JP2001022528A - ディスクメディアと、記録方法、記録装置または再生装置 - Google Patents

ディスクメディアと、記録方法、記録装置または再生装置

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JP2001022528A
JP2001022528A JP11195600A JP19560099A JP2001022528A JP 2001022528 A JP2001022528 A JP 2001022528A JP 11195600 A JP11195600 A JP 11195600A JP 19560099 A JP19560099 A JP 19560099A JP 2001022528 A JP2001022528 A JP 2001022528A
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recording
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disk medium
stream
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JP11195600A
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English (en)
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Kiyoshi Tominaga
喜代司 冨永
Hideki Taniguchi
秀樹 谷口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ディスクメディアに複数のストリ
ーム情報を記録する場合、ディスクメディアの読み込み
/書き込み速度の制限によってストリーム情報間の境界
領域が物理的に連続になる保証がないので、境界領域で
生じる情報の不連続を防止することである。 【解決手段】 連続領域割当手段14で現在確保してい
た連続領域へのストリーム情報記録の終端に生じる未使
用領域を連続領域補完手段16が一次割当しておき、次
のストリーム情報の記録の際に、連続領域割当手段14
により一次割当領域から使用する構成の記録装置または
方法により、ストリーム情報の境界領域を連続的に確保
可能となり、ストリーム間にまたがった連続再生が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル情報分野
における情報記録および情報再生に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、専門家でない一般人が、動画や音
声情報をハードディスクや光ディスクなどのディスクメ
ディアに記憶して画像の編集などを簡単に行えることを
求めている。この場合での、画像や音声をディスクメデ
ィアに記録再生する従来の技術を図面を用いて説明す
る。
【0003】図9は、従来のディスクメディアの記録装
置の構成図を示すものである。
【0004】図9において、92は映像または音声の少
なくとも一つを含むストリーム情報を受け入れ一時記憶
用バッファメモリを有する情報受入手段、91はストリ
ーム情報の転送レートや種類などの属性情報を設定する
入力情報設定手段、95はストリーム情報をディスクメ
ディアに記録保存する情報記録手段、93は情報記録手
段95によりディスクメディアの現在の空き容量に関す
る情報を取得する空き領域管理手段、94は空き領域管
理手段93の情報に基づいて連続的な領域をディスクメ
ディアに確保して、情報受入手段92からのストリーム
情報をディスクメディアに記録する連続領域割当手段で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ディスクの読み込み/
書き込み速度の制限から、ディスクメディアに複数のス
トリーム情報を記録する場合、連続記録および再生を行
なうためには物理的に連続した領域を確保する必要があ
る。
【0006】上記の従来の構成では、断片的に存在する
ディスクメディアの空き領域を記録するストリーム情報
のサイズを基にディスクメディアの使用効率等を優先し
て確保することになる。
【0007】上記の場合においては、確保される空き領
域間における物理的な位置情報の関連性は特に考慮され
ない。
【0008】そのため、複数のストリーム情報を記録す
