JPH0734541A - ドーム式屋根構造 - Google Patents

ドーム式屋根構造

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JPH0734541A
JPH0734541A JP18165993A JP18165993A JPH0734541A JP H0734541 A JPH0734541 A JP H0734541A JP 18165993 A JP18165993 A JP 18165993A JP 18165993 A JP18165993 A JP 18165993A JP H0734541 A JPH0734541 A JP H0734541A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単層トラスドーム式屋根架構の持つ利点とケ
ーブル式ドーム屋根架構の持つ利点を効果的に発揮させ
つつ欠点を補う構成とし、これにより主架構の外周境界
部に加わるスラストを低減させて建設コストの削減化を
図り、さらに主架構の上部中央を補強して構造安定性を
高める。 【構成】 主架構10は、複数の鉄骨材が相互に平面ト
ラス状に接続されているとともにその外周部にリング状
の外周境界リング13が構成され、補強架構11は、前
記主架構の下方に配置され、その主架構の外周境界リン
グよりも小径のリング状に形成されたフープケーブル1
1aと、このフープケーブルと前記外周境界リングとの
間に張設された複数の放射ケーブル11bと、この放射
ケーブルと前記フープケーブルとの接続点に下端が連結
され、上端が前記主架構の鉄骨材に連結された束材11
cとで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば野球場やサッカ
ー場などの運動競技施設、あるいはその他の大規模施設
に適用して好適なドーム式屋根構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、室内の運動競技施設等には、大規
模な固定ドーム式屋根が採用されてきている。この固定
ドーム式屋根の構造形式としては、鉄骨トラス構造、ケ
ーブル構造が知られている。
【0003】前記鉄骨トラス構造は、構成鉄骨材を複層
トラス状に接続して比較的良好な構造安定性が得られる
複層トラスドームと、図12に示す構成鉄骨材を平面ト
ラス状に接続してなる単層トラスドーム1とに分類され
ているが、前記複層トラスドームは、屋根の構造安定性
を得るための施工費用の増大、工期の長期化などの面で
種々問題がある。そのため、軽量化や施工費用の低減化
及び工期の短縮化などの点で有利な単層トラスドーム1
が採用される場合がある。
【0004】一方、固定ドーム式屋根としてのケーブル
構造は、図13に示すように、複数本の上弦材や下弦材
として多数本のケーブル2、3が配設され、それらケー
ブル2、3に束材4が鉛直配置に支持された構造とさ
れ、外周方向に向けて大きな張力が導入されたケーブル
2が、ドーム境界部(ドーム式屋根の外周部)のコンプ
レッションリング5に締結される構造とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した単
層トラスドーム1は、例えば積雪等の偏荷重により容易
に崩壊しやすいというドーム構成材の座屈耐力の面で問
題があるとともに、ドーム境界部構造は、ドーム境界部
に矢印A方向に加わる大きなスラスト(単層ドーム全体
を支持するドーム内部力)を処理するために強靭なテン
ションリング6としなければならず、このテンションリ
ング6とこれを支持するための外周構造体の構築にかか
る建設コストが大幅に増大してしまうという問題があっ
た。
【0006】また、上述したケーブル構造においても、
可橈性のケーブル2、3が構成部材とされたフレキシブ
ルな構造であるため、構造安定性を高めるためにケーブ
ル2に大きなプレストレスが必要となる。そのため、前
記単層ドーム1とは逆に、ドーム境界部材を矢印B方向
の大きなスラスト荷重に対抗する強靭なコンプレッショ
ンリング5としなければならず、コンプレッションリン
グ5とこれを支持する外周構造体の構築にかかる建設コ
ストが大幅に増大してしまうという問題があった。
【0007】そこで、本発明では、単層トラスドーム式
屋根架構の持つ利点とケーブル式ドーム屋根架構の持つ
利点を効果的に発揮させつつ欠点を補う構成とし、これ
により主架構の外周境界部に加わるスラストを低減させ
て建設コストの削減化を図り、さらに主架構の上部中央
を補強して構造安定性を高めるとともに、イベント時に
使用する照明、音響機器等を有効に吊り下げ配置するこ
とが可能なドーム式屋根構造を提供しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
屋根を支持するための外周構造体上に架設されるドーム
状の主架構とこの主架構を補強する補強架構とを備えて
なるドーム式屋根構造であって、前記主架構は、複数の
鉄骨材が相互に平面トラス状に接続されているとともに
その外周部にリング状の外周境界リングが構成され、前
記補強架構は、前記主架構の下方に配置され、その主架
