JPS6329317Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6329317Y2 JPS6329317Y2 JP19000281U JP19000281U JPS6329317Y2 JP S6329317 Y2 JPS6329317 Y2 JP S6329317Y2 JP 19000281 U JP19000281 U JP 19000281U JP 19000281 U JP19000281 U JP 19000281U JP S6329317 Y2 JPS6329317 Y2 JP S6329317Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- fixture
- display board
- shaft
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Telephone Set Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は表示板を電話機に取り付けた電話番号
表示装置に関するもので、電話機の取付位置にあ
わせ表示板の上下方向の向きを自由に変更するこ
とができるようにすることを目的とする。
表示装置に関するもので、電話機の取付位置にあ
わせ表示板の上下方向の向きを自由に変更するこ
とができるようにすることを目的とする。
従来の電話番号表示装置は第１図、第２図、第
３図に示すように上ケース３と係合孔４′を有す
る下ケース４とによりなる電話機本体に表示板１
を保持した保持部２を有する係合軸２′を下ケー
ス４の係合孔４′に係合させ、自由に回転できる
様に構成されていた。したがつて、使用者によつ
て自由に表示板を回転し左右方向の向きを変える
ことはできるが、表示板の上下方向の角度は変え
ることができないため従来の表示装置では机上用
電話機と壁掛け電話機の両方に共用して用いるこ
とができないという欠点があつた。
３図に示すように上ケース３と係合孔４′を有す
る下ケース４とによりなる電話機本体に表示板１
を保持した保持部２を有する係合軸２′を下ケー
ス４の係合孔４′に係合させ、自由に回転できる
様に構成されていた。したがつて、使用者によつ
て自由に表示板を回転し左右方向の向きを変える
ことはできるが、表示板の上下方向の角度は変え
ることができないため従来の表示装置では机上用
電話機と壁掛け電話機の両方に共用して用いるこ
とができないという欠点があつた。
本考案はこのような欠点を除去したものであ
り、上下、左右方向に自由に向きを変えうる表示
装置を提供するものである。以下本考案の一実施
例を第４図ないし第７図を用いて説明する。
り、上下、左右方向に自由に向きを変えうる表示
装置を提供するものである。以下本考案の一実施
例を第４図ないし第７図を用いて説明する。
図中１は、電話番号を表示した表示板であり、
表示板１は軸頭５″が球状をした回転軸５′の一端
に設けられた取付部５に固定されている。８は電
話機の上ケース６の背面に設けられた凹部と下ケ
ース７とで形成される係合孔６′に係合するため
の突片８ａおよび回転軸５′の軸頭５″を回転自在
に保持する球面軸受部８ｂを有し樹脂成形された
表示板取付具である。
表示板１は軸頭５″が球状をした回転軸５′の一端
に設けられた取付部５に固定されている。８は電
話機の上ケース６の背面に設けられた凹部と下ケ
ース７とで形成される係合孔６′に係合するため
の突片８ａおよび回転軸５′の軸頭５″を回転自在
に保持する球面軸受部８ｂを有し樹脂成形された
表示板取付具である。
取付具８の球面軸受部８ｂの上部には、回転軸
５′の上下方向への移動を許す溝８ｄが設けられ、
かつ前記溝８ｄの両側壁にはそれぞれ対向する位
置にすべり防止用の半球面形状の突部８ｃが３対
設けられている。また回転軸５′の軸径は前記取
付具８の溝巾より少し大きくし、取付具８に回転
軸５′を圧入し、弾性結合させておく。
５′の上下方向への移動を許す溝８ｄが設けられ、
かつ前記溝８ｄの両側壁にはそれぞれ対向する位
置にすべり防止用の半球面形状の突部８ｃが３対
設けられている。また回転軸５′の軸径は前記取
付具８の溝巾より少し大きくし、取付具８に回転
軸５′を圧入し、弾性結合させておく。
本実施例の装置は取付部５に表示板１を取付け
た回転軸５′の軸頭５″を取付具８の球面軸受部８
ｂに挿入し、次に取付具８の突片８ａを電話機の
背面に設けられた係合孔６′に圧入して組立てら
れる。
た回転軸５′の軸頭５″を取付具８の球面軸受部８
ｂに挿入し、次に取付具８の突片８ａを電話機の
背面に設けられた係合孔６′に圧入して組立てら
れる。
次に本装置の動作を第７図を用いて説明する。
取付具８の溝８ｄには回転軸５′の上下方向の移
動を阻げる突片８ｃが設けられているため回転軸
５′は隣接する突片８ｃの間では安定に位置する
が、突片８ｃ上では弾性力により前後いずれかの
方向に回転軸５′を移動させる。このため回転軸
５′に前後いずれかの方向に大きな力を加えなけ
ればその位置を保持し、又、力を加えると対向す
る突片８ｃ間を越えて回転軸５′を隣りの突片８
ｃに移動させることができる。また、軸頭５″が
溝８ｄの巾より大きいため回転軸５′が不要時に
抜けるなどのこともなく、又球状をしているので
左右方向への回転が自由であり、かつ回転軸５′
には常時取付具から弾性力が加わつているため所
定の位置で保持しておくことができる。
