JPH0736429A - 表示信号処理装置 - Google Patents
表示信号処理装置Info
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- JPH0736429A JPH0736429A JP5178130A JP17813093A JPH0736429A JP H0736429 A JPH0736429 A JP H0736429A JP 5178130 A JP5178130 A JP 5178130A JP 17813093 A JP17813093 A JP 17813093A JP H0736429 A JPH0736429 A JP H0736429A
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- signal
- composite video
- video signal
- display
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置内部にてブルーバック表示などの所定の
パターンを表わす複合ビデオ信号を生成してテレビジョ
ン受像機に出力して表示させる内部同期モードの際に、
出力する複合ビデオ信号の精度を高めて、外部入力に文
字を挿入して出力する外部同期モードの際の表示に見劣
りしない画面表示を行なう信号を生成することを目的と
する。 【構成】 バッファアンプ8は、内部同期モードの際に
複合ビデオ信号発生回路5から供給された複合ビデオ信
号から少なくともカラーバースト信号およびクロマ信号
に含まれるサブキャリア周波数の高調波成分を除去して
出力する。
パターンを表わす複合ビデオ信号を生成してテレビジョ
ン受像機に出力して表示させる内部同期モードの際に、
出力する複合ビデオ信号の精度を高めて、外部入力に文
字を挿入して出力する外部同期モードの際の表示に見劣
りしない画面表示を行なう信号を生成することを目的と
する。 【構成】 バッファアンプ8は、内部同期モードの際に
複合ビデオ信号発生回路5から供給された複合ビデオ信
号から少なくともカラーバースト信号およびクロマ信号
に含まれるサブキャリア周波数の高調波成分を除去して
出力する。
Description
【0001】この発明は、テレビジョン受像機などのデ
ィスプレイ画面に文字または所定のパターン表示を行な
う表示信号処理装置に関するものである。
ィスプレイ画面に文字または所定のパターン表示を行な
う表示信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の表示信号処理装置の概略
構成を示すブロック図である。この図において、1は入
力端子INから供給される外部からの複合ビデオ信号に文
字等を表わす信号を重畳するスーパインポーズ回路、2
はスーパインポーズ回路1にて重畳する文字信号を生成
する文字信号発生回路、3はスーパインポーズ回路1に
て処理された信号の出力制御を行なう第1のアナログス
イッチである。4はブルーバック表示などの際の所定の
パターンを表わす画像の色信号等を生成するパターン処
理回路であり、この回路4は色信号を含むクロマ信号、
およびカラーバースト信号などの各種同期信号を生成す
る。5はパターン処理回路4にて生成したクロマ信号お
よび各種同期信号に基づいて複合ビデオ信号を生成する
複合ビデオ信号発生回路であり、図7に示すように直流
電位を表わすシンクチップ電位Vsを基準にしてペデス
タル電位Vpにカラーバースト信号BSおよびクロマ信
号CSを重畳して複合ビデオ信号を生成する。6は複合
ビデオ信号発生回路5から供給される信号の出力制御を
行う第2のアナログスイッチである。符号Sは第1のア
ナログスイッチ3と第2のアナログスイッチ6とを相互
に切り替える同期切替信号である。この信号Sは外部か
らの複合ビデオ信号を入力する外部同期モードの際に例
えば"Low "レベルとなって第1のアナログスイッチ3を
オンとして、かつ第2のアナログスイッチ6をオフと
し、また、ブルーバック表示などの内部同期モードの際
に"High"レベルとなって第1のアナログスイッチ3をオ
フとして第2のアナログスイッチ6をオンとする制御信
号である。符号OUT は第1のアナログスイッチ3の出力
および第2のアナログスイッチ6の出力に共通接続され
た複合ビデオ信号の出力端子である。
構成を示すブロック図である。この図において、1は入
力端子INから供給される外部からの複合ビデオ信号に文
字等を表わす信号を重畳するスーパインポーズ回路、2
はスーパインポーズ回路1にて重畳する文字信号を生成
する文字信号発生回路、3はスーパインポーズ回路1に
て処理された信号の出力制御を行なう第1のアナログス
イッチである。4はブルーバック表示などの際の所定の
パターンを表わす画像の色信号等を生成するパターン処
理回路であり、この回路4は色信号を含むクロマ信号、
およびカラーバースト信号などの各種同期信号を生成す
る。5はパターン処理回路4にて生成したクロマ信号お
よび各種同期信号に基づいて複合ビデオ信号を生成する
複合ビデオ信号発生回路であり、図7に示すように直流
電位を表わすシンクチップ電位Vsを基準にしてペデス
タル電位Vpにカラーバースト信号BSおよびクロマ信
号CSを重畳して複合ビデオ信号を生成する。6は複合
ビデオ信号発生回路5から供給される信号の出力制御を
行う第2のアナログスイッチである。符号Sは第1のア
ナログスイッチ3と第2のアナログスイッチ6とを相互
に切り替える同期切替信号である。この信号Sは外部か
らの複合ビデオ信号を入力する外部同期モードの際に例
えば"Low "レベルとなって第1のアナログスイッチ3を
オンとして、かつ第2のアナログスイッチ6をオフと
し、また、ブルーバック表示などの内部同期モードの際
に"High"レベルとなって第1のアナログスイッチ3をオ
フとして第2のアナログスイッチ6をオンとする制御信
