JP3078369U - インデックスゲージ - Google Patents

インデックスゲージ

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JP3078369U JP2000008888U JP2000008888U JP3078369U JP 3078369 U JP3078369 U JP 3078369U JP 2000008888 U JP2000008888 U JP 2000008888U JP 2000008888 U JP2000008888 U JP 2000008888U JP 3078369 U JP3078369 U JP 3078369U
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孝俊 武本
和裕 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インデックス用片を用紙の側縁の所定位置に正
確かつ簡易に配置することができるインデックスゲージ
を提供する。 【解決手段】第1ゲージ20により用紙10の側縁11
を位置決めし、また、第1ゲージ20により第2ゲージ
30を案内して、第1ゲージ20の目印部35が用紙1
0の側縁11に沿って所定の間隔で配されるようにし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、用紙の側縁の所定位置にインデックス用片を前記用紙の側縁から突 出した状態で配置するためのインデックスゲージに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用紙の側縁の所定位置にインデックス用片を突出した状態で配置するに は、例えば、用紙の側縁に沿って物差しをあてがい、物差し(ゲージ)の目盛を 基準にして、インデックス用片の配置すべき所定位置を割り出し、割り出された 位置にインデックス用片を配するようにしている。
【0003】 具体的には、片手で用紙の側縁に沿って物差しをあてがいながら、他方の手で インデックス用片を所定位置に配置するものである。
【0004】 このようにして、各用紙の側縁の所定位置にインデックス用片を配置して、貼 着することにより、各用紙の側縁を揃えたとき、用紙の側縁に沿って所定の間隔 でインデックス用片が配されるようになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術では、用紙を替える度に、用紙の側縁に 沿ってあてがわれる物差しが用紙の側縁に沿って多少ずれ易く、用紙の側縁に正 確に物差しをあてるようにすると、困難さが増し、複数のインデックス用片が用 紙の側縁の所定位置から多少ずれて貼着されると、インデックス用片の貼着され た用紙を含めて書類として整えたとき、用紙の側縁に沿った方向のインデックス 用片同士の間隔に広狭が生じて一定にならず、書類の外観が低下する要因になる という問題点があった。
【0006】 本考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、用紙の側縁の 所定位置に正確かつ簡易にインデックス用片を配置することができるインデック スゲージを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本考案の要旨とするところは、次の各項の考案に 存する。 [1]用紙(10)の側縁(11)の所定位置にインデックス用片(15)を前 記用紙(10)の側縁(11)から突出した状態で配置するためのインデックス ゲージにおいて、 前記用紙(10)の側縁(11)を位置決めする第1ゲージ(20)と、直線 方向に所定の間隔で目印部(35)が形成された第2ゲージ(30)とを有し、 前記第1ゲージ(20)は、前記第2ゲージ(30)の目印部(35)が前記 用紙(10)の側縁(11)に沿って前記所定の間隔で配されるように前記第2 ゲージ(30)を案内するものであることを特徴とするインデックスゲージ。
