JPH08218315A - アスファルト合材の案内装置 - Google Patents

アスファルト合材の案内装置

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JPH08218315A
JPH08218315A JP2430295A JP2430295A JPH08218315A JP H08218315 A JPH08218315 A JP H08218315A JP 2430295 A JP2430295 A JP 2430295A JP 2430295 A JP2430295 A JP 2430295A JP H08218315 A JPH08218315 A JP H08218315A
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JP
Japan
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guide plate
asphalt mixture
bar
bar feeder
auger
Prior art date
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Pending
Application number
JP2430295A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Tezuka
崇文 手塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakai Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sakai Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アスファルトフィニッシャの車体直下へのア
スファルト合材の巻込みを防止し、併せてオーガー装置
の能力を十分に発揮させる。 【構成】 アスファルト合材を搬送するバーフィーダ装
置4と、このバーフィーダ装置4により搬送されたアス
ファルト合材を路面上幅方向に拡げるオーガ装置5と、
このオーガ装置5により拡げられたアスファルト合材を
敷き均すスクリード装置7とを有するアスファルトフィ
ニッシャにおいて、板材でつくった横長の案内板21を
備え、前記案内板21をバーフィーダ装置4の後端に近
接して取り付けたことを特徴とするアスファルト合材の
案内装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスファルト舗装工事
においてアスファルト合材の敷き均しに使用されるアス
ファルトフィニッシャに適用され、特に車体直下へのア
スファルト合材の巻込み防止とスクリューの送り作用を
有効に発揮できるアスファルト合材の案内装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】アスファルト舗装工事に使用されるアス
ファルトフィニッシャとして図7および図8に示すもの
がある。この機械は、クローラ1を駆動させて車体2を
矢印a方向に走行させながら、図示しないダンプトラッ
クからホッパ装置3に投入されたアスファルト合材をバ
ーフィーダ装置4で後方のオーガ装置5に送り、このオ
ーガ装置5において前記アスファルト合材を左右に一様
に広げるとともに、これを支持アーム6の後方に懸架さ
れたスクリード装置7により路面上に平らに敷き均すと
ともに、このスクリード装置7に具備したバイブレータ
装置7aにより敷き均したアスファルト合材を締め固め
るように構成したものである。
【0003】バーフィーダ装置4は、図12に示すよう
にコンベアチェーン8,8と、チェーン数ピッチごとに
両端部をコンベアチェーン8,8に固定した角棒状のバ
ー9,9,…と、搬送側のチェーンの直下に配置した固
定台板10等によって構成されており、ホッパ装置3に
投入されたアスファルト合材12は、図9に示すように
固定台板10上を移動してトンネル13の内部を通り、
バーフィーダ装置4の出口側から車体2の後方に落下す
るようになっている。なお、バーフィーダ装置として
は、図13に示すようにコンベアチェーン8を1本設け
て、その両側にバー9,9を突出させたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のアスフ
ァルトフィニッシャには次に述べるような問題点があっ
た。 (1)図9に示すように、バーフィーダ装置4の末端か
ら落下し、路盤11上に堆積したアスファルト合材の山
を、バーフィーダ装置のバー9が掻き取って車体2の下
方に、且つ車体の進行方向に巻き込むので、アスファル
ト合材がスプロケット15とコンベアチェーン8の間に
入り込んでコンベアチェーンの円滑な作動を阻害する。
【0005】(2)車体の直下に巻き込まれたアスファ
ルト合材は、上記のほかクローラ1の内部にも侵入又は
付着し、クローラの脱輪その他の事故をひきおこす。 (3)オーガ装置5の後方は、スクリード装置の前壁1