る場合において、その境界領域が物理的に連続になる保
障が無く、連続記録および再生がされる保証がない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決するために、ディスクメディアの空き領域を、入力さ
れるストリーム情報の転送レート等を基に物理的な連続
領域の長さを決定して確保し、ストリーム情報の記録の
終端において、記録中のストリーム情報の終端を含む現
在確保している連続領域の未使用領域を一時的な使用領
域として割り当てておき、次のストリーム情報の初端の
記録場所に使用するものである。
【0010】また、本発明では、ディスクメディアへの
ストリーム情報の記録時、記録ミスなどの記録状況を検
出してストリーム情報を記録する連続領域の長さを伸縮
するものである。
【0011】さらに、本発明は、前後する二つのストリ
ーム情報の接続前後で、前のストリーム情報の一部を後
のストリーム情報の一部と置き換えるなどの編集を行う
ものである。
【0012】上記のディスクメデイア記録方法や、ディ
スクメディア記録装置や、ディスクメディアにより、ス
トリーム情報間でのストリーム情報の欠落を防止して、
ストリーム情報の再生時の連続性を保証するものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。
【0014】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1を示すディスクメディアの記録装置の概略構成図
である。
【0015】図1において、12は映像または音声の少
なくとも一つを含むストリーム情報を受け入れる情報受
入手段、11はストリーム情報の転送レートやストリー
ムの種類などの属性情報を設定する入力情報設定手段、
15はストリーム情報をディスクメディアに記録保存す
る情報記録手段、13はディスクメディアでの現在の空
き容量に関する情報を取得する空き領域管理手段、14
は空き領域管理手段13の情報に基づいて連続的な領域
をディスクメディアに確保する連続領域割当手段、16
は連続的な領域が最後まで使用されずに解放された場合
に、解放される領域を一次使用領域として割り当てる連
続領域補完手段である。
【0016】以上のように構成された本発明の実施の形
態1のディスクメディアの記録装置の動作について説明
する。
【0017】情報受入手段12により、映像または音声
の少なくとも一つを含むストリーム情報が取り込まれ
る。また、入力情報設定手段11からは、取り込まれる
ストリーム情報の転送レートや含まれるストリーム種類
等の属性情報が設定される。そして、空き領域管理手段
13によりストリーム情報を記録する媒体である情報記
録手段15の現在の使用領域や空き領域に関する情報を
取得して管理する。連続領域割当手段14は、入力情報
設定手段11からの属性情報と空き領域管理手段13の
管理情報を基に連続書き込みかつ連続読み込み可能な領
域を情報記録手段15によってディスクメディアに割り
当て、その領域に情報受入手段12から送られるストリ
ーム情報を転送する。
【0018】その後、単一のストリーム情報の取り込み
が終了した場合において、連続領域割当手段14により
確保されていた領域の中で使用されなかった領域を連続
領域補完手段16により一次割当領域として情報記録手
段15によりディスクメディアに登録する。
【0019】そして、再度、情報受入手段12よりスト
リーム情報の取り込みが開始された場合に、連続領域割
当手段14は、ディスクメディアに登録されている一次
割当領域を優先的に利用する。
【0020】図3は、本発明の実施の形態1における連
続領域補完動作の説明図である。
【0021】図3を用いて、DVD−RAMメディアと
DVD−VR(Video Recording)を利
用した場合についてより詳しく説明する。ここでは、3
1のStream#1と32のStream#2を記録
する場合について説明する。
【0022】31のStream#1は、DVD−RA
M上に書かれる場合は通常、33のStream#1−
1、34のStream#1−2、35のStream
#1−nというような、n個の領域に分割されて記録さ
れる。また、32のStream#2も同様に、36の
Stream#2−1、37のStream#2−2、
38のStream#2−nというn個の領域に分割さ
れて記録される。この場合において、34のStrea
m#1−2の長さであるL#1は、DVD−VRにおけ
