JP3009533B2 - メモリを用いた大容量カウンタ - Google Patents

メモリを用いた大容量カウンタ

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JP3009533B2
JP3009533B2 JP4076883A JP7688392A JP3009533B2 JP 3009533 B2 JP3009533 B2 JP 3009533B2 JP 4076883 A JP4076883 A JP 4076883A JP 7688392 A JP7688392 A JP 7688392A JP 3009533 B2 JP3009533 B2 JP 3009533B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM交換機の通話路
装置および回線終端装置等で複数の被カウント信号のカ
ウントを可能にし、カウントの繰返し周期を高速化する
メモリを用いた大容量カウンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】メモリを用いた大容量カウンタの構成と
しては、従来、特開平2−90834号「ATM通話路
装置及びATM回線終端装置」の流量モニタ回路の一実
施例(図5および図6)が挙げられる。本従来例は、入
力セル個数を被カウント信号とし呼識別番号を更新アド
レス信号とするカウンタ回路にあって、複数のカウント
値を記憶する計数メモリと、該計数メモリからのカウン
ト値の読出しと加算器で加算したのちのカウント値を、
上記計数メモリへ書込むための制御手段とを備えて構成
されている。
【0003】上記カウンタ回路は、上記計数メモリから
のカウント値の読出しと、上記加算器の1加算演算と、
上記計数メモリへのカウント値の書込みとを、縦続的に
繰返す構成であるため、カウントサイクル時間Tccが、
上記計数メモリの書込みサイクル時間Trcと上記加算器
の演算サイクル時間Tacと上記計数メモリの書込みサイ
クル時間Twcとの総和と同じか、あるいは大きい(Tcc
≧Trc+Twc+Tac)という条件を満たすときにカウン
ト動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のメモリ
を用いた大容量カウンタの構成では、所望のカウントサ
イクル時間Tccに対して、計数メモリに使用されるメモ
リ素子のアクセス時間や加算器の演算遅延時間の和が大
きい(Tcc<Trc+Twc+Tac)の場合について配慮さ
れておらず、この時、カウンタ回路は動作条件を満足し
ないためにカウント動作しないという問題があった。
【0005】また、上記従来技術のメモリを用いた大容
量カウンタの構成において、更新されたカウント値の読
出し方法は、カウンタ回路のカウント動作中およびカウ
ント動作終了後の空きタイミング以外は配慮されておら
ず、読出しアドレス信号で指示される任意のアドレスの
カウント値の読出しが、カウント動作中にできないとい
う問題があった。
【0006】また、上記従来技術のメモリを用いた大容
量カウンタの構成において、カウントのアップダウン機
能について配慮されておらず、アップダウン機能を有す
るカウンタとして動作しないという問題があった。
【0007】さらに、上記大容量カウンタの構成におい
ては、メモリ素子を含むカウンタ回路全体を市販のTT
L論理部品等を用いて実現した場合に、ハードウエア規
模が大型になり、また、省電力化に適さないという問題
があった。
【0008】本発明の目的は、メモリを用いた大容量カ
ウンタにあって、所望のカウントサイクル時間Tccに対
して、メモリの読出しサイクル時間Trcと加算器の演算
サイクル時間Tacとメモリの書込みサイクル時間Twcと
の総和が大きい(Tcc<Trc+Twc+Tac)の場合に、
カウントサイクル時間Tccでのカウント動作を可能にす
るメモリを用いた大容量カウンタを得ることにある。
【0009】また、上記大容量カウンタにあって、カウ
ント動作中に、読出しアドレス信号で示される任意のア
ドレスのカウント値の読出しを可能にする、メモリを用
いた大容量カウンタを得ることである。
【0010】本発明の他の目的は、上記大容量カウンタ
にあって、アップダウン機能を有するメモリを用いた大
容量カウンタを得ることにあり、さらに他の目的とし
て、上記大容量カウンタおよび上記アップダウン機能を
有するメモリを用いた大容量カウンタにあって、メモリ
素子を含むカウンタ回路全体を同一チップ上に搭載し
た、小型で低消費電力であるカウント用部品の構成を得
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数のカウ
ント値を記憶するメモリ部と、該メモリ部から読出され
たカウント値に対して加算値N(Nは整数)を加算する
加算部と、上記メモリ部からのカウント値の読出しと上
記メモリ部へのカウント値の書込みのための制御部とを
備え、複数の被カウント信号のカウントを行うカウンタ
回路にあって、上記メモリ部は、1ポートのメモリ素子
を用いて構成し、カウントサイクル時間Tccは、上記メ
モリ部の読出しサイクル時間Trcと上記メモリ部の書込
みサイクル時間Twcの和(Tcc=Trc+Twc)であると
き、上記メモリ部の更新サイクル数Mは、動作条件Tcc
×M≧Trc+Twc+Tac(Tacは加算部の演算サイクル
時間)を満足するサイクル数M(Mは2以上の整数)と
し、カウントサイクルnの読出しサイクルでカウント値
を読出すアドレスと、カウントサイクルn+(M−1)
の書込みサイクルでカウント値を書込むアドレスとを、
上記メモリ部に指示するためのアドレス選択手段と、被
カウント信号のカウント許可信号と更新アドレス信号と
上記メモリ部の更新サイクル数Mを基にして、加算値N
を判定する加算制御手段とを制御部に備えることによっ
て達成される。
【0012】ここで、上記メモリ部の更新サイクル数M
を2とした場合について考える。上記メモリ部に1ポー
トのメモリ素子を用いて、カウントサイクル時間Tcc内
に上記メモリ部の読出しサイクル時間Trcと上記メモリ
部の書込みサイクル時間Twcとを交互に繰返す(Tcc=
Trc+Twc)タイミングにあるとき、カウントサイクル
nの読出しサイクルでカウント値を読出し、上記カウン
ト値に対して1を加算し、上記カウントサイクルnの書
込みサイクルでカウント値を書込むことは、カウンタ回
路の動作条件Tcc≧Trc+Twc+Tac(Tacは演算サイ
