JPH0734766A - ベネシャンブラインドのスラット開閉装置 - Google Patents
ベネシャンブラインドのスラット開閉装置Info
- Publication number
- JPH0734766A JPH0734766A JP18365393A JP18365393A JPH0734766A JP H0734766 A JPH0734766 A JP H0734766A JP 18365393 A JP18365393 A JP 18365393A JP 18365393 A JP18365393 A JP 18365393A JP H0734766 A JPH0734766 A JP H0734766A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tilter
- ladder cord
- ball chain
- drum
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】スラット傾斜限度以上にチルター軸を回転させ
ても、ブラインドが破損するおそれのないベネシャンブ
ラインドのスラット開閉装置を提供する。 【構成】ラダーコード13の上端部を上ラダーコード13a
としてボールチェーンから形成し、チルター軸11と一体
のチルタードラム12にボールチェーンとかみ合う係合溝
14を刻設し、ヘッドボックス10にチルタードラム12の上
面を覆うカバー18を設け、そのカバーにボールチェーン
の上面に沿うガイド19を上方に弾性変形可能に形成し
た。
ても、ブラインドが破損するおそれのないベネシャンブ
ラインドのスラット開閉装置を提供する。 【構成】ラダーコード13の上端部を上ラダーコード13a
としてボールチェーンから形成し、チルター軸11と一体
のチルタードラム12にボールチェーンとかみ合う係合溝
14を刻設し、ヘッドボックス10にチルタードラム12の上
面を覆うカバー18を設け、そのカバーにボールチェーン
の上面に沿うガイド19を上方に弾性変形可能に形成し
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスラットの昇降及び開閉
を独立に操作するベネシャンブラインドのスラット開閉
装置の改良に関するものである。
を独立に操作するベネシャンブラインドのスラット開閉
装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スラットの昇降操作とは独立してスラッ
トを開閉操作することができる方式のベネシャンブライ
ンドは、実開平4−31997号等によって公知であ
る。その開閉装置はヘッドボックス内を長手方向に延長
するチルター軸と、そのチルター軸に固定したチルター
ドラムと、そのチルタードラムに上端部を掛けたラダー
コードからなる。チルター軸を一方へ回動すると、ラダ
ーコードの前後コードがずれて横糸が一方へ傾斜し、横
糸の上にのせたスラットが横糸と共に一方へ傾斜し、チ
ルター軸を他方へ回動すると、同様にしてスラットが他
方へ傾斜することによりスラットが開閉する。
トを開閉操作することができる方式のベネシャンブライ
ンドは、実開平4−31997号等によって公知であ
る。その開閉装置はヘッドボックス内を長手方向に延長
するチルター軸と、そのチルター軸に固定したチルター
ドラムと、そのチルタードラムに上端部を掛けたラダー
コードからなる。チルター軸を一方へ回動すると、ラダ
ーコードの前後コードがずれて横糸が一方へ傾斜し、横
糸の上にのせたスラットが横糸と共に一方へ傾斜し、チ
ルター軸を他方へ回動すると、同様にしてスラットが他
方へ傾斜することによりスラットが開閉する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スラットが傾斜限度に
達した後も、それに気付かずにチルター軸を回転させる
と、ブラインドを破損させるおそれがある。本発明はこ
の問題を解決するためになされたものであり、その目的
とするところは、スラットが傾斜限度に達した後にチル
ター軸を無理に回転させてもブラインドが破損するおそ
れのない装置を提供することにある。
達した後も、それに気付かずにチルター軸を回転させる
と、ブラインドを破損させるおそれがある。本発明はこ
の問題を解決するためになされたものであり、その目的
とするところは、スラットが傾斜限度に達した後にチル
ター軸を無理に回転させてもブラインドが破損するおそ
れのない装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明が採用する手段は、ラダーコードの最上段の
横糸よりも上の部分をボールチェーン又はタイミングベ
ルトから形成し、チルタードラムにそのボールチェーン
又はタイミングベルトとかみ合う係合溝を設け、チルタ
ードラムの周面上部を覆うカバーをヘッドボックスに取
り付け、そのカバーにボールチェーン又はタイミングベ
ルトに沿うガイドを上方へ弾性的に変形可能に形成し、
ボールチェーン又はタイミングベルトが係合溝からのり
出すことができるようにしたことにある。
め、本発明が採用する手段は、ラダーコードの最上段の
横糸よりも上の部分をボールチェーン又はタイミングベ
ルトから形成し、チルタードラムにそのボールチェーン
又はタイミングベルトとかみ合う係合溝を設け、チルタ
ードラムの周面上部を覆うカバーをヘッドボックスに取
