JPH0733979Y2 - ルーフモール用クリップ - Google Patents

ルーフモール用クリップ

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JPH0733979Y2
JPH0733979Y2 JP1989081396U JP8139689U JPH0733979Y2 JP H0733979 Y2 JPH0733979 Y2 JP H0733979Y2 JP 1989081396 U JP1989081396 U JP 1989081396U JP 8139689 U JP8139689 U JP 8139689U JP H0733979 Y2 JPH0733979 Y2 JP H0733979Y2
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富美夫 落合
正英 佐藤
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主として自動車のルーフにルーフモールを取
付けるためのルーフモール用クリップに関するものであ
る。
[従来の技術] 自動車等のルーフに設けられかつ底面上にT形スタッド
が配設された溝部に、両側縁に折返し状のフランジ縁を
有するルーフモールを取付けるためのルーフモール用ク
リップは、従来、ルーフモールの取付けに先立って、ル
ーフのT形スタッドに取付けられている。
すなわちルーフモールは、ルーフのT形スタッドにクリ
ップのスタッド係合部が係合された後に、そのクリップ
の左右のモール係合部にルーフモールのフランジ縁が係
合されることにより、ルーフに組付けられている。
[考案が解決しようとする課題] 前記した従来のモールクリップは、ルーフに先付け固定
するものである。このため、ルーフの溝部の溝幅のばら
つき、T形スタッドの取付位置のばらつき等のボデイば
らつきにより、T形スタッドに取付けたクリップのモー
ル係合部とルーフの溝部の壁面との間隔が狭い場合があ
ると、ルーフモールのフランジ縁の挿入スペースが少な
く、ルーフモールの組付けが困難となった。この挿入ス
ペースとは、ルーフに先付け固定したクリップにルーフ
モールのフランジ縁を係合させる際、このフランジ縁の
拡開変形を許容するために、ルーフとクリップとの間に
必要なスペースである。
すなわち従来のクリップでは、ボデイばらつきに対する
組付許容範囲が小さかった。
また、ルーフに先付け固定したクリップにルーフモール
を組付けるため、ルーフモールのフランジ縁の落ち込み
を防止する係止突起を設けることが困難であった、その
ため、ルーフに先付け固定したクリップにルーフモール
を組付けようとしても、ルーフモールのフランジ縁が落
ち込んで、ルーフモール全体が回転し、クリップにルー
フモールがうまく嵌まらず、ルーフモールの組付作業性
が損われることがあった。
本考案の目的は、前記した従来技術における問題点に鑑
み、自動車等のボデイばらつきに対する組付許容範囲の
拡大を図るとともに、ルーフモールの組付作業性の向上
を図ることのできるルーフモール用クリップを提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決する本考案のルーフモール用クリップ
は、 自動車等のルーフにはパネル相互の接合によって溝部が
形成されると共にその溝部の底面上には軸部上端に頭部
をもつT形スタッドが配設され、また前記溝部に取付け
られる長尺状をしたルーフモールはその両側縁に折返し
状のフランジ縁を有しかつそのフランジ縁の折り返し内
側部分を取付溝とするほぼチャンネル型断面に形成さ
れ、そのルーフモールを前記ルーフに取付けるために前
記T形スタッドにほぼ対応して配置されるルーフモール
用クリップであって、 ほぼ長四角形筒状の中空部を有する基部と、 前記基部の長手方向の側壁を形成する一方の側壁に設け
られ、前記ルーフモールの一方のフランジ縁がその上下
動を規制した状態に係合するモール係合部と、 前記基部の長手方向の側壁を形成する他方の側壁の上部
