JPH11232040A - データ出力装置及び方法 - Google Patents

データ出力装置及び方法

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JPH11232040A
JPH11232040A JP10034860A JP3486098A JPH11232040A JP H11232040 A JPH11232040 A JP H11232040A JP 10034860 A JP10034860 A JP 10034860A JP 3486098 A JP3486098 A JP 3486098A JP H11232040 A JPH11232040 A JP H11232040A
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bank
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JP10034860A
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Satoshi Katsuo
聡 勝尾
Tokuichi Ito
徳一 伊藤
Hiroyuki Fujita
裕之 藤田
Satoshi Yonetani
聡 米谷
Masakazu Yoshimoto
正和 吉本
Jun Yoshikawa
潤 吉川
Satoshi Yuya
聡 油谷
Koichi Sato
晃一 佐藤
Tomohisa Shiga
知久 志賀
Masaki Hirose
正樹 広瀬
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Original Assignee
Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F5/00Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled
    • G06F5/06Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled for changing the speed of data flow, i.e. speed regularising or timing, e.g. delay lines, FIFO buffers; over- or underrun control therefor
    • G06F5/16Multiplexed systems, i.e. using two or more similar devices which are alternately accessed for enqueue and dequeue operations, e.g. ping-pong buffers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0628Interfaces specially adapted for storage systems making use of a particular technique
    • G06F3/0655Vertical data movement, i.e. input-output transfer; data movement between one or more hosts and one or more storage devices
    • G06F3/0656Data buffering arrangements

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリを2バンク構成としながら、あらゆる
タイミングでの再生コマンドに対して固定ディレイを保
証し、かつ途切れ目のない再生を続ける。 【解決手段】 データ入出力手段3は、割り当てられた
自タイムスロットで一定周期分のデータを格納するバン
クが2つ備えられたメモリ6を有し、制御手段4,5
は、自タイムスロットにより記録媒体2にアクセスを行
い、記録媒体2から最初の一定周期分のデータを読み出
してデータ入出力手段の第1のバンクに格納するととも
に、次の一定周期分のデータについては次の自タイムス
ロットにより最初の一定周期分のデータの途中から読み
出してデータ入出力手段の第2のバンクに格納し、所定
時間経過後に第1のバンクからデータの出力を開始し、
所定のタイミングでデータの出力を第1のバンクから第
2のバンクに切り換えるように記録媒体2及びメモリ6
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ出力装置及
び方法に関し、詳しくは放送局等のAVサーバシステム
等に好適に用いられるデータ出力装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】AV(オーディオビデオ)データの格
納、再生、編集、配信等を行うAVサーバシステムは、
AVデータが格納されるハードディスクアレイ等からな
るデータ記憶装置,このデータ記憶装置からAVデータ
の入出力を行う複数のAVデータ入出力インタフェース
(以下、チャネルという。),システム全体の制御を行
うシステムコントローラ等により構成される。各チャネ
ルは、上記データ記憶装置からAVデータを出力する
