明のデータ位相変換方式
によれば、時間スイッチでは必要であった任意なアドレ
スに書きこみ/読み出しができるデータバッファ回路や
アドレス・コントロール・メモリ回路等を用いずにデー
タ位相変換回路を構成できるため以下に示す効果が期待
できる。
【0017】1.従来の回路に対して単純な回路の組合
せで、全体の回路規模も小さくできる。
【0018】2.制御回路が単純であり、回路間の配線
数も少ない。
【0019】3.フレームパルス(カウンタのクリア)
により簡単に再同期できる。
【0020】4.シフトレジスタの段数がタイムスロッ
ト入替パターンに対して最小化できる(補正値Bの最大
値)。
【0021】5.データ入力に対するデータ出力の絶対
遅延量が最小化できる。
【0022】6.LSI化が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ位相変換方式の実施例を示
すデータ位相変換回路の機能ブロック図、
【図2】本発明によるデータ位相変換方式の実施例にお
ける動作内容を示す説明図、
【図3】従来技術における時間スイッチ回路の構成図、
【図4】従来技術における時間スイッチ回路の構成図で
ある。
【符号の説明】
10−1〜10−n シフトレジスタ 12 m進カウンタ 14 ROM 16 デコーダ 18 セレクタ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 11/04 301 H04L 3/52 101 H04L 12/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期データを入力し、この同期データの
    タイムスロットを入れ替えて出力するデータ位相変換方
    式において、 入力する前記同期データに対するタイムスロット入替え
    パターンにおける各タイムスロットの遅延量を算出し、
    この遅延量の中から最も遅延量が小さい最大進相値を選
    び、 前記最大進相値の絶対値を前記算出した各タイムスロッ
    トの遅延量に加算して制御遅延値を求め、 前記制御遅延値の中から最大値を前記同期データを入力
    するシフトレジスタの段数とするとともに、これら制御
    遅延値を前記同期データのタイムスロットの位相を入れ
    替える選択制御信号とし、 前記同期データは同期クロックをシフトクロックとする
    クロックにより前記シフトレジスタに入力され、前記選
    択制御信号に応じたシフトレジスタのシフト段出力が前
    記シフトクロックに同期して逐次選択されることによ
    り、タイムロットの入れ替えが行われることを特徴とす
    るデータ位相変換方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ位相変換方式に
    おいて、この方式を適用したデータ位相変換回路は、 前記制御遅延値の最大値の段数を有し、前記シフトクロ
    ックによって前記入力したデータを出力するシフトレジ
    スタと、 前記同期データのフレーム内のビット数に対応したカウ
    ンタ手段と、 各タイムスロットにおける前記制御遅延値が格納され、
    この遅延値に応じてタイムスロットの入替えにおける選
    択制御信号の出力を行う制御手段と、 前記シフトレジスタから出力されたデータを入力し、こ
    のデータを前記制御手段から入力した選択制御信号に従
    って選択出力する選択手段とを有することを特徴とする
    データ位相変換回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のデータ位相変換回路に
    おいて、前記制御手段は、前記制御遅延値が格納され、
    この制御遅延値をデータとして出力する記憶手段と、前
    記記憶手段の出力に応じて前記選択手段に選択制御信号
    を出力するデコーダとを有することを特徴とするデータ
    位相変換回路。
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