JPH0735136B2 - ねじにより床構造体に保持されている自動車用座席装置 - Google Patents

ねじにより床構造体に保持されている自動車用座席装置

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JPH0735136B2
JPH0735136B2 JP3327951A JP32795191A JPH0735136B2 JP H0735136 B2 JPH0735136 B2 JP H0735136B2 JP 3327951 A JP3327951 A JP 3327951A JP 32795191 A JP32795191 A JP 32795191A JP H0735136 B2 JPH0735136 B2 JP H0735136B2
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area
mounting
seat
floor
rail
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ヨーゼフ・クリンク
ベルント・シユミツト
ハンス−ユルゲン・シユラフケ
フオルケル・シユペツク
エーミール・デインケル
ブルクハルト・ベツケル
エルンストーライネル・フローンハウス
ハインツ−ユルゲン・ヴアーゲネル
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メルセデス−ベンツ・アクチエンゲゼルシヤフト
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/005Arrangement or mounting of seats in vehicles, e.g. dismountable auxiliary seats
    • B60N2/015Attaching seats directly to vehicle chassis

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,座席装置が座席とその
長さ方向調節用の2つのレール対とを持ち,これらのレ
ール対がそれぞれ座席レールと床レールから構成され,
自動車の床構造体に座席装置をねじ結合するため床レー
ルの両方の端部範囲にそれぞれ取付け範囲が設けられ
て,下方へ互いに離れるように延び,取付けねじ用の穴
を持つている,ねじにより床構造体に保持されている自
動車用座席装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような座席装置は英国特許出願公開
第2113538号明細書から公知であり,異なる構成
の2つのレール対を持つ座席装置が記載されている。各
レール対の床レールは両端にそれぞれ取付け範囲を持
ち,これらの取付け範囲にそれぞれのレール端部のねじ
取付け用穴が設けられている。取付け範囲は,床レール
とは別に製造されて適当な形で例えば溶接により床レー
ルに結合される付加部分にある。床レールの後部範囲に
ついて取付け範囲は調節方向に対してほぼ直角に延び,
床レールの前端部について取付け範囲は相違しており,
一方が約45°斜め前下方へ延び,一方が座席移動面に
対して平行にずれている。
【0003】取付け範囲により座席装置の自動ねじ取付
けが少なくとも一部可能になる。しかし公知の方策で
は,完全に自動的な取付けは不可能である。更に公知の
方策は,床レールが自動車の床構造体に直接結合される
のではなく,それぞれの床レールの端部から外方へ突出
しかつ床レールより小さい剛性を持つ付加部分を介して
結合されるという,重大な欠点を持つている。従つて自
動車の床構造体への床レールの取付けの質は,それぞれ
の付加部分特に床レールとの結合部の構成に大きく左右
される。床レールと床構造体の隣接部分範囲との有利な
相互補強は,従来の技術による座席装置では行われな
い。座席に安全ベルトが取付けられると,剥ぎ取り強度
に関して問題が生ずる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,最初
にあげた種類の座席装置を発展させかつ改良して,4つ
の取付け点において座席装置を自動的に床構造体にねじ
止めでき,ねじ止め中に座席位置を変えなくてよく,特
に座席に取付けられる安全ベルトに対して床構造体との
充分強固な結合を与えることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】最初にあげた種類の座席
装置において,この課題を解決するため本発明によれ
は,両方の取付け範囲が,床レール自体に,その自由端
からそれぞれ離れた所で,床構造体に対してほぼ平行に
延びる床レール底輪郭範囲に設けられ,これらの取付け
範囲が急傾斜壁に直接つながつてこの急傾斜壁と共にそ
れぞれ傾斜棚を形成し,座席装置の取付け位置において
座席前側の前又は座席後側の後にねじ回し装置の使用を
可能にする数cmの自由空間をおいて穴の軸線が延びる
のに充分な大きさのできるだけ小さい角を,取付け範囲
と床レールとがなすように,これらの取付け範囲が方向
づけられている.