にその長手方向に関して対称状をなしかつその相互の間
隔を先端に向かって次第に広くする傾斜状に突出され、
その先端部が前記ルーフモールの他方のフランジ縁によ
る折り返し内側部分の取付溝に弾性をもって係合する一
対のモール係止翼と、 前記他方の側壁の下部に前記モール係止翼と上下にほぼ
並列状をなすように設けられ、その先端縁が前記溝部の
当該壁面に弾性をもって当接するとともにその先端部が
前記モール係止翼と協動して当該フランジ縁の上下動を
規制する一対の弾性翼片と、 前記基部の長手方向の側壁を形成する両側壁の下縁部に
沿って対向状に突出され、前記T形スタッドへの前記中
空部の押し込みによってその両側壁の弾性変形を利用し
てそのT形スタッドの頭部と抜け止め状態に係合するス
タッド係合部と、を備え、 前記ルーフモールにおける自動車等のルーフのT形スタ
ッドとほぼ対応する位置にて前記モール係合部とモール
係止翼との協動により抜け止め状態に配置した後、前記
ルーフの溝部に対する前記ルーフモールの押しつけによ
り前記T形スタッドに前記スタッド係合部が抜け止め状
態で係合することによって、ルーフにルーフモールを取
付ける構成としたものである。
[作用] 前記手段によれば、ルーフモールの一方のフランジ縁に
モール係合部が係合されかつ他方のフランジ縁にモール
係止翼が弾性をもって係合されることにより、クリップ
がルーフモールに抜け止めされた状態に係着される。そ
して、自動車等のルーフの溝部に前記ルーフモールとと
もにクリップが押付けられることにより、溝部のT形ス
タッドにスタッド係合部が係合され、クリップが抜け止
めされた状態で係着される。このクリップの押付けの
際、ルーフモールの他方のフランジ縁は、弾性翼片に当
接してクリップを下動させる。そして、T形スタッドに
対するクリップの係着に伴い、弾性翼片が溝部の当該壁
面に弾性を介して当接される。
このようにして自動車等のルーフにルーフモールを取付
けるクリップによると、ルーフモールにクリップを先付
けするため、仮にルーフモールをクリップに係合するた
めの挿入スペースがなくても、ルーフモールの組付けが
可能となる。なお弾性翼片がルーフモールの一方のフラ
ンジ縁の落ち込みを防止しうるため、クリップの弾性翼
片側においては、モール落ち込み防止用の係止突起を特
別設ける必要はない。
またルーフモールにクリップが先付けされるため、クリ
ップがルーフモールにて位置決めされた状態でT形スタ
ッドに係合されることになる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
本例のルーフモール用クリップは、第3図に斜視図で示
されるように、自動車のルーフ3にルーフモール2を取
付けるためのクリップ1である。
クリップ1を説明する前に、自動車のルーフ3及びルー
フモール2について述べる。
ルーフ3は、その主体をなすルーフパネル31の左右端縁
部(図は右端縁部を示す。)の下面にルーフサイドパネ
ル32が溶接等により接合されたもので、両パネル31,32
の接合によって左右の側壁31a,32aを有する樋状の溝部
4が形成されている。溝部4の底面上に該当するルーフ
パネル31の端縁部上には、T形スタッド5が溝部4の長
手方向に沿って所定間隔毎に溶接等によって配設されて
いる。T形スタッド5は、軸部51の上端に円板状の頭部
52を有する。なおルーフサイドパネル32の裏面(下面)
には、インナパネル33が前記ルーフパネル31及びルーフ
サイドパネル32と共に接合されている。
またルーフモール2は、金属製芯材2aを合成樹脂製被装
材2bで被覆したもので、ほぼチャンネル型断面の長尺状
をなしている。ルーフモール2の両側縁には、対向方向
に折返し状に折曲された左右のフランジ縁21,22が形成
されている。このフランジ縁21,22の形成に伴い、ルー
フモール2の側縁内側に取付溝23,24がそれぞれ形成さ
れている。なおルーフモール2の側縁外側には弾性舌片
25、26が突出されている。
次にルーフモール用クリップについて、前記第3図の
