JPH0735977Y2 - 屋根板敷設作業補助具 - Google Patents
屋根板敷設作業補助具Info
- Publication number
- JPH0735977Y2 JPH0735977Y2 JP3134091U JP3134091U JPH0735977Y2 JP H0735977 Y2 JPH0735977 Y2 JP H0735977Y2 JP 3134091 U JP3134091 U JP 3134091U JP 3134091 U JP3134091 U JP 3134091U JP H0735977 Y2 JPH0735977 Y2 JP H0735977Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- roof plate
- elastic member
- laying work
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、屋根に順々に屋根板を
敷設して行く際に使用する屋根板敷設作業補助具に関す
るものである。
敷設して行く際に使用する屋根板敷設作業補助具に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】例え
ば、ＡＴ式屋根板敷設作業は、ＡＴ式横葺き長尺屋根板
を軒側から峯側へと順々に一枚一枚この屋根板の端部同
志を係止させ、釘止めして行くものである。
ば、ＡＴ式屋根板敷設作業は、ＡＴ式横葺き長尺屋根板
を軒側から峯側へと順々に一枚一枚この屋根板の端部同
志を係止させ、釘止めして行くものである。
【０００３】従来、このような作業は作業者の少なくと
も一人が端部同志を係止させて釘止めし、この釘止めが
終わるまで別の数人の作業者が敷設固定する屋根板の峯
側端部を支えていなければならず、人手のかかる非常に
厄介な作業であった。
も一人が端部同志を係止させて釘止めし、この釘止めが
終わるまで別の数人の作業者が敷設固定する屋根板の峯
側端部を支えていなければならず、人手のかかる非常に
厄介な作業であった。
【０００４】特に近年、屋根勾配が急な屋根が増加して
おり、しかも人手不足が深刻は問題となっている状況に
おいて上記問題点の解決は重要である。
おり、しかも人手不足が深刻は問題となっている状況に
おいて上記問題点の解決は重要である。
【０００５】本考案は、このような問題点を解決した屋
根板敷設作業補助具を提供するものである。
根板敷設作業補助具を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
案の要旨を説明する。
【０００７】屋根１に敷設する屋根板２の峯側端部２a
に係止体３を着脱自在に付設し、この係止体３に伸縮部
材４を付設し、この伸縮部材４を屋根峯側上部に固定し
た吊下体５に着脱自在に連結し、この吊下体５に前記伸
縮部材４を連結する連結具６を、順々に屋根１に敷設す
る屋根板２に見合う位置に複数段設けたことを特徴とす
る屋根板敷設作業補助具に係るものである。
に係止体３を着脱自在に付設し、この係止体３に伸縮部
材４を付設し、この伸縮部材４を屋根峯側上部に固定し
た吊下体５に着脱自在に連結し、この吊下体５に前記伸
縮部材４を連結する連結具６を、順々に屋根１に敷設す
る屋根板２に見合う位置に複数段設けたことを特徴とす
る屋根板敷設作業補助具に係るものである。
【０００８】
【作用】屋根１峯側上部に吊下体５を固定し、吊下体５
を屋根傾斜に沿って吊り下げ、この吊下体５に複数段設
けた所定位置の連結具６に、係止体３を付設した伸縮部
材４を連結する。
を屋根傾斜に沿って吊り下げ、この吊下体５に複数段設
けた所定位置の連結具６に、係止体３を付設した伸縮部
材４を連結する。
【０００９】この伸縮部材４に付設した係止体３を敷設
する屋根板２の峯側端部２aに係止する。
する屋根板２の峯側端部２aに係止する。
【００１０】この状態で屋根板２を軒側へ移動させ、伸
縮部材４を伸長させて軒側へ更に引っ張り、既に敷設固
定した屋根板２の峯側端部２aにこの屋根板２の軒側端
部２bを係止し釘７止めなどして固定する。
縮部材４を伸長させて軒側へ更に引っ張り、既に敷設固
定した屋根板２の峯側端部２aにこの屋根板２の軒側端
部２bを係止し釘７止めなどして固定する。
【００１１】固定した後、係止体３をこの屋根板２より
外し、伸縮部材４を更に上段に位置する連結具６に連結
して同様の作業を繰り返す。(例えば図３に示すように
一枚目の屋根板２を敷設固定し、図示していないが二枚
目の屋根板２を敷設固定し、図４に示めすように三枚目
の屋根板２敷設固定して行く。)従って、屋根板２を他
の作業者に支えてもらうことなく屋根板敷設作業が終了
できることとなる。
外し、伸縮部材４を更に上段に位置する連結具６に連結
して同様の作業を繰り返す。(例えば図３に示すように
一枚目の屋根板２を敷設固定し、図示していないが二枚
目の屋根板２を敷設固定し、図４に示めすように三枚目
の屋根板２敷設固定して行く。)従って、屋根板２を他
の作業者に支えてもらうことなく屋根板敷設作業が終了
できることとなる。
【００１２】
【実施例】本実施例は、屋根１面にＡＴ式長尺横葺き屋
根板２を軒側から峯側へと順々に端部同志２a・２bを引
っ掛け係止して釘７止めして行くＡＴ式屋根板敷設作業
に本考案を適用した場合のものである。
根板２を軒側から峯側へと順々に端部同志２a・２bを引
っ掛け係止して釘７止めして行くＡＴ式屋根板敷設作業
に本考案を適用した場合のものである。
【００１３】本実施例の各構成部材について詳述する。
【００１４】係止体３は板状のものを採用し、先端部に
ＡＴ式長尺横葺き屋根板２の峯側端部２aに引っ掛け係