際、あるいはデータ記憶装置に対するAVデータの入力
を行う際のタイミング調整を行うためのプロセッサやメ
モリ等を備えている。そして、AVサーバシステムにお
いては、システムコントローラがこれら各チャネルを一
定周期で均等に時分割使用するように制御することで、
多チャネルによる同時並行処理を実現していた。このよ
うなAVサーバシステムでは、各チャネルのチャネルに
割り当てる割当て時間(以下、タイムスロットとい
う。)が周期的であり、かつ固定的であった。そして、
このタイムスロットについては、通常速度の再生に必要
な分のデータを各チャネルのメモリに読み込むことがで
きる長さを確保した上で、各チャネルの待ち時間を短く
する必要から、出来るだけ短い長さに設定するのが一般
的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、放送局等の
業務に使用されるAVサーバシステムは、フレーム精度
での動作が要求される。このようなAVサーバシステム
は、再生コマンドを受信してからAVデータの再生開始
までの遅延時間が固定であること(以下、固定ディレイ
と呼ぶ。)を要求される場合が多い。一方、AVサーバ
システムにおける各チャネルは、途切れ目のない再生を
続けるためには、上記プロセッサが、再生を指定された
コンテンツのデータをデータ記憶装置から読み出してメ
モリに格納する制御と、既にメモリに格納されたデータ
を出力する制御とを同時に行わなければならない。
【0004】従来のこのようなAVサーバシステムで
は、データ記憶装置に各チャネルがアクセス出来るタイ
ミングに関わりなく、上記再生コマンドが送出されるこ
とから、各チャネルのメモリを3Bank以上の構成と
することが一般的であった。すなわち、いかなるタイミ
ングで再生コマンドを受信した場合でも上記固定ディレ
イを保証するために、メモリの構成を最低でも3Ban
k確保し、上記プロセッサによりタイミングのずれを吸
収する制御を行うようにするのが通常である。
【0005】しかしながら、各チャネルのメモリを3B
ank構成とするとコスト等の点で不利となることか
ら、従来よりメモリを2Bank構成とすることが求め
られていた。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みて提案さ
れたものであって、メモリを2Bank構成としなが
ら、あらゆるタイミングでのデータ出力コマンドに対し
て固定ディレイを保証し、かつ途切れ目のないデータ出
力を続けることができるデータ出力装置及び方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、複数のデータ入出力手段のそれぞれに対し
て制御手段により一定周期のタイムスロットが割り当て
られ、各データ入出力手段が自タイムスロットによりノ
ンリニアアクセス可能な記録媒体に記録されたデータに
対するアクセスを行うデータ出力装置において、少なく
とも一のデータ入出力手段は、自タイムスロットで一定
周期分のデータを格納するバンクが2つ備えられたメモ
リを有し、制御手段は、自タイムスロットにより記録媒
体から最初の一定周期分のデータを読み出してデータ入
出力手段の第1のバンクに格納するとともに、次の一定
周期分のデータについては次の自タイムスロットにより
最初の一定周期分のデータの途中から読み出してデータ
入出力手段の第2のバンクに格納し、予め設定された時
間の経過後に第1のバンクからデータの出力を開始し、
所定のタイミングでデータの出力を第1のバンクから第
2のバンクに切り換えるように記録媒体及びメモリを制
御する。
【0008】データ出力装置においては、第1のバンク
に格納した最初の一定周期分のデータについてすぐには
出力せずに予め設定された時間の経過を待って出力する
ことにより、固定ディレイが保証される。また、次の一
定周期分のデータについては次の自タイムスロットによ
り最初の一定周期分のデータの途中から読み出してデー
タ入出力手段の第2のバンクに格納し、所定のタイミン
グでデータの出力を第1のバンクから第2のバンクに切
り換えることで、安定した出力状態に素早く移行するこ
とができる。
【0009】また、本発明は、上記課題を解決するた
め、複数のデータ入出力手段のそれぞれに対して一定周
期のタイムスロットが割り当てられ、各データ入出力手
段が自タイムスロットによりノンリニアアクセス可能な
記録媒体に記録されたデータに対するアクセスを行うデ
ータ出力方法において、自タイムスロットにより記録媒
体から最初の一定周期分のデータを読み出して記憶し、
次の一定周期分のデータについては次の自タイムスロッ
トにより最初の一定周期分のデータの途中から読み出し
て記憶し、予め設定された時間の経過後に、記憶した最
初の一定周期分のデータの出力を開始し、所定のタイミ
ングで、記憶した次の一定周期分のデータについてデー
タの出力を行う。
【0010】データ出力方法においては、記憶した最初
の一定周期分のデータについてすぐには出力せずに、予
め設定された時間の経過を待って出力することにより、
固定ディレイが保証される。また、次の一定周期分のデ
ータについては、次の自タイムスロットにより最初の一
定周期分のデータの途中から読み出して記憶し、所定の
タイミングで、記憶した次の一定周期分のデータについ
てデータの出力を行うことで、安定した出力状態に素早