り付け、そのカバーにボールチェーン又はタイミングベ
ルトに沿うガイドを上方へ弾性的に変形可能に形成し、
ボールチェーン又はタイミングベルトが係合溝からのり
出すことができるようにしたことにある。
【0005】
【作用】チルター軸を回転駆動すると、チルタードラム
が回転し、そのチルタードラムのボールチェーン係合溝
にはめたボールチェーンが回る。このとき、チルタード
ラムに掛けたボールチェーンの外周上面はガイドに沿う
から、ボールチェーンは張力が小さくても、係合溝から
外れずに確実に回る。ボールチェーンが回ると、ラダー
コードの前後がずれて横糸が傾斜し、横糸が支えるスラ
ットも共に傾斜する。スラットの傾斜が限度に達する
と、ラダーコードの前後はずれないから、ボールチェー
ンは回ることができなくなる。それでもチルター軸を無
理に回転させようとすると、ボールチェーンは係合溝か
らのり出してガイドを押し上げるから、ボールチェーン
は回らずに、チルタードラムだけがチルター軸と共に空
転する。このように、チルター軸を無理に回転させる
と、チルタードラムが空転してブラインドの破損を未然
に防止する。
が回転し、そのチルタードラムのボールチェーン係合溝
にはめたボールチェーンが回る。このとき、チルタード
ラムに掛けたボールチェーンの外周上面はガイドに沿う
から、ボールチェーンは張力が小さくても、係合溝から
外れずに確実に回る。ボールチェーンが回ると、ラダー
コードの前後がずれて横糸が傾斜し、横糸が支えるスラ
ットも共に傾斜する。スラットの傾斜が限度に達する
と、ラダーコードの前後はずれないから、ボールチェー
ンは回ることができなくなる。それでもチルター軸を無
理に回転させようとすると、ボールチェーンは係合溝か
らのり出してガイドを押し上げるから、ボールチェーン
は回らずに、チルタードラムだけがチルター軸と共に空
転する。このように、チルター軸を無理に回転させる
と、チルタードラムが空転してブラインドの破損を未然
に防止する。
【0006】
【実施例】本発明の装置を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1に示すように、ベネシャンブラインドの
ヘッドボックス10の内部をその長手方向にチルター軸11
が通る。チルター軸11にチルタードラム12を固定し、そ
のチルタードラムに上ラダーコード13aを掛ける。上ラ
ダーコード13aはボールチェーンであり、ラダーコード
13の最上段の横意と6よりも上の部分を形成する。
説明する。図1に示すように、ベネシャンブラインドの
ヘッドボックス10の内部をその長手方向にチルター軸11
が通る。チルター軸11にチルタードラム12を固定し、そ
のチルタードラムに上ラダーコード13aを掛ける。上ラ
ダーコード13aはボールチェーンであり、ラダーコード
13の最上段の横意と6よりも上の部分を形成する。
【0007】図2に示すように、チルタードラム12の中
央周面にはボールチェーン溝14を刻設してあるから、図
1に示すように、上ラダーコード13aのボール15はチル
タードラム12のボールチェーン溝14にはまる。ラダーコ
ード13の上ラダーコード13aよりも下の部分は通常の前
後コード23であり、その前後コードを渡る横糸16はスラ
ット17を下支えする。ヘッドボックス10の上部開口にチ
ルタードラム12を覆うカバー18をはめる。カバー18の下
面にボールチェーンの外周輪郭より少し大きな内周輪郭
を持つガイド19を一体に形成する。このガイド19は上方
へ弾性変形することができるように設ける。チルター軸
11を回転駆動すると、ラダーコード13の前後コード23の
前後がずれて横糸16がスラット17と共に傾斜する。
央周面にはボールチェーン溝14を刻設してあるから、図
1に示すように、上ラダーコード13aのボール15はチル
タードラム12のボールチェーン溝14にはまる。ラダーコ
ード13の上ラダーコード13aよりも下の部分は通常の前
後コード23であり、その前後コードを渡る横糸16はスラ
ット17を下支えする。ヘッドボックス10の上部開口にチ
ルタードラム12を覆うカバー18をはめる。カバー18の下
面にボールチェーンの外周輪郭より少し大きな内周輪郭
を持つガイド19を一体に形成する。このガイド19は上方
へ弾性変形することができるように設ける。チルター軸
11を回転駆動すると、ラダーコード13の前後コード23の
前後がずれて横糸16がスラット17と共に傾斜する。
【0008】図3に示すように、スラット17が傾斜限度
に達した後も、チルター軸11を回転駆動し続けると、ラ
ダーコード13の最後はもはやずれないから、上ラダーコ
ード13aのボールチェーンがチルタードラム12のボール
チェーン溝14からカバー18のガイド19を押し上げて外方
にのり出し、チルター軸11とチルタードラム12が空転す
る。したがって、スラット17の開閉限度をこえる過大な
操作をしても、ベネシャンブラインドが破損するおそれ
はない。
に達した後も、チルター軸11を回転駆動し続けると、ラ
ダーコード13の最後はもはやずれないから、上ラダーコ
ード13aのボールチェーンがチルタードラム12のボール
チェーン溝14からカバー18のガイド19を押し上げて外方
にのり出し、チルター軸11とチルタードラム12が空転す
る。したがって、スラット17の開閉限度をこえる過大な
操作をしても、ベネシャンブラインドが破損するおそれ
はない。
【0009】図4及び図5に示すように、チルタードラ
