JP2970475B2 - 時分割スイッチ - Google Patents
時分割スイッチInfo
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- time slot
- time
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- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割スイッチに
関し、特に時分割多重化装置などで用いられ、フレーム
内に設けられている任意のタイムスロットの入れ替えを
行う時分割スイッチに関するものである。
関し、特に時分割多重化装置などで用いられ、フレーム
内に設けられている任意のタイムスロットの入れ替えを
行う時分割スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の時分割スイッチは、図7
に示すような構成となっていた(例えば、社団法人電気
通信協会発行、愛沢慎一編著「やさしいデジタル交換」
S58.1.10発行,p.42〜45など)。入力信号76には、1
フレームごとに複数のタイムスロットが設けられてお
り、複数の信号がそれぞれのタイムスロットに格納され
時分割多重化されている。各タイムスロットは、セレク
タ75によって選択されたアドレスカウンタ73からの
書込みアドレスに応じて通話路メモリ71に連続して1
フレーム分ごとに書込まれる。
に示すような構成となっていた(例えば、社団法人電気
通信協会発行、愛沢慎一編著「やさしいデジタル交換」
S58.1.10発行,p.42〜45など)。入力信号76には、1
フレームごとに複数のタイムスロットが設けられてお
り、複数の信号がそれぞれのタイムスロットに格納され
時分割多重化されている。各タイムスロットは、セレク
タ75によって選択されたアドレスカウンタ73からの
書込みアドレスに応じて通話路メモリ71に連続して1
フレーム分ごとに書込まれる。
【0003】1フレーム分の書込み終了後、セレクタ7
5によって選択された制御メモリ72からの読出しアド
レス81に応じて、通話路メモリ71から任意の順序で
各タイムスロットが読出され、1フレーム分の出力信号
77として出力される。これにより多重化入力信号内に
設けられた任意のタイムスロットが入れ替えられる。一
般に、時分割多重された信号を用いる通信では、同一信
号に対して1フレーム内で複数のタイムスロットを割り
当てることによって、フレームの速度より早い速度を有
する信号を扱うことが可能となる。
5によって選択された制御メモリ72からの読出しアド
レス81に応じて、通話路メモリ71から任意の順序で
各タイムスロットが読出され、1フレーム分の出力信号
77として出力される。これにより多重化入力信号内に
設けられた任意のタイムスロットが入れ替えられる。一
般に、時分割多重された信号を用いる通信では、同一信
号に対して1フレーム内で複数のタイムスロットを割り
当てることによって、フレームの速度より早い速度を有
する信号を扱うことが可能となる。
【0004】図8は従来の時分割スイッチの動作を示す
タイムチャートであり、(a)は入力された信号の順序
を変更しない場合、(b)は入力された信号の順序を入
れ替えた場合をそれぞれ示している。図8では、1フレ
ームが8個のタイムスロットに分割されており、4つの
信号A,B,C,Dには、それぞれ1フレーム内で2個
のタイムロットが割り当てられ、時分割多重されてい
る。
タイムチャートであり、(a)は入力された信号の順序
を変更しない場合、(b)は入力された信号の順序を入
れ替えた場合をそれぞれ示している。図8では、1フレ
ームが8個のタイムスロットに分割されており、4つの
信号A,B,C,Dには、それぞれ1フレーム内で2個
のタイムロットが割り当てられ、時分割多重されてい
る。
【0005】図8(a)に示すように、入力信号76の
タイムスロット順序を変更しない場合には、入力信号7
6を通話路メモリ71に書込んだ順序と同じ順序、ここ
では「0,1,2,3,4,5,6,7」の順に、読出
しアドレス81を制御メモリ72に設定する。これによ
り、通話路メモリ71に書込まれた各タイムスロット
が、読出しアドレス81に基づいて、書込まれた順序と
同じ順序、すなわち「A,B,C,D,A,B,C,
D」の順序で読出され、出力信号77として出力され
る。
タイムスロット順序を変更しない場合には、入力信号7
6を通話路メモリ71に書込んだ順序と同じ順序、ここ
では「0,1,2,3,4,5,6,7」の順に、読出
しアドレス81を制御メモリ72に設定する。これによ
り、通話路メモリ71に書込まれた各タイムスロット
が、読出しアドレス81に基づいて、書込まれた順序と
同じ順序、すなわち「A,B,C,D,A,B,C,
D」の順序で読出され、出力信号77として出力され
る。
【0006】一方、図8(b)に示すように、入力信号
76のタイムスロット順序を変更する場合には、各タイ
ムスロットを読出したい順序、ここでは「1,0,2,
3,1,0,2,3」の順に、読出しアドレス81を制
御メモリ72に設定する。これにより、通話路メモリ7
1に書込まれた各タイムスロットが、読出しアドレス8
1に基づいて、設定された順序、すなわち「B,A,
C,D,B,A,C,D」の順序で読出され、出力信号
77として出力される。したがって、この場合には信号
AとBとが入れ替わり、時分割スイッチが行われたこと
になる。
76のタイムスロット順序を変更する場合には、各タイ
ムスロットを読出したい順序、ここでは「1,0,2,
