JPH0734710Y2 - パンチ刃付定規 - Google Patents

パンチ刃付定規

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Publication number
JPH0734710Y2
JPH0734710Y2 JP138193U JP138193U JPH0734710Y2 JP H0734710 Y2 JPH0734710 Y2 JP H0734710Y2 JP 138193 U JP138193 U JP 138193U JP 138193 U JP138193 U JP 138193U JP H0734710 Y2 JPH0734710 Y2 JP H0734710Y2
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JP
Japan
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ruler
movable body
punch
elastic member
blade
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP138193U
Other languages
English (en)
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JPH0657694U (ja
Inventor
博茂 佐藤
Original Assignee
三幸製図機械製作株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三幸製図機械製作株式会社 filed Critical 三幸製図機械製作株式会社
Priority to JP138193U priority Critical patent/JPH0734710Y2/ja
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  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、書類に穴をあけるパン
チの機能を備えたパンチ付定規に関する。
【0002】
【従来の技術】定規は線を引き或いは長さを測ることを
主たる目的とするものであり、一般家庭、学校、会社等
多方面で日常的に使用されているが、従来使用されてい
る定規には、上記定規本来の目的から全く離れた使用目
的のための構成を付加したものはほとんど見受けられな
い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のように定規は一
般家庭、学校、会社等多方面で日常的に使用されている
が、例えば、定規を使用して表等を作成したり或いは書
類の整理をしているとき、僅か枚数の書類をファイルす
る必要が生じる場合がある。このような場合、この書類
をパンチで穴をあけファイルに綴じるが、定規にあって
は、各個人が自己の専用の定規を所持しているものの、
パンチにあってはその使用頻度が定規に比較し特定な業
務を除き遥かに少なく、また定規よりも場所をとるた
め、各個人が自己の専用のパンチを持つといったことは
ほとんどなく、学校や会社にあっては何人に1個、また
家庭に1個といたぐあいであり、所定の場所に備えられ
ている。 このため、僅かな枚数の書類をファイルする
にも一々所定の場所にパンチを取りに行かねばならず、
また使用後は元の場所に返しておかなければならないこ
とから結構面倒であり、特に忙しい時などはその感を一
層強く持つ。
【0004】本考案は上記点に鑑み、常時机上に置いた
り、携帯して身近にある定規にパンチ機能をもたせ、僅
かな枚数の書類の穴明けを容易に行えるようにすること
を解決課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するため、定規本体の上面適位置に、可動体を上下動可
能に設けるとともに弾性部材により定規本体の上面から
所定の間隔をあけるように付勢し、この可動体の下面適
位置にパンチ刃を設け、一方前記定規本体には前記パン
チ刃に対向する位置にパンチ刃が嵌合可能なパンチ穴を
設けた構成とした。
【0006】
【作用】本考案によれば、定規本来の使用のほかに、定
規本体と可動体の間に書類を挿入し、弾性部材の弾発力
に抗して可動体を押し下げることにより、可動体の下面
に設けたパンチ刃が前記書類を打抜いて定規本体に設け
たパンチ穴に嵌合し、これにより前記書類に綴穴があけ
られる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1、図2は本考案の一実施例を示す
ものであり、1は一辺に目盛り2が刻んである直尺の定
規本体、3は定規本体1の他辺側の所定の位置に立設し
た支持杆、4はその前後の長さが前記定規本体1の幅
(長さ方向に直交する幅)より短く形成された板状の可
動体である。この可動体4の後端側には、前記定規本体
1の他辺側の所定の位置に立設した支持杆3に対応する
位置に支持杆3を挿入する穴5が形成され、可動体4は
この穴5に挿入した支持杆3により全体が上下方向に概
ね平行移動可能に支持されている。
【0008】6は前記定規本体1と可動体4との間に介
装されて可動体4を上方に付勢している弾性部材、7は
弾性部材6により上方に付勢された可動体4が支持杆3
から抜出すのを防止するために支持杆3の上端に設けら
れたストッパである。8は前記可動体4の前端側の下面
に下方に突出させて設けた一対のパンチ刃である。この
一対のパンチ刃8は前記定規本体1の目盛り2を刻んだ
辺と平行に配置されており、そして一対のパンチ刃8の
中央が前記目盛り2により認識できるように配置されて
いる。9は前記定規本体1の上面に設けた一対のパンチ
穴であり、金属環により形成されている。このパンチ穴
9は前記可動体4に設けたパンチ刃8に対向する位置に
設けられている。
【0009】上記実施例によれば、可動体4は弾性部材
6により上方に付勢されて定規本体1の上面から上方に
所定間隔をあけて保持され、この可動体4を弾性部材6
の弾発力に抗して押し下げると、可動体4は支持杆1に
ガイドされて全体が下方に平行移動し、可動体4の下面
に設けたパンチ刃8が定規本体1の上面に設けたパンチ
穴9に嵌合する。
