JPH0734235B2 - 継続定期券発行システム - Google Patents
継続定期券発行システムInfo
- Publication number
- JPH0734235B2 JPH0734235B2 JP60091694A JP9169485A JPH0734235B2 JP H0734235 B2 JPH0734235 B2 JP H0734235B2 JP 60091694 A JP60091694 A JP 60091694A JP 9169485 A JP9169485 A JP 9169485A JP H0734235 B2 JPH0734235 B2 JP H0734235B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reservation
- commuter
- information
- issuing
- ticket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 ＜発明の技術分野＞ この発明は、例えば鉄道用の定期券を発行する定期券発
行システムに関連し、殊にこの発明は、定期券の有効期
限がくる毎に同じ内容の定期券を継続発行するのに用い
られる継続定期券発行システムに関する。
行システムに関連し、殊にこの発明は、定期券の有効期
限がくる毎に同じ内容の定期券を継続発行するのに用い
られる継続定期券発行システムに関する。
＜発明の概要＞ この発明は、自由な時間帯に継続定期券の購入を可能と
するため、カードの個人情報や継続定期券に関わる情報
が登録されるセンタ装置に対し、クレジットカードによ
り定期券の購入予約を行うための予約端末機と、予約済
みの定期券の発行処理を行うための定期券発行機とを、
オンライン接続して継続定期券発行システムを構成して
いる。
するため、カードの個人情報や継続定期券に関わる情報
が登録されるセンタ装置に対し、クレジットカードによ
り定期券の購入予約を行うための予約端末機と、予約済
みの定期券の発行処理を行うための定期券発行機とを、
オンライン接続して継続定期券発行システムを構成して
いる。
＜発明の背景＞ 従来、鉄道用の定期券を購入するには、決まった時間帯
に定期券発売場へ出向き、そこに置いてある定期券購入
申込書に、乗車区間、期間、氏名、住所等の所定事項を
記入した後、これを購入代金と共に定期券発売窓口へ提
出することが必要である。従って同じ内容の定期券を継
続購入する場合であっても、決まった時間帯にしか購入
の申し込みが受け付けてもらえず、しかも新規購入の場
合と同様、前記定期券購入申込書に所定事項を記入して
発売窓口へ提出する必要がある。
に定期券発売場へ出向き、そこに置いてある定期券購入
申込書に、乗車区間、期間、氏名、住所等の所定事項を
記入した後、これを購入代金と共に定期券発売窓口へ提
出することが必要である。従って同じ内容の定期券を継
続購入する場合であっても、決まった時間帯にしか購入
の申し込みが受け付けてもらえず、しかも新規購入の場
合と同様、前記定期券購入申込書に所定事項を記入して
発売窓口へ提出する必要がある。
そこで先般、申込用紙による定期券の予約受付を行っ
て、定期券の受渡しを行うための予約券を発行するよう
にした定期券の予約受付装置が提案された（特開昭53−
66799号）。この予約受付装置を専用発売窓口外に設定
すれば、自由な時間帯に定期券の購入の予約を行うこと
ができ、また予約券を発行することにより、自己の都合
に合わせてその予約券により定期券を受け取ることが可
能となる。
て、定期券の受渡しを行うための予約券を発行するよう
にした定期券の予約受付装置が提案された（特開昭53−
66799号）。この予約受付装置を専用発売窓口外に設定
すれば、自由な時間帯に定期券の購入の予約を行うこと
ができ、また予約券を発行することにより、自己の都合
に合わせてその予約券により定期券を受け取ることが可
能となる。
しかしながらこのように予約受付装置についても、定期
券を購入する都度、申込用紙に所定事項を記入する必要
があり、購入者の繁雑さは一向に解消されない。
券を購入する都度、申込用紙に所定事項を記入する必要
があり、購入者の繁雑さは一向に解消されない。
＜発明の目的＞ この発明は、上記問題点に着目してなされたもので、定
期券の継続購入時に、定期券購入申込書に再度同じ内容
の事項を記入する必要がなく、また自己の都合に合わせ
て定期券の購入予約や受け取りを行うことが可能な継続
定期券発行装置を提供することを目的とする。
期券の継続購入時に、定期券購入申込書に再度同じ内容
の事項を記入する必要がなく、また自己の都合に合わせ
て定期券の購入予約や受け取りを行うことが可能な継続
