JP4389947B2 - 記録再生装置、データ処理装置、再生方法及びデータ処理方法 - Google Patents

記録再生装置、データ処理装置、再生方法及びデータ処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えばテレビジョン放送用のAVサーバーやノンリニア編集機のような、2以上の入出力ポートからノンリニア記録媒体にアクセスしてビデオデータを記録再生する記録再生装置、データ処理装置、再生方法及びデータ処理方法に関する。
テレビジョン放送用にAVデータの記録再生や編集を行う機器として、複数の入出力ポートと、メインストレージであるノンリニアアクセス可能な大容量の記録媒体(ハードディスクドライブ,フラッシュメモリ等)とを有するAVサーバーやノンリニア編集機が普及している。
こうしたAVサーバーやノンリニア編集機では、複数の入出力ポートが全く同じタイミングでメインストレージにアクセスすることを避けるために、通常、各入出力ポートからのメインストレージへのアクセスがタイムスロットによって管理されている(例えば特許文献1参照)。そして、各入出力ポートがこのタイムスロットとは無関係に所定レートでAVデータを入出力できるようにするために、メインストレージに対する記録再生時にAVデータを一時的に保持するためのメモリが設けられている。
図1は、従来のAVサーバーやノンリニア編集機におけるこのAVデータ一時保持用のメモリの管理方法を概念的に示す図である。例えば入出力ポートがPort#1〜5の5つであるとすると、このメモリMの全領域が、各ポートPort#1〜5に専用の5つの領域M1〜M5に分割して管理される。
入出力ポートPort#1にAVデータが入力すると、そのAVデータは、毎フレーム、メモリMの領域M1に書き込まれていく。そして、領域M1に一定量のAVデータが溜まると、入出力ポートPort#1に割り当てられたタイムスロットのタイミングで、領域M1内のAVデータがメインストレージMSに記録される。
また、入出力ポートPort#2からAVデータを出力するときは、入出力ポートPort#2に割り当てられたタイムスロットのタイミングで、メインストレージMS内のAVデータがメモリMの領域M2に書き込まれる。そして、領域M2に書き込まれたAVデータが、毎フレーム、入出力ポートPort#2から出力される。入出力ポートPort#3〜5についても同様である。
ところで、AVサーバーやノンリニア編集機の用途としては、或る入出力ポートに入力させたAVデータを、直ちに他の入出力ポートから出力するという、「追っかけ再生」の用途が存在する。例えば、生放送のスポーツ番組において注目すべきシーンのリプレイを行う場合や、ニュース番組において取材現場からのAVデータを編集して放送する場合に、こうした追っかけ再生が行われる。
従来、こうしたAVサーバーやノンリニア編集機で追っかけ再生を行う際には、メインストレージに記録されたAVデータを再生して出力していた。
特開2000−307978号公報(段落0008,0046〜47)
しかし、こうした従来の追っかけ再生方法では、或るAVデータが入力した後、記録時のタイムスロット管理による待ち時間と、再生時のタイムスロット管理による待ち時間とを合わせた時間が経過するまで、そのAVデータを出力することができない。
そのため、追っかけ再生の応答性が悪くなるので、前述のスポーツ番組やニュース番組においてリプレイ再生や編集が遅れるという問題があった。
本発明は、上述の点に鑑み、AVサーバーやノンリニア編集機のような、2以上の入出力ポートからノンリニア記録媒体にアクセスしてビデオデータを記録再生する記録再生装置において、追っかけ再生の応答性を向上させることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、
ビデオデータを入出力するための2以上の入出力ポートと、
前記入出力ポートに入力したビデオデータを記録するためのノンリニアアクセス可能な記録媒体と、
前記記録媒体に対する記録再生時にビデオデータを一時的に保持するためのメモリと
を有する記録再生装置において、
前記メモリを複数の領域に区切り、各領域を、当該領域に保持されているビデオデータを識別するためのデータ識別情報であって、1まとまりのビデオデータを識別するIDと、前記1まとまりのビデオデータの先頭から何バイト目からが保持されているかを示すオフセット情報と、保持されているビデオデータのサイズ情報とを含む情報を作成することによって管理する第1の処理と、
いずれかの前記入出力ポートを指定したビデオデータの再生要求が、前記IDと、前記1まとまりのビデオデータの先頭から何バイト目からを再生するかを示すオフセット情報と、再生するビデオデータのサイズ情報とを用いて行われたことに応じて、前記メモリの各領域について作成されている前記データ識別情報中の前記ID,前記オフセット情報及び前記サイズ情報と、前記再生要求で用いられた前記ID,前記オフセット情報及び前記サイズ情報とを照合して、前記再生要求のあったビデオデータが前記メモリのいずれかの領域に保持されているかを検索し、保持されている領域がみつかった場合には、当該領域に保持されているビデオデータを前記指定された入出力ポートから出力させる第2の処理と
を行う処理手段を備えたことを特徴とする。
また本発明は、
ビデオデータを入出力するための2以上の入出力ポートと、
前記入出力ポートに入力したビデオデータを記録するためのノンリニアアクセス可能な記録媒体と、
前記記録媒体に対する記録再生時にビデオデータを一時的に保持するためのメモリと
を有する記録再生装置における再生方法において、
前記記録再生装置内の処理手段が、前記メモリを複数の領域に区切り、各領域を、当該領域に保持されているビデオデータを識別するためのデータ識別情報であって、1まとまりのビデオデータを識別するIDと、前記1まとまりのビデオデータの先頭から何バイト目からが保持されているかを示すオフセット情報と、保持されているビデオデータのサイズ情報とを含む情報を作成することによって管理する第1のステップと、
前記記録再生装置内の処理手段が、いずれかの前記入出力ポートを指定したビデオデータの再生要求が、前記IDと、前記1まとまりのビデオデータの先頭から何バイト目からを再生するかを示すオフセット情報と、再生するビデオデータのサイズ情報とを用いて行われたことに応じて、前記メモリの各領域について作成されている前記データ識別情報中の前記ID,前記オフセット情報及び前記サイズ情報と、前記再生要求で用いられた前記ID,前記オフセット情報及び前記サイズ情報とを照合して、前記再生要求のあったビデオデータが前記メモリのいずれかの領域に保持されているかを検索し、保持されている領域がみつかった場合には、当該領域に保持されているビデオデータを前記指定された入出力ポートから出力させる第2のステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、2以上の入出力ポートからノンリニア記録媒体にアクセスしてビデオデータを記録再生する記録再生装置において、ノンリニア記録媒体に対する記録再生時にビデオデータを一時的に保持するためのメモリが複数の領域に区切られ、各領域が、当該領域にどのようなビデオデータが保持されているかを識別するデータ識別情報であって、1まとまりのビデオデータを識別するIDと、1まとまりのビデオデータの先頭から何バイト目からが保持されているかを示すオフセット情報と、保持されているビデオデータのサイズ情報とを含む情報を作成することによって管理される。
