JPH0734075U - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JPH0734075U
JPH0734075U JP6381893U JP6381893U JPH0734075U JP H0734075 U JPH0734075 U JP H0734075U JP 6381893 U JP6381893 U JP 6381893U JP 6381893 U JP6381893 U JP 6381893U JP H0734075 U JPH0734075 U JP H0734075U
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JP
Japan
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deodorizing
water
nozzle
sanitary washing
washing device
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Pending
Application number
JP6381893U
Other languages
English (en)
Inventor
春樹 尾形
Original Assignee
アイワ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で消臭を行なう。 【構成】衛生洗浄装置1には、便座39の下側にオシリ
洗浄用ノズル43Aと、ビデ用ノズル43Bと、消臭用
ノズル43Cが設けられている。消臭用ノズル43C
は、便器本体31の汚物溜部33を被包する範囲Aまで
消臭用の水を広げて散布するようになっている。消臭す
る場合は、操作部41の選択スイッチ41Aを操作して
消臭モードを選択する。消臭用ノズル43Cから霧状又
は膜状の消臭用水が散布され、これが汚物溜部33内の
汚物を被包する。これによって、汚物から発生する臭い
の成分が消臭用水に溶け込んで確実に消臭される。この
衛生洗浄装置1は、洗浄水の一部を消臭用水として利用
できるので、構成が簡単で安価になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、いわゆる洋式便器に適用して好適な衛生洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、洗浄水を使用者の局部に向けて噴出することによって、局部を衛生的か つ快適に洗浄する衛生洗浄装置が知られている。このような衛生洗浄装置のなか には、消臭装置を備えたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の衛生洗浄装置に備えられた消臭装置は、オゾンを散布したり、、或いは 便器本体の周辺の空気を吸入し、これをフィルタを通すことによって脱臭するな ど、衛生洗浄装置の本来の機能、すなわち、水を噴射するという機能の他に新た な機能を付加しなければならなかった。したがって、装置の構成が複雑で大型に なり、高価になるという問題があった。
【0004】 そこでこの考案は、上述したような課題を解決したものであって、消臭機能を 簡単に達成することが可能で、しかも小型で安価な衛生洗浄装置を提案するもの である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本考案においては、洗浄水を噴出するため便器本 体に取付けられた洗浄用ノズルと、便器本体の汚物溜め部を被包する範囲に消臭 用の水を散布する消臭用ノズルと、洗浄水及び消臭用の水を制御する制御手段と を備えたことを特徴とするものである。消臭用の水は円錐噴霧状又は多角錐噴霧 状若しくは円錐膜状に散布することができる。
【0006】
【作用】 図1に示すように、衛生洗浄装置1の枠体36には、便座39の下側にオシリ 洗浄用ノズル43Aと、ビデ用ノズル43Bと、消臭用ノズル43Cが設けられ ている。消臭用ノズル43Cは、図3に示すように所定の範囲Aまで消臭用の水 を広げて散布するようになっている。消臭する場合は、操作部41の選択スイッ チ41Aを操作して消臭モードを選択する。
【0007】 これによって、図6又は図7に示すように消臭用ノズル43Cから霧状又は膜 状の消臭用水が、便器本体31の汚物溜部33を被包するように散布される。こ れによって、汚物溜部33内の汚物から発生する臭いの成分が除去されて消臭さ れる。
【0008】
【実施例】
続いて、本考案に係わる衛生洗浄装置の一実施例について、図面を参照して詳 細に説明する。
【0009】 図1は、本発明による衛生洗浄装置1の構成を示す。この衛生洗浄装置1は、 装置全体を後述の洋式便器30(図4)に装着するための枠体36が設けられ、 その後部に横軸37が取付けられている。便蓋38及び中央部が開口された便座 39の後端部が横軸37に回転可能に取付けられている。便座39の下側にオシ リ洗浄用ノズル43Aと、ビデ用ノズル43Bとが伸縮自在に取付けられている 。また、オシリ洗浄用ノズル43Aとビデ用ノズル43Bとの間には、消臭用ノ ズル43Cが配置されている。
【0010】 消臭用ノズル43Cは、図2に示すように先端が尖ったロッド46を有し、ロ ッド46の先端側に設けられたノズル孔47から消臭用の水が霧状になって散布 されるようになっている。また、この消臭用の水は図3に示すように、適宜な散 布範囲Aまで広がって散布されるようになっている。また、消臭用の水は円錐状 又は多角錐状に噴霧することができる。
【0011】 この衛生洗浄装置1には、図1に示すように洗浄水と消臭用水を切換えたり、 その送水量や圧力を制御するための制御部40が枠体36の横に取付けられ、そ の表面には操作部41が設けられている。操作部41にはオシリ洗浄用ノズル4 3A、ビデ用ノズル43B又は消臭用ノズル43Cを選択するための選択スイッ チ41Aなどが設けられている。
【0012】 洗浄水は、貯水タンク2(図5)から制御部40内の温水タンク(図示せず) に供給され、ここで加熱されて温水になり、オシリ洗浄用ノズル43A又はビデ 用ノズル43Bに供給される。また、消臭用水は温水タンクを通さずに、したが って、常温のまま貯水タンク2から直接消臭用ノズル43Cに供給される。この ように消臭用水として常温水を用いるのは、温度が低い液体の方が臭いの成分の 溶解率が高いからである。オシリ洗浄用ノズル43Aとビデ用ノズル43Bは、 図示しない電磁部によって進退可能になっている。