クル時間)を満足できない。そこで、カウントサイクル
n+1の書込みサイクルでカウント値の書込みを行う。
この方式では1加算されたカウント値が上記カウントサ
イクルn+1の書込みサイクルで書込まれても、上記カ
ウントサイクルn+2の書込みサイクルでも1サイクル
前の上記カウント値に1が加算されて書込まれるため、
連続的にカウントを更新することができない。
【0013】本発明では、同一の更新アドレスに対して
連続にカウント許可信号がある場合には、つぎのカウン
ト値を予測し加算値として2を加算し、上記カウントサ
イクルn+1の書込みサイクルで書込むことにより、上
記問題に対処している。すなわち同一の更新アドレスに
対して、連続にカウント許可信号がある場合に、上記カ
ウントサイクルnの読出しサイクルで読出したカウント
値に対して1を加算して再び書込むとき、上記カウント
サイクルn+1の読出しサイクルで読出したカウント値
に加算値2を加算すれば、カウントサイクルn+1の書
込みサイクルで書込む直前のカウント値に対して1を加
算したのと等価になるからである。
【0014】また、メモリを用いた大容量カウンタにあ
って、カウントサイクル時間Tccでのカウント動作を可
能にするためには、上記メモリ部は2ポートのメモリ素
子を用いて構成し、カウントサイクル時間Tccは、上記
メモリ部の読出しサイクル時間Trcと上記メモリ部の書
込みサイクル時間Twcと上記加算部の演算サイクル時間
Tacが同じ(Tcc=Trc=Twc=Tac)であるとき、上
記メモリ部の更新サイクル数を3とし、カウントサイク
ルnを読出しサイクルとしてカウント値を読出すための
アドレスと、カウントサイクルn+2を書込みサイクル
としてカウント値を書込むためのアドレスとを、上記メ
モリ部に指示するためのアドレス選択手段と、被カウン
ト信号のカウント許可信号と更新アドレス信号と上記メ
モリ部の更新サイクル数Mを基にして加算値Nを判定す
る加算制御手段とを、制御部に備える構成としたもので
ある。
【0015】また、上記大容量カウンタで、カウント動
作中に読出しアドレス信号で示される任意のアドレスの
カウント値の読出しを可能にするためには、被カウント
信号によってカウントを更新するカウンタと、該カウン
タと同一の内容を保持するカウント参照テーブル部とを
備え、読出しアドレス信号で示される任意のアドレスの
カウント参照テーブル部から、更新された上記カウント
値をカウント動作中に読出す構成としたものである。
【0016】上記他の目的の、メモリを用いた大容量カ
ウンタにあって、カウントのアップダウン機能を達成す
るためには、上記メモリ部から読出されたカウント値に
対して加減算値N(Nは整数)を加減算する加減算部
と、被カウント信号のカウント許可信号とカウントアッ
プダウン指示信号と上記メモリ部の更新アドレス信号と
上記メモリ部の更新サイクル数Mを基にして加減算値N
を判定する加算制御手段を、上記制御部に備える構成と
したものである。
【0017】さらに上記大容量カウンタにあって、カウ
ント動作中に読出しアドレス信号で示される任意のアド
レスのカウント値の読出しを可能にし、かつ、カウント
のアップダウン機能を達成するためには、アップ用被カ
ウント信号によってカウントを増加する第1のカウンタ
と、該第1のカウンタと同一の内容を保持する第1のカ
ウント参照テーブル部と、ダウン用被カウント信号によ
ってカウントを増加する第2のカウンタと、該第2のカ
ウンタと同一の内容を保持する第2のカウント参照テー
ブル部と、読出しアドレス信号で指示される任意のアド
レスの上記第1のカウント参照テーブル部の内容から、
上記第2のカウント参照テーブル部の内容を減算する減
算部とを備える構成としたものである。
【0018】さらにまた、上記大容量カウンタおよび上
記アップダウン機能を有するメモリを用いた大容量カウ
ンタで、小型で低消費電力なカウント用部品を構成する
には、メモリ素子を含むカウンタ回路全体を同一チップ
上に搭載したものである。
【0019】
【作用】メモリを用いた大容量カウンタにおいて、メモ
リ部は1ポートのメモリ素子を用いて構成し、カウント
サイクル時間Tcc内に上記メモリ部の読出しサイクル時
間Trcと上記メモリ部の書込みサクル時間Twcとを交互
に繰返す(Tcc=Trc+Twc)タイミングであるとき
に、制御部のアドレス選択手段は、上記カウントサイク
ル時間Tccに対して、メモリ部の読出しサイクル時間T
rcと加算部の演算サイクル時間Tacとメモリ部の書込み
サイクル時間Twcとの総和が大きく(Tcc<Trc+Twc
+Tac)なる条件において、Tcc×M≧Trc+Twc+T
acを満足するサイクル数M(Mは2以上の整数)を上記
メモリ部の更新サイクル数とし、カウントサイクルnの
読出しサイクルで読出されたカウント値の更新をカウン
トサイクルn+(M−1)の書込みサイクルで書込むよ
うに、メモリ部のアドレスを選択するように動作し、制
御部の加算制御手段は、被カウント信号からのカウント
許可信号と更新アドレス信号を基に、加算値Nを判定す
るように動作する。
【0020】ここで、上記メモリ部の更新サイクル数M
=2の場合について考える。同一の更新アドレスに対し
て、連続的にカウント許可信号がある場合に、カウント
サイクルnの読出しサイクルで読出したカウント値に対
して1を加算し再び書込むとき、上記カウントサイクル
n+1の読出しサイクルで読出したカウント値には加算
値2を加算することによって、カウントサイクルn+1
の書込みサイクルで書込む直前のカウント値に対して1
を加算したのと等価になるので、カウンタとして誤動作
することがない。
【0021】また、メモリを用いた大容量カウンタにお
いて、メモリ部に2ポートのメモリ素子を用い、カウン
トサイクル時間Tcc内に上記メモリ部の読出しサイクル
時間Trcと上記メモリ部の書込みサイクル時間Twcと加
算部の演算サイクル時間Tacとを同時に行うタイミング
にあるとき、上記制御部のアドレス選択手段は、カウン
トサイクル時間Tccとメモリ部の読出しサイクル時間T
rcと加算部の演算サイクル時間Tacとメモリ部の書込み
サイクル時間Twcとが、同じとなる条件(Tcc=Trc=
Twc=Tac)において、メモリ部の更新サイクル数を3
として、カウントサイクルnを読出しサイクルとしてカ
ウンタ値を読出し、更新されたカウント値をカウントサ
イクルnに対して、2サイクル後のカウントサイクルn
+2を書込みサイクルとして書込むように、上記メモリ
