JPH0736169U - ロールコネクタ用封印シール - Google Patents
ロールコネクタ用封印シールInfo
- Publication number
- JPH0736169U JPH0736169U JP6651493U JP6651493U JPH0736169U JP H0736169 U JPH0736169 U JP H0736169U JP 6651493 U JP6651493 U JP 6651493U JP 6651493 U JP6651493 U JP 6651493U JP H0736169 U JPH0736169 U JP H0736169U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- bar code
- seal
- rotor
- roll connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】コーションラベル10およびバーコードラベル1
1、12を封印シール20と一体化することにより、シール
の数を減じ、作業工数および製造コストを減少させる。 【構成】 封印シール20を、同一のバーコードが印刷さ
れた互いに連接する第1および第2のバーコードラベル
11、12と、第1のバーコードラベルに連接するコーショ
ンラベル10とから一体的に形成する。コーションラベル
10と第1バーコードラベル11との間及び、第1バーコー
ドラベル11と第2バーコードラベル12との間に、それぞ
れ破断可能なミシン目13、14を形成する。コーションラ
ベル10にロータ1及びステータ2の一方への接着面を形
成し、第2バーコードラベル12にロータ1及びステータ
2の他方への接着面を形成する。
1、12を封印シール20と一体化することにより、シール
の数を減じ、作業工数および製造コストを減少させる。 【構成】 封印シール20を、同一のバーコードが印刷さ
れた互いに連接する第1および第2のバーコードラベル
11、12と、第1のバーコードラベルに連接するコーショ
ンラベル10とから一体的に形成する。コーションラベル
10と第1バーコードラベル11との間及び、第1バーコー
ドラベル11と第2バーコードラベル12との間に、それぞ
れ破断可能なミシン目13、14を形成する。コーションラ
ベル10にロータ1及びステータ2の一方への接着面を形
成し、第2バーコードラベル12にロータ1及びステータ
2の他方への接着面を形成する。
Description
【0001】
本考案は、ロールコネクタに使用される封印シールに関する。さらに詳しくは 、バーコードラベルおよびコーションラベルとしての機能を兼ね備えた封印シー ルに関する。
【0002】
例えば、自動車等に使用されるロールコネクタは、ロータとステータとの間の ドーナツ状スペース内にフラットケーブルを渦巻き状に巻いて収容するとともに 、フラットケーブルの一端をロータ側に、他端をステータ側に接続して、相対的 に回転するロータとステータとを電気的に接続したものである。
【0003】 このようなロールコネクタにおいては、フラットケーブルの長さはハンドルの 左右への全回転量を考慮して、経済的な長さとされている。そして、ハンドルが その全回転領域のちょうど中央にあるとき(ハンドルが車両の直進時に対応する 位置にあるとき)に対応するロータのステータに対する相対位置を中立位置とい う。
【0004】 ロールコネクタを車両に取り付ける際には、ロータの中立位置と車両の直進時 に相当するハンドル位置とが一致する状態で、ロータとハンドルとを固定する必 要がある。こうすることによって、ハンドルの全回転領域において、ケーブルに 無理な負担がかかることがなくなり、ハンドルの回転も滑らかになるからである 。したがって、ロールコネクタを製造した後車両に取り付けるまでの間に、ロー タがステータに対して相対的に回転することがないように、ロータをステータに 対する中立位置に固定(ロック)しておく必要がある。
【0005】 ロータをステータに対する中立位置に固定するために、従来より例えば図1に 示すような封印シール5が使用されている。ロールコネクタを製造した後、ロー タ1をステータ2に対して中立位置に合わせ、その状態において封印シール5を 貼り付けることにより、中立位置が維持されていることを保証するものである。
【0006】 一方、エアバッグ装着車を生産する自動車メーカーの中には、エアバッグシス テムの一部品であるロールコネクタと車両とを一対一に対応させて記録するメー カーがある。これは、エアバッグシステムの不具合時にロールコネクタの初期デ ータを呼び出して、その初期データと不具合時のデータとを比較して、原因究明 を容易にするためである。ロールコネクタの識別は、バーコードを使用して行な われる。そして、バーコードにより各ロールコネクタが識別されて、例えばロー ルコネクタの回路抵抗値や回転数等の所定の初期データを呼び出せるようになっ ている。
【0007】 図1には、そのような目的で使用されるバーコードラベル3があわせて表示さ れている。バーコードラベル3は、同一のバーコードラベル2枚からなっており 、その間にミシン目3aが形成されている。そして、車両組立ラインにおいて1 枚(図1のロールコネクタにおいては下側の1枚)をミシン目3aにおいて破り取 って、この1枚が自動車メーカー側に保管される。なお、2枚のバーコードラベ ルのうちの破り取られる方には、ロールコネクタからの除去が容易となるように 、通常は剥離紙を貼ったままとなっている。
【0008】 さらに、従来よりロールコネクタには封印シール5やバーコードラベル3の他 にも、ロールコネクタを車両等に取り付ける際の注意書きを記入したコーション ラベル4が貼り付けられている。 このように、従来のロールコネクタには多数のシールが貼り付けられており、 部品点数が多く、貼り付けに要する作業工数が増加し、それに伴い製造コストが アップするという欠点があった。 本考案は前記従来の欠点を解消すべくなされたものであり、コーションラベル およびバーコードラベルを封印シールと一体化することにより、シールの数を減 じ、作業工数および製造コストを減少させることを目的とする。
【0009】