るCDA(Contigous DataArea)を
満足した長さである。
【0023】CDAとは、ストリーム情報の転送レート
や再生側のデータバッファサイズから算出される値であ
り、ストリーム情報の書き込みを実時間で実現させつ
つ、いかなる場合においても再生側のデータバッファの
残量を枯渇させることなくデータ供給を可能とする為に
確保された連続的な記憶領域の事を示す。
【0024】従来の技術では、2つのストリーム情報を
取り込む場合においては、31のStream#1の終
端の情報を含む35のStream#1−nの領域は、
CDAを満足している保証はない。また、Stream
#1−nの領域35の直後の領域は31のStream
#1の記録後から32のStream#2の記録開始迄
に使用される可能性が有る。そのため、32のStre
am#2を記録した場合において、35のStream
#1−nと36のStream#2−1を連続的に読み
出す時に、物理的に連続的な位置に記憶されていない場
合には、ストリーム間においてディスクメディアの読み
出しピックの位置を移動する動作が必要となる。このピ
ック移動動作中はストリーム情報の読み出し処理が行な
われないが、再生は継続されるため再生側のデータバッ
ファは順次消費される。そのためデータバッファの残量
によってはバッファが枯渇状態になり、連続再生が出来
なくなる可能性が有る。
【0025】そこで、実施の形態1では、35のStr
eam#1−nの記録終了時において、CDAを満足す
る長さであり、35のStream#1−nの記録開始
時に連続領域割当手段14により割り当てられた連続領
域をL#4、35のStream#1−nの記録の為に
実際に使用された長さL#2とすると、L#3=L#4
−L#2の長さの領域である39のPaddingを連
続領域補完手段16により一次割当領域として登録して
おく。
【0026】そして、32のStream#2のストリ
ーム情報の取り込み開始時において、この一時的に割り
当てられている領域であるPadding領域39を最
初に使用することにより3−4の領域構成となり、St
ream#1−nとStram#2−1がCDAを満足
し、連続再生が可能となる。
【0027】ここで、連続領域割当手段14により割り
当てられた連続領域とは、例えばUDF(Univer
sal Disk Format)規格における短割付
け記述子の種別である”割り付けられていて記録されて
いる”を用いた領域であり、連続領域補完手段16によ
り一次割当領域とするPadding領域39とは、例
えば、UDF規格における短割付け記述子の種別であ
る”割付けられてはいるが未記録である”を用いた領域
である。
【0028】以上のように本実施の形態によれば、スト
リーム情報記録の終端において現在確保していた連続領
域の未使用領域を一次割当しておき、次のストリーム情
報の記録の際に、最初に先に一次割当しておいた領域か
ら使用する事により、ストリーム情報の境界領域を連続
的に確保可能となり、ストリーム間にまたがった連続再
生が可能となる。
【0029】(実施の形態2)図2は、本発明のディス
クメディアの記録装置の入力情報設定手段の実施の形態
2の概略構成図である。
【0030】図2において、入力情報設定手段11は、
情報受入手段12のストリーム情報から属性情報を取り
出す属性情報自動判別手段21と、取り出した属性情報
の中から必要な情報のみを連続領域割当手段14に知ら
せる属性情報設定手段22で構成される。
【0031】以上のように構成された実施の形態1のデ
ィスクメディア記録装置の入力情報設定手段11の動作
について説明する。属性情報自動判別手段21により情
報受入手段12から取り入れられるストリーム情報の中
からストリーム属性を記録している情報を判別して自動
的に取り出す。そして、属性情報設定手段22により取
り出された属性情報から連続領域を決めるのに必要な情
報を識別して連続領域割当手段14に設定する。
【0032】ここで、属性情報自動判別手段21により
自動的に取り出される属性情報とは、例えば、MPEG
ストリームに含まれるヘッダ情報等であり、属性情報設
定手段22により設定される連続領域割当手段14に必
要な情報とはヘッダ情報内に書き込まれている転送レー
トの情報等である。
【0033】以上のように本実施の形態によれば、取り
込む情報から自動的に連続領域を決めるための情報が設
定可能となり、入力情報の設定の自動化が図れる。