部のアドレスを選択するように動作し、制御部の加算制
御手段は、被カウント信号のカウント許可信号と、更新
アドレス信号の同一アドレス連続回数と、上記メモリ部
の更新サイクル数を基にして加算値Nを判定するように
動作する。
【0022】また、上記大容量カウンタにあって、上記
制御部のアドレス選択手段は、上記カウンタがカウント
動作中であってもカウンタのカウント値と同一の内容を
保持するカウント参照テーブルから、読出しアドレスで
指示されるアドレスのカウント値を読出すように動作す
る。
【0023】また、上記大容量カウンタにあって、上記
制御部の加算制御手段は、被カウント信号のカウントア
ップダウン指示信号とカウント許可信号と更新アドレス
信号と上記メモリ部の更新サイクル数Mとを基にして、
アップダウン動作をするための加算値Nを判定するよう
に動作する。
【0024】また、アップダウン機能を有するメモリを
用いた大容量カウンタにあって、アップ用被カウント信
号によってカウントを増加する第1のカウンタは、該第
1のカウンタと同一の内容を第1のカウント参照テーブ
ル部に保持し、ダウン用被カウント信号によってカウン
トを増加する第2のカウンタは、該第2のカウンタと同
一の内容を第2のカウント参照テーブル部に保持し、上
記第1のカウント参照テーブル部と上記第2のカウント
参照テーブル部は、任意の読出しアドレス信号によって
示されるアドレスの内容を同時に読出すように動作し、
減算部は上記第1のカウント参照テーブル部の内容から
上記第2のカウント参照テーブル部の内容を減算するよ
うに動作する。
【0025】さらに、上記メモリを用いた大容量カウン
タおよび上記アップダウン機能を有するメモリを用いた
大容量カウンタにあって、メモリ素子を含むカウンタ回
路全体は、ディジタル論理回路で構成できる。それによ
って、CMOS素子を使用したゲートアレイ等のチップ
上にメモリ素子を含むカウンタ回路全体を搭載すること
が可能で、カウント用部品を構成することができる。
【0026】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面とともに説明す
る。図1は本発明によるメモリを用いた大容量カウンタ
の第1実施例を示す構成図、図2は上記第1実施例の動
作タイミング図、図3は上記第1実施例における加算部
の構成図、図4は本発明の第2実施例を示す構成図、図
5は本発明の第3実施例を示す構成図、図6は上記第3
実施例におけるカウント参照テーブルを示す構成図、図
7は本発明の第4実施例を示す構成図、図8は上記第4
実施例の加減算部を示す構成図、図9は本発明の第5実
施例を示す構成図、図10は上記第5実施例の動作タイ
ミング図である。
【0027】第1実施例 1ポートのメモリ素子を用いた大容量カウンタの第1実
施例を示す図1において、カウンタ1は、メモリ部10
と加算部20と制御部30とからなり、上記制御部30
は加算制御40とアドレス選択50とからなる。
【0028】カウンタ1の入力信号は、カウントを許可
するためのカウント許可入力CEと、カウント値を更新
するアドレスを指示するための更新アドレス入力AI
と、クロック信号入力CKとであり、出力信号は、更新
されたカウント値を出力するカウンタ出力COと、カウ
ント値が更新されたアドレスを示すアドレス出力AOで
ある。
【0029】更新アドレス入力AIは、アドレス選択5
0のフリップフロップ51の入力Dと、セレクタ52の
入力1と、比較器42の入力Aに入力され、フリップフ
ロップ51の出力Qは、セレクタ52の入力0と比較器
42の入力Bと、カウント値が更新されたアドレスを示
すアドレス出力AOに出力される。上記セレクタ52の
出力Yは、メモリ部10のメモリ11のアドレス入力A
に入力される。カウント許可入力CEは、フリップフロ
ップ41の入力Dに入力され、フリップフロップ41の
出力Qは、ANDゲート44と加算部20の加算器21
の加算許可入力CUに入力される。比較器42の出力A
=Bは、フリップフロップ43の入力Dに入力され、フ
リップフロップ43の出力Qは、ANDゲート44に入
力され、ANDゲート44の出力は加算部20の加算器
22の加算許可入力CUに入力される。メモリ部10の
メモリ11の出力Uは、フリップフロップ12の入力D
に入力され、フリップフロップ12の出力Qはフリップ
フロップ13の入力Dに入力され、フリップフロップ1
3の出力Qは加算部20の加算器21の入力DIに入力
され、加算器21の出力DOは加算器22の入力DIに
入力され、加算器22の出力DOは、メモリ部10メモ
リ11のデータ入力Dとカウンタ出力COに出力され
る。クロック信号入力CKは、制御部30のフリップフ
ロップ41の入力CKと、フリップフロップ43の入力
CKと、フリップフロップ51の入力CKと、セレクタ
52の入力Sと、メモリ部10のメモリ11の書込み許
可入力Wと、フリップフロップ12の入力CKと、フリ
ップフロップ13の入力CKとに入力される。
【0030】上記第1実施例は、1ポートのメモリ素子
を用いて構成し、メモリ部の更新サイクル数Mを2とし
た場合の構成である。すなわち、カウントサイクル時間
Tcc内に読出しサイクルと書込みサイクルを交互に繰返
す(Tcc=Trc+Twc)タイミングであるとき、カウン
トサイクルnの読出しサイクルでカウント値を読出し、
カウントサイクルnの書込みサイクルおよびカウントサ
イクルn+1の読出しサイクルを、演算サイクルとして
上記カウント値に加算値を加算し、カウントサイクルn
+1の書込みサイクルで上記カウント値を書込む場合で
ある。この方式では1加算されたカウント値が上記カウ
ントサイクルn+1の書込みサイクルで書込まれても、
カウントサイクルn+2の書込みサイクルでも1サイク
ル前のカウント値に1が加算されて書込まれるため、連
続的にカウントを更新することができない。
【0031】本発明では、同一の更新アドレスに対して
連続してカウント許可信号がある場合には、次のカウン
ト値を予測し加算値として2を加算し、上記カウントサ
イクルn+1の書込みサイクルで書込むことにより、こ
の問題に対処している。すなわち、同一の更新アドレス
に対して連続してカウント許可信号がある場合に、カウ
ントサイクルnの読出しサイクルで読出したカウント値
に対し1を加算して再び書込むとき、上記カウントサイ
クルn+1の読出しサイクルで読出したカウント値には
加算値2を加算すれば、カウントサイクルn+1の書込
