JP2505533Y2 - 和風便器の臀部洗浄装置 - Google Patents

和風便器の臀部洗浄装置

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JP2505533Y2
JP2505533Y2 JP1993024637U JP2463793U JP2505533Y2 JP 2505533 Y2 JP2505533 Y2 JP 2505533Y2 JP 1993024637 U JP1993024637 U JP 1993024637U JP 2463793 U JP2463793 U JP 2463793U JP 2505533 Y2 JP2505533 Y2 JP 2505533Y2
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JP
Japan
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water
buttocks
cleaning device
japanese
style toilet
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JP1993024637U
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JPH0676477U (ja
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馨 山口
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馨 山口
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、和風便器の臀部洗浄装
置に関し、特に和風便器であるにもかかわらず、臀部を
奇麗に洗浄することができる和風便器の臀部洗浄装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、我が国でも洋風便器が普及してき
ており、ホテル、オフィスビルディング、マンション、
家庭、その他に漸次に設置されている。
【0003】これらの洋風便器では、便座に腰掛けて用
便後に便器の内側に設置した洗浄具が突き出て水または
温水を噴出し、臀部を奇麗に洗浄するようにされてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、我が国で古く
から使用されている、いわゆる和風便器では、上記した
洋風便器のように腰掛式のものでないため、洗浄具が突
き出て臀部を洗浄することが困難な事情にある。
【0005】そこで、和風便器に洋風の便座のような腰
掛便座を設置して洋風とし、洋風便器のように水や温水
で臀部を洗浄するようにしたものが知られている。
【0006】しかし、日本人の中には和風便器を好む人
が多く、和風便器のままで臀部を洗浄できることを望む
ものであった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記のような
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、和風
便器の後縁部に、臀部洗浄用の水または温水を前方に向
かって噴出して手に受けて臀部を洗浄するためのノズル
やパイプの洗浄装置を配設したことを特徴とする和風便
器の臀部洗浄装置を提供するにある。
【0008】
【作用】本考案の和風便器を使用すると、和風便器の後
縁部に水または温水を前方に向かって噴出して手に受け
て臀部を洗浄するためのノズルやパイプの洗浄装置を配
設したことによって、たとえばトイレットペーパーを使
用して処理した後に手元スイッチを操作すれば、後縁部
の洗浄装置から水または温水が噴出し、この水または温
水を手に受けて臀部を水または温水で奇麗に洗浄し、濡
れた臀部をトイレットペーパーで拭いて清潔に、爽快に
用便を終えることができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案を実施例にもとづいて説明す
る。図1〜図5は、本考案の一実施例である。和風便器
1は、図1、図2のように床2に下半部を埋め込むよう
にして設置され、従来日本人の多くが利用しているよう
に腰をかがんで使用する方式のものである。
【0010】この和風便器1の便器本体3の後縁部4
に、図1、図2のように便器本体3の後部から前方に向
かって温水を噴出可能に後縁部4にそうようにパイプを
折曲して先端をノズル状とした洗浄装置5を配設してい
る。
【0011】そして、上記洗浄装置5のパイプを延長し
て、図1、図2のように便器本体3の側面にそい、床2
の後段部6にそい、側壁7にそってパイプ8を配設し、
その一端を側壁7に設置した薄箱状の温水器9に接続し
ている。
【0012】温水器9には、図1のように水道管10を
圧力調整弁11、電磁開閉弁12を配設して接続してい
て、手元スイッチ13の操作によって所定の温度に加温
した温水を洗浄装置5から図のように噴出するようにし
ている。
【0013】上記パイプ8は、6〜10mm径の銅パイプ
や塩化ビニルパイプが好ましいが、ステンレススチ−ル
パイプや陶磁製パイプを使用することができ、これらの
パイプ8はパイプ取付金具等で上記した設置部に簡単に
取り付けることができるものである。
【0014】このように配設した洗浄装置5には、図1
〜図5のように洗浄装置5のまわりにカバー14を配設
して洗浄装置5が汚れないようにしているとともに、洗
浄装置5の噴出部に開閉カバー15を噴出流によって開
閉可能にカバー14部に着している。
【0015】カバ−14は、図4、図5のように洗浄装
置5の噴出部分側をへこませて凹所部16を設けて、洗
浄装置5のまわりからこぼれる温水を円滑に便器本体2
に落下させるようにしている。
【0016】開閉カバー15は、図4、図5のように温
水の噴出部分に対向して半球面状にへこませたへこみ部
17としているとともに、その下部をやや前方側に折曲
した折曲部18とし、臀部洗浄時に温水の噴出流によっ
て図4のように開いて温水を前方へ噴出できるようにし
ている。開閉カバー15にへこみ部17を設けているこ
とによって、洗浄装置5からの温水の噴出時、噴出終了
時に洗浄装置5の噴出部分を温水で自動的に洗浄でき
る。19はフラッシュバルブである。
【0017】しかして、和風便器1であっても、特に洋
風変換用の腰掛便座を設置しなくても、手元スイッチ1
3を押釦操作すると、便器本体3の後縁部4の洗浄装置
5の温水が噴出して図4のように開閉カバ−15を押し
開き、洗浄装置5から図1、図2のように温水器9の温
水を前方に向かって噴出することができ、この温水を手
で受けて臀部を奇麗に洗浄することができる。
【0018】そして、臀部の洗浄が終わり、再び手元ス
イッチ13を押すと、温水の噴出が止まり、図5のよう
に開閉蓋カバ−15が閉じ、洗浄装置5の噴出部を衛生
的に保持することができる。
【0019】なお、洗浄装置5からの温水の噴出量は圧
力調整弁11で適宜に調整することができ、便器本体3
から温水が前方端まで飛び出さずに図1のように臀部よ
り低くい目位のものが好ましく、また図1のように洗浄
装置5は0〜10度程上方側へ傾けて水を噴出できるの
が好ましい。なお、洗浄装置5の取り付け角度は、施工
時に適宜に調整することができる。
【0020】また、洗浄装置をカバ−で露出しないよう
にしているので、洗浄装置のまわりが汚れなく、清潔に
保持できて好ましいものである。
【0021】
【他の実施例】図5は、本考案のさらに他の実施例であ
る。本実施例では、図のように洗浄装置5を便器本体3
の水洗用孔20に連通して配設し、水洗時にこの洗浄装
置5の洗浄孔21から洗浄水を上記のように噴出するよ
うにしたものである。
【0022】このようにすると、和風便器の臀部の洗浄
装置を体裁よくでき、かつ洗浄装置部を汚れなくできて
好ましいものである。なお、洗浄装置部には、上記のよ
うに開閉カバ−を取り付けることができる。
【0023】実施例では、洗浄装置を温水器に接続した
が、近設の手洗い用の蛇口部に接続することもできるも
のであり、その他、上記した本考案の趣旨にもとづいて
適宜に対応できる。
【0024】
【考案の効果】以上のように本考案にあっては、従来の
和風便器の周縁に枠体等を搭載して側周部の高さを変え
ることなく、従来通りの形態のままにでき、たとえばト
イレットペーパーを使用して処理した後に手元スイッチ
を操作すれば、後縁部の洗浄装置から水または温水が噴
出し、この水または温水を手に受けて臀部を水または温
水で奇麗に洗浄し、濡れた臀部をトイレットペーパーで
拭いて清潔に、爽快に用便を終えることができる。
【0025】そして、不使用時には上記和風便器の後縁
部の洗浄装置のノズルまたはパイプ先端部に開閉カバー
を被覆できて清潔に保てるとともに、使用時には水また
は温水の噴出で開閉カバーを押し上げて、水または温水
を前方へ噴出して上記のように使用することができると
いう格別の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部省略した側断面図、
【図2】同上の一部省略した平面図、
【図3】同上の洗浄装置部の拡大側断面図、
【図4】図の矢視A−A正面図、
【図5】同上の他の実施例の一部省略した和風便器の側
面図。
【符号の説明】
1…和風便器 3…便器本体 4…
後縁部 5…洗浄装置 9…温水器 15…
開閉カバ−

