JPH029515B2 - - Google Patents

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JPH029515B2
JPH029515B2 JP55061648A JP6164880A JPH029515B2 JP H029515 B2 JPH029515 B2 JP H029515B2 JP 55061648 A JP55061648 A JP 55061648A JP 6164880 A JP6164880 A JP 6164880A JP H029515 B2 JPH029515 B2 JP H029515B2
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JP
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signal
adder
vertical
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video signal
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JP55061648A
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Harorudo Purichaado Dooruton
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RCA Licensing Corp
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Publication date
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Publication of JPH029515B2 publication Critical patent/JPH029515B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/20Circuitry for controlling amplitude response
    • H04N5/205Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic
    • H04N5/208Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic for compensating for attenuation of high frequency components, e.g. crispening, aperture distortion correction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/646Circuits for processing colour signals for image enhancement, e.g. vertical detail restoration, cross-colour elimination, contour correction, chrominance trapping filters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、広義にはカラー・テレビジヨン信
号の処理装置に関するものであり、特に主観的に
みて好ましいとされる上方部照射効果を与えるこ
とのできる再生されたカラー映像の垂直細部を非
対称な形で強調するための新規な装置に関するも
のである。
プリチヤード氏(Pritchard)の米国特許第
4096516号明細書中には、合成カラー・テレビジ
ヨン信号の輝度(ルミナンス)信号成分と色(ク
ロミナンス)信号成分とを分離するのに特に適し
た電荷結合装置(CCD)を使用したくし形フイ
ルタ装置について述べられている。共通のクロツ
ク信号によつて駆動され、共通の電荷加算器で終
端している長いCCD遅延線と短かいCCD遅延線
とによつて構成された信号路が並列に設けられて
いる。標準NTSC放送用信号を処理するのに適し
た図示の実施例では、カラー副搬送波周波数の3
倍の周波数(3×3.579545MHz、すなわち
10.738635MHz)に等しい周波数のクロツク信号
が、683 1/2段の長い2相遅延線および各々1段
の1対の短かい2相遅延線での電荷転送を制御す
るために使用されている。長い遅延線によつて転
送された電荷と短かい遅延線によつて転送された
電荷とを加算することによつて、線周波数の1/2
の奇数倍の位置に規則的に離れた谷間を持つ第1
のくし形フイルタ特性を得ることができる。くし
形波された輝度信号は第1の電荷加算器の出力
から取出される。長い遅延線によつて転送された
電荷と他方の短かい遅延線(その入力は位相反転
を受けている)によつて転送された電荷とを加算