ビデオデータの再生要求が、このIDと、1まとまりのビデオデータの先頭から何バイト目からを再生するかを示すオフセット情報と、再生するビデオデータのサイズ情報とを用いて行われると、メモリの各領域について作成されているデータ識別情報中のID,オフセット情報及びサイズ情報と、再生要求で用いられたID,オフセット情報及びサイズ情報とを照合して、再生要求のあったビデオデータがこのメモリのいずれかの領域に保持されているかが検索される。そして、保持されている領域がみつかった場合には、ノンリニア記録媒体からそのビデオデータを再生することなく、メモリの当該領域に保持されているビデオデータが出力される。
ここで、追っかけ再生の場合には、再生対象のビデオデータがノンリニア記録媒体への記録のためにこのメモリに保持された直後なので、そのビデオデータがこのメモリにまだ保持されている(そのビデオデータを保持した領域がまだ他のビデオデータの記録や再生のために上書きされていない)可能性が高い。
したがって、ノンリニア記録媒体にアクセスすることなく(すなわち、タイムスロット管理によるノンリニア記録媒体へのアクセスの待ち時間に影響されることなく)、このメモリをいわばキャッシュメモリとして利用して迅速に追っかけ再生を行えるケースが多くなる。これにより、追っかけ再生の応答性を向上させることができる。
本発明によれば、2以上の入出力ポートからノンリニア記録媒体にアクセスしてデータを記録再生する記録再生装置において、追っかけ再生の応答性を向上させることができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態として、テレビジョン放送用のAVサーバーに本発明を適用した例を、図面を用いて具体的に説明する。
最初に、本発明を適用したAVサーバーの全体構成例を、図2を用いて説明する。このAVサーバーは、次のような各部によって構成されている。
・SDI規格のシリアルデジタル信号を入出力するための複数(例えば5つ)のSDI入出力ポート1
・バンクメモリ2
・バンクメモリ2に対するデータの読み書きを行うバンクメモリコントローラ3
・各SDI入出力ポート1に入力したAVデータを記録するメインストレージである大容量のフラッシュメモリ4
・セットアップ等によって決定した1つのSDI入出力ポート1に入力したAVデータのみを記録するための光ディスクドライブ5
・フラッシュメモリ4及び光ディスクドライブ5を制御する低機能のプロセッサを設けたFPGA6
・SDI入出力ポート1及びバンクメモリコントローラ3を制御するCPU7
・AVサーバー全体を統括するCPU8
・外部からRS−422プロトコルで受信した各SDI入出力ポート1毎の記録・再生コマンドをプロトコル変換してCPU8に送ったり、CPU8からのステータスをRS−422プロトコルに変換して外部に返送するための低機能のプロセッサを設けたFPGA9
・フラッシュメモリ4や光ディスクドライブ5に記録されているAVデータのカット編集等を行うための編集操作パネル10
各SDI入出力ポート1には、入出力処理部1aとコーデック1bとが設けられている。
記録時には、SDI入出力ポート1に入力したSDI規格のシリアルデジタル信号が、入出力処理部1aでパラレル形式のAVデータ(ビデオデータ,オーディオデータ,編集作業用のプロキシデータ,リアルタイムメタデータという4種類のエッセンスから成るデータ)に変換され、コーデック1bによりLongGOP方式でエンコード(圧縮)されて、バンクメモリコントローラ3に送られる。
また再生時には、バンクメモリコントローラ3からSDI入出力ポート1に送られたAVデータが、コーデック1bによりLongGOP方式でデコード(伸長)され、入出力処理部1aでSDI規格のシリアルデジタル信号に変換されて出力される。
バンクメモリ2は、フラッシュメモリ4や光ディスクドライブ5に対するAVデータの記録再生時にAVデータを一時的に保持するためのメモリであり、容量は例えば2Gバイトである。
なお、このAVサーバーには、図示は省略するが、同じ構成のAVサーバーを複数台接続して各AVサーバーのSDI入出力ポート1から別のAVサーバーのフラッシュメモリ4にアクセスするための外部インタフェースも設けられている。そのような別のAVサーバーのSDI入出力ポート1からのアクセスによる記録再生時にも、このバンクメモリ2にAVデータが一時的に保持される。
CPU7,CPU8,FPGA6のプロセッサには、それぞれ内部のメモリに各種のプログラムが格納されている。図3は、それらのプログラムのモジュール構造を示す図である。
CPU内のメモリには、次のようなプログラムが格納されている。
・FPGA9からのコマンドを解釈するプログラムCMD
・フラッシュメモリ4内のAVデータを管理するファイルシステムMSFS
・光ディスクドライブ5内のAVデータを管理するファイルシステムPDFS
・ファイルシステムMSFS及びPDFSの上位のプログラムであるファイルマネージャーFM
CPU内のメモリには、次のようなプログラムが格納されている。
・各SDI入出力ポート1毎に設けられた、当該SDI入出力ポート1を制御するプログラムであるポートマネージャーPMと、バンクメモリコントローラ3を制御してバンクメモリ2にAVデータの読み書きを行わせるプログラムであるクリップマネージャーCM
・バンクメモリ2の管理とバンクメモリコントローラ3の制御とを行うプログラムであるバンクメモリマネージャーBMM
・フラッシュメモリ4や光ディスクドライブ5に記録されたAVデータを編集するためのプログラムEFM
FPGA6のプロセッサ内のメモリには、次のようなプログラムが格納されている。
・各SDI入出力ポート1からのフラッシュメモリ4へのアクセスをタイムスロットによって管理するプログラムであるメインストレージマネージャーMSM
・フラッシュメモリ4を制御するプログラムであるメインストレージコントローラMSCtrl
・光ディスクドライブ5を制御するプログラムPDDIF
図3に示した各モジュールのうち、バンクメモリマネージャーBMMは本発明によって新規に設けたモジュールであるが、それ以外のモジュールは既存のものである。図3には各モジュールの関係(どのモジュールとどのモジュールとの間で通信が行われるか)を矢印で描いているが、バンクメモリマネージャーBMMを中心にして他のモジュールとの関係を描きなおすと、図4のようになる。
