JPH0736685B2 - モータアマチュアの巻線方法 - Google Patents

モータアマチュアの巻線方法

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JPH0736685B2
JPH0736685B2 JP63142157A JP14215788A JPH0736685B2 JP H0736685 B2 JPH0736685 B2 JP H0736685B2 JP 63142157 A JP63142157 A JP 63142157A JP 14215788 A JP14215788 A JP 14215788A JP H0736685 B2 JPH0736685 B2 JP H0736685B2
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優 福田
照男 増田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はフライヤ回転方式を用いたモータアマチュアの
巻線方法に関するものである。
従来の技術 第4図(a),(b)は小型直流モータ(以下モータと
呼ぶ)の一例で3極モータのアマチュアを示すものであ
り、1,2,3は接続端子、A,B,Cはアマチュアの巻付極、4
はコイルを示し、第5図はその斜視図である。従来この
タイプのモータのアマチュアコアへの巻線順序は第6図
に示すようになっていた。すなわち、接続端子1への配
線、巻付極Aへの巻線、接続端子2への配線、線切断。
接続端子2への配線、巻付極Bへの巻線、接続端子3へ
の配線、線切断。接続端子3への配線、巻付極Cへの巻
線、接続端子1への配線、線切断、というように各接続
端子1〜3へは各巻付極A〜Cに巻線したコイル4から
引上げた状態で配線が行われていた。
発明が解決しようとする課題 近年各電子機器の小型、軽量化、高品質化に伴い、要素
部品である小型直流モータにおいても小型化、高品質化
が要求されるようになり、小型化に伴うアマチュアコア
への第5図のコイル4上部と接続端子1,2,3下部との配
線スペース確保が困難となり、従来の巻線、配線方法で
は自動化が困難で、手作業による配線形態では人為的ミ
ス等による品質の安定性に問題があった。つまり、第7
図、第8図に示すように、導線6のガイドノズル7が接
続端子1の周囲を最短距離にて一周する場合、ガイドノ
ズル7の配線スペース5が必要となる。このような巻線
方法では、上記配線スペース5が確保できないものにつ
いて、第6図で述べた不連続な巻線、配線を行う場合、
後処理での手作業による各接続端子1〜3への配線、余
分な導線6の処理、即ち材料費の無駄、さらに次工程で
のコイル被膜ハギ及びコイル4と接続端子1〜3との半
田付けの際の接続端子1〜3への巻付けのゆるみ等、巻
線配線作業の能率が悪く、結線率が低下する等の欠点を
有していた。
そこで、本発明は上記のような従来の欠点を除去するも
のであり、生産性が高く、かつ高品質な連続巻線配線を
行うことが可能なモータアマチュアの巻線方法を提供し
ようとするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のモータアチュアの巻
線方法は、モータアマチュアの接続端子に配線をする際
に、接続端子の上部に昇降自在に取り付けられた線ガイ
ドの下端に設けた凹部に接続端子を収納し導線を接続端
子の上面に配置した接続端子の横にあるフライヤを後退
させ、このフライヤが接続端子の下面側を回動して反転
した後に前進させて接続端子の反対位置へ移動すること
により接続端子への配線を完了し、続いてこの接続端子
に隣接する巻付極への巻線を行い、以降同様に接続端
子、巻付極……というように複数の接続端子ならびに巻
付極に連続して配線と巻線を行う巻線方法としたもので
ある。
作用 この方法によって接続端子に配線を行う際、接続端子の
上面に配置した導線をこの接続端子の上面に密着した線
ガイドによってガイドするためにフライヤを後退させて
も導線が接続端子から外れることがなく、接続端子から
離れた位置まで導線を引き廻した状態で接続端子に配線
することができる。
従って、接続端子への配線スペースを導線が通過可能な
スペースまで小さくすることができ、微小スペースでの
接続端子への配線を行うと共に連続巻線配線を行うこと
が可能となる。
実施例 以下本発明の一実施例を、添付図面にもとづいて説明す
る。
第1図(a)は本発明の一実施例を示す主要部分の簡略
図で、同図において1は上記従来例で第4図、第5図を
用いて説明した3極モータのアマチュアに設けられた接
続端子、9はこの接続端子1を収納する凹部9aを下端に
備えて接続端子1の上部に昇降自在に取り付けられた線
ガイド、10は導線、11はこの導線10を供給するフライヤ
であり、モータアマチュアのシャフトの軸線と直角方向
に前後移動すると共に、同図の接続端子1を中心として
回動するようにしている。また、第1図(b)と第1図
(c)は上記第1図(a)の図中記号X方向から見たX
矢視図と同Z方向から見たZ矢視図をそれぞれ示したも
のである。
まず、第1図(a)に示すように、導線10の始端を図示
