JPH0621808Y2 - 自走体使用の搬送装置 - Google Patents

自走体使用の搬送装置

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JPH0621808Y2
JPH0621808Y2 JP1988078701U JP7870188U JPH0621808Y2 JP H0621808 Y2 JPH0621808 Y2 JP H0621808Y2 JP 1988078701 U JP1988078701 U JP 1988078701U JP 7870188 U JP7870188 U JP 7870188U JP H0621808 Y2 JPH0621808 Y2 JP H0621808Y2
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JP
Japan
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trolley
propelled
rail
propelled body
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JP1988078701U
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雅雄 新井
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば自動車組立てラインにおいて、ドア
などを支持搬送するのに採用される自走体使用の搬送装
置に関するものである。
従来の技術 この種の搬送装置としては、吊下げ搬送形式や台車搬送
形式などが採用されており、そしてトロリ装置や台車な
どの移動体がドアなどの被搬送物を支持して一定経路上
を走行すべく構成されている。その際に、たとえば実開
昭63−64584号に見られる吊下げ搬送装置では、トロリ
駆動装置(チェーン)を搬送経路の全長に配設しなけれ
ばならず、構造や騒音の点で問題が多いことから、自走
体使用の形式が考えられている。
すなわち従来では、自走体使用の吊下げ搬送形式とし
て、たとえば実開昭63−64584号に見られる搬送装置が
提供されている。この従来構成は、レールに支持案内さ
れる可動体(自走体)を設け、この可動体と一体のハン
ガに対して係脱自在なパレットを設けるとともに、この
パレットが複数の板状物を支持すべく構成してある。そ
して可動体を一定経路上で走行させることにより、複数
の板状物を同時に搬送している。
考案が解決しようとする課題 上記の従来形式においては、1台の可動体により複数の
板状物を効率よく搬送し得るが、ストレージ経路がある
とき、高価な可動体を多数待機させる状態になって経済
的に不利となる。これに対しては、ハンガからパレット
を卸してストレージすればよいが、その場合にストレー
ジ経路に積み卸し設備が必要になり、さらには先入れ先
出しなどのための順送り設備が必要になる。
本考案の目的とするところは、自走体を使用したところ
の構造や騒音に有利な形式であり、しかも1台の自走体
により複数の被搬送物を効率よく搬送し得る形式であり
ながら、ストレージ経路においては、自走体のみを次工
程へと走行させ得るとともに、積み卸し設備や順送り設
備を用いることなく被搬送物の先入れ先出しなどを行え
る自走体使用の搬送装置を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案における自走体使用の
搬送装置は、第1レールに支持案内されて走行自在な自
走体を設け、この自走体の走行方向の複数箇所に伝動体
を設け、前記第1レールに沿って第2レールを設けると
ともに、この第2レールに支持案内されて走行自在な移
動体を設け、この移動体に、前記伝動体との間で係脱自
在な受動体と、被搬送物の支持具とを設け、前記移動体
は、その受動体を自走体の伝動体に係合させることで、
この自走体に複数台を一体状として走行すべく構成して
いる。
作用 かかる本考案の構成によると、自走体の各伝動体と移動
体の受動体を係合させることによって、自走体の走行に
より複数台の移動体を一体状(列車状)で走行させ得
る。そしてストレージ経路においては、伝動体と受動体
との係合を離脱させることによって、各移動体を、非駆
動でかつ第2レールに支持させた状態でストレージし得
るとともに、自走体は空の状態で次工程へ走行させ得
る。またストレージ経路の移動体は、第2レールに支持
された状態で、先入れしたものから順送りしながら先出
しし得る。
実施例 以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は断面I形に形成された第1レールで、天井梁側から
のフランジ2に取付けブラケット3を介して支持され、