【0008】 [2]用紙(10)の側縁(11)の所定位置にインデックス用片(15)を前 記用紙(10)の側縁(11)から突出した状態で配置するためのインデックス ゲージにおいて、 前記用紙(10)の少なくとも1つの角部(12)を角案内部(25)が案内 して、前記用紙(10)の側縁(11)を位置決めする第1ゲージ(20)と、 直線方向に所定の間隔で目印部(35)が形成された第2ゲージ(30)とを有 し、 前記第1ゲージ(20)は、前記第2ゲージ(30)の目印部(35)が前記 用紙(10)の側縁(11)に沿って前記所定の間隔で配されるように前記第2 ゲージ(30)を前記角案内部(25)の少なくとも1つにより案内するもので あることを特徴とするインデックスゲージ。
【0009】 [3]用紙(10)の側縁(11)の所定位置にインデックス用片(15)を前 記用紙(10)の側縁(11)から突出した状態で配置するためのインデックス ゲージにおいて、 矩形状の台座(21)を有し、当該台座(21)の四隅に形成された角案内部 (25)が前記用紙(10)の4つの角部(12)を案内して、前記用紙(10 )の側縁(11)を位置決めする第1ゲージ(20)と、矩形状のプレート(3 1)に形成され、当該プレート(31)の辺部(32)に当該辺部(32)に沿 って所定の間隔で目印部(35)が形成された第2ゲージ(30)とを有し、 前記第1ゲージ(20)は、前記用紙(10)の側縁(11)の両端部である 角部(12)を案内可能な前記台座(21)の両隅に形成された角案内部(25 )により前記プレート(31)の辺部(32)の両端部(33)を案内し、前記 プレート(31)の辺部(32)が前記用紙(10)の側縁(11)に沿ってあ てがわれて、前記目印部(35)が前記用紙(10)の側縁(11)に沿って前 記所定の間隔で配されるようにしたものであることを特徴とするインデックスゲ ージ。
【0010】 [4]用紙(10)の側縁(11)の所定位置にインデックス用片(15)を前 記用紙(10)の側縁(11)から突出した状態で配置するためのインデックス ゲージにおいて、 前記用紙(10)の側縁(11)を位置決めするための第1ゲージ(20)と 、直線方向に所定の間隔で目印部(35)が形成された第2ゲージ(30)とを 有し、 前記第2ゲージ(30)は、前記第1ゲージ(20)に対して位置決めされて いる状態で、前記目印部(35)が前記用紙(10)の側縁(11)に沿って前 記所定の間隔で配されるようにしたものであることを特徴とするインデックスゲ ージ。
【0011】 [5]前記目印部(35)は、前記インデックス用片(15)の糊代部(17) の嵌め込まれる嵌合凹部(36)を有していることを特徴とする[1]、[2] 、[3]または[4]に記載のインデックスゲージ。
【0012】 [6]前記第2ゲージ(30)は、前記インデックス用片(15)の周縁(16 )を前記所定位置に案内する案内部(38)と、当該所定位置で前記インデック ス用片(15)の周縁(16)に係止して当該インデックス用片(15)を仮支 持する係止部(39)とを有することを特徴とする[1]、[2]、[3]また は[4]に記載のインデックスゲージ。
【0013】 [7]前記目印部(35)は前記矩形状のプレート(31)の両辺部(32)に それぞれ前記所定の間隔で形成されており、 前記プレート(31)の両辺部(32)において、前記所定の間隔は互いに異 なるものであることを特徴とする[3]に記載のインデックスゲージ。
【0014】 [8]前記第2ゲージ(30)は、前記第1ゲージ(20)に対して位置決めさ れている状態で当該第1ゲージ(20)に固定されているものであることを特徴 とする[4]に記載のインデックスゲージ。
【0015】 [9]前記第2ゲージ(30)は、前記第1ゲージ(20)に対して位置決めさ れている状態である決定位置と、当該決定位置から変位して前記第1ゲージ(2 0)による用紙(10)の側縁(11)の位置決めを可能にする非決定位置とに 揺動可能に前記第1ゲージ(20)に支持されているものであることを特徴とす る[4]に記載のインデックスゲージ。