この図4に示すように、バンクメモリマネージャーBMMは、クリップマネージャーCMとファイルマネージャーFMとの間に介在しており、クリップマネージャーCM,ファイルマネージャーFMとそれぞれ通信を行う。但し、クリップマネージャーCMは、ファイルマネージャーFMとの通信を全てバンクメモリマネージャーBMMを介して行うわけではなく、直接ファイルマネージャーFMとも通信を行う。
バンクメモリマネージャーBMMは、次の(a)〜(d)の機能を有するプログラムである。
(a)バンクメモリ2のビットマップ管理
(b)バンクメモリ2の確保制御
(c)バンクメモリ2の解放制御
(d)バンクメモリ2の使用履歴の管理
このうち、ビットマップ管理では、図5に概念的に示すように、バンクメモリ2の全ての領域を、全てのSDI入出力ポート1(Port#1〜5と記載している)に共用される領域として扱う。すなわち、図1に示した従来の管理方法とは異なり、バンクメモリ2を各SDI入出力ポート1に専用の領域には分割しない。
また、ビットマップ管理では、図6に示すように、バンクメモリ2の全領域を、それぞれ一種類ずつのエッセンス(ビデオデータ,オーディオデータ,プロキシデータ,リアルタイムメタデータのうちの一種類ずつ)を保持するための複数のバンク2aに区切る。なお、各バンク2aのサイズは、例えば8Mバイトというような一定のサイズであるが、別の例として、当該バンク2aに保持させるエッセンスの種類によってサイズを異ならせるようにしてもよい。
そして、ビットマップ管理では、各バンク2aを、図7に示すような情報から成るビットマップで管理する。このビットマップにおいて、BM[x]中のxは、バンクメモリ2内の何番目のバンク2aであるかを示すアドレスの値である。
Boxは、前述のようにAVサーバーを複数台接続した場合に、個々のAVサーバーを識別する情報である。
Drvは、AVデータの記録先または再生元がフラッシュメモリ4,光ディスクドライブ5のうちのいずれであるかを示す情報である。
ClipIDは、クリップ(1まとまりのAVデータ)を識別する情報である。
Essenceは、ビデオデータ,オーディオデータ,プロキシデータ,リアルタイムメタデータのうちのどの種類のエッセンスであるかを示す情報である。
Offsetは、エッセンスの先頭から何バイト目からのデータであるかを示す情報である。
Sizeは、Offsetからのデータのサイズをバイト数で示す情報である。
Countは、当該バンク2aを現在使用しているSDI入出力ポート1の数を示す値である。どのSDI入出力ポート1も当該バンク2aを使用していないときには、このCountの値は0にされる。そして、上記(b)のバンクメモリ2の確保制御によって1つのSDI入出力ポート1が当該バンク2aを確保する毎にこのCountの値が1ずつカウントアップされ、上記(c)のバンクメモリ2の解放制御によって1つのSDI入出力ポート1が当該バンク2aを解放する毎にこのCountの値が1ずつカウントダウンされる(確保制御,解放制御については後で図9〜図12を用いて説明する)。
なお、BoxからSizeまでの情報は、いずれかのSDI入出力ポート1によって当該バンク2aが確保されることによって作成されるが、その後当該バンク2aが解放されることによってCountの値が0になっても(すなわち当該バンク2aがどのSDI入出力ポート1にも使用されなくなっても)、BoxからSizeまでの情報はそのまま残される。これは、後で図11及び図12を用いて説明する再生時の処理において、使用されていないバンク2aも検索対象にしてそこに保持されているデータを利用できるようにするためである。
上記(d)のバンクメモリ2の使用履歴の管理では、各バンク2aについてのビットマップに基づき、各バンク2aの使用履歴の情報を作成する。この使用履歴の情報では、全てのバンク2aが、使用時期の順番に登録される。すなわち、図8に示すように、現在使用されていない(ビットマップ中のCountの値が0である)バンク2aは、使用されていた時期(Countの値が1以上であった時期)が古い順に登録される。また、新たに確保されることによってビットマップ中のCountの値がカウントアップされたバンク2aは、最も使用時期の新しいバンク2aとして登録するように、使用履歴の情報が更新される。
次に、AVデータの記録時におけるバンクメモリマネージャーBMMの処理について説明する。いずれかのSDI入出力ポート1とAVデータの記録先(フラッシュメモリ4または光ディスクドライブ5)とを指定した記録コマンドがFPGA9で受信されると、プログラムCMD(図3)の処理によってそのコマンドが解釈されて、指定されたSDI入出力ポート1についてのポートマネージャーPM(図3)にコマンドが送られる。
ポートマネージャーPMは、そのSDI入出力ポート1に入力したSDI規格のシリアルデジタル信号を、パラレル形式のAVデータに変換させた後エンコードさせて、バンクメモリコントローラ3に供給させる。
また、ポートマネージャーPMは、このプログラムCMDからのコマンドをクリップマネージャーCM(図3,図4)に転送する。クリップマネージャーCMは、このコマンドに基づき、SDI入出力ポート1でAVデータがエンコードされる前に、AVデータを保持するためのバンクメモリ2の領域の確保要求をバンクメモリマネージャーBMMに送る。
図9は、この確保要求に基づくバンクメモリマネージャーBMMの処理を示すフローチャートである。また図10は、記録時のクリップマネージャーCM・バンクメモリマネージャーBMM・ファイルマネージャーFM間の通信内容を経時的に示す図である。
クリップマネージャーCMは、バンクメモリ2の領域の確保要求を、図7に示したBox,Drv,ClipID,Essence,Offset及び確保を要求する領域のバイト数の情報と一緒に、バンクメモリマネージャーBMMに送る(図10のt1)。
バンクメモリマネージャーBMMは、この確保要求を受け取ると(図9のステップS1)、
使用履歴の情報(図8)を参照して、バンクメモリ2の各バンク2aのうち、現在使用されていないバンク2aを検索する(図9のステップS2)。
続いて、みつかったバンク2aの中から、使用されていた時期が古い順に、要求されたバイト数分(例えば要求されたバイト数が20Mバイトであり各バンク2aのサイズが8Mバイトであれば3つ)のバンク2aを確保する(図9のステップS3)。
このステップS3で使用時期が古い順に確保するのは、最近使用されたばかりのバンク2aがすぐに他のデータの記録のために使用されないようにすることにより、後で図11及び図12を用いて説明する再生時の処理において、そこに保持されているデータを利用できる機会を増やして、追っかけ再生の応答性や、フォワード/リバース再生を繰り返した際の応答性を良くするためである。
