JPH0734057B2 - 照明用レンズ - Google Patents
照明用レンズInfo
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- JPH0734057B2 JPH0734057B2 JP62198775A JP19877587A JPH0734057B2 JP H0734057 B2 JPH0734057 B2 JP H0734057B2 JP 62198775 A JP62198775 A JP 62198775A JP 19877587 A JP19877587 A JP 19877587A JP H0734057 B2 JPH0734057 B2 JP H0734057B2
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- lens
- illuminance
- illuminated
- illumination
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70058—Mask illumination systems
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
- Lenses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明は、プリント基板やIC等の回路パターンの露光
装置、あるいは製版用の密着焼付装置や殖版機、その他
複写装置等の各種照明系に適用することができ、特に被
照射面上の周辺部の照度低下を起こすことなく全面を均
一に、あるいは必要に応じて周辺部の照度を上げて照明
するように改善した照明用レンズに関するものである。
装置、あるいは製版用の密着焼付装置や殖版機、その他
複写装置等の各種照明系に適用することができ、特に被
照射面上の周辺部の照度低下を起こすことなく全面を均
一に、あるいは必要に応じて周辺部の照度を上げて照明
するように改善した照明用レンズに関するものである。
《従来技術》 この種の照明用レンズは第13図に示すように面光源LSと
被照射面OGとの間に配置され、例えば第14図に示すよう
な単レンズLによつて構成されている。
被照射面OGとの間に配置され、例えば第14図に示すよう
な単レンズLによつて構成されている。
ちなみに、その具体例は第1表の如くである。
第 1 表 a=50、 b=100、 y=10、 f=1 r1=0.5、 r2=−0.5、 d=1.5、 n=1.5 ただし、fは単レンズLの焦点距離、その他の符号は第
13図及び第14図中に示すものである。そして、この種の
照明用レンズは第13図に示すように、前方に配置した光
源LSの実像を第1面r1によつて第2面r2の近傍P点に形
成し、入射瞳Aの実像を第2面r2によつてレンズ後方に
配置した被照明面OG上に投影することにより被照射面OG
をできるだけ均一に照明するように構成されている。か
かる照明用レンズはリレーコンデンサ型のレンズとして
周知である。
13図及び第14図中に示すものである。そして、この種の
照明用レンズは第13図に示すように、前方に配置した光
源LSの実像を第1面r1によつて第2面r2の近傍P点に形
成し、入射瞳Aの実像を第2面r2によつてレンズ後方に
配置した被照明面OG上に投影することにより被照射面OG
をできるだけ均一に照明するように構成されている。か
かる照明用レンズはリレーコンデンサ型のレンズとして
周知である。
前述した従来の照明用光学系の場合には被照射面OG上の
照度分布は第15図に示すように周辺部ほど低下する。
照度分布は第15図に示すように周辺部ほど低下する。
例えば第1表の設定条件下では被照射面OG上の中央部
(出射角θ=0°)を100%としたとき、計算上ではそ
の照度分布が90%以上になるのは照射高がH=18までの
領域(θ=10°までに相当する)にすぎず、また照射高
がH=40の領域(θ=22°に相当)では照度分布が58
%、照射高がH=50の領域(θ=27°に相当)では照度
分布が41%まで低下する。
(出射角θ=0°)を100%としたとき、計算上ではそ
の照度分布が90%以上になるのは照射高がH=18までの
領域(θ=10°までに相当する)にすぎず、また照射高