号である。符号OUT は第1のアナログスイッチ3の出力
および第2のアナログスイッチ6の出力に共通接続され
た複合ビデオ信号の出力端子である。
【0003】次に動作について説明する。まず、外部か
ら供給される複合ビデオ信号にて表される画像に文字等
を挿入する場合には、同期切替信号Sが"Low" レベルと
なって、これにより第1のアナログスイッチ3がオンと
なり、第2のアナログスイッチ6がオフとなる。次い
で、入力端子INに外部からの複合ビデオ信号が供給され
て文字信号発生回路2から文字信号が発生されると、ス
ーパインポーズ回路1は入力端子INからの複合ビデオ信
号に文字信号発生回路2からの文字信号を重畳する。こ
れにより、文字信号が重畳された複合ビデオ信号がアナ
ログスイッチ3を介して出力端子OUT から出力されて、
これを受けたディスプレイ画面にスーパインポーズ表示
が実行される。
ら供給される複合ビデオ信号にて表される画像に文字等
を挿入する場合には、同期切替信号Sが"Low" レベルと
なって、これにより第1のアナログスイッチ3がオンと
なり、第2のアナログスイッチ6がオフとなる。次い
で、入力端子INに外部からの複合ビデオ信号が供給され
て文字信号発生回路2から文字信号が発生されると、ス
ーパインポーズ回路1は入力端子INからの複合ビデオ信
号に文字信号発生回路2からの文字信号を重畳する。こ
れにより、文字信号が重畳された複合ビデオ信号がアナ
ログスイッチ3を介して出力端子OUT から出力されて、
これを受けたディスプレイ画面にスーパインポーズ表示
が実行される。
【0004】次に、ブルーバック表示などの内部同期モ
ードにて所定のパターンの画像をディスプレイに表示さ
せる場合には、同期切替信号Sが"High"レベルとなる。
これにより第2のアナログスイッチ6がオンとなり、同
時に第1のアナログスイッチ3がオフとなる。この結
果、外部入力端子INに信号が供給されても外部からの入
力は生じない状態となる。この状態にて、パターン処理
回路4からブルーバック表示のための所定のパターンを
表わすクロマ信号などの各種信号が生成されて複合ビデ
オ発生回路5に供給されると、複合ビデオ信号発生回路
5は図7に示すような複合ビデオ信号を生成する。これ
により。生成された所定のパターンを表わす例えばブル
ーバック表示のための複合ビデオ信号がアナログスイッ
チ6を介して出力端子OUT からディスプレイに出力され
て、ブルーバック表示などの所定のパターンの表示が実
行される。
ードにて所定のパターンの画像をディスプレイに表示さ
せる場合には、同期切替信号Sが"High"レベルとなる。
これにより第2のアナログスイッチ6がオンとなり、同
時に第1のアナログスイッチ3がオフとなる。この結
果、外部入力端子INに信号が供給されても外部からの入
力は生じない状態となる。この状態にて、パターン処理
回路4からブルーバック表示のための所定のパターンを
表わすクロマ信号などの各種信号が生成されて複合ビデ
オ発生回路5に供給されると、複合ビデオ信号発生回路
5は図7に示すような複合ビデオ信号を生成する。これ
により。生成された所定のパターンを表わす例えばブル
ーバック表示のための複合ビデオ信号がアナログスイッ
チ6を介して出力端子OUT からディスプレイに出力され
て、ブルーバック表示などの所定のパターンの表示が実
行される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示信号処理装
置は以上のように構成されているので、何等かの画像を
背景として文字等の信号を重畳するスーパインポーズ表
示の複合ビデオ信号に対して、内部同期による単一パタ
ーンの、例えばブルーバック表示のための複合ビデオ信
号の精度を高めなければディスプレイ画面にて表示が見
ずらくなるという問題点があった。例えば、外部から供
給される複合ビデオ信号が動画像であって、これに多少
の雑音が含まれている場合と、内部同期によるブルーバ
ック表示に雑音が含まれている場合とでは、明らかに画
像に動きのないブルーバック表示では雑音が目立だって
しまうことになる。特に、パターン処理回路4にて生成
されるカラーバースト信号およびクロマ信号は所定の周
波数、例えば3.58MHz のサブキャリア周波数にて搬送さ
れて複合ビデオ信号発生回路5に供給され、この際にサ
ブキャリアの高調波成分が発生して雑音の原因となり、
表示画面のぼけや色ずれなどの問題が生じるおそれがあ
った。
置は以上のように構成されているので、何等かの画像を
背景として文字等の信号を重畳するスーパインポーズ表
示の複合ビデオ信号に対して、内部同期による単一パタ
ーンの、例えばブルーバック表示のための複合ビデオ信
号の精度を高めなければディスプレイ画面にて表示が見
ずらくなるという問題点があった。例えば、外部から供
給される複合ビデオ信号が動画像であって、これに多少
の雑音が含まれている場合と、内部同期によるブルーバ
ック表示に雑音が含まれている場合とでは、明らかに画
像に動きのないブルーバック表示では雑音が目立だって
しまうことになる。特に、パターン処理回路4にて生成
されるカラーバースト信号およびクロマ信号は所定の周
波数、例えば3.58MHz のサブキャリア周波数にて搬送さ
れて複合ビデオ信号発生回路5に供給され、この際にサ
ブキャリアの高調波成分が発生して雑音の原因となり、
表示画面のぼけや色ずれなどの問題が生じるおそれがあ
った。
【0006】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたもので、外部同期モードの際の画
面表示に対しても見劣りしないパターン表示を行なうこ
とができる装置内部からの映像信号を出力する表示信号
処理装置を得ることを目的とする。
消するためになされたもので、外部同期モードの際の画
面表示に対しても見劣りしないパターン表示を行なうこ