ム12にタイミングベルト溝20を刻設し、ラダーコード13
の最上段横糸16よりも上の上ラダーコード13aをタイミ
ングベルトにしてもよい。
ム12にタイミングベルト溝20を刻設し、ラダーコード13
の最上段横糸16よりも上の上ラダーコード13aをタイミ
ングベルトにしてもよい。
【0010】
【発明の効果】上記のとおり、本発明の装置はラダーコ
ード上端部をボールチェーン又はタイミングベルトとし
てチルタードラムの係合溝に掛け、スラットが傾斜限度
をこえた後もチルター軸を無理に回転させようとする
と、ラダーコード上端部がチルタードラムからのり出し
てチルタードラムを空転させるから、従来のラダーコー
ド上端部をチルタードラムに掛け止めしていたものとは
異なり、チルター軸の無理な回転によるブラインドの破
損は未然に防止されるという優れた効果を奏する。
ード上端部をボールチェーン又はタイミングベルトとし
てチルタードラムの係合溝に掛け、スラットが傾斜限度
をこえた後もチルター軸を無理に回転させようとする
と、ラダーコード上端部がチルタードラムからのり出し
てチルタードラムを空転させるから、従来のラダーコー
ド上端部をチルタードラムに掛け止めしていたものとは
異なり、チルター軸の無理な回転によるブラインドの破
損は未然に防止されるという優れた効果を奏する。
【図1】は本発明の一実施例の装置を備えたベネシャン
ブラインドの要部側断面図、
ブラインドの要部側断面図、
【図2】は図1のチルタードラムの斜視図、
【図3】は図1のブラインドのスラット軸をスラット傾
斜限度以上に回転させた状態を示す図、
斜限度以上に回転させた状態を示す図、
【図4】は別の実施例の図1に相当する図、
【図5】は別の実施例の図2に相当する図、
10:ヘッドボックス、11:チルター軸、12:チルタード
ラム、13:ラダーコード、13a:上ラダーコード、14:
係合溝、16:横糸、17:スラット、18:カバー、19:ガ
イド
ラム、13:ラダーコード、13a:上ラダーコード、14:
係合溝、16:横糸、17:スラット、18:カバー、19:ガ
イド
Claims (1)
- 【請求項1】ヘッドボックス(10)と、前記ヘッドボッ
クス内を長手方向に延長するチルター軸(11)と、前記
チルター軸に一体回転するように取り付けたチルタード
ラム(12)と、前記チルタードラムに掛けたラダーコー
ド(13)と、前記ラダーコードの横糸(16)にのせたス
ラット(17)とを備えたスラット開閉装置であって、前
記ラダーコード(13)の最上段の横糸よりも上の部分を
上ラダーコード(13a)としてボールチェーン又はタイ
ミングベルトから形成し、前記チルタードラム(12)に
前記ボールチェーン又はタイミングベルトとかみ合う係
合溝(14)を刻設し、前記ヘッドボックス(10)に前記
チルタードラムの上面を覆うカバー(18)を取り付け、
前記カバーに前記上ラダーコード(13a)のボールチェ
ーン又はタイミングベルトの上面に沿うガイド(19)を
上方へ弾性変形可能に形成して前記上ラダーコードが前
記係合溝からのり出すことができるようにしたことを特
徴とするベネシャンブラインドのスラット開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18365393A JPH0734766A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | ベネシャンブラインドのスラット開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18365393A JPH0734766A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | ベネシャンブラインドのスラット開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0734766A true JPH0734766A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16139573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18365393A Pending JPH0734766A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | ベネシャンブラインドのスラット開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734766A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010261174A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | 日射遮蔽装置の操作装置 |
-
1993
- 1993-07-26 JP JP18365393A patent/JPH0734766A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010261174A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | 日射遮蔽装置の操作装置 |
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