JPH0735061Y2 - ハンドル装置 - Google Patents

ハンドル装置

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JPH0735061Y2
JPH0735061Y2 JP1990031912U JP3191290U JPH0735061Y2 JP H0735061 Y2 JPH0735061 Y2 JP H0735061Y2 JP 1990031912 U JP1990031912 U JP 1990031912U JP 3191290 U JP3191290 U JP 3191290U JP H0735061 Y2 JPH0735061 Y2 JP H0735061Y2
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JP
Japan
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handle
stopper
cylinder lock
cylinder
insertion hole
Prior art date
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JP1990031912U
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English (en)
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JPH03123061U (ja
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博之 小島
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Alpha Corp
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Alpha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動販売機の扉などに取付けられるレバー出
没型のシリンダ錠付のハンドル装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
レバー出没型のシリンダ錠付のハンドル装置としては、
実公昭56-7640号公報に記載されたもの、或いは、次の
第5図〜第7図に示すものなどがある。
第5図に示すように、扉の表面に取付けられるケース1
の表面にレバー格納凹部2が刻設され、レバー格納凹部
2の一端にハンドル挿入孔3が設けられる。
ケース1の裏側には、扉に設けられた矩形孔に嵌入する
同形状の固定部4が設けられ、固定部4上に筒状部5が
突設され、筒錠部5の内周面にハンドル挿入孔3が延設
される。
ハンドル挿入孔3の内部に嵌挿される筒状のハンドルホ
ルダ6の内部に、ハンドル7の筒部8が出没可能に嵌挿
される。
ハンドル7は、筒部8と、筒部8の先端部から突出する
レバー部9とにより構成され、筒部8の端面とハンドル
ホルダ6の底面との間に弾装されるばね(図示しない)
により、ハンドル7はケース1より突出する方向に付勢
される。
筒部8の内部に嵌挿されたシリンダ錠10が、次のように
して筒部8に取付けられる。
第7図に示すように、筒部8に穿設された二個の孔11に
は、二股状に形成され両先端に複数の凸条12aを有する
ストッパ12の両先端部が挿入され、シリンダ錠10の外周
面に設けられた凹凸面10aに複数の凸条12aが噛合する。
この噛合状態は、ストッパ12の中央に設けられた孔13に
挿入された小ねじ14が、筒部8に設けられたねじ孔15に
螺着することにより保持され、シリンダ錠10が筒部8に
取付けられる。
以上のようにハンドル7の固着されたシリンダ錠10は、
鍵孔16に挿入されたキーKにより施錠及び解錠される。
施錠時には、シリンダ錠10の外周面から突出したピン
(図示しない)がケース1の内周面に設けられた係合凹
部(図示しない)に係入し、ハンドル7がレバー格納凹
部2に没入した状態に保持されるので、ハンドル7を回
動することが不能であり、ハンドルホルダ6の端部に設
けられた施錠部材17が自動販売機本体に係止された状態
に保たれ開扉不能である。
解錠操作により、シリンダ錠10側から突出していたピン
が没入し、ケース1との係合を解除されたハンドル7が
ハンドル挿入孔3から突出し、ハンドル7のレバー部9
がレバー格納凹部2から手前に突出し、把持可能となっ
たレバー部9を回動すると施錠部材17が自動販売機本体
から外れて開扉可能となる。