とができる装置内部からの映像信号を出力する表示信号
処理装置を得ることを目的とする。
【0007】請求項2の発明は、内部同期モードの際に
出力される複合ビデオ信号に含まれるサブキャリア周波
数の高調波の成分を有効に除去することができる表示信
号処理装置を得ることを目的とする。
出力される複合ビデオ信号に含まれるサブキャリア周波
数の高調波の成分を有効に除去することができる表示信
号処理装置を得ることを目的とする。
【0008】請求項3の発明は、装置構成を複雑にする
ことなく、内部同期モードの際に出力される複合ビデオ
信号から高調波成分を有効に除去することができる表示
信号処理装置を得ることを目的とする。
ことなく、内部同期モードの際に出力される複合ビデオ
信号から高調波成分を有効に除去することができる表示
信号処理装置を得ることを目的とする。
【0009】請求項4の発明は、内部同期モードの際に
サブキャリア周波数の高調波成分を含まないカラーバー
スト信号およびクロマ信号を有する複合ビデオ信号を出
力することができる表示信号処理装置を得ることを目的
とする。
サブキャリア周波数の高調波成分を含まないカラーバー
スト信号およびクロマ信号を有する複合ビデオ信号を出
力することができる表示信号処理装置を得ることを目的
とする。
【0010】請求項5の発明は、サブキャリア周波数の
高調波成分を除去したカラーバースト信号およびクロマ
信号から有効に複合ビデオ信号を生成することができる
表示処理装置を得ることを目的とする。
高調波成分を除去したカラーバースト信号およびクロマ
信号から有効に複合ビデオ信号を生成することができる
表示処理装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る表示信号
処理装置は、内部同期モードにより発生される複合ビデ
オ信号の少なくともカラーバースト信号およびクロマ信
号に含まれるサブキャリアの高調波の成分を除去する高
調波除去手段を設けたものである。
処理装置は、内部同期モードにより発生される複合ビデ
オ信号の少なくともカラーバースト信号およびクロマ信
号に含まれるサブキャリアの高調波の成分を除去する高
調波除去手段を設けたものである。
【0012】請求項2に係る表示信号処理装置は、サブ
キャリア周波数の2倍の周波数より低い周波数成分のカ
ットオフ周波数を有する高調波除去手段を内部信号発生
手段の出力側に設けたものである。
キャリア周波数の2倍の周波数より低い周波数成分のカ
ットオフ周波数を有する高調波除去手段を内部信号発生
手段の出力側に設けたものである。
【0013】請求項3に係る表示信号処理装置は、高調
波除去手段として利得1のボルテージフォロワのバッフ
ァアンプを適用したものである。
波除去手段として利得1のボルテージフォロワのバッフ
ァアンプを適用したものである。
【0014】請求項4に係る表示信号処理装置は、カラ
ーバースト信号とクロマ信号とを所定のタイミングにて
合成した後の信号からその基本波成分のみを通過させる
ローパスフィルタを含む高調波除去手段を内部信号発生
手段の入力側に設けたものである。
ーバースト信号とクロマ信号とを所定のタイミングにて
合成した後の信号からその基本波成分のみを通過させる
ローパスフィルタを含む高調波除去手段を内部信号発生
手段の入力側に設けたものである。
【0015】請求項5に係る表示信号処理装置は、ロー
パスフィルタを含む高調波除去手段からの信号に直流電
位、ペデスタル電位、輝度電位を付加して複合ビデオ信
号を生成する内部信号発生手段を設けたものである。
パスフィルタを含む高調波除去手段からの信号に直流電
位、ペデスタル電位、輝度電位を付加して複合ビデオ信
号を生成する内部信号発生手段を設けたものである。
【0016】
【作用】請求項1の発明における表示信号処理装置は、
外部同期モードの際には外部から入力した複合ビデオ信
号に文字信号を重畳して出力し、内部同期モードの際に
は所定のパターンを表示する複合ビデオ信号の少なくと
もカラーバースト信号およびクロマ信号に含まれるサブ
キャリアの高調波成分を除去して出力する。
外部同期モードの際には外部から入力した複合ビデオ信
号に文字信号を重畳して出力し、内部同期モードの際に
は所定のパターンを表示する複合ビデオ信号の少なくと
もカラーバースト信号およびクロマ信号に含まれるサブ
キャリアの高調波成分を除去して出力する。
【0017】請求項2の発明における表示信号処理装置
は、内部同期モードの際に、内部信号発生手段にて生成
された複合ビデオ信号の出力のうちサブキャリア周波数
の2倍の周波数より低い周波数成分のみを増幅して出力
する。
は、内部同期モードの際に、内部信号発生手段にて生成
された複合ビデオ信号の出力のうちサブキャリア周波数
の2倍の周波数より低い周波数成分のみを増幅して出力
する。
【0018】請求項3の発明における表示信号処理装置
は、内部同期モードの際に、内部信号発生手段にて生成
された複合ビデオ信号の出力のうちサブキャリア周波数
の2倍の周波数より低い周波数成分のみを利得1の増幅
率にて増幅して出力する。
は、内部同期モードの際に、内部信号発生手段にて生成
された複合ビデオ信号の出力のうちサブキャリア周波数
の2倍の周波数より低い周波数成分のみを利得1の増幅
率にて増幅して出力する。
【0019】請求項4の発明における表示信号処理装置
は、内部同期モードの際に、カラーバースト信号とクロ
マ信号とを所定のタイミングにて合成した後の信号から
その基本波成分のみを通過させ、この基本波成分の信号
に基づいて複合ビデオ信号を生成して出力する。
は、内部同期モードの際に、カラーバースト信号とクロ
マ信号とを所定のタイミングにて合成した後の信号から
その基本波成分のみを通過させ、この基本波成分の信号
に基づいて複合ビデオ信号を生成して出力する。
【0020】請求項5の発明における表示信号処理装置
は、内部同期モードの際に、カラーバースト信号とクロ