【0006】
【発明の効果】こうして本発明により,床レールと床構
造体との非常に強固な結合が行われる.底輪郭範囲から
床構造体に対してほぼ直角に立上る垂直な輪郭範囲即ち
側壁によつて得られる縦方向案内部の大きい強度は,取
付け範囲まで及び,従来の技術におけるように付加部分
によつて失われることがない。更に取付け範囲は床レー
ル自体にあるので,その全長を延長することがなく,床
レールは全調節行程にわたつて座席レールとの充分な係
合に必要な長さを維持する。
【0007】本発明は,床レールの端部範囲へ全部で4
つの取付け点で座席をねじにより完全に自動的に取付け
るのを可能にする。これにより座席装置の取付け時間は
著しく減少する。この減少は床レールと床構造体との結
合の質を犠牲にしない。むしろ,床構造体上への床レー
ルの現在優勢な取付け技術,即ち床構造体への床レール
の直接ねじ止めにおいて得られるような結合の質が得ら
れる。
【0008】
【実施態様】座席の調節方向に対して直角な側面図にお
いて,取付け範囲は,急傾斜壁と共に,床構造体に対し
てほぼ平行な床レールの底輪郭範囲から上方又は下方へ
突出する鋸歯の形状を持つている。穴は床レールの底輪
郭範囲と取付け範囲との間の移行部のできるだけ近くに
ある。取付け範囲自体は調節方向に見てできるだけ短く
構成され,その長さは使用される取付けねじの頭部直径
によつてほぼ決定される。急傾斜壁もできるだけ短く,
穴軸線の方向に対してなるべく平行に延びている。この
急傾斜壁は調節方向に見て取付け範囲よりなるべく短
い。
【0009】床構造体は取付け範囲に対応して構成さ
れ,従つて対比可能な傾斜を持つている。これらの傾斜
は床板から上方へ突出する横材又は支柱に設けられてい
る。床構造体部分又は取付け範囲の前後の傾斜によつ
て,取付け中における座席装置の方向づけ及び位置ぎめ
が行われる。取付け範囲の穴に合わされる内面ねじを持
つ床構造体の横材又は支柱は,一般に点溶接によつて行
われる取付けの際,ゲージにより床構造体の床板上に案
内されて,床レールに対する精確な対応関係を可能にす
る。内面ねじは溶接ナツト,圧入ナツト等により構成さ
れている。
【0010】有利な発展では,取付け範囲にある穴から
見て床レールの底輪郭範囲と一体であるか又は適当な結
合例えば溶接により底輪郭範囲に結合される鉢状部分
に,取付け範囲が構成されている。鉢状構成により取付
け範囲が更に補強され,床レールの底輪郭範囲に一層よ
く結合される。こうして床レールの強度は結合範囲にお
いて一層有利に利用されて,床構造体へ移される。
【0011】取付け範囲は床レールの底輪郭範囲の部分
又は別個の挿入部材の構成部分である。好ましい構成で
は,ほぼU字状に延びる凹所が床レールに設けられてい
るので,舌片が残り,この舌片が下方又は上方へ曲げら
れて,設けられの一部を形成する。付加的に挿入部材が
設けられて,同様に取付け範囲ただし急傾斜壁を形成
し,調節方向に見て少なくとも穴の前後で床レールの底
輪郭範囲に結合されている。この挿入部材はなるべく鉢
状である。
【0012】レールは鋼,アルミニウム又は他の適当な
材料から作ることができる。本発明の実施に適したレー
ル輪郭は,例えばドイツ連邦共和国の特許第31434
31号明細書又は特許出願公開第2545763号明細
書から公知である。これらの長さ方向案内部では,それ
ぞれの床レールは本発明による取付け範囲の構成を可能
にする底輪郭範囲を持つている。
【0013】本発明のそれ以外の利点及び特徴は,他の
請求項と図面に関して詳細に説明される本発明の実施例
の以下の記載とから明らかになる。
【0014】
【実施例】図1から一部わかる座席装置は,座クッショ
ン及び傾斜を調節可能な背もたれを持つ座席20と,座
席20用の図示してない高さ及び傾斜の調節装置と,床
構造体22に座席を長さ方向調節可能に取付ける2つの
レール対とを含んでいる。両方のレール対は,公知のよ
うに,座席20に結合される座席レール24と,床構造
体22に結合される床レール26とをそれぞれ含んでい
る。このようなレール対自体は公知であり,従つてこれ
以上説明しない。
【0015】各床レール26の両方の端部範囲には,以
下に詳述する取付け範囲28が設けられている。取付け
範囲は特に図2ないし5からわかる。これらの取付け範
囲は床構造体22に床レール26をねじで取付けるのに
役立つ。具体的に示す実施例では,床構造体22のうち
床板30と,座席前縁の前下でこの床板上に溶接される
台状の個別支柱32と,座席後縁の下で横方向に延びる
横材34とが示されている。
【0016】取付け範囲28は,長さ方向調節の方向3