他、クリップの使用状態の断面図を示した第1図、及び
第1図のII-II線断面図を示した第2図に基づいて詳述
する。なお説明の都合上、その使用状態、いわゆる組付
け状態でのクリップを説明することにする。
クリップ1は、適宜の合成樹脂材料によって一体形成さ
れたもので、前記ルーフ3のT形スタッド5に対応して
所定間隔毎に配置される。
クリップ1の基部11は、前後左右の側壁11a〜11dによっ
て取囲まれた断面長四角形状の中空部12を有している。
基部11の左側壁11cには、前記ルーフモール2の左側フ
ランジ縁21が係合されるモール係合部13が設けられてい
る。このモール係合部13は、ルーフモール2の左側取付
溝23に係入される前後一対の上側係止突起14と、その各
係止突起14と協働して前記フランジ縁21を挟むように突
設された下側係止突起15とによって形成されている(第
3図参照)。なお上側係止突起14は、その先端から上方
に向かって次第にその突出量を小さくする傾斜面14aを
有する。
基部11の右側壁11dの上部には、前後一対のモール係止
翼16が前後に拡開するように傾斜した状態に突出されて
いる。モール係止翼16の先端下部には、逆L字状の切欠
段部16aが形成されている。モール係止翼16の先端部は
前記ルーフモール2の右側取付溝24に係入され、前記切
欠段部16aがそのモール2の当該フランジ縁22に係合さ
れている。
前記基部11の左右の側壁11c,11dの下縁には、内方に突
出するスタッド係合部17が左右対称状に形成されてい
る。このスタッド係合部17は、前記ルーフパネル31のT
形スタッド5に係合されている。スタッド係合部17は、
前記T形スタッド5の頭部52の下面に当接する係止面17
aとその先端から下方に向かって次第にその突出量を小
さくする傾斜面17bを有する(第7図参照)。
第1〜3図において、基部11の右側壁11dの下部には、
前後一対の弾性翼片18が前記モール係止翼16と同様に前
後に拡開するように傾斜した状態に突出されている。こ
の弾性翼片18は、前記モール係止翼16に対しルーフモー
ル2の右側フランジ縁22を間にして並設されている。こ
の弾性翼片18の先端縁が溝部4の右壁面、すなわちルー
フサイドパネル32の側壁32aに弾性をもって当接されて
いる。
前記基部11の前後の側壁11a,11bの下端部には、弾性を
有する弾性片19がそれぞれ側方に向けて突出されてい
る。弾性片19の先端部は、下方に向けて傾斜され、前記
ルーフパネル31の溝部4の底面上に弾性をもって当接さ
れている。
なお前記したルーフモール用クリップは、ポリアセター
ルなどの適度な弾性をもつ熱可塑性樹脂材料で成形され
る。
また使用前のクリップの正面図が第4図、同右側面図が
第5図、同平面図が第6図、第6図のVII-VII線断面図
が第7図にそれぞれ示されている。なお第4,6図にモー
ル係止翼16の変形状態がそれぞれ二点鎖線で示され、ま
た第4図に弾性翼片18の変形状態が二点鎖線で示され、
また第5図に弾性片19の変形状態が二点鎖線で示されて
いる。
次に、前記ルーフモール用クリップを使用してルーフモ
ール2を自動車のルーフ3に取付ける場合について説明
する。
まず、クリップ1が次に述べるようにしてルーフモール
2にアッシー化される。なお、このアッシー化されたク
リップの正面図が第8図に示され、第8図のIX-IX線断
面図が第9図に示されている。
すなわちルーフモール2の右側フランジ縁22にモール係
止翼16の切欠段部16aが係合される。続いて、上側係止
突起14の傾斜面14aをルーフモール2の左側フランジ縁2
1に当接させ、クリップ1をルーフモール2に向かって
押込む。すると、モール係止翼16は、その先端部がルー
フモール2の右側フランジ縁22上を摺動していくことに
より拡開される。上側係止突起14は、その傾斜面14aが
ルーフモール2の左側フランジ縁21の先端を摺動し、こ
の左側フランジ縁21を乗り越えたところで、前記モール
係止翼16が弾性復元することにより、左側フランジ縁21
