JPH0735509Y2 - スピーカの取付け装置 - Google Patents
スピーカの取付け装置Info
- Publication number
- JPH0735509Y2 JPH0735509Y2 JP1988108987U JP10898788U JPH0735509Y2 JP H0735509 Y2 JPH0735509 Y2 JP H0735509Y2 JP 1988108987 U JP1988108987 U JP 1988108987U JP 10898788 U JP10898788 U JP 10898788U JP H0735509 Y2 JPH0735509 Y2 JP H0735509Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- bracket
- pin
- cabinet
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
本考案はスピーカの取付け装置に係り、とくにテレビジ
ョン受像機等の筐体の外側に回動可能に取付けるのに用
いて好適な装置に関する。
ョン受像機等の筐体の外側に回動可能に取付けるのに用
いて好適な装置に関する。
テレビジョン受像機のリヤカバーの側面に回動可能に取
付けられるスピーカにおいて、合成樹脂成形体によって
成形された弾性変形可能なアームを取付け部またはキャ
ビネット側に設けるようにし、このアームの先端の係合
部をキャビネット側または被取付け部側に設けられてい
る凹部の内の1つに弾性的に係合させるようにしたもの
であって、これによって所定の回動位置でキャビネット
を安定に保持するようにしたものである。
付けられるスピーカにおいて、合成樹脂成形体によって
成形された弾性変形可能なアームを取付け部またはキャ
ビネット側に設けるようにし、このアームの先端の係合
部をキャビネット側または被取付け部側に設けられてい
る凹部の内の1つに弾性的に係合させるようにしたもの
であって、これによって所定の回動位置でキャビネット
を安定に保持するようにしたものである。
テレビジョン受像機の音声の質を高めるために、左右の
スピーカをそれぞれ独立のキャビネットに収納するとと
もに、このスピーカのキャビネットを受像機の筐体に外
付けするようにしている。このようなスピーカシステム
を有するテレビジョン受像機においては、上記スピーカ
のキャビネットをテレビジョン受像機の筐体に対して回
動可能に取付けるようにしており、しかも任意の回動位
置でクリック感を有する保持装置によって保持するよう
にしている。
スピーカをそれぞれ独立のキャビネットに収納するとと
もに、このスピーカのキャビネットを受像機の筐体に外
付けするようにしている。このようなスピーカシステム
を有するテレビジョン受像機においては、上記スピーカ
のキャビネットをテレビジョン受像機の筐体に対して回
動可能に取付けるようにしており、しかも任意の回動位
置でクリック感を有する保持装置によって保持するよう
にしている。
従来のクリック感を有する回転保持機構は、ボールを用
いたものであって、回転側に設けられている筒状の保持
部内にばねとボールとを保持するようにし、ばねによっ
てボールを固定側のくぼみに係合させるような構造にに
なっている。そして回転側の回動位置に応じてボールが
複数のくぼみの内の1つと選択的に係合されることによ
り、その位置でクリック感をもって位置保持するように
している。 このような構造はクリック感を出すには確実であるが、
つぎのような欠点を有する。すなわちボールを構成する
鋼球を保持部内にセットするための組立てが非常に面倒
になっている。またある程度のクリック感を与えるため
に、内蔵されるばねは所定の強度を有する必要がある。
従ってボールと固定側のくぼみとはともに摩擦に耐える
ように金属で製作する必要があり、高価になり易い。ま
たボールとくぼみとの間の潤滑を行なうためにグリース
を塗布するために、周辺の部品として用いられる材料が
限定される欠点がある。 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、組立てが容易で、コストが安価で、しかも所定の回
動位置で正しく位置保持することができるようにしたス
ピーカの取付け装置を提供することを目的とするもので
ある。
いたものであって、回転側に設けられている筒状の保持
部内にばねとボールとを保持するようにし、ばねによっ