3,1,0,2,3」の順に、読出しアドレス81を制
御メモリ72に設定する。これにより、通話路メモリ7
1に書込まれた各タイムスロットが、読出しアドレス8
1に基づいて、設定された順序、すなわち「B,A,
C,D,B,A,C,D」の順序で読出され、出力信号
77として出力される。したがって、この場合には信号
AとBとが入れ替わり、時分割スイッチが行われたこと
になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な従来の時分割スイッチでは、1フレーム内に設けられ
ている各タイムスロットごとに、制御メモリ72に接続
情報すなわち読出し順序を設定するものとなっているた
め、1フレームにおいて同一信号に複数のタイムスロッ
トが割り当てられた多重化信号を時分割スイッチする場
合には、制御メモリ72の設定内容のうち、入れ替え対
象となる信号に対応するすべてのタイムスロットの設定
内容を書き換える必要があった。
な従来の時分割スイッチでは、1フレーム内に設けられ
ている各タイムスロットごとに、制御メモリ72に接続
情報すなわち読出し順序を設定するものとなっているた
め、1フレームにおいて同一信号に複数のタイムスロッ
トが割り当てられた多重化信号を時分割スイッチする場
合には、制御メモリ72の設定内容のうち、入れ替え対
象となる信号に対応するすべてのタイムスロットの設定
内容を書き換える必要があった。
【0008】例えば、時分割スイッチが多く用いられる
SDH(Syncronous Digital Hierarchy)網の典型的な
ケースでは、1フレーム内に1000タイムスロットが
割り当てられており、このような場合、通話路メモリお
よび制御メモリは、アドレスとしてそれぞれ0〜999
までの10ビット(210=1024)を有することにな
る。ここで、前述と同様に、4つの信号が多重化されて
いる場合には、2つの信号の入れ替えを行うために、全
アドレスの半数に相当する500アドレスの書き換えが
必要となる。
SDH(Syncronous Digital Hierarchy)網の典型的な
ケースでは、1フレーム内に1000タイムスロットが
割り当てられており、このような場合、通話路メモリお
よび制御メモリは、アドレスとしてそれぞれ0〜999
までの10ビット(210=1024)を有することにな
る。ここで、前述と同様に、4つの信号が多重化されて
いる場合には、2つの信号の入れ替えを行うために、全
アドレスの半数に相当する500アドレスの書き換えが
必要となる。
【0009】したがって、接続情報の書き換えが通信中
に行われることから、このような書き換えの増加による
書き換え時間の増加は、個々の信号の切り替えに要する
時間の増大を招き、より高速な多重化信号を時分割スイ
ッチすることができないという問題点があった。また、
各タイムスロットごとに制御メモリ内に接続情報を設定
するようにしているため、フレーム内のタイムスロット
が増加するにつれて、制御メモリの容量が増大するとい
う問題点があった。本発明はこのような課題を解決する
ためのものであり、信号の切り替え時間を短縮できると
ともに制御メモリの容量を削減することができる時分割
スイッチを提供することを目的としている。
に行われることから、このような書き換えの増加による
書き換え時間の増加は、個々の信号の切り替えに要する
時間の増大を招き、より高速な多重化信号を時分割スイ
ッチすることができないという問題点があった。また、
各タイムスロットごとに制御メモリ内に接続情報を設定
するようにしているため、フレーム内のタイムスロット
が増加するにつれて、制御メモリの容量が増大するとい
う問題点があった。本発明はこのような課題を解決する
ためのものであり、信号の切り替え時間を短縮できると
ともに制御メモリの容量を削減することができる時分割
スイッチを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による時分割スイッチは、入力信号
は、1フレームが1つのサブフレームの繰り返しからな
り、1フレームごとにタイムスロットをカウントし、各
タイムスロットを示すタイミング信号と個々のサブフレ
ームの繰り返しを示す繰り返し信号とを出力するタイム
スロットカウンタと、サブフレームを構成する各タイム
スロットに関する接続情報を記憶するとともに、タイミ
ング信号に基づいて予め設定されている接続情報を出力
する制御メモリと、繰り返し信号および制御メモリから
の接続情報に基づいて通話路メモリから各タイムスロッ
トの内容を読出すための読出しアドレスを出力するアド
レス変換部とからなるアドレス生成手段を備えるもので
ある。また、任意の信号速度ごとに設けられ、所定の接
続情報に基づいた読出しアドレスを生成する複数のアド
レス生成手段と、各タイムスロットに格納されている信
号の信号速度を示す選択制御情報を記憶する選択制御メ
モリと、各アドレス生成手段により生成された読出しア
ドレスのうちのいずれかを選択制御情報に基づいて選択
し通話路メモリに出力する選択手段とを備えるものであ
る。
るために、本発明による時分割スイッチは、入力信号
は、1フレームが1つのサブフレームの繰り返しからな
り、1フレームごとにタイムスロットをカウントし、各
タイムスロットを示すタイミング信号と個々のサブフレ
ームの繰り返しを示す繰り返し信号とを出力するタイム
スロットカウンタと、サブフレームを構成する各タイム
スロットに関する接続情報を記憶するとともに、タイミ
ング信号に基づいて予め設定されている接続情報を出力
する制御メモリと、繰り返し信号および制御メモリから