このレバー出没型のシリンダ錠付のハンドル装置には、
次のような課題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
ハンドル7の筒部8にシリンダ錠10を取付ける場合、或
いは取り替える場合には、シリンダ錠10に噛合する小ね
じ14を筒部8に取付けなければならないが、小ねじ14の
取付けにねじ回し工具を準備しなければならず、又、小
ねじ14を取外したり締め付けたりする労力と時間が必要
であるため煩わしい問題があった。
本考案は、かかる課題を解決することを目的としたもの
であり、工具の準備を必要としないで、しかも、極めて
簡単なワンタッチ動作でシリンダ錠を取付け取外しでき
るハンドル装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のハンドル装置は、
ケースの表面にレバー格納凹部を刻設し該レバー格納凹
部の一端にハンドル挿入孔を設け、該ハンドル挿入孔に
嵌挿される筒状のハンドルホルダの内部に筒部の先端に
レバー部を有するハンドルの上記筒部を出没可能に嵌挿
すると共に、上記筒部を突出する方向に付勢するばねを
設け、上記筒部の内部にシリンダ錠を挿入,固着し、施
錠時には上記筒部より突出してハンドルホルダに係合し
て上記ハンドルの筒部を没入状態に保持し、解錠時に上
記筒部に没入して上記ハンドルを突出並びに回動可能に
するピンを設けたシリンダ錠付のハンドル装置におい
て、上記ハンドルの筒部にストッパ挿入用孔を設け、該
ストッパ挿入用孔に貫設される枢軸にストッパの中央部
を枢着し、該ストッパの一側に、上記シリンダ錠の外周
面に設けられた凹凸面に係脱可能な凸条を設け、上記ス
トッパの他側にストッパ係合解除用の手動操作部を形成
し、上記凸条を上記凹凸面に係合する方向に付勢するば
ねを上記筒部に設け、解錠時において、上記手動操作部
を押動することにより、上記ストッパが上記枢軸を中心
として回動して上記凹凸面との係合が解除されることを
特徴とするものである。
〔作用〕
上記のように構成されたハンドル装置によるシリンダ錠
の取付け取外しは次のようになる。
シリンダ錠をハンドルの筒部に挿入すると、シリンダ錠
に当たったストッパが付勢反対方向に傾き、シリンダ錠
がそのままハンドルの筒部に挿入され、挿入後にストッ
パの先端面の複数の凸条がシリンダ錠の凹凸面に係合す
るので、シリンダ錠を挿入するだけの簡単な操作で、シ
リンダ錠が筒部に固着される。
ハンドルの筒部の外側から指先でストッパを付勢反対方
向に軽く押すと、シリンダ錠とストッパの噛合が解除さ
れ、そのままシリンダ錠をハンドルより引き出すことが
出来る。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
なお、従来例と同一部品には同一符号を付す。第1図は
レバー出没型のシリンダ錠付のハンドル装置の施錠状態
を示す一部破断正面図、第2図はレバー出没型のシリン
ダ錠付のハンドル装置の解錠状態を示す正面図を示し、
自動販売機などの扉の表面に取付けられるケース1に
は、表面にレバー格納凹部2が刻設され、レバー格納凹
部2の一端に設けられ筒状部5の内部に連設されるハン
ドル挿入孔3の内部に、ハンドルホルダ6が嵌挿され、
ハンドルホルダ6の内部にハンドル7の筒部8が嵌挿さ
れ、ハンドルホルダ6と筒部8の間にばね27が弾装さ
れ、ハンドル7は突出方向に付勢されることは従来例と
同様である。
キーKによりシリンダ錠10を施錠した場合には、シリン
ダ錠10側から出没可能に設けられたピン18が突出し、ハ
ンドルホルダ6に設けられた長孔28を通過してケース1
の内周面に設けられた係合凹部19に係入し、ハンドル7
がレバー格納凹部2に没入した状態に保持されている
が、シリンダ錠10が解錠されると、ピン18が没入するの
でハンドル7がケース1より突出すると共に、ケース1
内を回動可能になる(第2図参照)。
筒部8には、外周面上の相対抗する位置にそれぞれ一対
の起立壁20が立設され、一対の起立壁20の間にストッパ
挿入用孔21が設けられる。
一対の起立壁20には枢軸22が貫設され、ストッパ挿入用
孔21に挿入されるストッパ23の中央部が枢軸22に枢着さ
れる(第2図及び第3図参照)。
ストッパ23の一側(シリンダ錠10の挿入方向の先端部
側)には、外周面に溝24が設けられ、内周面に先端部25
が突設され、先端部25の端面には複数の凸条が形成され
る。
筒部8の相対抗する位置にそれぞれ枢着されたストッパ
23の溝24には、筒部8に捲回されたほぼ円形状のばね26
が嵌入する。先端部25の端面の複数の凸条が、シリンダ
錠10の外周面に設けられた凹凸面10aに係合すっる方向
に付勢される。
