JPH0734393U - 時計体における小型装飾体の迫り出し機構 - Google Patents

時計体における小型装飾体の迫り出し機構

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JPH0734393U
JPH0734393U JP064565U JP6456593U JPH0734393U JP H0734393 U JPH0734393 U JP H0734393U JP 064565 U JP064565 U JP 064565U JP 6456593 U JP6456593 U JP 6456593U JP H0734393 U JPH0734393 U JP H0734393U
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    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B25/00Indicating the time by other means or by combined means
    • G04B25/06Indicating the time by other means or by combined means by moving figures, e.g. cuckoo clocks, trumpet clocks

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鳩時計の鳩のような小型装飾体を迫り出さす
に際し、迫り出し機構の部品点数を少なくし、且つ、迫
り出し機構を小さく構成する。 【構成】 スライドレール21及びスライド台31のスライ
ド機構を用いてスライド台31に取り付けた装飾体を前後
移動させ、スライドレール21の側方位置を回動中心とす
るアーム部材51のアーム部55をスライド台31の後端近く
に設けた突起体35と係合させ、アーム部材51を伝達機構
41を介したモータ49により回転駆動することによりスラ
イド台31を前後進させる構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鳩時計の鳩のような小型の装飾体を時計体から迫り出させるための 機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
旧来から柱時計や置時計では、正時になると時計体正面の一部に形成した扉を 開いて小型の人形を迫り出させる機構を設けた時計体が用いられており、この人 形が鳥の形をしたものは鳩時計やカッコー時計といわれていた。 このような装飾体を有する時計では、装飾体を時計体の正面から飛び出すよう に見せるため、パンタグラフ状に連続したリンク機構を用いたもの(例えば実開 昭50−97455号)があり、リンク機構の後方に駆動部を設け、この駆動部 によりリンク機構を作動させて装飾体を突き出すようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
装飾体を大きく前後進させるリンク機構を設けることは、部品点数が多くなっ て機構が複雑となる欠点があり、又、リンク機構は強度を維持しつつ小型化する ことが困難であるため、掛時計では厚みが厚くなり、置時計でも無駄に時計体を 大きくしなければならない場合が生じる欠点もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、固定された台座部に対して前後方向に摺動可能なスライドレールを 設け、このスライドレールに対して前方向方に摺動可能なスライド台を更に設け ると共に、スライド台の前半部に装飾体取付け部を形成し、且つ、スライド台の 後端近くに突起体を設け、更に、スライドレールの側方に回動中心を有して回動 可能とされるアーム部材を設け、該アーム部材は伝達機構を介した正逆回転可能 なモータにより駆動するものとし、該アーム部材のアーム部を前記突起体に係合 させてスライド台を台座部に対して移動させることとする。
【0005】
【作 用】
本考案は、固定された台座に対して摺動可能なスライドレールを設け、更に、 スライドレールに対して摺動可能なスライド台を設けてスライド台を台座部に対 して前後に摺動可能としている故、スライド台の前方を確実に台座部の前方へ突 出させることができる。
【0006】 又、スライドレールの側方位置を回動中心として回動可能なアーム部材を設け 、このアーム部材のアーム部をスライド台の突起体に係合すると共に、該アーム 部材を正逆回転可能なモータにより駆動する故、モータの正回転又は逆回転によ りアーム部を回動させてスライド台を容易に前進又は後進させることができる。
【0007】
【実施例】
本考案に係る小型装飾体の迫り出し機構は、図1及び図2に示すように、台座 部11の略中央に前後方向に摺動可能なスライドレール21を取り付け、該スライド レール21に更に摺動可能としてスライド台31を設けると共に、スライドレール21 の側方に伝達機構41を配置し、スライドレール21の側方位置を回動中心としたア ーム部材51を設けるものである。
【0008】 このスライドレール21は、図4、図5、及び、図6に示すように、該スライド レール本体部22の後半部分両端において平板状の本体部22から下方に延設される 摺動脚23を有し、本体部22の中央には軸方向に沿って前後方向の溝状とした透孔 部25を有し、該透孔部25には透孔部25の前端から後方に延設した係止用舌片27を 有し、該係止用舌片27の先端には本体部22の下面よりも下方に突出した係止用突 起部28を有するものであり、透孔部25の両側には透孔部25に沿って平行な係止用 溝部24を有し、本体部22の上面後端両側には上方に突出した後方係止用突起部29 を有するものである。