の接続情報に基づいて通話路メモリから各タイムスロッ
トの内容を読出すための読出しアドレスを出力するアド
レス変換部とからなるアドレス生成手段を備えるもので
ある。また、任意の信号速度ごとに設けられ、所定の接
続情報に基づいた読出しアドレスを生成する複数のアド
レス生成手段と、各タイムスロットに格納されている信
号の信号速度を示す選択制御情報を記憶する選択制御メ
モリと、各アドレス生成手段により生成された読出しア
ドレスのうちのいずれかを選択制御情報に基づいて選択
し通話路メモリに出力する選択手段とを備えるものであ
る。
【0011】したがって、制御メモリから読出された接
続情報とタイムスロットカウンタからの繰り返し信号と
に基づいてアドレス変換部により読出しアドレスが生成
され、この読出しアドレスに基づく所定の順序で通話路
メモリからタイムスロットが読出される。また、各タイ
ムスロットに格納されている信号の信号速度に応じて、
その信号速度に対応したアドレス生成手段からの読出し
アドレスが選択手段により選択され、この読出しアドレ
スに基づく所定の順序で通話路メモリからタイムスロッ
トが読出される。
続情報とタイムスロットカウンタからの繰り返し信号と
に基づいてアドレス変換部により読出しアドレスが生成
され、この読出しアドレスに基づく所定の順序で通話路
メモリからタイムスロットが読出される。また、各タイ
ムスロットに格納されている信号の信号速度に応じて、
その信号速度に対応したアドレス生成手段からの読出し
アドレスが選択手段により選択され、この読出しアドレ
スに基づく所定の順序で通話路メモリからタイムスロッ
トが読出される。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態である時分
割スイッチのブロック図であり、同図において、1は多
重化入力信号6が一時的に格納される通話路メモリ、3
は各タイムスロットごとに連続した書込みアドレス8を
出力するアドレスカウンタ、4は書込みアドレス8に基
づいて選択制御信号9を出力する選択制御メモリ、1
0,20は通話路メモリ1の読出しアドレス17,27
を生成するアドレス生成部、5は選択制御信号9に基づ
いて、アドレス生成部10,20で生成された読出しア
ドレス17,27のうちのいずれかを選択するセレクタ
である。
して説明する。図1は本発明の一実施の形態である時分
割スイッチのブロック図であり、同図において、1は多
重化入力信号6が一時的に格納される通話路メモリ、3
は各タイムスロットごとに連続した書込みアドレス8を
出力するアドレスカウンタ、4は書込みアドレス8に基
づいて選択制御信号9を出力する選択制御メモリ、1
0,20は通話路メモリ1の読出しアドレス17,27
を生成するアドレス生成部、5は選択制御信号9に基づ
いて、アドレス生成部10,20で生成された読出しア
ドレス17,27のうちのいずれかを選択するセレクタ
である。
【0013】アドレス生成部10,20において、1
1,21は1フレーム内のタイムスロットをカウント
し、そのカウンタ出力として個々のタイムスロットを示
すタイミング信号14,24を出力するとともに、信号
速度すなわち1フレーム内で同一信号に割り当てられた
タイムスロット数に応じてフレーム内で繰り返し出現す
るパターン(以下、サブフレームという)を示す繰り返
し信号16,26を出力するタイムスロットカウンタで
ある。
1,21は1フレーム内のタイムスロットをカウント
し、そのカウンタ出力として個々のタイムスロットを示
すタイミング信号14,24を出力するとともに、信号
速度すなわち1フレーム内で同一信号に割り当てられた
タイムスロット数に応じてフレーム内で繰り返し出現す
るパターン(以下、サブフレームという)を示す繰り返
し信号16,26を出力するタイムスロットカウンタで
ある。
【0014】また、12,22はタイミング信号14,
24に基づいて予め設定されたタイムスロット読出し順
序すなわち接続情報を示す接続情報信号15,25を出
力する制御メモリ、13,23は接続情報信号15,2
5に繰り返し信号16,26を上位アドレスとして加算
することにより読出しアドレス17,27を出力するア
ドレス変換部である。
24に基づいて予め設定されたタイムスロット読出し順
序すなわち接続情報を示す接続情報信号15,25を出
力する制御メモリ、13,23は接続情報信号15,2
5に繰り返し信号16,26を上位アドレスとして加算
することにより読出しアドレス17,27を出力するア
ドレス変換部である。
【0015】1フレームが8個のタイムスロットに分割
される場合には、各メモリは図2に示すような構成とな
る。通話路メモリ1には、各タイムスロットごとに0〜
7のアドレス(記憶エリア)が設けられ、これと同様に
選択制御メモリ4にも0〜7のアドレスが設けられる。
される場合には、各メモリは図2に示すような構成とな
る。通話路メモリ1には、各タイムスロットごとに0〜
7のアドレス(記憶エリア)が設けられ、これと同様に
選択制御メモリ4にも0〜7のアドレスが設けられる。
【0016】また、1フレーム内で2個のタイムスロッ
トが割り当てられた信号(以下、信号速度2の信号とい
う)、または4個のタイムスロットが割り当てられた信
号(以下、信号速度4の信号という)が多重化されるこ
とを想定した場合、制御メモリ12には信号速度2のサ
ブフレームここでは4個のタイムスロットに対応して0
〜3のアドレスが設けられ、また制御メモリ22には信
号速度4のサブフレームここでは2個のタイムスロット
に対応して0,1のアドレスが設けられる。
トが割り当てられた信号(以下、信号速度2の信号とい