に係合する。
このようにして、ルーフモール2にクリップ1が抜け止
めされた状態でアッシー化される。
このアッシー化されたクリップ1が次に述べるようにし
て自動車のルーフ3に組付けられる(第1,2図参照)。
すなわちクリップ1をアッシー化したルーフモール2を
自動車のルーフ3の溝部4に押付けるようにして嵌め込
むことにより、クリップ1の基部11の中空部12内に自動
車のルーフ3のT形スタッド5を相対的に挿入する。
前記基部11の押付けに伴い、スタッド係合部17の傾斜面
17b(第7図参照)がT形スタッド5の頭部52に当接し
たのち、その傾斜面17bが頭部52の外端を滑動していく
にしたがって、基部11の左右の側壁11c,11dが第2図に
二点鎖線で示すようにその弾性により湾曲状に撓められ
ていく。そして傾斜面17bがT形スタッド5の頭部52を
乗越えたところで、前記両側壁11c,11dがその弾性をも
って復帰し、スタッド係合部17の係止面17aが前記頭部5
2の下側に係合し、ルーフ3にクリップ1が係着され
る。
この後、前記ルーフモール2に対する押付けを解除す
る。
しかして前記ルーフモール2の押付け時において、弾性
翼片18の先端縁がルーフサイドパネル32の側壁32aに当
接し、その翼片18がその弾性により拡開される。なお第
2図に弾性翼片18の自由状態が二点鎖線で示されてい
る。また弾性片19の先端縁がルーフパネル31の溝部4の
底面上に当接し、その弾性片19がその弾性により撓めら
れる。またルーフモール2の左右の弾性舌片25,26は、
ルーフパネル31及びルーフサイドパネル32にそれぞれ弾
性をもって当接される。
このようにして、自動車のルーフ3に対するルーフモー
ル2の組付けが完了する。
前記したルーフモール用クリップによると、ルーフモー
ル2にクリップ1を先付けするため、ルーフモール2を
クリップ1に係合するための挿入スペースがなくてもル
ーフモール2の組付けが行なえる。従って、従来のもの
に比し、ルーフ3の溝部4の溝幅のばらつきやT形スタ
ッド5の取付位置のばらつき等のボデイばらつきに対す
る組付許容範囲が拡大される。よって従来のルーフモー
ルの組付困難という不具合が削減される。
またルーフモール2にクリップ1が先付けされるため、
ルーフモール2にクリップ1が位置決めされ、この状態
でクリップ1がT形スタッド5に係合されることによ
り、従来のクリップの回動による組付作業性の低下が防
止される。よってルーフモール2の組付作業性が向上さ
れる。
また、ルーフモール2の左側フランジ縁21が上下の係止
突起14、15によってその上下方向の移動が規制されると
ともに、その右側フランジ縁22がモール係止翼16と弾性
翼片18とによってその上下方向の移動が規制されるた
め、ルーフ3に対するルーフモール2の押付け時にクリ
ップ1が傾動することなく、T形スタッド5の軸線方向
に沿って良好に挿入される。
また組付後においては、ルーフモール2の左側縁部に対
する押付けによる左側フランジ縁21の下動は下側係止突
起15により阻止されるとともに、その押付けに伴う他方
フランジ縁22の浮上りはモール係止翼16によって阻止さ
れることにより、前記押付けによるルーフモール2の回
転は防止される。またルーフモール2の右側縁部に対す
る押付けによる右側フランジ縁22の下動は弾性翼片18に
より阻止されるとともに、その押付けに伴う他方フラン
ジ縁21の浮上りは上側係止突起14によって阻止されるこ
とにより、前記押付けによるルーフモール2の回転は防
止される。このため、クリップ1に対するルーフモール
2の脱落が防止される。
また、クリップ1の基部11の中空部12内にT形スタッド
5の頭部52が位置し、中空部12の前後の側壁11a,11bが
頭部52に対向する。このため、仮に基部11の長手方向に
移動する外力が働いても、基部11の側壁11a,11bが頭部5
2に当接することにより、そのクリップ1の横ずれが防
止され、頭部52とスタッド係合17との係合が維持され
る。
また弾性片19によってT形スタッド5の頭部52にスタッ
