JP3106731B2 - 速度パルス生成回路 - Google Patents

速度パルス生成回路

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JP3106731B2 JP04272396A JP27239692A JP3106731B2 JP 3106731 B2 JP3106731 B2 JP 3106731B2 JP 04272396 A JP04272396 A JP 04272396A JP 27239692 A JP27239692 A JP 27239692A JP 3106731 B2 JP3106731 B2 JP 3106731B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は速度パルス生成回路に関し、特に
可変可能な多重化信号の速度パルスの生成回路に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、速度パルス生成回路においては、図
2に示すように、カウンタ回路2からデコーダ回路4に
カウント値101が入力されると、このカウント値10
1がデコーダ回路4でデコードされてデコーダ出力11
1〜118として速度パルス生成制御回路5に出力され
る。
【0003】ここで、カウンタ回路2から出力されるカ
ウント値101は多重化信号の各タイムスロットを識別
するための信号として出力される。例えば、多重化信号
の多重度が8とすると、図4に示すように、多重化信号
のタイムスロット波形100の1フレームはタイムスロ
ットTS1 〜TS8 からなる。このとき、カウンタ回路
2からは多重化信号のタイムスロットTS1 〜TS8 各
々を識別するカウント値101が出力される。
【0004】また、速度パルス生成制御回路5には速度
設定回路3から、タイムスロットTS1 〜TS8 各々が
割当てられたチャネルC1 〜C8 (図示せず)毎に設定
された速度倍数102が入力される。速度パルス生成制
御回路5はカウンタ回路2からのカウント値101と速
度設定回路3からの速度倍数102とによってチャネル
C1 〜C8 毎に速度パルスを生成して出力する。
【0005】以下、多重化信号の多重度を8とした場合
の動作について説明する。この場合、チャネルC1 〜C
8 各々がタイムスロットTS1 〜TS8 に割付けられ、
多重化信号速度の1/8が夫々チャネルC1 〜C8 の信
号速度として扱われることになる。
【0006】カウンタ回路2からデコーダ回路4に多重
化信号の1フレーム(タイムスロットTS1 〜TS8 )
を夫々識別するカウント値101が出力されると、デコ
ーダ回路4から速度パルス生成制御回路5にタイムスロ
ットTS1 〜TS8 に対応するデコーダ出力111〜1
18が順次出力される。
【0007】デコーダ回路4からのデコーダ出力111
〜118は速度パルス生成制御回路5で、チャネルC1
〜C8 毎に速度設定回路3からの速度倍数102による
制御を受け、各チャネルC1 〜C8 単位の速度パルス1
21〜128が生成されて出力されることになる。
【0008】速度パルス生成制御回路5は予め規定され
た多重化ルールに基づいた制御を行う回路である。例え
ば、チャネルC1 についての多重化ルールが、速度設定
回路3によって設定可能な速度倍数が1または2で、速
度倍数が2のときに隣のタイムスロットTS2 を占有す
る多重化則の場合、速度パルス生成制御回路5は図3に
示すような構成となる。
【0009】すなわち、速度パルス生成制御回路5はオ
アゲート50とセレクタ回路51,52とからなる。オ
アゲート50はデコーダ回路4からのデコーダ出力11
1,112の論理和をとり、その演算結果をセレクタ回
路51のB入力に出力する。
【0010】セレクタ回路51はデコーダ回路4からの
デコーダ出力111が入力されるA入力と、オアゲート
50の出力が入力されるB入力とのうち一方を選択し、
Y出力からチャネルC1 に出力する。セレクタ回路52
はデコーダ回路4からのデコーダ出力112が入力され
るA入力と、グランド接続されたB入力とのうち一方を
選択し、Y出力からチャネルC2 に出力する。
【0011】チャネルC1 の速度倍数が1の場合には、
速度設定回路3からの速度倍数102によってセレクタ
回路51,52が夫々A入力を選択する。よって、カウ
ンタ回路2からタイムスロットTS1 を識別するカウン
ト値101が出力され、デコーダ回路4からのデコーダ
出力111が“1”になると、セレクタ回路51からチ
ャネルC1 への速度パルス121が“1”となる[図4
(a)参照]。
【0012】また、カウンタ回路2からタイムスロット
TS2 を識別するカウント値101が出力され、デコー
ダ回路4からのデコーダ出力112が“1”になると、
セレクタ回路52からチャネルC2 への速度パルス12
2が“1”となる[図4(b)参照]。
