JPH0733800Y2 - 電気温きゅう器 - Google Patents

電気温きゅう器

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JPH0733800Y2
JPH0733800Y2 JP1990100277U JP10027790U JPH0733800Y2 JP H0733800 Y2 JPH0733800 Y2 JP H0733800Y2 JP 1990100277 U JP1990100277 U JP 1990100277U JP 10027790 U JP10027790 U JP 10027790U JP H0733800 Y2 JPH0733800 Y2 JP H0733800Y2
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grip body
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和夫 若井田
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、特に安全性および取扱い性の向上が図ら
れ、従来器具に比して一層使い勝手に優れた電気温きゅ
う器に関するものである。
(従来の技術) 本出願人は、先に特開平2−121678号として、筒状グリ
ップ本体の先端側を単体あるいは二股状に形成するとと
もに、グリップ本体の先端部分に通電により遠赤外領域
の電磁波を放射する発熱放射体を設けた電気温きゅう器
を提案している。しかして、この電気温きゅう器は、疾
患部の皮膚直下へ遠赤外線を放射して深達させ、これに
より疾患部への血行を効率よく良好に促進させることが
できるものである。
(考案が解決しようとする課題) ところで、この種の器具は誰でも容易に使用することが
できるように、より一層の安全性や操作容易など取扱い
性の向上が要求される。本出願人は、このようなニーズ
に対応するために、先に提案した電気温きゅう器に対し
さらに研究を重ね、その安全面や操作面などにおいてよ
り優れた電気温きゅう器の提案を目指している。
この考案は、上記のような事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、安全性の確保として、
発熱放射体と皮膚との直接的な接触を避けるとともに、
発熱温度の上限の制御を行うことができ、また、取扱い
性の向上として、発熱放射体を良好な取付け角度として
設定するとともに、放射時間の告知などを行うタイマー
機能を付設するなどにより、より一層使い勝手に優れた
電気温きゅう器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、上記のような目的を達成するため、絶縁性
を有する筒状グリップ本体の先端側に、遠赤外領域の電
磁波を放射する発熱放射体を設けてなる電気温きゅう器
において、分割成形された上側グリップ本体と下側グリ
ップ本体とを、一体に組み合わせて形成される筒状グリ
ップ本体と、下側グリップ本体に内蔵され、外部電源と
接続されるコードが取付けられるとともに、外部電源か
らの通電をON/OFFする電源スィッチを設けてなる制御板
と、制御板と電気的に接続され、通電による加熱により
遠赤外領域の電磁波を放射するとともに、温度上昇によ
りその電気抵抗が変化して通電量の制御を行い、予め設
定された所定の上限温度を自己コントロールし、グリッ
プ本体の先端側よりL字状に突出形成される発熱放射体
と、発熱放射体の外側へ着脱自在に取付けられ、かつ放
射用開口部を有するカバー体と、上側グリップ本体の表
面に設けられ、スィッチのON/OFFによりまたは通電の開
始により発熱放射体への通電時間をカウントするタイマ
手段と、タイマ手段と電気的に接続され、かつそのカウ
ント時間を表示する表示手段および/またはそのカウン
ト時間を告知する発音手段と、を有することを特徴とす
る。
また、分割成形された上側グリップ本体と下側グリップ
本体とを、一体に組み合わせて形成される筒状グリップ
本体と、下側グリップ本体に内蔵され、外部電源と接続
されるコードが取付けられるとともに、外部電源からの
通電をON/OFFする電源スィッチを設けてなる制御板と、
通電による加熱により遠赤外領域の電磁波を放射すると
ともに、グリップ本体の先端側よりL字状に突出形成さ
れる発熱放射体と、発熱放射体の外側へ着脱自在に取付
けられ、かつ放射用開口部を有するカバー体と、発熱放
射体における発熱温度の上昇を検知する温度センサ手段
と、温度センサ手段からの信号に基づいて発熱放射体へ
の通電をコントロールする制御手段と、上側グリップ本
体の表面に設けられ、スィッチのON/OFFによりまたは通
電の開始により発熱放射体への通電時間をカウントする
タイマ手段と、タイマ手段と電気的に接続され、かつそ
のカウント時間を表示する表示手段および/またはその
カウント時間を告知する発音手段と、を有することを特
徴とする。
(作用) この考案によれば、発熱放射体の外側へ着脱自在に取付
けられるカバー体を介して、発熱放射体と皮膚との直接
的な接触を避けることができ、また、グリップ本体の先
端側よりL字状に突出する発熱放射体により、取扱い性
よく人体に対して遠赤外線の放射を行うことができる。
さらに、発熱放射体における発熱温度の上限の制御を行