構の外周境界リングよりも小径のリング状に形成された
フープケーブルと、このフープケーブルと前記外周境界
リングとの間に張設された複数の放射ケーブルと、この
放射ケーブルと前記フープケーブルとの接続点に下端が
連結され、上端が前記主架構の鉄骨材に連結された束材
とで構成されていることを特徴としている。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1記載のド
ーム式屋根構造において、前記主架構の中央部には、そ
の主架構の鉄骨材を上弦材として配置される下弦材を備
えた複層トラス部が設けられていることを特徴としてい
る。
【作用】請求項1記載のドーム式屋根構造では、主架構
単体において外周境界リング部分に発生するスラストに
対抗する反力として、放射ケーブルに導入ないし自重に
より発生する張力が外周境界リングにかかる構造とな
り、これにより外周境界リング部分にかかるスラストが
減少し、この結果、外周境界リング部分の負担が著しく
軽減される。したがって、従来の鉄骨式トラスドーム構
造に不可避であった大断面の外周境界リングが軽微なも
ので済むことになる。また、この外周境界リングを支持
する外周構造体の構築にかかる建設コストも大幅に削減
される。
【0010】また、複数の鉄骨材を相互に平面トラス状
に接続してなる主架構の下方位置に補強架構が組み合わ
せられて構築され、補強架構の全ての放射ケーブルに放
射方向外方へ向く張力が導入ないし発生することによ
り、鉛直配置された束材の束材軸力(束材が上昇して主
架構の接合部を押し上げる力)によって主架構の鉄骨材
相互の接合部が均一に押し上げられる。これにより、複
層トラスドームに比べて大幅な鉄骨重量の軽減が図ら
れ、補強架構による主架構のケーブル補強により積雪な
どに対する構造安定性が複層トラスドームと同様のレベ
ルとされるので、単層トラスドーム構造を採用した主架
構の不安定性が十分に回避され、鉄骨材の座屈耐力が十
分に高められる。
【0011】請求項2記載のドーム式屋根構造では、主
架構の中央部にその主架構の鉄骨材を上弦材として配置
される下弦材を備えた複層トラス部が設けられているの
で、この複層トラス部が主架構の中央部を効果的に補強
する作用を発揮して主架構の安定性の向上に寄与する。
また、下弦材を備えて補強された複層トラス部のその下
弦材に対して、イベント時等に使用する照明や音響機器
等を吊り下げ配置することが容易になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明のドーム式屋根構造の実施例
を、図1ないし図11を参照して説明する。本実施例の
ドーム式屋根構造は、側面視において上方に湾曲してい
るとともに平面視円形状に構築されて大規模施設を覆う
主架構10(図1および図2参照)と、この主架構10
の中央部において一体に構築された複層トラス部18
(図3参照)と、主架構10を補強する補強架構11
(図5および図6参照)とを備えて構成されている。
【0013】主架構10は、複数の鉄骨材が相互に平面
トラス状に接続されて構築された直径200m、高さ3
0m(ライズ/スパン比0.15)のラチス形式構造体
である。即ち、図1に示すように平面視円形状に形成さ
れる主架構10の外周縁部には、複数本の外周材12が
相互に接合されて外周境界リング13が形成されてい
る。
【0014】そして、外周境界リング13より内部に
は、外周境界リング13と円中心Pを一致させた状態で
径を漸次縮小させながら、複数の円周材15を相互に接
合してなる8つの内周円14a、14b…が形成されて
いる。また、これら内周円14a、14b…は、円中心
Pに向かうに従い、漸次高さが上昇する形態で設けられ
ている。
【0015】また、外周境界リング13の円中心Pを通
過する径方向には、円中心Pに向かうに従い漸次高さを
上昇させた状態で複数の放射材16が相互に接合されて
いる。そして放射材16…相互は、円中心P側において
は径方向に接合されているが、外周境界リング13側に
向かうに従い漸次周方向に向いて接合されている。
【0016】そして、外周材12、円周材15及び放射
材16が相互に接続されることにより、平面視円形状で
上方に湾曲し、かつ上部中央に円形開口部17を有する
主架構10が形成される。そして、前述した主架構10
の外周に設けられた外周境界リング13は、主架構10
の外周縁部に発生する側面視矢印方向のスラストF1
(主架構を支持する施設を推す力)を負担する構造とさ
れている。
【0017】また、複層トラス部18は、図3に示すよ
うに主架構10の中央部に、主架構10と一体に設けら
れている。即ち、この複層トラス部18は、上方に湾曲
した主架構10の中央部に対して下方に湾曲して配設さ
れた下弦材18aと、この下弦材18aと主架構10の
鉄骨材(外周材12、円周材15、放射材16)との間
に鉛直方向に延びて配設された鉛直材18bとで構成さ
れ、平面視において主架構10の円形開口部17と一致
する開口部19を有して形成されている。なお、下弦材
18aは、下方に湾曲した構造に限らず、例えば水平方
向に延在していても構造的に問題はない。
【0018】また、補強架構11は、主架構10の下方
位置に主架構10と一体に配置される。即ち、補強架構
