JPH0735100B2 - フィルム張付装置 - Google Patents

フィルム張付装置

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JPH0735100B2
JPH0735100B2 JP1077886A JP7788689A JPH0735100B2 JP H0735100 B2 JPH0735100 B2 JP H0735100B2 JP 1077886 A JP1077886 A JP 1077886A JP 7788689 A JP7788689 A JP 7788689A JP H0735100 B2 JPH0735100 B2 JP H0735100B2
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film
fixed
blade
cutting
rotary
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成夫 住
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、フィルム切断用ロータリーカッターおよび
これを備えたフィルム張付装置、主としてプリント配線
用基板に感光性樹脂層と透光性樹脂フィルムとからなる
積層体フィルムを熱圧着ラミネートする装置に関するも
のである。
〔従来技術〕
ローラーコンベヤ等に載架され搬送されてくる個々のプ
リント配線用基板に対して、連続して積層体フィルムを
上記基板の長さに対応して切断しながら張りつけて行く
装置は公知であるが、この切断する装置としては一般に
積層体フィルムを横切るように往復移動する回転円板刃
を有するカッターよりなる移動カッターが用いられてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の移動カッターでは、横方向に
移動する回転円板刃カッターが、移行する積層体フィル
ムを正しく直交方向に切断するためには、この移動カッ
ターの往復移動は極めて迅速に行われることが必要であ
る。すなわち、積層体フィルムは一般に600mm程度とい
う広幅のものであり、このため回転円板刃カッターは約
700mmを移動する必要がある。
上記移動カッターの場合、その移動速度は実際上の見地
からは速くても約0.5秒/700mmが限界であり、そのた
め、積層体フィルムの流れ速度は大きくても約3m/分が
限界であった。しかも、回転円板刃カッターを急速に始
動および停止させることはカッターの案内部材に対する
衝撃が激しく、装置の保守に多大の費用を要するという
問題があった。
本発明の目的は、移動カッターを用いないで広幅のフィ
ルムを迅速に切断し、その切断フィルムを張付けるフィ
ルム張付装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、フィルムを迅速に切断することが
できるフィルム切断用ロータリーカッターを提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、カッターの案内部材に対する衝撃
を防止することができるフィルム切断用ロータリーカッ
ターを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、フィルム切断装
置として従来の積層体フィルムを横切って急速移動する
回転カッターの代りに、積層体フィルム等の連続したフ
ィルムを挾んでその前後面に対設された広幅の回転刃と
固定刃からなるロータリーカッターを用いたことを最も
主要な特徴とする。
また、上記回転刃を軸支する部材を前方に移動可能に設
けて、作動開始前の積層体フィルムの挿入を容易とした
ことを特徴とする。
また、回転刃および固定刃を備えたフィルム切断用ロー
タリーカッターにおいて、上記回転刃は、基台に連なる
受支板上をフィルムに向って前後動可能の摺動台に両端
を軸支して回動するように設けられ、かつ摺動台は受支
板に対し所定位置に固定ならびにフィルムから離れて前
方に移動自在に構成され、かつ固定刃はフィルムの後方
からフィルムに向って前後動する切断用保持部材に添接
固定もしくはその近傍に添えて設けられていることを特
徴とする。
上記摺動台の上面にバネによって下方に押圧される係止
部材が設けられていることを特徴とする。
また、上記摺動台の両側板に上記フィルムの先端を上記
