JPH0734009Y2 - 搬送コンベヤシステム - Google Patents

搬送コンベヤシステム

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JPH0734009Y2
JPH0734009Y2 JP1989091719U JP9171989U JPH0734009Y2 JP H0734009 Y2 JPH0734009 Y2 JP H0734009Y2 JP 1989091719 U JP1989091719 U JP 1989091719U JP 9171989 U JP9171989 U JP 9171989U JP H0734009 Y2 JPH0734009 Y2 JP H0734009Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば床面からきわめて低い位置に置いて、
物品を搬送させることができる搬送コンベヤシステムに
関するものであり、1人でも押し運びないしは、持ち運
びできるように1台当たりの重量の軽量化を図ると共
に、1台当たりの長さを比較的短く設定しながらも、駆
動コンベヤユニットに従動コンベヤユニット又はフリー
コンベヤユニットを適宜に連結することによって、離れ
た場所に多量の物品を無人で連続的に自動送りできるよ
うにし、且つ物品の搬送用コンベヤチェーンの蛇行や浮
き上がり並びに転倒状態を防いで物品の搬送を確実にす
ると共に、不使用時に各コンベヤユニットを横にした
り、立て掛けたりしたときにもコンベヤチェーンが外れ
るのを防止し、而も駆動コンベヤユニット自体が長尺に
構成されて重量が増大しても手押し車式に移動すること
もできるようにしたことに関するものである。
〔考案の目的〕
本考案の目的は次のとおりである。すなわち、第1の目
的は、左右一対のレールの略中間にガイドレールを設
け、このガイドレールに沿って無端チェーンの上辺を走
行させることによって、チェーンの浮き上がりや、転倒
状態を防止できるようにしたものである。また、モータ
ーによる駆動を制御盤によって設定の数量又は設定の時
間になるようにモーターの駆動を制御して製品を自動的
に搬送するコンベヤシステムを得るものである。
本考案の第2の目的は、レールを上向きの凹溝形に成形
し、そのレールの凹溝内に沿って複数のローラーを取付
け、そのローラー上に車輪などを持たない単なる箱型容
器を直接乗せるようにしたコンベヤシステムを得るもの
である。
本考案の第3の目的は、無端チェーンを、その結合軸を
除いて全て硬質合成樹脂で製造することによって、軽量
化を図り、且つ摩擦の度合いを少なくし、而もガイドレ
ールの接触面に加重される負荷をできるだけ分散するこ
とによって、チェーンの走行を滑らかにしたコンベヤシ
ステムを得るものである。
本考案の第4の目的は、無端チェーンの左右両側に設け
た爪付きリンクの爪部を一体に成形することにより、箱
型容器を送るときにかかる荷重に対する強度を増大させ
るコンベヤシステムを得るものである。
本考案の第5の目的は、ガイドレールを片持ち式ブラケ
ットで支受し、且つそのガイドレールの支受面の反対側
の下面に無端チェーンの下辺を受けるための外れ防止用
隆起部を形成することによって、無端チェーンの走行を
安定して確保するようにしたコンベヤシステムを得るも
のである。
本考案の第6の目的は、左右一対のレールの長さ方向の
端部に移動用車輪を、床面より離反して取付けることに
より、運搬時には相当に重いコンベヤユニットであって
も、手押し車の要領で容易に押し運びができるコンベヤ
システムを得るものである。
本考案の第7の目的は、駆動コンベヤユニットの後端部
位に従動コンベヤユニットを配置して連結することによ
り、コンベヤユニットの1台当たりの長さが短くても、
複数台に連結して比較的長距離をに連続して箱型容器を
搬送できるようにしたコンベヤシステムを得るものであ
る。
本考案の第8の目的は、駆動コンベヤユニットの後端部
位に従動コンベヤユニットを配置し、駆動コンベヤユニ
ットの後端部に、従動コンベヤユニットの前端部をスプ
ロケット部位で回り止め的に結合し、且つ駆動コンベヤ
ユニットのレールの後端部に従動コンベヤユニットのレ
ールの先端部を差込んで連結するためのスライドジョイ
ントと、その受け具を設けて、前記第7の考案と同じ目
的を果たすコンベヤシステムを得るものである。
本考案の第9の目的は、駆動コンベヤユニットの前端部
位にフリーコンベヤユニットを配置し、そのレール同士
を連結して、前記第7の考案と同じ目的を果たすコンベ
ヤシステムを得るものである。
本考案の第10の目的は、コンベヤユニットのレールに無
端チェーンの送り爪で押送する台車を乗せ、その台車に
送り爪が掛止する受け部と、前記台車の前後部に箱型容
器用ストッパを設けることにより、物品の押送に要する
力を小さい駆動力でスムーズに行い、且つ台車の前後の
サイズさえ合致すれば、横方向の長短サイズは問わない
コンベヤシステムを得るものである。
本考案の第11の目的は、上向きの凹溝形レールに多数の
ローラーを設け、そのローラーに箱型容器の底面を受け
るようにし、連結すべき一方のレールに横軸付きの連結
片を設け、これに対峙する他方のレールに前記横軸に掛
止するフックを有する連結片を固着し、さらに横断面が
U字形ストッパで連結片を挟持する連結具を設けて第7
の目的を達成するコンベヤシステムを得るものである。
本考案の第12の目的は、駆動コンベヤユニット又はその
前端部位に配置して連結したフリーコンベヤユニットの
レール先端部位に非常停止リミットスイッチ取付けるこ
とにより、レール上を走行する台車又は製品収納用箱が
所定の位置まで到達したときに自動的に停止できるよう
にしたもである。
〔従来の技術〕
一般に物品搬送用の駆動コンベヤは床面にアンカボルト
等で据付けた固定型は、例えば実公昭57-32975号公報記
載のごとく周知であり、床面から低い位置に設けた駆動
コンベヤの走行方向の前方位置にフリーコンベヤを配置
する方式も周知である。
前記の固定型駆動コンベヤは、構造上その物品の載置面
は比較的高く、床面から50〜90cm位の位置が普通であ
る。その理由は、搬送しよとする物品の重量及び搬送距
離並びにその物品を取り扱う作業者の適正な作業姿勢等
に応じて設定される結果である。
ところが、搬送しようとする物品のうちでも作業者が傍
に付いている場合は、コンベヤの載置面の高さを作業姿
勢に合わすためにも床面からある程度高くする必要はあ
るが、自動化して専任の作業者を必要としない場合は、
前記物品を収容した容器は、コンベヤの進行方向の終端
の前方へ、そのまま床面に送ってストックしておくか、
又はそこから他の搬送ラインに移送する方式がある。そ
のような場合は、むしろ物品の載置面の高さが低い方が
コンベヤから床面に移送する場合に段差が少なくなり、
送り出しに支障がなくて具合がよい。特に、例えば射出
成形機においては成形加工した成形品が加工後に排出さ