みサイクルで書込む直前のカウント値に対して1を加算
したのと等価になるからである。
【0032】つぎに図2により、上記第1実施例のカウ
ント動作を説明する。制御部30のアドレス選択50
は、更新アドレス入力AIから更新アドレスを入力し、
メモリの読出しアドレスとしてセレクタ52の入力1に
入力し、さらに、フリップフロップ51で1サイクル遅
延させたアドレスをメモリの書込みアドレスとしてセレ
クタ52の入力0に入力する。上記セレクタ52は、ク
ロック信号入力CKが1のときに読出しアドレスを、ク
ロック信号入力CKが0のときに書込みアドレスを選択
して交互に出力する。すなわち、タイミングT1のとき
に更新アドレス入力AIから入力された更新アドレス
は、タイミングT1の読出しサイクルR1で出力され、
さらには、タイミングT2の書込みサイクルW1で出力
される。メモリ部10のメモリ11は、クロック信号入
力CKが1のときに、セレクタ52から出力されるアド
レス信号をアドレス入力Aで受けてカウント値を出力す
る。フリップフロップ12は、上記メモリ11から出力
された内容をラッチし、さらにフリップフロップ13で
タイミングを合わせ加算部20の加算器21に出力す
る。加算器21と加算器22とは、入力DIへの入力値
に対して加算許可入力CUに加算許可CU0〜1が入力
されて、上記加算許可CU0〜1が真である場合は入力
値に対して1を加算し、上記加算許可信号が偽である場
合は入力値に対して0を加算して、出力DOに出力する
機能を有する。
【0033】上記加算器の構成法の例としては、特開昭
62−143520「半導体集積回路内のカウンタの構
成法」に記載の論理ブロックがある。加算部20の構成
については後に詳細を説明する。
【0034】加算器21の加算許可入力CUはカウント
許可入力CEをフリップフロップ41を介した信号を用
いる。したがって、上記加算器21はカウント許可入力
CEが真値の時は1加算し、偽値の時は0加算するよう
に動作する。また、加算器22の加算許可入力CUは、
更新アドレス入力AIとフリップフロップ51を介した
出力を比較器42に入力して、同一の更新アドレスが連
続しているか否かを判定し、フリップフロップ43を介
した信号と、カウント許可入力CEをフリップフロップ
41を介した信号とをANDゲート44に入力し、論理
積した信号を用いる。したがって、加算器22はカウン
ト許可入力CEが真値の時にあって、かつ、同一の更新
アドレスが連続(ANDゲート44の出力が真値)の時
は1加算し、同一の更新アドレスが不連続(ANDゲー
ト44の出力が偽値)の時は0加算するように動作す
る。すなわち、加算部20としてはカウント許可入力C
Eが偽値の時に0加算し、カウント許可入力CEが真値
で、かつ、同一の更新アドレスが不連続の時は1加算
し、カウント許可入力CEが真値で、かつ、同一の更新
アドレスが連続する時は2加算するように動作する。加
算部20は、加算器21と加算器22とによって加算さ
れたカウント値を、メモリ部10のメモリ11のデータ
入力Dに出力する。このとき、タイミングT2の書込み
サイクルW1には、タイミングT1の読出しサイクルR
1と同一のアドレスが1サイクル遅れて入力されるの
で、上記カウント値を元の読出したアドレスに書込むこ
とが可能になる。すなわち、メモリ11からのカウント
値の読出しと加算器21および加算器22によるカウン
ト値への加算と、メモリ11への書込みの一連の動作を
繰返すことによって、カウンタとしての機能を満たし、
カウンタ出力COには正常にカウントを更新する値を出
力することができる。
【0035】図3により上記第1実施例の加算部の構成
を説明する。加算部20の図3(a)は加算器を直列に
接続した構成であり、図3(b)は加算器による加算結
果をセレクタによって選択する構成としたものである。
【0036】図3(a)に示す加算部20は、加算器2
0a−1と加算器20a−2とからなる。上記(a)に
示す加算部20の入力信号は、入力ADIと加算制御信
号CU0〜1であり、出力信号は加算出力ADOであ
る。上記加算部20の加算動作を説明する。加算器20
a−1と加算器20a−2とは、特開昭62−1435
20「半導体集積回路内のカウンタの構成法」に記載さ
れた第1の論理ブロックで構成され、例えば加算器20
a−1は加算制御信号CU0=0の時に入力ADIの値
に0を加算し、加算制御信号CU0=1の時に入力AD
Iの値に1を加算するように動作する。したがって、上
記(a)に示す加算部20は、加算制御信号CU0=
0、CU1=0の時に、入力ADIの値に0を加算し、
加算制御信号CU0=1、CU1=0の時に、入力AD
Iの値に1を加算し、加算制御信号CU0=1、CU1
=1の時に入力ADIの値に2を加算するように動作
し、その結果を加算出力ADOに出力する。
【0037】図3(b)に示す加算部20は、加算器2
0b−1と加算器20b−2と、セレクタ20b−3
と、セレクタ制御20b−4とからなる。上記(b)加
算部20の入力信号は、入力ADIと加算制御信号CU
0〜1であり、出力信号は加算出力ADOである。
【0038】上記加算部20の加算動作を説明する。加
算器20b−1と加算器20b−2は、上記(a)に示
す加算部20と同様に構成される。セレクタ制御20b
−4は加算制御信号CU0〜1を基にして、入力ADI
に対して加算値0、加算値1、および加算値2を加算さ
れた値の中から何れを選択するか判定し、セレク20b
−3に指示してその結果を加算出力ADOに出力する。
【0039】本発明の第1実施例の入力信号と加算出力
との対応を表1に示す。表1のアドレス一致(AI1=
AI0)は、図1の加算制御40の比較器42の出力A
=Bであり、更新アドレス入力AIに同一のアドレスが
2回連続したことを意味する信号である。
【0040】
【表1】
【0041】第2実施例 図4に示す本発明の第2実施例は、2ポートのメモリ素
子を用いた大容量カウンタである。図において、カウン
タ2は、メモリ部10−2と加算部20と制御部30と
からなる。上記制御部30は加算制御40−2とアドレ
ス選択50−2とからなる。すなわち、上記第1実施例
のメモリ部におけるメモリ素子に2ポートのメモリ素子
を用いた構成としたものである。
【0042】カウンタ2の入力信号は、カウントを許可
するためのカウント許可入力CEと、カウント値を更新
するアドレスを指示するための更新アドレス入力AI
と、クロック信号入力CKであり、出力信号は更新され
