JP2007098452A - レーザ加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ光による半田付けや、樹脂接合、溶接などの加熱・加工処理をハンディに行うことができるレーザ加熱装置を提供する。
【解決手段】LDレーザ光2が照射されるレーザ加工点を含む視野10における光のうちからLDレーザ光2の波長の光を検出するレーザ光検出器9を設置し、LD制御器16は、レーザ光検出器9がLDレーザ光2の波長の光を検出するとハンディレーザ出射ヘッド1によるLDレーザ光2の出射を続行させ、検出しないとLDレーザ光2の出射を停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ光による非接触な半田付けや、樹脂接合、溶接などの加熱・加工処理を行うためのレーザ加熱装置に関する。
従来、レーザ光による非接触な加熱・加工処理を行うためのレーザ加熱装置として、例えば、複数のレーザダイオードを積み重ねてなるレーザダイオードモジュール(半導体レーザアレイ)と、レーザダイオードモジュールが備える複数のレーザダイオードが出射するレーザ光を視準化(平行光化)するコリメートレンズと、視準化されたレーザ光を集光する集光レンズと、により構成されるレーザ加熱設備が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この構成により、集光レンズの焦点位置に置かれている被加熱対象物に対して半田付けや溶接などの加熱・加工処理を行うことができる。
しかしながら、従来のレーザ加熱装置の構成では、レーザパワーがW級以上のハイパワーであり、手で持って作業するときにレーザ光を誤って目に向けたり、覗き込んだりすると失明してしまうため、安全の面でハンディにすることはできなかった。一方、例えば脱毛用レーザはハンディであるが、これは、対象が皮膚であり、人体の導電性や皮膚タッチスイッチを利用して目にレーザ光がはいらない構成とすることができるためであり、プリント基板や金属などの多種多様なものを被加熱対象物とするレーザ加熱装置の従来の構成では、導電性の有無や凹凸等の形状の違いもあり、ハンディにはできなかった。
特開2002−9388号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、レーザ光が照射されるレーザ加工点を含む所定の範囲におけるレーザ光の波長の光を検出するレーザ光検出器を設置し、該レーザ光検出器による検出に基づいてレーザ出射ヘッドによるレーザ光の出射を制御することにより、レーザ出射ヘッドをハンディにして、失明の危険があるほどのハイパワーのレーザ光を用いた加熱・加工処理を、普通の環境で普通の半田ごてや抵抗溶接機のように人手で行うことができるレーザ加熱装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載のレーザ加熱装置は、所定波長のレーザ光を出射するレーザ出射ヘッドと、被加熱対象物の前記レーザ光が照射される加工点を含む所定の範囲における前記レーザ光の波長の光を検出するレーザ光検出器と、前記レーザ光検出器による検出に基づいて前記レーザ光の出射を制御するレーザ制御器と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項2記載のレーザ加熱装置は、請求項1記載のレーザ加熱装置において、前記レーザ制御器は、前記レーザ光の出射開始時は短パルス幅の前記レーザ光を前記レーザ出射ヘッドから出射させ、前記レーザ光検出器が前記レーザ光の波長の光を検出すると前記レーザ出射ヘッドによる前記レーザ光の出射を続行させることを特徴とする。