【0010】しかして、定規本体1と可動体4の間に書
類を挿入し、可動体4を押し下げることにより、可動体
4の下面に設けたパンチ刃1が前記書類を打抜いて定規
本体1に設けたパンチ穴9に嵌合し、これにより前記書
類に綴穴があけられる。
【0011】また、定規本体1と可動体4の間への書類
の挿入に際し、一対のパンチ刃8は前記定規本体1の目
盛り2を刻んだ辺と平行に配置されており、そして一対
のパンチ刃8の中央が前記目盛り2により認識できるよ
うに配置されているので、この目盛り2により書類の位
置決めが正しく行うことがでえ、例えば書類を半分に折
ったりしなくとも書類の所定の位置にパンチ穴を容易に
且つ確実にあけることができる。
【0012】図3は本考案の他の実施の一例を示すもの
で、可動体4が定規本体1にその一端側を支点として上
下方向に回動自在に設けられた実施例を示す。この実施
例は、可動体4の後端が定規本体1の他辺の所定の位置
に立設した支持体10に上下方向に回動自在に軸着され
ている。そして可動体4は、可動体4と定規本体1との
間に介装した弾性部材6により、上方に付勢されてい
る。
【0013】この実施例によれば、可動体4は弾性部材
6により上方に付勢されて定規本体1の上面から上方に
所定間隔をあけて保持され、この可動体4を弾性部材6
の弾発力に抗して押し下げると、可動体4は支持体10
との軸着部を支点として下方に回動し、可動体4の下面
に設けたパンチ刃8が定規本体1の上面に設けたパンチ
穴9に嵌合する。
【0014】図4は本考案の他の実施の一例を示すもの
で、図3に示す実施例と同様、可動体4が定規本体1に
その一端側を支点として上下方向に回動自在に設けられ
た実施例を示す。この実施例は、可動体4の後端が定規
本体1の他辺の所定の位置に立設した板状の弾性部材6
に固着されている。そして可動体4は前記板状の弾性部
材6の弾発力により定規本体1の上面から上方に所定間
隔をあけて保持され、可動体4を下方に押し下げると、
前記板状の弾性部材6がその弾発力に抗して曲り、可動
体4は弾性部材6を支点として下方に回動するようにな
ている。
【0015】この実施例によれば、可動体4は弾性部材
6により定規本体1の上面から上方に所定間隔をあけて
保持され、この可動体4を弾性部材6の弾発力に抗して
押し下げると、可動体4は弾性部材6を支点として下方
に回動し、可動体4の下面に設けたパンチ刃8が定規本
体1の上面に設けたパンチ穴9に嵌合する。
【0016】なお、上記実施例では、定規本体1は一辺
に目盛り2が刻んである直尺の定規となっているが、こ
れに限定されるものではない。
【0017】
【考案の効果】以上にように本考案によれば、常時机上
に置いたり、携帯して身近にある定規にパンチ機能をも
たせたので、書類をファイルする必要が生じた場合、一
々専用のパンチを取りに行かなくても、その場で簡単に
書類の穴あけをすることができることから頗る便利であ
り、更には構成が簡単なので製造が容易であり、安価に
得ることができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】本考案の他の実施の一例を示す断面図である。
【図4】本考案の他の実施の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1………………………………………………………………
……………定規本体 2………………………………………………………………
……………目盛り 3………………………………………………………………
……………支持杆 4………………………………………………………………
……………可動体 5………………………………………………………………
……………穴 6………………………………………………………………
……………弾性部材 7………………………………………………………………
……………ストッパ 8………………………………………………………………
……………パンチ刃 9………………………………………………………………
……………パンチ穴 10……………………………………………………………
……………支持体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定規本体の上面適位置に、可動体を上下
    動可能に設けるとともに弾性部材により定規本体の上面
    から所定の間隔をあけるように付勢し、この可動体の下
    面適位置にパンチ刃を設け、一方前記定規本体には前記
    パンチ刃に対向する位置にパンチ刃が嵌合可能なパンチ
    穴を設けたことを特徴とするパンチ刃付定規。
  2. 【請求項2】 可動体は全体が上下方向に平行移動する
    ように設けたことを特徴とする請求項1記載のパンチ刃
    付定規。
  3. 【請求項3】 可動体はその一端側を支点として上下方
    向に回動自在に設けたことを特徴とする請求項1記載の
    パンチ刃付定規。
JP138193U 1993-01-22 1993-01-22 パンチ刃付定規 Expired - Lifetime JPH0734710Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP138193U JPH0734710Y2 (ja) 1993-01-22 1993-01-22 パンチ刃付定規

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP138193U JPH0734710Y2 (ja) 1993-01-22 1993-01-22 パンチ刃付定規

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0657694U JPH0657694U (ja) 1994-08-09
JPH0734710Y2 true JPH0734710Y2 (ja) 1995-08-09

Family

ID=11499911

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JP138193U Expired - Lifetime JPH0734710Y2 (ja) 1993-01-22 1993-01-22 パンチ刃付定規

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