【0013】一方、チャネルC1 の速度倍数が2の場合
には、速度設定回路3からの速度倍数102によってセ
レクタ回路51,52が夫々B入力を選択する。よっ
て、カウンタ回路2からタイムスロットTS1 を識別す
るカウント値101が出力され、デコーダ回路4からの
デコーダ出力111が“1”になると、オアゲート50
からの出力が“1”となり、セレクタ回路51からチャ
ネルC1 への速度パルス121が“1”となる。
【0014】また、カウンタ回路2からタイムスロット
TS2 を識別するカウント値101が出力され、デコー
ダ回路4からのデコーダ出力112が“1”になると、
オアゲート50からの出力が“1”となり、セレクタ回
路51からチャネルC1 への速度パルス121が“1”
となる。このとき、セレクタ回路52ではB入力が選択
されているので、セレクタ回路52からチャネルC2 へ
の速度パルス122が“1”となることはない。
【0015】このような従来の速度パルス生成回路で
は、速度パルス生成制御回路5が予め規定された多重化
ルールに基づいた制御を行うような回路構成となってい
るので、速度倍数の設定数が多い場合や多重度が高い場
合に速度パルス生成制御回路5の構成が複雑となり、ハ
ードウェア量が増大するという問題がある。
【0016】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、簡単な回路構成で速度
パルス生成を実現することができ、ハードウェア量を低
減することができる速度パルス生成回路の提供を目的と
する。
【0017】
【発明の構成】本発明による速度パルス生成回路は、多
重化信号の各タイムスロットが夫々割当てられたチャネ
ル各々に、前記チャネルに割当てられたタイムスロット
に該チャネルのデータを出力するよう制御するための速
度パルスを出力する速度パルス生成回路であって、前記
多重化信号の各タイムスロットの時系列領域を示す信号
を順次出力する計数手段と、前記チャネル毎に1フレー
ム内のタイムスロットの占有数を制御するための速度倍
数を設定する設定手段と、前記時系列領域及び前記占有
に対応して予め規定された多重化ルールを前記時系列
領域を示す信号によって指定される番地に格納しかつ前
記計数手段の出力と前記設定手段の出力とに応じて読出
される多重化ルールを前記速度パルスとして出力する記
憶手段とを有することを特徴とする。
【0018】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、ROM回路1はカウンタ回
路2からのカウント値101と、速度設定回路3からの
速度倍数102とによって指定される番地に、夫々該当
するチャネルC1 〜CN と速度設定回路3で設定された
チャネルC1 〜CN 毎の速度倍数とに対応する速度パル
ス情報が予め格納されている。
【0020】すなわち、カウンタ回路2からのカウント
値101をROM回路1の第1の番地として入力するこ
とによって、多重化信号のタイムスロットの時系列領域
(周期)が動作される。
【0021】また、速度設定回路3からの速度倍数10
2をROM回路1の第2の番地として入力することによ
って、多重化信号のタイムスロットに割当てられるチャ
ネルC1 〜CN に対する速度パルスである1フレーム内
のタイムスロットの占有数が制御される。
【0022】タイムスロットの時系列領域の動作および
1フレーム内のタイムスロットの占有数の制御によっ
て、ROM回路1の出力103が各チャネルC1 〜CN
に速度パルスとして出力される。
【0023】例えば、多重度8の多重化信号において、
チャネルC1 についての多重化ルールが、速度設定回路
3によって設定可能な速度倍数が1または2で、速度倍
数が2のときにチャネルC1 に対応するタイムスロット
TS1 の隣のタイムスロットTS2 を占有する多重化則
であったとする。
【0024】この場合、各チャネルC1 〜C8 の速度倍
数1が速度設定回路3から指定されるとすると、カウン
タ回路2からのタイムスロットTS1 を識別する値によ
って指定されるROM回路1の番地には“100000
00”が予め格納されることとなる。
【0025】同様に、タイムスロットTS2 を識別する
値によって指定されるROM回路1の番地には“010
00000”が、タイムスロットTS3 を識別する値に
よって指定されるROM回路1の番地には“00100
000”が、タイムスロットTS4 を識別する値によっ
て指定されるROM回路1の番地には“0001000
0”が予め格納されることとなる。
【0026】また、タイムスロットTS5 を識別する値
によって指定されるROM回路1の番地には“0000
1000”が、タイムスロットTS6 を識別する値によ
って指定されるROM回路1の番地には“000001
00”が、タイムスロットTS7 を識別する値によって
指定されるROM回路1の番地には“0000001