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 和風便器の後縁部の中央部に、臀部洗浄
    用の水または温水を前方に向かって噴出して手に受けて
    臀部を洗浄するためのノズルやパイプをその先端側をや
    や上方側に向けて配設し、臀部洗浄時に上記ノズルまた
    はパイプからの水または温水の噴出によって、開閉カバ
    ーを押し上げて前方へ噴出するようにノズルまたはパイ
    プの先端部を被覆する開閉カバーを後縁部に蝶着した
    とを特徴とする和風便器の臀部洗浄装置。
  2. 【請求項2】 開閉カバーの内側に、水や温水の噴出部
    分に対向して半球面状にへこませたへこみ部を設けると
    ともに、その下部をやや前方側に折曲した折曲部とし、
    臀部洗浄時に水や温水の噴流によって開くように形成し
    請求項1に記載の和風便器の臀部洗浄装置。
JP1993024637U 1993-04-13 1993-04-13 和風便器の臀部洗浄装置 Expired - Lifetime JP2505533Y2 (ja)

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JP1993024637U JP2505533Y2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 和風便器の臀部洗浄装置

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JP1993024637U JP2505533Y2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 和風便器の臀部洗浄装置

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Publication Number Publication Date
JPH0676477U JPH0676477U (ja) 1994-10-28
JP2505533Y2 true JP2505533Y2 (ja) 1996-07-31

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JP1993024637U Expired - Lifetime JP2505533Y2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 和風便器の臀部洗浄装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60144435A (ja) * 1983-12-29 1985-07-30 リンフオ−ス工業株式会社 和風便器用局部洗浄装置
JPS63112580U (ja) * 1987-01-12 1988-07-20

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Publication number Publication date
JPH0676477U (ja) 1994-10-28

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