たカウント値を出力するカウンタ出力COと、カウント
値の更新されたアドレスを示すアドレス出力AOであ
る。
【0043】上記第2実施例は2ポートのメモリ素子を
用いて構成し、カウントサイクル時間Tccは、メモリ部
の読出しサイクル時間Trcとメモリ部の書込みサイクル
時間Twcと加算部の演算サイクル時間Tacと同じ(Tcc
=Trc=Twc=Tac)であるとき、上記メモリ部の更新
サイクル数を3としてカウントサイクルnを読出しサイ
クルとしてカウント値を読出し、カウントサイクルn+
1を演算サイクルとして上記カウント値に加算値を加算
し、カウントサイクルn+2を書込みサイクルとして上
記カウント値を書込む場合の構成である。
【0044】上記第2実施例のカウント動作を説明す
る。制御部30のアドレス選択50−2は更新アドレス
入力AIを入力し、加算制御40−2に対してアドレス
0(AI0)をメモリ部10−2に対して読出しアドレ
スRAとして出力する。また、上記更新アドレス入力A
Iは、フリップフロップ51で1サイクル遅延されてア
ドレス1(AI1)として、さらに、フリップフロップ
53で1サイクル遅延されてアドレス2(AI2)とし
て加算制御40−2に出力される。また、上記フリップ
フロップ53の出力は、上記メモリ部10−2の書込み
アドレスWAに、さらにはアドレス出力AOに出力され
る。したがって、アドレス選択50−2は、上記メモリ
部10−2に対してカウントサイクルnのとき、更新ア
ドレス入力AIで示されるアドレスを読出しアドレスR
Aとして指示し、カウントサイクルn+2のとき上記更
新アドレスを書込みアドレスWAとして指示するように
動作する。また、上記加算部40−2は、アドレス0
(AI0)とアドレス1(AI1)アドレス2(AI
2)とカウント許可入力CEを基にして加算値Nを判定
し、加算許可CU0〜1で加算部20に上記加算値Nを
指示するように動作する。
【0045】第3実施例 つぎに本発明の第3実施例を図5および図6により説明
する。図5は第3実施例のメモリを用いた大容量カウン
タの構成図であり、図6は上記第3実施例のカウント参
照テーブル部の構成図である。図5において、大容量カ
ウンタ3は、メモリ部10と加算部20とカウント参照
テーブル部60と制御部30とからなる。すなわち、上
記第1実施例にカウント参照テーブル部60を備えた構
成としたものである。
【0046】カウンタ4の入力信号は、カウントを許可
するためのカウント許可入力CEと、カウント値を更新
するアドレスを指示するための更新アドレス入力AI
と、カウント値を読出すための読出しアドレス入力RA
と、クロック信号入力CKであり、出力信号は更新され
たカウント値を出力するカウンタ出力COである。
【0047】上記第3実施例のカウント動作を説明す
る。上記第3実施例は1ポートのメモリ素子を2面用
い、一方はカウンタ用のメモリとし、もう一方はカウン
ト参照テーブル部用のメモリとして構成し、書込みサイ
クルではカウンタ用のメモリとカウント参照テーブル部
用のメモリに同一のカウント値を書込み、読出しサイク
ルではカウンタ用のメモリに対して更新アドレス入力A
Iで示されるアドレスを指示し、カウント参照テーブル
部用のメモリに対しては、読出しアドレスRAで示され
るアドレスを指示することによって、カウント動作中に
あって、随時読出しアドレスRAで示されるアドレスの
カウント値の読出しが可能になるように動作する。
【0048】図6により上記第3実施例のカウント参照
テーブル部60の構成を説明する。カウント参照テーブ
ル部60は、セレクタ61とメモリ62とフリップフロ
ップ63とからなる。上記カウント参照テーブル60の
入力信号は、データ入力Dと書込みアドレス入力WAと
読出しアドレス入力RAとクロック信号入力CKとであ
り、出力信号はデータ出力Uである。データ入力Dはメ
モリ62のデータ入力Dに入力され、書込みアドレス入
力WAはセレクタ61の入力0に入力され、読出しアド
レス入力RAはセレクタ61の入力1に入力され、セレ
クタ61の出力Yはメモリ62のアドレス入力Aに入力
され、メモリ62の出力Uはフリップフロップ63の入
力Dに入力され、フリップフロップ63の出力Qはデー
タ出力Uに出力される。クロック信号入力CKはセレク
タ61の入力Sとメモリ62の書込み許可入力Wとフリ
ップフロップ63の入力CKに入力される。カウント参
照テーブル部60は、書込みアドレス入力WAから入力
したアドレスと、読出しアドレス入力RAから入力した
アドレスをセレク61に入力し、クロック信号入力CK
により選択してメモリ62のアドレス入力Aに交互に出
力する。
【0049】上記第3実施例のカウント参照テーブル部
の動作を説明する。メモリ62は、書込みサイクル時に
入力したアドレスの番地にデータ入力Dの内容を書込
み、読出しサイクル時に読出しアドレス入力RAで指示
される番地の内容を読出して出力するように動作する。
すなわち、カウント参照テーブル部60は、カウントサ
イクル時間内に書込みサイクルと読出しサイクルとを交
互に行う構成によって、書込みアドレス入力WAから入
力したアドレスと読出しアドレス入力RAから入力した
アドレスが異なる場合でも、メモリ62のカウンタ値の
書込みと読出しを可能とする。
【0050】第4実施例 つぎに本発明の第4実施例を図7および図8により説明
する。図7は本発明の第4実施例としてアップダウン機
能を有するメモリを用いた大容量カウンタを示す構成図
であり、図8は上記第4実施例の加減算部の構成図であ
る。図7において、アップダウンカウンタ4は、メモリ
部10と加減算部70と制御部30とからなる。上記制
御部30は加算制御40−4とアドレス選択50とから
なる。すなわち、上記第1実施例の加算部20を加減算
部70に置き換え、制御部30の加算制御40−2に加
減算を制御する機能を備えた構成である。アップダウン
カウンタ4の入力信号は、カウントを許可するためのカ
ウント許可入力CEと、アップダウン動作を指示するア
ップダウン入力U/Dと、カウント値を更新するアドレ
スを指示するための更新アドレス入力AIと、クロック
信号入力CKであり、出力信号は更新されたカウント値
を出力するカウンタ出力COとカウント値の更新された
アドレスを示すアドレス出力AOである。
【0051】上記第4実施例のカウント動作を説明す
る。制御部30の加算制御40−4はカウント許可入力
CEと、アップダウン入力U/Dと、アドレス選択50
からのアドレス0AI0と、アドレス1AI1とを基に