0”が、タイムスロットTS8 を識別する値によって指
定されるROM回路1の番地には“00000001”
が予め格納されることとなる。
【0027】一方、チャネルC1 の速度倍数2とチャネ
ルC2 〜C8 の速度倍数1とが速度設定回路3から指定
されるとすると、カウンタ回路2からのタイムスロット
TS1 ,TS2 を識別する値によって指定されるROM
回路1の番地には“10000000”が予め格納され
ることとなる。
【0028】同様に、タイムスロットTS3 を識別する
値によって指定されるROM回路1の番地には“001
00000”が、タイムスロットTS4 を識別する値に
よって指定されるROM回路1の番地には“00010
000”が予め格納されることとなる。
【0029】また、タイムスロットTS5 を識別する値
によって指定されるROM回路1の番地には“0000
1000”が、タイムスロットTS6 を識別する値によ
って指定されるROM回路1の番地には“000001
00”が、タイムスロットTS7 を識別する値によって
指定されるROM回路1の番地には“0000001
0”が、タイムスロットTS8 を識別する値によって指
定されるROM回路1の番地には“00000001”
が予め格納されることとなる。
【0030】したがって、カウンタ回路2からROM回
路1に各タイムスロットTS1 〜TS8 を識別する値が
順次出力され、速度設定回路3からROM回路1に各チ
ャネルC1 〜C8 の速度倍数が1である旨が出力される
と、ROM回路1から各チャネルC1 〜C8 へ図4
(a)に示すような速度パルスが出力される。
【0031】またカウンタ回路2からROM回路1に各
タイムスロットTS1 〜TS8 を識別する値が順次出力
され、速度設定回路3からROM回路1にチャネルC1
の速度倍数が2で、チャネルC2 〜C8 の速度倍数が1
である旨が出力されると、ROM回路1から各チャネル
C1 〜C8 へ図4(b)に示すような速度パルスが出力
される。
【0032】尚、多重化ルールが上述したように規定さ
れている場合、ROM回路1に格納する内容は上記のよ
うな内容でなくとも、多重化ルールを実現できる内容で
あればよい。
【0033】このように、各チャネルC1 〜CN の速度
倍数設定による複雑な論理回路制御による各チャネルC
1 〜CN の速度パルス生成をパターン化し、このパター
ンを一元的なROM回路1に格納することによって、簡
単な回路構成で速度パルス生成を実現することができ、
ハードウェア量を従来よりも低減することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
重化信号の各タイムスロットが夫々割当てられたチャネ
ル毎の速度倍数に対応して予め規定された多重化ルール
を格納し、多重化信号の各タイムスロットを特定する信
号を順次出力する計数手段の出力とチャネル毎に速度倍
数を設定する設定手段の出力とに応じて上記多重化ルー
ルを速度パルスとして出力する記憶手段を設けることに
よって、簡単な回路構成で速度パルス生成を実現するこ
とができ、ハードウェア量を低減することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】従来例の構成を示すブロック図である。
【図3】図2の速度パルス生成制御回路の回路構成を示
すブロック図である。
【図4】(a)は速度倍数1設定時に各チャネルに出力
する速度パルス例を示すタイムチャート、(b)はチャ
ネルC1 に速度倍数2設定時に各チャネルに出力する速
度パルス例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 ROM回路 2 カウンタ回路 3 速度設定回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重化信号の各タイムスロットが夫々割
    当てられたチャネル各々に、前記チャネルに割当てられ
    たタイムスロットに該チャネルのデータを出力するよう
    制御するための速度パルスを出力する速度パルス生成回
    路であって、前記多重化信号の各タイムスロットの時系
    列領域を示す信号を順次出力する計数手段と、前記チャ
    ネル毎に1フレーム内のタイムスロットの占有数を制御
    するための速度倍数を設定する設定手段と、前記時系列
    領域及び前記占有数に対応して予め規定された多重化ル
    ールを前記時系列領域を示す信号によって指定される番
    地に格納しかつ前記計数手段の出力と前記設定手段の出
    力とに応じて読出される多重化ルールを前記速度パルス
    として出力する記憶手段とを有することを特徴とする速
    度パルス生成回路。
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