すなわち、例えば全SDI入出力ポート1のうち、或る1つのポート(Port#1とする)で或るデータAの記録を行い、別の1つのポート(Port#2とする)でそのデータAの追っかけ再生を行い、さらに別の1つのポート(Port#3とする)で別のデータBの記録を行うような場合を考えることにする。その場合、Port#1がデータAの記録のために使用していたバンク2aが、記録が完了することによって使用されなくなった後すぐにPort#3でのデータBの記録のために使用されてしまうと、そのバンク2aに保持されていたデータAをPort#2でのデータAの追っかけ再生のために利用できなくなる。そこで、そうした事態をさけるため、ステップS3では使用時期が古い順に確保するようにしている。
図9に示すように、ステップS3に続いて、確保した各バンク2aについてのビットマップ中のCountの値を1つカウントアップし(図9のステップS4)、確保した各バンク2aを最も使用時期の新しいバンク2aとして登録するように使用履歴の情報を更新する(図9のステップS5)。
そして、確保要求に対する応答として、確保した各バンク2aのアドレスx(図7)と確保した各バンク2aの合計のバイト数とを要求元のクリップマネージャーCMに通知する(図9のステップS6、図10のt2)。
クリップマネージャーCMは、バンクメモリコントローラ3を制御して、バンクメモリ2の各バンク2aうちの確保されたバンク2aに、SDI入出力ポート1でエンコードされたAVデータを毎フレーム書き込ませる。
また、クリップマネージャーCMは、1フレーム分のデータがバンク2aに書き込まれる毎に、バンク2aに1フレーム分のデータを書き込んだ旨の通知を、書き込みを行ったバンク2aのアドレスx及びそのバンク2aについてのBox,Drv,ClipID,Essence,Offset,Sizeの情報(図7)と一緒に、バンクメモリマネージャーBMMに送る(図10のt3)。バイト単位のデータサイズの情報であるSizeを送るのは、低レートや可変速レートでの再生時に、最速で追っかけ再生を行えるようにするためである。
バンクメモリマネージャーBMMは、毎フレームこの通知を受け取る毎に(図9のステップS7)、書き込みが行われたバンク2aについてのビットマップ中のBoxからSizeまでの情報(図7)を作成(一度作成した以降はSizeの情報を更新)して(図8のステップS8)、クリップマネージャーCMに応答を返す(図9のステップS9、図10のt4)。
その後、1つのバンク2aに一定バイト数(例えばバンク2aのサイズの6分の5程度)のデータが溜まると、クリップマネージャーCMは、フラッシュメモリ4または光ディスクドライブ5への記録要求を、そのバンク2aのアドレスx及びそのバンク2aについてのBox,Drv,ClipID,Essence,Offset,Sizeの情報(図7)と一緒に、バンクメモリマネージャーBMMに送る(図10のt5)。
バンクメモリマネージャーBMMは、この記録要求を受け取ると(図9のステップS10)、バンクメモリコントローラ3を制御して、当該バンク2aからデータを全て読み出してFPGA6に供給させる(図9のステップS11)。また、ファイルマネージャーFM(図3,図4)にこの記録要求を転送する(図9のステップS12、図10のt6)。
ファイルマネージャーFMは、この記録要求を受け取ると、Drvがフラッシュメモリ4を示している場合には、ファイルシステムMMFS(図3,図4)に対してデータの記録を要求する。その場合には、ファイルシステムMSFS,メインストレージマネージャーMSM及びメインストレージコントローラMSの処理により、FPGA6に供給されたデータがフラッシュメモリ4に記録される。
他方、Drvが光ディスクドライブ5を示している場合には、ファイルマネージャーFMは、ファイルシステムPDFS(図3,図4)に対してデータの記録を要求する。その場合には、ファイルシステムPDFS及びプログラムPDDIFの処理により、FPGA6に供給されたデータが光ディスクドライブ5に記録される。
そして、フラッシュメモリ4または光ディスクドライブ5への記録が終了すると、ファイルマネージャーFMは、記録要求に対する応答として、記録されたバイト数をバンクメモリマネージャーBMMに通知する(図10のt7)。
バンクメモリマネージャーBMMは、ファイルマネージャーFMからこの通知を受け取ると(図9のステップS13)、記録要求に対する応答として、ファイルマネージャーFMから通知されたバイト数をクリップマネージャーCMに通知する(図9のステップS14,図10のt8)。
クリップマネージャーCMは、この通知があり、バンク2aに貯まったデータのフラッシュメモリ4または光ディスクドライブ5への記録が完了していると、そのバンク2aの解放要求を、そのバンク2aのアドレスx及びそのバンク2aについてのBox,Drv,ClipID,Essence,Offset,Sizeの情報(図7)と一緒に、バンクメモリマネージャーBMMに送る(図10のt9)。
バンクメモリマネージャーBMMは、この解放要求を受け取ると(図9のステップS15)、アドレスxが示すバンク2aについてのビットマップ中のBoxからSizeまでの情報を残したまま、そのビットマップ中のCountの値を1だけカウントダウンする(図9のステップS16)。そして、解放が完了したことをクリップマネージャーCMに通知する(図9のステップS17,図10のt10)。
なお、フラッシュメモリ4や光ディスクドライブ5への記録が失敗した場合にはクリップマネージャーCMが記録のリトライを要求する場合もあるので、クリップマネージャーCMから解放要求があるまではバンクメモリマネージャーBMMはバンク2aを解放しない。
そして、確保した全てのバンク2aについて図9のステップS7〜S17の処理が済む(図9のステップS18)と、図9の処理を終了する。
次に、AVデータの再生時におけるバンクメモリマネージャーBMMの処理について説明する。いずれかのSDI入出力ポート1とAVデータの再生元(フラッシュメモリ4または光ディスクドライブ5)とを指定した再生コマンドがFPGA9で受信されると、プログラムCMD(図3)の処理によってそのコマンドが解釈されて、指定されたSDI入出力ポート1についてのポートマネージャーPM(図3)にコマンドが送られる。
ポートマネージャーPMは、このコマンドをクリップマネージャーCM(図3,図4)に転送する。クリップマネージャーCMは、このコマンドに基づき、AVデータの再生要求をバンクメモリマネージャーBMMに送る。図11は、この再生要求に基づくバンクメモリマネージャーBMMの処理を示すフローチャートである。また図12は、再生時のクリップマネージャーCM・バンクメモリマネージャーBMM・ファイルマネージャーFM間の通信内容を経時的に示す図である。
クリップマネージャーCMは、AVデータの再生要求を、図7に示したBox,Drv,ClipID,Essence,Offset及び再生を要求するデータのバイト数の情報と一緒に、バンクメモリマネージャーBMMに送る(図12のt11)。