マ信号とを所定のタイミングにて合成した後の信号から
その基本波成分のみを通過させ、この基本波成分の信号
に直流電位、ペデスタル電位および輝度電位を付加する
ことにより複合ビデオ信号を形成して出力する。
は、内部同期モードの際に、カラーバースト信号とクロ
マ信号とを所定のタイミングにて合成した後の信号から
その基本波成分のみを通過させ、この基本波成分の信号
に直流電位、ペデスタル電位および輝度電位を付加する
ことにより複合ビデオ信号を形成して出力する。
【0021】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は請求項1の発明による表示信号処理装置の
第1の実施例を示す図であり、特に請求項2および請求
項3の発明の具体的な構成を示すブロック図である。な
お、この図において、従来技術である図8に示した相当
部分には同一符号を付してその説明を省略する。図1に
おいて、8は複合ビデオ信号発生回路5(内部信号発生
手段)から供給される複合ビデオ信号のカラーバースト
信号およびクロマ信号におけるサブキャリア周波数の高
調波の成分を除去するバッファアンプ(高調波除去手
段)である。特に、本実施例におけるバッファアンプ8
は、図2に示す周波数特性を有する。具体的には、この
バッファアンプ8はボルテージフォロアのオペアンプが
有効に適用されて、その非反転入力端子(+)に複合ビデ
オ信号発生回路5の出力が接続され、反転端子(−)に自
回路の出力がフィードバック接続された利得1の増幅率
を有する増幅回路である。このボルテージフォロア接続
のオペアンプは図2に示すように低域周波数から所定の
周波数まで利得1の増幅率にて入力信号を増幅し、利得
が2分の1となるカットオフ周波数fcにてそれ以下の周
波数の信号を遮断して出力する。本実施例では、このカ
ットオフ周波数fcが複合ビデオ信号発生回路5にて生成
される複合ビデオ信号におけるカラーバースト信号およ
びクロマ信号に含まれるサブキャリア周波数fsc の2倍
の周波数以下に設定されている。
する。図1は請求項1の発明による表示信号処理装置の
第1の実施例を示す図であり、特に請求項2および請求
項3の発明の具体的な構成を示すブロック図である。な
お、この図において、従来技術である図8に示した相当
部分には同一符号を付してその説明を省略する。図1に
おいて、8は複合ビデオ信号発生回路5(内部信号発生
手段)から供給される複合ビデオ信号のカラーバースト
信号およびクロマ信号におけるサブキャリア周波数の高
調波の成分を除去するバッファアンプ(高調波除去手
段)である。特に、本実施例におけるバッファアンプ8
は、図2に示す周波数特性を有する。具体的には、この
バッファアンプ8はボルテージフォロアのオペアンプが
有効に適用されて、その非反転入力端子(+)に複合ビデ
オ信号発生回路5の出力が接続され、反転端子(−)に自
回路の出力がフィードバック接続された利得1の増幅率
を有する増幅回路である。このボルテージフォロア接続
のオペアンプは図2に示すように低域周波数から所定の
周波数まで利得1の増幅率にて入力信号を増幅し、利得
が2分の1となるカットオフ周波数fcにてそれ以下の周
波数の信号を遮断して出力する。本実施例では、このカ
ットオフ周波数fcが複合ビデオ信号発生回路5にて生成
される複合ビデオ信号におけるカラーバースト信号およ
びクロマ信号に含まれるサブキャリア周波数fsc の2倍
の周波数以下に設定されている。
【0022】次に動作について説明する。まず、内部同
期モードにてブルーバック表示などの所定のパターンを
表わす画像をディスプレイ画面に表示する場合には、同
期切替信号Sが"High"レベルとなって第2のアナログス
イッチ(信号切替手段)6がオンとなり、同時に第1の
アナログスイッチ(信号切替手段)3がオフとなる。こ
の結果、外部入力端子INに信号が供給されても外部から
の入力は生じない状態となり、この状態にてパターン処
理回路(内部信号発生手段)4から例えばブルーバック
表示のためのクロマ信号などの各種信号が生成されて複
合ビデオ発生回路5に供給される。パターン処理回路4
からブルーバック表示のためのそれぞれの信号を受けた
複合ビデオ信号発生回路5は順次図7に示すようなカラ
ーバースト信号およびクロマ信号にサブキャリア周波数
の高調波成分を含む複合ビデオ信号を生成してバッファ
アンプ8に出力する。次に、高調波成分を含む複合ビデ
オ信号を受けたバッファアンプ8では、カットオフ周波
数fc以下の周波数、つまりサブキャリアfsc の基本波成
分を含む周波数の信号をほぼ利得1の増幅率にて増幅
し、サブキャリア周波数fsc の2倍以上の周波数の高調
波成分をほぼ遮断して出力する。これにより、高調波成
分がカットオフされた複合ビデオ信号が第2のアナログ
スイッチ6を介して出力端子OUT からディスプレイに出
力されて、ブルーバック表示などの所定のパターンの表
示が実行される。
期モードにてブルーバック表示などの所定のパターンを
表わす画像をディスプレイ画面に表示する場合には、同
期切替信号Sが"High"レベルとなって第2のアナログス
イッチ(信号切替手段)6がオンとなり、同時に第1の
アナログスイッチ(信号切替手段)3がオフとなる。こ
の結果、外部入力端子INに信号が供給されても外部から
の入力は生じない状態となり、この状態にてパターン処
理回路(内部信号発生手段)4から例えばブルーバック
表示のためのクロマ信号などの各種信号が生成されて複
合ビデオ発生回路5に供給される。パターン処理回路4
からブルーバック表示のためのそれぞれの信号を受けた
複合ビデオ信号発生回路5は順次図7に示すようなカラ
ーバースト信号およびクロマ信号にサブキャリア周波数
の高調波成分を含む複合ビデオ信号を生成してバッファ
アンプ8に出力する。次に、高調波成分を含む複合ビデ
オ信号を受けたバッファアンプ8では、カットオフ周波
