JPH0735206U - 自動車用ステアリングロック装置 - Google Patents

自動車用ステアリングロック装置

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JPH0735206U
JPH0735206U JP7282393U JP7282393U JPH0735206U JP H0735206 U JPH0735206 U JP H0735206U JP 7282393 U JP7282393 U JP 7282393U JP 7282393 U JP7282393 U JP 7282393U JP H0735206 U JPH0735206 U JP H0735206U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プッシュタイプとプルタイプのオ−トマチッ
クシフト装置に容易に対応させ、駆動ポジションにシフ
トされている間は「Lock」位置へのキ−ロ−タの回
動を確実に防止する自動車用ステアリングロック装置を
提案すること。 【構成】 オ−トマチックシフト装置のシフトによって
移動駆動する連動ワイヤ65に連動させ、キ−ロ−タ5
2と一体的に回動する回転体56に設けた係止突部57
の回動領域に進退自在としたスライダ−部材64を設
け、オ−トマチックシフト装置が非駆動ポジションにシ
フトされたときは一方向に移動駆動する連動ワイヤ65
に連動して、このスライダ−部材64の一部が上記係止
突部57の回動領域から退離し、オ−トマチックシフト
装置が駆動ポジションにシフトされたときは他方向に移
動駆動する連動ワイヤ65に連動してこのスライダ−部
材64の一部が上記係止突部57の回動領域内に進入す
る構成となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のステアリングロック装置に関し、特に、イグニッション キ−によって回動操作されるキ−ロ−タをオ−トマチックシフト装置に連繋させ た自動車用ステアリングロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動変速機付きの自動車では、駐車時にはシフトレバ−を非駆動ポジションで ある「P」ポジションにシフトすると共に、イグニッションキ−によりキ−ロ− タを施錠位置たる「Lock」位置に回動させ、そのキ−をキ−ロ−タから抜取 って自動車から離れるようにし、また、発進時にはシフトレバ−を「P」ポジシ ョンに位置させた状態でキ−をキ−ロ−タに差し込み、該キ−によりキ−ロ−タ を「Lock」位置から作動位置である「Acc」、「ON」位置を経て「ST ART」位置まで回動操作してエンジンを始動し、その後シフトレバ−を「D」 或いは「R」等の駆動ポジションにシフトすることが行なわれている。
【0003】 このような自動車は、キ−ロ−タにキ−が差し込まれていない場合、或いはキ −ロ−タが「Lock」位置にある場合でもシフトレバ−を「P」ポジションか ら他のポジションにシフトすることができ、また、シフトレバ−が「P」以外の ポシジョンにある状態でもキ−を「Lock」位置に回動させて該キ−を抜き取 ることができるため安全性に問題があった。
【0004】 このため、現在では、キ−により回動されるカムと、このカムにより移動変位 されるロック部材を設けると共に、シフトレバ−が「P」ポジションにシフトさ れた時にこのシフトレバ−を揺動操作不能にロックし得るロック状態とし、シフ トレバ−がそれ以外のポジションにシフトされた時にアンロック状態とするオ− トマチックシフト装置を設け、上記ロック部材とオ−トマチックシフト装置とを 連動ワイヤで連結して、シフトレバ−が「P」ポジション以外にあるときにキ− を「Lock」位置に回動させるとロック部材がカムと係合してキ−の回動を阻 止し、シフトレバ−を「P」ポジションにするとロック部材が上記カムとの係合 を解除する方向に移動してキ−を回動可能とし、シフトレバ−を「P」ポジショ ンにしない限りキ−の抜き取りが出来ないようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記したような自動車に備えるステアリングロック装置は、オ−トマチックシ フト装置のロック状態及びアンロック状態を連動ワイヤを介してロック部材に伝 達するものである。 