また、本発明の請求項3記載のレーザ加熱装置は、請求項1または2のいずれかに記載のレーザ加熱装置であって、前記レーザ光が照射される加工点を含む所定の範囲から発生する赤外線を検出する赤外線検出器を具備し、前記レーザ制御器は、前記赤外線検出器の出力信号レベルが予め設定されたレベルとなるように前記レーザ光を制御する機能をさらに有する、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項4記載のレーザ加熱装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載のレーザ加熱装置であって、前記レーザ出射ヘッドを収納するための収納部と、前記収納部を冷却するための冷却部を備えた収納体をさらに具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項5記載のレーザ加熱装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載のレーザ加熱装置であって、前記レーザ出射ヘッドは、糸半田を前記レーザ光の出射側から送り出す半田送り機構をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、直接目にレーザ光が入ることを未然に防ぐことができ、W級のハンディレーザを実現することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1におけるレーザ加熱装置について、図面を参照しながら説明する。
図1に本実施の形態1におけるレーザ加熱装置の一構成例を示す。
図1において、ハンディレーザ出射ヘッド1は手作業可能な大きさ・形状をしており、ハンディである。また、ハンディレーザ出射ヘッド1からは1μm以下の所定波長のLD(Laser Diode)レーザ光2が出射される。例えば、ハンディレーザ出射ヘッド1は、集光レンズ3と半導体レーザ素子(以下、LD素子と称す。)4を有し、LD素子4が1μm以下の所定波長のLDレーザ光を発振し、集光レンズ3が、LD素子4からのLDレーザ光を集光してレーザ照射するように構成する。
ステージ5には、カメラ7とモニタ8とレーザ光検出器9が取り付けられている。カメラ7は、ステージ5のベース6上の視野10を撮像する。この視野10内にレーザ加工点が位置するように、被加熱対象物をベース6上に配置する。モニタ8はカメラ7により撮像された画像を表示する。
レーザ光検出器9は、視野10からの光のうち、LDレーザ光2の波長の光を優先検出する。例えば、レーザ光検出器9は、集光レンズ11、13と、折り返しカットフィルタ12aと、LDレーザ光2の波長に感度を有するPD素子(Pin Photo Diode)14aと、増幅器(アンプ)15を有し、集光レンズ11が視野10からの光をカメラ7へ集光し、折り返しカットフィルタ12aが集光レンズ11からの光のうち、LDレーザ光2の波長の光を折り返し、集光レンズ13が折り返しカットフィルタ12aからの光をPD素子14aへ集光し、増幅器15がPD素子14aの出力信号を100倍以上にドリフト補償しながら増幅してLD制御器16へ出力する構成とする。
レーザ光検出器9の光受光部(集光レンズ11を保持するレンズ保持部)の先端からベース6までの距離が、半田付け等の加熱・加工処理を手作業で行うためのワークディスタンス(WD)であり、ワークディスタンスは、人間の頭が入らず、かつ手作業が可能な範囲とする。また、ここでは、カメラ7は、レーザ光検出器9が有する集光レンズ11を介して視野10を拡大撮像する。
LD制御器(レーザ制御器)16は、レーザ起動スイッチ17の押下により、ハンディレーザ出射ヘッド1(LD素子4)へのLD駆動電流(駆動信号)の供給を開始し、レーザ光検出器9による検出に応じて、ハンディレーザ出射ヘッド1によるLDレーザ光2の出射を制御する。
続いて、当該レーザ加熱装置の動作の一例について説明する。
レーザ起動スイッチ17が押されると、LD制御器16は、まず人間の目に安全な短パルス幅を有するLDレーザ光2が出射されるようにLD駆動電流をハンディレーザ出射ヘッド1へ供給する。レーザ光検出器9がLDレーザ光2の波長の光を検出すると、LD制御器16は、LD駆動電流を供給し続け、ハンディレーザ出射ヘッド1によるLDレーザ光2の出射を続行させる。一方、検出できなかった場合には、LD制御器16は、LDレーザ光2の出射を停止させる。
