JPH0670515A - ステッピングモータのステータ巻線方法 - Google Patents
ステッピングモータのステータ巻線方法Info
- Publication number
- JPH0670515A JPH0670515A JP21706692A JP21706692A JPH0670515A JP H0670515 A JPH0670515 A JP H0670515A JP 21706692 A JP21706692 A JP 21706692A JP 21706692 A JP21706692 A JP 21706692A JP H0670515 A JPH0670515 A JP H0670515A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- pole
- stator core
- stator
- poles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステータコアの供給から巻線端の半田処理ま
で一貫して行うステッピングモータの巻線方法を提供す
る。 【構成】 ステータコア1をその軸方向が水平になるよ
うに保持し、各工程で1極ずつ巻装を行う。各々の工程
において巻線端を絶縁層に設けた端子ピンに巻きつけ
る。各極毎に巻線が独立しているため、同一の巻方向で
各極ともに巻装が行え、相数、極数に関係無く巻線の自
動化が容易に行える。
で一貫して行うステッピングモータの巻線方法を提供す
る。 【構成】 ステータコア1をその軸方向が水平になるよ
うに保持し、各工程で1極ずつ巻装を行う。各々の工程
において巻線端を絶縁層に設けた端子ピンに巻きつけ
る。各極毎に巻線が独立しているため、同一の巻方向で
各極ともに巻装が行え、相数、極数に関係無く巻線の自
動化が容易に行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、環状のステータコアの
各極部に巻線を施すステッピングモータの巻線方法に関
する。
各極部に巻線を施すステッピングモータの巻線方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に環状のステータコアの極部に施す
巻線の巻きつけは、ステータコアの内径部のスロット開
口部を巻線機のノズルが上下することにより行なわれ
る。前記巻線機のノズルの数は、ステータコアの極数お
よびステッピングモータの相数により決定される。以下
図面を参照しながら説明をする。
巻線の巻きつけは、ステータコアの内径部のスロット開
口部を巻線機のノズルが上下することにより行なわれ
る。前記巻線機のノズルの数は、ステータコアの極数お
よびステッピングモータの相数により決定される。以下
図面を参照しながら説明をする。
【0003】図3は4相ステッピングモータ8極の巻線
を説明するための図である。図に示すように巻線が施さ
れる絶縁層で覆われたステータコア1は、軸方向を垂直
にして巻線機のチャック3で保持されている。電線2は
ノズル4がステータコア1の内径部よりスロット開口部
1aを極1bに沿って回転することで極部に巻装され、
図4に示すように巻線5を構成する。その後、図4のよ
うにステータコア1を回転させ次極の巻線を同様に行
う。ステータコア1を順次回転させて全極巻線が施され
た後、チャック3を解除しステータコア1を取り出す。
を説明するための図である。図に示すように巻線が施さ
れる絶縁層で覆われたステータコア1は、軸方向を垂直
にして巻線機のチャック3で保持されている。電線2は
ノズル4がステータコア1の内径部よりスロット開口部
1aを極1bに沿って回転することで極部に巻装され、
図4に示すように巻線5を構成する。その後、図4のよ
うにステータコア1を回転させ次極の巻線を同様に行
う。ステータコア1を順次回転させて全極巻線が施され
た後、チャック3を解除しステータコア1を取り出す。
【0004】図5、図6にステータコア1を内径側より
見たノズル4およびステータコア1の軌跡を矢印で示
す。図5は、ステータコア1を固定し、ノズル4がスロ
ット開口部を極に沿って楕円軌道を描き巻装を行う。こ
の方法は機構が比較的簡単であり複数ノズルで巻装を行
う際に有利である。
見たノズル4およびステータコア1の軌跡を矢印で示
す。図5は、ステータコア1を固定し、ノズル4がスロ
ット開口部を極に沿って楕円軌道を描き巻装を行う。こ
の方法は機構が比較的簡単であり複数ノズルで巻装を行
う際に有利である。
【0005】図6は、巻装を行う別の1例である。ノズ
ル4は上下動のみであり、ノズルに同期してスタータコ
ア1がα°だけ揺動することで巻装を行う。この方法
は、巻装時の巻線のたるみが比較的少なく有効的に巻装
が行える。
ル4は上下動のみであり、ノズルに同期してスタータコ
ア1がα°だけ揺動することで巻装を行う。この方法
は、巻装時の巻線のたるみが比較的少なく有効的に巻装
が行える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の巻
線方法では、1回のチャック保持で全極巻線を施せる反
面、 巻線端の端子への巻きつけから半田処理および、ステ
ータコアの供給取り出しの自動化が困難 スロット開口部を通してノズルを回転させる機構が複
雑 複数ノズルの場合、巻線に揺動をかける機構が複雑で
あり、単ノズルの場合、揺動はかけやすくなるが、多極
に巻線を施すための時間がかかる 巻線が最初から最後までつながっているため、極によ
り巻方向が異なる などの欠点がある。
線方法では、1回のチャック保持で全極巻線を施せる反
面、 巻線端の端子への巻きつけから半田処理および、ステ
ータコアの供給取り出しの自動化が困難 スロット開口部を通してノズルを回転させる機構が複
雑 複数ノズルの場合、巻線に揺動をかける機構が複雑で
あり、単ノズルの場合、揺動はかけやすくなるが、多極
に巻線を施すための時間がかかる 巻線が最初から最後までつながっているため、極によ
り巻方向が異なる などの欠点がある。
【0007】本発明は上記欠点に留意し、合理的に巻線
の自動化ができ、品質の安定したステッピングモータの
ステータ巻線を得る巻線方法を提供することを目的とす
る。
の自動化ができ、品質の安定したステッピングモータの
ステータ巻線を得る巻線方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ステータコアを軸方向が水平になるように
固定し、各々1極ずつ巻線の工程を分け、各工程毎に巻
線端を端子ピンに巻きつけ、全極巻線を施した後半田処
理工程を行うステッピングモータのステータ巻線方法で
ある。
するために、ステータコアを軸方向が水平になるように
固定し、各々1極ずつ巻線の工程を分け、各工程毎に巻
線端を端子ピンに巻きつけ、全極巻線を施した後半田処
理工程を行うステッピングモータのステータ巻線方法で
ある。
【0009】
【作用】本発明は上記した方法により、ステッピングモ
ータのステータ巻線工程の供給から取り出しまで自動化
が容易に行うことが可能となる。
ータのステータ巻線工程の供給から取り出しまで自動化
が容易に行うことが可能となる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。図1は本発明の実施例における巻線方法を示す
略図である。なお従来例と同一構成部には従来例と同じ
符号を用いる。図示のように各極毎に端子ピンを設けた
絶縁層(図示せず)で覆われたステータコア1を軸方向
が水平になるように巻線機のチャック3で固定し、巻線
機のノズル4がスロット開口部1aを前後に移動し、そ
れに同期してステータコア1が円周方向にα°だけ揺動
されることで1つの極1bに巻線が施される。この際の
ノズル4およびステータコア1の動作は、従来例の図6
と同様である。コイル端は端子ピンに巻きつけられて、
ステータコア1が極ピッチだけ回転して次工程へ移る。
前工程で巻きつけた隣極も同様に同巻方向に巻装を行
い、この工程を極数だけ繰り返す。図2に巻装の工程を
示す。最終工程でコイル端の半田処理を行い完成品とし
て取り出される。
明する。図1は本発明の実施例における巻線方法を示す
略図である。なお従来例と同一構成部には従来例と同じ
符号を用いる。図示のように各極毎に端子ピンを設けた
絶縁層(図示せず)で覆われたステータコア1を軸方向
が水平になるように巻線機のチャック3で固定し、巻線
機のノズル4がスロット開口部1aを前後に移動し、そ
れに同期してステータコア1が円周方向にα°だけ揺動
されることで1つの極1bに巻線が施される。この際の
ノズル4およびステータコア1の動作は、従来例の図6
と同様である。コイル端は端子ピンに巻きつけられて、
ステータコア1が極ピッチだけ回転して次工程へ移る。
前工程で巻きつけた隣極も同様に同巻方向に巻装を行
い、この工程を極数だけ繰り返す。図2に巻装の工程を
示す。最終工程でコイル端の半田処理を行い完成品とし
て取り出される。
【0011】なおノズル4に上下動を加えると、整列巻
も可能となる。
も可能となる。
【0012】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればステータコアを軸方向が水平になるように保
持し、各々1極ずつ巻線工程を分け、各工程毎に巻線端
を端子ピンに巻きつけ、同巻方向に全極巻線を施した
後、半田処理工程を行うので、相数、極数に関係なく巻
線の自動化が容易に可能となる。
明によればステータコアを軸方向が水平になるように保
持し、各々1極ずつ巻線工程を分け、各工程毎に巻線端
を端子ピンに巻きつけ、同巻方向に全極巻線を施した
後、半田処理工程を行うので、相数、極数に関係なく巻
線の自動化が容易に可能となる。
【図1】本発明の一実施例のステッピングモータの巻線
方法を示す斜視図
方法を示す斜視図
【図2】同巻線工程を示す平面図
【図3】従来のステッピングモータの巻線方法を示す斜
視図
視図
【図4】同巻線工程を示す平面図
【図5】巻線機のノズルおよびステータコアの動きを示
す断面図
す断面図
【図6】巻線機のノズルおよびステータコアの動きの別
の一例を示す断面図
の一例を示す断面図
1 ステータコア 2 電線 3 巻線機のチャック 4 巻線機のノズル 5 巻線
Claims (1)
- 【請求項1】 環状のステータコアの表面を各極毎に端
子ピンを設けた絶縁層で覆い、ステータコアをその軸方
向が水平になるように固定し、ステータコアを周方向に
順次回転させて1極ずつ巻線する工程とするとともに、
巻線の工程毎に巻線端を端子ピンに巻きつけ、全極巻線
を施した後半田処理工程を行うステッピングモータのス
テータ巻線方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21706692A JPH0670515A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | ステッピングモータのステータ巻線方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21706692A JPH0670515A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | ステッピングモータのステータ巻線方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670515A true JPH0670515A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16698304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21706692A Pending JPH0670515A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | ステッピングモータのステータ巻線方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0670515A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4889895A (en) * | 1986-05-28 | 1989-12-26 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Electron beam curable copolymer useful in recording media |
EP1076401A2 (en) * | 1999-08-12 | 2001-02-14 | AXIS S.p.A. | Winding cores with stratification motion |
JP2011234465A (ja) * | 2010-04-26 | 2011-11-17 | Nittoku Eng Co Ltd | 線材の巻線装置 |
-
1992
- 1992-08-17 JP JP21706692A patent/JPH0670515A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4889895A (en) * | 1986-05-28 | 1989-12-26 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Electron beam curable copolymer useful in recording media |
EP1076401A2 (en) * | 1999-08-12 | 2001-02-14 | AXIS S.p.A. | Winding cores with stratification motion |
EP1076401A3 (en) * | 1999-08-12 | 2003-05-07 | AXIS S.p.A. | Winding cores with stratification motion |
US6708915B2 (en) | 1999-08-12 | 2004-03-23 | Axis U.S.A., Inc. | Winding cores with stratification motion |
US6976650B2 (en) | 1999-08-12 | 2005-12-20 | Axis U.S.A., Inc. | Winding cores with stratification motion |
EP2173020A3 (en) * | 1999-08-12 | 2013-07-31 | ATOP S.p.A. | Winding cores with stratification motion |
JP2011234465A (ja) * | 2010-04-26 | 2011-11-17 | Nittoku Eng Co Ltd | 線材の巻線装置 |
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