てボールを固定側のくぼみに係合させるような構造にに
なっている。そして回転側の回動位置に応じてボールが
複数のくぼみの内の1つと選択的に係合されることによ
り、その位置でクリック感をもって位置保持するように
している。 このような構造はクリック感を出すには確実であるが、
つぎのような欠点を有する。すなわちボールを構成する
鋼球を保持部内にセットするための組立てが非常に面倒
になっている。またある程度のクリック感を与えるため
に、内蔵されるばねは所定の強度を有する必要がある。
従ってボールと固定側のくぼみとはともに摩擦に耐える
ように金属で製作する必要があり、高価になり易い。ま
たボールとくぼみとの間の潤滑を行なうためにグリース
を塗布するために、周辺の部品として用いられる材料が
限定される欠点がある。 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、組立てが容易で、コストが安価で、しかも所定の回
動位置で正しく位置保持することができるようにしたス
ピーカの取付け装置を提供することを目的とするもので
ある。
本考案は、スピーカを収納したスピーカキャビネットの
側部に取付け用凸部を突設し、この取付け用凸部の上部
および下部に回転中心となるピンが嵌合されるピン穴
と、ピン穴の中心に対して所定の距離を隔てて円周方向
に配列されている複数のロック用凹部とをそれぞれ設
け、スピーカキャビネットを被取付け部を構成するブラ
ケットに取付けるようにし、このブラケットの上下の保
持部にそれぞれ形成されている開口によって、上記ロッ
ク用凹部に係合される係合部を先端部に有する弾性変形
可能なアームを有するスペーサをこの保持部に対して回
転不能であって上下方向に移動可能に保持し、上記スペ
ーサを覆うようにブラケットの上下の保持部の外側から
カバーを取付け、このカバーに設けられているピンをス
ピーカキャビネットの取付け用凸部のピン穴に挿入する
ようにしたスピーカの取付け装置に関するものである。
側部に取付け用凸部を突設し、この取付け用凸部の上部
および下部に回転中心となるピンが嵌合されるピン穴
と、ピン穴の中心に対して所定の距離を隔てて円周方向
に配列されている複数のロック用凹部とをそれぞれ設
け、スピーカキャビネットを被取付け部を構成するブラ
ケットに取付けるようにし、このブラケットの上下の保
持部にそれぞれ形成されている開口によって、上記ロッ
ク用凹部に係合される係合部を先端部に有する弾性変形
可能なアームを有するスペーサをこの保持部に対して回
転不能であって上下方向に移動可能に保持し、上記スペ
ーサを覆うようにブラケットの上下の保持部の外側から
カバーを取付け、このカバーに設けられているピンをス
ピーカキャビネットの取付け用凸部のピン穴に挿入する
ようにしたスピーカの取付け装置に関するものである。
従って上下の保持部にそれぞれ形成されている開口によ
ってスペーサを回転不能であって上下方向に移動可能に
保持したブラケットから成る被取付け部によってスピー
カボックスの側部に突設された取付け用凸部を取付ける
とともに、ブラケットの上下の保持部に外側からカバー
を取付け、このカバーのピンをスピーカキャビネットの
取付け用凸部の上部および下部に設けられているピン穴
に挿入することによって、内部にスピーカを収納したス
ピーカキャビネットがブラケットに回動自在に取付けら
れる。そしてブラケットに対してスピーカキャビネット
を回動させると、所定の回転位置においてスペーサに設
けられている弾性変形可能なアームの先端側の係合部が
スピーカボックスの取付け用凸部の上下のロック用凹部
に弾性的に係合されることになり、スピーカボックスは
その回動位置で安定的に保持される。
ってスペーサを回転不能であって上下方向に移動可能に
保持したブラケットから成る被取付け部によってスピー
カボックスの側部に突設された取付け用凸部を取付ける
とともに、ブラケットの上下の保持部に外側からカバー
を取付け、このカバーのピンをスピーカキャビネットの
取付け用凸部の上部および下部に設けられているピン穴
に挿入することによって、内部にスピーカを収納したス
ピーカキャビネットがブラケットに回動自在に取付けら
れる。そしてブラケットに対してスピーカキャビネット
を回動させると、所定の回転位置においてスペーサに設
けられている弾性変形可能なアームの先端側の係合部が
スピーカボックスの取付け用凸部の上下のロック用凹部
に弾性的に係合されることになり、スピーカボックスは
その回動位置で安定的に保持される。