バンクメモリマネージャーBMMは、この再生要求を受け取ると(図11のステップS21)、再生要求と一緒に受け取ったBox,Drv,ClipID,Essence及びOffsetの情報と、バンクメモリ2の各バンク2aについて作成されているビットマップ(図7)中のBox,Drv,ClipID,Essence及びOffsetの情報とを照合することにより、ビットマップ中のBox,Drv,ClipID,Essence及びOffsetの情報の内容が再生要求と一致するバンク2aを検索する(図11のステップS22)。
なお、このステップS22では、一致するバンク2aがみつかったがそのビットマップ中のSizeの値(Mとする)が再生要求されたバイト数(Nとする)に満たない場合には、再生要求されたOffsetの値(Aとする),バイト数をそれぞれA+M+1,N−Mに変更して、2つ目のバンク2aの検索を行う。
図11に示すように、ステップS22に続き、検索がヒットしたか(一致するバンク2aがみつかったか)否かを判断する(図11のステップS23)。イエスであれば、ヒットしたバンク2aを確保する(図11のステップS24)。そして、確保した各バンク2aについてのビットマップ中のCountの値を1つカウントアップし(図11のステップS25)、確保した各バンク2aを最も使用時期の新しいバンク2aとして登録するように使用履歴の情報を更新する(図11のステップS26)。
そして、再生要求に対する応答として、確保したバンク2aのアドレスxとそのバンク2aに保持されているデータのバイト数とをクリップマネージャーCMに通知する(図11のステップS27、図12のt12)。保持されているデータサイズをバイト単位で通知するのは、低レートや可変速レートでの再生時に、最速で追っかけ再生を行えるようにするためである。
ステップS23でノーであった場合には、使用履歴の情報(図8)を参照して、バンクメモリ2の各バンク2aのうち、現在使用されていないバンク2aを検索する(図11のステップS28)。 そして、みつかったバンク2aの中から、使用されていた時期が古い順に、再生要求されたバイト数分のバンク2aを確保する(図11のステップS29)。
そして、確保した各バンク2aについてのビットマップ中のCountの値を1つカウントアップし(図11のステップS30)、確保した各バンク2aを最も使用時期の新しいバンク2aとして登録するように使用履歴の情報を更新する(図11のステップS31)。
続いて、クリップマネージャーCMからの再生要求をファイルマネージャーFM(図3,図4)に転送する(図11のステップS32、図12のt13)。
ファイルマネージャーFMは、この再生要求が転送されると、Drvがフラッシュメモリ4を示している場合には、ファイルシステムMMFS(図3,図4)に対してデータの再生を要求する。その場合には、ファイルシステムMsFS,メインストレージマネージャーMSM及びメインストレージコントローラMSの処理により、フラッシュメモリ4からデータが再生されてバンクメモリコントローラ3に供給される。
他方、Drvが光ディスクドライブ5を示している場合には、ファイルマネージャーFMは、ファイルシステムPDFS(図3,図4)に対してデータの再生を要求する。その場合には、ファイルシステムPDFS及びプログラムPDDIFの処理により、光ディスクドライブ5からデータが再生されてバンクメモリコントローラ3に供給される。
そして、フラッシュメモリ4または光ディスクドライブ5からの再生が終了すると、ファイルマネージャーFMは、再生要求に対する応答として、再生したバイト数をバンクメモリマネージャーBMMに通知する(図12のt14)。
バンクメモリマネージャーBMMは、ファイルマネージャーFMからこの通知を受け取ると、(図11のステップS33)、バンクメモリコントローラ3を制御して、確保したバンク2aにデータを書き込ませる(図11のステップS34)。そして、書き込みを行ったバンク2aについてのビットマップ中のBoxからSizeまでの情報(図7)を作成して(図8のステップS35)、図11のステップS27、図12のt12に進む。
クリップマネージャーCMは、図11のステップS27、図12のt12の通知があると、バンクメモリコントローラ3を制御して、確保されたバンク2aから、再生要求したバイト数分のデータを読み出させてSDI入出力ポート1に供給させる。
そして、再生要求したバイト数分のデータが読み出されると、クリップマネージャーCMは、そのバンク2aの解放要求を、そのバンク2aのアドレスx及びそのバンク2aについてのBox,Drv,ClipID,Essence,Offset,Sizeの情報(図7)と一緒に、バンクメモリマネージャーBMMに送る(図12のt15)。
バンクメモリマネージャーBMMは、この解放要求があると(図11のS36)、図9に示した記録時のステップS15及びS16と同じ処理を行う(図11のS37及びS38、図12のt16)。
そして、確保した全てのバンク2aについて図11のステップS36〜S38の処理が済む(図11のステップS39)と、図11の処理を終了する。
図13は、図9及び図11に示した処理の過程でのバンクメモリ2の各バンク2aについてのビットマップのイメージを、全SDI入出力ポート1のうちの3つのポート(Port#1〜3と記載している)についてのクリップマネージャーCMによるバンク2aのリンクのイメージとともに例示する図である。
この図13では、Port#1で或るデータAの記録を行い、Port#2でアドレスx=0〜2のバンク2aを使用して別のデータCをフォワード再生した後データAの追っかけ再生を開始し、Port#3で別のデータBの記録を行う場合を例にとっている。
クリップマネージャーCMは、対応するSDI入出力ポート1で使用している複数のバンク2aを、現在の書き込みまたは読み出しを行っているバンク2aの位置を中心とした所定バイト数分だけリンクさせて管理する。
ここでは、Port#1についてのクリップマネージャーCMは、アドレスx=6のバンク2aと、アドレスx=7のバンク2aとを、Port#1で使用されているバンク2aとしてリンクさせている。
Port#2についてのクリップマネージャーCMは、データAの追っかけ再生の開始時には、アドレスx=1のバンク2aと、アドレスx=2のバンク2aと、アドレスx=6のバンク2aとを、Port#2で使用されているバンク2aとしてリンクさせている。(図示は省略するが、データCのフォワード再生時には、アドレスx=0〜2のバンク2aがリンクされており、データAの追っかけ再生の開始時に、アドレスx=0のバンク2aがリンクから外され、アドレスx=6のバンク2aが新たにリンクされている。)
Port#3についてのクリップマネージャーCMは、アドレスx=8のバンク2aと、アドレスx=9のバンク2aとを、Port#3で使用されているバンク2aとしてリンクさせている。