【0009】 そして、このスライドレール21に載置されるスライド台31は、図6に示すよう に、平板状の本体部32の両端には下方に垂下させたサイド部33を有し、このサイ ド部33をスライドレール本体部22の両端へ左右から摺接させることによりスライ ド台31がスライドレール21に沿って前後に平行移動可能とされるものであり、図 2に示すように、このスライド台31の本体部32の上面中央後端近傍には円柱状の 突起体35を有し、本体部32の上面前端近くの左右両側には各々前方固定用突起36 を、又、各前方固定用突起36の後方には各々後方固定用突起37を有し、前方固定 用突起36及び後方固定用突起37によりスライド台31の前半部に人形の台座等を固 定し得るようにしており、又、本体部32の下面後端近くには、前記スライドレー ル21に設けた係止用溝部24に挿入される係止用突起部28を有している。
【0010】 なお、本体部32の上面略中央部分の左右両端近くには、リンク用ピン39を設け ている。 又、台座部11には、図1、図2及び図6に示したように、スライドレール21の 摺動脚23が挿入されるガイド溝13を設け、更に、スライドレール21及びスライド 台31が左右にずれないように規制する側壁部15を設け、側壁部15の上端には内側 方向へ僅かに突出する内方膨出部16を形成してスライド台31の両端上面に内方膨 出部16を被せ、台座部11に取り付けたスライドレール21及びスライド台31が上方 に分離しないように側壁部15に設けた内方膨出部16により規制しており、両ガイ ド溝13の中央には前後方向に脱落防止溝14を形成し、前記スライドレール21の係 止用突起部28をこの脱落防止溝14に挿入し得るようにしている。
【0011】 そして、この台座部11には、側壁部15の側方に複数枚の歯車を用いた伝達機構 41を取り付け、伝達機構41の最終歯車45と同軸とした基部53を有するアーム部材 51を設ける。 このアーム部材51は、アーム部55に長穴56を設けて前記スライド台31に設けた 突起体35をこの長穴56に挿入することによりアーム部55と突起体35とを係合させ ておくものであり、基部53は最終歯車45の軸部に嵌合させることにより、該アー ム部材51を最終歯車45と一体に最終歯車45の回転軸を中心として回転させ得るも のとしつつ、アーム部材51に大きな外力が加わったときはアーム部材51と最終歯 車45との間に嵌合部分での滑りが生じるようにしている。
【0012】 尚、この台座部11は、周囲に適宜前壁や側壁及び後壁を有し、上カバー19を被 せて一体の迫り出し機構として時計体の内部に固定するように取り付けるもので ある。 従って、例えば図3に示すように、台座部11の上カバー19に取り付けたモータ 49の回転軸先端に設けた小歯車を該伝達機構41の第1歯車42と噛合させ、このモ ータ49を回転させると、伝達機構41によりモータ49の回転速度が減速されつつ最 終歯車45が回転し、ひいてはアーム部材51が最終歯車45の回転に従って回動する ことになる。
【0013】 そして、アーム部55に設けた長穴56にはスライド台31の突起体35を挿入してい る故、アーム部材51の回動に従ってスライド台31は前方に押し出され、スライド 台本体部32の下面に設けた係止用突起部28がスライドレール21に設けた係止用溝 部24の前端に接するとスライド台31とスライドレール21とが一緒に前方に押し出 されることになる。
【0014】 この状態で、更にスライド台31やスライドレール21が前方に押し出されると、 図3に示したように、スライドレール21の係止用舌片27に設けた係止用突起部28 が脱落防止溝14の前端に当接し、スライドレール21及びスライド台31の前進が停 止してアーム部材51の回動は停止することになる。 又、モータ49を逆回転させると伝達機構41により速度が減速されつつアーム部 材51が回動し、スライド台31が後退を開始し、スライド台31の後端がスライドレ ール21の後方係止用突起部28に接するとスライド台31及びスライドレール21が後 退し、スライド台31及びスライドレール21の後端が台座部11の後壁18に接すると スライド台31、スライドレール21の後退、ひいてはアーム部材51の回動は停止す る。
【0015】 このように、本実施例は、モータ49の正逆回転によりスライド台31を前後進さ せてスライド台31の前半部分に取り付ける装飾体を迫り出させることができ、複 数枚の歯車による伝達機構41とアーム部材51、及び、平板状の本体部32を主とす るスライド台31や平板状の本体部22を主とするスライドレール21によって組み立 てられている故、部品点数が少なく、スライド台31とスライドレール21とを重ね て台座部11に設けた側壁部15の間に前方から押し込むと係止用舌片27が弾性変形 して係止用突起部28を脱落防止溝14に挿入することができ、組立が容易であって 、スライドレール21の側方に伝達機構41やアーム部材51の回動中心となる基部53 を配置している故、スライドレール21の長さを台座部11の奥行きに合わせて大き くすることによりスライド台31の前後進移動量を充分に確保することができる。
【0016】 従って、鳩時計の鳩のように前後方向に長さを有する装飾体を設ける場合は、 装飾体の長さに合わせたスライドレール21の長さとし、迫り出し機構の奥行きを 装飾体の長さに合わせることができ、装飾体の前後に空間を必要とすることなく 、時計体を薄くすることができる利点をも有するものである。 なお、時計体に設ける扉61の開閉は、スライド台31の両側に設けたリンク用ピ ン39と扉61との間にリンクバー63を設ければ、スライド台31の前後進に合わせて 扉61を開閉することができる。