がH=40の領域(θ=22°に相当)では照度分布が58
%、照射高がH=50の領域(θ=27°に相当)では照度
分布が41%まで低下する。
これは、上記従来の照明用レンズが照度分布の向上につ
いて何ら考慮が払われていないことが原因である。
いて何ら考慮が払われていないことが原因である。
一方、被照射面OG上の照度分布は以下に示すように考え
ることができる。
ることができる。
第13図において、光源LSは光軸Z上にあり、光源LSの中
心からの光源b1はレンズLの入射瞳Aへ入射高hで入射
するとすれば、この光線b1は被照射面OG上の照射高Hに
達する。
心からの光源b1はレンズLの入射瞳Aへ入射高hで入射
するとすれば、この光線b1は被照射面OG上の照射高Hに
達する。
ここで、レンズLの入射瞳Aと被照射面OGとは共役であ
るから、入射瞳A上の入射高hを定めると、被照射面OG
上の照射高さHが定まる。
るから、入射瞳A上の入射高hを定めると、被照射面OG
上の照射高さHが定まる。
一方、入射瞳A上で、hから微小高Δh離れた位置へ入
射した光線は、被照射面OG上で、Hから微小高ΔH離れ
た位置に達する。
射した光線は、被照射面OG上で、Hから微小高ΔH離れ
た位置に達する。
この場合、レンズの透過時における光量損失が全くない
とすると、入射瞳Aで、入射高hを内径とし、幅をΔh
とする輪帯状の微小面積ΔS1を通過した光束は、同様に
被照射面OG上の照射高Hを内径とし、幅をΔHとする輪
帯状の微小面積ΔS2に達する。
とすると、入射瞳Aで、入射高hを内径とし、幅をΔh
とする輪帯状の微小面積ΔS1を通過した光束は、同様に
被照射面OG上の照射高Hを内径とし、幅をΔHとする輪
帯状の微小面積ΔS2に達する。
ここで、ΔS1,ΔS2は、次式で表わされる。
ΔS1=π{(h+Δh)2−h2} ΔS2=π{(H+ΔH)2−H2} 従つて入射瞳A上の入射高hにおける照度をeとする
と、被照射面OG上の照射高Hにおける照度Eは、上記微
小面積の比(ΔS1/ΔS2)に比例するから次式で表わさ
れる。
と、被照射面OG上の照射高Hにおける照度Eは、上記微
小面積の比(ΔS1/ΔS2)に比例するから次式で表わさ
れる。
E=e(ΔS1/ΔS2) =e(2hΔh+Δh2)/(2HΔH+ΔH2) =e(Δh/ΔH){(2h+Δh)/(2H+ΔH)} ここで、ΔHを限りなく0に近づけると、 および、 となり、 Eは次式で表わされる。
E=ef(H) ただし、f(H)=(dh/dH)(h/H) …… である。
ここで、入射瞳A上の照度eが入射高hと無関係に一定
であるとみなされる場合(入射瞳Aにおける照度分布が
均一である場合)には、上記関数f(H)は入射瞳A上
の照度に対する被照射面OG上の相対照度そのものを示
す。
であるとみなされる場合(入射瞳Aにおける照度分布が
均一である場合)には、上記関数f(H)は入射瞳A上
の照度に対する被照射面OG上の相対照度そのものを示
す。
すなわち、被照射面OGG上の照射高H=0である中心部
の相対照度はf(0)で表わされ、中心部以外(H≠
0)の相対照度はf(H)で表わされる。
の相対照度はf(0)で表わされ、中心部以外(H≠
0)の相対照度はf(H)で表わされる。
次に、正弦条件を満しているレンズについて被照射面の
周辺照度が下がる原因を述べる。正弦条件を満している
レンズは入射高hと出射角θとの間に次式が成立してい
る。
周辺照度が下がる原因を述べる。正弦条件を満している
レンズは入射高hと出射角θとの間に次式が成立してい
る。
h=sinθ …… (ただし、fはレンズの焦点距離)、 以下、第13図を参照しながら上記正弦条件と周辺におけ
る照度低下との関係について説明する。
る照度低下との関係について説明する。
上記照明用レンズLは、その焦点距離(f=1)が光源
SLと当該レンズLとの間隔(a=50)に対して十分小さ
く、光源LSからの平行光が入射瞳Aに入射高hで入射
し、P点に収束した後出射角θで出射し、被照射面OG上
で照射高Hとなる点Rに達するものとする。
SLと当該レンズLとの間隔(a=50)に対して十分小さ
く、光源LSからの平行光が入射瞳Aに入射高hで入射
し、P点に収束した後出射角θで出射し、被照射面OG上
で照射高Hとなる点Rに達するものとする。
第13図より照射高Hは次式で表わされる。