定期券発行装置を提供することを目的とする。
＜発明の構成および効果＞ この発明は、クレジットカードにより継続定期券の購入
予約を行う予約端末機と、予約済の継続定期券の発行処
理を行う定期券発行機と、前記クレジットカードの個人
情報と個人情報に対応する定期券情報と定期券の発行に
関わる定期券発行情報とが登録されるセンタ装置とをオ
ンライン接続して成る継続定期券発行システムであっ
て、前記予約端末機は、前記クレジットカードを投入す
るためのカード投入口および予約票を発行するための予
約票発行口が設けられた接客部と、前記カード投入口よ
り投入されたクレジットカードに記録された個人情報を
読み取る読取手段と、前記センタ装置に対する情報の送
受信を行う送受信手段と、前記送受信手段により前記読
取手段で読み取られた個人情報を前記センタ装置に送信
し、この個人情報に対応する定期券情報を前記センタ装
置より受信して、受信した定期券情報より定期券購入に
関する予約事項を設定するための設定手段と、前記設定
手段により設定された予約事項に関わる予約情報を前記
送受信手段により前記センタ装置へ送出する送出手段
と、前記設定手段により設定された予約事項に関わる予
約情報を予約票に記録して前記予約票発行口より発行す
る予約票発行手段とを具備している。
予約を行う予約端末機と、予約済の継続定期券の発行処
理を行う定期券発行機と、前記クレジットカードの個人
情報と個人情報に対応する定期券情報と定期券の発行に
関わる定期券発行情報とが登録されるセンタ装置とをオ
ンライン接続して成る継続定期券発行システムであっ
て、前記予約端末機は、前記クレジットカードを投入す
るためのカード投入口および予約票を発行するための予
約票発行口が設けられた接客部と、前記カード投入口よ
り投入されたクレジットカードに記録された個人情報を
読み取る読取手段と、前記センタ装置に対する情報の送
受信を行う送受信手段と、前記送受信手段により前記読
取手段で読み取られた個人情報を前記センタ装置に送信
し、この個人情報に対応する定期券情報を前記センタ装
置より受信して、受信した定期券情報より定期券購入に
関する予約事項を設定するための設定手段と、前記設定
手段により設定された予約事項に関わる予約情報を前記
送受信手段により前記センタ装置へ送出する送出手段
と、前記設定手段により設定された予約事項に関わる予
約情報を予約票に記録して前記予約票発行口より発行す
る予約票発行手段とを具備している。
一方、前記定期券発行機は、継続定期券を発行するため
の定期券発行口と、前記予約端末機により設定され前記
センタ装置へ伝送された定期券の予約情報および前記定
期券発行情報を前記センタ装置より受け取る受信手段
と、前記受信手段により受け取った予約情報および定期
券発行情報により継続定期券を発行して前記定期券発行
口より放出する定期券発行手段とを具備している。
の定期券発行口と、前記予約端末機により設定され前記
センタ装置へ伝送された定期券の予約情報および前記定
期券発行情報を前記センタ装置より受け取る受信手段
と、前記受信手段により受け取った予約情報および定期
券発行情報により継続定期券を発行して前記定期券発行
口より放出する定期券発行手段とを具備している。
この発明によれば、予約端末機へクレジットカードを投
入した後、そのカードの個人情報に対応する定期券情報
をセンタ装置より受け取って予約事項を設定することに
より、定期券の継続購入の予約を行うようにしたから、
予約端末機を専用販売窓口外に設置することにより、自
由な時間帯に継続定期券の購入予約を行うことが可能と
なる。また予約端末機で設定された予約事項に基づき予
約票が発行されるので、購入者は自己の都合に合わせて
予約票により定期券を受け取ることができる。しかも予
約時には、センタ装置に登録された定期券情報をもとに
予約事項の設定を行うから、定期券の継続購入の都度、
再度同じ申込事項を入力する必要がない上、開始日や期
間などを変更したい場合はその変更にかかる情報のみを
再設定すれば良いという利点がある。さらに定期券発行
機においては、センタ装置から予約端末機で設定された
予約情報やセンタ装置内に登録されている定期券の発行
情報が送信されてくるから、係員は、従来のように、申
込書の内容を全てキー入力する必要がなく、継続定期券
の発行処理が能率化され、係員の負担が軽減されるな
ど、幾多の効果を奏する。
入した後、そのカードの個人情報に対応する定期券情報
をセンタ装置より受け取って予約事項を設定することに
より、定期券の継続購入の予約を行うようにしたから、
予約端末機を専用販売窓口外に設置することにより、自
由な時間帯に継続定期券の購入予約を行うことが可能と
なる。また予約端末機で設定された予約事項に基づき予
約票が発行されるので、購入者は自己の都合に合わせて