4によって仕切られているが、オーガ装置5の前方は解
放されているので、オーガ装置のスクリュー16の左右
方向への送り作用が不確実であり、オーガ装置5の能力
を充分に発揮することができない。
【0006】本発明は前述の問題点を鑑み、アスファル
トフィニッシャの車体直下へのアスファルト合材の巻込
みを防止し、併せてオーガ装置の能力を充分に発揮させ
るアスファルト合材の案内装置を提供することを課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明では次の2通りの手段を構成した。 (請求項1) アスファルト合材を搬送するバーフィー
ダ装置と、このバーフィーダ装置により搬送されたアス
ファルト合材を路面上幅方向に拡げるオーガ装置と、こ
のオーガ装置により拡げられたアスファルト合材を敷き
均すスクリード装置とを有するアスファルトフィニッシ
ャにおいて、板材でつくった横長の案内板を備え、前記
案内板をバーフィーダ装置の後端に近接させて取り付け
たことを特徴とするアスファルト合材の案内装置。 (請求項2) 案内板が横長の本体部と、前記本体部の
上部から斜め上方に延びた所定幅のブレード部とを有し
ており、前記ブレード部の上端が、バーフィーダ装置の
出口側の先端に位置するバーに近接している請求項1に
記載のアスファルト合材の案内装置。
【0008】
【作用】
(1)案内板が、路盤上に堆積したアスファルト合材の
山と、バーフィーダ装置のバーの運動領域の間に介在し
て仕切壁の役目を果たすので、アスファルト合材の巻込
みを防止することができる。 (2)第(1)項の結果、コンベアチェーンの円滑な作
動が保証され、また、クローラの脱輪等、事故の発生を
未然に防止することができる。
【0009】(3)オーガ装置は案内板とスクリード装
置の前壁によって仕切られた区画内で作動するので、ス
クリューの左右方向への送り作用が効果的に行われ、オ
ーガー装置の能力がフルに発揮される。 (4)請求項2によると、バーフィーダ装置のスクリー
ド装置側に落下するアスファルト合材が案内板のバーフ
ィーダに近接したブレード部の上を通り円滑にスクリュ
ー側に搬送される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。なお、アスファルトフィニッシャを構成す
る各部の構造については、従来と変わるところはないの
で、各部について同じ符号および記号を付し示し、説明
を省略する。
【0011】図1ないし図6は本発明の一実施例を示す
もので、この実施例の主要部である案内板21が車体2
の後壁23の下端中央部にボルト・ナット24を用いて
取り付けられている(図1参照)。
【0012】案内板21は図2および図3に示すよう
に、横長の長方形をした平板状の本体部25と、この本
体部25の上端の中央部分から本体部の裏側に向かって
斜め上方に延びるブレード部26と、前記本体部の下端
から本体部の裏側に向かって水平に延びる所定幅のフラ
ンジ部27等からなり、この案内板21は、1枚の金属
製板材の一部を切り欠いたのち、曲げ加工を行って製作
される。
【0013】案内板21の各部寸法および形状ならびに
取付位置については、次の点を考慮し、必要に応じて実
験を行ったのち、最終的に決定する。 (1)案内板の前後方向の位置については、バーフィー
ダ装置4の出口側から落下するアスファルト合材の流れ
29(図4参照)の前方に本体部25を位置させるのが
よい。従って、バーフィーダ装置4の末端が車体の後壁
23より著しく引っ込んでいる場合は、本体部25の中
央部分をコの字形断面の溝状に湾曲させたものを使用す
ると好都合である。
【0014】(2)ブレード部26は、本来、フランジ
部27と共に本体部25の曲げ剛性を補強すると共に、
ブレードの長さLを大きく設定することによって、バー
フィーダ装置のスクリード装置側に落下するアスファル
ト合材を、案内板のバーフィーダに近接したブレード部
の上を通り円滑にスクリュー側に搬送させることができ
る。この場合は、ブレード部26の先端が、バーフィー
ダ装置4の出口側の最後端に位置するバー9a(図4参
照)に近接するようにブレード部の傾斜角度θおよび長
さLを選択する。なお、図中の31はスプロケットの回
転軸線、32は回転軸線を含む水平面である。
【0015】なお、案内板21の下端は図4では車体の
後壁23の下端まで延びているが、運転状況に応じ、下
方に巻き込んだ合材を前送りしない範囲内で、更に下方
に延長させたものを使用しても差し支えない。
【0016】次に、この装置の作動について説明する。
アスファルトフィニッシャの走行中、バーフィーダ装置
4の出口側から送出されたアスファルト合材12は図5
に示すように、案内板21の後方に落下し、オーガー装
置のスクリュー16によって左右に拡幅される。
【0017】この際、スクリュー16は案内板21とス
クリード装置の前壁14で仕切られた区画内で作動する
ので、スクリューの送り作用が効果的に行われ、オーガ
装置の能力がフルに発揮される。