【0016】 次に、前記各項に記載された考案の作用について説明する。 インデックスゲージは、用紙(10)の側縁(11)の所定位置にインデック ス用片(15)を用紙(10)の側縁(11)から突出した状態で配置するため のものである。インデックスゲージは、第1ゲージ(20)および第2ゲージ( 30)から成り、第2ゲージ(30)には直線方向に所定の間隔で目印部(35 )が形成されている。
【0017】 例えば、先ず、第1ゲージ(20)により用紙(10)の側縁(11)を位置 決めする。次に、第1ゲージ(20)により第2ゲージ(30)を案内して、第 1ゲージ(20)の目印部(35)が用紙(10)の側縁(11)に沿って所定 の間隔で配されるようになる。この所定の間隔で配された目印部(35)の所定 の1つにインデックス用片(15)を合わせれば、インデックス用片(15)を 用紙(10)の側縁(11)の所定位置に簡易に配置して貼着することができる 。
【0018】 第1ゲージ(20)による用紙(10)の位置決め、同じく第1ゲージ(20 )による第2ゲージ(30)の位置決めには、様々なものがあるが、例えば、第 1ゲージ(20)の角案内部(25)が、用紙(10)の少なくとも1つの角部 (12)を案内することで、用紙(10)の側縁(11)が位置決めされる。ま た、例えば、第1ゲージ(20)の角案内部(25)の少なくとも1つが、第2 ゲージ(30)を案内することで、第2ゲージ(30)が位置決めされる。
【0019】 このように、用紙(10)の側縁(11)や第2ゲージ(30)の位置決めに は、第1ゲージ(20)の角案内部(25)が用られるが、第1ゲージ(20) が矩形状の台座(21)を有し、その台座(21)の中に用紙(10)を嵌め込 むようにすることで、台座(21)の四隅に形成された角案内部(25)が用紙 (10)の4つの角部(12)をそれぞれ案内し、それにより、用紙(10)の 側縁(11)が位置決めされるようにしてもよい。
【0020】 また、第2ゲージ(30)を矩形状のプレート(31)に形成し、用紙(10 )の側縁(11)の両端部である角部(12)を案内可能な台座(21)の両隅 に形成された角案内部(25)が、プレート(31)の辺部(32)の両端部( 33)を案内し、それにより、第2ゲージ(30)が位置決めされ、プレート( 31)の辺部(32)が用紙(10)の側縁(11)に沿ってあてがわれるよう になる。
【0021】 第2ゲージ(30)のプレート(31)を用紙(10)と同じ大きさのものに し、プレート(31)の4つの角部(12)を台座(21)の四隅に形成された 角案内部(25)でそれぞれ案内するようにしてもよい。
【0022】 以上は、第2ゲージ(30)が第1ゲージ(20)に案内されるものであるが 、第2ゲージ(30)が第1ゲージ(20)に案内されるものに限らない。イン デックス用片(15)を配置するときに、第2ゲージ(30)が第1ゲージ(2 0)に対して位置決めされている状態であればよい。すなわち、第2ゲージ(3 0)が第1ゲージ(20)に対して位置決めされている状態である決定位置で第 2ゲージ(30)が第1ゲージ(20)に固定されていてもよく、第2ゲージ( 30)が第1ゲージ(20)に対して位置決めされていない状態である非決定位 置と決定位置とに揺動可能に第1ゲージ(20)に揺動可能に支持されていても よい。また、第2ゲージ(30)の非決定位置では、第1ゲージ(20)による 用紙(10)の側縁(11)の位置決めを可能にしている。
【0023】 第2ゲージ(30)の目印部(35)は、プレート(31)の辺部(32)に 設けられた単なる目盛であってもよいが、目印部(35)として嵌合凹部(36 )を形成し、その嵌合凹部(36)にインデックス用片(15)の糊代部(17 )を嵌め込むようにすれば、インデックス用片(15)の糊代部(17)が嵌合 凹部(36)に案内され、インデックス用片(15)の配置がより正確なものと なる。