しかしながら、オ−トマチックシフト装置は、ロック状態にされた時に連動ワ イヤを押動し、アンロック状態にされた時に連動ワイヤを引っ張るプッシュタイ プのものと、上記とは逆にロック状態にされた時に連動ワイヤを引っ張り、アン ロック状態にされた時に連動ワイヤを押動するプルタイプのものとがあり、例え ば、上記プッシュタイプのときにオ−トマチックシフト装置とロック部材とが1 本の連動ワイヤで連結できるように構成され、プルタイプのときには、2本の連 動ワイヤとリンクとを介して連結される。 このように、各々のタイプに対応して連結方法を変えることになり、大変面倒 であり、また、装置構成が複雑となってしまう。
【0006】 上記した実情にかんがみ、本考案は、タイプの異なるオ−トマチックシフト装 置に対し、構成簡単にして容易に対応できるこの種の自動車用ステアリングロッ ク装置を開発することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため、本考案では、施錠位置でキ−が抜き差し可能で 、このキ−の回動操作により施錠位置から作動位置へ回動されるとキ−の抜取り が不能となるキ−ロ−タと、係止突部を有し上記キ−ロ−タと一体的に回動する 回転体とを備えると共に、シフトレバ−が特定の非駆動ポジションにシフトされ たとき連動ワイヤを一方向へ移動駆動させ、シフトレバ−が非駆動ポジション以 外のポジションにシフトされたとき連動ワイヤを他方向に移動駆動させるオ−ト マチックシフト装置に対して上記連動ワイヤを介して連結された自動車用ステア リングロック装置において、上記連動ワイヤに連動し、このワイヤが一方向に移 動駆動したとき上記回転体に設けた係止突部の回動領域から退離して上記キ−ロ −タの回動を自在とし、連動ワイヤが他方向に移動駆動したときその係止突部の 回動領域内に進入してキ−ロ−タの作動位置から施錠位置への回動を阻止するス ライダ−部材を設けたことを特徴とする自動車用ステアリングロック装置を提案 する。
【0008】
【作用】
この考案のステアリングロック装置は、キ−ロ−タと一体的に回動する回転体 に設けた係止突部の回動領域に進退自在としたスライダ−部材が、オ−トマチッ クシフト装置が非駆動ポジションにシフトされたときに生ずる連動ワイヤの一方 向移動駆動によって係止突部の回動領域外に退離し、キ−ロ−タの回動が自在と なり、オ−トマチックシフト装置が駆動ポジションにシフトされたとき、上記連 動ワイヤの他方向移動駆動によって係止突部の回動領域内に進入し、キ−ロ−タ の施錠位置への回動を阻止する。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の一実施例について図面に沿って説明する。 図1は本考案に係るステアリングロック装置の基本構成例を示す断面図、図2 は本考案の第1実施例を示すステアリングロック装置の一部切欠き側面図である 。 これらの図面において、50は図示しないステアリングコラムに設けられたハ ウジングであり、51はこのハウジング50内に設けられたキ−シリンダで、キ −シリンダ51にはキ−孔を有するキ−ロ−タ52が回動可能に設けられている 。
【0010】 キ−ロ−タ52は、施錠位置である「Lock」位置でキ−孔にキ−53が抜 き差し可能で、差し込まれたキ−53を施錠位置から作動位置である「Acc」 、「ON」及び「START」位置へ回動すると、その操作位置ではキ−53の 抜き取りが不能となる構成となっている。
【0011】 また、キ−ロ−タ52の後端部には、該キ−ロ−タ52と一体に回動する連動 杆54が設けられ、この連動杆54の先端がイグニッションスイッチ55に連結 されている。 この連動杆54には拡径形成した回転体56を一体形成してあり、また、回転 体56の周囲部に係止突部57が設けてある。
【0012】 また、連動杆54には、ステアリングロック用カム58を設け、このカム58 が図示しないロックレバ−を移動させてステアリングシャフトに係合し、ステア リングロックするようになっている。
【0013】 筒状のハウジング50は、その側部から図2に示すような支持板59が突出さ せてあり、この支持板59には案内孔61と、この支持板59の表面からア−チ 状に突出させ、上記連動レバ−60を挾むようにしてそのガタ付きを防止する押 え部62とが形成され、また、図5に示すような断面方形をなす中空の収納部6 3が一体形成されている。