H=btanθ …… このとき、被照射面OGにおける照度は前記式のように
(dh/dH)(h/H)で規定される。
(dh/dH)(h/H)で規定される。
一方、前記、式から、 (dh/dθ)=fcosθ、(dH/dθ)=b/cos2θ (h/H)=(f/b)cosθ となり、照度は次式で表わされる。
(dh/dH)(h/H)=(f2/b2)cos4θ …… 式は、正弦条件を満たすレンズを用いると、被照射面
における照度が、出射角のコサイン4乗に比例して、低
下することを示している。
における照度が、出射角のコサイン4乗に比例して、低
下することを示している。
ところで、第1表の従来レンズは、実際に光線追跡計算
を行なうと、入射高hが大きくなると前記式が成立し
なくなり、h<f・sinθにたつていることが確認でき
た。すなわち式において (dh/dH)(h/H)<(f2/b2)cos4θ となつており、正弦条件を満しているレンズよりさらに
周辺照度が低下することになる。
を行なうと、入射高hが大きくなると前記式が成立し
なくなり、h<f・sinθにたつていることが確認でき
た。すなわち式において (dh/dH)(h/H)<(f2/b2)cos4θ となつており、正弦条件を満しているレンズよりさらに
周辺照度が低下することになる。
このため従来の照明系では±5%程度の均一な照度分布
を確保しようとすれば出射角θは10°くらいまでしか使
えないので、所要の照射エリアを確保するには、光源か
ら被照射面までの光路長が長くなり、装置全体が大型化
する。
を確保しようとすれば出射角θは10°くらいまでしか使
えないので、所要の照射エリアを確保するには、光源か
ら被照射面までの光路長が長くなり、装置全体が大型化
する。
また、このよな照明系で被照射面に置いた透過原板等を
照明し、その原板の像を結像レンズで投影する場合には
投影された像は結像レンズのコサイン4乗則等の影響に
より、周辺部でさらに照度低下したものとなる。従来か
かる結像レンズによる周辺照度の低下を照明用レンズに
より積極的に補正することはできなかつた。
照明し、その原板の像を結像レンズで投影する場合には
投影された像は結像レンズのコサイン4乗則等の影響に
より、周辺部でさらに照度低下したものとなる。従来か
かる結像レンズによる周辺照度の低下を照明用レンズに
より積極的に補正することはできなかつた。
上記のような問題に対して、近年では、被照射面上の照
度分布を均一にする照明用レンズが提案されている。例
えば特開昭62-178207号公報においては、1枚〜4枚構
成の照明用レンズがそれぞれ開示されている。
度分布を均一にする照明用レンズが提案されている。例
えば特開昭62-178207号公報においては、1枚〜4枚構
成の照明用レンズがそれぞれ開示されている。
《発明が解決しようとする問題点》 上記公報に開示された従来の照明用レンズは、当該照明
用レンズと被照射面との間に何も配置されない光学系に
おいて、被照射面上の照度分布を均一にするものである
が、照明用レンズと被照射面との間に周縁照度を低下さ
せるレンズ等の光学素子が配置される光学系において
は、上記従来の照明用レンズを用いるだけでは被照射面
上の照度分布を均一にすることは困難である。
用レンズと被照射面との間に何も配置されない光学系に
おいて、被照射面上の照度分布を均一にするものである
が、照明用レンズと被照射面との間に周縁照度を低下さ
せるレンズ等の光学素子が配置される光学系において
は、上記従来の照明用レンズを用いるだけでは被照射面
上の照度分布を均一にすることは困難である。
本発明は、上記問題点を解決するものであり、照明用レ
ンズと被照射面との間に光学素子が配置される光学系に
適用されても、その光学系における被照射面上を均一に
照明できる2枚構成の照明用レンズを提供することを目
的とする。
ンズと被照射面との間に光学素子が配置される光学系に
適用されても、その光学系における被照射面上を均一に
照明できる2枚構成の照明用レンズを提供することを目
的とする。
《問題点を解決するための手段》 本発明は上記目的を達成するためになされたものであ
り、かかる照明用レンズは以下のように構成される。
り、かかる照明用レンズは以下のように構成される。
即ち、光源と被照射面との間に配置され、被照射面上の