圧着ローラ側に吹き付ける空気吹付管が設けられている
ことを特徴とする。
〔作用〕
上記手段によれば、フィルムを横切る位置に設けられた
回転刃および固定刃よりなるロータリーカッターを設け
たことにより、回転刃を一瞬回転させるだけで回転刃と
固定刃とが連続フィルムを挾み切るので、広幅のフィル
ムを迅速かつ確実に切断して基板に張付けることができ
る。
また、上記回転刃を軸支する部材を前方に移動可能に設
けたことにより、作動開始前の連続フィルムの挿入を容
易としたことができるので、作業性を向上することがで
きる。
また、上記回転刃は、基台に連なる受支板上をフィルム
に向って前後動可能の摺動台に両端を軸支して回動する
ように設けられ、かつ摺動台は受支板に対し所定位置に
固定ならびにフィルムから離れて前方に移動自在に構成
され、かつ固定刃はフィルムの後方をフィルムに向かっ
て前後動する切断用保持部材に添接固定もしくはその近
傍に添えて設けられているので、フィルムを迅速に切断
することができ、かつカッターの案内部材に対する衝撃
を防止することができる。
摺動台の上面にバネによって受支持板側に押圧される係
止部材が設けられていることにより、上記摺動台は受支
持板上に上記係止部材により常時固定され、必要に応じ
て係止部材の係止つまみをバネに抗して引き上げること
により自由に移動させることができるので、メンテナン
ス等の操作を安全で容易に行うことができる。
また、上記摺動台の両側板に上記フィルムの先端を上記
圧着ローラ側に向けて押すように空気を吹き付ける空気
吹付管が設けられていることにより、その吹き付け空気
によりフィルムを必要時に圧着ローラ及びメインバキュ
ームプレートの先端部へ向けて押しつけるので、フィル
ムにシワ等を生じることなく圧着ローラで張り付けるこ
とができ、かつ、メインバキュームプレートの先端部に
次に張り付けるフィルムの先端を確実に吸着させること
ができるので、フィルムの先端の仮り付けを確実にする
ことができる。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
〔発明の実施例〕
本発明をプリント配線用基板の表裏面に感光性樹脂層と
透光性樹脂フィルムとからなる積層体フィルムを熱圧着
ラミネートするフィルム張付装置に適用した一実施例の
概略構成を第1図に示す。
本実施例のフィルム張付装置は、第1図に示すように、
透光性樹脂フィルム、感光性樹脂層及び透光性樹脂フィ
ルムの3層構造からなる積層体フィルム1を供給ローラ
2に連続的に巻回している。供給ローラ2の積層体フィ
ルム1はフィルム分離ローラ3で透光性樹脂フィルム
(保護膜)1A、一面(接着面)が露出された感光性樹脂
層及び透光性樹脂フィルムからなる積層体フィルム1Bの
夫々に分離される。
前記分離されたうちの一方の透光性樹脂フィルム1Aは巻
取ローラ4により巻き取られるように構成されている。
前記供給ローラ2、巻取ローラ4の夫々は基板搬送経路
I−Iを中心に上下に設けられている。
前記分離されたうちの他方の積層体フィルム1Bの供給方
向の先端側は同第1図に示すようにテンションローラ5
を通してメインバキュームプレート(フィルム供給部
材)6に供給される。
メインバキュームプレート6はフィルム張付位置に近接
しかつ離反する(矢印A方向に移動する)ように構成さ
れている。つまり、メインバキュームプレート6は支持
部材7に設けられており、この支持部材7は、ガイド部
材8を矢印B方向に摺動するように構成され、このガイ
ド部材8を介して装置本体(フィルム張付装置の筐体)
9に設けられている。前記メインバキュームプレート
6、支持部材7の夫々は基板搬送経路I−Iを中心に上
下に設けられ、上側、下側の夫々の支持部材7はラック
アンドピニオン機構、つまり、支持部材7の夫々はラッ
ク7A及びこのラック7Aと嵌合するピニオン7Bで両者が互
いに近接又は離反するように構成されている。駆動源
は、例えばエアーシリンダで構成されている。
前記メインバキュームプレート6は支持部材7の移動と
同様に、又独立に矢印A方向に移動できるように構成さ
れている。メインバキュームプレート6の移動は支持部
材7に設けられた駆動源7C及びそれに連結されたラック
アンドピニオン機構、つまり駆動源7Cのシャフトに連結
されたピニオン7D、支持部材7に設けられたラック7E、
メインバキュームプレート6の裏面(積層体フィルム1B