【0013】 図4は、上述の衛生洗浄装置1を装着可能な洋式便器30の一例を示す。この 洋式便器30は、ドーム状の便器本体31に便座32の後端部が回転自在に取付 けられている。便器本体31の底部には汚物溜部33が設けられ、便座32の下 面には便器本体31の周縁部34に当接する突起35が複数個設けられており、 これによって便座32が便器本体31上に安定よく載置される。
【0014】 さて、上述の衛生洗浄装置1を洋式便器30に装着する場合は、図5に示すよ うに洋式便器30の便座32を取り外した後に、枠体36を洋式便器30の便器 本体31に取付ける。便座39の下面には、衛生洗浄装置1を洋式便器30に装 着したとき、便座39を便器本体31上に安定よく保持するための突起44が複 数個設けられている。衛生洗浄装置1の取付け時には、制御部40の配管(図示 せず)を洋式便器30の後方に配置されている貯水タンク2に接続する。そして 、洋式便器30を使用する場合は衛生洗浄装置1の便座39を便器本体31上に 倒してその上に着座する。
【0015】 また、衛生洗浄装置1を使用するときは、操作部41の選択スイッチ41Aで オシリ洗浄用モード又はビデモードを選択する。これによって、オシリ洗浄用ノ ズル43A又はビデ用ノズル43Bが伸張する。次に、洗浄水の送水量及び圧力 を調整して各ノズル43A,43Bから洗浄水を噴出させる。この噴出水によっ て、局部が衛生的かつ快適に洗浄される。
【0016】 そして、使用中又は使用後に消臭する場合は、操作部41の選択スイッチ41 Aを操作して消臭モードにする。これによって、図6に示すように消臭用ノズル 43Cから霧状の水が所定の範囲Aまで広がって散布される。この範囲Aは便器 本体31の汚物溜部33をカバーするように設定されており、汚物溜部33内の 汚物から発生する臭いの成分が消臭用水に溶け込んで消臭作用が確実に行なわれ る。
【0017】 なお、上述の実施例では消臭用の水を霧状にして散布する場合について説明し たが、図7に示すように消臭用ノズル43Cのロッド46の先端に円錐部46A を設ければ、消臭用水を円錐膜状に広げて散布することができる。この場合は、 汚物から発生する臭いが遮断されると共に、臭いの成分が消臭用水に溶解されて 消臭される。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、便器本体の汚物溜部を被包するように消臭用水 を散布するようにしたものである。したがって、この考案によれば、洗浄水の一 部を利用して消臭することが可能になるので、構成が簡単で小型になり、原価低 減が可能になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる衛生洗浄装置1の構成図であ
る。
【図2】消臭用ノズル43Cの構成を示す断面図であ
る。
【図3】消臭用ノズル43Cの消臭用水の散布範囲を示
す図である。
【図4】一般的な洋式便器30の斜視図である。
【図5】衛生洗浄装置1の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図6】消臭用ノズル43Cの消臭用水の粉霧状態を示
す斜視図である。
【図7】消臭用ノズル43Cの別の実施例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 衛生洗浄装置 2 貯水タンク 30 洋式便器 31 便器本体 33 汚物溜部 40 制御部 41 操作部 43A オシリ洗浄用ノズル 43B ビデ用ノズル 43C 消臭用ノズル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄水を噴出するため便器本体に取付け
    られた洗浄用ノズルと、 上記便器本体の汚物溜め部を被包する範囲に消臭用の水
    を散布する消臭用ノズルと、 上記洗浄水及び上記消臭用の水を制御する制御手段とを
    備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】 上記消臭用の水は円錐噴霧状又は多角錐
    噴霧状若しくは円錐膜状に散布されることを特徴とする
    請求項1記載の衛生洗浄装置。
JP6381893U 1993-11-29 1993-11-29 衛生洗浄装置 Pending JPH0734075U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6381893U JPH0734075U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 衛生洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6381893U JPH0734075U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 衛生洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0734075U true JPH0734075U (ja) 1995-06-23

Family

ID=13240334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6381893U Pending JPH0734075U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 衛生洗浄装置

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JP (1) JPH0734075U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001227026A (ja) * 2000-02-14 2001-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd トイレ装置
JP2018031210A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 Toto株式会社 衛生洗浄装置

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