予約票により定期券を受け取ることができる。しかも予
約時には、センタ装置に登録された定期券情報をもとに
予約事項の設定を行うから、定期券の継続購入の都度、
再度同じ申込事項を入力する必要がない上、開始日や期
間などを変更したい場合はその変更にかかる情報のみを
再設定すれば良いという利点がある。さらに定期券発行
機においては、センタ装置から予約端末機で設定された
予約情報やセンタ装置内に登録されている定期券の発行
情報が送信されてくるから、係員は、従来のように、申
込書の内容を全てキー入力する必要がなく、継続定期券
の発行処理が能率化され、係員の負担が軽減されるな
ど、幾多の効果を奏する。
＜実施例の説明＞ 図面は、この発明の実施にかかる鉄道用の継続定期券発
行システムを示す。図示例のシステムは、センタ装置
（図示せず）のホストコンピュータに対し、第1,2図に
示す予約端末機１と、第4,5図に示す定期券発行機２と
を、オンライン接続して構成されると共に、定期券購入
代金の決済方法として、カードによるクレジット方式を
導入したものである。
行システムを示す。図示例のシステムは、センタ装置
（図示せず）のホストコンピュータに対し、第1,2図に
示す予約端末機１と、第4,5図に示す定期券発行機２と
を、オンライン接続して構成されると共に、定期券購入
代金の決済方法として、カードによるクレジット方式を
導入したものである。
すなわちこのシステムの利用者（定期券購入者）は、電
鉄会社またはカードサービス会社との間で所定の契約を
締結し、このとき利用者に対し、現金決済手段としての
カードが発行される。このカードは、公知の構成のもの
であって、例えば磁気記録部に個人認証用の情報が磁気
記録されている。
鉄会社またはカードサービス会社との間で所定の契約を
締結し、このとき利用者に対し、現金決済手段としての
カードが発行される。このカードは、公知の構成のもの
であって、例えば磁気記録部に個人認証用の情報が磁気
記録されている。
前記の電鉄会社等には、ホストコンピュータを有するセ
ンタ装置が設置されており、このセンタ装置には、発行
されたカードについての個人情報として、住所，氏名，
電話番号，預金先，預金口座等が、またこのカードの持
ち主の購入する定期券の情報（以下「定期券情報」とい
う）として、発駅，着駅，経由駅，期間等が、それぞれ
記憶されている。
ンタ装置が設置されており、このセンタ装置には、発行
されたカードについての個人情報として、住所，氏名，
電話番号，預金先，預金口座等が、またこのカードの持
ち主の購入する定期券の情報（以下「定期券情報」とい
う）として、発駅，着駅，経由駅，期間等が、それぞれ
記憶されている。
第６図〜第９図は、センタ装置に格納されているファイ
ル情報を示す。第６図は、前記個人情報と、勤務先名，
発駅名，着駅名などの固定された定期券情報とが対応づ
けて格納される顧客登録ファイルF1を、第７図は、発行
区分，発行日，開始日，期間など、定期券の継続購入の
都度更新される定期券情報が、各カードのカード番号と
対応づけて格納される運用ファイルF2を、それぞれ示
す。この運用ファイルF2は、前回購入した定期券の情報
を記憶するためのものであって、継続定期券の発行の都
度、その内容が書き換えられる。
ル情報を示す。第６図は、前記個人情報と、勤務先名，
発駅名，着駅名などの固定された定期券情報とが対応づ
けて格納される顧客登録ファイルF1を、第７図は、発行
区分，発行日，開始日，期間など、定期券の継続購入の
都度更新される定期券情報が、各カードのカード番号と
対応づけて格納される運用ファイルF2を、それぞれ示
す。この運用ファイルF2は、前回購入した定期券の情報
を記憶するためのものであって、継続定期券の発行の都
度、その内容が書き換えられる。
第８図および第９図に示されたファイルF3,F4は、前記
定期券発行機２において予約された定期券を発行するた
めに必要な情報（以下「定期券発行情報」という）を記
憶するためのものであって、ファイルF3は各駅間の運賃
が格納される運賃ファイルを、ファイルF4は発着駅名や
経由駅名を表す文字データが格納される文字データファ
イルF4を、それぞれ示す。これらファイルF3,F4に格納
された定期券発行情報は、後述するように、定期券発行
機２からの要求に応じて、適宜、定期券発行機２に送信
される。
定期券発行機２において予約された定期券を発行するた
めに必要な情報（以下「定期券発行情報」という）を記
憶するためのものであって、ファイルF3は各駅間の運賃
が格納される運賃ファイルを、ファイルF4は発着駅名や
経由駅名を表す文字データが格納される文字データファ
イルF4を、それぞれ示す。これらファイルF3,F4に格納
された定期券発行情報は、後述するように、定期券発行