【0034】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3を示すディスクメディアの記録装置の概略構成図
である。
【0035】図4において、42は映像または音声の少
なくとも一つを含むストリーム情報を受け入れる情報受
入手段、41はストリーム情報の属性情報を設定する入
力情報設定手段、45はストリーム情報をディスクメデ
ィアに記録保存する情報記録手段、43はディスクメデ
ィアの現在の空き容量に関する情報を取得する空き領域
管理手段、46はディスクメディアへの情報記録時の記
録エラーや欠陥などの記録状況を監視する記録状況監視
手段、44は空き領域管理手段43の情報と記録状況監
視手段46の情報に基づいて、連続的な領域をディスク
メディアに確保する連続領域割当手段である。
【0036】以上のように構成された実施の形態3のデ
ィスクメディアの記録方法の動作について説明する。
【0037】情報受入手段42により、映像または音声
の少なくとも一つを含むストリーム情報が取り込まれ
る。また、入力情報設定手段41からは、取り込まれる
ストリーム情報の転送レートや含まれるストリーム種類
等の属性情報が設定される。そして、空き領域管理手段
43によりストリーム情報を記録する媒体である情報記
録手段45の現在の使用領域や空き領域に関する情報を
取得して管理する。記録状況監視手段46はディスクメ
ディアへの情報記録手段45の記録状況を監視してその
情報を管理する。連続領域割当手段44は、入力情報設
定手段41からの属性情報と空き領域管理手段43の管
理情報と記録状況監視手段46の記録状況情報を基に連
続書き込みかつ連続読み込み可能な領域を情報記録手段
45に割り当てて、その領域に情報受入手段42から送
られるストリーム情報を転送する。
【0038】図6を用いてDVD−RAMメディアを利
用した場合についてより詳しく説明する。
【0039】従来技術では、連続領域を確保する場合に
は、入力情報設定手段41からの転送レート情報などと
空き領域管理手段43で管理されている情報を基に適当
な領域61が連続領域割当手段44により選択される。
しかしながらこの場合においては、連続領域割当手段4
4で割り当てられた連続領域61の長さL#1の書き込
み途中においてエラーが発生した場合、本来ならば連続
領域61の長さL#1を大きくしなければならないのだ
が、連続領域61の直後の領域を確保出来る保証が無
く、連続領域61は連続書き込みかつ連続読み込み可能
な領域としての仕様を満たさなくなってしまう可能性が
ある。また、あらかじめ補完領域62を定量確保する場
合には、実際に使用する領域との差が大きくなる可能性
が有り結果的に無駄な領域を使用してしまう弊害があ
る。
【0040】そこで、常に情報記録手段45でディスク
メディアに書き込まれる際の状況を記録状況監視手段4
6で監視してそのエラー発生頻度を検出し保管する。そ
して、連続領域割当手段44は、記録状況監視手段46
で管理されているエラー発生頻度に応じて、連続領域6
1の長さL#1に補完領域62の長さL#2を加えた領
域を新たな連続領域として書き込み前に確保する。
【0041】ここで、補完領域62の長さL#2は、例
えば エラー頻度=エラー発生回数÷書き込み回数 により算出される値を基にダイナミックに変更される。
【0042】以上のように本実施の形態によれば、記録
媒体へのエラー発生頻度を用いる事により、無駄な領域
を使用する事無く、確保した連続領域が連続書き込みか
つ連続読み込み可能な領域としての仕様を満足する確率
を高める事が可能となる。
【0043】(実施の形態4)図5は、本発明のディス
クメディアの記録装置の記録状況監視手段の実施の形態
4の概略構成図である。
【0044】図5において、記録状況監視手段46は、
情報記録手段45から記録媒体の管理情報を読み込む情
報読込手段51と、情報読込手段51で読み込まれた記
録媒体の管理情報から記録媒体の欠陥状態を識別して管
理する記憶状態識別手段52で構成される。
【0045】以上のように構成された実施の形態4の記
録状況監視手段46について説明すると、情報読込手段
51によりディスクメディア内の管理情報、例えば記録
媒体の書き込み欠陥情報や破損情報を読み込む。そし
て、記憶状態識別手段52によりそれらの情報から記録
媒体の記録状態を判定して管理する。
【0046】ここで、記憶状態識別手段52により識別
される記録状態とは、例えばディスクメディアにおける
交替領域の使用状況や物理的なセクタの欠陥情報であ
る。