【0014】 収納部63は、その先端がハウジング50内に連通し、また、先端側内部には 図5に示すように段部63aが設けられていて、一方に片寄った断面積の小さい 空間部分が形成されている。 さらに、この収納部63には長手方向中程に上記連動レバ−60の先端部分を 突入させると共に、この先端部分を旋回自在とする切欠孔63bが設けられてい る。
【0015】 上記した収納部63には図3に拡大斜視図をもって示したところのスライダ− 部材64が進退自在に内装されている。 スライダ−部材64は、上記した連動レバ−60によって駆動されるが、収納 部63の先端側の断面積の小さい空間内を摺動する先方部64aと、断面積の大 きい空間内を摺動する後方部64bとを有し、図2に示す如く、スライダ−部材 64が後退した状態においては、スライダ−部材64の先方部64aと後方部6 4bが共に収納部63内に位置するようになっている。 また、このスライダ−部材64には後方部64bの側部に駆動ピン64dが設 けられている。
【0016】 上記した連動レバ−60は図6に示す如く、先端に2股状の係合部60aを有 し、後端に連動ワイヤ65を連結するコ字形部60bを有し、また、長手方向の ほぼ中央には軸孔60cが設けられている。
【0017】 この連動レバ−60は、ア−チ状の押え部62の下側を通して収納部63の切 欠孔63bより収納部63内に突入させ、スライダ−部材64の駆動ピン64d に係合部60aを係合させる。 そして軸孔60cにシャフト66を挿入し、このシャフト66を支持板59に 形成した図示しない軸孔を通し、この連動レバ−60が、シャフト66を軸とし て回動できるように支持板59の裏側でシャフト66をかしめる。
【0018】 また、連動レバ−60の取付孔60dには連動ワイヤ65の一端に固着させた ピン67を挿入し、連動ワイヤ65を連動レバ−60に対して旋回自在に取付け てある。 つまり、連動ワイヤ65のワイヤ軸に直角に固着したピン67を取付孔60d に挿入し、また、ワイヤをコ字形部60bの切欠溝60eを通すように取付ける 。 このようにして支持板59に取付けられた連動レバ−60は、シャフト66を 支点とし、ア−チ状押え部62の両端62a、62bの内面に当接する範囲にお いて旋回自在となる。
【0019】 連動レバ−60が矢印B方向に旋回した図2の状態では、ピン67が押え部6 2の一端62bの内面に当接して連動レバ−60はそれ以上の旋回が規制され、 また、連動レバ−60によって押動されるスライダ−部材64は図示する後退位 置に保たれる。
【0020】 また、連動レバ−60を図2に示す状態から時計方向(矢印Bとは逆方向)に 旋回させると、この連動レバ−60のピン67が押え部62の他端62aの内面 に当接するまで旋回し、この状態においては図4に示すようにスライダ−部材6 4が連動レバ−60によって押動され、スライダ−部材64の先方部64aがハ ウジング50内に進出する。 また、図4に示す状態では、スライダ−部材64の段差部64cが収納部63 の段部63aに突き当る。 上記した連動レバ−60の旋回においては、軸方向のガタ付きが押え部62に よって防止される。
【0021】 ハウジング50内には、前述した通り、キ−ロ−タ52と一体に回動する回転 体56が設けられており、スライダ−部材64を図4に示す如く進出させた状態 においては、この先方部64aが回転体56の係止突部57の回動領域内に進入 するようになっている。
【0022】 また、このステアリングロック装置は、公知のオ−トマチックシフト装置に連 動させてある。 このオ−トマチックシフト装置は、シフトレバ−が特定の非駆動ポジションに シフトされたときに、シフトレバ−を揺動操作不能にロックし、シフトレバ−が それ以外のポジションにシフトされたときにアンロック状態となる。
【0023】 そして、このオ−トマチックシフト装置とは連動ワイヤ65によって連結して あり、オ−トマチックシフト装置がロック状態にされると、このオ−トマチック シフト装置が連動ワイヤ65を一方向へ移動駆動させ、また、アンロック状態に されると、連動ワイヤ65を他方向へ移動駆動させるようになっている。
【0024】 この実施例においては、オ−トマチックシフト装置が非駆動ポジションにシフ トされてロックされると、連動ワイヤ65が図2に示す如く、矢印C方向に駆動 され、このオ−トマチックシフト装置が駆動ポジションにシフトされてアンロッ クとなると、連動ワイヤ65が矢印Cとは逆方向に駆動されるようになっている 。