う)、または4個のタイムスロットが割り当てられた信
号(以下、信号速度4の信号という)が多重化されるこ
とを想定した場合、制御メモリ12には信号速度2のサ
ブフレームここでは4個のタイムスロットに対応して0
〜3のアドレスが設けられ、また制御メモリ22には信
号速度4のサブフレームここでは2個のタイムスロット
に対応して0,1のアドレスが設けられる。
【0017】次に、図3,4を参照して、本発明の動作
として、信号速度2の信号が多重化されている入力信号
に対する時分割スイッチ動作について説明する。図3は
入力信号のタイムスロット順序を変更しない場合、図4
は入力信号のタイムスロット順序を変更する場合のタイ
ミングチャートであり、いずれの場合も信号速度が2で
あることから、1フレーム32内に2つのサブフレーム
31が存在している。
として、信号速度2の信号が多重化されている入力信号
に対する時分割スイッチ動作について説明する。図3は
入力信号のタイムスロット順序を変更しない場合、図4
は入力信号のタイムスロット順序を変更する場合のタイ
ミングチャートであり、いずれの場合も信号速度が2で
あることから、1フレーム32内に2つのサブフレーム
31が存在している。
【0018】まず、図3に示すように、入力信号6のタ
イムスロット順序を変更しない場合、信号速度2に対応
するアドレス生成部10内の制御メモリ12の0〜3の
アドレスには、それぞれ「0,1,2,3」が設定され
る。また、選択制御メモリ4には、すべてのアドレス0
〜7に信号速度2を示す値が設定される。
イムスロット順序を変更しない場合、信号速度2に対応
するアドレス生成部10内の制御メモリ12の0〜3の
アドレスには、それぞれ「0,1,2,3」が設定され
る。また、選択制御メモリ4には、すべてのアドレス0
〜7に信号速度2を示す値が設定される。
【0019】書込み動作としては、アドレスカウンタ3
から出力された書込みアドレス8に応じて、入力信号6
内の各タイムスロットが通話路メモリ1のアドレス0〜
7に順に書込まれる。なお、書込み動作は、信号速度や
タイムスロット順序の変更有無にかかわらず常に同一で
ある。
から出力された書込みアドレス8に応じて、入力信号6
内の各タイムスロットが通話路メモリ1のアドレス0〜
7に順に書込まれる。なお、書込み動作は、信号速度や
タイムスロット順序の変更有無にかかわらず常に同一で
ある。
【0020】一方、読出し動作としては、タイムスロッ
トカウンタ11からのタイミング信号14(2ビット
分)に基づいて制御メモリ12の各アドレス0〜3から
設定値が順に読出されるとともに、サブフレーム31ご
とに、ここでは1フレームにつき2回繰り返し読出さ
れ、「0,1,2,3,0,1,2,3」という接続情
報信号15(2ビット分)として出力される。
トカウンタ11からのタイミング信号14(2ビット
分)に基づいて制御メモリ12の各アドレス0〜3から
設定値が順に読出されるとともに、サブフレーム31ご
とに、ここでは1フレームにつき2回繰り返し読出さ
れ、「0,1,2,3,0,1,2,3」という接続情
報信号15(2ビット分)として出力される。
【0021】続いて、この接続情報信号15はアドレス
変換部13に入力され、ここでサブフレーム31の繰り
返しを示す繰り返し信号16が上位アドレス(1ビット
分)として加算され、読出しアドレス17(3ビット
分)が生成される。したがって、1フレームごとに
「0,1,2,3,4,5,6,7」という読出しアド
レス17が出力される。
変換部13に入力され、ここでサブフレーム31の繰り
返しを示す繰り返し信号16が上位アドレス(1ビット
分)として加算され、読出しアドレス17(3ビット
分)が生成される。したがって、1フレームごとに
「0,1,2,3,4,5,6,7」という読出しアド
レス17が出力される。
【0022】選択制御メモリ4からは、すべてのタイム
スロットに対して信号速度2を示す選択信号9が出力さ
れ、これに応じてセレクタ5により、読出しアドレス1
7が選択されて通話路メモリ1に出力される。したがっ
て、通話路メモリ1からは、読出しアドレス17に基づ
いて「0,1,2,3,4,5,6,7」の順序で各タ
イムスロットが読出され、入力信号6と同一の出力信号
7「A,B,C,D,A,B,C,D」が出力される。
スロットに対して信号速度2を示す選択信号9が出力さ
れ、これに応じてセレクタ5により、読出しアドレス1
7が選択されて通話路メモリ1に出力される。したがっ
て、通話路メモリ1からは、読出しアドレス17に基づ
いて「0,1,2,3,4,5,6,7」の順序で各タ
イムスロットが読出され、入力信号6と同一の出力信号
7「A,B,C,D,A,B,C,D」が出力される。
【0023】次に、図4に示すように、入力信号6のタ
イムスロット順序を変更する場合、例えば信号AとBを
切り替える場合には、サブフレーム31内の接続情報す
なわち制御メモリ12の0,1のアドレス内容をそれぞ
れ「1,0」に設定変更するだけでよい。この2つのア
ドレス内容を設定変更することにより、サブフレーム3
1ごとに、ここでは1フレームにつき2回繰り返して制
御メモリ12から読出され、「1,0,2,3,1,
0,2,3」の接続情報信号15が出力される。
イムスロット順序を変更する場合、例えば信号AとBを
切り替える場合には、サブフレーム31内の接続情報す
なわち制御メモリ12の0,1のアドレス内容をそれぞ
れ「1,0」に設定変更するだけでよい。この2つのア
ドレス内容を設定変更することにより、サブフレーム3
1ごとに、ここでは1フレームにつき2回繰り返して制
御メモリ12から読出され、「1,0,2,3,1,