【0047】図6は、本発明のディスクメディア記録装
置の実施の形態3における記録状況による連続領域補完
動作の説明図である。図6を用いてDVD−RAMメデ
ィアを利用した場合についてより詳しく説明する。図6
において、情報読込手段51によりディスクメディアか
ら全交替領域63の長さL#3や使用済みの交替領域6
4の長さL#4の情報を読み込む。そして、記憶状態識
別手段52によりメディアの記憶状態を、例えば 記憶状態=使用済交替領域L#4÷全交替領域L#3 により算出してその割合に応じて補完領域62の長さL
#2を決定して、ストリーム情報の書き込み前に確保す
る連続領域の長さを補完する。
【0048】ここで、情報読込手段51により読み込む
ディスクメディアの交替領域とは、例えばUDFにおけ
るスペア領域のことであり、全交替領域とは全てのゾー
ンのスペア領域の和である。
【0049】一次割当領域とするPadding領域3
9とは、例えば、UDF(Universal Dis
k Format)規格における短割付け記述子の種別
である”割付けられてはいるが未記録である”を用いた
領域である。
【0050】以上のように本実施の形態によれば、記録
媒体の記憶状態を用いる事により、記憶媒体への書き込
み開始時から無駄な領域を使用する事無く、確保した連
続領域が連続書き込みかつ連続読み込み可能な領域とし
ての仕様を満足する確率を高める事が可能となる。
【0051】(実施の形態5)図7は本発明の実施の形
態5を示すディスクメディアの記録装置の概略構成図で
ある。
【0052】図7において、72は映像または音声の少
なくとも一つを含むストリーム情報を受け入れる情報受
入手段、71はストリーム情報の属性情報を設定する入
力情報設定手段、75はストリーム情報を記録保存する
情報記録手段、73は情報記録手段75の現在の空き容
量に関する情報を取得する空き領域管理手段、74は空
き領域管理手段73の情報に基づいて連続的な領域を確
保する連続領域割当手段、76は連続的な領域の接続点
において接続前後の情報を編集する接続点情報編集手段
である。
【0053】以上のように構成された実施の形態5のデ
ィスクメディアの記録装置の動作について説明する。
【0054】情報受入手段72により、映像または音声
の少なくとも一つを含むストリーム情報が取り込まれ
る。また、入力情報設定手段71からは、取り込まれる
ストリーム情報の転送レートや含まれるストリーム種類
等の属性情報が設定される。そして、空き領域管理手段
73によりストリーム情報を記録する媒体である情報記
録手段75の現在の使用領域や空き領域に関する情報を
取得して管理する。連続領域割当手段74は、入力情報
設定手段71からの属性情報と空き領域管理手段73の
管理情報を基に連続書き込みかつ連続読み込み可能な領
域を情報記録手段75に割り当てて、その領域に情報受
入手段72から送られるストリーム情報を転送する。
【0055】その後、単一のストリーム情報の取り込み
が終了して新たなストリーム情報が取り込まれた場合に
おいて、接続点情報編集手段76により先に書き込まれ
ていたストリーム情報と新たなストリーム情報の接続点
においてストリーム配列情報の編集処理を行なう。
【0056】ここで、接続点情報編集手段76に行われ
るストリーム配列情報の編集処理とは例えば、MPEG
ストリームのビデオ、オーディオパケット列の再配置処
理等である。
【0057】図8を用いて、MPEGストリームの場合
でストリーム情報の編集処理についてより詳しく説明す
る。ここでは、81のStream#1の取り込みの
後、82のStream#2が取り込まれた場合につい
て説明する。
【0058】81のStream#1の終端におけるビ
デオ(V)、オーディオパック(A)の配列が、例えば
ダミーパック(D)を含む83の並びになっていた場
合、Stream#2の先端の84のパック列をそのま
ま接続すると、Stream#1のダミーパックの読み
込み処理により、Stream#2のビデオパック
(V)の読込みが遅れビデオバッファの残量が枯渇また
は、Stream#1とStream#2の連続再生が
途切れる可能性が有る。
【0059】そこで、本発明では、Stream#2の
ストリーム情報の書き込み開始時において、Strea
m#1の85のダミーパックをStream#2の86
のビデオパックで置き換える処理をする。
【0060】以上のように本実施の形態によれば、スト
リーム情報の接続点において、ストリーム配列情報の編