第3図は本考案の一実施例に係るスピーカシステムを有
するテレビジョン受像機を示すものであって、テレビジ
ョン受像機の筐体を構成するキャビネット10の前面側に
はベズル11が取付けられるようになっている。ベズル11
はCRTのスクリーンの飾枠を構成することになる。これ
に対してキャビネット10の後側の部分はリヤカバー12に
よって覆われるようになっており、これによってCRTの
後側の部分が保護されるようになっている。そしてリヤ
カバー12の両側面にはブラケット13を介してスピーカの
キャビネット14が取付けられるようになっている。一対
のスピーカキャビネット14内のスピーカによってこのテ
レビジョン受像機のスピーカシステムが構成されること
になる。 つぎにスピーカのキャビネット14の取付け構造について
第1図および第2図によって説明すると、スピーカキャ
ビネット14の側部には第2図に示すように取付け用凸部
17が一体に連設されている。この凸部17の上下面には円
形のボス18が形成されるようになっており、しかもその
中央部にはピン穴19が形成されている。またボス18の外
周側の部分には複数のロック用凹部20が形成されてい
る。さらにロック用凹部20の外周側にはリブから成るス
トッパ21が形成されている。 これに対してブラケット13には上下に一対のピン挿入孔
24が形成されており、第3図に示すテレビジョン受像機
のリヤカバー12の両側面に形成されているピン25がこれ
らのピン挿入孔24に受入れられるようになっている。ま
たブラケット13の上下の折曲げ部分にはそれぞれ開口26
が形成されるようになっている。この開口26は弾性変形
可能なアーム27を有するスペーサ28を受入れるようにな
っている。なおアーム27の先端側の部分には半球状の凸
部から成る係合部29が形成されている。 ブラケット13の上下の折曲げ部分の上下にはそれぞれブ
ラケットカバー32が装着されるようになっている。ブラ
ケットカバー32はピン33を備えるとともに、このピン33
の基端側が上記スペーサ28の矩形の開口と整合するボス
部34に構成されている。そしてピン33は第1図に示すE
リング35によって組立てられた状態で固定されるように
なっている。 以上のような構成において、スピーカのキャビネット14
の取付けを行なう場合には、ブラケット13の上下の折曲
げ部分の間にスピーカキャビネット14の取付け用凸部17
を挿入する。そしてブラケット13の上下の開口26にそれ
ぞれアーム27を有するスペーサ28を挿入するとともに、
上下にブラケットカバー32を取付ける。ブラケットカバ
ー32のピン33は第1図に示すようにスペーサ28のアーム
27の基端部およびブラケット13の開口26を挿通し、さら
にスピーカキャビネット14の取付け部17のピン穴19を挿
通することになる。そしてピン33のボス部34が第1図に
示すように、アーム27を有するスペーサ28の矩形の開口
に係合されることになり、この状態においてEリング35
がピン33の先端部に取付けられるようになる。この後に
キャビネット14の前面側の部分が装着されることにな
る。 このような構造によって回動可能に取付けられているス
ピーカキャビネット14をピン33を中心として回動させる
と、開口26によってブラケット13に保持されているスペ
ーサ28のアーム27の先端側の半球状の凸部29がキャビネ
ット14の取付け部17の上下のロック用凹部20に順次係合
することになる。すなわちアーム27はそれ自身が弾性変
形しながら順次ロック用凹部20と係合されることにな
り、しかも静止した状態においては対応する凹部20に係
合した状態を保持することになる。またスピーカのキャ
ビネット14の回動範囲は取付け用凸部17の上下面に形成
されているリブ21によって規制されることになる。 このように本実施例に係るスピーカキャビネット14は、
その回動中心を構成する軸線に対して所定の半径の円周
上に複数個のロック用凹部20を形成している取付け用凸
部17と、上記凹部20に嵌合するような突部29を有するア
ーム27を備えるスペーサ28と、このスペーサをその回転
に対して固定して嵌合させる開口26を有する板金のブラ
ケット13と、これら全体を外側からホールドしかつ固定
側本体に対して回転軸を構成するピン33を備えるカバー
32とを有し、このピン33は固定側本体に対して軸方向に
固定されるようになされており、このカバー32のピン33
を固定側本体内において軸線方向にEリング35によって