周辺部において、中心部の照度以上に照度が得られる2
群2枚の照明用レンズにおいて、 上記レンズの入射瞳と上記被照射面とを共役とし、 後面が凸の球面である正の第1レンズと、前面が凹の球
面でかつ後面が凸の球面である正の第2レンズと、が光
源側より順次配列され、 −0.68≦{(1−n1)/r2+(n3−1)/r3}f≦0.90
…… 0.67≦{(1−n3)/r4}f …… ただし、 fはこの照明用レンズ全体の焦点距離、 r2は第1レンズ後面の曲率半径、 r3は第2レンズ前面の曲率半径、 r4は第2レンズ後面の曲率半径、 n1は第1レンズの屈折率、 n2は第2レンズの屈折率 を満足するものである。
周辺部において、中心部の照度以上に照度が得られる2
群2枚の照明用レンズにおいて、 上記レンズの入射瞳と上記被照射面とを共役とし、 後面が凸の球面である正の第1レンズと、前面が凹の球
面でかつ後面が凸の球面である正の第2レンズと、が光
源側より順次配列され、 −0.68≦{(1−n1)/r2+(n3−1)/r3}f≦0.90
…… 0.67≦{(1−n3)/r4}f …… ただし、 fはこの照明用レンズ全体の焦点距離、 r2は第1レンズ後面の曲率半径、 r3は第2レンズ前面の曲率半径、 r4は第2レンズ後面の曲率半径、 n1は第1レンズの屈折率、 n2は第2レンズの屈折率 を満足するものである。
《作用》 本発明に係る照明用レンズは、2群2枚構成であり、条
件式及び条件式を満足している。
件式及び条件式を満足している。
条件式が満足される(第2レンズの後面の屈折力が0.
67以上である)と、入射高の大きい光については第2レ
ンズから出射する際の出射角が小さくなり、一方、入射
高の小さい光については第2レンズから出射する際の出
射角が大きくなる(例えば第2図、第3図参照)ので、
照明用レンズにおける被照射面上の周辺部において照度
をより上げやすくなる。
67以上である)と、入射高の大きい光については第2レ
ンズから出射する際の出射角が小さくなり、一方、入射
高の小さい光については第2レンズから出射する際の出
射角が大きくなる(例えば第2図、第3図参照)ので、
照明用レンズにおける被照射面上の周辺部において照度
をより上げやすくなる。
さらに、条件式が満足される(第1レンズの後面の屈
折力と第2レンズの前面の屈折力との和が−0.68以上か
つ0.90以下である)と、有効照射エリアの縮小を防止
し、さらに上記条件式による作用を維持する。有効照
射エリアの縮小については、上記屈折力の和が下限値よ
り小さくなると、第1レンズの後面、第2レンズの前面
及び後面での屈折力の和が小さくなりすぎ、入射瞳の共
役像、すなわち有効照射エリアが小さくなるのに起因し
ている。また、条件式による作用の維持については、
上記屈折力の和が上限値より大きくなると、入射瞳面と
被照射面との共役関係を保つためには、第2レンズの後
面の屈折力を小さくする必要があるので、これを防止す
るためである。
折力と第2レンズの前面の屈折力との和が−0.68以上か
つ0.90以下である)と、有効照射エリアの縮小を防止
し、さらに上記条件式による作用を維持する。有効照
射エリアの縮小については、上記屈折力の和が下限値よ
り小さくなると、第1レンズの後面、第2レンズの前面
及び後面での屈折力の和が小さくなりすぎ、入射瞳の共
役像、すなわち有効照射エリアが小さくなるのに起因し
ている。また、条件式による作用の維持については、
上記屈折力の和が上限値より大きくなると、入射瞳面と
被照射面との共役関係を保つためには、第2レンズの後
面の屈折力を小さくする必要があるので、これを防止す
るためである。
《実施例》 以下本発明に基づく照明用レンズの実施例について説明
する。
する。
各実施例の照明用レンズLは、いずれも2枚のレンズL1
・L2によつて構成されている。またいずれの実施例にお
いても、第13図に示す光学配置のもとで、下記の設定値
を有するものとする。
・L2によつて構成されている。またいずれの実施例にお
いても、第13図に示す光学配置のもとで、下記の設定値
を有するものとする。
光源の大きさ2y=17.64φ(最大入射角ωmax=10°) 光源からレンズ入射瞳Aまでの距離a=50 第2レンズ後面から被照射面までの距離b′=100 有効処理面の大きさHmax=90φ(最大出射角θmax=24.