0,2,3」の接続情報信号15が出力される。
【0024】さらに、アドレス変換部13で、この接続
情報信号15(2ビット分)に繰り返し信号16(1ビ
ット分)が上位アドレスとして加算され、読出しアドレ
ス17「1,0,2,3,5,4,6,7」(3ビット
分)が生成される。したがって、通話路メモリ1から
は、読出しアドレス17の順序で各タイムスロットが読
出され、入力信号6のうち信号AとBとが入れ替わった
「B,A,C,D,B,A,C,D」という出力信号7
が出力されるものとなり、従来(図8参照)では制御メ
モリに対して4カ所設定変更が必要であったものが、サ
ブフレーム内の2カ所、すなわち従来の2分の1の変更
で行えるものとなる。
情報信号15(2ビット分)に繰り返し信号16(1ビ
ット分)が上位アドレスとして加算され、読出しアドレ
ス17「1,0,2,3,5,4,6,7」(3ビット
分)が生成される。したがって、通話路メモリ1から
は、読出しアドレス17の順序で各タイムスロットが読
出され、入力信号6のうち信号AとBとが入れ替わった
「B,A,C,D,B,A,C,D」という出力信号7
が出力されるものとなり、従来(図8参照)では制御メ
モリに対して4カ所設定変更が必要であったものが、サ
ブフレーム内の2カ所、すなわち従来の2分の1の変更
で行えるものとなる。
【0025】次に、図5,6を参照して、信号速度4の
信号が多重化されている入力信号に対する時分割スイッ
チ動作について説明する。図5は入力信号のタイムスロ
ット順序を変更しない場合、図6は入力信号のタイムス
ロット順序を変更する場合のタイミングチャートであ
り、いずれの場合も信号速度が4であることから、1フ
レーム52内に4つのサブフレーム51が存在してい
る。
信号が多重化されている入力信号に対する時分割スイッ
チ動作について説明する。図5は入力信号のタイムスロ
ット順序を変更しない場合、図6は入力信号のタイムス
ロット順序を変更する場合のタイミングチャートであ
り、いずれの場合も信号速度が4であることから、1フ
レーム52内に4つのサブフレーム51が存在してい
る。
【0026】まず、図5に示すように、入力信号6のタ
イムスロット順序を変更しない場合には、信号速度4に
対応するアドレス生成部20内の制御メモリ22の0,
1のアドレスには、それぞれ「0,1」が設定される。
また、選択制御メモリ4には、すべてのアドレス0〜7
に信号速度4を示す値が設定される。
イムスロット順序を変更しない場合には、信号速度4に
対応するアドレス生成部20内の制御メモリ22の0,
1のアドレスには、それぞれ「0,1」が設定される。
また、選択制御メモリ4には、すべてのアドレス0〜7
に信号速度4を示す値が設定される。
【0027】読出し動作としては、タイムスロットカウ
ンタ21からのタイミング信号24(1ビット分)に基
づいて制御メモリ22の各アドレス0,1から設定値が
順に読出されるとともに、サブフレーム51ごとに、こ
こでは1フレームにつき4回繰り返し読出され、「0,
1,0,1,0,1,0,1」という接続情報信号25
(1ビット分)として出力される。
ンタ21からのタイミング信号24(1ビット分)に基
づいて制御メモリ22の各アドレス0,1から設定値が
順に読出されるとともに、サブフレーム51ごとに、こ
こでは1フレームにつき4回繰り返し読出され、「0,
1,0,1,0,1,0,1」という接続情報信号25
(1ビット分)として出力される。
【0028】続いて、この接続情報信号25はアドレス
変換部23に入力され、ここでサブフレーム51の繰り
返しを示す繰り返し信号26が上位アドレス(2ビット
分)として加算され、読出しアドレス27(3ビット
分)が生成される。したがって、1フレームごとに
「0,1,2,3,4,5,6,7」という読出しアド
レス27が出力される。
変換部23に入力され、ここでサブフレーム51の繰り
返しを示す繰り返し信号26が上位アドレス(2ビット
分)として加算され、読出しアドレス27(3ビット
分)が生成される。したがって、1フレームごとに
「0,1,2,3,4,5,6,7」という読出しアド
レス27が出力される。
【0029】選択制御メモリ4からは、すべてのタイム
スロットに対して信号速度4を示す選択信号9が出力さ
れ、これに応じてセレクタ5により、読出しアドレス2
7が選択されて通話路メモリ1に出力される。したがっ
て、通話路メモリ1からは、読出しアドレス27に基づ
いて「0,1,2,3,4,5,6,7」の順序で各タ
イムスロットが読出され、入力信号6と同一の出力信号
7「X,Y,X,Y,X,Y,X,Y」が出力される。
スロットに対して信号速度4を示す選択信号9が出力さ
れ、これに応じてセレクタ5により、読出しアドレス2
7が選択されて通話路メモリ1に出力される。したがっ
て、通話路メモリ1からは、読出しアドレス27に基づ
いて「0,1,2,3,4,5,6,7」の順序で各タ
イムスロットが読出され、入力信号6と同一の出力信号
7「X,Y,X,Y,X,Y,X,Y」が出力される。
【0030】次に、図6に示すように、入力信号6のタ
イムスロット順序を変更する場合、例えば信号XとYを
切り替える場合には、サブフレーム51内の接続情報す
なわち制御メモリ22の0,1のアドレスの内容をそれ
ぞれ「1,0」に設定変更するだけでよい。この2つの
アドレス内容を設定変更することにより、サブフレーム
51ごとに、ここでは1フレームにつき4回繰り返して
制御メモリ22から読出され、「1,0,1,0,1,
0,1,0」の接続情報信号25が出力される。
イムスロット順序を変更する場合、例えば信号XとYを