数fc以下の周波数、つまりサブキャリアfsc の基本波成
分を含む周波数の信号をほぼ利得1の増幅率にて増幅
し、サブキャリア周波数fsc の2倍以上の周波数の高調
波成分をほぼ遮断して出力する。これにより、高調波成
分がカットオフされた複合ビデオ信号が第2のアナログ
スイッチ6を介して出力端子OUT からディスプレイに出
力されて、ブルーバック表示などの所定のパターンの表
示が実行される。
【0023】一方、外部から供給される複合ビデオ信号
にて表される画像に文字等を挿入する際には従来の技術
にて説明した場合と同様に、同期切替信号Sが"Low" レ
ベルとなって、これにより第1のアナログスイッチ3が
オンとなり、第2のアナログスイッチ6がオフとなる。
次いで、入力端子INに外部からの複合ビデオ信号が供給
されると、スーパインポーズ回路(文字挿入手段)1は
入力端子INからの複合ビデオ信号に文字等を表わす信号
を重畳する。これにより、文字信号が重畳された複合ビ
デオ信号がアナログスイッチ3を介して出力端子OUT か
らディスプレイに出力されてスーパインポーズ表示が実
行される。
にて表される画像に文字等を挿入する際には従来の技術
にて説明した場合と同様に、同期切替信号Sが"Low" レ
ベルとなって、これにより第1のアナログスイッチ3が
オンとなり、第2のアナログスイッチ6がオフとなる。
次いで、入力端子INに外部からの複合ビデオ信号が供給
されると、スーパインポーズ回路(文字挿入手段)1は
入力端子INからの複合ビデオ信号に文字等を表わす信号
を重畳する。これにより、文字信号が重畳された複合ビ
デオ信号がアナログスイッチ3を介して出力端子OUT か
らディスプレイに出力されてスーパインポーズ表示が実
行される。
【0024】以上のように本実施例の表示信号処理装置
によれば、内部同期の際に装置内部にて生成される複合
ビデオ信号発生回路5からの複合ビデオ信号に含まれる
少なくともカラーバースト信号およびクロマ信号におけ
るサブキャリア周波数の高調波成分を高調波除去回路に
て除去するように構成したので、ディスプレイに雑音の
少ない複合ビデオ信号を供給することができ、外部同期
の際のスーパインポーズ表示に対しても見劣りしない表
示を行なうことができる。この場合、本実施例では高調
波除去回路8として複合ビデオ信号発生回路5の出力に
接続されたボルテージフォロアのオペアンプを適用する
ことにより、回路構成を複雑にすることなく、より安価
に装置を構成することができる。
によれば、内部同期の際に装置内部にて生成される複合
ビデオ信号発生回路5からの複合ビデオ信号に含まれる
少なくともカラーバースト信号およびクロマ信号におけ
るサブキャリア周波数の高調波成分を高調波除去回路に
て除去するように構成したので、ディスプレイに雑音の
少ない複合ビデオ信号を供給することができ、外部同期
の際のスーパインポーズ表示に対しても見劣りしない表
示を行なうことができる。この場合、本実施例では高調
波除去回路8として複合ビデオ信号発生回路5の出力に
接続されたボルテージフォロアのオペアンプを適用する
ことにより、回路構成を複雑にすることなく、より安価
に装置を構成することができる。
【0025】実施例2.図4は、請求項1の発明による
表示信号処理装置の第2の実施例を示す図であり、上述
した第1の実施例である図1および従来例である図8に
示した相当部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。なお、図5は本実施例における内部同期モードの場
合に複合ビデオ信号を生成する際のタイミング信号を示
す図である。また、図6は図4における主要部の内部構
成を示しており、これは請求項5および請求項6の発明
の具体的な構成を示す回路図である。
表示信号処理装置の第2の実施例を示す図であり、上述
した第1の実施例である図1および従来例である図8に
示した相当部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。なお、図5は本実施例における内部同期モードの場
合に複合ビデオ信号を生成する際のタイミング信号を示
す図である。また、図6は図4における主要部の内部構
成を示しており、これは請求項5および請求項6の発明
の具体的な構成を示す回路図である。
【0026】図4において、10はパターン処理回路4
からのクロマ信号およびカラーバースト信号に含まれる
サブキャリア周波数の高調波成分を除去して、その基本
波成分のみを複合ビデオ信号発生回路5に供給する高調
波除去回路(高調波除去手段)10である。本実施例に
よる高調波除去回路10は、図6に示すようにサブキャ
リアに重畳されたカラーバースト信号(図5、C参照)
およびクロマ信号(図5、D参照)をそれぞれ入力して
それらの論理和をとる2NOR 回路12と、この2NOR 回
路12の出力をタイミング信号Eの制御の下に通過させ
て同期タイミングをとる3ステートインバータ13と、
3ステートインバータ13の出力からサブキャリア周波
数fsc の基本波成分のみを通過させるローパスフィルタ
11とを有する。
からのクロマ信号およびカラーバースト信号に含まれる
サブキャリア周波数の高調波成分を除去して、その基本
波成分のみを複合ビデオ信号発生回路5に供給する高調
波除去回路(高調波除去手段)10である。本実施例に
よる高調波除去回路10は、図6に示すようにサブキャ
リアに重畳されたカラーバースト信号(図5、C参照)
およびクロマ信号(図5、D参照)をそれぞれ入力して
それらの論理和をとる2NOR 回路12と、この2NOR 回
路12の出力をタイミング信号Eの制御の下に通過させ
て同期タイミングをとる3ステートインバータ13と、
3ステートインバータ13の出力からサブキャリア周波
数fsc の基本波成分のみを通過させるローパスフィルタ
11とを有する。
【0027】ローパスフィルタ11は、並列接続された