れる出口は、床面から30cmないし40cm程度のきわめて低
い位置であるから、その成形品を収容する容器を載置す
るコンベヤの高さも、できるだけ床面から低い位置にす
ることが要求される。
そして、この種の低床型コンベヤの既出願としては、本
出願の考案者が提供した特開昭62-230511号公開公報記
載の発明が存在する。
前記既出願の考案によって射出成形機による排出加工品
の搬送に適するようになり、而もキャスター付きである
から、コンベヤ自体が持てない位に重くても走行操作に
よって移動が可能であるが、容器を押送するコンベヤチ
ェーンが、相当の距離をおいた前後に設けたスプロケッ
トに巻き掛けたときに、それ自身の重量によってコンベ
ヤチェーンの下辺が弛んで垂れ下がり、スプロケットに
対するコンベヤチェーンの噛み合いが不良となると共
に、不使用時に横に立て掛けたり、略垂直に立て掛けた
りするとコンベヤチェーンがスプロケットから外れると
いう欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
次に本考案の、前記考案の従来技術の課題を解決するた
めの手段は次の通りである。
本考案の第1は、搬送コンベヤシステムにおいて、適宜
間隔をおいて配置した複数の横桟に左右一対のレールを
所定の軌間を保持して固定し、前記左右レールの略中間
に凹溝形ガイドレールを設け、そのガイドレールの平面
が長さ方向に沿って開口し、その開口縁から対向する内
向きに突縁辺を形成し、そのガイドレールの長さ方向の
前端部位及び後端部位にスプロケットを配置し、無端チ
ェーンの上辺をガイドレールに沿わせて外れないように
挿通させると共に、前記無端チェーンを前後部のスプロ
ケットに巻き掛け、その無端チェーンに適宜のピッチで
押送しようとする送り爪を取付け、前記の無端チェーン
を巻き掛けたスプロケットの下端部位において、前記無
端チェーンの下辺の一部を受けるチェーン斜面受け部材
を備えておき、一方のスプロケットの軸に設定カウンタ
又は設定タイマーを具備した制御盤によって制御するモ
ーターを備えて駆動コンベヤユニットとし、その駆動コ
ンベヤユニットのレールの前後端末に連結具を設けたも
のである。
本考案の第2は、搬送コンベヤシステムにおいて、適宜
間隔をおいて配置した複数の横桟に、上向きの凹溝形に
成形すると共にその凹溝内に沿って複数のローラーを取
付けて成る、左右一対のレールを所定の軌間を保持して
固定し、前記左右レールの略中間に凹溝形ガイドレール
を設け、そのガイドレールの平面が長さ方向に沿って開
口し、その開口縁から対向する内向きに突縁辺を形成
し、そのガイドレールの長さ方向の前端部位及び後端部
位にスプロケットを配置し、無端チェーンの上辺をガイ
ドレールに沿わせて外れないように挿通させると共に、
前記無端チェーンを前後部のスプロケットに巻き掛け、
その無端チェーンに適宜のピッチで押送しようとする送
り爪を取付け、前記の無端チェーンを巻き掛けたスプロ
ケットの下端部位において、前記無端チェーンの下辺の
一部を受けるチェーン斜面受け部材を備えておき、前記
のローラー上に箱型容器を直接乗せるようにし、一方の
スプロケットの軸に設定カウンタ又は設定タイマーを具
備した制御盤によって制御するモーターを備えて駆動コ
ンベヤユニットとし、その駆動コンベヤユニットのレー
ルの前後端末に連結具を設けたものである。
本考案の第3は、前記考案の第1又は第2に記載された
搬送コンベヤシステムにおいて、無端チェーンを硬質合
成樹脂製ブッシュ付リンクと、リンクプレートと、爪付
リンクと、金属製結合軸とで構成し、ガイドレールの凹
溝の内底面で支受されるブッシュ付リンクのブッシュ下
面と、その内底面に形成した凸条路で支受されるブッシ
ュ付リンク及びリンクプレートの下面を滑走部とし、さ
らにリンクプレートの軸受部の外面を隆起させ、その隆
起部の下面をガイドレールの段部に支受される滑走部に
したものである。
本考案の第4は、前記考案の第1又は第2に記載された
搬送コンベヤシステムにおいて、爪付きリンクの左右の
爪リンクを一体に接続してブロック状の爪体を成形し、
その爪体内部に凹部を形成したものである。
本考案の第5は、前記考案の第1又は第2に記載された
搬送コンベヤシステムにおいて、ガイドレールを片持ち
式ブラケットを介して横桟上に設置し、且つそのブラケ
ットの下部に無端チェーンの下辺におけるブッシュ付リ
ンクのブッシュ面を受ける外れ防止用隆起部を形成した
ものである。
本考案の第6は、前記考案の第1又は第2に記載された
搬送コンベヤシステムにおいて、左右一対のレールの長
さ方向の端部に移動用車輪を地面より離反して取付けた
ものである。
本考案の第7は、前記考案の第1又は第2に記載された
搬送コンベヤシステムにおいて、駆動コンベヤユニット
からモーター・リミットスイッチ・制御盤・制御盤用接
続機・ベースを除外して成る従動コンベヤユニットを、
前記駆動コンベヤユニットの後端部位に配置し、前記駆
動コンベヤユニットの後部スプロケットと従動コンベヤ
ユニットの前部スプロケットとを同一軸線上で対面させ
ると共に、そのスプロケットの対峙面に間欠突起を形成
して互いに噛み合わせて結合し、且つ対面させた各スプ
ロケットの垂直中心位置における無端チェーンの送り爪
同士の位置を一致させたものである。
本考案の第8は、前記考案の第1に記載された搬送コン
ベヤシステムにおいて、駆動コンベヤユニットの後端部
位に従動コンベヤユニットを配置し、両スプロケットに
設けた間欠突起同士を噛み合わせて結合し、従動コンベ
ヤユニットの前端部を、スプロケットを結合した後に駆
動コンベヤユニットに対して連結するための連結具を設
けたものである。
本考案の第9は、前記考案の第1又は第2に記載された
搬送コンベヤシステムにおいて、駆動コンベヤユニット
からガイドレール・送り爪を有する無端チェーン・モー
ター・リミットスイッチ・制御盤・制御盤用接続機・ベ
ースを除外して成るフリーコンベヤを駆動コンベヤユニ
ットの先端部位に配置し、そのフリーコンベヤユニット
のレールの後端部を駆動コンベヤユニットに対する連結
具を設けたものである。
本考案の第10は、前記考案の第1又は第2に記載された
搬送コンベヤシステムにおいて、レールを横向き凹溝形
又は矩形の角管形にし、そのレール上に無端チェーンの
送り爪で掛止押送するための車輪付台車を乗せ、且つ、
送り爪が掛止する爪受け部材と、前記台車に箱型容器を
載置したときに、その台車の前後方向から箱型容器が外
れないようにストッパを台車の前後にそれぞれ設けたも
のである。
本考案の第11は、前記発明の第1又は第2に記載された
搬送コンベヤシステムにおいて、上向き凹溝形レールに
沿って多数のローラーを結合軸で取付け、その凹溝より
露出しているローラーの頂面で箱型容器の底面を受ける
ようにし、連結すべき一方のレールに横軸付きの連結片
を設け、これに対峙する他方のレールに前記横軸に掛止
するフックを有する連結片を固着し、さらに横断面がU