以上述べたように構成されたハンドル装置において、シ
リンダ錠の取付は次のようになる。
第4図(イ)に示すように、ハンドル7の筒部8の内部
にシリンダ錠10を挿入すると、シリンダ錠10に当たった
ストッパ23が付勢反対方向に傾き、シリンダ錠10がその
ままハンドル7の筒部8に挿入され、挿入後にストッパ
23の一側(シリンダ錠10の挿入方向の先端部側)25の端
面に設けられた複数の凸条がシリンダ錠10の凹凸面10a
に係合し、シリンダ錠10がハンドル7の筒部8に取付け
られる(第4図(ロ)参照)。
ハンドル7の筒部8の外側から指先でストッパ23の他側
(溝24の反対側)に形成されるストッパ係合解除用の手
動操作部23aを軽く押すと、シリンダ錠10が枢軸22を支
点として付勢反対方向に回動し、先端部25の端面の複数
の凸条がシリンダ錠10の凹凸面10aから離脱し、ストッ
パ23の係合が解除され、そのままシリンダ錠10をハンド
ル7の筒部8より引き出すことが出来る。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、シ
リンダ錠の取付け及び取外しが、極めて簡単なワンタッ
チ操作で行うことができる。
しかも、ねじ回し用のドライバの準備をする必要がな
く、ねじを締め付け或いは緩める面倒な操作が全く不要
であるので、シリンダ錠の取付け、取外しが極めて便利
になった。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、 第1図は施錠されたレバー出没型のシリンダ錠付のハン
ドル装置の一部破断正面図、 第2図は解錠されたレバー出没型のシリンダ錠付のハン
ドル装置の正面図、 第3図はシリンダ錠取付け機構の斜視図、 第4図(イ)、(ロ)はシリンダの取付け過程を説明す
るための要部縦断面図、 第5図は従来のレバー出没型のシリンダ錠付のハンドル
装置の斜視図、 第6図は従来のシリンダ錠取付け機構の縦断面図、 第7図は従来のシリンダ錠取付け機構を構成する部品の
斜視図である。 1……ケース、2……レバー格納凹部、3……ハンドル
挿入孔、6……ハンドルホルダ、7……ハンドル、8…
…筒部、9……レバー部、10……シリンダ錠、10a……
凹凸面、17……施錠部材、20……起立壁、21……ストッ
パ挿入用孔、22……枢軸、23……ストッパ、24……溝、
26……ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースの表面にレバー格納凹部を刻設し該
    レバー格納凹部の一端にハンドル挿入孔を設け、該ハン
    ドル挿入孔に嵌挿される筒状のハンドルホルダの内部に
    筒部先端にレバー部を有するハンドルの上記筒部を出没
    可能に嵌挿すると共に、上記筒部を突出する方向に付勢
    するばねを設け、上記筒部の内部にシリンダ錠を挿入,
    固着し、施錠時には上記筒部より突出してハンドルホル
    ダに係合して上記ハンドルの筒部を没入状態に保持し、
    解錠時に上記筒部に没入して上記ハンドルを突出並びに
    回動可能にするピンを設けたシリンダ錠付のハンドル装
    置において、上記ハンドルの筒部にストッパ挿入用孔を
    設け、該ストッパ挿入用孔に貫設される枢軸にストッパ
    の中央部を枢着し、該ストッパの一側に、上記シリンダ
    錠の外周面に設けられた凹凸面に係脱可能な凸条を設
    け、上記ストッパの他側にストッパ係合解除用の手動操
    作部を形成し、上記凸条を上記凹凸面に係合する方向に
    付勢するばねを上記筒部に設け、解錠時において、上記
    手動操作部を押動することにより、上記ストッパが上記
    枢軸を中心として回動して上記凹凸面との係合が解除さ
    れることを特徴とするハンドル装置。
JP1990031912U 1990-03-29 1990-03-29 ハンドル装置 Expired - Lifetime JPH0735061Y2 (ja)

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JP1990031912U JPH0735061Y2 (ja) 1990-03-29 1990-03-29 ハンドル装置

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JPH03123061U JPH03123061U (ja) 1991-12-16
JPH0735061Y2 true JPH0735061Y2 (ja) 1995-08-09

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