11は、図5〜図8に示すように、主架構10の外周境
界リング13よりも小径のリング状に形成されたフープ
ケーブル11aと、このフープケーブル11aと前記外
周境界リング13との間に張設された複数の放射ケーブ
ル11b…と、これらの放射ケーブル11bと前記フー
プケーブル11aとの接続点に下端が連結され、上端が
前記主架構10の鉄骨材に連結された複数の束材11c
とを備えて構成されている。
【0019】前記フープケーブル11aのリング径(直
径)としては、実施例では、主架構10の外周境界リン
グ13よりも一つだけ内側に位置する内周円14aの直
径とほぼ同一とされており、したがって、各束材15の
上端は、内周円14a上における円周材15と放射材1
6との接合部Bに対して回動自在にそれぞれ連結された
構成とされている。そして、各放射ケーブル11b…に
その放射方向外方へ向けて張力T1(図6で示す矢印方
向)が導入されることにより束材11は鉛直配置される
ように構成されている。
【0020】そして、上記構造とされた補強架構11は
図7ないし図8に示すように、主架構10との中心を互
いに一致させた状態で主架構10の内面側に組み合わさ
れて構築される。その際には、各束材11cの上端を主
架構の接合部Bにそれぞれ連結するとともに、全ての放
射ケーブル11bに放射方向外方T1へ向けて均一に張
力を導入していき、かつ張力導入済みの放射ケーブルの
端部を図10に示すように主架構10の外周境界リング
13に締結する。
【0021】この図10および図11は、主架構10の
外周境界リング13の支持構造(周辺支持構造)例を示
すもので、外周境界リング13部分を支持するための下
部構造である外周構造体Kの上部と外周境界リング13
との間に設けられたピンローラ機構20を介して支持さ
れている。このピンローラ機構20は、外周境界リング
13と一体に設けられた上シュー21と、外周構造体K
上に設けられた下シュー22と、これら上シュー21お
よび下シュー22との間に介在するベアリングプレート
23とを有する構成とされ、これにより外周境界リング
13は放射方向フリー、円周方向ピン支持となる形態で
外周構造体Kに支持された構成とされている。図11に
おいて符号24は外周境界リング13の浮き上がり止め
を示している。
【0022】このように構成されたドーム式屋根構造に
おいては、主架構10単体では、外周境界リング13に
図2に示すように、矢印F1方向にスラストが発生する
が、主架構10に補強架構11が一体に組み合わされて
屋根架構を構成するようになっているので、スラストF
1に対抗する反力として放射ケーブル11b…により導
入された張力T1が外周境界リング13にかかり、これ
により外周境界リング13のスラストF1が軽減され
る。したがって、外周境界リング13の構成部材とし
て、引張耐力の優れた鋼材(テンション材)を多く使用
せずにこれを構成することができるだけでなく、その外
周境界リング13を支持するための下部構造である外周
構造体K等の構築にかかる建設コストも大幅に軽減する
ことが可能になる。
【0023】また、複数の鉄骨材(外周材12、円周材
15、放射材16)を相互に平面トラス状に接続してな
る主架構10の下方位置に補強架構11が組み合わせら
れて構築され、補強架構11の全ての放射ケーブル11
b…に放射方向外方へ向く張力T1が導入されることに
より、鉛直配置された束材11cの束材軸力(束材が上
昇して主架構の接合部を押し上げる力)によって主架構
10の鉄骨材相互の接合部Bが均一に押し上げられる。
これにより、複層トラスドームに比べて大幅な鉄骨重量
の軽減が図られ、補強架構11による主架構10のケー
ブル補強により積雪などに対する構造安定性が複層トラ
スドームと同様のレベルとされるので、単層トラスドー
ム構造を採用した主架構10の不安定性が十分に回避さ
れ、鉄骨材の座屈耐力が十分に高められる。
【0024】また、主架構10の中央部にその主架構1
0の鉄骨材を上弦材として配置される下弦材18aを備
えた複層トラス部18が設けられているので、この複層
トラス部18が主架構10の中央部を効果的に補強する
作用を発揮して主架構の安定性の向上に寄与する。ま
た、下弦材を備えて補強された複層トラス部18のその
下弦材18aに対して、イベント時等に使用する照明や
音響機器等を吊り下げ配置することが容易になる。さら
に、補強架構11はドーム周辺部、すなわちドーム内部
の客席上部にのみ備えられた構成となるので、アリーナ
上部の空間を有効に活用可能にすることができる。
【0025】また、外周境界リング13部分はピンロー
ラ機構20を介して放射方向フリー、円周方向ピン支持
となる形態で外周構造体Kに支持された構成とされてい
るので、スラスト、放射方向の地震力、温度応力等をリ
リースし、外周構造体Kに対する負担をさらに軽減させ
る作用を発揮する。
【0026】なお、実施例においては、主架構10の中
央部に複層トラス部18を設けた例を示したが、中小規
模の施設においてこれを覆うドーム式屋根がそれほど大
スパンとならない場合には、主架構10として複層トラ
ス部を設けない構造としてもよい。また、実施例では放
射ケーブルに張力を導入するようにしたが、初めに補強
