JPH04631Y2 - - Google Patents

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JPH04631Y2
JPH04631Y2 JP1984095584U JP9558484U JPH04631Y2 JP H04631 Y2 JPH04631 Y2 JP H04631Y2 JP 1984095584 U JP1984095584 U JP 1984095584U JP 9558484 U JP9558484 U JP 9558484U JP H04631 Y2 JPH04631 Y2 JP H04631Y2
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はVTRやカラーテレビジヨン受像機
などに適用して好適なY/C分離器に関する。
背景技術とその問題点 例えばNTSC方式のカラー映像信号を輝度信号
と搬送色信号(クロマ信号)とに分離するには、
第2図に示すように端子1に供給されたカラー映
像信号SVが垂直相関器2に供給される。垂直相
関器2は周知のように1H(Hは水平周期)の遅延
回路3と加算器4で構成され、これより輝度信号
Yが抽出され、これがサブキヤリア周波数近傍の
信号ΔCを減衰させるローバスフイルタ5に供給
されて端子6には輝度信号Yのみが出力される。
一方、カラー映像信号Svはさらにバンドパス
フイルタ7に供給されてカラー映像信号Svに周
波数多重されたクロマ信号Cが抽出分離され、端
子8にはクロマ信号Cが出力される。
ところでこの構成では、例えば3.58MHz±
500KHzの帯域内に含まれる輝度信号も全てクロ
マ信号と見なしてしまうため、輝度信号が急峻に
変化する部分でクロマ信号中に輝度信号の高域成
分ΔYH(クロスカラー信号)が混入し、クロスカ
ラーと呼ばれる画像の劣化が発生する。
これに対して、画面の垂直相関性とクロマ信号
の副搬送波の位相が1水平期間ごとに反転してい
ることとを利用した、いわゆるくし形フイルタを
利用すればクロスカラーの発生を防止できる。
これは第3図に示すように1Hの遅延回路3と
加算器4と減算器9とで構成され、輝度信号Yも
クロマ信号Cも、垂直相関を利用して分離され
る。
この構成によれば、くし形フイルタ特性を利用
するので、輝度信号Yにその高域成分ΔYHが存在
する場合にもこれが抽出されたクロマ信号C中に
残留することがなく従つてクロスカラーは発生し
ない。
ところが、この第3図に示すY/C分離器10
ではクロマ信号Cが垂直非相関であるときに、色
のない部分に色が付いてしまうという不都合があ
る。
例えば、第4図Aに示すように2H区間に亘り
色成分COが存在するときには、これを1H遅らせ
た同図Bの色成分C1が減算器9に供給されるた
め、減算処理後そのレベルを1/2にダウンさせた
ものは同図Cに示すような色成分C2となり、本
来ならば色のない垂直区間に色成分が存在してし
まう。
従つて、色ずれが生じ、色再現性が劣化してし
まう。従つて、この第3図のようなY/C分離器
10ではダビングすれば、その都度画質が劣化し
てしまう。
考案の目的 そこで、この考案ではクロスカラー及び色ずれ
の生じないY/C分離器を提案するものである。
考案の概要 そのため、この考案に係るY/C分離器では、
カラー映像信号を垂直相関器に供給して上記カラ
ー映像信号より輝度信号を分離すると共に、上記
カラー映像信号をバンドパスフイルタと搬送色信
号の水平方向の相関性を検出することにより水平
方向の相関性のない信号を除去する水平相関器と
で構成された色信号分離器に供給して上記カラー
映像信号より搬送色信号を分離するようにしたも
のである。
この構成によれば、第3図構成の特徴を生かし
つつ、色ずれの発生を防止することができる。
実施例 続いて、この考案に係るY/C分離器を第1図
及び第5図以下を参照して詳細に説明する。
第1図はこの考案に係るY/C分離器10の一
例を示すもので、垂直相関器2と、色信号分離器
30とで構成される。
垂直相関器2は第2図に示した垂直相関器と同
一構成であつて、従つて端子6にはカラー映像信
号SVから輝度信号Yのみ分離されて出力される。
なお、11はレベル補正用のアンプである。
色信号分離器30は3.58MHz±500KHzを通過
帯域とするバンドパスフイルタ7と、水平相関器
20とで構成される。バンドパスフイルタ7から
は上述したようにクロマ信号Cのほかに輝度信号
Yの高域成分ΔYHが出力される。クロマ信号Cは