の吸着面でない面)に設けられた図示しないラックの夫
々で構成されている。
メインバキュームプレート6のフィルム張付位置側の先
端部6Dは、フィルム吸着面を円弧形状に構成し、複数個
のフィルム吸着用孔が配置され、積層体フィルム1Bの弾
力性に抗して積層体フィルム1Bの供給方向の先端側を円
弧形状面に吸着保持できるように構成されている。先端
部6Dに吸着保持された積層体フィルム1Bの供給方向の先
端側はメインバキュームプレート6の矢印A方向の移動
によりフィルム張付け位置に供給されるようになってい
る。
積層体フィルム1Bの供給経路の近傍においてメインバキ
ュームプレート6とフィルム張付位置との間には切断用
保持部材10が設けられている。この切断用保持部材10は
前述と同様に基板搬送経路I−Iを中心に上下に夫々設
けられている。
この切断用保持部材10は、積層体フィルム1Bの切断位置
を保持し、かつ切断後に新たに形成された次段の積層体
フィルム1Bの供給方向の先端側をメインバキュームプレ
ート6の先端部6Dに吸着保持できるように構成されてい
る。つまり、切断用保持部材10は、積層体フィルム1Bの
供給経路に近接及び離反できる(矢印C方向に移動す
る)ように構成されている。この切断用保持部材10は駆
動源7Fを介在させて支持部材7に設けられている。駆動
源7Fは、例えばエアーシリンダで構成されている。
また、切断用保持部材10は、積層体フィルム1Bの切断位
置の切断に際して積層体フィルム1Bの供給方向の後端側
を保持し、熱圧着ラミネート中にバキュームバー(ワニ
バー又はフィルム後端部保持部)12との間において積層
体フィルム1Bの供給方向の後端側にたるみを形成するよ
うに構成されている。このたるみを持たせた積層体フィ
ルム1Bは、熱圧着ローラ11の周速度(熱圧着ラミネート
速度)に対してメインバキュームプレート6による積層
体フィルム1Bの供給速度を速く制御することにより形成
し、熱圧着ラミネートを行いながら積層体フィルム1Bの
切断位置を切断するために形成されている。
前記切断用保持部材10に対向する位置には、積層体フィ
ルム1Bの供給経路を介在させて切断装置13が設けられて
いる。
前記熱圧着ローラ11は、第1図に実線で示す退避位置と
点線で示すフィルム張付位置との間を移動できるように
構成されている。バキュームバー12は、熱圧着ローラ11
で熱圧着ラミネートされる積層体フィルム1Bの供給方向
の後端側を吸着保持し、積層体フィルム1Bにしわ等が発
生しないように適度なテンションを与えるように構成さ
れている。このバキュームバー12は、熱圧着ローラ11の
周囲を回転動作するように構成されている。この構成の
具体的内容は特開昭61−205140号に記載されているの
で、ここではその説明は省略する。熱圧着ローラ11、バ
キュームバー12の夫々は基板搬送経路I−Iを中心に上
下に夫々設けられている。
前記基板搬送経路I−Iには、フィルム張付装置に内蔵
又は取り付けられた基板搬送機構によってプリント配線
用基板14が搬送される。つまり、基板搬送機構は、プリ
ント配線用基板14をフィルム張付け位置まで搬送し、プ
リント配線用基板14に積層体フィルム1Bを熱圧着ラミネ
ート後にフィルム張付位置から次段の露光装置に搬送す
る(退避する)ように構成されている。基板搬送機構は
主に駆動用ローラ15A及び従動用ローラ15Bで構成されて
いる。
本発明においては、前記の連続的に供給される積層体フ
ィルム1Bを所定長さに切断する切断装置13として特にロ
ータリーカッターが用いられている。
ロータリーカッター13は前述したように積層体フィルム
1Bを横切って所要長さに作られた回転刃16と固定刃17の
一組で構成され、回転刃16は本来第3図乃至第6図に明
らかなように帯状板の上面に対角線に位置して刃縁18を
有し、両端に設けた円板19と19の中心を軸として、一定
角度で正逆回動され、上記円板19周面に接支された固定
刃17との間で積層体フィルム1Bを挟み切るようにして切
断する。そして、前記固定刃17は、前記切断用保持部材
10にシート状弾性体(例えば硬質ゴム)を介在させて設
けられ、この切断用保持部材10と共に第1図および第5
図の矢印方向Cに示すように積層体フィルム1Bの供給経
路に近接および離反するようになっている。
このロータリーカッター13部分を、第2図、第3図、第
4図ならびに下部のロータリーカッター切断装置13を分