止する折り返し係止部３aを形成し、基部に伸縮部材４
を付設する取付開口窓３bを形成している。
ＡＴ式長尺横葺き屋根板２の峯側端部２aに引っ掛け係
止する折り返し係止部３aを形成し、基部に伸縮部材４
を付設する取付開口窓３bを形成している。
【００１５】伸縮部材４は、伸縮するバンド状ゴム板を
採用し、基部に連結具６に引っ掛け係止するフック部４
aを設けている。この伸縮部材４を張設した状態で係止
体３を屋根板２の峯側端部２aに係止するため、急勾配
の屋根１であっても確実に釘７止めする屋根板２をガタ
付かせることなく安定に支持できることとなる。
採用し、基部に連結具６に引っ掛け係止するフック部４
aを設けている。この伸縮部材４を張設した状態で係止
体３を屋根板２の峯側端部２aに係止するため、急勾配
の屋根１であっても確実に釘７止めする屋根板２をガタ
付かせることなく安定に支持できることとなる。
【００１６】吊下体５は紐状のものを採用し、この吊下
体５に一定間隔を置いてリング状の連結具６を多段に付
設している。
体５に一定間隔を置いてリング状の連結具６を多段に付
設している。
【００１７】この連結具６の間隔、伸縮部材４の長さ,
伸縮強度、吊下体５の形状などは使用する屋根板２の寸
法などを考慮して設計されるもので、この連結具６の間
隔は屋根板２の巾に合致させることとなる。
伸縮強度、吊下体５の形状などは使用する屋根板２の寸
法などを考慮して設計されるもので、この連結具６の間
隔は屋根板２の巾に合致させることとなる。
【００１８】本実施例では図３,図４に示すように本案
品を二体使用して屋根板２を二カ所で支持するようにし
ても良い。
品を二体使用して屋根板２を二カ所で支持するようにし
ても良い。
【００１９】尚、本考案は本実施例に限られるものでな
く、屋根板２の寸法などにより各構成部材は適宜設計し
得るもので、係止体３を取り替え自在に構成したり、連
結具６の間隔や伸縮部材４の長さなど調整変更し得るよ
うにしても良い。
く、屋根板２の寸法などにより各構成部材は適宜設計し
得るもので、係止体３を取り替え自在に構成したり、連
結具６の間隔や伸縮部材４の長さなど調整変更し得るよ
うにしても良い。
【００２０】
【考案の効果】本考案は、上述のように構成したから屋
根板敷設作業に際し、屋根板を敷設し係止固定させる作
業者のみで作業を完了することができ、従来のように屋
根板を係止固定する際、他の作業者に屋根板を支えても
らう必要がなく、一人の作業者で勾配の急な屋根での作
業でも極めて簡単にして且つ安全に作業を行うことがで
きる屋根板敷設作業補助具を提供できることとなる。
根板敷設作業に際し、屋根板を敷設し係止固定させる作
業者のみで作業を完了することができ、従来のように屋
根板を係止固定する際、他の作業者に屋根板を支えても
らう必要がなく、一人の作業者で勾配の急な屋根での作
業でも極めて簡単にして且つ安全に作業を行うことがで
きる屋根板敷設作業補助具を提供できることとなる。
【図１】本実施例の斜視図である。
【図２】本実施例の作業状態の側面図である。
【図３】本実施例の一枚目の敷設作業状態の斜視図であ
る。
る。
【図４】本実施例の三枚目の敷設作業状態の斜視図であ
る。
る。
１ 屋根 ２ 屋根板 ２a 峯側端部 ３ 係止体 ４ 伸縮部材 ５ 吊下体 ６ 連結具
Claims (1)
- 【請求項１】 屋根に敷設する屋根板の峯側端部に係止
体を着脱自在に付設し、この係止体に伸縮部材を付設
し、この伸縮部材を屋根峯側上部に固定した吊下体に着
脱自在に連結し、この吊下体に前記伸縮部材を連結する
連結具を、順々に屋根に敷設する屋根板に見合う位置に
複数段設けたことを特徴とする屋根板敷設作業補助具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3134091U JPH0735977Y2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 屋根板敷設作業補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3134091U JPH0735977Y2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 屋根板敷設作業補助具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04125321U JPH04125321U (ja) | 1992-11-16 |
| JPH0735977Y2 true JPH0735977Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31914613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3134091U Expired - Lifetime JPH0735977Y2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 屋根板敷設作業補助具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735977Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-08 JP JP3134091U patent/JPH0735977Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04125321U (ja) | 1992-11-16 |
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