固定するようにしたクリック感付き回転機構としたもの
である。 従ってこのような構造によれば、従来のように金属部品
を数多く使用する必要がなくなる。従って部品単価の面
においても、組立て工数の面においてもコストダウンを
図ることが可能になる。すなわち本実施例のような構造
によって、簡潔な構成で、しかもプラスチック部品のみ
によって低コストのクリック感付きのスピーカの取付け
装置を提供することが可能になる。
するテレビジョン受像機を示すものであって、テレビジ
ョン受像機の筐体を構成するキャビネット10の前面側に
はベズル11が取付けられるようになっている。ベズル11
はCRTのスクリーンの飾枠を構成することになる。これ
に対してキャビネット10の後側の部分はリヤカバー12に
よって覆われるようになっており、これによってCRTの
後側の部分が保護されるようになっている。そしてリヤ
カバー12の両側面にはブラケット13を介してスピーカの
キャビネット14が取付けられるようになっている。一対
のスピーカキャビネット14内のスピーカによってこのテ
レビジョン受像機のスピーカシステムが構成されること
になる。 つぎにスピーカのキャビネット14の取付け構造について
第1図および第2図によって説明すると、スピーカキャ
ビネット14の側部には第2図に示すように取付け用凸部
17が一体に連設されている。この凸部17の上下面には円
形のボス18が形成されるようになっており、しかもその
中央部にはピン穴19が形成されている。またボス18の外
周側の部分には複数のロック用凹部20が形成されてい
る。さらにロック用凹部20の外周側にはリブから成るス
トッパ21が形成されている。 これに対してブラケット13には上下に一対のピン挿入孔
24が形成されており、第3図に示すテレビジョン受像機
のリヤカバー12の両側面に形成されているピン25がこれ
らのピン挿入孔24に受入れられるようになっている。ま
たブラケット13の上下の折曲げ部分にはそれぞれ開口26
が形成されるようになっている。この開口26は弾性変形
可能なアーム27を有するスペーサ28を受入れるようにな
っている。なおアーム27の先端側の部分には半球状の凸
部から成る係合部29が形成されている。 ブラケット13の上下の折曲げ部分の上下にはそれぞれブ
ラケットカバー32が装着されるようになっている。ブラ
ケットカバー32はピン33を備えるとともに、このピン33
の基端側が上記スペーサ28の矩形の開口と整合するボス
部34に構成されている。そしてピン33は第1図に示すE
リング35によって組立てられた状態で固定されるように
なっている。 以上のような構成において、スピーカのキャビネット14
の取付けを行なう場合には、ブラケット13の上下の折曲
げ部分の間にスピーカキャビネット14の取付け用凸部17
を挿入する。そしてブラケット13の上下の開口26にそれ
ぞれアーム27を有するスペーサ28を挿入するとともに、
上下にブラケットカバー32を取付ける。ブラケットカバ
ー32のピン33は第1図に示すようにスペーサ28のアーム
27の基端部およびブラケット13の開口26を挿通し、さら
にスピーカキャビネット14の取付け部17のピン穴19を挿
通することになる。そしてピン33のボス部34が第1図に
示すように、アーム27を有するスペーサ28の矩形の開口
に係合されることになり、この状態においてEリング35
がピン33の先端部に取付けられるようになる。この後に
キャビネット14の前面側の部分が装着されることにな
る。 このような構造によって回動可能に取付けられているス
ピーカキャビネット14をピン33を中心として回動させる
と、開口26によってブラケット13に保持されているスペ
ーサ28のアーム27の先端側の半球状の凸部29がキャビネ
ット14の取付け部17の上下のロック用凹部20に順次係合
することになる。すなわちアーム27はそれ自身が弾性変
形しながら順次ロック用凹部20と係合されることにな
り、しかも静止した状態においては対応する凹部20に係
合した状態を保持することになる。またスピーカのキャ
ビネット14の回動範囲は取付け用凸部17の上下面に形成
されているリブ21によって規制されることになる。 このように本実施例に係るスピーカキャビネット14は、
その回動中心を構成する軸線に対して所定の半径の円周
上に複数個のロック用凹部20を形成している取付け用凸
部17と、上記凹部20に嵌合するような突部29を有するア
ーム27を備えるスペーサ28と、このスペーサをその回転