人間の目に安全な短パルス幅としては、例えばn(ナノ)秒レベルのパルス幅にする。例えば100Wのパワーのレーザでもパルス幅が1n(ナノ)秒ではエネルギは僅か0.1μJしかなく、目に影響するmJレベルのエネルギと比較して遥かに小さくレーザ安全基準を遵守できる。一般に、LD素子はn(ナノ)秒レベルの高速応答性を有するので、n(ナノ)秒レベルの短パルス幅は実施可能である。一方、PD素子は、一般にn(ナノ)秒レベルのパルス幅の光を受けるとμ秒レベルのパルスとして出力する。μ秒レベルのパルスは通常の制御回路が応答するのに十分な時間であるので、確実にLD制御器16を駆動させることができる。
このように、まずレーザ安全基準を遵守できる低エネルギのLDレーザ光を出射させ、LDレーザ光の波長の光を検出することでレーザ安全を確認することにより、W級のLDレーザ光が直接目に入ることを未然に防ぐことができ、W級のハンディレーザを実現することができる。また、上記したワークディスタンスを人間の頭のサイズより狭く設定することにより、安全性をより高めることができる。
なお、図1(b)に示すように、レーザ光検出器に赤外線を検出する機能を追加したレーザ光/温度検出器18を設けてもよい。レーザ光/温度検出器18は、レーザ照射初期には上記したレーザ安全確認を行い、レーザ照射が続いている間は、視野10内の赤外線を検出する。
例えば、レーザ光/温度検出器18は、集光レンズ11、13と、折り返しカットフィルタ12bと、光学的フィルタ19と、PD素子(検出素子)14bと、増幅器15を有する。上述したレーザ光検出器9とは、折り返しカットフィルタの特性、PD素子の感度、および光学的フィルタ19を有する点が異なる。すなわち、折り返しカットフィルタ12bは、LDレーザ光2の波長の光と2μm以上の波長の光(赤外線)を折り返し、PD素子14bの入光部に設けられた光学的フィルタ19は、LDレーザ光2の波長の光を低減して僅かに透過するとともに、2μm以上の波長の光を透過し、PD素子14bは、LDレーザ光2の波長および2μm以上の波長に対して感度を有する。
レーザ光/温度検出器18は、レーザ起動スイッチ17が押され、人間の目に安全な短パルス幅を有するLDレーザ光が出射されたことを、PD素子14bが微弱なLDレーザ光2の波長の光を受光することで検出し、PD素子14bの出力信号を増幅器15で高ゲイン増幅してLD制御器16へ出力する。
また、レーザ光/温度検出器18は、レーザ安全確認後は、視野10(加工点およびその周囲を含む所定の範囲)からの赤外線をPD素子14bで受光して検出し、PD素子14bの出力信号を増幅器15で高ゲイン増幅してLD制御器16へ出力する。
LD制御器16は、レーザ安全確認後、LD駆動電流の供給を続けるとともに、視野10からの光に2μm以上の波長の光が増えてくると、PD素子14bの出力信号レベルが予め設定された温度に相当する信号レベルとなるようにLD駆動電流(すなわちLDレーザ光)を制御する機能をさらに有することにより、設定温度で加工点が加熱・加工処理されるようにする。このように視野10内の温度を検出し、設定温度で保たれるようにLD駆動電流(LDレーザ光)を制御する機能を備えることにより、半田付けなどの加熱・加工処理を設定温度で行うことができ、加熱処理時に発生するレーザ加工点周囲のこげ等を未然に防止することができる。なお、周囲のこげ等を未然に防止するには、視野10をレーザ加工域(レーザ加工点)よりも大きな範囲とすることが望ましい。また、ここではレーザ光検出器に赤外線を検出する機能を追加したレーザ光/温度検出器を用いる場合について説明したが、レーザ光検出器と温度検出器(赤外線検出器)を別異に設けてもよい。
続いて、ハンディレーザ出射ヘッドの他の構成について説明する。上記説明ではハンディレーザ出射ヘッド内にLD素子を設けた場合について説明したが、例えば図2に示すように、LD制御器16内に、光ファイバ20に光結合してLDレーザ光を発振するLD素子4を搭載する一方、ハンディレーザ出射ヘッド(棒状の鏡筒)1が光ファイバ20にカプリングし、光ファイバ20から出力されるLDレーザ光を2枚の集光レンズ21、22を介して出射する構成としてもよい。