取付具８の溝８ｄには回転軸５′の上下方向の移
動を阻げる突片８ｃが設けられているため回転軸
５′は隣接する突片８ｃの間では安定に位置する
が、突片８ｃ上では弾性力により前後いずれかの
方向に回転軸５′を移動させる。このため回転軸
５′に前後いずれかの方向に大きな力を加えなけ
ればその位置を保持し、又、力を加えると対向す
る突片８ｃ間を越えて回転軸５′を隣りの突片８
ｃに移動させることができる。また、軸頭５″が
溝８ｄの巾より大きいため回転軸５′が不要時に
抜けるなどのこともなく、又球状をしているので
左右方向への回転が自由であり、かつ回転軸５′
には常時取付具から弾性力が加わつているため所
定の位置で保持しておくことができる。
本実施例では取付具に設けられた溝の両側壁面
に対向するように突片を設けた例を示したが一方
の側壁にだけ設けてもよい。
に対向するように突片を設けた例を示したが一方
の側壁にだけ設けてもよい。
以上のように本考案によれば表示板を回転軸を
中心に回転させてその向きを変えることができる
と共に上記回転軸自体を揺動させることができ、
表示板そのものの傾きも任意に選択することがで
きるという利点を有する。そして、本考案によれ
ば回転軸の揺動に対してはその揺動に節度を与え
るように構成しており、したがつて表示板の傾き
が大きくなつてその回転モーメントが大きくなつ
ても、表示板をその位置に正確に維持することが
でき、結局全体として電話機の取付位置にかかわ
らず最も見やすい方向、位置に表示板の向き、傾
きを設定することができるという優れた表示装置
を簡単に構成することができるという利点を有す
る。
中心に回転させてその向きを変えることができる
と共に上記回転軸自体を揺動させることができ、
表示板そのものの傾きも任意に選択することがで
きるという利点を有する。そして、本考案によれ
ば回転軸の揺動に対してはその揺動に節度を与え
るように構成しており、したがつて表示板の傾き
が大きくなつてその回転モーメントが大きくなつ
ても、表示板をその位置に正確に維持することが
でき、結局全体として電話機の取付位置にかかわ
らず最も見やすい方向、位置に表示板の向き、傾
きを設定することができるという優れた表示装置
を簡単に構成することができるという利点を有す
る。
第１図は従来の電話番号表示装置の部分斜視
図、第２図は同装置の分解斜視図、第３図は同装
置の要部斜視図、第４図は本考案の一実施例であ
る電話番号表示装置の部分斜視図、第５図は同装
置の分解斜視図、、第６図は同装置の要部斜視図、
第７図は同装置の動作説明をするための要部断面
図である。 １……表示板、３，６……上ケース、４，７…
…下ケース、５′……回転軸、８……取付具。
図、第２図は同装置の分解斜視図、第３図は同装
置の要部斜視図、第４図は本考案の一実施例であ
る電話番号表示装置の部分斜視図、第５図は同装
置の分解斜視図、、第６図は同装置の要部斜視図、
第７図は同装置の動作説明をするための要部断面
図である。 １……表示板、３，６……上ケース、４，７…
…下ケース、５′……回転軸、８……取付具。
Claims (1)
- 電話番号等を表示するための表示板を取付ける
取付部に先端に球状の軸頭を有する回転軸を取付
け、この回転軸を取付具に形成した溝に挿入しそ
の先端に設けた上記球状の軸頭を上記取付具に形
成した球受けによつて回転自在に支持し、上記回
転軸を回転可能かつ上記溝に沿つて揺動可能に取
付けると共に、上記溝の内側面にそれぞれ複数の
突部を形成し、上記回転軸の揺動に節度を与える
ように構成した電話番号表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19000281U JPS5893060U (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 電話番号表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19000281U JPS5893060U (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 電話番号表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5893060U JPS5893060U (ja) | 1983-06-23 |
| JPS6329317Y2 true JPS6329317Y2 (ja) | 1988-08-08 |
Family
ID=29994286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19000281U Granted JPS5893060U (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 電話番号表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5893060U (ja) |
-
1981
- 1981-12-18 JP JP19000281U patent/JPS5893060U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5893060U (ja) | 1983-06-23 |
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