に対して固定して嵌合させる開口26を有する板金のブラ
ケット13と、これら全体を外側からホールドしかつ固定
側本体に対して回転軸を構成するピン33を備えるカバー
32とを有し、このピン33は固定側本体に対して軸方向に
固定されるようになされており、このカバー32のピン33
を固定側本体内において軸線方向にEリング35によって
固定するようにしたクリック感付き回転機構としたもの
である。 従ってこのような構造によれば、従来のように金属部品
を数多く使用する必要がなくなる。従って部品単価の面
においても、組立て工数の面においてもコストダウンを
図ることが可能になる。すなわち本実施例のような構造
によって、簡潔な構成で、しかもプラスチック部品のみ
によって低コストのクリック感付きのスピーカの取付け
装置を提供することが可能になる。
以上のように本考案によれば、スピーカを内部に収納し
たスピーカキャビネットの側部に設けられている取付け
用凸部の上部および下部のピン穴にはカバーのピンが挿
入され、このカバーを介して被取付け部を構成するブラ
ケットによってスピーカボックスが回動自在に取付けら
れることになる。しかもブラケットの上下の保持部にそ
れぞれ形成されている開口によって回転不能であって上
下方向に移動可能に保持されているスペーサの弾性変型
可能なアームの先端部に設けられている係合部がスピー
カキャビネットの取付け用凸部の上部および下部に設け
られているロック用凹部と係合されるようになってい
る。従ってブラケットに回動可能に取付けられたスピー
カキャビネットは、所定の回動位置においてスペーサの
アームの係合部とロック用凹部とが係合し、これによっ
てその回動位置で安定に保持されることになる。 このようなスピーカの取付け装置は、スピーカキャビネ
ットの側部に設けられている取付け用凸部をブラケット
の上下の保持板の間に挿入し、ブラケットの開口に保持
されているスペーサを覆うようにブラケットの上下の保
持部の外側からピンを有するカバーを装着し、このピン
を取付け用凸部のピン穴に挿入することによって組立て
られるようになり、スペーサの弾性変形可能なアームを
予め無理やり変形させて組立てを行なう必要がなくな
る。従って組立て時にスペーサあるいはスピーカキャビ
ネットが破損する恐れが全くなく、その組立て作業も非
常に容易になる。
たスピーカキャビネットの側部に設けられている取付け
用凸部の上部および下部のピン穴にはカバーのピンが挿
入され、このカバーを介して被取付け部を構成するブラ
ケットによってスピーカボックスが回動自在に取付けら
れることになる。しかもブラケットの上下の保持部にそ
れぞれ形成されている開口によって回転不能であって上
下方向に移動可能に保持されているスペーサの弾性変型
可能なアームの先端部に設けられている係合部がスピー
カキャビネットの取付け用凸部の上部および下部に設け
られているロック用凹部と係合されるようになってい
る。従ってブラケットに回動可能に取付けられたスピー
カキャビネットは、所定の回動位置においてスペーサの
アームの係合部とロック用凹部とが係合し、これによっ
てその回動位置で安定に保持されることになる。 このようなスピーカの取付け装置は、スピーカキャビネ
ットの側部に設けられている取付け用凸部をブラケット
の上下の保持板の間に挿入し、ブラケットの開口に保持
されているスペーサを覆うようにブラケットの上下の保
持部の外側からピンを有するカバーを装着し、このピン
を取付け用凸部のピン穴に挿入することによって組立て
られるようになり、スペーサの弾性変形可能なアームを
予め無理やり変形させて組立てを行なう必要がなくな
る。従って組立て時にスペーサあるいはスピーカキャビ
ネットが破損する恐れが全くなく、その組立て作業も非
常に容易になる。
第1図は本考案の一実施例に係るスピーカの位置保持機
構を示す要部縦断面図、第2図は同全体の分解斜視図、
第3図はこのようなスピーカの取付け装置を適用したテ
レビジョン受像機の全体の平面図である。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 12…リヤカバー 13…ブラケット 14…スピーカキャビネット 17…取付け用凸部 19…ピン穴 20…ロック用凹部 27…アーム 28…スペーサ(基端部) 29…係合部 32…ブラケットカバー 33…ピン
構を示す要部縦断面図、第2図は同全体の分解斜視図、
第3図はこのようなスピーカの取付け装置を適用したテ