機２からの要求に応じて、適宜、定期券発行機２に送信
される。
またセンタ装置では、一定時間毎に未決済分についての
清算業務を行い、登録された各顧客の預金口座から定期
券購入代金を引落としかつ電鉄会社の口座への振込み手
続を実施するものであるが、この種の処理は公知のもの
であり、ここでは説明を省略する。
清算業務を行い、登録された各顧客の預金口座から定期
券購入代金を引落としかつ電鉄会社の口座への振込み手
続を実施するものであるが、この種の処理は公知のもの
であり、ここでは説明を省略する。
つぎに予約端末機１は、定期券発売場所に設置されるほ
か、例えば案内所や一般店舗等にも設置されるもので、
終日、利用者の利用に供される。
か、例えば案内所や一般店舗等にも設置されるもので、
終日、利用者の利用に供される。
第１図は、この予約端末機１の外観を示す。図示例の予
約端末機１は、全面の接客部３に、CRT表示部４のほ
か、前記カードを投入しかつその返却を受けるためのカ
ード投入口5,予約事項が印字された予約票が発行される
予約票発行口6,予約事項を設定し入力するための予約設
定部７などが配備されている。
約端末機１は、全面の接客部３に、CRT表示部４のほ
か、前記カードを投入しかつその返却を受けるためのカ
ード投入口5,予約事項が印字された予約票が発行される
予約票発行口6,予約事項を設定し入力するための予約設
定部７などが配備されている。
前記設定部７は、第３図に示す如く、複数のキースイッ
チを含んでおり、購入する定期券を直接受け取るのか、
あるいは郵送で受け取るのかを指定するための郵送キー
８および発券キー9,今すぐ受け取るのか、あるいは後日
受け取るのかを指定するための受取キー10および後日受
取キー11,今まで通りの定期券を継続購入するのか、あ
るいはその内容を変更するのかを指定するための継続キ
ー12および変更キー13,変更内容が定期券の開始日か、
あるいは期間かを指定するための開始日キー14および期
間キー15,変更すべきデータを入力するためのテンキー1
6,予約事項の設定完了および設定取消を指定するための
設定完了キー17および取消キー18などが設けられてい
る。
チを含んでおり、購入する定期券を直接受け取るのか、
あるいは郵送で受け取るのかを指定するための郵送キー
８および発券キー9,今すぐ受け取るのか、あるいは後日
受け取るのかを指定するための受取キー10および後日受
取キー11,今まで通りの定期券を継続購入するのか、あ
るいはその内容を変更するのかを指定するための継続キ
ー12および変更キー13,変更内容が定期券の開始日か、
あるいは期間かを指定するための開始日キー14および期
間キー15,変更すべきデータを入力するためのテンキー1
6,予約事項の設定完了および設定取消を指定するための
設定完了キー17および取消キー18などが設けられてい
る。
第２図は、上記予約端末機１の回路構成例を示す。図
中、演算制御部19は、コンピュータ回路をもって構成さ
れ、この演算制御部19にカード投入口５へ投入されたカ
ードの記録情報を読み取るためのカードリーダ部20,予
約票を発行して発行口６へ送り出すための予約票発行部
21のほか、前記表示部４や設定部7,さらにはオンライン
処理部22が接続されている。
中、演算制御部19は、コンピュータ回路をもって構成さ
れ、この演算制御部19にカード投入口５へ投入されたカ
ードの記録情報を読み取るためのカードリーダ部20,予
約票を発行して発行口６へ送り出すための予約票発行部
21のほか、前記表示部４や設定部7,さらにはオンライン
処理部22が接続されている。
このオンライン処理部22は、センタ装置に対する情報の
送受信を行うもので、前記演算制御部19は、この送受信
を含む定期券購入予約処理に関する一連の動作を制御す
る。
送受信を行うもので、前記演算制御部19は、この送受信
を含む定期券購入予約処理に関する一連の動作を制御す
る。
つぎに定期券発行機２は、通常、定期券発売場所内に設
置され、ある決まった時間帯だけ係員によって操作され
る。
置され、ある決まった時間帯だけ係員によって操作され
る。
第４図は、この定期券発行機２の外観を示す。図示例の
定期券発行機２は、前面部23にCRT表示部24のほか、発
行された定期券を取り出すための扉付の定期券取出口2
5,予約事項が印字された発行票を取り出すための扉付の
発行票発行口26が配設されている。
定期券発行機２は、前面部23にCRT表示部24のほか、発
行された定期券を取り出すための扉付の定期券取出口2
5,予約事項が印字された発行票を取り出すための扉付の
発行票発行口26が配設されている。
第５図は、上記定期券発行機２の回路構成例を示す。図
中、演算制御部27は、コンピュータ回路をもって構成さ