【0018】また、路盤11上に堆積したアスファルト
合材の山と、バーフィーダ装置のバー9の運動領域は防
止板21によって仕切られているので、バー9がアスフ
ァルト合材12を巻き込むおそれがない。従って、コン
ベアチェーンおよびクローラ等の可動部の作動が円滑に
行われ、故障および事故の発生を防止することができ
る。
【0019】アスファルト合材12の滞溜状態を図5
に、また拡幅状態を図6に示す。各状態を従来の状態
(図9および図11参照)と比較すると、オーガー装置
のスクリューの下方の滞溜長さHが小さくなり、その反
面、スクリューによる拡幅長さBが増大している状態が
認められる。
【0020】なお、本発明は前述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、例えばバーフィーダ装置は図12の
代わりに図13で示すものを使用してもよいこと、更
に、本発明をクローラ装置の代わりにタイヤ式の走行車
輪を使用したアスファルトフィニッシャに適用してもよ
いこと等、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種
々の変更を加え得ることは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上に述べたごとく、本発明は次の優れ
た効果を発揮する。 (1)案内板が、路盤上に堆積した合材の山と、バーフ
ィーダ装置のバーの運動領域の間に介在して仕切壁の役
目を果たすので、合材の巻込みを防止することができ
る。 (2)第(1)項の結果、コンベアチェーンの円滑な作
動が保証され、また、クローラの脱輪等の事故の発生を
防止することができる。
【0022】(3)オーガ装置は案内板とスクリード装
置の前壁によって仕切られた区画内で作動するので、ス
クリューの送り作用が効果的に行われ、オーガー装置の
能力を十分に発揮することができる。 (4)請求項2によると、バーフィーダ装置のスクリー
ド装置側に落下するアスファルト合材を、案内板のバー
フィーダに近接したブレード部の上を通り円滑にスクリ
ュー側に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す立面図である。
【図2】図1に示す案内板の拡大図である。
【図3】図2におけるIII −III 方向からの矢視図であ
る。
【図4】図1におけるIV−IV方向からの拡大矢視図
である。
【図5】図1の案内板を取り付けたアスファルトフィニ
ッシャのバーフィーダ装置およびその周辺を示す切断側
面図である。
【図6】図5におけるVI−VI方向からの矢視図であ
る。
【図7】一般的なアスファルトフィニッシャの側面図で
ある。
【図8】図7におけるVIII −VIII 方向からの矢視図
である。
【図9】一般的なバーフィーダ装置およびその周辺を示
す切断側面図である。
【図10】図9におけるX−X方向からの拡大矢視図で
ある。
【図11】図9におけるXI−XI方向からの矢視図で
ある。
【図12】一般的なバーフィーダ装置の斜視図である。
【図13】別のタイプのバーフィーダ装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 車体 4 バーフィーダ装置 5 オーガ装置 7 スクリード装置 12 アスファルト合材 21 案内板 23 後壁 25 本体部 26 ブレード部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスファルト合材を搬送するバーフィー
    ダ装置と、このバーフィーダ装置により搬送されたアス
    ファルト合材を路面上幅方向に拡げるオーガ装置と、こ
    のオーガ装置により拡げられたアスファルト合材を敷き
    均すスクリード装置とを有するアスファルトフィニッシ
    ャにおいて、 板材でつくった横長の案内板を備え、前記案内板をバー
    フィーダ装置の後端に近接させて取り付けたことを特徴
    とするアスファルト合材の案内装置。
  2. 【請求項2】 案内板が横長の本体部と、前記本体部の
    上部から斜め上方に延びた所定幅のブレード部とを有し
    ており、前記ブレード部の上端が、バーフィーダ装置の
    出口側の先端に位置するバーに近接している請求項1に
    記載のアスファルト合材の案内装置。
JP2430295A 1995-02-13 1995-02-13 アスファルト合材の案内装置 Pending JPH08218315A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018184765A (ja) * 2017-04-26 2018-11-22 日本道路株式会社 アスファルトフィニッシャ
JP2019007349A (ja) * 2018-10-18 2019-01-17 日本道路株式会社 アスファルトフィニッシャ
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