解的に示した第5図を用いて説明すると、回転刃16は、
張付装置に対して前後動可能に設けられた摺動台20の両
側板21にわたって軸支され、その軸端に設けたクランク
部分22を側板21に付設したエアーシリンダ23を介して往
復動され一定角度で正逆転される。この摺動台20は、張
付装置の基枠にL状の取付材24を介して水平に固設され
た横杆25の背面左右部分に突設された受支板26上に両側
板21の段部21Aを係合して載架され常時は受支板に固定
されているが、上面に設けた係止つまみ27をその内部に
設けたバネに抗して引き上げることにより自由に摺動さ
せることができる。なお、28は摺動台20の下面に付設さ
れた調節ネジ付ストッパーであって、摺動台20を固定刃
に向って押送した場合、その調節ネジ先端が受支板26上
面の突起29に当接し、回転刃16が固定刃17に対して常に
所定位置に保持されるようになっている。また、30,31
は両側板21に両端を保持して設けられた空気吹付管であ
って、周面に空気吹出し孔が列設されており、この吹出
し空気により積層体フィルム1Bを必要時に熱圧着ローラ
−11及びメインバキュームプレート6の先端部へ向けて
押しつけるものである。なお、本実施例における切断用
保持部材10には吸引用孔が設けられていて、積層体フィ
ルム1Bの切断時に積層体フィルム1Bを吸引固定する。
次に、本実施例のフィルム張付装置における積層体フィ
ルム1Bの切断動作を簡単に説明する。
最初に、手作業によりフィルム分離ローラー3で分離さ
れた積層体フィルム1Bの供給方向の先端側を、切断用保
持部材10の固定刃17の前面と摺動台20の回転刃16後部と
の間に配置させるとともに、空気吹付管30,31を介して
積層体フィルム1Bの先端側を切断用保持部材10に押しつ
け、次いで各部を作動させて従来の装置と同様に連続的
作動を行わせる。
この場合、前述のように積層体フィルム1Bの切断は、回
転刃16を回転させて固定刃17とで積層体フィルム1Bを瞬
時に挟み切る。この時、回転刃16の刃縁18が軸線に若干
斜交させているので、切断抵抗が低減され、確実に迅速
に切断することができる。また回転刃16の刃縁18が軸線
に若干斜交させていても、積層体フィルム1Bが一時たる
んだ時期に切断されるので、積層体フィルム1Bが斜切さ
れるおそれはない。さらに、上記始動前の積層体フィル
ム1Bの先端の位置決めに当っては、係止つまみ27を介し
て容易に摺動台20を前方に引き出すことができ、引き出
し後は単に押し戻しておけばよい。
以上の説明からわかるように、本実施例によれば、積層
体フィルム1Bを横切る位置に設けられた回転刃16および
固定刃17よりなるロータリーカッター13を設けたことに
より、回転刃16を一瞬回転させるだけで回転刃16と固定
刃17とで積層体フィルム1Bを挾み切るので、広幅の積層
体フィルム1Bを迅速に確実に切断してプリント配線用基
板14に張付けることができる。
また、上記回転刃16を軸支する部材を前方に移動可能に
設けたことにより、作動開始前の積層体フィルム1Bの挿
入が容易になるので、作業性を向上することができる。
また、上記回転刃16は、基台に連なる受支板26上を積層
体フィルム1Bに向って前後動可能の摺動台20に両端を軸
支して一定角度で回動するように設けられ、かつ摺動台
20は受支板26に対し所定位置に固定ならびに積層体フィ
ルム1Bから離れて前方に移動自在に構成され、かつ固定
刃17は積層体フィルム1Bの後方から積層体フィルム1Bに
向って前後動する切断用保持部材10に添接固定されてい
るので、積層体フィルム1Bを迅速に切断することがで
き、かつロータリーカッター13の案内部材に対する衝撃
を防止することができる。
なお、本実施例では、固定刃17を切断用保持部材10の近
傍に添えて固定した例を説明したが、それぞれ分離し、
固定しないで相互に近傍となるように設けてもよい。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明によれば、回転刃を一瞬
回転させるだけで回転刃と固定刃とが連続フィルムを挾
み切るので、広幅のフィルムを迅速かつ確実に切断して
基板に張付けることができる。
また、作動開始前の連続フィルムの挿入を容易としたこ
とができるので、作業性を向上することができる。
また、上記回転刃は、基台に連なる受支板上をフィルム
に向って前後動可能の摺動台に両端を軸支して回動する