【0024】 このようにインデックス用片(15)の糊代部(17)だけを案内するのでな く、インデックス用片(15)の周縁(16)を案内するようにしてもよい。す なわち、第2ゲージ(30)が案内部(38)を有し、その案内部(38)がイ ンデックス用片(15)の周縁(16)を所定位置に案内すればよい。所定位置 に案内されたインデックス用片(15)の周縁(16)は第2ゲージ(30)の 係止部(39)に係止し、それにより、インデックス用片(15)が仮支持され る。インデックス用片(15)を仮支持しておけば、インデックス用片(15) を用紙(10)に貼着するまでの間、インデックス用片(15)を手で支持しな くても、インデックス用片(15)を用紙(10)の側縁(11)の所定位置に 保持することができ、インデックス用片(15)の配置作業がし易くなる。
【0025】 この第2ゲージ(30)の係止部(39)は、インデックス用片(15)を仮 支持しているだけなので、インデックス用片(15)を用紙(10)の側縁(1 1)に仮付けした後に、用紙(10)の側縁(11)にあてがわれていた第2ゲ ージ(30)を外せば、仮支持されたインデックス用片(15)が第2ゲージ( 30)の係止部(39)から簡単に外れるようになる。
【0026】 また、第2ゲージ(30)が矩形状のプレート(31)に形成されるものでは 、プレート(31)の両辺部(32)に目印部(35)を所定の間隔で形成し、 その所定の間隔をプレート(31)の両辺部(32)で異なるようにすれば、1 つの第2ゲージ(30)により、インデックス用片(15)の異なる配置ができ る。
【0027】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案の一実施の形態を説明する。 図1〜図4は本考案の一実施の形態を示している。 図1は本考案の第1実施の形態に係るインデックスゲージの分解斜視図であり 、図2(a)はインデックスゲージの正面図であり、図2(b)は同じく底面図 である。
【0028】 図1および図2に示すように、本実施の形態に係るインデックスゲージは、用 紙10の側縁11の所定位置にインデックス用片15を用紙10の側縁11から 突出した状態で配置するためのものである。
【0029】 インデックスゲージは第1ゲージ20と第2ゲージ30とから成る。第1ゲー ジ20は、用紙10が載せられる台座21を有している。用紙10の大きさに応 じて台座21は略矩形状に形成され、台座21の四隅には角案内部25がそれぞ れ形成されている。四隅の角案内部25は、用紙10の4つの角部12をそれぞ れ案内して、用紙10の側縁11を位置決めするものである。
【0030】 台座21の四隅には、L字形断面形状の突起フランジ22が突設されていて、 突起フランジ22は互いに直交を成す短フランジ23と長フランジ24とから成 り、短フランジ23と長フランジ24とから角案内部25が形成されている。
【0031】 前記位置決めすべき用紙10の側縁11が載る方の台座21の前縁部を除いて 、台座21の後縁部、上縁部および下縁部には、台座21上の用紙10の周縁( 側縁11、上縁13および下縁14)を把持し易くするための凹入部27がそれ ぞれ形成されている。
【0032】 第2ゲージ30は、矩形状のプレート31を有している。プレート31の両側 縁の一方である辺部32にはその辺部32に沿って所定の間隔で8個の目印部3 5が連設されている。目印部35は、プレート31の辺部32を凹設して成り、 インデックス用片15の糊代部17の嵌め込まれる嵌合凹部である。
【0033】 台座21の前縁部側に位置する2つの角案内部25は、プレート31の辺部3 2の両端部33を案内することで、プレート31の辺部32が用紙10の側縁1 1に沿ってあてがわれ、目印部35が用紙10の側縁11に沿って所定の間隔で 配されるようにするものである。第2ゲージ30のプレート31の中央部には、 摘み部37が凸設されている。
【0034】 例えば、用紙の大きさがA4サイズ(210×297mm)で、両開きタイプ のインデックス用片15の大きさが29×34mmで、インデックス用片15の 糊代部17が29mm側の縁に沿って3mmの幅であるとき、所定の間隔は32 (=29+3)mmであり、目印部35でもある嵌合凹部36の間口の幅は、糊 代部17の長さ29mmより0.5mmだけ大きい29.5mmで、嵌合凹部3 6の間口の奥行きは、糊代部17の3mmの幅と同じ3mmである。このように 目印部35を連設することにより、所定の間隔(32mm)で幅2.5(=32 −29.5)mmの突起部が形成されることになる。