字形ストッパで連結片を挟持する連結具を設けたもので
ある。
本考案の第12は、前記発明の第1又は第2に記載された
搬送コンベヤシステムにおいて、駆動コンベヤユニッ又
はその前端部位に配置して連結したフリーコンベヤユニ
ットのレールの所定位置に先頭の台車の接触によりモー
ター駆動を停止する非常停止リミットスイッチを脱着自
在に取付けたものである。
〔考案の作用〕
上記手段に基づく搬送コンベヤシステムの作用を説明す
る。まず、コンベヤユニットのレール上を走行する台車
を成形機の製品排出口に位置させておく。
そして、台車の送り操作は、設定カウンタ制御方法又は
設定タイマー制御方法のどちらか一方を選択して行う。
すなわち、前記の設定カウンタ制御方法においては、成
形機の製品打ち出し1サイクルの1ショット毎の信号
(この場合の信号は、無電圧接点信号である)を駆動送
コンベヤユニットの制御盤を接続部につないで受ける
と、制御盤でショット数をカウントする。
前記の台車に載せた容器に収納される製品が所定の量に
なるショット数をあらかじめ制御盤のカウンタに設定す
ることにより、設定のショット数になると、停止してい
たモーターが駆動開始して台車を、その1台分のピッチ
だけ進ませることができる。
また、設定タイマー制御方法においては、台車上の箱型
容器内に投入される製品が適当な数量になる時間をあら
かじめ制御盤のタイマー機能に設定することにより、設
定された時間になると、停止していたモーターが駆動し
て台車を所定ピッチだけ進行させることができる。
そして、モーターの駆動により、無端チェーン及びその
滑走部がガイドレール支受部に沿って前進走行し、その
送り爪が所定のピッチだけ走行すると、先行している前
位の送り爪もそのピッチ分だけ前進してリミットスイッ
チを叩いて走行を停止して1工程が終了する。以後同じ
工程を繰り返す。
前記の無端チェーンは、その上辺においてはガイドレー
ルのリップ凹溝に挿通することによって、前後スプロケ
ットに巻き掛けたチェーンがガイドレールの凹溝から外
れるのを規制すると共に、蛇行をも矯正しながら走行す
る。また、無端チェーンの下辺においては、ガイド部材
によって無端チェーンがスプロケットからの外れを防
ぎ、且つブラケットの隆起部と支受部材とでブッシュ付
リンクのブッシュ部上面と下面を受けると共に、そのチ
ェーンの外れを規制している。
そして、駆動コンベヤユニットの移動時は、左右一対の
レールの長さ方向の端部に取付けた移動用車輪と反対側
の端部を斜めに持ち上げるることによって手押し車式に
押し運ぶ。
さらに、駆動コンベヤユニットに補助のコンベヤ体を連
結するときは、その前後位に連結すべき従動コンベヤユ
ニットやフリーコンベヤユニットを配置する。そして、
駆動コンベヤユニットと従動コンベヤユニットとの連結
にあっては、駆動コンベヤユニットの後部スプロケット
と従動コンベヤユニット前部のスプロケットを同一軸線
上で対面させ、且つ対面させた両スプロケットに間欠突
起を成形して噛み合わせると共に、各レールの前後端部
に連結具を設けて、スプロケットの噛み合わせた後にレ
ールの前後端同士を連結する。
また、駆動コンベヤユニットとフリーコンベヤユニット
とを連結するときは、駆動コンベヤユニットの前端部
と、フリーコンベヤユニットの後端部に連結具として、
ピン受け凹部と掛止ピンを設け、凹部にピンを掛止する
ことによって連結する。
これによって、駆動コンベヤユニットにおける無端チェ
ーンの前進走行によって、その後端部位に連結した従動
コンベヤユニットの無端チェーンも同一速度で追従しな
がら走行し、押送しようとする物品は、その従動コンベ
ヤユニットの無端チェーンの送り爪で送られ、次いで前
位の駆動コンベヤユニット側に移動して、その駆動コン
ベヤユニットの無端チェーンの送り爪によってレールに
乗せた車輪付き台車又はローラー付き凹溝形レールに直
接載せた箱型容器が順次に前方に送られていく。
〔実施例〕
次に本考案に係る搬送コンベヤシステムの実施例を図面
を以て説明する。
第1図は本考案の搬送コンベヤシステムのうち、駆動コ
ンベヤユニットの平面図、 第2図は第1図の側面図、 第3図は第2図の3−3線に沿って一部を示す要部の拡
大断面図、 第4図は第1図の無端チェーンの前端部及び前部スプロ
ケットを示す拡大平面図、 第5図は第1図の無端チェーン前端部位の側面を示す拡
大断面図、 第6図は第1図の無端チェーンの後端部位の側面を示す
拡大断面図、 第7図は第1図の無端チェーンの一部を示す拡大側面
図、 第8図は第7図の平面図、 第9図は第3図及び第5〜8図に示す送り爪の他の実施
例を示す正面図、 第10図は第9図の平面図、 第11図は第9図の第11-11線に沿う断面図、 第12図は駆動コンベヤユニット又は従動コンベヤユニッ
トのレール上に乗せた台車の側面図、 第13図は第12図の13-13線に沿う断面矢視図、 第14図は第1図の駆動コンベヤユニットの後端部位に連
結する従動コンベヤユニットの平面図、 第15図は第14図の側面図、 第16図は第1図の駆動コンベヤユニットの前端部位に連
結するフリーコンベヤユニットの平面図、 第17図は第16図の側面図、 第18図は駆動コンベヤユニットと従動コンベヤユニット
との連結部位を示す平面図、 第19図は第18図の一部側面図、 第20図は第18図の駆動コンベヤユニットと従動コンベヤ
ユニットとのスプロケットによる連結部位の拡大縦断面
図、 第21図は第18図の駆動コンベヤユニット側のスプロケッ
トの正面図、 第22図は第18図の従動コンベヤユニット側のスプロケッ
トの正面図、 第23〜25図は第20〜第22図示のスプロケットの他の実施
例を示すもので、 第23図は凹凸係止部で嵌合係止した状態の中央縦断面
図、 第24図は駆動コンベヤユニット側のスプロケットの正面
図、 第25図は従動コンベヤユニット側のスプロケットの正面
図、 第26図は駆動コンベヤユニットと従動コンベヤユニット
とのレールによる連結部位の拡大側面図、 第27図は第26図の平面図、 第28図は第26図の28-28線に沿う断面図、 第29図は駆動コンベヤユニットとフリーコンベヤユニッ
トとのレールによる連結部位の拡大側面図、 第30図は第29図の平面図、 第31図は第29図の31-31線に沿う断面図、 第32〜34図は横向き凹溝形レールに代わる他の実施例を
示すもので、 第32図は上向き凹溝レール内にローラーを軸で取付けた
一部の側面図、 第33図は第32図の一部の平面図、 第34図は第32図の34-34線に沿う一部の断面図、 第35図は第32〜34図の上向き凹溝レール同士の連結部位
を示す側面図、 第36図は第35図の一部の平面図、 第37図は第35図の37-37線に沿う一部の断面図である。
第38図は駆動コンベヤユニットの後端部位に従動コンベ
ヤユニットを、前端部位にフリーコンベヤユニットをそ
れぞれ連結し、且つコンベヤユニットのレール上に複数