く移行することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態につき図面を
参照しながら詳細に説明する。本発明を適用した図1に
示すAVサーバシステム1は、AV(オーディオビデ
オ)データの格納、再生、編集、配信等を複数チャネル
で行うものであり、AVデータが格納されるディスク装
置2と、このディスク装置2にアクセスしてAVデータ
の入出力を行う複数のAVデータ入出力インタフェース
(以下、チャネルという。)3(3a,3b・・・・3n)
と、システム全体の制御を行うシステムコントローラ4
とを備えている。
【0012】ディスク装置2は、ハードディスクドライ
ブ(HDD)を複数並べたRAID(Redundant Arrays
of Inexpensive Disks)方式による、いわゆるマルチ
チャネルタイプのものであり、各ハードディスクの所定
エリアに対してAVデータの読み出し又は書込みが各チ
ャネル毎に独立して同時にできるようになっている。
【0013】チャネル3は、図1に示すように、それぞ
れプロセッサ5とメモリ6とを備えて構成される。ここ
で、プロセッサ5は、システムコントローラ4により割
り当てられるタイムスロットに基づいて、ディスク装置
2の各ハードディスクの所定エリアに対するアクセスを
行う。また、プロセッサ5は、システムコントローラ4
により割り当てられるタイムスロットに基づいてメモリ
6に対するデータの格納/出力を制御することにより、
ディスク装置2からAVデータを読み出す際、あるいは
ディスク装置2のハードディスクにAVデータの記録を
行う際のタイミング調整を行う。さらに、プロセッサ5
は、メモリ6に対するデータの格納/読み出しの際に、
後述するデータの記録/再生の処理を行う。
【0014】メモリ6は、図2に示すように、2つのバ
ンク(Bank#A,Bank#B)を備えている。以
下、説明の便宜のため、各チャネル3a,3b・・・・3n
について、それぞれチャネル(ch)1,チャネル2・・
・・チャネルnと呼ぶ。
【0015】このAVサーバシステム1では、上述のよ
うにn個のチャネルによりAVデータの記録又は再生の
処理を同時にnチャネルで行えるようにするため、シス
テムコントローラ4が各チャネルに対してディスク装置
2にアクセスできる時間(タイムスロット)を時分割で
割り当てている。具体的には、システムコントローラ4
は、図2に示すように、タイムスロットの1周期(以
下、1タイムスロット周期という。)の期間を固定周期
とし、さらにこの1タイムスロット周期の期間をn等分
して、分割した各期間をチャネル1〜チャネルnの順番
にタイムスロットとして割り当てている。したがって、
1タイムスロット周期の期間で一つのチャネルにタイム
スロットが割り当てられるのは、n回に1回であり、1
/nの時間ということになる。
【0016】各チャネルのプロセッサ5は、システムコ
ントローラ4の制御に基づき、AVデータの記録/再生
の処理を以下のように行う。プロセッサ5は、記録時に
は、外部ブロックから供給されるAVデータを、ディス
ク装置2のハードディスクに記録するデータ形式に変換
処理し、必要に応じて圧縮処理を行った後に、当該処理
後のデータをメモリ6の各バンクに順次格納し、自タイ
ムスロットが来た時点でそのデータをディスク装置2に
送信して記録する。
【0017】一方、再生時において、プロセッサ5は、
自タイムスロットが来た時点でディスク装置2から1タ
イムスロット周期分のデータを読み出してメモリ6の一
方のバンクに格納し、そのデータを必要に応じて伸張処
理を行い、さらにAVデータの形式に変換して外部ブロ
ックに出力するとともに、さらにディスク装置2から1
タイムスロット周期分のデータを読み出してメモリ6の
他のバンクに格納するように制御する。
【0018】なお、1つのチャネルに割り当てられるタ
イムスロットの長さは、次にタイムスロットが来るまで
の1周期(以下、1タイムスロット周期という。)の間
に再生を続けられる分のAVデータを、ディスク装置2
から該チャネルのメモリ6の1つのバンクに格納できる
だけの時間となっている。例えば、チャネル1について
考えてみると、プロセッサ5は、チャネル1のタイムス
ロットが来たときにバンクAに1タイムスロット周期分
のデータを格納し、チャネル2のタイムスロットになる
と同時にこのバンクAに格納されたデータについて上記
再生処理をしながら外部ブロックに出力するように制御
する。
【0019】さらに、図2に示すように、次の周期のチ
ャネル1のタイムスロットが来たときに、プロセッサ5
は、バンクBにデータを格納し、この格納が終了するま
ではバンクAのデータ再生が続けられることになる。そ
して、チャネル2のタイムスロットになると、このバン
クAのデータ再生が終了し、プロセッサ5は、これと同
時にバンクBに格納されたデータを再生するように制御
する。
【0020】これにより、AVサーバシステム1におい
ては、各チャネルにおいて自タイムスロットが来るまで
の間、そのメモリ6のいずれかのバンクからAVデータ
を出力し続けることで、途切れることなくAVデータの
再生を続けることが可能となる。
【0021】なお、1タイムスロット周期の長さは、通
常速度の再生に必要な分のAVデータを読み出してメモ
リ6の1つのバンクに格納できることが可能であり、か
つ各チャネルの待ち時間を短くするために、出来るだけ