れ、この演算制御部27に、発行すべき定期券に所定の情
報を印刷しかつ磁気エンコードするための印刷・エンコ
ード処理部28,発行票を発行して取出口26へ放出するた
めの発行票発行部29のほか、前記表示部24,さらにはオ
ンライン処理部30が接続されている。このオンライン処
理部30は、センタ装置に対する情報の送受信を行うため
のもので、前記演算制御部27は、この送受信を含む定期
券発行処理に関する一連の動作を制御する。
中、演算制御部27は、コンピュータ回路をもって構成さ
れ、この演算制御部27に、発行すべき定期券に所定の情
報を印刷しかつ磁気エンコードするための印刷・エンコ
ード処理部28,発行票を発行して取出口26へ放出するた
めの発行票発行部29のほか、前記表示部24,さらにはオ
ンライン処理部30が接続されている。このオンライン処
理部30は、センタ装置に対する情報の送受信を行うため
のもので、前記演算制御部27は、この送受信を含む定期
券発行処理に関する一連の動作を制御する。
第10図は、前記予約端末機１の操作の手順を示す。
いま定期券の購入予約端末機に際し、まずステップ１
（以下「ST1」の如く表す）において、接客部３のカー
ド投入口５へカードが投入されると、カードリーダ部20
によってカードに記憶された個人情報が読み取られる
（ST2）。この読み取られた情報はオンライン処理部22
を介してセンタ装置のホストコンピュータへ送信される
（ST3）。センタ装置では、この個人情報からカードの
有効性のチェックが行われ、有効であれば、この個人情
報に対応する定期券情報がファイルF1およびF2から読み
出されて予約端末機１へ送信される。そして予約端末機
１では、ST4の判定が“YES"となるから、つぎのST5で受
信した定期券情報を表示部４へ表示する。
（以下「ST1」の如く表す）において、接客部３のカー
ド投入口５へカードが投入されると、カードリーダ部20
によってカードに記憶された個人情報が読み取られる
（ST2）。この読み取られた情報はオンライン処理部22
を介してセンタ装置のホストコンピュータへ送信される
（ST3）。センタ装置では、この個人情報からカードの
有効性のチェックが行われ、有効であれば、この個人情
報に対応する定期券情報がファイルF1およびF2から読み
出されて予約端末機１へ送信される。そして予約端末機
１では、ST4の判定が“YES"となるから、つぎのST5で受
信した定期券情報を表示部４へ表示する。
第11図は、この場合の表示例を示すものであり、表示画
面には、カード番号や氏名等の個人を認証する情報に次
いで、前記ファイルF1から伝送された発着駅等の固定さ
れた定期券情報から成る情報ブロックB1と、前記ファイ
ルF2から伝送された開始日や期間等の変更可能な定期券
情報から成る情報ブロックB2とが表示されている。
面には、カード番号や氏名等の個人を認証する情報に次
いで、前記ファイルF1から伝送された発着駅等の固定さ
れた定期券情報から成る情報ブロックB1と、前記ファイ
ルF2から伝送された開始日や期間等の変更可能な定期券
情報から成る情報ブロックB2とが表示されている。
第10図に戻って、つぎのST7は、今まで通りの条件で定
期券を継続購入するか否かを判定しており、ST7が“YE
S"のとき、ST8で設定部７の継続キー12が押下される。
一方、継続購入の条件が変更されるときは、ST7が“N
O",ST9が“YES"となり、ST10で設定部７の変更キー13が
押下される。そしてその条件変更の対象が開始日のとき
はST11が“YES"となり、ST12で開始日キー14が押下さ
れ、ST13でテンキー16により新しい開始日のデータが入
力される。一方、変更される対象が期間のときはST11が
“NO"となり、ST14で期間キー15が押下され、ST15でテ
ンキー16により新しい期間データが入力される。これら
条件変更にかかるデータ入力が正しく行われると、ST16
が“YES"となり、つぎにST19で定期券を今すぐ受け取る
か否かを判定する。もしST19が“YES"のときは、ST20で
発券キー９が、またST21で受取キー10が、それぞれ押下
される。
期券を継続購入するか否かを判定しており、ST7が“YE
S"のとき、ST8で設定部７の継続キー12が押下される。
一方、継続購入の条件が変更されるときは、ST7が“N
O",ST9が“YES"となり、ST10で設定部７の変更キー13が
押下される。そしてその条件変更の対象が開始日のとき
はST11が“YES"となり、ST12で開始日キー14が押下さ
れ、ST13でテンキー16により新しい開始日のデータが入
力される。一方、変更される対象が期間のときはST11が
“NO"となり、ST14で期間キー15が押下され、ST15でテ