2°) レンズの有効径D=1/0φ 照明用レンズの焦点距離f=1.0 そして、入射瞳Aは第1レンズL1の前面近傍に設定さ
れ、その像は被照射面OG上に投影されるように設定され
ている。なお以下に示す照明用レンズは、いずれも第1
図に示すような統一した符号により、その配置構成を示
してある。
2°) レンズの有効径D=1/0φ 照明用レンズの焦点距離f=1.0 そして、入射瞳Aは第1レンズL1の前面近傍に設定さ
れ、その像は被照射面OG上に投影されるように設定され
ている。なお以下に示す照明用レンズは、いずれも第1
図に示すような統一した符号により、その配置構成を示
してある。
第1の実施例 第1図は本発明に基づく照明用レンズの第1の実施例を
示し、そのレンズデータは、下記第2表に示す通りであ
る。
示し、そのレンズデータは、下記第2表に示す通りであ
る。
この第1実施例は下記数値を有し、前記条件式を満
足するように構成されている。
足するように構成されている。
{(1−n1)/r2+(n3−1)/r3}f=−0.011 {(1−n3/r4}f=1.429 また、被照射面上での照度分布は第4図に示すように中
間部での照度低下は、3%程度であり、周辺部で十分に
照度が高くなる。
間部での照度低下は、3%程度であり、周辺部で十分に
照度が高くなる。
なお、この第1実施例は、第1〜第5の実施例の中で
は、標準的な配置構成を示している。
は、標準的な配置構成を示している。
第2の実施例 第5図は本発明に基づく照明用レンズの第2の実施例を
示し、そのレンズデータは下記第3表に示す通りであ
る。
示し、そのレンズデータは下記第3表に示す通りであ
る。
この第2実施例は下記数値を有し、前記条件式を満
足するように構成されている。
足するように構成されている。
{(1−n1)/r2+(n3−1)/r3}f=0.895 {(1−n3)/r4}f=0.676 また、被照射面上での照度分布は第6図に示すように中
間部での照度低下は数%であり、周辺部での照度が数%
高くなる。
間部での照度低下は数%であり、周辺部での照度が数%
高くなる。
この第2実施例は、条件式の値が最大値に近い値とな
り、の値が最小値に近い値となる場合を例示したもの
である。
り、の値が最小値に近い値となる場合を例示したもの
である。
第3の実施例 第7図は本発明に基づく照明用レンズの第3の実施例を
示し、そのレンズデータは下記第4表に示す通りであ
る。
示し、そのレンズデータは下記第4表に示す通りであ
る。
この第3実施例は下記数値を有し、前記条件式を満
足するように構成されている。
足するように構成されている。
{(1−n1)/r2+(n3−1)/r3}f=0.522 {(1−n3)/r4}f=0.911 また、被照射面上での照度分布は第8図に示すように、
中間部での照度低下は数%にとどまり、周辺部で、十分
に照度が高くなる。
中間部での照度低下は数%にとどまり、周辺部で、十分
に照度が高くなる。
第4の実施例 第9図は本発明に基づく照明用レンズの第4の実施例を
示し、そのレンズデータは下記第5表に示す通りであ
る。
示し、そのレンズデータは下記第5表に示す通りであ
る。
この第4実施例は下記数値を有し、前記条件式を満
足するように構成されている。
足するように構成されている。
{(1−n1)/r2+(n3−1)/r3}f=−0.680 {(1−n3)/r4}f=1.742 また、被照射面上での照度分布は第10図に示すように中
間部の照度低下は数%にとどまり、周辺部で十分に照度
が高くなる。
間部の照度低下は数%にとどまり、周辺部で十分に照度
が高くなる。
第5の実施例 第11図は本発明に基づく照明用レンズの第5の実施例を
示し、そのレンズデータは下記第6表に示す通りであ
る。
示し、そのレンズデータは下記第6表に示す通りであ
る。