【0035】 一方、例えば同じく、両開きタイプのインデックス用片15の大きさが23× 27mmであるものでは、所定の間隔は例えば、26mmであり、その所定の間 隔(26mm)が前記所定の間隔(32mm)より狭くなることから、プレート 31の辺部32には9個以上の目印部35が連設可能になる。図3(a)は、1 1個の目印部35が連設される第2ゲージ30のインデックスゲージの正面図で あり、図3(b)は同じく底面図である。
【0036】 次に、考案の作用について説明する。 インデックスゲージを用いて、用紙10の側縁11の所定位置にインデックス 用片15を用紙10の側縁11から突出した状態で配置するには、次の通りに行 う。
【0037】 例えば、先ず、第1ゲージ20と第2ゲージ30とを別々にしておき、第1ゲ ージ20の四隅の角案内部25と用紙10の各角部12とを対応させ、用紙10 を第1ゲージ20の台座21上に載せるようにする。このとき、四隅の角案内部 25が用紙10の各角部12を案内し、結果的に、台座21上に載せた用紙10 の側縁11が位置決めされる。
【0038】 次に、用紙10上に第2ゲージ30を載せるとともに、台座21の前縁部側に 位置し、用紙10の側縁11の両端部である角部12を案内する2つの角案内部 25に第2ゲージ30の辺部32の両端部33を嵌め込むようにし、第1ゲージ に対して第2ゲージ30を位置決めする。それにより、第2ゲージ30の辺部3 2が用紙10の側縁11にあてがわれ、第2ゲージ30の目印部35が用紙10 の側縁11に沿って所定の間隔(例えば32mmの間隔)で配されるようになる 。
【0039】 この所定の間隔で配された嵌合凹部36中の予定する1つにインデックス用片 15の糊代部17を嵌め込むようにすれば、インデックス用片15の糊代部17 が案内されて、インデックス用片15が用紙10の側縁11の所定位置に正確に 配置される。このように所定位置に配置されたインデックス用片15をそのまま 用紙10の側縁11に貼着することができる。
【0040】 以上で、用紙10の側縁11の所定位置の1つにインデックス用片15を簡易 に配置して貼着することができるが、新たな用紙10の側縁11の所定位置にイ ンデックス用片15を配置するには、同じく、新たな用紙10を台座21上に位 置決めするとともに、第2ゲージ30を位置決めして、新たな用紙10の側縁1 1に第2ゲージ30をあてがうようにする。このとき、前回の用紙10を台座2 1から除去するのでなく、前回の用紙10の上に新たな用紙10を重ねるように してもよい。台座21から用紙10を除去する際には、指を凹入部27に通すよ うにして、用紙10の側縁11、上縁13あるいは下縁14をそのまま把持する ことができる。
【0041】 次に、新たなインデックス用片15の糊代部17を嵌め込むべき第2ゲージ3 0の嵌合凹部36を、例えば、前回に嵌め込まれた嵌合凹部36の隣りの嵌合凹 部36にすることにより、インデックス用片15の貼着される用紙10の側縁1 1の所定位置が所定の間隔ずつずれることになる。このようにして、各所定位置 にインデックス用片15が貼着された用紙を含む書類DCは、インデックス用片 15が整然と並ぶことからその外観が綺麗である。図4は、このようにしてイン デックス用片15を貼着した用紙10を含む書類DCの斜視図である。
【0042】 図5は本考案の第2実施の形態を示している。 第2実施の形態では、配置すべきインデックス用片15の周縁16を案内かつ 仮支持するように第2ゲージ30を構成したものである。なお、第1実施の形態 と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
【0043】 第2ゲージ30は、インデックス用片15の周縁16を所定位置に案内する案 内部38と、その所定位置でインデックス用片15の周縁16に係止してインデ ックス用片15を仮支持する係止部39とを有する。