して加算制御信号CU0〜1と、減算制御信号CD0〜
1を生成して、加減算部70に出力する。上記加減算部
70は、上記加算制御信号CU0〜1と上記減算制御信
号CD0〜1を受けて、入力ADIの入力値に対して加
減算を行い、加減算出力ADOに出力する機能を有して
いる。
【0052】図8により上記第4実施例における加減算
部の構成を説明する。加減算部70の図8(a)は、加
算器と減算器とを直列に接続した構成を示し、図8
(b)は、加算器と減算器とによる加減算結果をセレク
タによって選択する構成を示している。
【0053】(a)に示す加減算部70は、減算器70
a−1と減算器70a−2と加算器70a−3と加算器
70a−4とからなる。上記(a)に示す加減算部70
の入力信号は、入力ADIと加算制御信号CU0〜1と
減算制御信号CD0〜1とであり、出力信号は加減算出
力ADOである。
【0054】(a)に示す加減算部70の加減算動作を
説明する。加算器70a−3と加算器70a−4は、特
開昭62−143520「半導体集積回路内のカウンタ
の構成法」に記載の第1の論理ブロックで構成され、例
えば、加算器70a−3は加算制御信号CU0=0の時
に入力の値に0を加算し、加算制御信号CU0=1の時
に入力の値に1を加算するように動作する。また、減算
器70a−1と減算器70a−2は、特開昭62−14
3520「半導体集積回路内のカウンタの構成法」に記
載の第2の論理ブロックで構成され、例えば、加算器7
0a−1は減算制御信号CD0=0の時に入力の値から
0を減算し、減算制御信号CD0=1の時に入力の値か
ら1を減算するように動作する。したがって、上記
(a)に示す加減算部70は加算制御信号CU0=0、
CU1=0の時に入力ADIの値に0を加算し、加算制
御信号CU0=1、CU1=0の時に入力ADIの値に
1を加算し、加算制御信号CU0=1、CU1=1の時
に入力ADIの値に2を加算するように動作し、また、
減算制御信号CD0=0、CD1=0の時に入力ADI
の値から0を減算し、減算制御信号CD0=1、CD1
=0の時に入力ADIの値から1を減算し、減算制御信
号CD0=1、CD1=1の時に入力ADIの値から2
を減算するように動作し、両者により得られた結果を加
減算出力ADOに出力する。
【0055】上記(b)に示す加減算部70は、減算器
70b−1と減算器70b−2と、加算器70b−3と
加算器70b−4と、セレクタ70b−5とセレクタ制
御70b−6とからなる。上記加減算部70の入力信号
は、入力ADIと加算制御信号CU0〜1と減算制御信
号CD0〜1であり、出力信号は加減算出力ADOであ
る。
【0056】上記(b)に示す加減算部70の加算動作
を説明する。加算器と減算器は上記(a)に示す加減算
部70と同様に構成されている。セレクタ制御70b−
6は加算制御信号CU0〜1と減算制御信号CD0〜1
を基にして、入力の値に対し加減算値−2、加減算値−
1、加減算値0、加減算値1、加減算値2を加減算した
値の中から、何れを選択するか判定し、セレクタ70b
−5に指示しその結果を加減算出力ADOに出力する。
【0057】上記第4実施例の入力信号と加減算出力と
の対応を表2に示す。
【0058】
【表2】
【0059】第5実施例 つぎに、アップダウン機能を有するメモリを用いた大容
量カウンタの第5実施例を図9で、その動作タイミング
を図10により説明する。図9に示すようにアップダウ
ンカウンタ5は、アップ用カウンタ部1−1と、ダウン
用カウンタ部1−2と、アップ用カウント参照テーブル
部60−1と、ダウン用カウント参照テーブル部60−
2と、減算部80とからなる。アップダウンカウンタ5
は、アップ用カウンタ部1−1とダウン用カウンタ部1
−2には、上記第1実施例のメモリを用いた大容量カウ
ンタを用いて構成し、アップ用カウント参照テーブル部
60−1とダウン用カウント参照テーブル部60−2
は、上記第3実施例のカウント参照テーブル部60を用
いて構成する。
【0060】アップダウンカウンタ5の入力信号は、ア
ップ用としては、カウントを許可するためのアップ用カ
ウント許可入力U−CEと、カウント値を更新するアド
レスを指示するためのアップ用更新アドレス入力U−A
Iと、ダウン用としては、カウントを許可するためのダ
ウン用カウント許可入力D−CEと、カウント値を更新
するアドレスを指示するためのダウン用更新アドレス入
力D−AIと、更新されたカウント値を読出すための読
出しアドレス入力U/D−AIと、クロック信号入力C
Kであり、出力信号は更新されたカウント値を出力する
カウンタ出力U/D−COである。
【0061】アップ用更新アドレス入力U−AIは、ア
ップ用カウンタ部1−1のアドレス入力AIに入力さ
れ、アップ用カウント許可入力U−CEは、アップ用カ
ウンタ部1−1のカウント許可入力CEに入力され、ア
ップ用カウンタ部1−1のカウンタ出力COは、アップ
用カウント参照テーブル部60−1のデータ入力Dに入
力され、アップ用カウンタ部1−1のアドレス出力AO
は、アップ用カウント参照テーブル部60−1の書込み
アドレス入力WAに入力され、アップ用カウント参照テ
ーブル部60−1のデータ出力Uは、演算部80の入力
Aに入力される。同様にダウン用更新アドレス入力D−
AIは、ダウン用カウンタ部1−2のアドレス入力AI
に入力され、ダウン用カウント許可入力D−CEは、ダ
ウン用カウンタ部1−2のカウント許可入力CEに入力
され、ダウン用カウンタ部1−2のカウンタ出力CO
は、ダウン用カウント参照テーブル部60−2のデータ
入力Dに入力され、ダウン用カウンタ部1−2のアドレ
ス出力AOは、ダウン用カウント参照テーブル部60−
2の書込みアドレス入力WAに入力され、ダウン用カウ
ント参照テーブル60−2のデータ出力Uは、演算部8
0の入力Bに入力される。読出しアドレス入力U/D−
AIは、アップ用カウント参照テーブル部60−1の読
出しアドレス入力RAとダウン用カウント参照テーブル
部60−2の読出しアドレス入力RAに入力される。減
算部80の出力A−Bはカウンタ出力U/D−COに出
力される。クロック信号入力CKは、アップ用カウンタ
部1−1の入力CKと、アップ用カウント参照テーブル
部60−1の入力CKと、ダウン用カウンタ部1−2の
入力CKと、ダウン用カウント参照テーブル部60−2
の入力CKに入力される。
【0062】上記第5実施例のカウント動作を図10に
よって説明する。まず、アップ側においては、アップ用