前記従来技術の欠点を解消するため、本考案により以下のように構成された封 印シールが提供される。つまり、本考案の封印シールは、同一のバーコードが印 刷された互いに連接する第1および第2のバーコードラベルと、第1のバーコー ドラベルに連接するコーションラベルとを一体的に備えている。コーションラベ ルと第1バーコードラベルとの間及び、第1バーコードラベルと第2バーコード ラベルとの間には、それぞれ破断可能なミシン目が形成されている。コーション ラベルは、ロータ及びステータの一方への接着面を有し、第2バーコードラベル がロータ及びステータの他方への接着面を有している。
【0010】
本考案のロールコネクタ用封印シールは、コーションラベルおよび識別用のバ ーコードラベルの機能を封印シールに一体化することにより、3つのシール(ラ ベル)を1つにしたものである。したがって、シールの貼り付けに要する作業工 数が減少し、製造コストの低減が可能となる。
【0011】 また、図1に示されるような従来のバーコードラベルにおいては、保管のため に破り取る部分はロールコネクタに接着されておらず、片側がフリーな状態であ ったため、搬送途中でミシン目が破れてしまうことがあった。しかし、本考案の 封印シールにおいては、破り取られるバーコードはその両側で支持されている( 図2参照)ために、搬送途中でミシン目が破れるのを防止できる。
【0012】
以下に添付図面を参照しつつ本考案の封印シールを使用したロールコネクタに ついて詳細に説明する。 図2に示されたロールコネクタには、本考案の封印シール20が貼り付けられて いる。シール20は、コーションラベル10と、第1および第2のバーコードラベル 11、12からなる。第1および第2のバーコードラベル11、12には同一のバーコー ドが表示されており、ロールコネクタを車両等に取り付けた後、第1バーコード ラベル11を破り取って中立位置でのロックを解除することができる。第1バーコ ードラベル11には、つまみ部11aが形成されている。第1バーコードラベル11を 破り取るときには、このつまみ部11aを持って引っ張れば、容易に破り取ること ができる。破り取られた第1バーコードラベル11は自動車メーカー側で保管され る。
【0013】 このようにして、表示が全く同一の2枚のバーコードラベルの1枚をロールコ ネクタに貼り付け、他の1枚をメーカー側において保管することができる。この ようにすれば、車両とロールコネクタとを一対一に対応させて記録することが可 能となる。
【0014】 本考案の封印シール20の図2におけるA−A断面図が図3に示されている。図 3の断面図においてはシール20の未貼付状態が示されている。封印シール20は、 まず(I)に実線で示された状態で製造される。シール20は接着剤によって、ロー ルコネクタに接着されるものであり、シール20の裏側に位置する部分30a、30b、 30cは接着剤保護用の剥離紙を示している。剥離紙30a、30bの間には切り込み31 が、剥離紙30b、30cの間には切り込み32が形成されている。また、シール20には 、切り込み31、32に対応する部分において、それぞれミシン目13および14が形成 されている。切り込み31、32から、両端部の剥離紙30aおよび30cをはがして接着 面(10a、12a)を露出して、中央の剥離紙30bだけを残して図3(II)の状態とした 後で、接着面10aをロータ1に、接着面12aをステータ2に接着することにより、 シール20がロールコネクタに貼り付けられる。
【0015】 封印シール20において、破り取られる第1バーコードラベル11の裏側にのみ、 剥離紙が残されているため、コーションラベル10および外側の第2バーコードラ ベル12は、それぞれロールコネクタのロータ1およびステータ2に接着されるが 、内側の第1バーコードラベル11はロールコネクタに対しては接着されておらず 、その両側のラベル10およびラベル12に保持されているだけである。したがって 、つまみ部11aを引っ張って、ミシン目13および14を破断すれば容易に第1バー コードラベル11を除去することができる。しかし、内側の第1バーコードラベル 11はその両側において、ロールコネクタに保持されているので、搬送中にミシン 目が破れてしまうことはない。
【0016】 本考案の封印シールは、従来の封印シール、コーションラベルおよびバーコー ドラベルの3つを一体化したものであるため、シールの数は3分の1に減少し、 貼り付けに要する作業工数が減少し、製造コストを下げることが可能になる。 図示した実施例においては、コーションラベル10がロータ1側に、バーコード ラベル12がステータ2側に貼り付けられているが、これらが逆になってもかまわ ない。
【図1】 別個のコーションラベル、バーコードラベ
ル、封印シールが貼り付けられた従来のロールコネクタ
を示す斜視図である。
ル、封印シールが貼り付けられた従来のロールコネクタ
を示す斜視図である。
【図2】 本考案の封印シールが貼り付けられたロール
コネクタを示す斜視図である。
コネクタを示す斜視図である。
【図3】 本考案の封印シールの図2におけるA−A線
断面を未貼付の状態で示す断面図である。
断面を未貼付の状態で示す断面図である。
1 ロータ 2 ステータ 3 バーコードラベル 3a ミシン
目 4 コーションラベル 5 封印シー
ル 10 コーションラベル 10a コーシ
ョンラベルの接着面 11 第1バーコードラベル 11a つまみ
部 12 第2バーコードラベル 12a 第2バ
ーコードラベルの接着面 13 ミシン目 14 ミシン目 20 封印シール 30a、30b、30
c 剥離紙 31、32 ミシン目
目 4 コーションラベル 5 封印シー
ル 10 コーションラベル 10a コーシ
ョンラベルの接着面 11 第1バーコードラベル 11a つまみ
部 12 第2バーコードラベル 12a 第2バ
ーコードラベルの接着面 13 ミシン目 14 ミシン目 20 封印シール 30a、30b、30
c 剥離紙 31、32 ミシン目
Claims (1)
- 【請求項1】 相対回転可能なロータ(1)とステータ
(2)とを有するロールコネクタにおいて、ロータ(1)を
ステータ(2)に対して中立位置にロックする封印シール
(20)であって、 同一のバーコードが印刷された互いに連接する第1およ
び第2のバーコードラベル(11、12)と、第1のバーコー
ドラベル(11)に連接するコーションラベル(10)とを一体
的に備え、 コーションラベル(10)と第1バーコードラベル(11)との
間及び、第1バーコードラベル(11)と第2バーコードラ
ベル(12)との間には、それぞれ破断可能なミシン目(1
3、14)が形成されており、 コーションラベル(10)がロータ(1)及びステータ(2)の