切り替える場合には、サブフレーム51内の接続情報す
なわち制御メモリ22の0,1のアドレスの内容をそれ
ぞれ「1,0」に設定変更するだけでよい。この2つの
アドレス内容を設定変更することにより、サブフレーム
51ごとに、ここでは1フレームにつき4回繰り返して
制御メモリ22から読出され、「1,0,1,0,1,
0,1,0」の接続情報信号25が出力される。
【0031】さらに、アドレス変換部23で、この接続
情報信号25(1ビット分)に繰り返し信号26(2ビ
ット分)が上位アドレスとして加算され、読出しアドレ
ス27「1,0,3,2,5,4,7,6」(3ビット
分)が生成される。したがって、通話路メモリ1から
は、読出しアドレス27の順序で各タイムスロットが読
出され、入力信号6のうち信号XとYとが入れ替わった
「Y,X,Y,X,Y,X,Y,X」という出力信号7
が出力されるものとなり、従来(図8参照)では制御メ
モリに対して8カ所設定変更が必要であったものが、サ
ブフレーム内の2カ所、すなわち従来の4分の1の変更
で行えるものとなる。
情報信号25(1ビット分)に繰り返し信号26(2ビ
ット分)が上位アドレスとして加算され、読出しアドレ
ス27「1,0,3,2,5,4,7,6」(3ビット
分)が生成される。したがって、通話路メモリ1から
は、読出しアドレス27の順序で各タイムスロットが読
出され、入力信号6のうち信号XとYとが入れ替わった
「Y,X,Y,X,Y,X,Y,X」という出力信号7
が出力されるものとなり、従来(図8参照)では制御メ
モリに対して8カ所設定変更が必要であったものが、サ
ブフレーム内の2カ所、すなわち従来の4分の1の変更
で行えるものとなる。
【0032】このように、多重化入力信号6の信号速度
に応じて、1フレーム内で繰り返し出現するパターンす
なわちサブフレーム31,51内の接続情報を記憶する
制御メモリ12,22を設けて、アドレス変換部13,
23にて、各タイムスロットを示すタイミング信号14
に応じて制御メモリ12,22から読出された接続情報
信号15,25に、サブフレーム31,51の繰り返し
を示す繰り返し信号16,26を上位アドレスとして加
算することにより読出しアドレス17,27を生成し、
この読出しアドレス17,27に基づいて通話路メモリ
1から各タイムスロットを読出すようにしたものであ
る。
に応じて、1フレーム内で繰り返し出現するパターンす
なわちサブフレーム31,51内の接続情報を記憶する
制御メモリ12,22を設けて、アドレス変換部13,
23にて、各タイムスロットを示すタイミング信号14
に応じて制御メモリ12,22から読出された接続情報
信号15,25に、サブフレーム31,51の繰り返し
を示す繰り返し信号16,26を上位アドレスとして加
算することにより読出しアドレス17,27を生成し、
この読出しアドレス17,27に基づいて通話路メモリ
1から各タイムスロットを読出すようにしたものであ
る。
【0033】これにより、サブフレーム内の接続情報の
みを変更するだけで、タイムスロット入れ替えが行われ
るものとなり、タイムスロットの入れ替え対象となる信
号に割り当てられた1フレーム内のすべてのタイムスロ
ットに対応する接続情報を書き換える従来の方法と比較
して、書き換えの回数が低減され、個々の信号の切り替
えに要する時間が短縮される。また、接続情報を記憶す
る制御メモリの容量もサブフレームを構成するタイムス
ロット数分でよく、1フレーム内におけるサブフレーム
数、すなわち信号速度が高くなればなるほど制御メモリ
の容量が削減される。
みを変更するだけで、タイムスロット入れ替えが行われ
るものとなり、タイムスロットの入れ替え対象となる信
号に割り当てられた1フレーム内のすべてのタイムスロ
ットに対応する接続情報を書き換える従来の方法と比較
して、書き換えの回数が低減され、個々の信号の切り替
えに要する時間が短縮される。また、接続情報を記憶す
る制御メモリの容量もサブフレームを構成するタイムス
ロット数分でよく、1フレーム内におけるサブフレーム
数、すなわち信号速度が高くなればなるほど制御メモリ
の容量が削減される。
【0034】したがって、時分割スイッチが多く用いら
れるSDH網の典型的なケースとして、1フレーム内に
1000タイムスロットが割り当てられるような前述し
た例では、制御メモリとして、速度信号2の場合には1
000(アドレス)×10(ビット)=10Kビット必
要であったのに対して、4(アドレス)×2(ビット)
=8ビットで済み、速度信号4の場合には、2(アドレ
ス)×1(ビット)=2ビットで済むことになり、飛躍
的にメモリ容量が削減される。
れるSDH網の典型的なケースとして、1フレーム内に
1000タイムスロットが割り当てられるような前述し
た例では、制御メモリとして、速度信号2の場合には1
000(アドレス)×10(ビット)=10Kビット必
要であったのに対して、4(アドレス)×2(ビット)
=8ビットで済み、速度信号4の場合には、2(アドレ
ス)×1(ビット)=2ビットで済むことになり、飛躍
的にメモリ容量が削減される。
【0035】さらに、各速度信号に対応して複数のアド
レス生成部10,20を設けて、タイムスロットごとに
設定された信号速度に応じて、アドレス生成部10,2
0で生成された読出しアドレス17,27のいずれかを
セレクタ5により選択するようにしたので、フレームの
速度とは異なる信号速度を有する複数の信号を扱うこと
が可能となり、必要に応じてその信号速度に応じたアド
レス生成部を付加し、あるいは削除することにより、各
種信号速度を有する信号に対応することが可能となる。