架構11を架設してから主架構10を架設することで、
主架構および補強架構の自重により補強架構に張力を導
入するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るドー
ム式屋根構造によれば、以下のような優れた効果を奏す
る。
【0028】請求項1記載のドーム式屋根構造において
は、主架構単体において外周境界リング部分に発生する
スラストに対抗する反力として、放射ケーブルにより導
入ないし発生した張力が外周境界リングにかかる構造と
なり、これにより外周境界リング部分にかかるスラスト
が減少し、この結果、外周境界リング部分の負担を著し
く軽減することができる。したがって、従来の鉄骨式ト
ラスドーム構造に不可避であった大断面の外周境界リン
グが軽微なもので済むことになる。また、この外周境界
リングを支持する外周構造体の構築にかかる建設コスト
も大幅に削減することができる。
【0029】また、複数の鉄骨材を相互に平面トラス状
に接続してなる主架構の下方位置に補強架構が組み合わ
せられて構築され、補強架構の全ての放射ケーブルに放
射方向外方へ向く張力が導入ないし発生することによ
り、鉛直配置された束材の束材軸力(束材が上昇して主
架構の接合部を押し上げる力)によって主架構の鉄骨材
相互の接合部が均一に押し上げられる。これにより、複
層トラスドームに比べて大幅な鉄骨重量の軽減が図ら
れ、補強架構による主架構のケーブル補強により積雪な
どに対する構造安定性が複層トラスドームと同様のレベ
ルとされるので、単層トラスドーム構造を採用した主架
構の不安定性が十分に回避され、鉄骨材の座屈耐力が十
分に高められる。そして、このような効果を発揮させる
補強架構として比較的簡単な構造でこれを実現すること
ができる。
【0030】請求項2記載のドーム式屋根構造において
は、主架構の中央部にその主架構の鉄骨材を上弦材とし
て配置される下弦材を備えた複層トラス部が設けられて
いるので、この複層トラス部が主架構の中央部を効果的
に補強する作用を発揮して主架構の安定性の向上に寄与
する。また、下弦材を備えて補強された複層トラス部の
その下弦材に対して、イベント時等に使用する照明や音
響機器等を吊り下げ配置することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す主架構の平面図である。
【図2】本発明の実施例を示す主架構の側面図である。
【図3】本発明の実施例を示す主架構の断面図である。
【図4】本発明の実施例を示す主架構の斜視図である。
【図5】本発明の実施例を示す補強架構の斜視図であ
る。
【図6】本発明の実施例を示す補強架構の平面図であ
る。
【図7】本発明の実施例を示す屋根架構の側面図であ
る。
【図8】本発明の実施例を示す屋根架構の斜視図であ
る。
【図9】本発明の実施例を示す屋根架構の概略断面図で
ある。
【図10】本発明の実施例を示す支持機構の断面図であ
る。
【図11】本発明の実施例を示す支持機構の側面図であ
る。
【図12】従来例を示す斜視図である。
【図13】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 主架構 11 補強架構 12 外周材 13 外周境界リング 15 円周材 16 放射材 18 複層トラス部 K 外周構造体
フロントページの続き (72)発明者 畑戸 龍夫 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 多賀 章 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 立道 郁生 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 藤原 智 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根を支持するための外周構造体上に架
    設されるドーム状の主架構とこの主架構を補強する補強
    架構とを備えてなるドーム式屋根構造であって、前記主
    架構は、複数の鉄骨材が相互に平面トラス状に接続され
    ているとともにその外周部にリング状の外周境界リング
    が構成され、前記補強架構は、前記主架構の下方に配置
    され、その主架構の外周境界リングよりも小径のリング
    状に形成されたフープケーブルと、このフープケーブル
    と前記外周境界リングとの間に張設された複数の放射ケ
    ーブルと、この放射ケーブルと前記フープケーブルとの
    接続点に下端が連結され、上端が前記主架構の鉄骨材に
    連結された束材とで構成されていることを特徴とするド
    ーム式屋根構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のドーム式屋根構造におい
    て、前記主架構の中央部には、その主架構の鉄骨材を上
    弦材として配置される下弦材を備えた複層トラス部が設
    けられていることを特徴とするドーム式屋根構造。
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