この取付けブラケット3が結合する側面とは反対側の側
面には信号・給電装置4が全長に亘って配設される。こ
の第1レール1に支持案内されて走行自在な自走体5
は、走行方向において複数個(実施例では7個)のトロ
リ本体6と、これらトロリ本体6の上部に軸受7を介し
て取付けた左右方向の軸8と、これら軸8に取付けられ
かつ前記第1レール1の上面に載置自在な輪体9と、各
トロリ本体6に取付けられかつ第1レール1の上端両側
と下端両側に接当自在な横振れ防止用ローラ10と、各ト
ロリ本体6間を、連結ピン11を介して連結する前方方向
の連結扞12と、トロリ本体6群のうち1個(実施例では
前から3番目)のトロリ本体6に取付けられ、かつその
軸8に連動する走行駆動装置13と、この特定されたトロ
リ本体6に取付けられ、かつ前記信号、給電装置4に摺
接自在な集電装置14、ならびにブラケット15を介して取
付けた制御盤16とによって構成される。
そして自走体5の走行方向の複数箇所に伝動体17が設け
られる。すなわち連結扞12の下面複数箇所からブラケッ
ト18が垂設され、これらブラケット18に横方向ピン19な
どを介して前記伝動体17が連設される。これにより伝動
体17は一定ピッチP置きに配設され、そして前方下方へ
と延びている。なお連結扞12の上部には第1レール1の
下面に当接自在な浮上り防止ローラ20が複数個取付け々
れる。
前記第1レール1に沿って、その下方に第2レール25が
配設されるとともに前記取付けブラケット3に支持さ
れ、この第2レール25に支持案内されて一定経路26上を
走行自在なトロリ装置(移動体の一例)27が設けられ
る。このトロリ装置27は、フロントトロリ28と、リヤト
ロリ29と、両トロリ28,29から垂設したトラニオン用ピ
ン30,31の間を連結する連結フレーム32と、前記第2レ
ール25に支持案内されるべく両トロリ28,29に取付けた
案内用ローラ33,34ならびに横振れ防止用ローラ35,36
とを有する。
そして前記フリントトロリ28は、前記伝動体17に対して
係脱自在な受動体37を昇降自在な有するとともに、横ピ
ン38を介して上下揺動自在に取付けた動作レバー39を延
設している。そして動作レバー39の後端と受動体37の下
端とをピンにより連結して、動作レバー39が上動すると
きに受動体37が下降するように連動している。通常にお
いて受動体37は、動作レバー39の先端側のウエイト付勢
によって上昇している。さらにフロントトロリ28は、前
記受動体37の後方に位置するホールド体40を有してい
る。このホールド体40は前後揺動自在に取付けてあり、
通常においては、その上端が伝動体17の移動経路内に突
入すべくウエイト付勢される。
他方のリヤトロリ29には、前記動作レバー39を上動させ
るカムテール41を後方に延設している。前記連結フレー
ム32の中間部に、旋回装置42を介して縦軸心43の周りで
旋回自在な支持具44が設けられる。この支持具44はハン
ガ形式であって、下部に設けた上向きの受け部材45と、
中間部に設けた横向きの当て部材46などにより、被搬送
物の一例である自動車のドア47を支持する。
次に上記実施例における搬送作業を説明する。
前記自走体5は、その走行によって複数台(実施例では
最大6台)のトロリ装置27を走行させ得る。すなわち第
1図に示すように、各伝動体17にそれぞれトロリ装置27
の受動体37を係合させた状態で、走行駆動装置13を作動
させて輪体9を強制回転させる。これにより自走体5
は、複数の輪体9により第1レール1に支持され、かつ
複数の横振れ防止用ローラ10により横振れを防止された
状態で走行し、そして走行力は、伝動体17から受動体37
を介して各トロリ装置27に伝えられる。すると各トロリ
装置27群は、案内用ローラ33,34ならびに横振れ防止用
ローラ35,36を介して第2レール25に支持案内されて、
一定経路26上を一体状(列車状)に走行することにな
る。その際にトロリ装置27が暴走しようとしたとき、伝
動体17にホールド体40が衝突することでその暴走は防止
される。自走体5への給電は、信号・給電装置4に集電
装置14が摺接することで行われ、その際に地上制御部と
制御盤16との間で信号の授受が行われて、停止、走行の
制御や在席確認などが行われる。
上述のようにして走行させてきたトロリ装置27群をスト
レージ経路48でストレージさせる場合、第5図に示すよ
うに、まず先頭のトロリ装置27の受動体37前方にストッ
パ体49を側方から突入させる。すると、このストッパ体
49により受動体37が押し下げられて伝動体17から外れる
ことになり、かつストッパ体49にホールド体40が当接す
ることで、先頭のトロリ装置27は非駆動で停止されるこ
とになる。そして自走体5と一体的に走行してきた2番
目のトロリ装置27は、その動作レバー39が先頭のトロリ