この第5実施例は下記の数値を有し、前記条件式を
満足するように構成されている。
満足するように構成されている。
{(1−n1)/r2+(n3−1)/r3}f=−0.302 {(1−n3)/r4}f=1.416 また、被照射面上での照度分布は第12図に示すように±
3%以内に収まつている。
3%以内に収まつている。
《発明の効果》 以上の説明のように、本発明によれば、照明用レンズに
おける被照射面上の照度分布を均一にしたり、あるいは
周辺部の照度を中心部の照度より大幅に上げることがで
きるので、光学系のタイプに適合する照明用レンズを採
用することにより、光学系全体における被照射面上での
照度分布を均一にすることができる。
おける被照射面上の照度分布を均一にしたり、あるいは
周辺部の照度を中心部の照度より大幅に上げることがで
きるので、光学系のタイプに適合する照明用レンズを採
用することにより、光学系全体における被照射面上での
照度分布を均一にすることができる。
第1図は本発明に基づく照明用レンズの第1の実施例を
示すレンズ構成図、第2図及び第3図はそれぞれその照
明用レンズの光線追跡図、第4図はその照明用レンズに
よる照度分布図、第5図、第7図、第9図及び第11図は
それぞれ他の実施例を示すレンズ構成図、第6図、第8
図、第10図及び第12図はそれぞれ他の実施例に対応する
照度分布図、第13図は照明用レンズを用いた照明光学系
の原理図、第14図は従来例を示す照明用レンズの構成
図、第15図はその照明用レンズによる照度分布図であ
る。 LS……光源、L……照明用レンズ、L1……第1レンズ、
L2……第2レンズ、OG……被照射面、h……入射高、H
……照射高、f……合成焦点距離、f2……第2レンズの
焦点距離、r4……第2レンズ後面の曲率半径、d3……第
2レンズの厚み。
示すレンズ構成図、第2図及び第3図はそれぞれその照
明用レンズの光線追跡図、第4図はその照明用レンズに
よる照度分布図、第5図、第7図、第9図及び第11図は
それぞれ他の実施例を示すレンズ構成図、第6図、第8
図、第10図及び第12図はそれぞれ他の実施例に対応する
照度分布図、第13図は照明用レンズを用いた照明光学系
の原理図、第14図は従来例を示す照明用レンズの構成
図、第15図はその照明用レンズによる照度分布図であ
る。 LS……光源、L……照明用レンズ、L1……第1レンズ、
L2……第2レンズ、OG……被照射面、h……入射高、H
……照射高、f……合成焦点距離、f2……第2レンズの
焦点距離、r4……第2レンズ後面の曲率半径、d3……第
2レンズの厚み。
Claims (1)
- 【請求項1】光源と被照射面との間に配置され、被照射
面上の周辺部において、中心部の照度以上に照度が得ら
れる2群2枚の照明用レンズにおいて、 上記レンズの入射瞳と上記被照射面とを共役とし、 後面が凸の球面である正の第1レンズと、前面が凹の球
面でかつ後面が凸の球面である正の第2レンズと、が光
源側より順次配列され、 −0.68≦{(1−n1)/r2+(n3−1)/r3}f≦0.90
…… 0.67≦{(1−n3)/r4}f …… ただし、 f はこの照明用レンズ全体の焦点距離 r2は第1レンズ後面の曲率半径 r3は第2レンズ前面の曲率半径 r4は第2レンズ後面の曲率半径 n1は第1レンズの屈折率 n2は第2レンズの屈折率 を満足することを特徴とする照明用レンズ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62198775A JPH0734057B2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 | 照明用レンズ |
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