ンキー16により新しい期間データが入力される。これら
条件変更にかかるデータ入力が正しく行われると、ST16
が“YES"となり、つぎにST19で定期券を今すぐ受け取る
か否かを判定する。もしST19が“YES"のときは、ST20で
発券キー９が、またST21で受取キー10が、それぞれ押下
される。
これに対し定期券を後日受け取るように設定する場合
は、ST19が“NO",ST22が“YES"となり、ST23で発券キー
９が、ST24で後日受取キー11が、それぞれ押下される。
さらにもし定期券を郵送で受け取るよう設定するとき
は、ST19,ST22がともに“NO",ST25が“YES"となり、ST2
6で郵送キー８が押下される。
は、ST19が“NO",ST22が“YES"となり、ST23で発券キー
９が、ST24で後日受取キー11が、それぞれ押下される。
さらにもし定期券を郵送で受け取るよう設定するとき
は、ST19,ST22がともに“NO",ST25が“YES"となり、ST2
6で郵送キー８が押下される。
上記の処理により予約事項が設定されると、つぎにST27
で設定完了キーが押下され、ST28でこの予約事項に関わ
る予約情報がオンライン処理部22を介してセンタ装置へ
送られると共に、ST29で予約票発行部21が予約票を発行
して発行口６へ送り出す。
で設定完了キーが押下され、ST28でこの予約事項に関わ
る予約情報がオンライン処理部22を介してセンタ装置へ
送られると共に、ST29で予約票発行部21が予約票を発行
して発行口６へ送り出す。
なお、上記の処理を取り消すときは、ST17またはST30が
“YES"となり、ST18またはST31で取消キー18が押下され
ることになり、この場合は、ST32で表示部４の表示が消
えて初期状態へ戻る。また投入されたカードが無効カー
ドであった場合は、ST4が“NO"となり、表示部４にはカ
ードが無効であることが表示された後、初期状態へと戻
る（ST6）。
“YES"となり、ST18またはST31で取消キー18が押下され
ることになり、この場合は、ST32で表示部４の表示が消
えて初期状態へ戻る。また投入されたカードが無効カー
ドであった場合は、ST4が“NO"となり、表示部４にはカ
ードが無効であることが表示された後、初期状態へと戻
る（ST6）。
第12図は、前記定期券発行機２の動作の流れを示す。
まずST32において、センタ装置に対して予約情報の伝送
を要求する。前記予約端末機１よりセンタ装置に対して
予約情報が伝送されていればこの情報がセンタ装置より
オンライン処理部30を介して送られてくる。そしてこの
場合、ST33が“YES"となるから、つぎのST34で、表示部
24に第13図に示すような予約リストが表示され、全ての
定期券購入予約端末機につき、予約番号，予約日，氏名
など所定の事項が一覧表示される。
を要求する。前記予約端末機１よりセンタ装置に対して
予約情報が伝送されていればこの情報がセンタ装置より
オンライン処理部30を介して送られてくる。そしてこの
場合、ST33が“YES"となるから、つぎのST34で、表示部
24に第13図に示すような予約リストが表示され、全ての
定期券購入予約端末機につき、予約番号，予約日，氏名
など所定の事項が一覧表示される。
この実施例の場合、定期券の発行処理は、当日受取り分
を最優先としており、つぎのST35は、全予約情報中に当
日受取りにかかる情報が含まれるか否かを判定してい
る。もしST35の判定が“YES"のときは、ST36において、
その優先される予約情報につき、センタ装置に対し定期
券に印刷しかつエンコードするための情報、、すなわち
前記運賃ファイルF3および文字データファイルF4内の情
報の読出し，送信をセンタ装置に要求する。そして受信
した定期券発行情報を印刷・エンコード処理部28にて発
行すべき定期券に印刷しかつエンコードした後、定期券
取出口25へこれを放出すると共にこれを発行票発行口26
へ放出する（ST37,38,39）。
を最優先としており、つぎのST35は、全予約情報中に当
日受取りにかかる情報が含まれるか否かを判定してい
る。もしST35の判定が“YES"のときは、ST36において、
その優先される予約情報につき、センタ装置に対し定期
券に印刷しかつエンコードするための情報、、すなわち
前記運賃ファイルF3および文字データファイルF4内の情
報の読出し，送信をセンタ装置に要求する。そして受信
した定期券発行情報を印刷・エンコード処理部28にて発
行すべき定期券に印刷しかつエンコードした後、定期券
取出口25へこれを放出すると共にこれを発行票発行口26
へ放出する（ST37,38,39）。
これに対し前記のST35の判定が“NO"のときはST40へ進