の台車を乗せた状態の斜視図、 第39図は非常停止リミットスイッチの斜視図である。
〔考案の具体的態様〕
第1図及び第2図は、駆動コンベヤユニットAを示し、
1は横桟、2は複数の横桟1に所定の軌間Wを保持して
固定した左右一対のレールであって、アルミニウム等の
軽量形鋼を用い、その横断面形状は、横向きの凹溝又は
角管などの中空形状に成形する。
第3図において、3は無端チェーンを走行させるための
ガイドレールであり、左右のレール2・2の略中間に配
置し、且つそのレールの長さ方向に沿って設けた凹溝形
を成している。すなわち、横断面の平面の長さ方向に沿
って開口し、その対向する縁辺から水平内向きに長さl
で突縁辺32を形成し、凹溝の段部33より下方の内底面34
にチェーンのリンク下面を支受する凸条路35を形成して
ある。
第4図及び第5図において、4はガイドレール3の前部
に配置するスプロケットである。
第6図において、5はガイドレールの後端に配置するス
プロケットを示す。その配置手段は、第18図及び第19図
示のように、各スプロケットの軸心を通る中心線にガイ
ドレールの端部がくるように設定してある。
第7図及び第8図において、6は容器を押送するための
無端チェーンの一部を示し、ガイドレールの前後に配置
したスプロケット4・5に巻き掛けて繋ぐことによっ
て、上辺の運び側と下辺の帰り側とを構成している。そ
して、その無端チェーンの組立部品は、耐摩耗性に富む
硬質合成樹脂から成るブッシュ付リンク61と、リンクプ
レート62と、爪付リンク63と、金属製結合軸64とからな
り、リンクプレート62の軸受部の外面を隆起させ、その
隆起部65の下端をガイドレールの段部33に対する滑走部
66にしてある。前記の隆起部65は、ガイドレール3を通
過するときは、リップ32によって無端チェーン6の浮き
上がりや転倒作用が規制されている。
前記の無端チェーンは、ガイドレール3の内底面34でブ
ッシュ付きリンク61及びリンクプレート62並びに爪付き
リンク63の各リンク下端を滑走部67・68・69として支受
し、且つ、凸条路35によって、ブッシュ付リンク61のブ
ッシュ611を受けている。
7は無端チェーン6に設けた、台車押送用の送り爪であ
って、台車1台分のピッチpを保持してある。前記の送
り爪は第3図及び第5〜8図にあっては、左右両側の爪
付きリンク63の爪7・7がそれぞれ独立している構造を
示す。
第9〜11図は、前記爪付きリンク63の左右のリンク片を
一体に接続してブロック爪7′に成形し、そのブロック
爪の内部に凹部71を形成したものを示す。なお、第9図
と第11図の鎖線示のようにブッシュ付きリンク61の左右
リンク片を接続してブロック爪体7″を成形し、その爪
体内部に凹部71を形成することもできる。
8は無端チェーン6を走行させるためのモーターであ
り、その動力取出し軸は、前部スプロケット4に連結し
ている。
9はリミットスイッチを示し、前記の送り爪7が当該ス
イッチを通過するときにこれを叩いて制御盤10の作動を
停止して無端チェーン6の走行をストップさせる。前記
のモーター及び制御盤用接続器101は、レール前部にお
いて、隣合う横桟1・1に設けたベース11に取付けてあ
る。なお、前記のリミットスイッチに代えてサーボモー
タ機構(図示省略)を採用し、その設定回転角度によっ
て無端チェーン6を所定のピッチpで送ることもでき
る。
12・13は、前後部のスプロケット4・5の回転軸であっ
て、その無端チェーンの進行方向の前部スプロケット側
の軸12は、動力を伝達するモーター8の動力取出し軸に
直結してある。
14はガイドレール3を支受する片持ち式ブラケットであ
って、横桟1の上に設置され、且つガイドレールの凹溝
に対峙する下面に無端チェーンの下辺におけるブッシュ
付リンク61のブッシュ611を受ける隆起部15を形成して
ある。また、16は前記の無端チェーン6の下辺側を押上
げるように支える支受部材であり、横桟1の上に設置さ
れている。17はスプロケット5の下端部位において、巻
き掛けたチェーンの下辺の帰り側の一部を受けるチェー
ン斜面受け部材であり、チェーンのブッシュ部611を滑
動自在に支受することにより、前記無端チェーンの張り
に多少の弛みがあってもスプロケットに対しての噛み合
い結合を確実にすると共に、噛み合い不良による空回り
を防止する役割を果たしている。
第12図と第13図において、18はレール2の上を走行する
輪縁191の付いた車輪19を有する台車であって、載置台1
81の前後面の縁辺に無端チェーンの送り爪7を掛止する
ための爪受け部材20が設けられている。そして、前記台
車の前後縁辺には箱型容器の爪受け部21・22が設けられ
ている。
23は前記の台車に載置する製品を収容するための箱型容
器であって、台車の前後辺の爪受け部21・22の間に納め
られている。
24はモーター8が設置されているレール前部側に設けた
移動用車輪であり、常時は地面gより一定の高さhだけ
離反させ、移動の際は車輪24とは反対側のレール端部を
地面gから所定の角度θで持ち上げて車輪を接地させて
手押し車式に押し運びできるように設定してある。
第14図及び第15図は従動コンベヤユニットA′を示し、
駆動コンベヤシステムAの後端部位に配置して連結する
もので、その駆動コンベヤユニットAと相違するところ
は、モーター8とリミットスイッチ9、制御盤10及び制
御盤用接続器101が設けられていないことと、モーター
及び制御盤用接続器の取付けベース11がない分だけ、よ
り軽量になることによって移動用車輪24が省略されてい
る。
前記の従動コンベヤユニットA′を駆動コンベヤAに連
結するときは、第18図及び第19図示のように無端チェー
ンのスプロケット5・4′と、レール2・2の接続によ
って行う。すなわち、第18・19図示のように、駆動コン
ベヤユニットの後部のスプロケット5に間欠突起51を形
成し、これに対峙する従動コンベヤユニットの前部のス
プロケット4′に間欠突起41′を形成して、両方の間欠
突起51・41′を互いに噛み合わせて空回りしないように
結合させる。
なお、前記の間欠突起の代わりに、第23〜25図示のよう
に、スプロケット5・4′のそれぞれに凹溝部51′と凸
起部41″とを形成し、これを互いに嵌め込んで結合し、
さらに芯出し軸130で結合することもある。
そしてその次に、前記駆動コンベヤユニットのレール後
端に対する従動コンベヤユニットのレール前端は、第26
〜28図示の連結具となる、スライドジョイント25と、そ
のケース形受け部26とで連結する。
また、前記の連結具となるスライドジョイント25は、従
動コンベヤユニットA′のレール2の前端内部にスライ
ドバー251をピン252と横長溝253を介して抜け止め的に
内挿しておき、これを駆動コンベヤユニットAのレール
2の後端の受け部26に進出させて挿入し、同時にピン25
2も相手側の横長溝262に嵌合してして接続するようにな
っている。
なお、前記スライドバーの側面に孔254をあけ、これに