【0044】 すなわち、案内部38は、インデックス用片15の前縁に相当する糊代部17 だけを案内するのでなく、インデックス用片15の周縁16を案内する。そのた め、案内部38は枠形に形成されている。この案内部38にインデックス用片1 5を嵌め込むようにすれば、案内部38にインデックス用片15の周縁16が案 内され、インデックス用片15の姿勢が矯正され、インデックス用片15が傾い たり曲がったりすることない姿勢で所定位置に配置される。
【0045】 係止部39は、案内部38の後側の枠部にあって、案内部38の枠内に舌片状 に突設したものであり、前記所定位置に配置されたインデックス用片15の周縁 16の後縁(前記糊代部17とは反対側の糊代部)を係止する。それにより、イ ンデックス用片15が仮支持される。インデックス用片15が仮支持されること で、インデックス用片15を用紙10の側縁11に貼着するまでの間、インデッ クス用片15を手で保持しなくても済み、インデックス用片15の配置並びに貼 着作業がし易くなる。
【0046】 また、インデックス用片15の配置においては、第2ゲージ30の係止部39 がインデックス用片15の後縁のみを仮支持しているだけなので、インデックス 用片15の糊代部17を用紙10の側縁11に仮付けした後に、用紙10の側縁 11にあてがわれていた第2ゲージ30を外せば、インデックス用片15の周縁 16の後縁(糊代部17とは反対側の糊代部)が係止部39から簡単に外れるよ うになる。
【0047】 一方、第2ゲージ30の案内部38の枠を小さめに形成し、案内部38にしイ ンデックス用片15を固めに嵌め込むようにして、インデックス用片15の周縁 16と案内部38との摩擦力で、インデックス用片15を仮支持するようにして もよい。その際には、案内部38が係止部39を兼ねるようになる。
【0048】 図6は、本考案の第3の実施の形態を示している。 第3の実施の形態では、第2ゲージ30が第1ゲージ20に対して位置決めさ れている状態で第1ゲージ20に固定されているものである。したがって、前記 第1および第2の実施の形態のように、第2ゲージ30が第1ゲージ20に案内 されるものではない。
【0049】 第1ゲージ20と第2ゲージ30との間には、1枚または所定の複数枚の用紙 10の差し込み可能な隙間SLが形成されている。隙間SLが複数枚の用紙10 の差し込みが可能なものでは、インデックス用片15の配置かつ貼着の行われた 用紙10の上に新たな用紙10を重ねるようにして差し込めばよい。用紙10を 第1ゲージ10に位置決めするには、用紙10を隙間SLに差し込み、第1ゲー ジ20の両隅に形成された角案内部25に用紙10の角部12を合わせるように することはいうまでもない。
【0050】 一方、前述のように、第2ゲージ30が第1ゲージ20に固定されているもの でなく、インデックス用片15を配置する前に、第2ゲージ30が第1ゲージ2 0に対して位置決めされている状態であればよいことから、第2ゲージ30が第 1ゲージ20に対して位置決めされている状態である決定位置と、位置決めされ ていない状態である非決定位置とに例えばヒンジ等により揺動可能に第1ゲージ 20に支持されていてもよい。このとき、第2ゲージ30の非決定位置では、第 1ゲージ20上から第2ゲージ30を退避して、第1ゲージ20による用紙10 の側縁11の位置決めを可能にすればよい。
【0051】 なお、前記実施の形態では、第1ゲージ20の四隅の角案内部25が、用紙1 0の4つの角部12を案内するものを示したが、第1ゲージ20の角案内部25 は、用紙10の4つの角部12を案内するものに限らない。すなわち、角案内部 25は用紙10の1つの角部12を案内することで、用紙10の側縁11が位置 決めされるものであればよい。
【0052】 また、第1ゲージ20の台座21の両隅に形成された角案内部25が第2ゲー ジ30の辺部32の両端部33を案内するものを示したが、第1ゲージ20の角 案内部25の少なくとも1つが、第2ゲージ30を案内することで、第2ゲージ 30が位置決めされるものでもよい。
【0053】 一方、第2ゲージ30のプレート31を用紙10と同じ大きさのものにし、プ レート31の4つの角部12を台座21の四隅に形成された角案内部25でそれ ぞれ案内するようにしてもよい。