LC回路(L、C1)と直列接続されたRC回路(R
1,C2)とから形成されており、この出力は複合ビデ
オ信号発生回路20の入力に接続されている。本実施例
における複合ビデオ信号発生回路20は、同図6に示す
ようにシンクチップ電位Vsを形成する第1のバイアス
回路と、ペデスタル電位Vpを形成する第2のバイアス
回路と、輝度電位Vdを形成する第3のバイアス回路と
から構成されている。第1のバイアス回路は、直列接続
されて接地された抵抗R3とゲート22および直列接続
されて高電位側に接続された抵抗R2とゲート21から
形成されており、ゲート21および22がタイミング信
号Fにて制御されてシンクチップ電位Vsをカラーバー
スト信号の前に付加する。
LC回路(L、C1)と直列接続されたRC回路(R
1,C2)とから形成されており、この出力は複合ビデ
オ信号発生回路20の入力に接続されている。本実施例
における複合ビデオ信号発生回路20は、同図6に示す
ようにシンクチップ電位Vsを形成する第1のバイアス
回路と、ペデスタル電位Vpを形成する第2のバイアス
回路と、輝度電位Vdを形成する第3のバイアス回路と
から構成されている。第1のバイアス回路は、直列接続
されて接地された抵抗R3とゲート22および直列接続
されて高電位側に接続された抵抗R2とゲート21から
形成されており、ゲート21および22がタイミング信
号Fにて制御されてシンクチップ電位Vsをカラーバー
スト信号の前に付加する。
【0028】第2のバイアス回路は第1のバイアス回路
と同様に抵抗R5とゲート24の直列回路が接地され、
抵抗R4とゲート23の直列回路が高電位に接続されて
おり、ゲート23および24がタイミング信号Iにて制
御されてバックポーチおよびフロントポーチのペデスタ
ル電位Vpをそれぞれ付加する。同様に第3のバイアス
回路は抵抗R7とゲート26の直列回路が接地され、抵
抗R6とゲート25とが高電位に接続されており、ゲー
ト25および26がタイミング信号Hにて制御されてク
ロマ信号に輝度電位Vdを付与する。
と同様に抵抗R5とゲート24の直列回路が接地され、
抵抗R4とゲート23の直列回路が高電位に接続されて
おり、ゲート23および24がタイミング信号Iにて制
御されてバックポーチおよびフロントポーチのペデスタ
ル電位Vpをそれぞれ付加する。同様に第3のバイアス
回路は抵抗R7とゲート26の直列回路が接地され、抵
抗R6とゲート25とが高電位に接続されており、ゲー
ト25および26がタイミング信号Hにて制御されてク
ロマ信号に輝度電位Vdを付与する。
【0029】次に動作について説明する。まず、内部同
期モードにてブルーバック表示などの所定のパターンを
表わす画像をディスプレイ画面に表示する場合には、上
述したように同期切替信号Sが"High"レベルとなって第
2のアナログスイッチ6がオンとなり、同時に第1のア
ナログスイッチ3がオフとなって、外部入力端子INに信
号が供給されても外部からの入力は生じない状態とな
る。この状態にてパターン処理回路4から例えばブルー
バック表示のためのクロマ信号およびカラーバースト信
号が図5に示すようにそれぞれサブキャリアfsc に重畳
されて出力される。これらの信号C,Dを受けた高調波
除去回路10は、2NOR 回路12にて信号C,Dの論理
和をとり、かつ3ステートインバータ13にてタイミン
グ信号Eに基づいて同期タイミングをとってカラーバー
スト信号をクロマ信号の前に付加し、水平同期信号内部
の信号を形成する。この信号は順次ローパスフィルタ1
1に供給されるとにより、カラーバースト信号とクロマ
信号に含まれるサブキャリア周波数fsc の高調波成分が
除去されて、その基本波成分のみが複合ビデオ信号発生
回路20に供給される。
期モードにてブルーバック表示などの所定のパターンを
表わす画像をディスプレイ画面に表示する場合には、上
述したように同期切替信号Sが"High"レベルとなって第
2のアナログスイッチ6がオンとなり、同時に第1のア
ナログスイッチ3がオフとなって、外部入力端子INに信
号が供給されても外部からの入力は生じない状態とな
る。この状態にてパターン処理回路4から例えばブルー
バック表示のためのクロマ信号およびカラーバースト信
号が図5に示すようにそれぞれサブキャリアfsc に重畳
されて出力される。これらの信号C,Dを受けた高調波
除去回路10は、2NOR 回路12にて信号C,Dの論理
和をとり、かつ3ステートインバータ13にてタイミン
グ信号Eに基づいて同期タイミングをとってカラーバー
スト信号をクロマ信号の前に付加し、水平同期信号内部
の信号を形成する。この信号は順次ローパスフィルタ1
1に供給されるとにより、カラーバースト信号とクロマ
信号に含まれるサブキャリア周波数fsc の高調波成分が
除去されて、その基本波成分のみが複合ビデオ信号発生
回路20に供給される。
【0030】次いで、複合ビデオ信号発生回路5は高調
波除去回路10から受けた信号に、そのカラーバースト
信号の前にシンクチップ電位Vsを付加し、かつカラー
バースト信号を含むバックポーチおよびフロントポーチ
にペデスタル電位Vpを付与して、さらにクロマ信号に
輝度電位Vdを加えて図5に示すような複合ビデオ信号
を順次形成して出力する。これにより、カラーバースト
信号およびクロマ信号にサブキャリア周波数fsc の高調
波成分を含まない精度の高い複合ビデオ信号が第2のア
ナログスイッチ6を介して出力端子OUT からディスプレ
イに出力されて、ブルーバック表示などの所定のパター
ンの表示が実行される。
波除去回路10から受けた信号に、そのカラーバースト
信号の前にシンクチップ電位Vsを付加し、かつカラー
バースト信号を含むバックポーチおよびフロントポーチ
にペデスタル電位Vpを付与して、さらにクロマ信号に
輝度電位Vdを加えて図5に示すような複合ビデオ信号
を順次形成して出力する。これにより、カラーバースト