Port#1でのみ使用されているアドレスx=7のバンク2aと、Port#2でのみ使用されているアドレスx=1,2のバンク2aと、Port#3でのみ使用されているアドレスx=8,9のバンク2aでは、ビットマップ中のCountの値は1になっている。
Port#1とPort#2との両方で使用されているアドレスx=6のバンク2aでは、ビットマップ中のCountの値は2になっている。このアドレスx=6のバンク2aに溜まったデータのフラッシュメモリ4または光ディスクドライブ5への記録が完了し、Port#1についてのクリップマネージャーCMの解放要求によってこのアドレスx=6のバンク2aが解放されても、ビットマップ中のCountの値は1になるので、このアドレスx=6のバンク2aは使用されていない状態にはならない(Port#2に使用されている状態にある)。
残りのバンク2aは、いずれのSDI入出力ポート1でも使用されていないので、ビットマップ中のCountの値が0になっている。
使用されていないバンク2aには、使用時に保持されたデータが残っているので、そのデータを再生のために利用することができる。例えば、Port#2で、データAの追っかけ再生の後、データCのリバース再生を行おうとする場合、リンクから外されたアドレスx=0のバンク2aにデータが残っているので、フラッシュメモリ4や光ディスクドライブ5にアクセスすることなく、直ちにアドレスx=2,1,0のバンク2aを順に使用して(Port#2についてのクリップマネージャーCMが、アドレスx=6のバンク2aをリンクから外し、アドレスx=0のバンク2aを新たにリンクして)リバース再生を行うことができる。
図14は、図9及び図11に示した処理による、バンクメモリ2を利用した追っかけ再生の様子を例示する図である。なお、この図14では、各バンク2aのサイズを60ページ(1ページは、フラッシュメモリ4(図2)での記録再生単位となるバイト数)としている。
図14(a)には、図9の処理による記録の様子を経時的に4段階に分けて示している。この図14(a)の1段階目は、まだバンク2aが確保されていない状態を示している。
図14(a)の2段階目は、Countの値が0の(すなわち使用されていない)2つのバンク2aを確保した直後の状態を示しており、確保した1つ目のバンク2a(確保した2つのバンク2aのうち図の左側のほうのバンク2a)に1フレーム目(1ページ目)からのデータが書き込まれ始めている。
図14(a)の3段階目は、この1つ目のバンク2aに溜まった約30フレーム分(50ページ分)のデータのフラッシュメモリ4への記録が完了してこのバンク2aが解放された直後の状態を示しており、確保した2つ目のバンク2aに約31フレーム目(51ページ目)からのデータが書き込まれ始めている。
図14(a)の4段階目は、3段階目から約15フレーム分の時間が経過したタイミングでの状態を示しており、確保した2つ目のバンク2aに約15フレーム分(30ページ分)のデータが書き込まれているが、このデータはまだフラッシュメモリ4には記録されていない。
図14(b)には、図14(a)の4段階目と同じタイミングでの、図11の処理による、約25フレーム目(40ページ目)から40フレーム目(65ページ目)までのデータの追っかけ再生の様子を示している。
記録のために使用されていた1つ目のバンク2aが再び確保され、このバンク2aに残っている約30フレーム分(50ページ分)のデータのうち、約25フレーム目(40ページ目)から30フレーム目(50ページ目)までのデータが読み出される。
また、現在記録のために使用されている2つ目のバンク2aも確保され、このバンク2aに保持されている約15フレーム分(30ページ分)のデータ(フラッシュメモリ4には未記録のデータ)のうち、先頭から約10フレーム分(15ページ分)のデータ、すなわち1つめ目のバンク2aから通算して約31フレーム目(51ページ目)から40フレーム目(65ページ目)までのデータが読み出される。
この図14に例示したように、このAVサーバーでは、フラッシュメモリ4や光ディスクドライブ5にアクセスすることなく(すなわち、タイムスロット管理によるフラッシュメモリ4へのアクセスの待ち時間や、光ディスクドライブ5からのデータを再生する際のシーク時間等に影響されることなく)、バンクメモリ2をいわばキャッシュメモリとして利用して迅速に追っかけ再生を行えるケースが多くなる。これにより、追っかけ再生の応答性を向上させることができる。
そして、このAVサーバーでの追っかけ再生は、いずれかのSDI入出力ポート1から入力して記録しているAVデータ中のプロキシデータを直ちに別のSDI入出力ポート1から出力させてモニター等で参照しながら編集操作パネル10でカット編集点を決定するためにも行われる(カット編集点を決定する操作を行うと、図3に示したプログラムEFM等の処理として、フラッシュメモリ4や光ディスクドライブ5に記録されたAVデータがカット編集される)。したがって、このAVサーバーでは、編集のために追っかけ再生を行う際の応答性も向上させることができる。
また、図13のPort#2について説明したように、フォワード再生を行った後にリバース再生を行う際にも、リンクから外したバンク2aにデータが残っている可能性が高いので、フラッシュメモリ4や光ディスクドライブ5にアクセスすることなく、バンクメモリ2をキャッシュメモリとして利用して迅速にリバース再生を行えるケースが多くなる。これにより、フォワード/リバース再生を繰り返す際の応答性も向上させることができる。
また、このようにバンクメモリ2をキャッシュメモリとして利用することにより、フラッシュメモリ4へのアクセス回数が抑えられるので、メインストレージマネージャーMSM(図3,図4)が管理しているタイムスロットの空きの数がその分増えることになる。このことは、フラッシュメモリ4にアクセスして記録や通常の再生を行う際の応答性の向上にもつながる。
また、バンクメモリマネージャーBMMの機能は、通常動作時に追っかけ再生やフォワード/リバース再生を行うだけでなく、AVサーバーの診断時にバンクメモリ2で折り返しデバッグを行うためにも用いることができる。従来のAVサーバーでは、バンクメモリでの折り返しデバッグを行うために専用のプログラムを設けていたが、そうした専用のプログラムを設ける必要がなくなることになる。
なお、以上の例では、メインストレージとしてフラッシュメモリを設けるとともに編集機能を有するAVサーバーに本発明を適用しているが、本発明は、フラッシュメモリ以外のメインストレージ(例えばハードディスクドライブ等)を設けたAVサーバーや、編集機能を有しないAVサーバーや、テレビジョン放送用のノンリニア編集機にも適用することができる。さらに、本発明は、テレビジョン放送用のAVサーバーやノンリニア編集機に限らず、2以上の入出力ポートからノンリニア記録媒体にアクセスしてビデオデータを記録再生するあらゆる記録再生装置に適用することができる。