対応する受け部26の側面に孔263をあけ、両孔にボルト2
7を貫通させて、進出した前記スライドバーを抜け止め
的に結合するようになっている。255はスライドバー251
を引き出したときにその引き出した位置に止めておき、
また元に戻したときは、戻した位置にピンを介して止め
ておくためのピン孔を示す。256はスライドバー251の側
面下部にあけた横長孔を示し、脚座取付けボルト39の逃
げ溝となっている。
第16図と第17図はフリーコンベヤユニットA″であっ
て、駆動コンベヤユニットAの前端部位に配置するもの
で、その駆動コンベヤユニットAと相違するところは、
ガイドレール3と、前後部のスプロケット4・5及びこ
れに巻き掛ける送り爪7を有する無端チェーン6並びに
無端チェーン6を駆動するモーター8及びリミットスイ
ッチ9・制御盤10及び制御盤用接続器101が設けられて
いないことと、モーター及び制御盤用接続部の取付けベ
ース11がない分だけ、より軽量になることによって移動
用車輪24も省略されている。
前記のフリーコンベヤユニットA″を駆動コンベヤ体A
に連結する場合は、第29〜31図示のように駆動コンベヤ
ユニットAのレール2の前端に、連結具となる凹溝形受
け具28を設け、これに対峙するフリーコンベヤユニット
A″のレール2の後端に掛止ピン29を設け、その両者を
掛止することによって接続する。
第32図〜第34図は、横向き凹溝形レール2の代わりに用
いるレールの他の例を示す。
すなわち、上向き凹溝形レール2′の凹溝21′に沿って
多数のローラー30を結合軸31を介して取付け、その凹溝
より露出しているローラー30の頂面で箱型容器23の底板
231を受けるようになっている。
第35〜37図は、前記の上向き凹溝レール2′の連結部位
を示し、横軸33を設けた連結片32を一方のレールに設
け、これに対峙する他方のレールに前記横軸に掛合する
フック35を有する連結片34を固着し、さらに横断面がU
字形ストッパ36で連結片32・34を挟持したものを示す。
なお、第1図及び第2図並びに第26〜第31図において、
37はレール2の底面を受ける支持脚座を示し、ブラケッ
ト38とボルト39によってレール側面に固定されている。
そして実際には、前記支持脚座37の接地面からレール2
の平面までの高さH1は約13cm以内に設定され、また脚座
の接地面からガイドレール3の平面までの高さH2は、約
10cm以内に設定されている。
第38図及び第39図は、射出成形機Mの製品排出部位m1
台車の中央部がくるように配置した駆動コンベヤユニッ
トAの後端部位に従動コンベヤユニットA′を、前端部
位フリーコンベヤユニットA″を連結した状態を示し、
そのフリーコンベヤユニットのレール先端部位に非常停
止リミットスイッチ91をホルダー92・ロックナット921
によって脱着自在に取付け、コード先端のプラグ912
制御盤用接続器101に差込んで制御盤10に接続してある 〔考案の具体的使用例〕 本考案に係る搬送コンベヤシステムの作動工程を説明す
る。
まず、駆動コンベヤユニットAの前端部位にフリーコン
ベヤユニットA″を、また後端部位に従動コンベヤユニ
ットA′を、搬送距離に応じて1合又は複数台を連結具
(28・29)、(25・26)を介して連結する。なお、駆動
コンベヤユニットAに従動コンベヤユニットA′を連結
するときは、まず最初にスプロケット同士5・41を噛み
合わせ、その後でレール端部のスライドジョイント25
を、その受け部26に挿入して結合する。
次に、例えば射出成形機による成形品の搬送例を説明す
ると、公知の射出成形機の設置面から低い高さ位置にあ
る成形品排出部位と直交する位置に本考案に係る搬送コ
ンベヤシステムを配置する。
そして、各コンベヤユニットのレール上に乗せた台車18
のうち、まず先頭の台車を前記の成形品排出部位に位置
させる。続いてその後方に台車を連続して乗せると共
に、各台車に箱型容器23を載置しておく、又はその箱形
容器を直接上向き凹溝形レール2′に列設したローラー
30の上に乗せる。そして、各台車の爪受け部材20に無端
チェーンの送り爪7を掛止させておく。
続いて、射出成形機の運転を開始する。そして、成形機
の金型によって加工された製品は、排出部位から台車上
の容器に所定数量又は所定時間に達するまで連続的に投
入される。
すなわち、成形機のショット数や所定時間等の設定数値
に達したときは、制御盤10によって、無端チェーンの送
り爪7を介して台車を1台分のピッチだけ進ませること
ができる。
次いで、その成形品が入っている容器の次の位置に配置
している容器が台車と共に射出成形機の排出部位まで進
行する。このとき無端チェーン6の台車1台分の走行に
伴って、チェーン下辺に進んだ送り爪7がリミットスィ
ッチ9を叩いてスイッチオフにすることによって進行を
停止して1工程が終了する。以後同じ工程を繰り返す。
走行中の無端チェーン6は、ガイドレール3と、ガイド
レール用ブラケットの隆起部15と、支受部材16及びチェ
ーン斜面受け部材17によって、浮き上がりや爪リンクの
転倒状態を防ぎ、且つ走行中の蛇行を規制されると共
に、チェーン張設の弛みによる垂れ下がりを防止し、而
も弛みによるスプロケット4・5から外れようとする作
用を規制している。
さらに、ガイドレール3の突縁辺32により、爪付きリン
ク63の浮き上がりや転倒状態を規制している。
そして、レール上を走行する台車18は、その先頭が所定
の位置に取付けてあるリミットスイッチ91に到達し、そ
の押ボタン911に接触すると、制御盤10が働き、これに
よって駆動コンベヤユニットAの無端チェーン6の走行
作動が停止する。
〔考案の効果〕
本考案は上記の構成であるから、次に述べるような技術
的に特有の効果がある。
まず、駆動コンベヤユニット及び従動コンベヤユニット
にあっては、左右レールの中央部において、その前後部
のスプロケットに巻き掛けた送り爪を有する無端チェー
ンは、制御装置により、設定の数量又は設定の時間に制
御されたモーターの駆動により、無端チェーンがガイド
レールの凹溝に沿って所定のピッチづつ当該凹溝から弛
みによる垂れ下がりと、蛇行を確実に規制しながら走行
する。
また、前後部のスプロケットに巻き掛けた無端チェーン
の張りが当該ガイドレールの凹溝によって支えられるこ
とにより、チェーンの凹溝からの外れを防ぎ、用済み時
又は不使用時においては、各コンベヤユニットを横にし
て立て掛けたり、略垂直に立て掛けて置くことができて
保管・管理に便利である。而も、全体が小型軽量である
から作業者1人で押し運び又は抱え持って移動すること
も容易である。
次に、ガイドレールの横断面内部を平面が開口している
開口縁辺から水平内向きに突縁辺を形成した溝形になっ
ているから、走行中の無端チェーンがガイドレールの凹
溝から逸脱することがない。而も、送り爪によって容器
を押送して進行中に、送り爪にかかる負荷によって、そ
の無端チェーンが浮き上がったり、転倒状態になったり
