JPH1146369A - 輝度信号色信号分離回路 - Google Patents

輝度信号色信号分離回路

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JPH1146369A
JPH1146369A JP19984597A JP19984597A JPH1146369A JP H1146369 A JPH1146369 A JP H1146369A JP 19984597 A JP19984597 A JP 19984597A JP 19984597 A JP19984597 A JP 19984597A JP H1146369 A JPH1146369 A JP H1146369A
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JP
Japan
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signal
clamp
comb filter
luminance signal
period
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP19984597A
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English (en)
Inventor
Naotaka Ebe
尚孝 江部
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーバーストが反転された複合ビデオ信号
100が入力されても、クランプ段差が生じないように
して、常に、良好な画面を得ること。 【解決手段】 コムフィルター1に複合ビデオ信号10
0としてコピーガード信号が入力されると、コムフィル
ター1の輝度信号出力端子12からカラーバースト部が
残ったY信号が出力される。このY信号がバイアスクラ
ンプ回路2に入力されるが、クランプ期間では、クラン
プパルス200によりスイッチSW1、SW2が端子b
側に切り換わり、前記カラーバースト部が定電圧源20
のバイアス電圧Eとなって出力されて、前記Y信号がク
ランプされる。前記クランプ期間以外は、クランプパル
ス200により前記SW1、SW2が端子a側に切り換
わり、コムフィルター1により分離されたままのY信号
が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビジョン受像機
等で用いられ、複合ビデオ信号から輝度信号と色信号を
分離する輝度信号色信号分離回路(YC分離回路)に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、テレビジョン受像機などで
は、複合ビデオ信号から輝度信号と色(クロマ)信号を
分離するYC分離回路が用いられており、このYC分離
回路をコムフィルター(櫛形フィルター)によって構成
することにより、輝度信号と色信号を分離する方式の回
路がある。
【0003】例えばNTSC方式では、クロマサブキャ
リアの周波数は水平走査周波数の455/2倍に選ばれ
ており、周波数スペクトルは色信号(C信号)が輝度信
号(Y信号)の間に挿入される周波数インタリーブの形
になっている。この3.58MHzのクロマサブキャリ
アの位相は図4に示すように隣り合うライン間で逆相に
なっている。この特性を利用したYC分離回路が上記し
たコムフィルターである。
【0004】図3は上記したコムフィルターで構成され
たYC分離回路の従来例を示したブロック図である。複
合ビデオ信号100は1ライン遅延回路31により1ラ
イン分だけ遅延され、減算回路32で次の1ラインから
減算される。これにより、減算回路32は2ライン間の
複合ビデオ信号を引き算してC信号を取り出す。このC
信号は更にバンドパスフィルター33に入力され、ここ
で不要成分が除去されて、3.58MHzのC信号とな
って出力されると共に、減算回路34に入力される。減
算回路34では、複合ビデオ信号100からC信号が減
算され、Y信号を分離して出力する。このようなコムフ
ィルターを用いると、クロスカラーが減ってY信号とC
信号の分離が良くなるため、水平解像度を向上させるこ
とができる。
【0005】図5は図3に示したコムフィルター回路を
IC化した場合の概略図である。コムフィルター1のビ
デオ信号入力端子11に複合ビデオ信号100が入力さ
れると、輝度信号出力端子12からY信号が、色信号出
力端子13からC信号が分離されて出力される。
【0006】ここで、上記のコムフィルター1に正規で
ない信号を入力した場合について以下説明する。例えば
ビデオ信号のコピーガード方式の中にカラーバースト反
転方式なるものがある。これは、1フレーム中数ライン
のカラーバーストのみを反転させて、コピーした際に妨
害を与えようとするものである。この信号を上記コムフ
ィルター1に入力した場合、バーストの位相が上下のラ