カウンタ部1−1がアップ用更新アドレス入力U−AI
とアップ用カウント許可入力U−CEによってカウント
を増加し、アップ用カウント参照テーブル部60−1は
アップ用カウンタ部1−1と同一の内容を保持するよう
に動作する。同様にダウン側においては、ダウン用カウ
ンタ部1−2がダウン用更新アドレス入力D−AIとダ
ウン用カウント許可入力D−CEによってカウントを増
加し、ダウン用カウント参照テーブル部60−2は、ダ
ウン用カウンタ部1−2と同一の内容を保持するように
動作する。アップ用カウント参照テーブル部60−1と
ダウン用カウント参照テーブル部60−2とに保持され
たそれぞれの値は、読出しアドレス入力U/D−AIの
指示によって同時に読出される。アップダウンカウント
値は、減算部80によってアップ側のカウント値からダ
ウン側のカウント値を減算することによって求められ、
カウンタ出力U/D−COに出力する。
【0063】
【発明の効果】上記のように本発明によるメモリを用い
た大容量カウンタは、複数のカウント値を記憶するメモ
リ部と、該メモリ部から読出したカウント値に対して加
算値N(Nは整数)を加算する加算部と、上記メモリ部
からのカウント値の読出しと上記メモリ部へのカウント
値の書込みのための制御部とを備えて構成され、複数の
被カウント信号のカウントを行うカウンタ回路であっ
て、上記メモリ部は1ポートのメモリ素子で構成し、カ
ウントサイクル時間Tccは、上記メモリ部の読出しサイ
クル時間Trcと上記メモリ部の書込みサイクル時間Twc
との和(Tcc=Trc+Twc)であるとき、上記メモリ部
の更新サイクル数は、動作条件Tcc×M≧Trc+Twc+
Tac(Tacは加算部の演算サイクル時間)を満足するサ
イクル数M(Mは2以上の整数)とし、カウントサイク
ルnの読出しサイクルでカウント値を読出すアドレス
と、カウントサイクルn+(M−1)の書込みサイクル
でカウント値を書込むアドレスとを、上記メモリ部に指
示するためのアドレス選択手段と、被カウント信号のカ
ウント許可信号と更新アドレス信号と上記メモリ部の更
新サイクル数Mを基にして、加算値Nを判定する加算制
御手段とを、上記制御部に備え、更新された上記カウン
ト値を、カウント動作中およびカウント動作後の空きタ
イミングで読出す構成としたことにより、上記メモリ部
の更新サイクル数M=2の場合について考えると、同一
の更新アドレスに対して連続的にカウント許可信号があ
る場合に、カウントサイクルnの読出しサイクルで読出
したカウント値に対して1を加算し、再び書込む時にカ
ウントサイクルn+1の読出しサイクルで読出したカウ
ント値に対して加算値2を加算することによって、カウ
ントサイクルn+1の書込みサイクルで書込む直前のカ
ウント値に対して1を加算したのと等価になるので、カ
ウンタとして誤動作することがない。
【0064】また、メモリ部に2ポートのメモリ素子を
用いて構成し、カウントサイクル時間Tcc内に上記メモ
リ部の読出しサイクル時間Trcと上記メモリ部の書込み
サイクル時間Twcと加算部の演算サイクル時間Tacを同
時に行うタイミングにあるときは、上記制御部のアドレ
ス選択手段が、カウントサイクル時間Tccと、メモリ部
の読出しサイクル時間Trcと、加算部の演算サイクル時
間Tacと、メモリ部の書込みサイクル時間Twcとが同じ
になる条件(Tcc=Trc=Twc=Tac)において、メモ
リ部の更新サイクル数を3として、カウントサイクルn
を読出しサイクルとしてカウンタ値を読出し、更新され
たカウント値を、カウントサイクルnに対して2サイク
ル後のカウントサイクルn+2を書込みサイクルとして
書込むように、上記メモリ部のアドレスを選択するよう
に動作し、制御部の加算制御手段は、被カウント信号か
らのカウント許可信号と更新アドレス信号と上記メモリ
部の更新サイクル数Mを基にして、判定された加算値N
がカウント動作を正常に行った値と等価になるのでカウ
ンタ機能の効果がある。
【0065】また、上記制御部のアドレス選択手段は、
カウンタのカウント値と同一内容を保持するカウント参
照テーブル部に対して、上記カウンタの更新アドレスに
関係しない任意の読出しアドレスを指示することができ
るので、上記カウンタがカウント動作中であっても、随
時上記カウンタと同一のカウント値を読出すことができ
るという効果がある。
【0066】また、上記制御部の加算制御手段は、被カ
ウント信号のカウントアップダウン指示信号と、カウン
ト許可信号と、更新アドレス信号と、上記メモリ部の更
新サイクル数Mとを基にして、アップダウン動作のカウ
ント値と同じ値を得ることができるように加算値Nを判
定するので、アップダウンカウント機能の効果がある。
【0067】さらに、アップダウン機能を有するメモリ
を用いた大容量カウンタで、アップ用被カウント信号に
よってカウントを増加する第1のカウンタは、該第1の
カウンタと同一内容を第1のカウント参照テーブル部に
保持し、カウンタ用被カウント信号によりカウントを増
加する第2のカウンタは、該第2のカウンタと同一内容
を第2のカウント参照テーブル部に保持するため、上記
第1のカウント参照テーブル部と上記第2のカウント参
照テーブル部を、それぞれの更新アドレスとは異なる任
意の読出しアドレス信号によって示されるアドレスの内
容を同時に読出すことができ、減算部は、上記第1のカ
ウント参照テーブル部の内容から上記第2のカウント参
照テーブル部の内容を減算するように動作する。それに
より、上記減算部で得られた値はアップダウン動作した
場合のカウント値と等価になるため、アップダウンカウ
ント機能の効果がある。
【0068】さらにまた、上記メモリを用いた大容量カ
ウンタおよび上記アップダウン機能を有するメモリを用
いた大容量カウンタにおいて、メモリ素子を含むカウン
タ回路全体はディジタル論理回路で構成されるので、C
MOS素子を使用したゲートアレイ等のチップ上にメモ
リ素子を含む回路全体を搭載して、カウント用部品を構
成することができるので、カウント用部品の小型化と省
電力化の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるメモリを用いた大容量カウンタの
第1実施例を示す構成図である。
【図2】上記第1実施例の動作タイミング図である。
【図3】上記第1実施例における加算部の構成を示す図
である。
【図4】本発明の第2実施例を示す構成図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す構成図である。