短い時間となるように設定する。
【0022】システムコントローラ4は、各チャネルの
プロセッサ5に上述したタイムスロットを割り当てると
ともに、図示しないコントロールパネル等から供給され
る入出力制御信号を入力して、この入出力制御信号に基
づいて各チャネルのプロセッサ5に制御信号を出力す
る。この入出力制御信号には、各チャネルについてのデ
ータの記録、再生、停止等のコマンドが含まれる。
【0023】なお、説明の便宜のため、これ以降AVサ
ーバシステム1においては、チャネル数n=8とし、1
タイムスロット周期を8つのタイムスロットで分割した
例について考えるものとする。そして、AVサーバシス
テム1では、通常の1倍速再生において1タイムスロッ
ト周期で32フレーム分のAVデータを再生するものと
する。従って、図2に示すように、各チャネルのメモリ
6は、1つのバンクで1タイムスロット周期分、すなわ
ち32フレーム分のデータが格納できるようになってい
る。これにより、AVサーバシステム1においては、通
常の1倍速再生において、1つのバンクから1タイムス
ロット分の時間で32/8=4フレーム分のデータが出
力されることになる。
【0024】このような構成を有するAVサーバシステ
ム1では、各チャネルのプロセッサ5が以下に説明する
バンク制御方法によってメモリ6を制御することで、デ
ータの再生とディスク装置2からのデータ読み出しを同
時に行い、途切れ目のない再生を固定ディレイで実現す
る。
【0025】図3に、通常再生時における安定した状態
(以下、再生定常状態という。)についてのタイミング
チャートを示す。この再生定常状態においては、自タイ
ムスロットにおいてバンクA,Bがそれぞれ1タイムス
ロット周期分のデータを格納し、格納するとすぐに当該
データを出力及び再生(以下、単に再生という。)する
という処理が繰り返されることになる。
【0026】図3においては、横軸の1マスが1タイム
スロット時間を示しており、この実施の形態では1タイ
ムスロットで4フレーム時間(4/30秒)、8タイム
スロット(32フレーム時間)で1タイムスロット周期
を構成する。そして、各チャネルは、1タイムスロット
分の時間で上記1タイムスロット周期=8タイムスロッ
ト時間分のデータ(32フレーム分のデータ)をいずれ
かのバンクにより自タイムスロット時に読み込むように
なっている。
【0027】なお、各チャネルのプロセッサ5は、再生
コマンドがシステムコントローラ4で受信された場合
に、このシステムコントローラ4からの制御信号に基づ
き、自タイムスロットが来るのを待ってディスク装置2
に対するリード(READ)コマンドを発行してディス
ク装置2から上記8タイムスロット時間分のデータを読
み出し、このデータをバンクAに格納する。なお、この
ときのタイミングは、図3に示すように、2タイムスロ
ット時間だけ遅れる。すなわち、この実施の形態では、
READコマンドが発行された次の次のタイムスロット
で8タイムスロット時間分のデータがバンクに格納でき
るようになっていることから、プロセッサ5は、自タイ
ムスロットの2つ前のタイムスロット時にREADコマ
ンドを発行することとしている。
【0028】以下、AVサーバシステム1において、こ
のような再生定常状態にするための再生開始の制御方法
について説明する。ここで、再生開始の制御は、あるチ
ャネルについての再生コマンドを受信した際のタイミン
グ及び当該チャネルのメモリ6の状態によって異なる。
このメモリ6の状態としては、具体的には、データがい
ずれのバンクにも格納されていないノンプリフェッチ状
態と、データがいずれかのバンクに格納されているプリ
フェッチ状態とがあるが、どちらの場合でも、再生コマ
ンド受信後には固定ディレイで再生することが一般に要
求される。さらに、バンクについてプリフェッチ状態と
する場合は、一般にデータを早急に出力することが要求
される場合であるため、固定ディレイの時間をできるだ
け短くする必要がある。このような条件を満たすため、
AVサーバシステム1においては、以下のような制御を
行う。
【0029】図4は、任意のチャネルにおいてノンプリ
フェッチ状態からデータを再生する場合であって、再生
(PLAY)コマンドの受信タイミングとディスク装置
2へのリードコマンド発行タイミングとがちょうど重な
ったため、当該再生コマンドの実行がぎりぎり間に合わ
なくなり、無駄時間が最も多いいわば最悪のケースにつ
いて示している。この実施の形態では、この再生コマン
ドの受信タイミングからリードコマンド発行タイミング
までの時間が11タイムスロット時間(44フレーム、
44/30秒分)であり、この値をノンプリフェッチ状
態における固定ディレイ値とする。
【0030】図5は、任意のチャネルにおいてノンプリ
フェッチ状態からデータを再生する場合であって、ディ
スク装置2へのリードコマンド発行タイミングの直前で
再生コマンドが来た場合について示している。この場合
は、いわば最良のケースであり、8タイムスロット時間
分のデータを最も短時間でバンクに格納することができ
るが、データの再生処理については上記固定ディレイ値
分だけ待機するようにする。そして、固定ディレイ値分
だけ待機した後に、図5に示すように、8タイムスロッ
ト時間分のデータを取得したバンク(この場合はバンク
A)から次のタイムスロットの開始時までのフレーム分
(例えば2フレーム分)だけの画像データを再生するこ