6に対して鋭角をなして延びるほぼ扁平な部材である。
図1ないし3による実施例では,両方の床レール26の
前部取付け範囲28は約30゜の角をなして斜め前下方
へ傾斜し,後部取付け範囲28は約30゜の角をなして
斜め後下方へ傾斜している。長さ方向調節の方向36は
床板30に対して8°の角をなし,図1からわかるよう
にレール24,26はこの角をなして後方へ傾斜してい
る。
【0017】図1ないし3による具体的な実施例では,
両方の床レールの全部で4つの取付け範囲28は,挿入
部材38の部分及び舌片40によりそれぞれ同じ構造に
構成されている。挿入部材38は鉢状で,1つの面にあ
つて周囲を囲▲じょう▼する縁42を持ち,調節面即ち
両方の長さ方向案内部の両調節方向の面内に延びる床レ
ール26の底輪郭範囲44に,縁42の所で例えば点溶
接により結合されている。この面から前記の30゜の角
をなして傾斜壁46がそれぞれ前下方へ突出し,急傾斜
壁48へ一体に移行している。両方の壁46,48は鋸
歯状又は傾斜棚状に延びている。取付け範囲28は側方
で側壁50に終つている。傾斜壁46には取付けねじ5
4用の穴52があり,この穴の軸線は54で示されてい
る。
【0018】取付け範囲28の第2の部分即ち舌片40
は底輪郭範囲44の部分である。このため底輪郭範囲4
4にはほぼU字状の切欠き(打抜き部)が設けられ,こ
のUの開いた範囲はレール中心の方を向いている。こう
して得られる舌片40は30゜の角だけ前下方へ曲げら
れて,傾斜壁46の下にこれに対して平行に延びてい
る。これらの舌片40にもそれぞれ穴52がある。
【0019】すべての図に示すように,支柱32及び横
材34の上部範囲は,取付け範囲28の傾斜に合わせて
延びている。即ち各座席用の両方の支柱は,斜め前下方
へ延びる上壁を持ち,横材34の上壁も同じように斜め
後下方へ延びている。支柱32及び横材34にも,座席
取付け状態(図1参照)で穴52とできるだけ精確に一
致する穴が設けられている。穴の下にはそれぞれ溶接ナ
ツトがあり,すべての図からわかるように,これらの溶
接ナツトに取付けねじ54がねじ込まれている。
【0020】座席装置を取付ける際,切妻屋根のように
上方へ先細に近づく支柱32及び横材34の傾斜壁上へ
載せられる。この状態で座席20を調節することができ
る。ねじ締めの際座席が支柱32及び横材34へ引付け
られて,適合が行われる。
【0021】取付け範囲28は床レール26の長さ以内
にあり,各取付け範囲28と床レール26の対応する自
由端との間には,それぞれ底輪郭範囲44の邪魔されな
い部分がある。例えば図1及び2からわかるように,こ
の部分は縁42により包囲され,この縁は床レールの自
由端と同一面で終つている。
【0022】斜め前下方又は斜め後下方への取付け範囲
28の傾斜角は,次のように選ばれている。即ち座席の
設定位置で,前後に4つのねじ回し装置60のためにち
ようど充分な場所が残り,このねじ回し装置により取付
けねじ54が供給されて,穴52へ差込まれ,ナツト5
8にねじ込まれるように,穴52の軸線56が延びてい
る。図1に示すように,穴軸線56は座席前縁に対して
ほぼ平行にこれから数cm離れて延び,同様に穴軸線5
6は座席後面の後に斜め後方へこの後面から数cm離れ
て延びている。取付け範囲28の傾斜は,ねじ回し装置
60とそれぞれの座席端部との間に大きすぎる自由空間
が生じないように選ばれている。
【0023】床構造体22上への座席装置の自由取付け
を可能にするこの状態は,座席の特定の設定に対しての
み与えられる。長さ方向調節装置は具体的に規定された
移動位置にあつて拘束され,高さ調節装置は最高位置に
設定され,傾斜調節装置も同様に設定されている。場合
によつては背もたれの傾斜調節装置も設けることができ
る。座席装置のすべての設定可能なこれらの位置は,納
入位置又は取付け位置と称される。座席装置の異なる設
定では,上述した自動ねじ取付けは必ずしも可能ではな
い。
【0024】図1ないし3による実施例では,取付け範
囲28は床レール26の底輪郭範囲44から下方へ延び
ている。図4による実施例では,取付け範囲28はこの
底輪郭範囲44より上にある。この場合図1ないし3に
おけるように急傾斜壁48はもはやレール自由端の近く
にはなく,この急傾斜壁48は取付け範囲28の一方の
側にあり,取付け範囲28の他方の側には床レール26
の端部がある。
【0025】図4において,図1ないし3による実施例
に対する別の相違点は,挿入部材38が側壁50を持た
ないことである。この挿入部材は,長方形の板片を互い
に平行な曲げ線の周りに3回曲げることによつて作ら