インと相関がとれないため、カラーバースト部のみYC
分離されず、Y信号にカラーバースト成分が残ってしま
う。
【0007】図6は図3の回路にて上記の不具合が起き
る過程を説明する波形図である。図6(A)は複合ビデ
オ信号100の波形図で、図6(B)は複合ビデオ信号
100が正規の信号のみの場合に、減算回路34から取
り出されるY信号の波形図である。しかし、図6(C)
はカラーバーストが反転された正規でない複合ビデオ信
号100が入力された場合に、減算回路34から取り出
されるY信号の波形図で、Y信号にカラーバースト成分
Bが残っている。
【0008】上記のようにY信号にカラーバースト成分
Bが残っても、後段でこのY信号にクランプをかける際
にクランプ時定数が充分大きい場合は問題ないが、クラ
ンプ時定数が短い場合(最近クランプ回路のフィルター
がIC内蔵化され、充分大きな時定数がとれなくなりつ
つある)、このラインのみクランプ段差を生じ、この段
差により、画面上に横すじとなって現れるという不具合
が発生する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにコムフィ
ルターで構成されたYC分離回路を用いた場合、コピー
ガードのために、一部カラーバーストが反転された正規
でない複合ビデオ信号100が入力された場合、減算回
路34から取り出されるY信号にバースト成分Bが残っ
てしまう。このようにY信号にバースト成分Bが残って
も、後段でY信号にクランプをかける際に、クランプ時
定数が充分大きい場合は問題ないが、クランプ時定数が
短い場合、このラインのみクランプ段差を生じ、この段
差により、画面上に横すじが現れるという課題があっ
た。
【0010】そこで本発明は上記のような課題を解決す
るためになされたもので、一部カラーバーストが反転さ
れた正規でない複合ビデオ信号100が入力されても、
クランプ段差が生じないようにして、常に、良好な画面
を得ることができる輝度信号色信号分離回路を提供する
ことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複合
ビデオ信号から輝度信号と色信号を分離する櫛形フィル
ターと、この櫛形フィルターの輝度信号出力側に接続さ
れ、前記櫛形フィルターにより分離された輝度信号に代
えて一定電圧のバイアス電圧を1フィールド期間中のク
ランプ期間出力してクランプするバイアスクランプ回路
とを具備した構成を備えている。
【0012】このような構成により、複合ビデオ信号と
して、カラーバースト部の位相が反転している正規でな
い信号が前記櫛形フィルターに入力された場合、前記櫛
形フィルターで分離された輝度信号にはカラーバースト
部が残ってしまう。このカラーバースト部が残った輝度
信号は前記バイアスクランプ回路に入力される。前記1
フィールド期間中のクランプ期間は前記輝度信号のカラ
ーバースト部が残っている期間で、この期間、一定電圧
のバイアス電圧が前記輝度信号に代わって前記バイアス
クランプ回路から出力され、クランプされる。この結
果、前記輝度信号に残ったカラーバースト部の影響を受
けずに、前記輝度信号のクランプが行われ、クランプ段
差が生じない。
【0013】請求項2の発明は、前記1フィールド中の
クランプ期間は前記櫛形フィルターによって分離された
輝度信号に残ったバースト信号の出力期間以上であり、
前記クランプ期間以外の前記1フィールドの残りの期間
は前記櫛形フィルターによって分離された輝度信号をそ
のまま出力する構成を備えている。
【0014】請求項3の発明は、前記櫛形フィルターで
分離された輝度信号に代えて前記バイアスクランプ回路
からバイアス電圧を出力するか、或いは前記櫛形フィル
ターによって分離された輝度信号をそのまま出力するか
の切り換えは、クランプパルスにより行う構成を備えて
いる。
【0015】請求項4の発明は、前記複合ビデオ信号は
カラーバースト部の位相が反転された正規でない信号で
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の輝度信号色信号分
離回路の一実施の形態を示したブロック図である。1は
複合ビデオ信号100からY信号とC信号を分離するコ
ムフィルター(その回路構成は図5に示したものと同一
である。)、2はコムフィルター1のY信号の出力側に
設けたバイアスクランプ回路である。
【0017】ここで、バイアスクランプ回路2は、直流
カットコンデンサーC、クランプ機能を動作させるかし
ないかを切り換えるスイッチSW1,SW2、一定のバ
イアス電圧Eを発生する定電圧源20から成っている。
【0018】次に本実施の形態の動作について図2の動
作波形図を参照して説明する。バースト位相が一部反転
されたコピーガード信号のような正規でない複合ビデオ
信号100がコムフィルター1のビデオ信号入力端子1
1に入力されたとする。この場合、コムフィルター1の
輝度信号出力端子12からは図2(C)で示すようなカ