集処理を施す事により、ストリーム情報間の再生を途切
れさせる可能性を軽減できる。
【0061】なお、前述の実施の形態では、構成要素と
しての各手段は、ハードウエアやマイコンでのプログラ
ムのいずれが最適かによって選択し、実現される。
【0062】また、本発明は、前述の構成要素から構成
されるディスクメディアの記録装置に限定されるもので
なく、前述の動作説明で示されたディスクメディアの記
録方法や、この記録方法で記録されたディスクメディア
や、このディスクメディアから再生する装置や再生方法
も本発明に含まれることは、当業者にとって明白であ
る。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ストリ
ーム情報記録の終端において現在確保していた連続領域
の未使用領域を一次割当しておき、次のストリーム情報
の記録の際に、最初に先に一次割当しておいた領域から
使用する事により、ストリーム情報の境界領域を連続的
に確保可能となり、ストリーム間にまたがった連続再生
が可能となる。
【0064】また、本発明によれば、ディスクメディア
の欠陥情報を利用して、補完領域を伸縮する事により連
続領域の確保できる確率を高める事が可能となる。
【0065】さらにまた、本発明によれば、ストリーム
情報の接続前後でストリーム情報の編集を行ってストリ
ーム情報の欠落を防止できる。
【0066】上記のように、本発明は、書き込む領域が
シーケンシャルに連続して確保される保証が無いディス
クメディアに記憶する場合に特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示すディスクメディア
記録装置の概略構成図
【図2】本発明のディスクメディア記録装置における入
力情報設定手段の実施の形態2の概略構成図
【図3】本発明のディスクメディア記録装置の実施の形
態1における連続領域補完動作の説明図
【図4】本発明の実施の形態3を示すディスクメディア
記録装置の概略構成図
【図5】本発明のディスクメディア記録装置の記録状況
監視手段の実施の形態4の概略構成図
【図6】本発明のディスクメディア記録装置の実施の形
態3における記録状況による連続領域補完動作の説明図
【図7】本発明の実施の形態5におけるディスクメディ
ア記録装置の概略構成図
【図8】本発明の実施の形態5における接続点情報編集
動作の説明図
【図9】従来のディスクメディアの記録作成の概略構成
【符号の説明】
11 入力情報設定手段 12 情報受入手段 13 空き領域管理手段 14 連続領域割当手段 15 情報記録手段 16 連続領域補完手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/781 H04N 5/781 D 5/85 5/85 Z Fターム(参考) 5B060 AA03 AA12 AB17 AC11 5B065 BA01 CC03 CC04 EK04 5B082 CA03 CA08 DD08 EA01 5C052 AA01 AB05 DD04 DD06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像または音声の少なくとも一つを含む
    ストリーム情報を受け入れる情報受入手段と、前記スト
    リーム情報の属性情報を設定する入力情報設定手段と、
    前記ストリーム情報をディスクメディアに記録する情報
    記録手段と、前記ディスクメディアの現在の空き容量に
    関する情報を前記情報記録手段から取得する空き領域管
    理手段と、前記空き領域管理手段の出力情報に基づいて
    前記情報受入手段からのストリーム情報を連続して記録
    するための連続領域を前記ディスクメディアに確保する
    連続領域割当手段と、前記ストリーム情報の終端データ
    が記録された前記連続領域の未使用領域を一次割当領域
    として検出し記憶する連続領域補完手段とから構成さ
    れ、前記ストリーム情報の記録終了後次のストリーム情
    報を前記一次割当領域から記憶するディスクメディア記
    録再生装置。
  2. 【請求項2】 情報受入手段からのストリーム情報を解
    析し属性情報を取得する属性情報自動判別手段と、前記
    属性情報自動判別手段で作成された属性情報を設定する
    属性情報設定手段を含む入力情報設定手段を備えた請求
    項1記載のディスクメディアの記録再生装置。
  3. 【請求項3】 映像または音声の少なくとも一つを含む