いつつ、発熱放射時間のカウントやそのカウント時間の
告知などを行うことができる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図はこの考案の第1の実施例を示す分解斜視図であ
り、図中1は、筒状グリップ本体で絶縁性を有する樹脂
部材により、予め下側グリップ本体1aと上側グリップ本
体1bとして分割成形され、両者を組み合わせて一体的に
筒状グリップ本体1として形成する。
下側グリップ本体1aの内部には、制御板2が内蔵されて
いる。この制御板2の上方部には電源スィッチ3が設け
られ、また、この制御板2の後方(図中右方向)から
は、外部電源(図示略)と接続されるとともに、制御板
2の前方(図中左方向)からは、発熱放射体5と接続さ
れるコード6が引き出されている。
この発熱放射体3の好適な実施例としては、本願出願人
の提案に係る特開平2−121678号に示したように、通電
による加熱により遠赤外領域の電磁波を放射するととも
に、温度によりその電気抵抗が変化して所定の上限温
度、例えばこの実施例においては、62℃前後の温度範囲
を自己コントロールする発熱放射体が用いられる。
そして、この発熱放射体5は上下面が開口された筒体1c
内に挿嵌され、グリップ本体1の先端部においてL字状
に突出するように取付けられる。一方、上側グリップ本
体1bの所定箇所には、長孔7が開設されており、この長
孔7内にタイマ手段8が挿嵌取付けられる。
9はそのカウント時間の表示部であり、10はスィッチ,1
1は電池,12はタイマ手段8をカバーする蓋体である。
また、この発熱放射体5の外側、すなわち筒体1cの外周
には、第2図(a)(b)に示すように、その下面方向
より放射用開口部13a・・・を有するカバー体13が着脱
自在に取付けられ、発熱放射体5の表面と皮膚とが直接
接することを防ぎ安全性を高める。
この実施例における電気温きゅう器は、上記のように構
成されているので、その使用に際しては、まずコード4
のプラグ4aを外部コンセント(図示略)に差し込み、電
源スィッチ3をONとすれば発熱放射体5に通電が開始さ
れる。
そして、発熱放射体5の温度上昇に伴って遠赤外線の放
射が発熱放射体5より開始されるのであるが、この場合
には、第6図に示したように、発熱放射体5は約1分前
後で62℃前後まで発熱温度が上昇する。その後は、発熱
放射体5の自己温度コントロール作用により62℃前後の
温度状態が保持される。
この際、発熱放射体5はグリップ本体1に対してL字状
に突出されているで、使用者がグリップ本体1を手に持
った場合でも発熱放射体5を照射し易い角度とすること
ができるとともに、発熱放射体5の外側に取付けられて
いるカバー体13により、使用者の皮膚に発熱放射体5が
直接接触することがない。
また、所望に応じてタイマ手段8のスィッチ10をONさせ
れば、使用時間の確認を表示手段9により目視あるいは
発音手段14により音によって確認することができる。
このように、安全性の確保として、発熱温度の上限温度
を予め設定した所定温度として自己コントロールしつ
つ、発熱放射体5と皮膚との直接的な接触を避けること
ができる。
また、取扱い性の向上のために、発熱放射体5がグリッ
プ本体1に対してL字状となる良好な取付け角度として
設定してあるが、さらに通電時間のカウントを行うタイ
マ手段8を付設することにより放射時間の表示や告知な
どを可能とし、従来の機器に対してより一層使い勝手に
優れた電気温きゅう器を提供することができる。
次に、第4図によりこの考案の第2の実施例を説明す
る。
この実施例にあっては、発熱放射体15は自己温度のコン
トロール作用を有しておらず、温度センサ手段16により
上昇温度の検知が行われ、この温度センサ16からの検知
信号により制御手段17において発熱放射体15への通電が
コントロールされる。
よって、この実施例における電気温きゅう器の動作は、
第5図に示すように行われる。まず、プラグ4aが図示し
ない外部のコンセントに差し込まれスタート状態にある
場合において、電源スィッチ3がONされたか否かが判断
される(ステップ100)。
そして、電源スィッチ3がONされていないと判断された
場合にはその動作が繰り返されるが、電源スィッチ3が
ONされたと判断された場合には、ステップ101へ進み発
熱放射体15の発熱およびタイマーカウントが開始され
る。
次いで、ステップ102では温度センサ手段16により発熱
放射体15が予め設定されている上限温度(例えば62℃)
に達したか否かが判断され、上限温度に達していないと
判断された場合にはステップ102の動作が繰り返され、
上限温度に達したと判断された場合にはステップ103へ
進み、制御手段17により発熱放射体15への通電が制御さ
れ、発熱放射体5の温度コントロールが行われる。
ステップ104では電源スィッチ3のOFFか否かが判断さ
れ、OFF状態が検出されない間は上記動作が続行される
が、OFF状態が検出されると一連の動作は終了される。
一方、タイマ手段8のスィッチ10がONされている場合に
は、ステッフ102における発熱放射体15の発熱動作とと
もに、発熱開始から所定時間が経過したかが判断され
(ステップ105)、所定時間が経過したと判断された場
合にはアラーム動作(ステップ106)などが行われる。