【0025】 なお、図2上において、符号68は連動ワイヤ65の被覆カバ−、69は支持 板59に形成した上記被覆カバ−68の止着部材である。
【0026】 次に、上記の如く構成したステアリングロック装置の動作について説明する。 シフトレバ−が非駆動ポジションである「P」ポジションにシフトされると、 オ−トマチックシフト装置によって連動ワイヤ65が図2の矢印C方向に駆動さ れ、この連動ワイヤ65によって押動された連動レバ−60が矢印B方向に旋回 する。 そして、この連動レバ−60に連動してスライダ−部材64が後退移動し、こ の状態でスライダ−部材64の先端が回転体56の係止突部57の回動領域外に 退離する。 この状態では、キ−ロ−タ52が回動自在となっている。
【0027】 次に、キ−ロ−タ52にキ−53を差し入れて作動位置である「START」 位置までキ−ロ−タ52を回動させるとエンジンが始動する。 そして、シフトレバ−を「P」ポジションから駆動ポジションである、例えば 、「D」ポジションにシフトすると、オ−トマチックシフト装置によって連動ワ イヤ65が図2に示す矢印C方向とは反対方向に駆動され、この連動ワイヤ65 によって引っ張られた連動レバ−60が矢印B方向とは反対方向に旋回する。 そして、図4に示す如く、この連動レバ−60に連動してスライダ−部材64 が矢印A方向に移動し、その先端が回転体56の係止突部57の回動領域内に進 入する。
【0028】 この状態でキ−53を施錠位置である「Lock」位置方向へ回動させると、 キ−ロ−タ52は作動位置の終端である「Acc」位置で係止突部57がスライ ダ−部材64の先端と突き当り、その回動が阻止され、これによって「Lock 」位置まで回動することができず、キ−53を抜き取ることはできない。
【0029】 キ−53を抜き取る場合は、シフトレバ−を「P」ポジションにシフトしてオ −トマチックシフト装置をロック状態とする。 これによって、連動ワイヤ65が図4に示す状態から矢印C方向に駆動され、 連動レバ−60が矢印B方向に旋回してスライダ−部材64を矢印A方向とは反 対方向に後退移動させる。 そして、図2に示す如くスライダ−部材64の先端が係止突部57の回動領域 から退離する。 これにより、キ−ロ−タ52の回動が自在となり、キ−53を回動してキ−ロ −タ52を「Lock」位置に回動させることにより、キ−ロ−タ52からキ− 53を引き抜くことができる。
【0030】 上記した実施例では、シフトレバ−が「P」ポジションにシフトされない限り キ−ロ−タ52を作動位置から施錠位置(Lock位置)に回動することができ ないので、走行中に誤ってキ−53を抜き取るような誤操作が確実に防止される 。
【0031】 次に、本考案の第2実施例について説明する。 図7は共に要部を示すステアリングロック装置の一部切欠平面図である。 オ−トマチックシフト装置は、非駆動ポジションにシフトされロックされたと き連動ワイヤ65を一方向に移動させ、駆動ポジションにシフトされアンロック 状態となったとき他方向に移動される上記第1実施例に示した構成のものに限ら ず、上記とは逆方向に連動ワイヤ65を移動させる構成のものであり、この場合 、連動ワイヤ65をスライダ−部材64に直接連結させこのスライダ−部材64 を移動させる。 なお、この実施例の説明の中で第1実施例と同一部材については同一符号を付 してその説明を省略する。
【0032】 ハウジング50の側部には支持板70が突出形成され、この支持板70には収 納部71と連動ワイヤ72の被覆カバ−73を止める止着部74が設けられてい る。 収納部71は側部に摺動溝が設けられておらず、それ以外は第1実施例の収納 部63と同様のものとなっている。
【0033】 一端側がオ−トマチックシフト装置に連結された連動ワイヤ72は、他端側が スライダ−部材64の後端部64bに固着されている。 オ−トマチックシフト装置がロック状態にされた図7の状態においては、連動 ワイヤ72が矢印Aとは反対方向に駆動してスライダ−部材64を後退移動させ 、スライダ−部材64の先端を係止突部57の回動領域外に退離させる。 この状態ではキ−ロ−タ52が回転自在で、差し入れたキ−53を「STAR T」位置へ回動させるとエンジンが始動する。