【0017】 尚、リンク用ピン39を用いることなく、適宜スライド台31又はスライド台31に 載置する装飾体の台座等と扉61とをリンクバー63により接続して扉61の開閉をス ライド台31の前後進に合わせて行うこともある。 又、スライドレール21の側方には装飾体揺動機構65を設け、先端が上下に移動 する揺動杆66を設ければ、迫り出させた装飾体に適宜の上下動を行わせることも できる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、台座部に対して摺動可能なスライドレールを有し、このスライドレ ールに対して摺動可能なスライド台を有するものである故、数少ない部品点数で スライド台を確実に台座部の前方に迫り出させ、スライド台に取り付ける装飾体 を時計体の前方に突出させることができる。
【0019】 又、部品点数が少ないスライド機構を用いると共に、スライド台を前後進させ るアーム部材の回動軸及び伝達機構をスライドレールの側方に配置している故、 迫り出し機構を小型化して時計体に組み込むことが可能であり、特に、前後進す るスライドレールの前後に空間を必要とすることなく、時計体の厚さを薄くする ことができる利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る時計体における小型装飾体の迫り
出し機構を示す平面図。
【図2】本考案に係る時計体における小型装飾体の迫り
出し機構におけるスライド台を前進させた状態を示す平
面図。
【図3】本考案に係る時計体における小型装飾体の迫り
出し機構を示す垂直断面側面図。
【図4】本考案に係る時計体における小型装飾体の迫り
出し機構におけるスライドレールの底面図。
【図5】本考案に係る時計体における小型装飾体の迫り
出し機構におけるスライドレールの側面図。
【図6】本考案に係る時計体における小型装飾体の迫り
出し機構を示す正面図。
【符号の説明】
11 台座部 13 ガイド溝 15 側壁部 18 後壁 19 上カバー 21 スライドレー
ル 22 本体部 23 摺動脚 24 係止用溝部 27 係止用舌片 29 後方係止用突起部 31 スライド台 32 本体部 33 サイド部 35 突起体 41 伝達機構 45 最終歯車 49 モータ 51 アーム部材 55 アーム部 56 長穴 61 扉 63 リンクバー 65 揺動機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定された台座部に対して前後に摺動可
    能なスライドレールを有し、このスライドレールに対し
    て前後に摺動可能なスライド台を有し、スライド台の前
    半部に装飾対取付け部が形成されると共に、スライド台
    の後端近くには突起体を有し、前記スライドレールの側
    方を回動中心とするアーム部材にして、前記突起体と係
    合するアーム部を形成したアーム部材を有し、更に正逆
    回転可能なモータの回転を前記アーム部材に伝達する伝
    達機構をスライドレールの側方に配置していることを特
    徴とする時計体における小型装飾体の迫り出し機構。
JP1993064565U 1993-12-02 1993-12-02 時計体における小型装飾体の迫り出し機構 Expired - Lifetime JP2568769Y2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP1993064565U JP2568769Y2 (ja) 1993-12-02 1993-12-02 時計体における小型装飾体の迫り出し機構
KR2019940005951U KR0116167Y1 (ko) 1993-12-02 1994-03-24 시계체에서의 소형장식체 출몰기구

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JP1993064565U JP2568769Y2 (ja) 1993-12-02 1993-12-02 時計体における小型装飾体の迫り出し機構

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Publication Number Publication Date
JPH0734393U true JPH0734393U (ja) 1995-06-23
JP2568769Y2 JP2568769Y2 (ja) 1998-04-15

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JP1993064565U Expired - Lifetime JP2568769Y2 (ja) 1993-12-02 1993-12-02 時計体における小型装飾体の迫り出し機構

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59138976A (ja) * 1983-01-28 1984-08-09 Seikosha Co Ltd 鳩時計の鳩体駆動装置
JPH01156481U (ja) * 1988-04-21 1989-10-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59138976A (ja) * 1983-01-28 1984-08-09 Seikosha Co Ltd 鳩時計の鳩体駆動装置
JPH01156481U (ja) * 1988-04-21 1989-10-27

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KR0116167Y1 (ko) 1998-04-17
KR950020524U (ko) 1995-07-26
JP2568769Y2 (ja) 1998-04-15

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