    ストリーム情報を受け入れる情報受入手段と、ストリー
    ム情報の属性情報を設定する入力情報設定手段と、スト
    リーム情報をディスクメディアに記録保存する情報記録
    手段と、前記ディスクメディアの現在の空き容量に関す
    る情報を取得する空き領域管理手段と、前記ディスクメ
    ディアに情報記録時の記録状況を監視する記録状況監視
    手段と、前記空き領域管理手段の出力情報と前記記録状
    況監視手段の出力情報に基づいて連続的な領域を前記デ
    ィスクメディアに確保する連続領域割当手段とから構成
    されるディスクメディアの記録装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体から情報を読み込む情報読込手
    段と、読み込んだ情報から記録媒体の記録状況を識別す
    る記録状態識別手段とを含む記録状況監視手段を備えた
    請求項3記載のディスクメディアの記録装置。
  5. 【請求項5】 映像または音声の少なくとも一つを含む
    ストリーム情報を受け入れる情報受入手段と、前記スト
    リーム情報の属性情報を設定する入力情報設定手段と、
    前記ストリーム情報をディスクメディアに記録保存する
    情報記録手段と、前記情報記録手段から現在の空き容量
    に関する情報を取得する空き領域管理手段と、前記空き
    領域管理手段の情報に基づいて連続的な領域をディスク
    メディアに確保する連続領域割当手段と、前記の連続的
    な領域の接続点において前記ストリーム情報の接続前後
    の情報を編集する接続点情報編集手段とから構成される
    ディスクメディアの記録装置。
  6. 【請求項6】 MPEGパケット配列の編集手段を含む
    接続点情報編集手段を備えた請求項5記載のディスクメ
    ディアの記録装置。
  7. 【請求項7】 ディスクメディアに映像または音声の少
    なくとも一つを含むストリーム情報を記憶するディスク
    メディアの記録装置において、 前記ディスクメディアに割当てられた連続領域に前記ス
    トリーム情報を記憶した後、前記ストリーム情報の終端
    が記憶された前記連続領域での未使用領域を一次割当領
    域として登録し、次のストリーム情報の記憶を前記一次
    割当領域から記録を開始することを特徴とするディスク
    メディア記録方法。
  8. 【請求項8】 ディスクメディアに映像または音声の少
    なくとも一つを含むストリーム情報を記憶するディスク
    メディアの記録装置において、 前記ディスクメディアへの前記ストリーム情報を連続領
    域に記録する際、前記ディスクメディアへの記録状況を
    監視し、前記記録状況に応じて前記連続領域の長さを伸
    縮することを特徴とするディスクメディア記録方法。
  9. 【請求項9】 ディスクメディアに映像または音声の少
    なくとも一つを含むストリーム情報を記憶するディスク
    メディアの記録装置において、 前記ストリーム情報の接続前後の情報を編集することを
    特徴とするディスクメディア記録方法。
  10. 【請求項10】 映像または音声の少なくとも一つを含
    むストリーム情報を、連続領域に記憶され、前記ストリ
    ーム情報の終端を記憶した前記連続領域の未使用領域に
    次の前記ストリーム情報の初端が記録され、前記未使用
    領域の管理情報が記録されたことを特徴とするディスク
    メディア。
  11. 【請求項11】 映像または音声の少なくとも一つを含
    むストリーム情報が記憶された連続領域の記録状況に応
    じて、前記連続領域の長さが変化していることを特徴と
    するディスクメディア。
  12. 【請求項12】 映像または音声の少なくとも一つを含
    むストリーム情報が、連続領域に記憶され、前記ストリ
    ーム情報の接続前後の情報が編集されたことを特徴とす
    るディスクメディア。
  13. 【請求項13】 請求項10または請求項11または請
    求項12に記載のディスクメディアに記録されたストリ
    ーム情報を読み出し再生するディスクメディア再生装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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