【0034】 次に、シフトレバ−を非駆動ポジションである「P」ポジションから駆動ポジ ションである、例えば「D」ポジションにシフトすると、オ−トマチックシフト 装置が連動ワイヤ72を図7上において矢印A方向に駆動させる。 この連動ワイヤ72の移動駆動によってスライダ−部材64が同じく矢印A方 向に移動し、その先端が図8に示す如く係止突部57の回動領域内に進入する。
【0035】 この状態では、キ−53を施錠位置である「Lock」位置方向へ回動させる と、キ−ロ−タ52が作動位置の終端である「Acc」位置まで回動されたとき 、係止突部57がスライダ−部材64に突き当り、キ−53が回動阻止され、し たがって、キ−53はキ−ロ−タ52から抜き取ることができない。
【0036】 キ−53を抜き取る場合は、シフトレバ−を「P」ポジションにシフトしてオ −トマチックシフト装置をロック状態とすれば、連動ワイヤ72が矢印Aとは反 対方向に移動駆動され、これに伴って、スライダ−部材64が後退移動して図7 に示す状態となり、キ−ロ−タ52が回動自在となるので、キ−53によってキ −ロ−タ52を「Lock」位置へ回動させ、キ−53を抜き取ることができる 。
【0037】
【考案の効果】
上記した通り、本考案に係るステアリングロック装置は、キ−ロ−タと一体的 に回転する回転体に形成した係止突部の回動領域内に進退自在に設け、シフトレ バ−が特定の非駆動ポジションにシフトされたときにオ−トマチックシフト装置 によって一方向に移動する連動ワイヤに連動して上記係止突部の回動領域から退 離し、シフトレバ−がそれ以外のポジションにシフトされたときに上記連動ワイ ヤの他方向移動に連動して係止突部の回動領域に進入するスライダ−部材を備え て構成したので、プッシュタイプとプルタイプの両方のオ−トマチックシフト装 置に簡単に対応させることができると共に、各々のタイプに応じた連結方法を必 要としないので、装置構成も簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の基本的な構成例を示すステアリングロ
ック装置の断面図である。
【図2】本考案の第1実施例を示すステアリングロック
装置の一部切欠き側面図である。
【図3】上記ステアリングロック装置に備えたスライダ
−部材の拡大斜視図である。
【図4】動作状態を示す図2同様のステアリングロック
装置の一部切欠き断面図である。
【図5】要部を示したステアリングロック装置の部分的
な斜視図である。
【図6】上記ステアリングロック装置に備えた連動レバ
−の拡大斜視図である。
【図7】本考案の第2実施例を示すステアリングロック
装置の一部切欠き側面図である。
【図8】動作状態を示す図7同様のステアリングロック
装置の一部切欠き側面図である。
【符号の説明】
50 ハウジング 51 キ−シリンダ 52 キ−ロ−タ 53 キ− 54 連動杆 56 回転体 57 係止突部 60 連動レバ− 64 スライダ−部材 65、72 連動ワイヤ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施錠位置でキ−が抜き差し可能で、この
    キ−の回動操作により施錠位置から作動位置へ回動され
    るとキ−の抜取りが不能となるキ−ロ−タと、係止突部
    を有し上記キ−ロ−タと一体的に回動する回転体とを備
    えると共に、シフトレバ−が特定の非駆動ポジションに
    シフトされたとき連動ワイヤを一方向へ移動駆動させ、
    シフトレバ−が非駆動ポジション以外のポジションにシ
    フトされたとき連動ワイヤを他方向に移動駆動させるオ
    −トマチックシフト装置に対して上記連動ワイヤを介し
    て連結された自動車用ステアリングロック装置におい
    て、上記連動ワイヤに連動し、このワイヤが一方向に移
    動駆動したとき上記回転体に設けた係止突部の回動領域
    から退離して上記キ−ロ−タの回動を自在とし、連動ワ
    イヤが他方向に移動駆動したときその係止突部の回動領
    域内に進入してキ−ロ−タの作動位置から施錠位置への
    回動を阻止するスライダ−部材を設けたことを特徴とす
    る自動車用ステアリングロック装置。
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