一方への接着面(10a)を有し、第2バーコードラベル(1
2)がロータ(1)及びステータ(2)の他方への接着面(12
a)を有していることを特徴とするロールコネクタ用封印
シール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6651493U JPH0736169U (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | ロールコネクタ用封印シール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6651493U JPH0736169U (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | ロールコネクタ用封印シール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736169U true JPH0736169U (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=13318044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6651493U Pending JPH0736169U (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | ロールコネクタ用封印シール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736169U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007132740A1 (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Shimadzu Corporation | 反応容器キット |
JP2009300456A (ja) * | 1998-11-25 | 2009-12-24 | Becton Dickinson & Co | 標本ラベル |
JP2011059615A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Autoliv Development Ab | エアバッグ用バーコードラベル |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP6651493U patent/JPH0736169U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009300456A (ja) * | 1998-11-25 | 2009-12-24 | Becton Dickinson & Co | 標本ラベル |
JP4515532B2 (ja) * | 1998-11-25 | 2010-08-04 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー | 標本ラベル |
WO2007132740A1 (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Shimadzu Corporation | 反応容器キット |
JP2011059615A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Autoliv Development Ab | エアバッグ用バーコードラベル |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7530821B2 (en) | Indicator for connector | |
US7594347B2 (en) | License plate holder | |
JP5848968B2 (ja) | ワイヤハーネス用シート及びワイヤハーネス並びにワイヤハーネスの製造方法 | |
JPH0736169U (ja) | ロールコネクタ用封印シール | |
US6019395A (en) | Safe marking system capable of being personalized | |
US6219947B1 (en) | Baggage tag | |
JP3166574B2 (ja) | 自動車用ワイヤハーネス | |
JP4831306B2 (ja) | タグラベル貼付用荷札台紙 | |
GB2364092A (en) | Clip for securing a trim panel to a body panel, with means for recording that the clip was properly engaged | |
US20080174103A1 (en) | Weatherproof, printable form having attached key label | |
JPH0514871Y2 (ja) | ||
JP2007094162A (ja) | 表示ラベルおよび表示ラベルの貼付け方法 | |
JPH0453968Y2 (ja) | ||
JP3231217B2 (ja) | 回転コネクタ | |
CN210119805U (zh) | 用于电子标识设备的安装辅助标签及机动车 | |
KR200269968Y1 (ko) | 주머니를 가지는 차량핸들커버 | |
JPH0734594U (ja) | ロールコネクタの中立位置ロック構造 | |
JPH0142119Y2 (ja) | ||
JP2003217357A (ja) | ワイヤハーネス又は電気接続箱の貼付ないし取付け用表示体、それを付したワイヤハーネス及び電気接続箱 | |
JPH0720023U (ja) | ワイヤーハーネス保護シート | |
JPH0531988U (ja) | 背見出し構造 | |
JPH07298447A (ja) | ハーネスプロテクタ及びハーネスプロテクタ配設構造 | |
KR960002090Y1 (ko) | 자동차 납세필증 및 보험증 보관 케이스 | |
JP2001218333A (ja) | コルゲートクランプの取付構造 | |
JP2860237B2 (ja) | 電子機器用増設ユニットのカバー |