ド係合部17の係止面17aが当接された状態に保たれるた
め、ルーフ3に対するクリップ1の上下方向のがた付き
が防止される。
なお本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、
本考案の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能であ
る。
[考案の効果] 本考案のルーフモール用クリップによれば、ルーフモー
ルに先付けした後、ルーフのT形スタッドに取付けられ
るから、自動車等のルーフの溝部の溝幅のばらつきやT
形スタッドの取付位置のばらつき等のボデイばらつきに
対する組付許容範囲が拡大されるとともに、ルーフモー
ルの組付作業性が向上されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はルーフ
モール用クリップの使用状態の断面図、第2図は第1図
のII-II線断面図、第3図はルーフモール用クリップの
取付前の斜視図、第4図はルーフモール用クリップの正
面図、第5図は同右側面図、第6図は同平面図、第7図
は第6図のVII-VII線断面図、第8図はルーフモールを
取付けたクリップの正面図、第9図は第8図のIX-IX線
断面図である。 1……クリップ 2……ルーフモール 3……ルーフ 4……溝部 5……T形スタッド 11……基部 12……中空部 13……モール係合部 16……モール係止翼 17……スタッド係合部 18……弾性翼片 21,22……フランジ縁 23,24……取付溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車等のルーフにはパネル相互の接合に
    よって溝部が形成されると共にその溝部の底面上には軸
    部上端に頭部をもつT形スタッドが配設され、また前記
    溝部に取付けられる長尺状をしたルーフモールはその両
    側縁に折返し状のフランジ縁を有しかつそのフランジ縁
    の折り返し内側部分を取付溝とするほぼチャンネル型断
    面に形成され、そのルーフモールを前記ルーフに取付け
    るために前記T形スタッドにほぼ対応して配置されるル
    ーフモール用クリップであって、 ほぼ長四角形筒状の中空部を有する基部と、 前記基部の長手方向の側壁を形成する一方の側壁に設け
    られ、前記ルーフモールの一方のフランジ縁がその上下
    動を規制した状態に係合するモール係合部と、 前記基部の長手方向の側壁を形成する他方の側壁の上部
    にその長手方向に関して対称状をなしかつその相互の間
    隔を先端に向かって次第に広くする傾斜状に突出され、
    その先端部が前記ルーフモールの他方のフランジ縁によ
    る折り返し内側部分の取付溝に弾性をもって係合する一
    対のモール係止翼と、 前記他方の側壁の下部に前記モール係止翼と上下にほぼ
    並列状をなすように設けられ、その先端縁が前記溝部の
    当該壁面に弾性をもって当接するとともにその先端部が
    前記モール係止翼と協動して当該フランジ縁の上下動を
    規制する一対の弾性翼片と、 前記基部の長手方向の側壁を形成する両側壁の下縁部に
    沿って対向状に突出され、前記T形スタッドへの前記中
    空部の押し込みによってその両側壁の弾性変形を利用し
    てそのT形スタッドの頭部と抜け止め状態に係合するス
    タッド係合部と、を備え、 前記ルーフモールにおける自動車等のルーフのT形スタ
    ッドとほぼ対応する位置にて前記モール係合部とモール
    係止翼との協動により抜け止め状態に配置した後、前記
    ルーフの溝部に対する前記ルーフモールの押しつけによ
    り前記T形スタッドに前記スタッド係合部が抜け止め状
    態で係合することによって、ルーフにルーフモールを取
    付ける構成としたルーフモール用クリップ。
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