JPH0735503U - 舗装機械 - Google Patents

舗装機械

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JPH0735503U
JPH0735503U JP6713393U JP6713393U JPH0735503U JP H0735503 U JPH0735503 U JP H0735503U JP 6713393 U JP6713393 U JP 6713393U JP 6713393 U JP6713393 U JP 6713393U JP H0735503 U JPH0735503 U JP H0735503U
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hopper
electric mirror
mixture
temperature
machine
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Withdrawn
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JP6713393U
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English (en)
Inventor
肇 山本
禎隆 春日井
Original Assignee
新キャタピラー三菱株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータが後方のステップ上からホッパ内
の合材の状況を的確に把握できるようにし、その結果、
施工作業能率及び舗装品質を向上させること。 【構成】 ホッパ内の合材を監視するための電動ミラー
と、ステップから電動ミラーを操作することができる操
作盤と、ホッパ内の合材の温度を検出する温度検出手段
と、温度検出手段により検出された温度を表示する温度
表示部とを備えている。温度表示部は電動ミラー及びそ
の近傍を含む電動ミラー装着部に装着されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アスファルトフィニッシャあるいはリペーバ・リミキサ等の舗装機 械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
舗装機械、例えばアスファルトフィニッシャにおいては、合材を受け入れるた めのホッパが運転席の前方に配置されている。ホッパ内の合材を搬送するための バーコンベアが設けられ、このバーコンベアによりホッパ内の合材は機械の後部 に搬送される。後部には、搬送された合材を路面上に敷き広げながら排出するコ ンベアスクリュウが設けられている。コンベアスクリュウの後方には、路面上に 敷き広げられた合材を締め固めかつ表面を平滑に仕上げる、すなわち舗装路面に 仕上げるためのスクリードが配置されている。運転席の後方、一般には機械の最 後部にはオペレータ用のステップが配置されている。
【0003】 概略以上のように構成されたアスファルトフィニッシャにより舗装路面の施工 作業を行なう場合、機械前方のホッパ内には、前方並進行するダンプトラックか ら合材が投入される。この合材はバーコンベアにより後部へ搬送され、コンベア スクリュウにより路面上に敷き広げられながら排出される。この間オペレータは 、バーコンベア速度、スクリードの幅及び高さ、機械の走行速度(施工速度)等 を調整しながら良好な舗装路面を得るように機械を操作しなければならない。し たがって、ホッパから後方への合材の送り量、すなわちバーコンベア速度は、舗 装厚さ、施工速度等との関連から非常に重要な項目であり、このことに関連して オペレータは、ホッパ内の合材の状況(その堆積状況や量)を常時監視し、的確 に把握しておかなければならない。オペレータは、通常の場合二人搭乗し、一人 は、運転席において機械の前後進、操向等の走行操作を行ない、他の一人は機械 後方のステップ上に立ち、舗装路面の施工作業に必要な前記各施工操作を行なう 。
【0004】 しかしながらオペレータは常に二人とは限らず、省人化の目的から、ステップ に立って操作できる位置に操作盤を配置し、走行操作及び施工操作の全てを一人 のオペレータにより行なう場合もしばしばある。このように一人のオペレータに より施工作業の操作が行なわれる場合、オペレータは機械後方のステップ上の都 合の良い位置に立ち、容易に操作可能な位置に操作盤を置く。そしてこの操作盤 を操作することにより、バーコンベア速度、スクリードの幅及び高さ、機械の走 行速度(施工速度)等を調整しながら施工作業を行なう。なお操作盤には走行操 作手段、バーコンベア速度操作手段その他の施工作業に必要な各種操作手段が備 えられている。この操作盤はまた、コード付きであって必要な範囲での移動がで きるよう構成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記したように、舗装路面の施工時において、ホッパ内の合材の状況監視は重 要な項目である。しかしながら機械後方のステップに立った状態のまま、オペレ ータが機械前方に位置するホッパ内の合材の状況を監視し、的確に把握すること は難しい。特に大型の機械においてはその傾向が強い。以上の事情から、施工時 においてオペレータは、ホッパ内の合材の状況を的確に把握するため、しばしば 後部の操作位置であるステップ上を離れ、機械前方のホッパ内の合材が見える位 置まで移動しなければならなかった。施工時には前記したように調整しなければ ならない項目が多く、それに加えてスクリード通過後の舗装路面の仕上がり状況 も常時監視しなければならない。したがって、オペレータがステップ上の操作位 置を離れてホッパ内の合材の状況を確認するため機械の後方から前方へ移動する ことは、施工作業の円滑な遂行を妨げ、施工作業能率を低下させる。その結果、 舗装路面の品質を低下させることにもなる。更にオペレータの作業負担が大きく なり、またオペレータが操作位置を離れることは危険である。