【0054】 また、第1ゲージ20による第2ゲージ30の案内は、第1ゲージ20の角案 内部25と第2ゲージ30の辺部32の両端部33との案内関係に限らない。例 えば、第1ゲージ20または第2ゲージ30の一方にガイドピンを設け、他方の ゲージにガイド孔を設けて、ガイドピンとガイド孔とが相互に案内し合うことに より行うようにしてもよい。
【0055】 さらに、第2ゲージ30の目印部35として、インデックス用片15の糊代部 17の嵌め込まれる嵌合凹部36を有するものを示したが、第2ゲージ30の目 印部35は、プレート31の辺部に設けられた単なる目盛であってもよい。
【0056】 さらに、目印部35を第2ゲージ30のプレート31の両辺部32に各所定の 間隔で形成してもよい。すなわち、プレート31の両辺部32において、所定の 間隔が互いに異なるようにすれば、1つの第2ゲージ30により、インデックス 用片15を異なる間隔で配置することができる。
【0057】
【考案の効果】
本考案に係るインデックスゲージによれば、第1ゲージにより用紙の側縁を位 置決めし、また、第1ゲージにより第2ゲージを案内して、第1ゲージの目印部 が用紙の側縁に沿って所定の間隔で配されるようにしたので、その所定の間隔で 配された目印部の所定の1つにインデックス用片を合わせれば、インデックス用 片を用紙の側縁の所定位置に正確かつ簡易に配置することができる。
【0058】 目印部として嵌合凹部を形成し、その嵌合凹部にインデックス用片の糊代部を 嵌め込むようにしたので、インデックス用片の糊代部が嵌合凹部に案内され、イ ンデックス用片の配置をより正確におこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施の形態に係るインデックスゲ
ージの分解斜視図である。
【図2】(a)は本考案の第1実施の形態に係るインデ
ックスゲージの正面図である。また、(b)は同じくイ
ンデックスゲージの底面図である。
【図3】(a)は本考案の第1実施の形態に係るインデ
ックスゲージにおいて、第2ゲージの辺部に連設される
目印部の間隔が狭いものの正面図である。また、(b)
は同じくインデックスゲージの底面図である。
【図4】本考案の第1実施の形態に係るインデックスゲ
ージを用いてインデックス用片を貼着した用紙を含む書
類の斜視図である。
【図5】本考案の第2実施の形態に係るインデックスゲ
ージの斜視図である。
【図6】本考案の第3実施の形態に係るインデックスゲ
ージの斜視図である。
【符号の説明】
DC…書類 10…用紙 11…側縁 12…角部 13…上縁 14…下縁 15…インデックス用片 16…周縁 17…糊代部 20…第1ゲージ 21…台座 22…突起フランジ 23…短フランジ 24…長フランジ 25…角案内部 27…凹入部 30…第2ゲージ 31…プレート 32…辺部 35…目印部 36…嵌合凹部 37…摘み部 38…案内部 39…係止部

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙の側縁の所定位置にインデックス用片
    を前記用紙の側縁から突出した状態で配置するためのイ
    ンデックスゲージにおいて、 前記用紙の側縁を位置決めする第1ゲージと、直線方向
    に所定の間隔で目印部が形成された第2ゲージとを有
    し、 前記第1ゲージは、前記第2ゲージの目印部が前記用紙
    の側縁に沿って前記所定の間隔で配されるように前記第
    2ゲージを案内するものであることを特徴とするインデ
    ックスゲージ。
  2. 【請求項2】用紙の側縁の所定位置にインデックス用片
    を前記用紙の側縁から突出した状態で配置するためのイ
    ンデックスゲージにおいて、 前記用紙の少なくとも1つの角部を角案内部が案内し
    て、前記用紙の側縁を位置決めする第1ゲージと、直線
    方向に所定の間隔で目印部が形成された第2ゲージとを
    有し、 前記第1ゲージは、前記第2ゲージの目印部が前記用紙
    の側縁に沿って前記所定の間隔で配されるように前記第
    2ゲージを前記角案内部の少なくとも1つにより案内す