することによつて、線周波数の1/2の偶数倍の位
置に規則的に離れた谷間を持つ第2のくし形フイ
ルタ特性を得ることができる。適当な帯域通過フ
イルタを使用することにより、第2の電荷加算器
の出力からくし形波された色信号をとり出すこ
とができる。また適当な帯域通過フイルタを使用
することにより、第2の電荷加算器の出力から垂
直細部信号を取り出すことができる。この垂直細
部信号は第1の電荷加算器から取り出されたくし
形波された輝度信号と再合成される。
上述のくし形フイルタ装置を使用した受像機に
おいて、各別に取出すことのできる垂直細部情報
を使用することにより、受像機自体に「垂直ピー
キング」すなわち輝度成分の垂直細部情報を増強
する機能を持たせて映像の垂直のシヤープさすな
わち高解像度を得ることができる。放送局側で、
信号の送信に先立つて上記のような垂直ピーキン
グを導入するためのいわゆる垂直アパーチヤ補正
はよく知られている。しかしながら、通常の垂直
アパーチヤ補正は対称な垂直ピーキングを与える
ために2−H形くし形フイルタ(2個の1−H遅
延線を使用する)を使用し、垂直走査の方向に黒
から白への変化、白から黒への変化の双方に対し
てアンダーシユートとオーバーシユートの両方を
付与していた。
この発明の原理によれば、1−Hくし形フイル
タから得られる垂直細部情報が相対的に増強され
且つこの垂直細部情報が同じように1−H形くし
形フイルタから取出されたくし形波輝度信号
と、非対称な垂直ピーキング特性が得られる極性
関係をもつて再合成される垂直細部増強装置を提
供することができる。この場合、オーバーシユー
トは垂直走査の方向に黒から白への変化に対して
のみ与えられ、アンダーシユートは垂直走査の方
向に白から黒への変化に対してのみ与えられる。
その結果、明るい対象物の上端部を明るく強調
し、下側を暗くするように場面を上から照射する
効果を与えることにより、垂直のシヤープさを一
段と改善することができる。この効果は、室内で
あれ屋外であれ目につく殆んどの場面は上から照
射されているという実生活での経験と極めてよく
調和し、主観的に非常に好ましいとされるもので
ある。
以下、図を参照しつつこの発明を詳細に説明す
る。図示の実施例では、テレビジヨン受像機のビ
デオ検波器によつて生成された合成カラー・ビデ
オ信号は前述のプリチヤード氏の米国特許第
4096516号明細書に示されているような形式の
CCDくし形フイルタ回路11の合成ビデオ入力
端子CVに供給される。図中点線で囲む回路11
は単一モノリシツク集積回路上に容易に構成する
ことができる。
回路11は、端子CVに供給される信号に応答
して各CCD遅延線の入力に合成ビデオ信号を供
給するための3個の減衰器、すなわち非反転減衰
器13および15、反転減衰器17を有してい
る。CCD遅延線は、短遅延線19(N段)、長遅
延線21(N+682 1/2段)、および短遅延線2
3(N段)からなつている。これらの遅延線はカ
ラー副搬送波周波数(3.579545MHz)の3倍の周
波数(10.738635MHz)に等しい周波数をもつた
クロツク信号φ1,φ2によつて2相クロツク作用
を受けるものとされている。上記のクロツク信号
φ1,φ2はクロツク制御入力端子CLに供給される
適当な周波数のクロツク制御信号を受けてクロツ
ク駆動器24によつて発生される。回路11の図
示の実施例では、短遅延線19および23は各々
1遅延段からなり、長遅延線21は683 1/2段か
らなる。遅延線19および21の出力の遅延量の
違いは合成ビデオ信号の線周波数による期間
(63.555マイクロ秒)に相当し、遅延線21と2
3の出力における遅延量の違いも同様である。
短遅延線19の転送された電荷出力は長遅延線
21の転送された電荷出力と第1の電荷加算器2
5において加算される。短遅延線23の転送され
た電荷出力は長遅延線21の転送された電荷出力
と第2の電荷加算器27で加算される。電荷加算
器25,27、遅延線19,21,23として動
作する装置、およびこれらの遅延線に信号を入力
させる装置の好ましい構造については、カーンズ
氏(J.Carnes)等の米国特許出願第930379号明細
書中に詳細に述べられている。
短遅延線19の少ない遅延を受けた出力信号は
その時点における線情報を表わしているものと見
れば、長遅延線21の大きな遅延を受けた出力信
号は遅延量の差1Hの期間からみてその1本前の
線情報を表わしていることは明らかである。これ
らの遅延線への入力の処理が同じ(非反転)であ
ると、電荷加算器25はそのときの線信号と1本
前の線信号との真の加算となる。このような加算
により、線周波数の1/2の奇数倍で通過阻止谷間
をもつた応答特性を示すくし形フイルタを構成す
ることができる。従つて、第1の電荷加算器25
の出力におけるベースバンド成分は、間挿された
色(クロミナンス)信号成分の存在しないくし形
波された輝度信号からなる。しかしながらこの
輝度信号の垂直細部情報は失なわれている。
これに対して遅延線21および23への入力信
号は異つた処理を受けているため、第2の電荷加
算器27は隣接する線信号に対して実効的に減算