信号およびクロマ信号にサブキャリア周波数fsc の高調
波成分を含まない精度の高い複合ビデオ信号が第2のア
ナログスイッチ6を介して出力端子OUT からディスプレ
イに出力されて、ブルーバック表示などの所定のパター
ンの表示が実行される。
【0031】一方、外部同期モードにより外部からの複
合ビデオ信号に文字等を表わす信号を挿入する際には上
述したように、同期切替信号Sが"Low" レベルとなっ
て、これにより第1のアナログスイッチ3がオンとな
り、第2のアナログスイッチ6がオフとなる。次いで、
入力端子INに外部からの複合ビデオ信号が供給される
と、スーパインポーズ回路1は入力端子INからの複合ビ
デオ信号に文字等を表わす信号を重畳する。これによ
り、文字信号が重畳された複合ビデオ信号がアナログス
イッチ3を介して出力端子OUT からディスプレイに出力
されてスーパインポーズ表示が実行される。
合ビデオ信号に文字等を表わす信号を挿入する際には上
述したように、同期切替信号Sが"Low" レベルとなっ
て、これにより第1のアナログスイッチ3がオンとな
り、第2のアナログスイッチ6がオフとなる。次いで、
入力端子INに外部からの複合ビデオ信号が供給される
と、スーパインポーズ回路1は入力端子INからの複合ビ
デオ信号に文字等を表わす信号を重畳する。これによ
り、文字信号が重畳された複合ビデオ信号がアナログス
イッチ3を介して出力端子OUT からディスプレイに出力
されてスーパインポーズ表示が実行される。
【0032】以上のように本実施例の表示信号処理装置
によれば、内部同期モードの際にパターン処理回路4か
らのカラーバースト信号およびクロマ信号を合成した後
の信号をローパスフィルタ11を通して、その基本波成
分のみを複合ビデオ信号発生回路20に供給するように
構成したので、複合ビデオ信号発生回路20にて形成さ
れた複合ビデオ信号のうち少なくともカラーバースト信
号およびクロマ信号にはサブキャリア周波数の高調波成
分を含まず、ディスプレイに雑音の少ない複合ビデオ信
号を供給することができる。この結果、外部同期の際の
スーパインポーズ表示に対しても見劣りしない表示を行
なうことができる。
によれば、内部同期モードの際にパターン処理回路4か
らのカラーバースト信号およびクロマ信号を合成した後
の信号をローパスフィルタ11を通して、その基本波成
分のみを複合ビデオ信号発生回路20に供給するように
構成したので、複合ビデオ信号発生回路20にて形成さ
れた複合ビデオ信号のうち少なくともカラーバースト信
号およびクロマ信号にはサブキャリア周波数の高調波成
分を含まず、ディスプレイに雑音の少ない複合ビデオ信
号を供給することができる。この結果、外部同期の際の
スーパインポーズ表示に対しても見劣りしない表示を行
なうことができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、外部同期モードの際には外部から入力した複合ビデ
オ信号に文字信号を重畳して出力し、内部同期モードの
際には所定のパターンを表示する複合ビデオ信号の少な
くともカラーバースト信号およびクロマ信号に含まれる
サブキャリアの高調波成分を除去して出力するように構
成したので、内部同期モードの単一のパターン表示の際
にも外部同期モードの表示に見劣りしない表示画面を形
成することができる効果がある。
ば、外部同期モードの際には外部から入力した複合ビデ
オ信号に文字信号を重畳して出力し、内部同期モードの
際には所定のパターンを表示する複合ビデオ信号の少な
くともカラーバースト信号およびクロマ信号に含まれる
サブキャリアの高調波成分を除去して出力するように構
成したので、内部同期モードの単一のパターン表示の際
にも外部同期モードの表示に見劣りしない表示画面を形
成することができる効果がある。
【0034】請求項2の発明によれば、内部同期モード
の際に、内部信号発生手段にて生成された複合ビデオ信
号の出力のうちサブキャリア周波数の2倍の周波数より
低い周波数成分のみを増幅して出力するように構成した
ので、複合ビデオ信号からサブキャリア周波数の高調波
成分を有効にカットオフして雑音の少ない複合ビデオ信
号を表示装置に供給することができる効果がある。
の際に、内部信号発生手段にて生成された複合ビデオ信
号の出力のうちサブキャリア周波数の2倍の周波数より
低い周波数成分のみを増幅して出力するように構成した
ので、複合ビデオ信号からサブキャリア周波数の高調波
成分を有効にカットオフして雑音の少ない複合ビデオ信
号を表示装置に供給することができる効果がある。
【0035】請求項3の発明によれば、高調波除去手段
として利得1のボルテージフォロワのバッファアンプを
適用して構成したので、装置構成を複雑にすることな
く、より安価に装置を形成することができる効果があ
る。
として利得1のボルテージフォロワのバッファアンプを
適用して構成したので、装置構成を複雑にすることな
く、より安価に装置を形成することができる効果があ
る。
【0036】請求項4の発明によれば、カラーバースト
信号とクロマ信号とを所定のタイミングにて合成した後
の信号からその基本波成分のみを通過させるローパスフ
ィルタを含む高調波除去手段を内部信号発生手段の入力
側に設けた構成にしたので、カラーバースト信号とクロ
マ信号に含まれるサブキャリア周波数の高調波成分をよ
り有効に除去して精度の高い複合ビデオ信号を形成する
ことができる効果がある。
信号とクロマ信号とを所定のタイミングにて合成した後
の信号からその基本波成分のみを通過させるローパスフ
ィルタを含む高調波除去手段を内部信号発生手段の入力
側に設けた構成にしたので、カラーバースト信号とクロ
マ信号に含まれるサブキャリア周波数の高調波成分をよ
り有効に除去して精度の高い複合ビデオ信号を形成する
ことができる効果がある。
【0037】請求項5の発明によれば、ローパスフィル
タを含む高調波除去手段からの信号に直流電位、ペデス