【図6】上記第3実施例におけるカウント参照テーブル
を示す図である。
【図7】本発明の第4実施例を示す構成図である。
【図8】上記第4実施例の加減算部を示す構成図であ
る。
【図9】本発明の第5実施例を示す構成図である。
【図10】上記第5実施例の動作タイミング図である。
【符号の説明】
2、3……カウンタ 10、10−2……メモリ部 11、62……メモリ 20……加算部 30……制御部 40、40−2、40−4……加算制御 50、50−2……アドレス選択 60……カウント参照テーブル部 70……加減算部 80……減算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−90834(JP,A) 特開 昭59−70319(JP,A) 特開 昭48−78869(JP,A) 特開 昭56−4825(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H03K 21/00 H04Q 3/52 101 H04Q 11/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のカウント値を記憶するメモリ部と、
    該メモリ部から読出したカウント値に対し加算値N(N
    は整数)を加算する加算部と、上記メモリ部からのカウ
    ント値の読出しと上記メモリ部へのカウント値の書込み
    のための制御部とを備えて構成され、複数の被カウント
    信号のカウントを行うカウンタ回路であって、上記メモ
    リ部は1ポートのメモリ素子で構成し、カウントサイク
    ル時間Tccは、上記メモリ部の読出しサイクル時間Trc
    と上記メモリ部の書込みサイクル時間Twcとの和(Tcc
    =Trc+Twc)であるとき、上記メモリ部の更新サイク
    ル数は、動作条件Tcc×M≧Trc+Twc+Tac(Tacは
    加算部の演算サイクル時間)を満足するサイクル数M
    (Mは2以上の整数)とし、カウントサイクルnの読出
    しサイクルでカウント値を読出すアドレスと、カウント
    サイクルn+(M−1)の書込みサイクルでカウント値
    を書込むアドレスとを、上記メモリ部に指示するための
    アドレス選択手段と、被カウント信号のカウント許可信
    号と更新アドレス信号と上記メモリ部の更新サイクル数
    Mを基にして、加算値Nを判定する加算制御手段とを上
    記制御部に備え、更新された上記カウント値を、カウン
    ト動作中およびカウント動作後の空きタイミングで読出
    す構成としたことを特徴とするメモリを用いた大容量カ
    ウンタ。
  2. 【請求項2】上記請求項1記載のメモリを用いた大容量
    カウンタにあって、上記メモリ部は2ポートのメモリ素
    子で構成し、カウントサイクル時間Tccは、上記メモリ
    部の読出しサイクル時間Trcと上記メモリ部の書込みサ
    イクル時間Twcと上記加算部の演算サイクル時間Tacが
    同じ(Tcc=Trc=Twc=Tac)であるとき、上記メモ
    リ部の更新サイクル数を3とし、カウントサイクルnを
    読出しサイクルとしてカウント値を読出すためのアドレ
    スと、カウントサイクルn+2を書込みサイクルとして
    カウント値を書込むためのアドレスとを、上記メモリ部
    に指示するためのアドレス選択手段と、被カウント信号
    のカウント許可信号と更新アドレス信号と上記メモリ部
    の更新サイクル数Mとを基にして、加算値Nを判定する
    加算制御手段とを上記制御部に備え、更新された上記カ
    ウント値を、カウント動作中およびカウント動作後の空
    きタイミングで読出す構成としたことを特徴とするメモ
    リを用いた大容量カウンタ。
  3. 【請求項3】上記請求項1記載のメモリを用いた大容量
    カウンタにあって、被カウント信号によりカウント値を
    更新するカウンタと、該カウンタと同一の内容を保持す
    るカウント参照テーブル部とを備え、読出しアドレス信
    号で指示される任意のアドレスのカウント参照テーブル
    部から、更新された上記カウント値をカウント動作中に
    読出す構成としたことを特徴とするメモリを用いた大容
    量カウンタ。
  4. 【請求項4】上記請求項1または請求項2記載のメモリ
    を用いた大容量カウンタにあって、上記メモリ部から読
    出したカウント値に対し加減算値N(Nは整数)を加減
    算する加減算部と、被カウント信号のカウント許可信号
    とカウントアップダウン指示信号と上記メモリ部の更新
    アドレス信号と上記メモリ部の更新サイクル数Mを基に
    して、加減算値Nを判定する加算制御手段とを上記制御
    部に備え、カウントのアップダウン機能をもつことを特
    徴とするメモリを用いた大容量カウンタ。
  5. 【請求項5】上記請求項1記載のメモリを用いた大容量
    カウンタにあって、アップ用被カウント信号によりカウ
    ントを増加する第1のカウンタと該第1のカウンタと同
    一内容を保持する第1のカウント参照テーブル部と、ダ
    ウン用被カウント信号によりカウントを増加する第2の
    カウンタと該第2のカウンタと同一内容を保持する第2
    のカウント参照テーブル部と、読出しアドレス信号で指
    示される任意のアドレスの第1のカウント参照テーブル
    部の内容から第2のカウント参照テーブル部の内容を減
    算する減算部とを備え、更新された上記カウント値は、
    読出しアドレス信号によって示される任意のアドレスの
    内容をカウント動作中に読出す構成とし、アップダウン
    機能を有することを特徴とするメモリを用いた大容量カ
    ウンタ。
  6. 【請求項6】上記請求項1ないし請求項3のいずれかに
    記載したメモリを用いた大容量カウンタ、あるいは上記
    請求項4または請求項5に記載のアップダウン機能を有
    するメモリを用いた大容量カウンタ用の部品であって、
    メモリ素子を含むカウンタ回路全体を、同一のチップ上
    に搭載したことを特徴とするメモリを用いた大容量カウ
    ンタ用部品。
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