ように設けられ、かつ摺動台は受支板に対し所定位置に
固定ならびにフィルムから離れて前方に移動自在に構成
され、かつ固定刃はフィルムの後方からフィルムに向っ
て前後動する切断用保持部材に添接固定もしくはその近
傍に添えて設けられているので、連続フィルムを迅速に
切断することができ、かつカッターの案内部材に対する
衝撃を防止することができる。
摺動台の上面にバネによって受支持板側に押圧される係
止部材が設けられていることにより、上記摺動台は受支
持板上に上記係止部材により常時固定され、必要に応じ
て係止部材の係止つまみをバネに抗して引き上げること
により自由に移動させることができるので、メンテナン
ス等の操作を安全で容易に行うことができる。
また、上記摺動台の両側板に上記フィルムの先端を上記
圧着ローラ側に吹き付ける空気吹付管が設けられている
ことにより、その吹き付け空気によりフィルムを必要時
に圧着ローラ及びメインバキュームプレートの先端部へ
向けて押しつけるので、フィルムにシワ等を生じること
なく圧着ローラで張り付けることができ、かつ、メイン
バキュームプレートの先端部に次に張り付けるフィルム
の先端を確実に吸着させることができるので、フィルム
の先端の仮り付けを確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の装置全体の概略構成図、 第2図、第3図、第4図は、第1図のロータリーカッタ
ー部分の側面図、平面図、正面図、 第5図は、第3図の下部切断装置を分解的に示した図、 第6図は、第2図、第3図、第4図に示す回転刃の斜面
図である。 図中、1B…積層体フィルム、6…メインバーキュームプ
レート、10…切断用支持部材、11…熱圧着ローラー、13
…ロータリーカッター(切断装置)、14…プリント配線
用基板、16…回転刃、17…固定刃、20…摺動台、22…ク
ランク部分、26…受支板、27…係止つまみ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−71229(JP,A) 実開 昭56−137994(JP,U) 実開 昭56−109895(JP,U) 実開 昭55−11810(JP,U) 実開 昭48−69182(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続したフィルムを所定の寸法に回転刃お
    よび固定刃よりなるロータリーカッターで切断し、この
    切断されたフィルムの先端を基板に仮り付けした後圧着
    ローラで基板を搬送しながら張り付けるフィルム張付装
    置であって、上記回転刃は基台に連なる受支板上を前方
    からフィルムに向って前後可能の摺動台に両端を軸支し
    て回動するように設けられ、かつ摺動台は受支板に対し
    所定位置に固定ならびにフィルムから離れて前方に移動
    自在に構成され、上記固定刃はフィルムの後方からフィ
    ルムに向って前後動する切断用保持部材に添接固定もし
    くはその近傍に添えて設けられ、上記摺動台の上面にバ
    ネによって下方に押圧される係止部材が設けられている
    ことを特徴とするフィルム張付装置。
  2. 【請求項2】連続したフィルムを所定の寸法に回転刃お
    よび固定刃よりなるロータリーカッターで切断し、この
    切断されたフィルムの先端を基板に仮り付けした後圧着
    ローラで基板を搬送しながら張り付けるフィルム張付装
    置であって、上記回転刃は基台に連なる受支板上を前方
    からフィルムに向って前後可能の摺動台に両端を軸支し
    て回動するように設けられ、かつ摺動台は受支板に対し
    所定位置に固定ならびにフィルムから離れて前方に移動
    自在に構成され、上記固定刃はフィルムの後方からフィ
    ルムに向って前後動する切断用保持部材に添接固定もし
    くはその近傍に添えて設けられ、上記摺動台の両側板に
    上記フィルムの先端を上記圧着ローラ側に向けて押すよ
    うに吹き付ける空気吹付管が設けられていることを特徴
    とするフィルム張付装置。
JP1077886A 1989-03-29 1989-03-29 フィルム張付装置 Expired - Lifetime JPH0735100B2 (ja)

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