    るものであることを特徴とするインデックスゲージ。
  3. 【請求項3】用紙の側縁の所定位置にインデックス用片
    を前記用紙の側縁から突出した状態で配置するためのイ
    ンデックスゲージにおいて、 矩形状の台座を有し、当該矩形状の台座の四隅に形成さ
    れた角案内部が前記用紙の4つの角部を案内して、前記
    用紙の側縁を位置決めする第1ゲージと、矩形状のプレ
    ートに形成され、当該プレートの辺部に当該辺部に沿っ
    て所定の間隔で目印部が形成された第2ゲージとを有
    し、 前記第1ゲージは、前記用紙の側縁の両端部である角部
    を案内可能な前記台座の両隅に形成された角案内部によ
    り前記プレートの辺部の両端部を案内し、前記プレート
    の辺部が前記用紙の側縁に沿ってあてがわれて、前記目
    印部が前記用紙の側縁に沿って前記所定の間隔で配され
    るようにしたものであることを特徴とするインデックス
    ゲージ。
  4. 【請求項4】用紙の側縁の所定位置にインデックス用片
    を前記用紙の側縁から突出した状態で配置するためのイ
    ンデックスゲージにおいて、 前記用紙の側縁を位置決めするための第1ゲージと、直
    線方向に所定の間隔で目印部が形成された第2ゲージと
    を有し、 前記第2ゲージは、前記第1ゲージに対して位置決めさ
    れている状態で、前記目印部が前記用紙の側縁に沿って
    前記所定の間隔で配されるようにしたものであることを
    特徴とするインデックスゲージ。
  5. 【請求項5】前記目印部は、前記インデックス用片の糊
    代部の嵌め込まれる嵌合凹部を有していることを特徴と
    する請求項1、2、3または4に記載のインデックスゲ
    ージ。
  6. 【請求項6】前記第2ゲージは、前記インデックス用片
    の周縁を前記所定位置に案内する案内部と、当該所定位
    置で前記インデックス用片の周縁に係止して当該インデ
    ックス用片を仮支持する係止部とを有することを特徴と
    する請求項1、2、3または4に記載のインデックスゲ
    ージ。
  7. 【請求項7】前記目印部は前記矩形状のプレートの両辺
    部にそれぞれ前記所定の間隔で形成されており、 前記プレートの両辺部において、前記所定の間隔は互い
    に異なるものであることを特徴とする請求項3に記載の
    インデックスゲージ。
  8. 【請求項8】前記第2ゲージは、前記第1ゲージに対し
    て位置決めされている状態で当該第1ゲージに固定され
    ているものであることを特徴とする請求項4に記載のイ
    ンデックスゲージ。
  9. 【請求項9】前記第2ゲージは、前記第1ゲージに対し
    て位置決めされている状態である決定位置と、当該決定
    位置から変位して前記第1ゲージによる用紙の側縁の位
    置決めを可能にする非決定位置とに揺動可能に前記第1
    ゲージに支持されているものであることを特徴とする請
    求項4に記載のインデックスゲージ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002240492A (ja) * 2001-02-22 2002-08-28 Katsuya Handa 見出しを貼る位置を決める定規
JP2009536751A (ja) * 2006-05-09 2009-10-15 エイベリィ デニスン ラベルシート集合体、付着キットおよびこれらの使用方法
JP2016172383A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 中国電力株式会社 インデックスラベル貼付補助具
KR200483701Y1 (ko) * 2016-03-17 2017-06-14 이수환 접착식 플래그 부착도구
KR20220075748A (ko) * 2020-11-30 2022-06-08 김성재 인덱스 탭 가이드

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