レス生成部10,20を設けて、タイムスロットごとに
設定された信号速度に応じて、アドレス生成部10,2
0で生成された読出しアドレス17,27のいずれかを
セレクタ5により選択するようにしたので、フレームの
速度とは異なる信号速度を有する複数の信号を扱うこと
が可能となり、必要に応じてその信号速度に応じたアド
レス生成部を付加し、あるいは削除することにより、各
種信号速度を有する信号に対応することが可能となる。
【0036】なお、以上の説明において、通話路メモリ
として、異なるアドレスに対して同時に書込み/読出し
を行うことが可能なメモリ、例えばデュアルポートメモ
リを用いた場合を例に説明したが、前述(図8)のよう
に、書込み/読出しのいずれか一方を行う通話路メモリ
を用いた場合にも本発明を実施することが可能であり、
前述と同様の作用効果が得られる。また以上の説明にお
いて、各タイムスロットに格納されている信号が同一の
信号速度を有する場合を例に説明したが、異なる信号速
度を有する信号が各タイムスロットに格納されている場
合も同様であり、各タイムスロットごとに選択制御情報
を設定することにより、その信号速度ごとにアドレス生
成部10,20が選択され、信号速度に応じた読出しア
ドレス17,27が得られるものとなり、前述と同様の
作用効果が得られる。
として、異なるアドレスに対して同時に書込み/読出し
を行うことが可能なメモリ、例えばデュアルポートメモ
リを用いた場合を例に説明したが、前述(図8)のよう
に、書込み/読出しのいずれか一方を行う通話路メモリ
を用いた場合にも本発明を実施することが可能であり、
前述と同様の作用効果が得られる。また以上の説明にお
いて、各タイムスロットに格納されている信号が同一の
信号速度を有する場合を例に説明したが、異なる信号速
度を有する信号が各タイムスロットに格納されている場
合も同様であり、各タイムスロットごとに選択制御情報
を設定することにより、その信号速度ごとにアドレス生
成部10,20が選択され、信号速度に応じた読出しア
ドレス17,27が得られるものとなり、前述と同様の
作用効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、フレー
ム内で繰り返されるサブフレームを構成する各タイムス
ロットに関する接続情報を制御メモリに設定しておき、
1フレームごとにタイムスロットをカウントするタイム
スロットカウンタのカウント出力に基づいて予め設定さ
れている接続情報を読出すとともに、この接続情報とカ
ウント出力とに基づいて通話路メモリから各タイムスロ
ットの内容を読出すための読出しアドレスを生成するよ
うにしたものである。
ム内で繰り返されるサブフレームを構成する各タイムス
ロットに関する接続情報を制御メモリに設定しておき、
1フレームごとにタイムスロットをカウントするタイム
スロットカウンタのカウント出力に基づいて予め設定さ
れている接続情報を読出すとともに、この接続情報とカ
ウント出力とに基づいて通話路メモリから各タイムスロ
ットの内容を読出すための読出しアドレスを生成するよ
うにしたものである。
【0038】したがって、サブフレーム内の接続情報の
みを変更するだけで、タイムスロット入れ替えが行われ
るものとなり、タイムスロットの入れ替え対象となる信
号に割り当てられた1フレーム内のすべてのタイムスロ
ットに対応する接続情報を書き換える従来の方法と比較
して、書き換えの回数が低減され、信号の切り替えに要
する時間が短縮される。また、接続情報を記憶する制御
メモリの容量もサブフレームを構成するタイムスロット
数分でよく、1フレーム内におけるサブフレーム数、す
なわち信号速度が高くなればなるほど制御メモリの容量
が削減される。
みを変更するだけで、タイムスロット入れ替えが行われ
るものとなり、タイムスロットの入れ替え対象となる信
号に割り当てられた1フレーム内のすべてのタイムスロ
ットに対応する接続情報を書き換える従来の方法と比較
して、書き換えの回数が低減され、信号の切り替えに要
する時間が短縮される。また、接続情報を記憶する制御
メモリの容量もサブフレームを構成するタイムスロット
数分でよく、1フレーム内におけるサブフレーム数、す
なわち信号速度が高くなればなるほど制御メモリの容量
が削減される。
【0039】また、任意の信号速度ごとに、所定の接続
情報に基づいた読出しアドレスを生成する複数のアドレ
ス生成手段を設けて、各タイムスロットに格納されてい
る信号の信号速度を示す選択制御情報に基づいて、各ア
ドレス生成手段により生成された読出しアドレスのうち
のいずれかを選択し通話路メモリに出力するようにした
ので、フレームの速度とは異なる信号速度を有する複数
の信号を扱うことが可能となり、必要に応じてその信号
速度に応じたアドレス生成手段を設けることにより、各
種信号速度を有する信号に対応することが可能となる。
情報に基づいた読出しアドレスを生成する複数のアドレ
ス生成手段を設けて、各タイムスロットに格納されてい
る信号の信号速度を示す選択制御情報に基づいて、各ア
ドレス生成手段により生成された読出しアドレスのうち
のいずれかを選択し通話路メモリに出力するようにした
ので、フレームの速度とは異なる信号速度を有する複数
の信号を扱うことが可能となり、必要に応じてその信号
速度に応じたアドレス生成手段を設けることにより、各
種信号速度を有する信号に対応することが可能となる。
【図1】 本発明の一実施の形態による時分割スイッチ
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】 各メモリの構成を示す説明図である。
