JP2525340B2 - 温灸器 - Google Patents

温灸器

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JP2525340B2
JP2525340B2 JP6008488A JP848894A JP2525340B2 JP 2525340 B2 JP2525340 B2 JP 2525340B2 JP 6008488 A JP6008488 A JP 6008488A JP 848894 A JP848894 A JP 848894A JP 2525340 B2 JP2525340 B2 JP 2525340B2
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JP
Japan
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mogusa
container
moxibustion device
heating element
moxa
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JP6008488A
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JPH07213582A (ja
Inventor
義章 末松
Original Assignee
株式会社壮健化学
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、身体の所定の部位(ツ
ボ)を温めるための温灸器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、身体の所定の部位(ツボ)に
モグサを置き、そのモグサに点火して発熱させ、前記部
位(ツボ)にモグサの薬効と刺激を与えるという温灸法
があった。近年は、電気発熱体を備えた温灸器が使用さ
れることも多くなってきた。これは、発熱体に通電する
ことによってモグサを発熱させ、モグサの薬効と熱によ
っって温灸作用を手軽に効率よく得ようとするものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発熱体の熱は
拡散されやすく、熱効率が悪いという問題がある。その
ため、不必要な部分まで熱くなりすぎて、手に持ちにく
いとともに危険性もある。そして、電気加熱式の温灸器
とすれば、消費電力も多いという問題もある。
【0004】そこで、本発明においては、効率良く温灸
効果の得られる温灸器を提供することを目的としている
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1におい
ては、発熱体の熱放射面を凹面鏡状に形成し、その焦点
近傍にモグサを配置するという手段を講じた。本発明の
請求項2においては、筐体の一部に外部に対して開口し
たモグサ容器を設け、このモグサ容器の底面に、焦点が
モグサ容器の内部に位置する形状の凹面鏡状の熱放射面
を設け、この熱放射面の裏面に電気発熱体を密接して配
置するという手段を講じた。
【0006】
【作用】本発明の請求項1によれば、発熱体の熱放射面
を凹面鏡状に形成したので、その焦点付近が効率よく熱
せられる。そして、その焦点近傍にはモグサを配置した
ので、モグサは加熱されて薬効成分を発散する。よっ
て、本発明の温灸器を押し当てられた身体のツボは、熱
と薬効成分とによって、温灸効果が得られるのである。
そして、請求項2によれば、筐体の一部に外部に対して
開口したモグサ容器を設けたので、効率良く加熱された
モグサの薬効成分は、開口から身体のツボに供給される
のである。
【0007】
【実施例】以下に、本発明にかかる温灸器を、その実施
例を示した図面に基づいて詳細に説明する。1は本発明
の実施例にかかる温灸器であり、電源コネクタ2と切り
替えスイッチ3と発光ダイオード4とモグサ容器5とを
備えている。内部には安全のための温度ヒューズ6と発
光ダイオード用抵抗器と発熱制限用のセメント抵抗器7
と電気発熱体8と凹面鏡状に形成された放射面体9とを
備えている。前記モグサ容器5の奥にあたる前記放射面
体9の表面にはセラミック層を形成した。凹面鏡状の前
記放射面体9の焦点は前記モグサ容器5の内部に位置す
るように構成した。
【0008】図2に示した回路図のように、前記切り替
えスイッチ3は、発熱制限用のセメント抵抗器7を介し
て電源を供給するロー状態と、発熱制限用のセメント抵
抗器7を介さずに、直接に電源を供給するハイ状態と、
電源を切ったオフ状態との三つの状態に切り替える。な
お、この実施例においては、セメント抵抗器7の抵抗値
は5オーム、電気発熱体8の抵抗値は12オーム、温度
ヒューズ6の溶断温度は110℃とした。
【0009】上記構成の温灸器1に電源アダプター12
を介して交流12ボルトの電源を、電源コネクタ2から
供給する。モグサ容器5に適量のモグサ10を充填して
カバー11を取りつけた後に、カバー11の部分を身体
のツボに押し当てて、切り替えスイッチ3を、ロー状態
もしくはハイ状態に切り替えると、電気発熱体8が発熱
する。電気発熱体8の発熱によって放射面体9が加熱さ
れ、表面のセラミック層から遠赤外線が放射される。遠
赤外線は焦点近傍に集まり、焦点付近に配置されたグサ
10を加熱する。加熱されたモグサ10は、薬効成分を
発散するとともにツボを加温して刺激するので、温灸効
果が得られるのである。
【0010】なお、発熱制限用のセメント抵抗器7に代
えて、コンデンサによって電流を制限しても、半導体等
によって発熱を制限してもよい。電源としては、交流で
なくても良く、自動車内においてはバッテリーから直流
電源を得ても良い。また、消費電力は12ワット程度と
少ないので、電池を内蔵することも可能である。
【0011】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、発熱体の熱
放射面を凹面鏡状に形成して、その焦点近傍にモグサを
配置することにより、モグサが効率良く加熱されるよう
に構成したので、無駄な発熱が少なく、少ない消費電力
で効率良く温灸効果が得られる。また、必要な部分しか
熱くならないので、持ちやすく安全である。本発明の請
求項2によれば、上記効果に加えて、筐体の一部に外部
に対して開口したモグサ容器を設けたので、この開口部
を身体のツボに当てながら発熱させると、モグサの薬効
成分が開口部からツボへ供給されるので、優れた温灸効
果が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温灸器の実施例を示した断面図であ
る。
【図2】前記実施例の回路図である。
【符号の説明】
1 温灸器の筐体 5 モグサ容器 8 電気発熱体 9 放射面体 10 モグサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体の熱放射面を凹面鏡状に形成し、
    その焦点近傍にモグサを配置したことを特徴とする温灸
    器。
  2. 【請求項2】 筐体の一部に外部に対して開口したモグ
    サ容器を設け、このモグサ容器の底面に、焦点がモグサ
    容器の内部に位置する形状の凹面鏡状の熱放射面を設
    け、この熱放射面の裏面に電気発熱体を密接して配置し
    たことを特徴とする温灸器。
JP6008488A 1994-01-28 1994-01-28 温灸器 Expired - Lifetime JP2525340B2 (ja)

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JPH07213582A JPH07213582A (ja) 1995-08-15
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JP5300533B2 (ja) * 2009-03-09 2013-09-25 株式会社エス・エフ・シー 電気温灸器

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