することがなく、且つチェーンを形成するリンク部品が
ガイドレールの凹溝内底面に対して押付け作用が生じて
も負荷が分散されて滑走部には摩擦が少なく、走行に支
障が生じるようなことがない。
しかも、前記左右両側の爪付きリンクにそれぞれ設けら
れている爪を一体に接続してブロック形の爪体を成形
し、その内部に凹部を形成することにより、爪の強度が
増大し押送する箱型容器の負荷に対しても十分に耐久性
があり、破損することがない。
また、ガイドレールの凹溝内において、リンクのブッシ
ュ下面と、その底面に形成した凹条溝で支受するブッシ
ュ付きリンク及びリンクプレート並びに爪付リンクの各
リンク下面を滑走部としたから、チェーンの単体として
は滑走接触面が小さいながらもチェーン全体としては安
定した滑走状態が得られ、而もブッシュ付きリンクのブ
ッシュ面も凸条路に支受させてあることにより、その安
定度が増大する。
そして、搬送しよとする製品を押送する無端チェーンを
耐摩耗性の硬質合成樹脂材料から成るブッシュ付きリン
クと、リンクプレートと、爪付きリンクと金属結合軸と
で構成するので、チェーン全体が軽量になると共に、リ
ンクプレートの軸受部の外側を隆起させて隆起部を設け
たことにより、荷重がかかる部分の強度が増大する。し
かも、その隆起部の下面をガイドレールに対する滑走部
にしたから、単体としては滑走接触面が小さくて摩擦も
少なくて走行がスムーズである。
さらに、ガイドレールの前後端部を前後部のスプロケッ
トの中心線の位置まで達する長さにしたから、無端チェ
ーンがガイドレール端部から入り込む際や、又は出て行
く際に搬送しよとする物品の押送時の負荷による無端チ
ェーンを構成する爪付きリンクのガイドレールに対する
引っ掛かりが防止される。
そしてまた、ガイドレールを片持ち式ブラケットを介し
て横桟上に設置し、且つそのブラケットの下部に無端チ
ェーンの下辺におけるブッシュ付リンクの上面を受ける
外れ防止用隆起部を形成したから、無端チェーンの下辺
における走行中の蛇行を確実に防止する。
続いて、無端チェーンを巻き掛けた前後のスプロケット
の下端部位において、その巻き掛けたチェーンの下辺の
一部を受けるチェーン斜面受け部材を備えたことによっ
て、そのチェーンの自重によって、その下辺に多少の弛
み作用が生じても、垂れ下がりを防ぐことができ、前後
のスプロケットに対するチェーンの噛み合いをより確実
にすることができる。
またさらに、無端チェーンの下辺において、ブッシュ付
リンクの下面を受ける斜面受け部材と支受部材を横桟上
に設置したことにより、前記チェーンがその自重で張設
が弛んでいても接地したり、蛇行したり、スプロケット
から外れるようなことがない。而も、コンベヤユニット
を横にしたり、裏返しにしたり、不使用時に立て掛けた
りする場合においても、スプロケットから外れるような
恐れは全くなくなる。
次いで、駆動コンベヤユニットにおいて、左右一対のレ
ール体の端部に移動用車輪を、常時は床面より離れて取
付けたから、使用時は車輪が接地することなく支持脚座
が安定して接地でき、而も不使用時に駆動コンベヤユニ
ットを運搬するのに、レールの先端部の車輪を接地さ
せ、レールの基端部を適度の角度で持ち上げて押すと、
あたかも手押し車式に押し運びできるから、仮に各コン
ベヤユニットを長尺に構成しても作業者1人で容易に移
動することができ、作業性が良好である。
そして、駆動コンベヤユニットの後端部位に従動コンベ
ヤユニットを配置し、前記駆動コンベヤ体の後部スプロ
ケットと従動コンベヤユニットの前部スプロケットとを
同軸線上に対峙させると共に、その対峙させた各スプロ
ケットに巻き掛けた部位における無端チェーン同士の送
り爪の位置を一致させ、且つ前記両スプロケットに間欠
突起を形成して噛み合わせて連結したから、駆動コンベ
ヤユニットに従動コンベヤユニットを複数台連結しても
台車及び容器の押送が同期して一定し、射出成形機にあ
っては、製品の排出位置に確実に停止させることができ
る。なお、製品の製造がプレス機械による場合は、打ち
抜き又は切り欠き等による排出位置とし、若しくは旋盤
の場合は、切削加工品の排出位置に収納容器を排出位置
とし、そのいずれにおいても台車ないし製品収納容器の
停止位置が正確に行われる。
さらにまた、駆動コンベヤユニットと、その後端部位に
配置した従動コンベヤユニットとは、スプロケットの間
欠突起同士の噛合いによって行うものであるから、その
連結によって駆動力の伝達が確実に行える。そして、両
コンベヤユニットのレールは、端部同士を前記のスプロ
ケット同士の結合した後で、連結具となるスライドジョ
イントと受け具を介して簡単に連結することができる。
また、駆動コンベヤユニットと、その前端部位に配置し
たフリーコンベヤユニットとは、レールの端部同士を連
結具となる掛止ピンと薄形受け具とで連結するから、そ
の連結のための脱着操作が容易で且つ確実である。
そして、レールの上に車輪付台車を乗せて送り爪で掛止
押進するようにし、且つ、前記台車に被搬送物を収容す
る箱型容器を載置してその前後に台車から外れないよう
にするために、台車の立上がり部を設けたから、台車に
載せる容器は、その前後方向のサイズを適正に納まるよ
うに設定すれば、左右横方向の長短サイズは問わずに済
むもので必ずしも専用の容器は必要としない。
その他、ローラー付き凹溝形レールに、その前端部位又
は後端部位において隣接する他のコンベヤのレールを連
結するための連結具を設けてあるので、その連結操作及
び連結解除の操作が容易である。
そしてさらに、駆動コンベヤユニット又はフリーコンベ
ヤユニットのレール先端部位に非常停止リミットスイッ
チが取付けられていることにより、レール上の台車又は
上向き凹溝内のローラー上に載置されている製品収納箱
がこれに接触すると、モーター駆動が停止して台車又は
箱体の押送用の無端チェーンの走行が確実に停止され
る。
なお、前記のリミットスイッチはレール上の任意の位置
に取付けることができるので、製品の生産量等の変更
で、台車の数量が変わっても所定の位置に台車を停止さ
せるための設定調節ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る搬送コンベヤシステムに係る実施
例を示すもので、 第1図は本考案の搬送コンベヤシステムのうち、駆動コ
ンベヤユニットの平面図、 第2図は第1図の側面図、 第3図は第2図の3−3線に沿って一部を示す要部の拡
大断面図、 第4図は第1図の無端チェーンの前端部及び前部スプロ
ケットを示す拡大平面図、 第5図は第1図の無端チェーン前端部位の側面を示す拡
大断面図、 第6図は第1図の無端チェーンの後端部位の側面を示す
拡大断面図、 第7図は第1図の無端チェーンの一部を示す拡大側面
図、 第8図は第7図の平面図、 第9図は第3図及び第5〜8図に示す送り爪の他の実施
例を示す正面図、 第10図は第9図の平面図、 第11図は第9図の第11-11線に沿う断面図、 第12図は駆動コンベヤユニット又は従動コンベヤユニッ