み、この場合は後日受取りまたは郵送指定分の予約情報
につき、定期券に印刷しかつエンコードするための定期
券発行情報を順次ファイルF3,F4から読み出して伝送す
るようセンタ装置へ要求する。そして順次送られてくる
定期券発行情報を印刷・エンコード処理部28にて定期券
に印刷しかつエンコードした後、これを定期券取出口へ
放出すると共に、発行票発行部29にて発行票を発行し
て、これを発行票発行口26へ放出する（ST41,42,43）。
さらに発行処理対象が郵送受取りにかかるものである場
合には、ST44が“YES"となり、発行票発行部29にて宛名
を印刷し、これを封筒に貼って郵送できるようにする
（ST45）。
み、この場合は後日受取りまたは郵送指定分の予約情報
につき、定期券に印刷しかつエンコードするための定期
券発行情報を順次ファイルF3,F4から読み出して伝送す
るようセンタ装置へ要求する。そして順次送られてくる
定期券発行情報を印刷・エンコード処理部28にて定期券
に印刷しかつエンコードした後、これを定期券取出口へ
放出すると共に、発行票発行部29にて発行票を発行し
て、これを発行票発行口26へ放出する（ST41,42,43）。
さらに発行処理対象が郵送受取りにかかるものである場
合には、ST44が“YES"となり、発行票発行部29にて宛名
を印刷し、これを封筒に貼って郵送できるようにする
（ST45）。
上記の処理により定期券の発行が完了すると、表示部24
に表示された予約リスト中へ発行済の表示を行ってこれ
を係員に知らせ、同様の処理を全ての定期券の発行が完
了するまで繰り返すと共に（ST46,47）、業務の終了に
より定期券発行機２の一連の動作を停止させる（ST4
8）。
に表示された予約リスト中へ発行済の表示を行ってこれ
を係員に知らせ、同様の処理を全ての定期券の発行が完
了するまで繰り返すと共に（ST46,47）、業務の終了に
より定期券発行機２の一連の動作を停止させる（ST4
8）。
かくて発行された継続定期券については、前記予約票と
引き換えに定期券と発行票とが係員より定期券購入者へ
手渡されることになる。
引き換えに定期券と発行票とが係員より定期券購入者へ
手渡されることになる。
第１図は予約端末機の斜面図、第２図はその回路ブロッ
ク図，第３図は予約端末機の設定部の構成を示す説明
図、第４図は定期券発行機の斜面図、第５図はその回路
ブロック図，第６図は顧客登録ファイルの内容を示す説
明図、第７図は運用ファイルの内容を示す説明図、第８
図および第９図は定期券発行情報が格納されるファイル
の内容を示す説明図、第10図は予約端末機の操作の手順
を示すフローチャート、第11図は予約端末機の表示部に
表示される定期券情報を示す説明図、第12図は定期券発
行機の動作の流れを示すフローチャート、第13図は定期
券発行機の表示部に表示される予約リストを示す説明図
である。 １……予約端末機、２……定期券発行機 ３……接客部、５……定期券発行口 ６……予約票発行口、７……設定部 19……演算制御部、20……カードリーダ部 21……予約票発行部、22……オンライン処理部 27……演算制御部、28……印刷・エンコード部 30……オンライン処理部
ク図，第３図は予約端末機の設定部の構成を示す説明
図、第４図は定期券発行機の斜面図、第５図はその回路
ブロック図，第６図は顧客登録ファイルの内容を示す説
明図、第７図は運用ファイルの内容を示す説明図、第８
図および第９図は定期券発行情報が格納されるファイル
の内容を示す説明図、第10図は予約端末機の操作の手順
を示すフローチャート、第11図は予約端末機の表示部に
表示される定期券情報を示す説明図、第12図は定期券発
行機の動作の流れを示すフローチャート、第13図は定期
券発行機の表示部に表示される予約リストを示す説明図
である。 １……予約端末機、２……定期券発行機 ３……接客部、５……定期券発行口 ６……予約票発行口、７……設定部 19……演算制御部、20……カードリーダ部 21……予約票発行部、22……オンライン処理部 27……演算制御部、28……印刷・エンコード部 30……オンライン処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−66799（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−198692（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−207192（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−194264（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−47684（ＪＰ，Ａ) 特開 昭50−86244（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】クレジットカードにより継続定期券の購入