また、例えば図3に示すように、ハンディレーザ出射ヘッド1(鏡筒)に、LDレーザ光の出射側から糸半田を送り出す半田送り機構を搭載してもよい。すなわち、図3において、第1の集光レンズ21の外側に、糸半田23が通過するチューブ24を固定する孔ないし溝を設けるとともに、第2の集光レンズ22の中央付近にチューブ24を固定する孔を設ける一方、プッシュボタン25を押す度に少しずつ糸半田23をレーザ照射側の方向へ送る半田送り機構26を搭載する。この半田送り機構26は、例えばシャープペンシルの芯送り機構(サイドノック式)を適用することで実現する。
このように半田送り機構を搭載することで、被加熱対象物27のレーザ半田付け位置(加工点)28に糸半田23を供給しながらレーザ半田付けを行うことができる。この構成において、LDレーザ光の遮光ロスは、図3(c)に示すように、集光レンズ21、22を通過する円形断面状のレーザビーム29の内、チューブ24がレーザビーム29を遮る範囲30の割合であり、実用上約10%である。なお、半田送り機構とプッシュボタンの位置は図3に示す位置に限るものではない。
また、例えば図4に示すように集光レンズ21、22の外側にチューブ24を固定する孔ないし溝を設け、図4(b)に示すように、チューブ24をレーザビーム29の外に固定することにより、集光レンズ21、22を通過する円形断面状のレーザビーム29をチューブ24が遮らないようにしてもよい。なお、図4では、半田送り機構を省略している。また、図2ないし図4では集光レンズを2枚用いる場合について説明したが、レンズの枚数は2枚に限定されるものではなく、また集光レンズのみに限定されるものでもない。
続いて、LD素子を備えるハンディレーザ出射ヘッドに半田送り機構を搭載した場合の一例について、図5を用いて説明する。図5に示すように、ハンディレーザ出射ヘッド(鏡筒)1内の銅製ヒートシンク31にLD素子4を搭載する一方、ヒートシンク31に糸半田23が通過するチューブ24を固定する孔を設けるとともに、集光レンズ3に糸半田23が通過する孔を設ける。この集光レンズ3の孔は、LD素子4のSLOW方向の光の大半を遮らないように、集光レンズ3のセンターを外して設けることにより、FAST方向のLDレーザ光が広く広がるので、糸半田23による遮光部分を小さくできロスを減らすことができる。
また、LD素子4は銅製のヒートシンク31に半田づけにて固定されており、LD素子4へのLD駆動電流(駆動信号)の供給は、ケーブル32の導電性外皮33とヒートシンク31との直接接触と、導電性外皮33と絶縁体34とで絶縁された電力線35のLD素子4への金属接合によりなされている。
なお、ここでは集光レンズを1枚使用する場合について説明したが、レンズは1枚以上用いてもよく、また集光レンズのみの組み合わせに限定されるものでもない。また、図5では半田送り機構を省略しているが、上記のサイドノック式の機構であってもよいし、例えばフットスイッチで自動送りする構成としてもよい。フットスイッチで自動送りする構成とすることにより、従来不可能であった片手作業でのレーザ半田づけを実現できる。例えば図5に示すように、プリント基板36のランド37に突き刺したリード棒38にLDレーザ光2を照射しながら、フットスイッチで糸半田23を供給することができ、糸半田を他方の手により供給する必要がなくなる。図3ないし図4に示したハンディレーザ出射ヘッドにおいても、フットスイッチを使用した自動半田送りを適用できる。
図6にハンディレーザ出射ヘッド1を収納して冷却する制御ユニット(収納体)39の一例を説明するための概略内部図と概略外観図を示す。ここでは、LD素子と半田送り機構を内蔵した金属製のハンディレーザ出射ヘッド(鏡筒)を例に説明する。
図6(a)の内部図に示すように、ハンディレーザ出射ヘッド1は、放熱に適したはめあいで、絶えずファン(冷却部)40により、下方穴41から吸引して空冷されている金属製の放熱用シリンダ(収納部)42に収納され、放熱される。なお、絶えずファン40により放熱用シリンダ42を空冷するのではなく、ハンディレーザ出射ヘッド1の収納時に自動的に空冷を開始するようにしてもよいし、手動で空冷を開始できるようにしてもよい。また、ここではハンディレーザ出射ヘッドの収納部を空冷する場合について説明するが、空冷に限るものではない。このように、レーザ加熱装置を一般の温度制御型半田ごてと同様の構成にできる。