しない保持手段によって保持した状態でフライヤ11をモ
ータアマチュアの接続端子1の横まで移動させて導線10
を接続端子1の上面に配置する。次に、同図に示すよう
にフライヤ11が接続端子1の横にある状態から図示矢印
の符号(1)で示す動作によって後退し、続いて図示矢
印の符号(2)で示す動作でフライヤ11が接続端子1の
下面側を回動して接続端子1の反対位置へ移動する。続
いて図示矢印の符号(3)で示す動作でフライヤ11が前
進することにより、導線10が線ガイド9の外周壁に沿っ
て移動し、接続端子1の凹部に巻付けられる。
なお、この状態までは線ガイド9は同図に示すように最
下端位置に停止して接続端子1の上面に接続した状態で
ある。
また、第2図は上記接続端子1、導線10、線ガイド9の
位置関係を示す拡大図であり、同図では上下方向に移動
する線ガイド9が最下端位置にあって接続端子1の上面
に接触している状態を示しており、導線10がフライヤ11
の後退に伴って図示矢印の符号(18)で示すように線ガ
イド9の後方にさがっても、線ガイドの斜線部の壁によ
り、導線10が接続端子1から外れることがないことを示
している。
このようにして接続端子1への配線を完了した後、引き
続きこの接続端子1に隣接したモータアマチュアの巻付
極Aへの巻線を行うため、上記モータアマチュアを所定
の角度分回転することによってフライヤ11の下部に巻付
極Aを移動して後、フライヤ11を回動させる一般的な巻
線方法により巻付極Aに巻線を行い、以降連続して前述
の一連の巻線作業を行うことにより、微小スペースでの
配線と巻線を連して行うことが可能となるものである。
また、第3図は上記モータアマチュアに連続して巻線配
線を行う順序を示すものであり、同図に示すように、接
続端子1への配線、モータアマチュアの巻付極Aへの巻
線、接続端子2への配線、巻付極Bへの巻線、接続端子
3への配線、巻付極Cへの巻線、接続端子1への配線、
線切断というようにモータの各接続端子1〜3および各
巻付極A〜Cへの連続巻線配線を行う順序を示したもの
である。
なお、本実施例においては、3極モータの接続端子1〜
3への線ガイド方式による連続巻線配線を述べたが、接
続端子1〜3が、フライヤ回転軸と平行で、かつ線ガイ
ド9の挿入可能なものであれば、線ガイド9の形状を各
種の接続端子1〜3の形状に合ったものに変更すること
により、配線スペースが導線10の通過スペースがある微
小な所への配線を可能にすることができる。
発明の効果 以上のように本発明は、配線スペースが微小で従来のガ
イドノズル方式では自動配線が困難であり、不連続巻線
ならびに配線を行わざるを得ない製品に関して、線ガイ
ド方式による配線を行うことにより、線ガイド挿入スペ
ースおよびコイル通過スペースがあれば接続端子への配
線を行うことが可能となり、連続巻線配線による高品質
で生産性に優れた巻線配線が実現できる効果を有し、工
業的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例によるモータアマチュ
アの巻線方法を示す線ガイド方式での接続端子への配線
動作図、第1図(b),(c)は第1図(a)のX矢視
図、Z矢視図を示し、第2図は線ガイド部の拡大斜視
図、第3図は同実施例による連続巻線配線順序図、第4
図(a),(b)は3極小型直流モータアマチュア平面
図・正面図、第5図は小型直流モータの斜視図、第6図
は従来の巻線装置による巻線配線順序図、第7図、第8
図はガイドノズル方式での必要な配線スペースを示す平
面図と正面図である。 A,B,C……巻付極、1,2,3……接続端子、4……コイル、
9……線ガイド、10……導線、11……フライヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の巻付極ならびに接続端子を備えたモ
    ータアマチュアのシャフトを回転可能に保持し、上記シ
    ャフトの軸線と直角方向に摺動し、かつ回動可能なフラ
    イヤにより導線を供給して巻線を行うモータアマチュア
    の巻線方法において、モータアマチュアの第1の接続端
    子の上部に昇降自在に取り付けられた線ガイドの凹部に
    第1の接続端子を収納し、かつ第1の接続端子の上面に
    導線を配置した第1の接続端子の横にある上記フライヤ
    を第1の接続端子から後退させ、このフライヤが第1の
    接続端子の下面側を回動して反転した後に前進させて第
    1の接続端子の反対位置へ移動することにより第1の接
    続端子への配線を完了し、続いてモータアマチュアを所
    定の角度回転させて上記第1の接続端子に配線を行った
    位置に第1の巻付極を移動し、この第1の巻付極を中心
    に上記フライヤを回動させて第1の巻付極への巻線を完
    了し、以降同様に第2の接続端子、第2の巻付極、…第
    1の接続端子というように複数の接続端子ならびに巻付
    極に連続して配線と巻線を行うようにしたモータアマチ
    ュアの巻線方法。
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