れ,従つて囲▲じょう▼縁42を持たず,移動方向に見
て取付けねじ54の前後でのみ底輪郭範囲44に結合さ
れている。
【0026】最後に図4には,底輪郭範囲44から下方
へ突出して支柱32又は横材34の同じ傾斜の上壁のは
め合い開口に係合する位置ぎめ突起62が示されてい
る。この突起は円錐状に形成されて,先端を丸められて
いる。座席装置を床構造体22上に載せると,4つの位
置ぎめ突起62が対応するはめ合い開口に係合して,床
構造体22に対して座席装置を位置ぎめする。これによ
りねじ回し装置60の使用が簡単になる。
【0027】図示してない別の構成では,取付け範囲2
8及び急傾斜壁48(又は急傾斜壁49)により形成さ
れる底輪郭範囲44自体の湾曲凹所又は湾曲突起が位置
ぎめ突起として使用される。支柱32及び横材34は適
当に形成される凹所又は押出し部を持ち,座席装置の取
付けの際これらの凹所又は押出し部へ底輪郭範囲の突起
又は凹所がはまる。
【0028】その他の点において図4による実施例で
は,前述した実施例におけるのと同じ状況が存在する。
取付け範囲28も挿入部材38の傾斜壁46と底輪郭範
囲44の一体な部分である舌片40とにより形成されて
いる。しかし図4による実施例では,Uの開口がレール
の自由端の方を向くように,U字状切断が行われてい
る。支柱32又は横材34の形状は,ねじ取付け部の範
囲で傾斜壁46及ひ急傾斜壁48及び場合によつては底
輪郭範囲44の形状に合わされている。これは図4から
わかる。しかしすべての実施例において,床構造体22
の上壁範囲は取付け範囲28に対して平行に延びるよう
に構成されている。
【0029】図5による実施例は,付加的な挿入部材3
8が設けられていないという点で,前述した実施例とは
相違している。取付け範囲28は底輪郭範囲44の変形
によつて形成されている。この変形をできるだけ少なく
するため,急傾斜壁48が2つの部分壁49に分割さ
れ,これら部分壁の一方が移動方向36に見て取付け範
囲28の前にあり,他方がその後にあり,これらの部分
壁はほぼ同じ長さである。ここでは側壁50も設けら
れ,従つて変形部は2つの連続する鉢状である。図5に
よる構成は例えば鋼製の床レール26に適しているが,
アルミニウムも使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による座席装置の長さ方向案内部及び床
構造体の範囲を切欠いた側面図である。
【図2】図1における部分IIの拡大断面図である
【図3】図2の切断線III−IIIによる断面図であ
る。
【図4】別の実施例の図2に対応する断面図である。
【図5】更に別の実施例の図2に対応する断面図であ
る。
【符号の説明】
20 座席 22 床構造体 24 座席レール 26 床レール 28 取付け範囲 44 底輸郭範囲 48,49 急傾斜壁 52 穴 54 取付けねじ 56 軸線 60 ねじ回し装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ユルゲン・シユラフケ ドイツ連邦共和国ザウルガウ・イム・ロー ゼンガルテン47 (72)発明者 フオルケル・シユペツク ドイツ連邦共和国ジンデルフインゲン・エ ツシエンブリユンレシユトラーセ33 (72)発明者 エーミール・デインケル ドイツ連邦共和国レニンゲン・リンデンシ ユトラーセ84 (72)発明者 ブルクハルト・ベツケル ドイツ連邦共和国ゾーリンゲン11・オーベ ンカツテルンベルク25 (72)発明者 エルンストーライネル・フローンハウス ドイツ連邦共和国ゾーリンゲン11・ハンメ ルシユトラーセ13 (72)発明者 ハインツ−ユルゲン・ヴアーゲネル ドイツ連邦共和国レムシヤイト・フリーデ ルヴエーク1 (56)参考文献 特開 昭62−77246(JP,A) 実開 昭62−100237(JP,U)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席装置が座席(20)とその長さ方向
    調節用の2つのレール対とを持ち,これらのレール対が
    それぞれ座席レール(24)と床レール(26)から構
    成され,自動車の床構造体(22)に座席装置をねじ結
    合するため床レール(26)の両方の端部範囲にそれぞ
    取付け範囲(28)が設けられて,下方へ互いに離れ
    るように延び,取付けねじ(54)用の穴(52)を持
    つているものにおいて,両方の取付け範囲(28)が,
    床レール(26)自体に,その自由端からそれぞれ離れ
    た所で,床構造体(22)に対してほぼ平行に延びる床