従来のAVサーバー等におけるAVデータ一時保持用のメモリの管理の様子を示す図である。 本発明を適用したAVサーバーの全体構成例を示す図である。 図2のCPU7,CPU8,FPGA6内に格納されているプログラムのモジュール構造を示す図である。 バンクメモリマネージャーと他のモジュールとの関係を示す図である。 バンクメモリマネージャーによるバンクメモリの管理の様子を示す図である。 バンクメモリ内のバンクを示す図である。 ビットマップを構成する情報を示す図である。 バンクメモリの各バンクの使用履歴の情報を示す図である。 記録時のバンクメモリマネージャーの処理を示すフローチャートである。 記録時のクリップマネージャー・バンクメモリマネージャー・ファイルマネージャー間の通信内容を示す図である。 再生時のバンクメモリマネージャーの処理を示すフローチャートである。 再生時のクリップマネージャー・バンクメモリマネージャー・ファイルマネージャー間の通信内容を示す図である。 バンクメモリの各バンクのビットマップ及びクリップマネージャーによるバンクのリンクのイメージを示す図である。 バンクメモリを利用した追っかけ再生の様子を例示する図である。
符号の説明
1 SDI入出力ポート、 2 バンクメモリ、 3 バンクメモリコントローラ、 4 フラッシュメモリ、 5 光ディスクドライブ、 6 FPGA、 7 CPU、 8 CPU、 9 FPGA、 10 編集操作パネル

Claims (15)

  1. ビデオデータを入出力するための2以上の入出力ポートと、
    前記入出力ポートに入力したビデオデータを記録するためのノンリニアアクセス可能な記録媒体と、
    前記記録媒体に対する記録再生時にビデオデータを一時的に保持するためのメモリと
    を有する記録再生装置において、
    前記メモリを複数の領域に区切り、各領域を、当該領域に保持されているビデオデータを識別するためのデータ識別情報であって、1まとまりのビデオデータを識別するIDと、前記1まとまりのビデオデータの先頭から何バイト目からが保持されているかを示すオフセット情報と、保持されているビデオデータのサイズ情報とを含む情報を作成することによって管理する第1の処理と、
    いずれかの前記入出力ポートを指定したビデオデータの再生要求が、前記IDと、前記1まとまりのビデオデータの先頭から何バイト目からを再生するかを示すオフセット情報と、再生するビデオデータのサイズ情報とを用いて行われたことに応じて、前記メモリの各領域について作成されている前記データ識別情報中の前記ID,前記オフセット情報及び前記サイズ情報と、前記再生要求で用いられた前記ID,前記オフセット情報及び前記サイズ情報とを照合して、前記再生要求のあったビデオデータが前記メモリのいずれかの領域に保持されているかを検索し、保持されている領域がみつかった場合には、当該領域に保持されているビデオデータを前記指定された入出力ポートから出力させる第2の処理と
    を行う処理手段を備え
    記録再生装置。
  2. 請求項1に記載の記録再生装置において、
    前記第1の処理では、前記メモリの各領域がいずれかの前記入出力ポートのために現在使用されているか否かを示す使用管理情報を作成するとともに、いずれの前記入出力ポートのためにも使用されなくなった領域についても、使用されていたときにビデオデータが保持されることによって作成された前記データ識別情報を残しておき、
    前記第2の処理では、いずれの前記入出力ポートのためにも使用されなくなった領域についても前記データ識別情報を用いて検索を行
    記録再生装置。
  3. 請求項2に記載の記録再生装置において、
    前記使用管理情報に基づき、前記メモリの各領域の現在までの使用履歴の情報を作成する第3の処理と、
    いずれかの前記入出力ポートを指定したビデオデータの記録要求があった場合、及び、前記再生要求があり且つ前記第2の処理での検索の結果前記メモリにビデオデータが保持されていなかった場合に、前記使用履歴の情報を用いて、現在使用されていない領域のうち、使用された時期が古い領域の順に使用させる第4の処理と
    を行う処理手段をさらに備え
    記録再生装置。
  4. 請求項1に記載の記録再生装置において、
    前記メモリの1つの領域に一定量のビデオデータが貯まる毎に前記記録媒体にビデオデータが記録され、
    前記第1の処理では、前記一定量よりも少ない量のビデオデータが前記メモリの1つの領域に書き込まれる毎に前記データ識別情報を作成す
    記録再生装置。
  5. 請求項1に記載の記録再生装置において、
    前記第2の処理では、前記再生要求が行われたことに応じて、前記メモリの各領域について作成されている前記データ識別情報中の前記ID及び前記オフセット情報と、前記再生要求で用いられた前記ID及び前記オフセット情報とを照合して、前記データ識別情報中の前記ID及び前記オフセット情報の内容が前記再生要求と一致する領域を検索するとともに、一致する領域がみつかったが当該領域についての前記データ識別情報中の前記サイズ情報の値が前記再生要求で用いられた前記サイズ情報の値に満たない場合には、前記再生要求で用いられた前記オフセット情報,前記サイズ情報の値をそれぞれ当該領域についての前記データ識別情報中の前記サイズ情報の値に応じて加算,減算して、2つ目の領域の検索を行う
    記録再生装置。
  6. 請求項1に記載の記録再生装置において、
    前記記録再生装置は、ビデオデータ及びオーディオデータを含む複数種類のエッセンスから成る1まとまりのクリップを記録再生し、
    前記データ識別情報は、前記クリップを識別するIDと、保持されているエッセンスの種類を示すエッセンス情報と、前記クリップの先頭から何バイト目からのデータが保持されているかを示すオフセット情報と、保持されているエッセンスのサイズ情報とを含み、
    前記再生要求は、前記IDと、前記エッセンス情報と、前記クリップの先頭から何バイト目からのエッセンスを再生するかを示すオフセット情報と、再生するエッセンスのサイズ情報とを用いて行われ、
    前記第2の処理では、前記データ識別情報中の前記ID,前記エッセンス情報,前記オフセット情報及びサイズ情報と、前記再生要求で用いられた前記ID,前記エッセンス情報,前記オフセット情報及びサイズ情報とを照合して、再生要求のあったエッセンスが保持されている領域を検索す
    記録再生装置。
  7. 請求項6に記載の記録再生装置において、
    前記記録再生装置は、ビデオデータ及びオーディオデータを含む複数種類のエッセンスから成る1まとまりのクリップを記録再生するAVサーバーであ
    記録再生装置。
  8. 請求項6に記載の記録再生装置において、
    前記記録再生装置は、ビデオデータ,オーディオデータ及び編集作業用のプロキシデータを含む複数種類のエッセンスから成る1まとまりのクリップを編集のために記録再生するノンリニア編集機であ