レビジョン受像機の全体の平面図である。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 12…リヤカバー 13…ブラケット 14…スピーカキャビネット 17…取付け用凸部 19…ピン穴 20…ロック用凹部 27…アーム 28…スペーサ(基端部) 29…係合部 32…ブラケットカバー 33…ピン
Claims (1)
- 【請求項1】内部にスピーカを収納したスピーカキャビ
ネットと、 前記スピーカキャビネットの側部に突設され、その上部
および下部に回転中心となるピンが嵌合されるピン穴
と、前記ピン穴の中心に対して所定の距離離れて円周方
向に配列されている複数のロック用凹部とをそれぞれ具
備する取付け用凸部と、 前記スピーカキャビネットが取付けられる被取付け部を
構成するブラケットと、 前記ブラケットの上下の保持部にそれぞれ形成されてい
る開口によって前記保持部に対して回転不能であって上
下方向に移動可能に保持され、前記ロック用凹部に係合
される係合部を先端部に有する弾性変形可能なアームを
有するスペーサと、 前記スペーサを覆うように前記ブラケットの上下の保持
部に外側から取付けられ、前記スピーカキャビネットの
取付け用凸部のピン穴に挿入されるピンを有するカバー
と、 をそれぞれ具備するスピーカの取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988108987U JPH0735509Y2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | スピーカの取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988108987U JPH0735509Y2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | スピーカの取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0230691U JPH0230691U (ja) | 1990-02-27 |
JPH0735509Y2 true JPH0735509Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31344831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988108987U Expired - Lifetime JPH0735509Y2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | スピーカの取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735509Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002247481A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 平面型ディスプレイ装置 |
JP5639372B2 (ja) * | 2010-03-10 | 2014-12-10 | 矢崎総業株式会社 | 回転コネクタ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5848869U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-02 | クラリオン株式会社 | ドア−のクリツク装置 |
JPS5890785U (ja) * | 1981-12-11 | 1983-06-20 | 松下電器産業株式会社 | スピ−カボツクス取付装置 |
JPS6066184U (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-10 | 赤井電機株式会社 | 再生機器のスピ−カ−ボツクス回動装置 |
-
1988
- 1988-08-19 JP JP1988108987U patent/JPH0735509Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0230691U (ja) | 1990-02-27 |
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