操作を施こすことになる。このような減算によ
り、線周波数の1/2の偶数倍で通過阻止谷間をも
つた応答特性を示す形式のくし形フイルタが構成
される。従つて、第2の電荷加算器27の出力に
現われるベースバンド成分は間挿された高周波輝
度信号成分のない(しかし低周波垂直細部信号は
含まれている)くし形波された色信号成分から
なる。
第2の電荷加算器27の出力はサンプル・ホー
ルドおよび増幅回路33に供給され、加算器27
のくし形波されたベースバンドの映像を表わす
信号成分のレベルを、クロツク信号、その高調
波、それらに付帯する側帯波成分に相当する高い
周波数成分に対して引上げるように信号変換を行
なう。図中の説明から明らかなように、このよう
信号変換は回路33で実行され、その出力端子
C,C′にはベースバンド成分の全体の極性が反転
したものが現われる。
第1の電荷加算器25の出力もサンプル・ホー
ルドおよび増幅回路31に供給される。この回路
31の機能も先の回路33のそれと同様である。
しかしながら電荷加算器25の出力信号は2クロ
ツク遅延段からなるものとして示されている遅延
回路29を経て取出されている。この遅延回路2
9は後程説明するフイルタの遅延を補償する目的
で設けられたものである。図中にも示されている
ように、回路31では出力端子Lに非反転状態で
信号の変換が行なわれる。これは回路33におけ
る信号が反転変換であるのと対照をなすものであ
る。
端子Lに現われる信号は低域通過フイルタ35
に供給される。0乃至4MHzの通過帯域を有する
場合には、フイルタ35は広帯域くし形波され
た輝度信号を通過させるが、クロツク信号に伴な
う高周波成分を阻止する。低域通過フイルタ35
の出力は垂直細部情報と再合成するために加算器
41に供給される。
垂直細部情報は端子C′に結合された低域通過フ
イルタ37によつて選択的に通過させられる。フ
イルタ37の遮断周波数(例えば1.8MHz)はク
ロツク信号に伴なう高周波成分と同様に色成分を
も確実に取除くことができるように定められてい
る。フイルタ37の出力は垂直細部処理回路43
に供給される。この垂直細部処理回路43は加算
器41に垂直細部信号を供給する。フイルタ37
の通過帯域はフイルタ35の通過帯域よりも狭
く、その結果、大きな遅延を導入することは明ら
かである。このようなフイルタの遅延量の相違を
補償するために前述の遅延回路29が設けられて
いる。
この発明による「垂直ピーキング」の目的のた
めには、取除かれた垂直細部情報を単に再生する
のに適した利得をもつて変換された垂直細部信号
を加算器41に供給したのでは不充分である。む
しろ、単なる再生に適した利得よりも大きな利得
をもつて処理回路43で信号変換を行ない、垂直
細部の強調を行なう必要がある。図中に説明され
ているように、処理回路43による信号変換は非
反転形である。
垂直細部強調効果を理解するために、ここで加
算器41の各入力となるそのときの線信号と1本
前の線信号の相対的な極性について考えてみる必
要がある。基準として、くし形波された輝度信
号入力を構成するそのときの線信号および1本前
の線信号の極性を同じ正極性と考えると、電荷加
算器27は正の1本前の線情報を負のそのときの
線情報と加算する、すなわち加算器27の出力は
1本前の線情報からそのときの線情報を差引いた
ものと見ることができる。これに関連して回路3
3の反転された出力はそのときの線情報から1本
前の線情報を差引いたものとなる。処理回路43
の動作が非反転モードであることから見て、加算
器41への垂直細部信号入力は、増強されたその
ときの線情報から増強された1本前の線情報を差
引いたものとなる。
そのときの線情報が1本前の線情報と異なると
き、すなわち垂直走査方向の変化が現われたとき
に加算器41でどのような事が生ずるか考えて見
る。フイルタ35から供給される増強されていな
いそのときの線情報は処理回路43から供給され
る増強されたそのときの線情報によつて増強され
る。フイルタ35から供給される増強されていな
い1本前の線情報は、処理回路43から供給され
る反対極性の増強された1本前の線情報と加算さ
れ、その結果1本前の線情報と反対極性の情報が
得られる。このように上記反対極性の情報とその
ときの線情報が加算されて、最終的には新しい情
報すなわちそのときの線情報の方向に過渡的な誇
張された振動が得られる。従つて、垂直走査の方
向の変化が黒から白であれば、白方向の過振動、
すなわちオーバーシユートが発生する。垂直方向
の変化が白から黒の方向であれば、黒方向の過振
動、すなわちアンダーシユートが現われる。
上記の点を第2図を参照して模型的に説明す
る。同図で、縦軸は輝度信号の振幅を単位0、
1、2…で示し、横軸は走査線の番号を示す。ま
た、第2図は画面上のある部分の明るさが垂直方
向に明→暗→明と変化するときの各走査線の輝度
信号の変化の様子を示す。
第2図aは短遅延線19の出力に現われるその
ときの各走査線の輝度信号Yoの大きさを示し、
走査線1,2では単位2、走査線3では単位1、