    記録再生装置。
  9. ビデオデータを入出力するための2以上の入出力ポートと、
    前記入出力ポートに入力したビデオデータを記録するためのノンリニアアクセス可能な記録媒体と、
    前記記録媒体に対する記録再生時にビデオデータを一時的に保持するためのメモリと
    を有する記録再生装置における再生方法において、
    前記記録再生装置内の処理手段が、前記メモリを複数の領域に区切り、各領域を、当該領域に保持されているビデオデータを識別するためのデータ識別情報であって、1まとまりのビデオデータを識別するIDと、前記1まとまりのビデオデータの先頭から何バイト目からが保持されているかを示すオフセット情報と、保持されているビデオデータのサイズ情報とを含む情報を作成することによって管理する第1のステップと、
    前記記録再生装置内の処理手段が、いずれかの前記入出力ポートを指定したビデオデータの再生要求が、前記IDと、前記1まとまりのビデオデータの先頭から何バイト目からを再生するかを示すオフセット情報と、再生するビデオデータのサイズ情報とを用いて行われたことに応じて、前記メモリの各領域について作成されている前記データ識別情報中の前記ID,前記オフセット情報及び前記サイズ情報と、前記再生要求で用いられた前記ID,前記オフセット情報及び前記サイズ情報とを照合して、前記再生要求のあったビデオデータが前記メモリのいずれかの領域に保持されているかを検索し、保持されている領域がみつかった場合には、当該領域に保持されているビデオデータを前記指定された入出力ポートから出力させる第2のステップとを有す
    再生方法。
  10. ビデオデータを入出力する複数のポートと、
    前記ビデオデータを記録媒体に記録する、又は、前記ビデオデータを記録媒体から再生する際に、前記ビデオデータを保持するメモリであって、複数の領域に区切られ、各領域が、当該領域に保持されているビデオデータを識別するためのデータ識別情報であって、1まとまりのビデオデータを識別するIDと、前記1まとまりのビデオデータの先頭から何バイト目からが保持されているかを示すオフセット情報と、保持されているビデオデータのサイズ情報とを含む情報によって管理されているメモリと、
    前記ポートを指定したビデオデータの再生要求が、前記IDと、前記1まとまりのビデオデータの先頭から何バイト目からを再生するかを示すオフセット情報と、再生するビデオデータのサイズ情報とを用いて行われたことに応じて、前記メモリの各領域についての前記データ識別情報中の前記ID,前記オフセット情報及び前記サイズ情報と、前記再生要求で用いられた前記ID,前記オフセット情報及び前記サイズ情報とを照合して、前記再生要求のあったビデオデータが前記メモリのいずれかの領域に保持されているかを判定する判定手段と、
    前記判定手段によりいずれかの領域に保持されていると判定された場合には、前記メモリの当該領域に保持されているビデオデータを前記指定されたポートから出力させる処理手段と
    を備えるデータ処理装置。
  11. 前記メモリの各領域が、いずれかの前記ポートのために当該領域が現在使用されているか否かを示す使用管理情報によっても管理されており、
    前記判定手段は、いずれの前記ポートのためにも使用されなくなった前記メモリの領域について、使用されていたときにビデオデータが保持されることによって作成された前記データ識別情報を残しておき、いずれの前記ポートのためにも使用されなくなった前記メモリの領域についても前記データ識別情報を用いて判定を行う
    請求項10に記載のデータ処理装置。
  12. 前記処理手段は、いずれかの前記ポートを指定したビデオデータの記録要求があった場合、及び、前記再生要求があり且つ前記判定手段により前記メモリにビデオデータが保持されていないと判定された場合に、前記使用管理情報に基づいて作成された前記メモリの各領域の現在までの使用履歴の情報を用いて、現在使用されていない領域のうち、使用された時期が古い領域の順に使用させる
    請求項11に記載のデータ処理装置。
  13. 前記メモリの1つの領域に一定量のビデオデータが貯まる毎に前記記録媒体にビデオデータが記録され、
    前記一定量よりも少ない量のビデオデータが前記メモリの1つの領域に書き込まれる毎に、前記データ識別情報を作成する作成手段を更に備える
    請求項10に記載のデータ処理装置。
  14. 前記判定手段は、前記再生要求が行われたことに応じて、前記メモリの各領域についての前記データ識別情報中の前記ID及び前記オフセット情報と、前記再生要求で用いられた前記ID及び前記オフセット情報とを照合して、前記データ識別情報中の前記ID及び前記オフセット情報の内容が前記再生要求と一致する領域を検索するとともに、一致する領域がみつかったが当該領域についての前記データ識別情報中の前記サイズ情報の値が前記再生要求で用いられた前記サイズ情報の値に満たない場合には、前記再生要求で用いられた前記オフセット情報,前記サイズ情報の値をそれぞれ当該領域についての前記データ識別情報中の前記サイズ情報の値に応じて加算,減算して、2つ目の領域の検索を行う
    請求項10に記載のデータ処理装置。
  15. ビデオデータを入出力する複数のポートと、
    前記ビデオデータを記録媒体に記録する、又は、前記ビデオデータを記録媒体から再生する際に、前記ビデオデータを保持するメモリであって、複数の領域に区切られ、各領域が、当該領域に保持されているビデオデータを識別するためのデータ識別情報であって、1まとまりのビデオデータを識別するIDと、前記1まとまりのビデオデータの先頭から何バイト目からが保持されているかを示すオフセット情報と、保持されているビデオデータのサイズ情報とを含む情報によって管理されているメモリと
    を有するデータ処理装置におけるデータ処理方法において、
    前記データ処理装置内の処理手段が、前記ポートを指定したビデオデータの再生要求が、前記IDと、前記1まとまりのビデオデータの先頭から何バイト目からを再生するかを示すオフセット情報と、再生するビデオデータのサイズ情報とを用いて行われたことに応じて、前記メモリの各領域についての前記データ識別情報中の前記ID,前記オフセット情報及び前記サイズ情報と、前記再生要求で用いられた前記ID,前記オフセット情報及び前記サイズ情報とを照合して、前記再生要求のあったビデオデータが前記メモリのいずれかの領域に保持されているかを判定する判定ステップと、
    前記データ処理装置内の処理手段が、前記判定ステップにおいていずれかの領域に保持されていると判定された場合には、前記メモリの当該領域に保持されているビデオデータを前記指定されたポートから出力させる処理ステップと
    を含むデータ処理方法。
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