また、この制御ユニット39は、上記したLD制御器16を内蔵し、外部にはレーザパワーをコントロールするパワーコントロールつまみ43と、加工点の温度を設定する温度設定つまみ44と、レーザ起動スイッチ17が付いている。
なお、図6では、放熱用シリンダ42にプッシュボタン25が収まっていないが、収まる構成としてもよい。また、LD素子に電力を供給するためのケーブル32の接続先をレーザ起動スイッチ17の下側に設けたが、この位置に限るものではない。
続いて、ハンディレーザ出射ヘッド1内に、レーザ加工点およびその周囲を含む所定の範囲の温度を検出するための温度検出器(赤外線検出器)を設ける場合の一例について、図7を用いて説明する。なお、図7では半田送り機構を省略しているが、上記したように設けることができる。
図7において、PD型赤外線センサ(赤外線検出素子)45は、2μm以上の波長を高感度に検出する。また、光学的フィルタ46は、LD素子4が発振するLDレーザ光の波長の光をカットするが2μm近傍の赤外線を通過するようにコートされている。また、増幅器(アンプ)47は、PD型赤外線センサ45の出力信号を100倍以上にドリフト補償しながら増幅して出力する。
LD素子4から発振されるLDレーザ光2は偏向しており、PBS(偏向ビームスプリッタ)48で90度折り曲げられ集光レンズ3にて集光され、プリント基板36のランド37を照射する。ランド37は発熱するので、レーザスポットおよびその周囲を含む所定の範囲(集光レンズ3の視野)からの放射熱すなわち赤外線49を集光レンズ3でPD型赤外線センサ45に集光する。赤外線49は、偏光性が小さいのでPBS48を通過し、さらに光学的フィルタ46を通過して、PD型赤外線センサ45にて検出される。
また、増幅器47には、PD型赤外線センサ45の近傍にサーミスタ50が取り付けられており、LD素子4やPD型赤外線センサ45の温度特性補償をすることにより、使用時のハンディレーザ出射ヘッド1の温度上昇に対して、レーザパワーないし加工温度の補償をすることができる。
図8は、図7に示すハンディレーザ出射ヘッドを用いたレーザ加熱装置の主要回路を説明するための図である。図8において、レーザ安全回路51は、レーザ起動スイッチ17が押されると、起動スイッチ52をオンにする。レーザ照射初期には、パワー補正回路53が、LD素子4を駆動するためのLD駆動電流(駆動信号)を生成するLD駆動回路(レーザ駆動回路)54を制御して、人間の目に安全な短パルス幅を有するLDレーザ光を発振させるためのLD駆動電流を出力させる。
レーザ安全回路51は、図示しないレーザ光検出器9によりレーザ安全が確認されると、起動スイッチ52をオンし続ける。一方、レーザ安全が確認されない場合には、起動スイッチ52をオフする。
レーザ安全確認後、パワー補正回路53はLD起動回路54を制御して、レーザパワー設定器55にて予め設定されたレーザパワーのLDレーザ光を発振させるためのLD駆動電流を出力させる。
LD素子4は、LD駆動電流に従ってLDレーザ光を発振する。ハンディレーザ出射ヘッド1から出射されたLDレーザ光2は、ベース6上の被加熱対象物56の加工点へ照射される。被加熱対象物56はLDレーザ光2により過熱されると、例えば半田付けや樹脂接合では2μm付近の波長の近赤外線49を発し始める。この近赤外線49は、光学的フィルタ46を介してPD型赤外線センサ(赤外線検出素子)45にて受光される。光学的フィルタ46は、LDレーザ光2の波長の光や外乱光をカットして、2μm付近の波長の光を透過する。
増幅器47は、PD型赤外線センサ45の出力信号を100倍以上にドリフト補償しながら増幅して温度変換回路57へ出力する。温度変換回路57は、増幅器47の出力信号から加工温度相当信号を生成する。また温度変換回路57は、サーミスタ50からの信号を基に、増幅器47の出力信号ないし加工温度相当信号を温度補償する。
温度変換回路57から出力される加工温度相当信号58は、温度設定器59により予め設定された加工点の温度設定値との差分をとる差分器60に入力される。パワー補正回路53は、差分器60の出力を基にLD駆動回路54を制御して、PD型赤外線センサ45の出力信号レベルが設定温度に相当するレベルとなるようにレーザパワーを補正(例えば、比例制御)し、加工点の温度が設定温度になるようにする。このようにLDレーザ光を制御することにより、あたかも普通の半田ごてのようにハンディに、しかも非接触で、希望の温度で安全にこげなく加熱処理をすることができる。
続いて、加工点の温度を設定温度にするためのLDレーザ光の制御方法の他の一例について、図9を用いて説明する。図9は、レーザ安全を確保しながら、加工点の温度を設定温度で一定にするためのLDレーザ光の制御方法の一例を説明するための図である。
まず、図9(a)に示すように、レーザ照射初期には、ピークパワーWp、短パルス幅Tsからなりレーザ安全基準を遵守できる低エネルギの探査レーザパルス61をハンディレーザ出射ヘッド1から出射させ、レーザ安全を確認後、図9(b)に示すようにPD型赤外線センサが生成するイネーブル信号が所定レベル62になると、レーザパワーW1にて照射し続ける。レーザ加工点およびその周囲は、レーザ照射により温度が上昇し、樹脂接合や半田付け等に必要な温度200〜250°C程度になると、常温で10μm近くにピークを持つ遠赤外光が短波長シフトしてきて2μm程度の波長の光が増えてくる。そして、図9(c)に示すように、PD型赤外線センサの出力信号(PD出力信号)が、予めLD制御器16にて設定されていた温度に相当する信号レベルPsになると、LD駆動電流を高速にON・OFF制御してLDレーザ光をON・OFF制御することにより、PD出力信号がレベルPsにて保たれるようにする。このようにLDレーザ光を制御することにより、あたかも普通の半田ごてのようにハンディに、しかも非接触で、希望の温度で安全にこげなく加熱処理をすることができる。
なお上記説明では、PD出力信号が設定温度に相当する信号レベルPsに達すると、ピークパワーW1でON・OFF制御したが、ダメージを発生しにくくするために、W1より低いピークパワーW2に落としてON・OFF制御してもよい。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2におけるレーザ加熱装置について、図10を用いて説明する。本実施の形態2は、レーザ安全を確保する手段としてレーザ安全BOX(箱体)を用いる点に特徴がある。なお、前述した実施の形態1で説明した部材と同一の部材については説明を省略し、実施の形態1と異なる点についてのみ説明する。
図10(a)は、レーザ安全BOXを上面から見た概略図である。図10(a)に示すように、金属製のレーザ安全BOX63の左右には、手は入るが頭が入らない所定のサイズの穴部64a、bが設けてあり、上面にはレーザ加工域(加工点)を観察するためのモニタ8が備え付けてある。また、図示しないが、レーザ安全BOX63の内側には、ステージ5やカメラ7が備え付けてある。なお、モニタを配置する位置は、レーザ安全BOXの上面に限定されるものではない。
図10(b)はレーザ安全BOXを正面から見た概略図である。図10(b)において、ハンディレーザ出射ヘッド1には、その存在を検出可能な検出対象物(検出物体)66が搭載されており、レーザ安全BOX63の内側の上面に設けられた検出センサ65は、検出対象物66がレーザ安全BOX63の内側に存在することを検出する。また、図示しないLD制御器16は、検出センサ65による検出に応じて、ハンディレーザ出射ヘッド1によるLDレーザ光2の出射を制御する。例えば、LD制御器16は、検出センサ65により検出対象物66が検出されているときにのみハンディレーザ出射ヘッド1によるLDレーザ光の出射を許可する。なお、検出センサを配置する位置は、レーザ安全BOXの内側上面に限定されるものではない。また、LD制御器を内蔵する制御ユニット(収納体)を配置する位置は任意である。
このように、ハンディレーザ出射ヘッドに検出対象物を搭載し、レーザ安全BOXの内側に検出対象物が存在することを検出することでレーザ安全を確認することにより、W級のLDレーザ光が直接目に入ることを未然に防ぐことができ、W級のハンディレーザを実現することができる。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3におけるレーザ加熱装置について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態3におけるレーザ加熱装置は、レーザ加工点およびその周囲を含む所定の範囲の温度を検出するための温度検出器(赤外線検出器)をLD制御器内に設ける点が他の実施の形態と異なる。
具体的には、コア部とクラッド部からなるDCF(ダブルクラッドファイバ)等の光ファイバを用い、レーザ加工点とその周囲を含む所定の範囲から発生する赤外線を該クラッド部を介してLD制御器へ戻し、LD制御器において温度を検出する。なお、前述した実施の形態1で説明した部材と同一の部材については説明を省略し、実施の形態1と異なる点についてのみ説明する。
図11に本実施の形態3におけるハンディレーザ出射ヘッドの概要の一例を示す。図11に示すように、本実施の形態3で用いる光ファイバ20は、コア部67とクラッド部68からなり、ハンディレーザ出射ヘッド1が、光ファイバ20にカプリングし、コア部67から出力されるLDレーザ光を2枚の集光レンズ21、22を介して出射する一方、被加熱対象物56とその周囲を含む所定の範囲から発生する赤外線を該2枚の集光レンズ21、22を介してクラッド部68へ導く。
続いて、LD制御器側の構成について、図12を用いて説明する。図12に示すように、LD制御器16はLD素子4を搭載する。LD素子4は、集光レンズ69を介して光ファイバ20のコア部67へ光結合し、1μm以下の所定波長のLDレーザ光2を発振する。また、LDレーザ光2が光結合する近傍のクラッド部68の表面はすり面処理されており、すり面70近傍には2μm以上の波長に感度を有するPD型赤外線センサ(赤外線検出素子)45が配置されている。この構成により、光ファイバ20のクラッド部68より戻ってくる赤外線をPD型温赤外線センサ45にて検出することができる。なお、すり面70とPD型赤外線センサ45の間に、LDレーザ光の波長の光をカットするが2μm近傍の赤外線を通過するようにコートされている光学的フィルタ46を配置してもよい。
また、図13に示すように、LD素子4と集光レンズ69の間に、2μm以上の波長の赤外線49とLDレーザ光2の波長の光を分離する分離ミラー71を配置して、LD素子4が発振するLDレーザ光2を分離ミラー71により集光レンズ69へ反射させて光ファイバ20のコア部67に光結合させ、クラッド部68から出力され集光レンズ69で集光される赤外線49を分離ミラー71を透過させてPD型赤外線センサ45の受光面へ導くようにしてもよい。
また、図14に示すように、光ファイバ20の端面を、例えばサンドペーパ等で研磨して斜めにカットした後研磨剤等でポリッシング処理するなどして斜め鏡面カットし、クラッド部68を介して戻ってくる赤外線49を斜め鏡面カット端面から出射させ、集光レンズ72で集光してPD型赤外線センサ45の受光面へ導く一方、LDレーザ光2は集光レンズ69で集光後、斜め鏡面カット端面で全反射させてコア部67に導くようにしてもよい。
本発明のレーザ加熱装置は、直接目にレーザ光が入ることを未然に防ぐことができ、従来不可能とされたW級のハンディレーザを実現することができ、レーザ光による非接触な半田付けや、樹脂接合、溶接などの加熱・加工処理に有用である。
本発明の実施の形態1におけるレーザ加熱装置の一構成例を説明するための図 本発明の実施の形態1におけるレーザ加熱装置のハンディレーザ出射ヘッドとLD制御器の一構成例を説明するための図 本発明の実施の形態1におけるレーザ加熱装置のハンディレーザ出射ヘッドの一構成例を説明するための図 本発明の実施の形態1におけるレーザ加熱装置のハンディレーザ出射ヘッドの一構成例を説明するための図 本発明の実施の形態1におけるレーザ加熱装置のハンディレーザ出射ヘッドの一構成例を説明するための図 本発明の実施の形態1におけるレーザ加熱装置のハンディレーザ出射ヘッドを収納する収納体の一例を説明するための図 本発明の実施の形態1におけるレーザ加熱装置のハンディレーザ出射ヘッドの一構成例を説明するための図 本発明の実施の形態1におけるレーザ加熱装置の主要回路を説明するための図 本発明の実施の形態1におけるLDレーザ光の制御方法の一例を説明するための図 本発明の実施の形態2におけるレーザ加熱装置の一構成例を説明するための図 本発明の実施の形態3におけるレーザ加熱装置のハンディレーザ出射ヘッドの一構成例を説明するための図 本発明の実施の形態3におけるレーザ加熱装置のLD制御器の一構成例を説明するための図 本発明の実施の形態3におけるレーザ加熱装置のLD制御器の一構成例を説明するための図 本発明の実施の形態3におけるレーザ加熱装置のLD制御器の一構成例を説明するための図
符号の説明
1 ハンディレーザ出射ヘッド
2 LDレーザ光
3、11、13、21、22、69、72 集光レンズ
4 LD素子(半導体レーザ素子)
5 ステージ
6 ベース
7 カメラ
8 モニタ
9 レーザ光検出器
10 視野
12a、b 折り返しカットフィルタ
14a、b PD素子
15、47 増幅器
16 LD制御器
17 レーザ起動スイッチ
18 レーザ光/温度検出器
19 光学的フィルタ
20 光ファイバ
23 糸半田
24 チューブ
25 プッシュボタン
26 半田送り機構
27 被加熱対象物
28 レーザ半田付け位置
29 レーザビーム
30 チューブがレーザビームを遮る範囲
31 ヒートシンク
32 ケーブル
33 導電性外皮
34 絶縁体
35 電力線
36 プリント基板
37 ランド
38 リード棒
39 制御ユニット
40 ファン
41 下方穴
42 放熱用シリンダ
43 パワーコントロールつまみ
44 温度設定つまみ
45 PD型赤外線センサ
46 光学的フィルタ
48 PBS
49 赤外線
50 サーミスタ
51 レーザ安定回路
52 起動スイッチ
53 パワー補正回路
54 LD駆動回路
55 レーザパワー設定器
56 被加熱対象物
57 温度変換回路
58 加工温度相当信号
59 温度設定器
60 差分器
61 探査レーザパルス
62 所定レベル
63 レーザ安全BOX
64a、b 穴部
65 検出センサ
66 検出対象物
67 コア部
68 クラッド部
70 すり面
71 分離ミラー

Claims (5)

  1. 所定波長のレーザ光を出射するレーザ出射ヘッドと、
    被加熱対象物の前記レーザ光が照射される加工点を含む所定の範囲における前記レーザ光の波長の光を検出するレーザ光検出器と、
    前記レーザ光検出器による検出に基づいて前記レーザ光の出射を制御するレーザ制御器と、
    を具備することを特徴とするレーザ加熱装置。
  2. 請求項1記載のレーザ加熱装置において、前記レーザ制御器は、前記レーザ光の出射開始時は短パルス幅の前記レーザ光を前記レーザ出射ヘッドから出射させ、前記レーザ光検出器が前記レーザ光の波長の光を検出すると前記レーザ出射ヘッドによる前記レーザ光の出射を続行させることを特徴とするレーザ加熱装置。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載のレーザ加熱装置であって、前記レーザ光が照射される加工点を含む所定の範囲から発生する赤外線を検出する赤外線検出器を具備し、前記レーザ制御器は、前記赤外線検出器の出力信号レベルが予め設定されたレベルとなるように前記レーザ光を制御する機能をさらに有する、ことを特徴とするレーザ加熱装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のレーザ加熱装置であって、前記レーザ出射ヘッドを収納するための収納部と、前記収納部を冷却するための冷却部を備えた収納体をさらに具備することを特徴とするレーザ加熱装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のレーザ加熱装置であって、前記レーザ出射ヘッドは、糸半田を前記レーザ光の出射側から送り出す半田送り機構をさらに備えることを特徴とするレーザ加熱装置。
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