トのレール上に乗せた台車の側面図、 第13図は第12図の13-13線に沿う断面矢視図、 第14図は第1図の駆動コンベヤユニットの後端部位に連
結する従動コンベヤユニットの平面図、 第15図は第14図の側面図、 第16図は第1図の駆動コンベヤユニットの前端部位に連
結するフリーコンベヤユニットの平面図、 第17図は第16図の側面図、 第18図は駆動コンベヤユニットと従動コンベヤユニット
との連結部位を示す平面図、 第19図は第18図の一部の側面図、 第20図は第18図の駆動コンベヤユニットとフリーコンベ
ヤユニットとのスプロケットによる連結部位の拡大縦断
面図、 第21図は第18図の駆動コンベヤユニット側のスプロケッ
トの正面図、 第22図は第18図の従動コンベヤユニット側のスプロケッ
トの正面図、 第23〜25図は第20〜第22図示のスプロケットの他の実施
例を示すもので、 第23図は凹凸係止部で嵌合係止した状態の中央縦断面
図、 第24図は駆動コンベヤユニット側のスプロケットの正面
図、 第25図は従動コンベヤユニット側のスプロケットの正面
図、 第26図は駆動コンベヤユニットと従動コンベヤユニット
とのレールによる連結部位の拡大側面図、 第27図は第26図の平面図、 第28図は第26図の28-28線に沿う断面図、 第29図は駆動コンベヤユニットとフリーコンベヤユニッ
トとのレールによる連結部位の拡大側面図、 第30図は第29図の平面図、 第31図は第29図の31-31線に沿う断面図、 第32〜34図は横向き凹溝形レールに代わる他の実施例を
示すもので、 第32図は上向き凹溝レール内にローラーを軸で取付けた
一部の側面図、 第33図は第32図の一部の平面図、 第34図は第32図の34-34線に沿う一部の断面図、 第35図は第32〜34図の上向き凹溝レール同士の連結部位
を示す側面図、 第36図は第35図の一部の平面図、 第37図は第35図の37-37線に沿う一部の断面図である。 第38図は射出成形機による製品搬送用に用いるために、
駆動コンベヤユニットの後端部位に従動コンベヤユニッ
トを、前端部位にフリーコンベヤユニットをそれぞれ連
結し、且つコンベヤユニットのレール上に複数の台車を
乗せた状態の斜視図、 第39図はフリーコンベヤユニットのレールに取付ける非
常停止リミットスイッチの斜視図である。 A……駆動コンベヤユニット A′……従動コンベヤユニット A″……フリーコンベヤユニット 1……横桟 2……レール 3……ガイドレール (31……開口部) (32……突縁辺) (33……段部) (34……内底面) (35……凸条路) 4……前部のスプロケット 5……後部のスプロケット 6……無端チェーン (61……ブッシュ付リンク) (611……ブッシュ) (62……リンクプレート) (63……爪付リンク) (64……結合軸) (65……隆起部) (66〜69……滑走部) 7……送り爪 7′……爪付リンクのブロック爪体 7″……ブッシュ付リンクのブロック爪体 8……モーター 9……リミットスイッチ 10……制御盤 (101……制御盤用接続器) 11……ベース 12……前部スプロケットの軸 13……後部スプロケットの軸 14……ガイドレールのブラケット 15……ブラケットの隆起部 16……支受部材 17……チェーン斜面受け部材 18……台車 (181……台車の載置面) 19……車輪 (191……輪縁) 20……爪受け部材 21……台車の前部に設けた箱型容器用ストッパ 22……台車の後部に設けた箱型容器用ストッパ 23……箱型容器 24……移動用車輪 25……連結具となるスライドジョイント 26……連結具となるジョイントの受け部 27……ボルト 28……連結具となる受け具 29……連結具となる掛止ピン 30……ローラー 31……結合軸 32……連結片 33……横軸 34……連結片 35……フック 36……U字形ストッパ 37……支持脚座 38……ブラケット 39……取付けボルト 91……非常停止用リミットスイッチ

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】適宜間隔をおいて配置した複数の横桟
    (1)に左右一対のレール(2)・(2)を所定の軌間
    (W)を保持して固定し、前記左右レールの略中間に有
    底の凹溝形ガイドレール(3)を設け、そのガイドレー
    ルの平面が長さ方向に沿って開口すると共に、当該レー
    ル凹溝の有底にブッシュのリンク下面とリンク下面を受
    ける内底面(34)と、ブッシュ下面を受ける凸条路(3
    5)と、リンクと一体成形の隆起部下面を受ける段部(3
    3)をそれぞれ形成し、且つ当該ガイドレールの開口縁
    に対向内向きに突縁辺(32)を一体に成形し、前記のガ
    イドレール(3)の長さ方向の前端部位及び後端部位に
    スプロケット(4)・(5)を配置し、且つ無端チェー
    ン(6)の上辺をガイドレール(3)に沿わせて外れな
    いように挿通させると共に、前記無端チェーンを前後部
    のスプロケット(4)・(5)に巻き掛け、前記の無端
    チェーン(6)を耐磨耗性の硬質合成樹脂製ブッシュ付
    リンク(61)と、リンクプレート(62)と、爪付リンク
    (63)と、金属製結合軸(64)とで構成し、ガイドレー
    ル(3)の凹溝の内底面(34)で支受されるブッシュ付
    リンク(61)のブッシュ下面と、その内底面に形成した
    凸条路(35)で支受されるブッシュ付リンク及びリンク
    プレートの下面を滑走部とし、さらにリンクプレートの
    軸受部の外面を隆起させ、その隆起部(65)の下面をガ
    イドレールの段部(33)に支受される滑走部(66)と
    し、その無端チェーンに適宜のピッチ(p)で押送する
    ために取付ける送り爪(7)を左右リンクと一体成形
    し、その横幅間に矩形の空間凹部を形成し、前記の無端
    ェーン(6)を巻き掛けたスプロケット(4)・(5)
    の下端部位において、前記無端チェーンの下辺の一部を
    受けるチェーン斜面受け部材(17)を備え、一方のスプ
    ロケット(4)の軸に設定カウンタ又は設定タイマーを
    具備した制御盤(10)によって制御するモーター(8)
    を備えて駆動コンベヤ)ユニット(A)とし、その駆動
    コンベヤユニットのレール(2)の前後端て末に連結具
    (28)・(26)を設けた搬送コンベヤシステム。
  2. 【請求項2】適宜間隔をおいて配置した複数の横桟
    (1)に、上向きの凹溝形(21′)に成形すると共に、
    その凹溝内に沿って複数のローラー(30)を取付けて成
    る、左右一対のレール(2′)・(2′)を所定の軌間
    (W)を保持して固定し、前記左右レールの略中間に有
    底の凹溝形ガイドレール(3)を設け、そのガイドレー