    レール底輪郭範囲(44)に設けられ,これらの取付け
    範囲(28)が急傾斜壁(48,49)に直接つながつ
    てこの急傾斜壁と共にそれぞれ傾斜棚を形成し,座席装
    置の取付け位置において座席前側の前又は座席後側の後
    にねじ回し装置(60)の使用を可能にする数cmの自
    由空間をおいて穴(52)の軸線(56)が延びるのに
    充分な大きさのできるだけ小さい角を,取付け範囲(2
    8)と床レール(26)とがなすように,これらの取付
    け範囲(28)が方向づけられていることを特徴とす
    る,ねじにより床構造体に保持されている自動車用座席
    装置。
  2. 【請求項2】 取付け範囲(28)の少なくとも一部が
    挿入部材(38)の傾斜壁(46)により形成されてい
    ることを特徴とする,請求項1に記載の座席装置。
  3. 【請求項3】 取付け範囲(28)の少なくとも一部が
    床レール(26)の底輪郭範囲(44)の傾斜した部分
    により形成されていることを特徴とする,請求項1又は
    2に記載の座席装置。
  4. 【請求項4】 取付け範囲(28)の少なくとも一部
    が,底輪郭範囲(44)の材料から成りかつ底輪郭範囲
    (44)に対して曲げられた舌片(40)により形成さ
    れていることを特徴とする,請求項3に記載の座席装
    置。
  5. 【請求項5】 取付け範囲(28)の少なくとも一部が
    底輪郭範囲(44)の変形された部分から形成されてい
    ることを特徴とする,請求項3に記載の座席装置。
  6. 【請求項6】 取付け範囲(28)が一方の端部範囲で
    床レール(26)の底輪郭範囲(44)に結合され,他
    方の端部範囲で底輪郭範囲(44)に結合されている急
    傾斜壁(48)に結合されるか,又は取付け範囲(2
    8)の両方の端部が,底輪郭範囲(44)に結合されて
    いる急傾斜壁(49)と一体に形成されていることを特
    徴とする,請求項1ないし5の1つに記載の座席装置。
  7. 【請求項7】 取付け範囲(28)の少なくとも一部
    が,側壁(50)により底輪郭範囲(44)の側方範囲
    に結合されていることを特徴とする,請求項1ないし6
    の1つに記載の座席装置。
  8. 【請求項8】 床構造体(22)が,少なくとも取付け
    範囲(28)に対応して傾斜して延びる上端壁を持つ床
    構造体部分(32,34)を含んでいることを特徴とす
    る,請求項1ないし7の1つに記載の座席装置。
  9. 【請求項9】 床レール(26)と床構造体(22)と
    の結合範囲に位置ぎめ用湾曲突起又は湾曲凹所が設けら
    れていることを特徴とする,請求項1ないし8の1つに
    記載の座席装置。
JP3327951A 1990-10-15 1991-10-11 ねじにより床構造体に保持されている自動車用座席装置 Expired - Lifetime JPH0735136B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4032676A DE4032676C2 (de) 1990-10-15 1990-10-15 Sitzeinheit eines Kraftfahrzeugs, die an der Bodengruppe durch Schrauben gehalten ist
DE4032676.4 1990-10-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH058670A JPH058670A (ja) 1993-01-19
JPH0735136B2 true JPH0735136B2 (ja) 1995-04-19

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3327951A Expired - Lifetime JPH0735136B2 (ja) 1990-10-15 1991-10-11 ねじにより床構造体に保持されている自動車用座席装置

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US (1) US5215347A (ja)
JP (1) JPH0735136B2 (ja)
DE (1) DE4032676C2 (ja)
FR (1) FR2668740B1 (ja)
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