走査線4,5,6で単位0、走査線7で単位1、
走査線8以後は単位2である。
第2図bは長遅延線21の出力に現われる1H
前の各走査線の輝度信号Yo-1の大きさを示す。
第2図cは端子Lより低域通過フイルタ35を
経て加算器41に供給される合成輝度信号、すな
わちくし形濾波された輝度信号Yo+Yo-1を示す。
第2図aでは、一定の白レベル(単位2)から黒
または灰レベル(単位0)へ、または黒または灰
レベル(単位0)から一定の白レベル(単位2)
へ変化するのに走査線2本を使つているのに対
し、第2図cの合成輝度信号Yo+Yo-1では、一
定の白レベル(単位4)から黒または灰レベル
(単位0)へ、または黒または灰レベルから一定
の白レベルへ変化するのに走査線3本を要する。
このため、合成輝度信号Yo+Yo-1では画面上で
の明るさの変化が緩慢に見える。
第2図dは垂直細部処理回路43の利得Kを例
えば2としたときの該垂直細部処理回路43の出
力信号である垂直細部信号2(Yo−Yo-1)を示
す。この垂直細部信号は上記のくし形濾波により
失なわれた低周波領域の成分を回復するものであ
る。同図から明らかなように、利得K=2で増幅
された垂直細部信号は、実際の垂直細部信号より
も大で、走査線3,4ではその振幅の単位は−
2、走査線7,8では振幅の単位は2とある。
第2図eは合成輝度信号Yo+Yo-1と増幅され
た垂直細部信号2(Yo−Yo-1)とを加え合わせ
て得られた黒方向への過振動、すなわちアンダー
シユート2、および白方向への過振動、すなわち
オーバーシユート4をもつた輝度信号Yを表わ
す。このように、画面の明るさが垂直方向に明か
ら暗に変化するときにアンダーシユート2が生
じ、暗から明に変化するときにオーバーシユート
4が生じる各特性をここでは非対照垂直ピーキン
グ特性と称す。
この発明によれば、上記のようにくし形濾波し
て得られた輝度信号Yo+Yo-1に、0〜1.8MHzに
おけるK(Yo−Yo-1)を加えたことにより、画面
の明るさが垂直方向に明から暗に変化するときに
輝度信号処理回路53を経てマトリツクス55に
供給される信号にアンダーシユート2が現われ、
このアンダーシユート2によつて画像にシヤドウ
効果を与えることができる。また、画面の明るさ
が垂直方向に暗から明に変化するときに上記Y信
号にオーバーシユート4が現われ、このオーバー
シユート4によつて画像にハイライト効果を与え
ることができる。上記のハイライト効果とシヤド
ウ効果とにより、明るい対照物の画像の上端部を
明るく強調し、下端部を暗くして、上方部照射効
果を与えることができる。さらに、上記オーバー
シユート4およびアンダーシユート2により、マ
トリツクス55に供給される輝度信号の変化が急
になり、垂直解像度が一層改善され、極めてシヤ
ープな画像が得られる。
くし形フイルタ回路11の端子Cの信号出力
は、遅延回路39および増幅器45を経て帯域通
過フイルタ47の入力に供給され、くし形波さ
れた色信号成分を選択的に通過させ、一方、低周
波垂直細部情報およびクロツク信号に伴なう高周
波成分を除去する。帯域通過フイルタ47の出力
は通常の色信号処理回路49に供給され、マトリ
ツクス55に供給される色差信号R−Y,B−
Y,G−Yを発生する。マトリツクス55中で各
色差信号とY信号とを組合せて作られた赤、青、
緑のカラー信号R,G,Bは通常のカラー映像再
生装置57に供給され、カラー映像を生成する。
これまでの装置と同様にY信号は表示された映像
の輝度を制御し、一方色差信号は映像の色(色
相、飽和度)を決定する。遅延回路39によつて
与えられる遅延は帯域通過フイルタ47によつて
与えられる遅延に加えられ、マトリツクス55に
至る電路中で輝度信号に与えられる遅延量と整合
した遅延量を色情報電路に与える。
上記の情報の極性に関する説明によつて、ここ
で述べたような非対称性をもつた好ましい垂直ピ
ーキング効果を得るためには、加算器41に供給
される垂直細部入力信号は、増強されたそのとき
の線情報がくし形波された輝度信号から取出さ
れた増強されない情報と同極性となるようにする
ことが適当である。上に述べた例以外の異つた反
転および非反転信号変換装置の配置のし方(例え
ば、回路31および33を共に非反転、処理回路
43を反転、あるいは回路33および処理回路4
3を共に非反転、回路31を反転する等)でも上
記の効果を得ることができる。
この発明の簡単な実施例では、垂直細部処理回
路43に直線増幅特性を持たせることにより、処
理回路43は、加算器41に供給される垂直細部
信号をフイルタ35から供給される信号情報に関
して所望のレベルに増強させるために必要とする
利得でもつて上記垂直細部信号を増幅する直線増
幅器として動作することもできる。しかしなが
ら、この発明の好ましい実施例では、処理回路4
3によつて与えられる信号変換に非直線的な増幅
特性を持たせることとが好ましい。これについて
は「ビデオ信号の制御可能な非直線処理
(Controllable Non−Linear Processing of
Video Signals)」という名称でラゴニ氏(W.