ととする。一方、バンクBからは、1フレーム周期の3
2フレームからバンクAの出力するフレーム数を引いた
だけのフレーム数(この場合には32−2=30フレー
ム分であり、3〜32フレームまで)の画像データを読
み込んで再生するようにする。
【0031】次に、バンクAからは33フレームから6
2フレームまでの画像データを読み込んで上述のバンク
Bからの画像データと連続するように再生する。以下、
同様にして、バンクAとバンクBの画像データの読み込
み及び再生を交互に繰り返す。このように、AVサーバ
システム1においては、プロセッサ5が、最初の1タイ
ムスロット周期分(32フレーム分)の画像データをバ
ンクAとバンクBとの双方に記憶させるようにメモリ6
及びディスク装置2を制御することで、再生コマンドが
どのようなタイミングで発行されようとも、再生コマン
ド発行後の固定ディレイを常に一定に保ちながら切れ目
ない画像の連続再生を実行することが可能となる。
【0032】なお、上述の例における、バンクAの最初
のデータの読み込み時においては、フレーム1及びフレ
ーム2のデータのみを読み込むこととしてもよいし、フ
レーム1〜32までの32フレーム分のデータを読み込
んで、フレーム3〜32までのデータについては例えば
破棄することとしても良い。また、バンクBの最初のデ
ータの読み込み時においては、この実施の形態ではフレ
ーム2〜フレーム32のデータを読み込むこととした
が、フレーム2〜34までのデータを読み込んで、フレ
ーム33,フレーム34のデータについては例えば破棄
することとしても良い。
【0033】上述した例では、ノンプリフェッチ状態に
おける制御について説明したが、プリフェッチ状態にお
いても同様の制御によって再生コマンド発行後の固定デ
ィレイを常に一定に保ちながら切れ目ない画像の連続再
生を実行することが可能となる。すなわち、プリフェッ
チ状態の場合にも、一方のバンクに最初に読み込んだデ
ータについてすぐには再生を開始せずに、固定ディレイ
となる一定時間だけ待ってからデータを再生するように
する。なお、固定ディレイについては、上述のようにで
きるだけ短い時間とすることが望ましい。また、当該一
方のバンクに最初に読み込んだデータについて、再生コ
マンドの受信タイミングに応じた所定量だけ再生するよ
うに制御することで、安定した再生状態に素早く移行す
ることができる。
【0034】なお、再生開始の制御は、あるチャネルに
ついての再生(PLAY)コマンドを受信した際のタイ
ミングによって、一方のバンクに最初に読み込んだデー
タについて再生するデータ量、及び他方のバンクに読み
込むべきフレームの算出方法等が異なることになる。こ
こで、他方のバンクに読み込むべきフレームの算出方法
が求まれば、一方のバンクに最初に読み込んだデータに
ついて再生するデータ量も自動的に求まることになる。
以下、プリフェッチ状態とノンプリフェッチ状態のそれ
ぞれの場合について、この算出方法について説明する。
【0035】フレームの算出方法は、再生コマンドが図
6に示す1タイムスロット周期のうち1〜5番目の間
(以下、Xゾーンという。)で受信される場合と6〜8
番目の間(以下、Yゾーンという。)で受信される場合
とで異なり、さらにはプリフェッチ状態の場合とノンプ
リフェッチ状態の場合とで異なる。
【0036】ここで、Yゾーンとは、リードコマンド発
行から実際にデータを取得するまでのタイムスロット数
分の時間と定義される。一方、Xゾーンについては、1
タイムスロット周期分のタイムスロット数からYゾーン
を構成するタイムスロット数を引いたタイムスロット数
分の時間と定義される。
【0037】図7は、再生コマンドをXゾーンで受信し
た場合で、かつ各バンクがノンプリフェッチ状態である
場合の制御について示したものである。ここで、バンク
Bのデータ取得開始フレームについては、 バンクBのデータ取得開始フレーム =バンクAで再生したフレーム数+1 =タイムスロット周期(32)×2−固定ディレイ(44)−自タイムスロッ トでデータを取得し終わるタイミングを基準とした再生コマンドのディレイ+1 となる。
【0038】したがって、この場合には、 バンクBのデータ取得開始フレーム =32×2−44−10+1 =11フレームとなる。
【0039】すなわち、当該チャネルのプロセッサ5
は、再生コマンドがXゾーンで受信されると、上述の算
出方法でバンクBのデータ取得開始フレームを算出す
る。そして、プロセッサ5は、再生コマンド受信後の最
初の自タイムスロットでバンクAに最初の32フレーム
分、例えば1〜32フレームのデータを格納するように
ディスク装置2及びメモリ6を制御して、次の自タイム
スロットでバンクBについて11〜42フレームのデー
タを格納するようにディスク装置2及びメモリ6を制御
する。そして、このプロセッサ5は、再生コマンドを受
信した時点から固定ディレイの期間だけ待機し、この期
間が経過するときに、バンクAに格納された最初の32
フレーム分のデータのうち最初の10フレームだけ再生
するようにメモリ6を制御する。これにより、図7に示
すように、自タイムスロットの終了時までバンクAから
データが再生されることになる。
【0040】さらに、プロセッサ5は、この最初の10
フレームの再生が完了するときに、バンクBに格納した
データを再生するようにメモリ6を制御する。すなわ
ち、プロセッサ5は、この最初の10フレームの再生が