【図3】 時分割スイッチの動作を示すタイミングチャ
ートである(信号速度2/接続情報変更なしの場合)。
ートである(信号速度2/接続情報変更なしの場合)。
【図4】 時分割スイッチの動作を示すタイミングチャ
ートである(信号速度2/接続情報変更ありの場合)。
ートである(信号速度2/接続情報変更ありの場合)。
【図5】 時分割スイッチの動作を示すタイミングチャ
ートである(信号速度4/接続情報変更なしの場合)。
ートである(信号速度4/接続情報変更なしの場合)。
【図6】 時分割スイッチの動作を示すタイミングチャ
ートである(信号速度4/接続情報変更ありの場合)。
ートである(信号速度4/接続情報変更ありの場合)。
【図7】 従来の時間スイッチを示すブロックである。
【図8】 従来の時間スイッチの動作を示すタイミング
チャートである。
チャートである。
1…通話路メモリ、3…アドレスカウンタ、4…選択制
御メモリ、5…セレクタ、6…入力信号、7…出力信
号、8…書込みアドレス、9…選択制御信号、10,2
0…アドレス生成部、11,21…タイムスロットカウ
ンタ、12,22…制御メモリ、13,23…アドレス
変換部、14,24…タイミング信号、15,25…接
続情報信号、16,26…繰り返し信号、17,27…
読出しアドレス、31,51…サブフレーム、32,5
2…フレーム。
御メモリ、5…セレクタ、6…入力信号、7…出力信
号、8…書込みアドレス、9…選択制御信号、10,2
0…アドレス生成部、11,21…タイムスロットカウ
ンタ、12,22…制御メモリ、13,23…アドレス
変換部、14,24…タイミング信号、15,25…接
続情報信号、16,26…繰り返し信号、17,27…
読出しアドレス、31,51…サブフレーム、32,5
2…フレーム。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の信号が1フレーム内に設けられた
所定のタイムスロット内にそれぞれ格納されて時分割多
重化された入力信号を各タイムスロットごとに一時的に
記憶する通話路メモリと、この通話路メモリ内に記憶さ
れている各タイムスロットの内容を読出す順序を接続情
報として記憶する制御メモリとを有し、通話路メモリに
書込まれた順序とは異なる前記接続情報に基づく順序で
各タイムスロットの内容を読出すことにより入力信号内
の任意のタイムスロットの入れ替えを行う時間スイッチ
において、 入力信号は、1フレームが1つのサブフレームの繰り返
しからなり、 1フレームごとにタイムスロットをカウントし、各タイ
ムスロットを示すタイミング信号と個々のサブフレーム
の繰り返しを示す繰り返し信号とを出力するタイムスロ
ットカウンタと、 前記サブフレームを構成する各タイムスロットに関する
接続情報を記憶するとともに、前記タイミング信号に基
づいて予め設定されている接続情報を出力する制御メモ
リと、 前記繰り返し信号および制御メモリからの接続情報に基
づいて通話路メモリから各タイムスロットの内容を読出
すための読出しアドレスを出力するアドレス変換部とか
らなるアドレス生成手段を備えることを特徴とする時分
割スイッチ。 - 【請求項2】 請求項1記載の時分割スイッチにおい
て、 任意の信号速度ごとに設けられ、所定の接続情報に基づ
いた読出しアドレスを生成する複数のアドレス生成手段
と、 各タイムスロットに格納されている信号の信号速度を示
す選択制御情報を記憶する選択制御メモリと、 前記各アドレス生成手段により生成された読出しアドレ
スのうちのいずれかを前記選択制御情報に基づいて選択
し通話路メモリに出力する選択手段とを備えることを特
徴とする時分割スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17191195A JP2970475B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 時分割スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17191195A JP2970475B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 時分割スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0923458A JPH0923458A (ja) | 1997-01-21 |
JP2970475B2 true JP2970475B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=15932123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17191195A Expired - Lifetime JP2970475B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 時分割スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2970475B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP17191195A patent/JP2970475B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0923458A (ja) | 1997-01-21 |
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