サブキヤリアがAM変調された連続波信号で、水
平相関信号であるのに対し、高域成分ΔYHは一般
に水平走査方向に関して不連続な信号(パルス性
信号)すなわち、非水平相関信号であるから、水
平相関器20において水平相関のある信号だけを
出力するようにすれば、この水平相関器20から
はクロマ信号Cのみ出力され、このクロマ信号C
中に含まれる高域成分ΔYHは出力されることはな
い。
従つて、端子8にはクロマ信号Cのみ得られ、
クロスカラーを除去できる。また、この色信号分
離器30では垂直相関を利用してクロマ信号Cを
分離するような手段を採用していないため、第4
図に示したような色ずれは発生しない。従つて、
ダビングしても画質の劣化は生じない。
第5図は上述した水平相関器20の一例を示
す、一般にクロマ信号は水平走査方向に相関性を
持つていて280ナノ秒の周期で同レベルの信号が
繰り返される連続信号であり、280ナノ秒ごとに
相関があることを利用して、例えば140ナノ秒ず
つ遅延させた3つのカラー映像信号を比較するこ
とによつて水平相関のない高域輝度成分を取り除
き水平相関性のあるクロマ信号のみを抽出するも
のであり、図5で入力端子20aに供給された
3.58MHz±500KHzの帯域のクロマ信号C及び高
域輝度信号ΔYHは140nsec(サブキヤリアの1/2波
長)の遅延時間を有する遅延回路21,22の直
列回路に供給される。さらに入力端子20aから
の信号及び遅延回路22からの信号がそれぞれイ
ンバータ23,24に供給される。
これらのインバータ23,24及び遅延回路2
1からの信号がそれぞれ供給された信号の内の最
大の信号を取り出す論理演算(MAX)回路25
〜27及び供給された信号の内の最小の信号を取
り出す論理演算(MIN)回路28〜30に供給
される。これらの論理演算回路25〜30にそれ
ぞれ端子31からの0ボルトの基準電圧が供給さ
れる。
従つてMAX回路25〜27からはこれらに供
給される信号の内、正極性の部分が取り出され、
MIN回路28〜30からはこれらに供給される
信号の内、負極性の部分が取り出される。
これらのMAX回路25〜27からの信号が
MIN回路32に供給され、MIN回路28〜30
からの信号がMAX回路33に供給される。
こうして抽出された正極性及び負極性のクロマ
信号成分が加算回路34で加算されて端子8に取
り出される。
水平相関器20の動作は次の通りである。
第6図はクロマ信号Cの例を示す。クロマ信号
Cは3.58MHzの副搬送波に乗つているために、遅
延回路21の入力側a及び遅延回路21,22の
出力側b,cの信号はそれぞれ第6図Aに示すよ
うになる。
そしてこれらの信号について、この内のa,c
の信号がインバータ23,24に供給されると、
これらのa〜cの信号はそれぞれ同図Bのように
なる。これらの信号がMAX回路25〜27に供
給されてそれぞれ同図Cのような信号が取り出さ
れ、またMIN回路28〜30に供給されてそれ
ぞれ同図Dのような信号が取り出される。さらに
MAX回路25〜27からの信号がMIN回路32
に供給されてそれぞれ同図Eのような信号が取り
出され、またMIN回路28〜30からの信号が
MAX回路33に供給されてそれぞれ同図Fのよ
うな信号が取り出される。そしてこれらの信号が
加算回路34で加算されてそれぞれ同図Gのよう
な信号が取り出される。
このように、クロマ信号Cは水平相関があるの
で、水平相関器20からはクロマ信号Cがそのま
ま抽出される。
これに対して、高域輝度信号ΔYHは水平相関が
ないので、この信号ΔYHとしては例えば第7図A
に示すような信号となる。
このように水平方向に対して不連続な信号であ
る場合、第7図Aに示す信号のうち、a,cの信
号がインバータ23,24に供給されると、これ
らのa〜cの信号はそれぞれ同図Bのようにな
る。これらの信号がMAX回路25〜27に供給
されてそれぞれ同図Cのような信号が取り出さ
れ、またMIN回路28〜30に供給されてそれ
ぞれ同図Dのような信号が取り出される。さらに
MAX回路25〜27からの信号がMIN回路32
に供給されてそれぞれ同図Eのような信号が取り
出され、またMIN回路28〜30からの信号が
MAX回路33に供給されてそれぞれ同図Fのよ
うな信号が取り出される。そしてこれらの信号が
加算回路34で加算されてそれぞれ同図Gのよう
な信号が取り出される。
このように、水平相関がない信号は出力され
ず、水平相関器20からは高域輝度信号△YH
出力されない。従つて、端子8にはクロマ信号C