完了するときに、データの再生処理をバンクAからバン
クBに切り換えるようにメモリ6を制御する。これによ
り、自タイムスロットが終了した次の瞬間からバンクB
からデータが再生されることになり、これ以降の再生に
ついて再生定常状態とすることができる。
【0041】図8は、再生コマンドをYゾーンで受信し
た場合で、かつバンクがノンプリフェッチ状態である場
合の制御について示したものである。
【0042】ここで、バンクBのデータ取得開始フレー
ムについては、 バンクBのデータ取得開始フレーム =バンクAで再生したフレーム数+1 =タイムスロット周期(32)×3−固定ディレイ(44)−自タイムスロッ トでデータを取得し終わるタイミングを基準とした再生コマンドのディレイ+1 となる。
【0043】したがって、この場合には、 バンクBのデータ取得開始フレーム =32×3−44−26+1 =27フレームとなる。
【0044】この場合も、上述と同様の制御を行うこと
により、バンクBからのデータ出力時から再生定常状態
とすることができる。
【0045】以上のように、メモリ6の各バンクがノン
プリフェッチ状態である場合には、再生コマンドがXゾ
ーンに来るか或いはYゾーンに来るかによって、バンク
Bのデータ取得開始フレームを算出する際のタイムスロ
ット周期(32)に乗算される定数が異なることにな
る。
【0046】次に、再生コマンドを受信した時点で、バ
ンクAがプリフェッチ状態(既に32フレーム分のデー
タが格納されている状態)である場合において、バンク
Bのデータ取得開始フレームを算出する方法、さらには
バンクAのデータ取得開始フレームを算出する方法につ
いて説明する。なお、上述のように、バンクについてプ
リフェッチ状態とする場合には、固定ディレイの時間を
できるだけ短くする必要があり、ここでは固定ディレイ
の時間を1フレーム時間(1/30秒)に設定した場合
について考える。
【0047】図9は、再生コマンドをXゾーンで受信し
た場合で、かつバンクAがプリフェッチ状態である場合
の制御について示したものである。なお、ここでは、バ
ンクAにデータがプリフェッチされた時点から再生コマ
ンドを受信した時点までが10フレーム時間である場合
について考える。この場合に、バンクBのデータ取得開
始フレームについては、 バンクBのデータ取得開始フレーム =バンクAで再生したフレーム数+1 =タイムスロット周期(32)×1−固定ディレイ(1)−自タイムスロット でデータを取得し終わるタイミングを基準とした再生コマンドのディレイ+1 となる。
【0048】したがって、この場合には、 バンクBのデータ取得開始フレーム =32×1−10+1 =22フレームとなる。
【0049】具体的には、当該チャネルのプロセッサ5
は、自タイムスロットでバンクAに最初の32フレーム
分、例えば1〜32フレームのデータをプリフェッチす
るようにディスク装置2及びメモリ6を制御して、再生
コマンドの受信を待つ。そして、再生コマンドがXゾー
ンで受信されると、プロセッサ5は、再生コマンドを受
信した時点から固定ディレイの期間だけ待機し、この期
間が経過するときに、バンクAに格納されたデータの再
生を開始するようにメモリ6を制御する。そして、プロ
セッサ5は、このデータ再生中に上述の算出方法でバン
クBのデータ取得開始フレームを算出し、上記算出結果
に基づいて、最初の21フレーム分だけデータをバンク
Aから再生するようにメモリ6を制御する。これによ
り、図9に示すように、自タイムスロットの終了時まで
バンクAからデータが再生されることになる。
【0050】また、プロセッサ5は、次の自タイムスロ
ットでバンクBについて22〜53フレームのデータを
格納するようにディスク装置2及びメモリ6を制御す
る。さらに、プロセッサ5は、バンクAからの最初の2
1フレームの再生が完了するときに、バンクBに格納し
たデータを再生するようにメモリ6を制御する。すなわ
ち、プロセッサ5は、最初の21フレームの再生が完了
するときに、データの再生処理をバンクAからバンクB
に切り換えるようにメモリ6を制御する。これにより、
自タイムスロットが終了した次の瞬間からバンクBから
データが再生されることになり、これ以降の再生につい
て再生定常状態とすることができる。
【0051】図10は、再生コマンドをYゾーンで受信
した場合で、かつバンクAがプリフェッチ状態である場
合の制御について示したものである。なお、ここでは、
バンクAにデータがプリフェッチされた時点から再生コ
マンドを受信した時点までが23フレーム時間である場
合について考える。
【0052】この場合は、Xゾーンで再生コマンドが来
なかった場合で、かつ次の自タイムスロットが来るため
に何等かの処理を行う必要がある。したがって、この場
合には、プロセッサ5は、Xゾーンで再生コマンドが来
なかった時点で、次の自タイムスロットで13フレーム
目から32フレーム分をバンクBに格納するようにディ
スク装置2及びメモリ6を制御する。そして、再生コマ
ンドがYゾーンで受信されると、プロセッサ5は、再生
コマンドを受信した時点から固定ディレイの期間だけ待
機し、この期間が経過するときに、バンクAに格納され
た32フレーム分のデータのうち最初の12フレーム分
だけを再生するようにメモリ6を制御する。
【0053】さらに、プロセッサ5は、バンクAからの
最初の12フレームの再生が完了するときに、バンクB