なお、このアラーム動作は、制御手段17により自動的に
行われるように構成してもよく、また独立した動作とな
るように構成してもよい。
この実施例による電気温きゅう器においても、上記した
第1の実施例と同様な効果を有する。
さらに、以上のように構成される電気温きゅう器は、第
7図に示すように、グリップ本体1の先端側を二股状に
形成してもよいことは勿論であり、また、タイマ手段8
のカウント開始は通電の開始に伴って行うよう構成して
もよいことは勿論である。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば、発熱放射体の
上限温度をコントロールしつつ遠赤外線の放射を行うと
ともに、発熱放射体の外側へ着脱自在に取付けられるカ
バー体を介して発熱放射体と皮膚との直接的な接触を避
け、安全性を確保することができる。
また、発熱放射体をグリップ本体の先端側よりL字状に
突出する良好な取付け角度として設定して遠赤外線の放
射を行うとともに、発熱放射時間のカウントやそのカウ
ント時間の表示や告知などを可能とするので、従来の器
具に比して取扱い性の向上を図り、より一層使い勝手に
優れた電気温きゅう器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る電気温きゅう器の分解斜視図、
第2図(a)(b)は発熱放射体に着脱されるカバー体
を示す側面図および平面図、第3図は第1図に示した電
気温きゅう器の電気的構成を示すブロック図、第4図は
この考案に係る電気温きゅう器の第2の実施例における
電気的構成を示すブロック図、第5図は同電気温きゅう
器の動作を示すフローチャート、第6図はこの考案に係
る電気温きゅう器の上限温度を示すグラフ、第7図はグ
リップ本体の先端側を二股状に形成した場合の電気温き
ゅう器の斜視図である。 1……グリップ本体、5……発熱放射体、13……カバー
体、8……タイマ手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性を有する筒状グリップ本体の先端側
    に、遠赤外領域の電磁波を放射する発熱放射体を設けて
    なる電気温きゅう器において、 分割成形された上側グリップ本体と下側グリップ本体と
    を、一体に組み合わせて形成される筒状グリップ本体
    と、 下側グリップ本体に内蔵され、外部電源と接続されるコ
    ードが取付けられるとともに、外部電源からの通電をON
    /OFFする電源スィッチを設けてなる制御板と、 制御板と電気的に接続され、通電による加熱により遠赤
    外領域の電磁波を放射するとともに、温度上昇によりそ
    の電気抵抗が変化して通電量の制御を行い、予め設定さ
    れた所定の上限温度を自己コントロールし、グリップ本
    体の先端側よりL字状に突出形成される発熱放射体と、 発熱放射体の外側へ着脱自在に取付けられ、かつ放射用
    開口部を有するカバー体と、 上側グリップ本体の表面に設けられ、スィッチのON/OFF
    によりまたは通電の開始により発熱放射体への通電時間
    をカウントするタイマ手段と、 タイマ手段と電気的に接続され、かつそのカウント時間
    を表示する表示手段および/またはそのカウント時間を
    告知する発音手段と、 を有することを特徴とする電気温きゅう器。
  2. 【請求項2】絶縁性を有する筒状グリップ本体の先端部
    に、遠赤外領域の電磁波を放射する発熱放射体を設けて
    なる電気温きゅう器において、 分割成形された上側グリップ本体と下側グリップ本体と
    を、一体に組み合わせて形成される筒状グリップ本体
    と、 下側グリップ本体に内蔵され、外部電源と接続されるコ
    ードが取付けられるとともに、外部電源からの通電をON
    /OFFする電源スィッチを設けてなる制御板と、 通電による加熱により遠赤外領域の電磁波を放射すると
    ともに、グリップ本体の先端側よりL字状に突出形成さ
    れる発熱放射体と、 発熱放射体の外側へ着脱自在に取付けられ、かつ放射用
    開口部を有するカバー体と、 発熱放射体における発熱温度の上昇を検知する温度セン
    サ手段と、 温度センサ手段からの信号に基づいて発熱放射体への通
    電をコントロールする制御手段と、 上側グリップ本体の表面に設けられ、スィッチのON/OFF
    によりまたは通電の開始により発熱放射体への通電時間
    をカウントするタイマ手段と、 タイマ手段と電気的に接続され、かつそのカウント時間
    を表示する表示手段および/またはそのカウント時間を
    告知する発音手段と、 を有することを特徴とする電気温きゅう器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0325784Y2 (ja) * 1986-07-05 1991-06-04
JPH0763510B2 (ja) * 1988-10-31 1995-07-12 和夫 若井田 遠赤外線放射用理学器

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JPH0458246U (ja) 1992-05-19

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