    ルの平面が長さ方向に沿って開口すると共に、当該レー
    ル凹溝の有底にブッシュのリンク下面とリンク下面を受
    ける内底面(34)と、ブッシュ下面を受ける凸条路(3
    5)と、リンクと一体成形の隆起部下面を受ける段部(3
    3)をそれぞれ形成し、且つ当該ガイドレールの開口縁
    に対向内向きに突縁辺(32)を一体に成形し、前記のガ
    イドレール(3)の長さ方向の前端部位及び後端部位に
    スプロケット(4)・(5)を配置し、且つ無端チェー
    ン(6)の上辺をガイドレール(3)に沿わせて外れな
    いように挿通させると共に、前記無端チェーンを前後部
    のスプロケット(4)・(5)に巻き掛け、前記の無端
    チェーン(6)を耐磨耗性の硬質合成樹脂製ブッシュ付
    リンク(61)と、リンクプレート(62)と、爪付リンク
    (63)と、金属製結合軸(64)とで構成し、ガイドレー
    ル(3)の凹溝の内底面(34)で支受されるブッシュ付
    リンク(61)のブッシュ下面と、その内底面に形成した
    凸条路(35)で支受されるブッシュ付リンク及びリンク
    プレートの下面を滑走部とし、さらにリンクプレートの
    軸受部の外面を隆起させ、その隆起部(65)の下面をガ
    イドレールの段部(33)に支受される滑走部(66)と
    し、無端チェーン(6)の上辺をガイドレール(3)に
    沿わせて外れないように挿通させると共に、前記無端チ
    ェーンを前後部のスプロケット(4)・(5)に巻き掛
    け、その無端チェーンに適宜のピッチ(p)で押送する
    ために取付ける送り爪(7)を左右リンクと一体成形
    し、その横幅間に矩形の空間凹部を形成し、前記の無端
    チェーン(6)を巻き掛けたスプロケット(4)・
    (5)の下端部位において、前記無端チェーンの下辺の
    一部を受けるチェーン斜面受け部材(17)を備え、一方
    のスプロケット(4)の軸に設定カウンタ又は設定タイ
    マーを具備した制御盤(10)によって制御するモーター
    (8)を備えて駆動コンベヤユニット(A)とし、その
    駆動コンベヤユニットのレール(2)の前後端末に連結
    具(28)・(26)を設けた搬送コンベヤシステム。
  3. 【請求項3】爪付きリンク(63)の左右の爪リンク片を
    一体に接続して幅広でブロック状の爪体(7′)を成形
    し、その爪体内部(71)に凹部を形成した請求項(1)
    又は請求項(2)記載の搬送コンベヤシステム。
  4. 【請求項4】ガイドレール(3)を片持ち式ブラケット
    (14)を介して横桟(1)上に設置し、且つそのブラケ
    ットの下部に無端チェーン(6)の下辺におけるブッシ
    ュ付リンクのブッシュ(611)を受ける外れ防止用隆起
    部(15)を形成した請求項(1)又は請求項(2)記載
    の搬送コンベヤシステム。
  5. 【請求項5】左右一対のレール(2)・(2)の長さ方
    向の端部に移動用車輪(24)を地面より離反して取付け
    た請求項(1)又は請求項(2)記載の搬送コンベヤシ
    ステム。
  6. 【請求項6】駆動コンベヤユニット(A)からモーター
    (8)・リミットスイッチ(9)・制御盤(10)・制御
    盤用接続器(101)・ベース(11)を除外して成る従動
    コンベヤユニット(A′)を、前記駆動コンベヤユニッ
    トの後端部位に配置し、且つ前記駆動コンベヤユニット
    の後部スプロケット(5)と従動コンベヤユニットの前
    部スプロケット(4′)とを同一軸線上で対面させると
    共に、そのスプロケットの対峙側面に間欠突起(51)・
    (41′)を形成して互いに噛み合わせて結合し、 且つ対面させた各スプロケット(5)・(4′)の中心
    位置における両無端チェーンの送り爪(7)・(7)同
    士の位置を一致させた請求項(1)又は請求項(2)記
    載の搬送コンベヤシステム。」であ
  7. 【請求項7】駆動コンベヤユニットの後端部位に従動コ
    ンベヤユニット(A′)を配置し、両スプロケット
    (5)・(4′)の対峙側面に設けた間欠突起同士
    (51)・(41′)を噛み合わせて結合し、従動コンベヤ
    ユニット(A′)のレールの前端部に、前記のスプロケ
    ット(5)・(4′)を結合した後に連結するための連
    結具(25)を設けた請求項(1)又は請求項(2)記載
    の搬送コンベヤシステム。」
  8. 【請求項8】駆動コンベヤユニット(A)からガイドレ
    ール(3)・送り爪(7)を有する無端チ。ーン(6)
    ・モーター(8)・リミットスイッチ(9)・制御盤
    (10)・制御盤用接続機(101)・ベース(11)を除外
    して成るフリーコンベヤ(A″)を駆動コンベヤユニッ
    ト(A)の先端部位に配置し、そのフリーコンベヤユニ
    ット(A″)のレール(2)の後端部に駆動コンベヤユ
    ニット(A)に対する連結具(29)を設けた請求項
    (1)又は請求項(2)記載の搬送コンベヤシステム。
  9. 【請求項9】レール(2)を横向き凹溝形又は矩形の角
    管形にし、そのレール上に無端チェーン(6)の送り爪
    (7)で掛止押送するための車輪付台車(18)を乗せ、
    且つ、前記送り爪が掛止する爪受け部材(20)と、前記
    台車に箱型容器(23)を載置したときに、その台車の前
    後方向から箱型容器が外れないようにストッパ(22)を
    台車の前後辺にそれぞれ設けた請求項(1)又は請求項
    (2)記載の搬送コンベヤシステム。
  10. 【請求項10】上向き凹溝形レール(2′)に沿って多
    数のローラー(30)を結合軸(31)で取付け、その凹溝
    より露出している前記ローラーの頂面で箱型容器(23)
    の底面を受けるようにし、連結すべき一方のレールに横
    軸(33)が付いた連結片(34)を設け、これに対峙する
    他方のレールに前記横軸に掛止するフック(35)を有す
    る連結片(32)を固着し、さらに横断面がU字形ストッ
    パ(36)で連結片(32)・(34)を挟持する連結具を設
    けた請求項(1)又は請求項(2)記載の搬送コンベヤ
    システム。
  11. 【請求項11】駆動コンベヤユニット(A)又はその前
    端部位に配置して連結したフリーコンベヤユニット
    (A″)のレール(2)の所定位置に先頭の台車の接触
    によりモーター駆動を停止する非常停止リミットスイッ
    チ(91)を脱着自在に取付けた請求項(1)又は請求項
    (2)記載の搬送コンベヤシステム。
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