ラーバースト部Bが残ったY信号が出力され、このY信
号がバイアスクランプ回路2に入力される。ここで、ス
イッチSW1,SW2は図2(E)で示すようなクラン
プパルス200によって制御される。即ち、クランプパ
ルス200がハイレベルであるクランプ期間、スイッチ
SW1,SW2は端子b側に切り換わる。その結果、コ
ムフィルター1から出力されたY信号は、スイッチSW
2から出力されず、スイッチSW2からY信号の代わり
に定電圧源20より発生された一定電圧のバイアス電圧
Eが出力され、Y信号は前記クランプ期間、一定のバイ
アス電圧に換えられて、クランプされることになる。
【0019】その後、クランプパルス200がローレベ
ルのクランプ期間以外になると、スイッチSW1,SW
2は端子a側に切り替わる。その結果、コムフィルター
1から出力されたY信号はそのままスイッチSW2から
出力される。結局、スイッチSW2からは図2(D)で
示すようなクランプ段差がないY信号が出力される。
尚、バイアスクランプ回路2はカラーバーストが反転さ
れた複合ビデオ信号100のラインが入力されても変動
しないように、充分長い時定数を持つているものとす
る。
【0020】次に、コムフィルター1のビデオ信号入力
端子11に図2(A)に示すような正規の複合ビデオ信
号100が入力されると、輝度信号出力端子12から図
2(B)に示すようなY信号がコムフィルター1から出
力される。このY信号もバイアスクランプ回路2に入力
され、この回路2により上記と同じ処理を受けて出力さ
れる。しかし、このY信号は元々バースト成分が残って
いないため、問題はなく、やはり図2(D)と同様の信
号となって出力される。
【0021】本実施の形態によれば、複合ビデオ信号と
してバースト反転式のコピーガード信号のような正規で
ない信号を入力した後、コムフィルター1から出力され
るY信号にカラーバースト部Bが残っていても、このカ
ラーバースト部Bを一定のバイアス電圧Eに置き換える
ことによって、クランプ段差が生じることをなくすこと
ができる。これにより、画面に横すじが走ることのない
良好な画面を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の輝度信号色信
号分離回路によれば、カラーバーストが反転された正規
でない複合ビデオ信号100が入力されても、クランプ
段差が生じないようにして、常に、良好な画面を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輝度信号色信号分離回路の一実施の形
態を示したブロック図。
【図2】図1に示した回路の動作を説明する波形図。
【図3】従来のコムフィルターの構成例を示した回路
図。
【図4】従来の複合ビデオ信号の隣接ラインとの位相関
係を示した波形図。
【図5】従来のIC化されたコムフィルターの概略例を
示した図。
【図6】図3に示したコムフィルターの動作を説明する
波形図。
【符号の説明】
1 コムフィルター 2 バイアスクランプ回路 11 ビデオ信号入力端子 12 輝度信号出力端子 13 色信号出力端子 20 定電圧源 SW1、SW2 スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複合ビデオ信号から輝度信号と色信号を
    分離する櫛形フィルターと、 この櫛形フィルターの輝度信号出力側に接続され、前記
    櫛形フィルターにより分離された輝度信号に代えて一定
    電圧のバイアス電圧を1フィールド期間中のクランプ期
    間出力してクランプするバイアスクランプ回路とを具備
    したことを特徴とする輝度信号色信号分離回路。
  2. 【請求項2】 前記1フィールド中のクランプ期間は前
    記櫛形フィルターによって分離された輝度信号に残った
    バースト信号の出力期間以上であり、前記クランプ期間
    以外の前記1フィールドの残りの期間は前記櫛形フィル
    ターによって分離された輝度信号をそのまま出力するこ
    とを特徴とする請求項1記載の輝度信号色信号分離回
    路。
  3. 【請求項3】 前記櫛形フィルターで分離された輝度信
    号に代えて前記バイアスクランプ回路からバイアス電圧
    を出力するか、或いは前記櫛形フィルターによって分離
    された輝度信号をそのまま出力するかの切り換えは、ク
    ランプパルスにより行うことを特徴とする請求項2記載
    の輝度信号色信号分離回路。
  4. 【請求項4】 前記複合ビデオ信号はカラーバースト部
    の位相が反転された正規でない信号であることを特徴と
    する請求項1記載の輝度信号色信号分離回路。
JP19984597A 1997-07-25 1997-07-25 輝度信号色信号分離回路 Withdrawn JPH1146369A (ja)

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