タル電位、輝度電位を付加して複合ビデオ信号を生成す
るように構成したので、高調波を除去したカラーバース
ト信号およびクロマ信号から有効に複合ビデオ信号を形
成することができる効果がある。
タを含む高調波除去手段からの信号に直流電位、ペデス
タル電位、輝度電位を付加して複合ビデオ信号を生成す
るように構成したので、高調波を除去したカラーバース
ト信号およびクロマ信号から有効に複合ビデオ信号を形
成することができる効果がある。
【図1】請求項1の発明による表示信号処理装置の第1
の実施例の構成を示すブロック図である。
の実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例におけるバッファアンプの利得ー
周波数特性を示す特性図である。
周波数特性を示す特性図である。
【図3】図1の実施例における複合ビデオ信号を示す波
形図である。
形図である。
【図4】請求項1の発明による表示信号処理装置の第2
の実施例の構成を示すブロック図である。
の実施例の構成を示すブロック図である。
【図5】図4の実施例における複合ビデオ信号の生成過
程のタイミング信号を示すタイミング図である。
程のタイミング信号を示すタイミング図である。
【図6】図4の実施例における主要部の内部構成を示す
回路図である。
回路図である。
【図7】従来の表示信号処理装置における複合ビデオ信
号を示すタイミング図である。
号を示すタイミング図である。
【図8】従来の表示信号処理装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
1 スーパインポーズ回路(文字挿入手段) 2 文字信号発生回路(文字挿入手段) 3、6 アナログスイッチ(信号切替手段) 4 パターン処理回路(内部信号発生手段) 5、20 複合ビデオ信号発生回路(内部信号発生手
段) 8 バッファアンプ(高調波除去手段) 10 高調波除去回路(高調波除去手段) 11 ローパスフィルタ
段) 8 バッファアンプ(高調波除去手段) 10 高調波除去回路(高調波除去手段) 11 ローパスフィルタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/035
Claims (5)
- 【請求項1】 外部から供給される複合ビデオ信号に文
字信号を挿入して出力する外部同期モードと、装置内部
にて所定のパターンの画像を表わす複合ビデオ信号を生
成して出力する内部同期モードとを有する表示信号処理
装置において、外部から供給される複合ビデオ信号に文
字信号を挿入する文字挿入手段と、内部同期モードの際
に所定のパターンの画像を表わす複合ビデオ信号を生成
する内部信号発生手段と、前記外部同期モードの際には
前記文字挿入手段からの複合ビデオ信号の出力制御を行
い、前記内部同期モードの際には前記内部信号発生手段
からの複合ビデオ信号の出力制御を行う信号切替手段
と、前記内部信号発生手段にて生成される複合ビデオ信
号に含まれる少なくともカラーバースト信号およびクロ
マ信号におけるサブキャリア周波数の高調波の成分を除
去する高調波除去手段とを有することを特徴とする表示
信号処理装置。 - 【請求項2】 前記高調波除去手段は、前記内部信号発
生手段の出力側に接続され、該内部信号発生手段からの
複合ビデオ信号におけるサブキャリア周波数の2倍の周
波数より低いカットオフ周波数特性を有することを特徴
とする請求項1に記載の表示信号処理装置。 - 【請求項3】 前記高調波除去手段は利得1の増幅率を
有するボルテージフォロアのバッファアンプにて形成さ
れていることを特徴とする請求項1または請求項2記載
の表示信号処理装置。 - 【請求項4】 前記高調波除去手段は、カラーバースト
信号とクロマ信号を所定のタイミングにて合成した後の
信号からこれらの基本波成分のみを通過させるローパス
フィルタを含み、該ローパスフィルタの出力を前記内部
信号発生手段に供給することを特徴とする請求項1記載
の表示信号処理装置。 - 【請求項5】 前記内部信号発生手段は、前記高調波除
去手段のローパスフィルタからの基本波成分に直流電
位、ペデスタル電位、および輝度電位を付加して複合ビ
デオ信号を形成することを特徴とする請求項4記載の表
示信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5178130A JPH0736429A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 表示信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5178130A JPH0736429A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 表示信号処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736429A true JPH0736429A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16043180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5178130A Pending JPH0736429A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 表示信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736429A (ja) |
-
1993
- 1993-07-19 JP JP5178130A patent/JPH0736429A/ja active Pending
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