のみ得られる。
なお、第5図においてインバータ23,24に
代えてMAX回路26に供給される遅延回路21
の出力をインバートしてもよい。MAX回路25
〜27は3入力型のMAX回路を1個使用しても
実現できる。MIN回路28〜30についても同
様である。
第8図はこの考案の他の例であつて、図のよう
に水平相関をとつたあとにバンドパスフイルタ7
でクロマ信号Cを分離してもよい。
考案の効果 以上説明したように、この考案の構成によれ
ば、構成簡単にしてクロスカラーを除去できると
共に、垂直方向における色ずれを防止することが
できるから、高画質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るY/C分離器の一例を
示す系統図、第2図及び第3図は従来のY/C分
離器の一例を示す系統図、第4図は第3図の動作
説明に供する図、第5図はこの考案に使用して好
適な水平相関器の一例を示す系統図、第6図及び
第7図はその動作説明に供する波形図、第8図は
この考案の他の例を示す系統図である。 10はY/C分離器、2は垂直相関器、30は
色信号分離器、7はバンドパスフイルタ、20は
水平相関器、25〜27,33は最大信号抽出用
論理演算回路、28〜30,32は最小信号抽出
用論理演算回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カラー映像信号に垂直相関器に供給して上記カ
    ラー映像信号により輝度信号を分離するととも
    に、上記カラー映像信号をバンドパスフイルタと
    搬送色信号の水平方向の相関性を検出することに
    より水平方向の相関性のない信号を除去する水平
    相関器とで構成された色信号分離器に供給して、
    上記カラー映像信号より上記搬送色信号を分離す
    るようにしたY/C分離器。
JP9558484U 1984-06-26 1984-06-26 Y/c分離器 Granted JPS6114581U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9558484U JPS6114581U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 Y/c分離器

Applications Claiming Priority (1)

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JP9558484U JPS6114581U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 Y/c分離器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6114581U JPS6114581U (ja) 1986-01-28
JPH04631Y2 true JPH04631Y2 (ja) 1992-01-09

Family

ID=30654783

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5481028A (en) * 1977-10-20 1979-06-28 Western Electric Co Picture component separator
JPS5612077A (en) * 1979-07-09 1981-02-05 Hitachi Ltd Valve seat for enclosed type motor-driven compressor

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5481028A (en) * 1977-10-20 1979-06-28 Western Electric Co Picture component separator
JPS5612077A (en) * 1979-07-09 1981-02-05 Hitachi Ltd Valve seat for enclosed type motor-driven compressor

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JPS6114581U (ja) 1986-01-28

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