装置27のカムレール41に乗り上って上方へ揺動し、これ
に連動して受動体37が下降し伝動体17から外れることに
なって非駆動となり、先頭のトロリ装置27に対して走行
時のピッチPよりも短いピッチで停止される。このよう
にしてトロリ装置27は次々と非駆動となり、停止により
ストレージされることになる。そして自走体5は空の状
態で次工程へと走行され、次の搬送作業に移ることにな
る。
空の自走体5はトロリ装置27の供給経路51部で停止し、
そして供給経路51部から一定経路26上に間欠的に供給さ
れるトロリ装置27に対して、自走体5を1ピッチづつ走
行させて伝動体17を受動体37に係合させることで最初の
走行姿勢となる。なおストレージ経路48のトロリ装置27
は、第2レール25に支持された状態でフィーダ装置52に
より先入れされたものから順送りされ、そして、たとえ
ば別の作業経路53に押し出され(先出しされ)る。
この作業経路53では、たとえば第7図に示すように第2
レール25の上方にトロリ駆動装置用レール54が配設さ
れ、これに案内されるチェンコンベヤ(トロリ駆動装
置)55からの伝導突起56を前記受動体37に係合させるこ
とで、トロリ装置27の走行を行っている。
考案の効果 上記構成の本考案によると、自走体の各伝動体と移動体
の受動体とを係合させることによって、自走体の走行よ
り複数台の移動体を一体状で走行させることができ、し
たがって自走体を使用したところの構造や騒音に有利な
形式にでき、しかも1台の自走体により複数の被搬送物
を効率よく搬送することができる。そしてストレージ経
路においては、伝動体と受動体との係合を離脱させるこ
とによって、各移動体を非駆動状態にしてストレージで
きるとともに、自走体のみを空の状態で次工程へ走行さ
せることができて、自走体を有効に経済的に利用できる
とともに、積み卸し設備や順送り設備を用いることなく
先入れ先出しなどを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は側面図、第2
図は背面図、第3図は要部の側面図、第4図は同背面
図、第5図はストレージ経路における要部の側面図、第
6図は経路配置を示す概略平面図、第7図は作業経路に
おける要部の側面図である。 1……第1レール、4……信号・給電装置、5……自走
体、6……トロリ本体、9……輪体、13……走行駆動装
置、14……集電装置、16……制御盤、17……伝動体、25
……第2レール、26……一定経路、27……トロリ装置
(移動体)、37……受動体、39……動作レバー、41……
カムテール、42……旋回装置、44……支持具、48……ス
トレージ経路、49……ストッパ体、51……供給経路部、
52……フィーダ装置、53……作業経路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1レールに支持案内されて走行自在な自
    走体を設け、この自走体の走行方向の複数箇所に伝動体
    を設け、前記第1レールに沿って第2レールを設けると
    ともに、この第2レールに支持案内されて走行自在な移
    動体を設け、この移動体に、前記伝動体との間で係脱自
    在な受動体と、被搬送物の支持具とを設け、前記移動体
    は、その受動体を自走体の伝動体に係合させることで、
    この自走体に複数台を一体状として走行すべく構成した
    ことを特徴とする自走体使用の搬送装置。
JP1988078701U 1988-06-13 1988-06-13 自走体使用の搬送装置 Expired - Lifetime JPH0621808Y2 (ja)

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JPH01180366U JPH01180366U (ja) 1989-12-26
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6364584B2 (ja) * 1983-04-15 1988-12-13

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5972163U (ja) * 1982-11-05 1984-05-16 株式会社ダイフク 吊下げ搬送装置
JPH038546Y2 (ja) * 1986-10-17 1991-03-01

Patent Citations (1)

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JPS6364584B2 (ja) * 1983-04-15 1988-12-13

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