Lagoni)が米国において出願した米国特許出願
第38015号(「ビデオ信号処理装置」という名称で
本願と同日付で日本でも出願済み)明細書中に述
べられている。このような実施例では、処理回路
43は、中間の範囲の振幅をもつた入力信号に対
しても垂直細部を増強するのに適した大きさの利
得でもつて垂直細部信号を処理することができ
る。しかしながら上記の範囲以下の振幅に対して
は、利得は垂直細部を再現するのに適したものと
なり、上記の範囲を越える振幅に対しては、利得
は垂直細部を再現するのに適した大きさ以下のも
のとなる。このような効果を得るのに適した処理
回路43の回路構成については先に示したラゴニ
氏の米国特許出願明細書中に詳述されている。
色信号処理回路49の出力端子R′には、例え
ば入力信号のカラー同期バーストに位相ロツクさ
れたクリスタル制御発振器によつて発生されるカ
ラー副搬送波周波数(例えば3.579545MHz、一般
に3.58MHz)の基準発振信号が現われる。端子
R′に現われる基準信号に応動する周波数3逓倍
器51は所望のクロツク周波数をもつた出力を発
生し、これをクロツク制御入力端子CLに供給す
る。周波数3逓倍器51としては、例えば本願発
明者のプリチヤード氏が「周波数逓倍器
(Frequency Multiplier)」という名称で米国に
おいて出願中の米国特許出願第38291号(「周波数
逓倍装置」という名称で本願と同日付でも出願済
み)明細書に述べられているような形式のものが
好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による垂直細部増強装置を具
えたカラー・テレビジヨン受像機の一部をブロツ
クの形で示した図、第2図は第1図のテレビジヨ
ン受像機によつて上方部照射効果が得られる理由
を説明する図である。 {19……CCD遅延線、21……CCD遅延線、
25……電荷加算器}第1の1H形くし形フイル
タ、{21……CCD遅延線、23……CCD遅延
線、27……電荷加算器}第2の1H形くし形フ
イルタ、41……信号加算器、35……比較的帯
域幅の広い信号路、37……比較的狭帯域の信号
路、53……輝度信号処理回路(利用手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 そのときの線ビデオ信号とそれに先行する線
    ビデオ信号との和のみを表わす出力を発生する第
    1の1H形くし形フイルタと、 そのときの線ビデオ信号とそれに先行する線ビ
    デオ信号との間の差のみを表わす出力を発生する
    第2の1H形くし形フイルタと、 信号加算器と、 所定の通過帯域と所定の利得とを有し、上記第
    1のくし形フイルタと上記加算器との間に結合さ
    れ、上記の和を表わす出力を所定の極性をもつて
    上記加算器に導くための比較的広い帯域幅の信号
    路と、 上記所定の通過帯域のうちの低い周波数部分の
    みに制限された通過帯域を有し、上記第2のくし
    形フイルタと上記加算器との間に結合された比較
    的狭い帯域幅の信号路と、 上記加算器の出力を再生された映像の輝度を制
    御するために利用する手段とからなり、 上記加算器と上記比較的広い帯域幅の信号路お
    よび比較的狭い帯域幅の信号路とは、白方向の過
    振動(オーバーシユート)は垂直走査の方向に黒
    から白への変化にのみ伴ない、黒方向の過振動
    (アンダーシユート)は垂直走査の方向に白から
    黒への変化にのみ伴なうような態様で上記ビデオ
    信号の非対称垂直ピーキングを与える非対称垂直
    ピーキング手段を形成し、また上記比較的狭い帯
    域幅の信号路は上記差を表わす出力を上記加算器
    に、上記差を得るための上記そのときの線ビデオ
    信号成分が上記所定の極性をもつて上記加算器に
    現われるように供給し、さらに少なくとも上記差
    を表わす出力部分に対しては上記所定の利得より
    も大きな利得を与えるものであり、それによつ
    て、処理されたビデオ信号は垂直方向の変化のシ
    ヤープさを改善し且つ上方部照射効果を奏するこ
    とができる、 テレビジヨン受像機における信号処理装置。
JP6164880A 1979-05-11 1980-05-08 Signal processor for television receiver Granted JPS55151883A (en)

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US3828379A 1979-05-11 1979-05-11

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JPH029515B2 true JPH029515B2 (ja) 1990-03-02

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