に格納したデータを再生するようにメモリ6を制御す
る。すなわち、プロセッサ5は、最初の12フレームの
再生が完了するときに、データの再生処理をバンクAか
らバンクBに切り換えるようにメモリ6を制御する。こ
の場合には、図10に示すように、バンクAのデータ再
生終了時は自タイムスロットの終了時とは一致せず、バ
ンクBのデータ再生開始のタイミングが遅れることにな
る。
【0054】なお、バンクAからバンクBへのデータ再
生の切り換えは、12フレーム再生した後に限られるも
のではなく、12フレーム再生した後で次にディスク装
置2からバンクAにデータを格納するためのリードコマ
ンドが発行されるまでの間であってもよい。この場合に
は、バンクBに切り換わった際に、バンクの先頭(13
フレーム目)からではなく途中のフレームから再生処理
を開始することとすればよい。
【0055】続いて、プロセッサ5は、以下の計算を行
い、その算出結果に基づいて得られたデータ取得開始フ
レームを先頭とした32フレームを、次の自タイムスロ
ットでバンクAに格納するようにディスク装置2及びメ
モリ6を制御する。
【0056】ここで、バンクAのデータ取得開始フレー
ムについては、 バンクAのデータ取得開始フレーム =前回のバンクAと、バンクBで再生したフレーム数+1 =タイムスロット周期(32)×2−固定ディレイ(1)−自タイムスロット でデータを取得し終わるタイミングを基準とした再生コマンドのディレイ+1 となる。
【0057】したがって、この場合には、 バンクBのデータ取得開始フレーム =32×2−1−23+1 =41フレームとなる。
【0058】これにより、バンクAがディスク装置2か
ら41フレーム目から32フレーム分のデータを取得
後、即そのデータを再生した場合に、ちょうど連続した
フレームとなる。具体的には、当該チャネルのプロセッ
サ5は、バンクAでディスク装置2からデータを取得し
たら、データの再生処理をバンクAに切り換えるように
メモリ6を制御し、これ以降は再生定常状態となる。す
なわち、この場合には図10に示すように、バンクBか
らの40フレーム目のデータ送出が終了し、バンクAか
ら出力される41フレーム目から再生定常状態となる。
【0059】このように、AVサーバシステム1におい
ては、各チャネルを2バンク構成としながら、あらゆる
タイミングでの再生コマンドに対して固定ディレイを保
証し、かつ途切れ目のない再生を続けることができる。
従って、AVサーバシステム1によれば、同目的を実現
する従来の3バンク構成のシステムに比して、メモリ容
量を2/3まで減らすことが可能となる。
【0060】なお、上述の実施の形態においては、全て
のチャネルにつき2バンクとする構成としたが、本発明
はこれに限定されるものではなく、少なくとも1つのチ
ャネルが2バンク構成となっていればよい。
【0061】また、この実施の形態ではディスク装置2
をHDDを用いて構成することとしたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、ノンリニアアクセス(ラン
ダムアクセス)可能な記録媒体であればよい。従って、
ディスク装置2は、例えばDVD(Digital Video Dis
k)やMO(Magneto-Optical disk)などの光ディス
ク、光磁気ディスク等を用いて構成してもよい。
【0062】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るデータ出力装置及び方法によれば、メモリを2Ban
k構成としながら、あらゆるタイミングでのデータ出力
コマンドに対して固定ディレイを保証し、かつ途切れ目
のないデータ出力を続けることができる。従って、同目
的を実現する従来の3バンク構成のデータ出力装置及び
方法に比して、メモリ容量を大幅に減少させることが可
能となり、コスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したAVサーバシステムの構成を
示すブロック図である。
【図2】各AVデータ入出力インタフェースのメモリの
構成を示す図である。
【図3】再生定常状態における制御を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図4】再生コマンドを受信した場合の再生開始の制御
を説明するためのタイミングチャートである。
【図5】再生コマンドを受信した場合の再生開始の制御
を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】再生コマンドを受信するゾーンの区分を示す図
である。
【図7】再生コマンドをXゾーンで受信した場合の制御
を説明するためのタイミングチャートである。
【図8】再生コマンドをYゾーンで受信した場合の制御
を説明するためのタイミングチャートである。
【図9】再生コマンドをXゾーンで受信した場合の制御
を説明するためのタイミングチャートである。
【図10】再生コマンドをYゾーンで受信した場合の制
御を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 AVサーバシステム、2 ディスク装置、3(3
a,3b・・・・3n) AVデータ入出力インタフェー
ス、4 システムコントローラ、5 プロセッサ、6
メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米谷 聡 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 吉本 正和 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 吉川 潤 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 油谷 聡 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 佐藤 晃一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 志賀 知久 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 広瀬 正樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ入出力手段のそれぞれに対
    して制御手段により一定周期のタイムスロットが割り当
    てられ、各データ入出力手段が自タイムスロットにより
    ノンリニアアクセス可能な記録媒体に記録されたデータ
    に対するアクセスを行うデータ出力装置において、 少なくとも一のデータ入出力手段は、上記自タイムスロ
    ットで上記一定周期分のデータを格納するバンクが2つ
    備えられたメモリを有し、 上記制御手段は、自タイムスロットにより記録媒体から
    最初の一定周期分のデータを読み出してデータ入出力手
    段の第1のバンクに格納するとともに、次の一定周期分
    のデータについては次の自タイムスロットにより上記最
    初の一定周期分のデータの途中から読み出してデータ入
    出力手段の第2のバンクに格納し、予め設定された時間
    の経過後に第1のバンクからデータの出力を開始し、所
    定のタイミングでデータの出力を第1のバンクから第2
    のバンクに切り換えるように上記記録媒体及び上記メモ
    リを制御することを特徴とするデータ出力装置。
  2. 【請求項2】 上記記録媒体は、ハードディスクであ
    り、 上記データは、映像データを含み、 上記制御手段は、自タイムスロットにより記録媒体から
    最初の一定周期分の上記映像データをフレーム単位で読
    み出してデータ入出力手段の第1のバンクに格納すると
    ともに、次の一定周期分の映像データについては次の自
    タイムスロットにより上記最初の一定周期分の映像デー
    タの途中のフレームから読み出してデータ入出力手段の
    第2のバンクに格納するように上記記録媒体及び上記メ
    モリを制御することを特徴とする請求項1記載のデータ
    出力装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、データ出力コマンドを
    受信した場合に自タイムスロットにより記録媒体から最
    初の一定周期分のデータを読み出してデータ入出力手段
    の第1のバンクに格納するとともに、次の一定周期分の
    データについては次の自タイムスロットにより、上記デ
    ータ出力コマンドを受信したタイミングに応じたデータ
    から読み出してデータ入出力手段の第2のバンクに格納
    し、上記データ出力コマンドを受信したタイミングに応
    じたタイミングでデータの出力を第1のバンクから第2
    のバンクに切り換えるように上記録媒体及び上記メモリ
    を制御することを特徴とする請求項1記載のデータ出力
    装置。
  4. 【請求項4】 複数のデータ入出力手段のそれぞれに対
    して一定周期のタイムスロットが割り当てられ、各デー
    タ入出力手段が自タイムスロットによりノンリニアアク
    セス可能な記録媒体に記録されたデータに対するアクセ
    スを行うデータ出力方法において、 自タイムスロットにより記録媒体から最初の一定周期分
    のデータを読み出して記憶し、 次の一定周期分のデータについては次の自タイムスロッ
    トにより上記最初の一定周期分のデータの途中から読み
    出して記憶し、 予め設定された時間の経過後に、記憶した最初の一定周
    期分のデータの出力を開始し、 所定のタイミングで、記憶した次の一定周期分のデータ
    についてデータの出力を行うことを特徴とするデータ出
    力方法。
  5. 【請求項5】 データ出力コマンドを受信した場合に自
    タイムスロットにより記録媒体から最初の一定周期分の
    データを読み出して記憶し、 次の一定周期分のデータについては次の自タイムスロッ
    トにより、記録媒体から上記データ出力コマンドを受信
    したタイミングに応じたデータからのデータを読み出し
    て記憶し、 上記データ出力コマンドを受信したタイミングに応じた
    タイミングで、記憶した次の一定周期分のデータについ
    てデータの出力を行うことを特徴とする請求項4記載の
    データ出力方法。
JP10034860A 1998-02-17 1998-02-17 データ出力装置及び方法 Withdrawn JPH11232040A (ja)

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