【0006】 本考案は以上の事実に基づいてなされたもので、その目的は、オペレータが後 方のステップ上からホッパ内の合材の状況を的確に把握でき、その結果、施工作 業能率及び舗装品質を向上させることができる、改良された舗装機械を提供する ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案によれば、 運転席の前方に配置されかつ合材を受け入れるためのホッパと、該合材を後部 に搬送するコンベア手段と、該後部に搬送された合材を路面上に敷き広げながら 排出する排出手段と、路面上に敷き広げられた合材を舗装路面に仕上げるスクリ ード手段と、実質上最後部に配置されたステップと、該ステップから操作可能に 配置された操作盤とを備えた舗装機械において、 該ホッパ内の合材を監視するために装着された電動ミラーと、該ステップから 該電動ミラーを操作することができる電動ミラー操作手段を含む該操作盤と、該 ホッパ内の合材の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段により検出さ れた温度を表示する温度表示部とを備え、該温度表示部は該電動ミラー及びその 近傍を含む電動ミラー装着部に装着されたことを特徴とする舗装機械、が提供さ れる。
【0008】
【作用】
本考案における舗装機械は、ホッパ内の合材を監視するために装着された電動 ミラーと、ステップから電動ミラーを操作することができる電動ミラー操作手段 を含む操作盤とを備えている。オペレータが機械後部のステップ上に立って施工 作業を行なう場合において、その位置からホッパ内の合材の状況を把握したいと きには、操作盤の電動ミラー操作手段を操作することにより、電動ミラーの向き を任意に調整すればよい。オペレータはステップから前方へ移動することなく、 機械後部の操作位置でホッパ内の合材を監視することができるので、施工作業を 円滑に遂行することができ、施工作業能率が向上する。その結果、舗装路面の品 質が向上する。更にオペレータの作業負担が軽減され、操作位置を離れる必要が なくなったので、安全性も向上する。電動ミラーの向きの調整により、図示しな いダンプトラックによりホッパ内へ合材を受けるときのダンプへの機械のアクセ ス状況を、機械後方の操作位置から監視し判断することができる。すなわち電動 ミラーにより機械周辺の監視も可能となる。
【0009】 更に、本考案における舗装機械は、ホッパ内の合材の温度を検出する温度検出 手段と、温度検出手段により検出された温度を表示する温度表示部とを備えてい る。温度表示部は電動ミラー及びその近傍を含む電動ミラー装着部に装着されて いる。オペレータは、機械後方の操作位置から電動ミラーを介してホッパ内の合 材の堆積状況や量を把握できると同時に合材の温度をも把握することができる。 その結果、ホッパ内への合材の補充タイミング、補充量が一層的確に判断でき、 舗装精度を含む品質を向上させることができる。この構成は特にリペーバ・リミ キサにおいて有利である。
【0010】
【実施例】
本考案に従って構成された舗装機械の実施例を、アスファルトフィニッシャを 例に、図1及び図2を参照して説明する。全体を番号2で示すアスファルトフィ ニッシャ(以下端に機械と称す)は運転席4を備えている。運転席4の前方には 合材3を受け入れるためのホッパ6が配置されている。運転席4の下方には、コ ンベア手段である一対のバーコンベア8が機械2の前後方向に延びるよう配置さ れている。運転席4の後部5には合材3の排出手段であるコンベアスリュウ10 が機械2の横方向に延びるよう配置されている。各バーコンベア8の前端はホッ パ6内に位置付けられ、後端は後部5のコンベアスリュウ10上に臨むよう位置 付けられている。ホッパ6内の合材3は、各バーコンベア8により運転席4の後 部5に搬送される。後部5に搬送された合材3は、コンベアスリュウ10により 路面上に敷き広げられながら排出される。コンベアスリュウ10の後方には、路 面上に敷き広げられた合材3を舗装路面11に仕上げるスクリード手段が配置さ れている。この実施例におけるスクリード手段は、横方向中央部に配置された主 スクリード12と、主スクリード12の両側に配置された伸縮スクリード14と 、伸縮スクリード14の両側に配置された補助スクリード16とから構成されて いる。運転席4の後部であって機械2の最後部位置にはステップ18が横方向に 延びるよう配置されている。ステップ18の前方位置であって主スクリード12 の上部位置にはカバー20が配置され、このカバー20上には、操作盤22が所 定の範囲内を移動可能に置かれている。したがってオペレータはステップ18上 に立った状態で操作盤22を操作することができる。
【0011】 ホッパ6の左方位置には電動ミラー24がステー26を介して装着されている 。電動ミラー24は、主としてホッパ6内の合材3の状況を監視するために装着 されたものである。前記操作盤22には、電動ミラー24を操作することができ る電動ミラー操作手段である電動ミラー操作スイッチ(図示せず)が備えられて いる。すなわちこの操作盤22は、周知の操作機能を有する他、電動ミラー操作 機能が付加されたものである。したがってオペレータはステップ18の上に立っ た状態で、各種施工作業に必要な操作の他に電動ミラー24を操作することがで きる。操作盤22には図示しないコード(電線)が接続されているが、このコー ドは、操作盤22をカバー20の適当な位置に移動することを許容する程度の長 さを有している。電動ミラー24の装着位置は、図示の実施例に限られず、操作 盤22からホッパ6内の合材3の状況を監視できる位置であればどの位置であっ てもよい。
【0012】 番号30は温度検出手段である温度センサを示すもので、ホッパ6内の合材3 の温度を検出するために設けられている。この温度センサ30は、それ自体周知 の形態のものでよく、この実施例においては非接触式であり、合材3の放射温度 を検出する機能を有し、ホッパ6の後部に装着されている。この装着位置も、こ の実施例に限定されるものではなく、合材3の放射温度を検出できる位置であれ ばどこでも良い。番号32は温度表示部であって、温度センサ30により検出さ れた温度を表示するために設けられている。温度表示部32もそれ自体周知の形 態のものでよく、温度センサ30からの信号により、合材3の温度をデジタル表 示あるいは色彩表示するよう構成される。温度表示部32は電動ミラー24のス テー26に装着されている。この装着位置も図示の実施例に限定されるものでは なく、電動ミラー24自体の他、その近傍(例えばホッパ6あるいは運転席4) に装着されてもよい。要は、オペレータがステップ18上に立って電動ミラー2 4を見たときに、ほぼ同一の視界内に温度表示部32が配置されていればよい。 それによって、オペレータは、電動ミラー24による合材3の状況把握と共にそ の温度をも略同時に把握することができるのである。
【0013】 オペレータが機械2後部のステップ18上に立って施工作業を行なう場合にお いて、その位置からホッパ6内の合材3の状況を把握したいときには、操作盤2 2の電動ミラー操作スイッチを操作することにより、電動ミラー24の向きを任 意に調整すればよい。オペレータはステップ18から前方へ移動することなく、 機械2後部の操作位置でホッパ6内の合材3の状況を監視することができるので 、施工作業を円滑に遂行することができ、施工作業能率が向上する。その結果、 舗装路面11の品質が向上する。更にオペレータの作業負担が軽減され、操作位 置を離れる必要がなくなったので、安全性も向上する。電動ミラー24の向きの 調整により、図示しないダンプトラックによりホッパ6内へ合材3を受けるとき のダンプへの機械のアクセス状況を、機械2後方の操作位置から監視し判断する ことができる。すなわち電動ミラー24により機械周辺の監視も可能となる。
【0014】 オペレータは、機械2後方の操作位置から電動ミラー24を介してホッパ6内 の合材3の堆積状況や量を把握できると同時に、温度表示部32によって合材3 の温度をも把握することができる。その結果、ホッパ6内への合材3の補充タイ ミング、補充量が一層的確に判断でき、作業能率を向上させると共に舗装精度を 含む品質を向上させることができる。また温度センサ30に関連してホッパ6内 に図示しない加熱用ヒータを設けることにより、合材3の正確な温度コントロー ルが可能となる。
【0015】 以上、本考案を、実施例に基づいて詳細に説明したが、本考案は上記実施例に 限定されるものではなく、本考案の範囲内において、さまざまな変形あるいは修 正ができるものである。
【0016】
【考案の効果】
本考案に従って構成された舗装機械によれば、オペレータが後方のステップ上 からホッパ内の合材の状況を的確に把握でき、その結果、施工作業能率及び舗装 品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に従って構成された舗装機械の一実施例
を示す上面概略図。
【図2】図1に示す舗装機械の斜視概略図。
【符号の説明】
2 アスファルトフィニッシャ 3 合材 4 運転席 6 ホッパ 8 バーコンベア 10 コンベアスクリュウ 12 主スクリード 14 伸縮スクリード 16 補助スクリード 18 ステップ 22 操作盤 24 電動ミラー 30 温度センサ 32 温度表示部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席の前方に配置されかつ合材を受け
    入れるためのホッパと、該合材を後部に搬送するコンベ
    ア手段と、該後部に搬送された合材を路面上に敷き広げ
    ながら排出する排出手段と、路面上に敷き広げられた合
    材を舗装路面に仕上げるスクリード手段と、実質上最後
    部に配置されたステップと、該ステップから操作可能に
    配置された操作盤とを備えた舗装機械において、 該ホッパ内の合材を監視するために装着された電動ミラ
    ーと、該ステップから該電動ミラーを操作することがで
    きる電動ミラー操作手段を含む該操作盤と、該ホッパ内
    の合材の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手
    段により検出された温度を表示する温度表示部とを備
    え、該温度表示部は該電動ミラー及びその近傍を含む電
    動ミラー装着部に装着されたことを特徴とする舗装機
    械。
JP6713393U 1993-12-16 1993-12-16 舗装機械 Withdrawn JPH0735503U (ja)

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JP6713393U JPH0735503U (ja) 1993-12-16 1993-12-16 舗装機械

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013113028A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Gaeart Tk:Kk アスファルト舗装工法およびアスファルトフィニッシャ
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Effective date: 19980305