予約を行う予約端末機と、予約済の継続定期券の発行処
理を行う定期券発行機と、前記クレジットカードの個人
情報と個人情報に対応する定期券情報と定期券の発行に
関わる定期券発行情報とが登録されるセンタ装置とをオ
ンライン接続して成る継続定期券発行システムであっ
て、 前記予約端末機は、 前記クレジットカードを投入するためのカード投入口お
よび予約票を発行するための予約票発行口が設けられた
接客部と、 前記カード投入口より投入されたクレジットカードに記
録された個人情報を読み取る読取手段と、 前記センタ装置に対する情報の送受信を行う送受信手段
と、 前記送受信手段により前記読取手段で読み取られた個人
情報を前記センタ装置に送信し、この個人情報に対応す
る定期券情報を前記センタ装置より受信して、受信した
定期券情報より定期券購入に関する予約事項を設定する
ための設定手段と、 前記設定手段により設定された予約事項に関わる予約情
報を前記送受信手段により前記センタ装置へ送出する送
出手段と、 前記設定手段により設定された予約事項に関わる予約情
報を予約票に記録して前記予約票発行口より発行する予
約票発行手段とを具備し、 前記定期券発行機は、 継続定期券を発行するための定期券発行口と、 前記予約端末機により設定され前記センタ装置へ伝送さ
れた定期券の予約情報および前記定期券発行情報を前記
センタ装置より受け取る受信手段と、 前記受信手段により受け取った予約情報および定期券発
行情報により継続定期券を発行して前記定期券発行口よ
り放出する定期券発行手段とを具備して成る継続定期券
発行システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60091694A JPH0734235B2 (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | 継続定期券発行システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60091694A JPH0734235B2 (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | 継続定期券発行システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61249186A JPS61249186A (ja) | 1986-11-06 |
| JPH0734235B2 true JPH0734235B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=14033619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60091694A Expired - Lifetime JPH0734235B2 (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | 継続定期券発行システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734235B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002133450A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-05-10 | Lecip Corp | 定期券書替え装置及び定期券更新方法 |
| JP6470073B2 (ja) * | 2015-03-11 | 2019-02-13 | 株式会社東芝 | 定期券発行機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5366799A (en) * | 1976-11-26 | 1978-06-14 | Nippon Signal Co Ltd:The | Advance order receiving device for season ticket |
-
1985
- 1985-04-27 JP JP60091694A patent/JPH0734235B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61249186A (ja) | 1986-11-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |