JPH0736474U - レーザビームを利用した半田付け装置 - Google Patents

レーザビームを利用した半田付け装置

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JPH0736474U
JPH0736474U JP7297593U JP7297593U JPH0736474U JP H0736474 U JPH0736474 U JP H0736474U JP 7297593 U JP7297593 U JP 7297593U JP 7297593 U JP7297593 U JP 7297593U JP H0736474 U JPH0736474 U JP H0736474U
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則廣 西尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半田量において過不足の無い安定した半田付
けを可能としたレーザビームを利用した半田付け装置を
提供すること。 【構成】 レーザビームの照射を利用して線状半田を熔
融することにより、電子部品をプリント基板に半田付け
する半田付け装置において、ワーク17へ向けて送られ
る線状半田18がワーク17へ突き当ったことを検知す
る手段21、23、24、29、30を備え、線状半田
18がワーク17に突き当った状態から常に半田付けが
開始されることにより、半田量において過不足の無い安
定した半田付けが得られる構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、レーザビームを利用して線状半田を熔融することによりプリント基 板上に電子部品を半田付けする装置に関し、特に半田量において過不足の無い安 定した半田付けを可能とした半田付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置として図2に示すようなものが知られている。図2におい て、線状半田1はレーザビーム2を照射する前に、線状半田1の先端がワーク3 に対して一定の距離となるように供給される。線状半田1の送り量mは、ワーク 3が半田付けのために最適の位置にあることを想定して事前に設定した値である 。
【0003】 次にレーザビーム2が照射され、ワークを一定温度まで上昇させる(予備加熱 段階)。その後、レーザビーム2を照射したままで線状半田1が被接合部に一定 量だけ送り出されて半田付けが行われる。さらに線状半田1を逆方向に戻し、レ ーザビーム2の照射を停止して半田付けを終了する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
以上述べた従来例においては、プリント基板がその反り等の影響で高さ方向 (図2面上では上下方向)にばらつきが生じると、予備加熱前の線状半田1のワ ーク3に対する初期位置にばらつきが生じ、その結果としてワーク3に供給され る半田量が一定とならず半田付け量にばらつきを生じる。
【0005】 半田付け量にばらつきを生じると、半田の熔融状況も変化してくるので、半田 量において過不足を生じ安定した均一な半田付けが得られないという不都合があ った。
【0006】 また、さらに、熱容量の小さいワークに半田付けする場合、そのワークの表面 状態の僅かな違いにより、レーザビームの吸収度合にばらつきを生じ、その結果 としてワークが熱的に余裕度がないため予備加熱の段階でワークの過加熱もしく は焼損が生じるという不都合があった。
【0007】 本考案は上記従来技術の問題点を解決するようにしたレーザビームを利用した 半田付け装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような従来技術の問題点を解決するために、レーザビームの照 射を利用して線状半田を熔融することにより、電子部品をプリント基板に半田付 けする半田付け装置において、ワークへ向けて送られる前記線状半田が前記ワー クへ突き当ったことを検知する手段を備え、前記線状半田が前記ワークに突き当 った状態から常に半田付け作業が開始されることにより、半田量において過不足 の無い安定した半田付けが得られる構成とする。
【0009】
【作用】
以上述べたように本考案によれば、線状半田がワークに突き当った状態から常 に半田付けが開始されることにより、ワークにおいて高さ方向にばらつきがあっ ても半田付け条件が一定に保たれ、従って半田量において過不足の無い安定した 半田付けが得られる。更に、熱容量の小さいワークに半田付けするような場合で も、線状半田をワークに接触されることにより、ワークの熱容量がその分増加し 、熱的に余裕度が増すのでワークの過加熱もしくは焼損が未然に防止可能となる 。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき図1を参照して詳細に述べる。
【0011】 ロボット15は、その先端に保持されたレーザ射出部14をワーク17上方の 半田付け位置まで移動する。次に、レーザ制御部11の制御に基づいて半田供給 部19は線状半田18をワーク17に向かって連続的に供給する。線状半田18 はモータ25に連結された一対のローラ26の回転によって連続的に供給され、 線状半田18がワーク17に当接すると停止する。
【0012】 線状半田18とワーク17との突き当りは、次に述べる突き当り検知センサー によって検出される。線状半田18がワーク17に当接した後さらに前進しよう としても、線状半田はそれ以上進まないので半田ガイド20の導入部分である半 田導入部21を進行方向に僅かに押し出す。
【0013】 この半田導入部21はスライド方向に或る程度自由度が持たせてあり、線状半 田18が通常の送り移動する場合には、圧縮バネ22の弾性力によりスライドし ないが、線状半田18がワーク17に突き当ってそれ以上移動しないような場合 には、半田導入部21は圧縮バネ22に抵抗して図1面上上左方向に僅かに移動 する。
【0014】 半田導入部21にはその下部に小さな遮光板23が固定されているので、該半 田導入部21の移動に伴う遮光板23の移動によってフォトセンサー24が例え ば遮光され、その移動を検知することになる。
【0015】 このようにして、線状半田18がワーク17に突き当ったことが検知される。 尚、半田ガイド20の中間部分27の材質には、例えばテフロンチューブを用い て柔軟性を持たせてある。
【0016】 また、半田ガイド20の先端部28はレーザ射出部14に固定保持されている 。線状半田18がワーク17に突き当った後、レーザビーム16の照射が開始さ れる。レーザビーム16は、レーザ発振器12で作られた後、光ファイバ13で 伝送され、レーザ射出部14でそのビームを絞られてワーク17に照射される。 また、レーザビーム16の出力パワー及び照射時間等はレーザ制御部11で制御 される。
【0017】 一定時間レーザビーム16を照射し、被接合部の温度を上昇させた後、線状半 田18をワーク17に所定量供給して熔融させる。このときレーザビーム16は 照射したままである。その後、線状半田18を逆方向に送って半田付けを開始す る前の位置まで戻す。さらに、レーザビーム16の照射を停止し、半田付けの一 工程を完了する。
【0018】 次に、線状半田18の突き当たり検知の別実施例を示す。これは、ワーク17 の導電性ランド29と線状半田との電気的導通を利用するもので、線状半田18 がランド29に突き当った瞬間に、半田ボビン30に近い部分の線状半田18と 導電線ランド29との間の導通状態が例えばテスターのような導通チェツカー3 1によって検知され得る。
【0019】 以上述べた実施例においては、線状半田がワークに突き当たった状態を検知す るための手段としてフォトセンサーを利用した光学的検知手段が用いられたが、 磁気素子及び磁気センサー等を利用して磁気的に突き当たった状態を検知するこ とも可能である。
【0020】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によればプリント基板の反りのようにワークの高さ 方向にばらつき等があっても、常に一定の条件で均一の半田付け作業が達成され る。また、熱容量の小さいワークを半田付けする場合には、ワーク熱的余裕度の 向上により、半田付け時に発生する可能性のあるワークの焼損を未然に回避でき る。尚、本考案は熱源に光ビームを使用した場合にも、同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す概略断面図である。
【図2】従来の半田付け装置を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1、18 線状半田 2、16 レーザビーム 3、17 ワーク 11 レーザ制御部 12 レーザ発振器 13 光ファイバ 14 レーザ射出部 15 ロボット 19 半田供給部 20 半田ガイド 21 半田導入部 22 圧縮バネ 23 遮光板 24 フォトセンサー 25 モータ 26 ローラ 27 中間部分 28 先端部 29 ランド 30 半田ボビン 31 導通チェツカー m 送り量 L 距離

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームの照射を利用して線状半田
    を熔融することにより、電子部品をプリント基板に半田
    付けする半田付け装置において、ワークへ向けて送られ
    る前記線状半田が前記ワークへ突き当ったことを検知す
    る手段を備え、前記線状半田が前記ワークに突き当った
    状態から常に半田付け作業が開始されることにより、半
    田量において過不足の無い安定した半田付けが得られる
    ことを特徴とするレーザビームを利用した半田付け装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記検知手段が、前
    記線状半田を送り出す手段と、前記線状半田が前進しな
    くなったことにより移動する半田導入手段、該半田導入
    手段の移動を感知して電気的信号を出力する手段とを備
    えることを特徴とするレーザビームを利用した半田付け
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記検知手段が、前
    記線状半田を送り出す手段と、前記線状半田と前記ワー
    クとの間の電気的導通を検知する導通チェッカーである
    ことを特徴とするレーザビームを利用した半田付け装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記検知手段が、フ
    ォトセンサーを利用した光学的検知手段であることを特
    徴とするレーザビームを利用した半田付け装置。
JP1993072975U 1993-12-20 1993-12-20 レーザビームを利用した半田付け装置 Expired - Lifetime JP2569921Y2 (ja)

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JPH0736474U true JPH0736474U (ja) 1995-07-04
JP2569921Y2 JP2569921Y2 (ja) 1998-04-28

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008500903A (ja) * 2004-06-01 2008-01-17 スーテック スードロニック アクチエンゲゼルシャフト ろう付けのための方法及び装置
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KR101456631B1 (ko) * 2013-11-20 2014-11-03 (주)비엠웍스 레이저 솔더링 장치

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JPH02108570U (ja) * 1989-02-10 1990-08-29

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