JPH1028714A - 電気温灸器 - Google Patents
電気温灸器Info
- Publication number
- JPH1028714A JPH1028714A JP18578096A JP18578096A JPH1028714A JP H1028714 A JPH1028714 A JP H1028714A JP 18578096 A JP18578096 A JP 18578096A JP 18578096 A JP18578096 A JP 18578096A JP H1028714 A JPH1028714 A JP H1028714A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- far infrared
- far
- skin
- electric moxibustion
- infrared rays
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Radiation-Therapy Devices (AREA)
- Finger-Pressure Massage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 人体皮膚表面から数mm皮下のつぼに遠赤外
線により直接温熱刺激を与え、治療を行なうことがで
き、低温火傷などを起こさない電気温灸器を提供する。 【解決手段】 遠赤外線ランプ1からの遠赤外線を凹面
鏡からなる反射板2で反射し、凸レンズ3で焦束して人
体のつぼに直接照射して温熱刺激を与えて治療を行な
う。
線により直接温熱刺激を与え、治療を行なうことがで
き、低温火傷などを起こさない電気温灸器を提供する。 【解決手段】 遠赤外線ランプ1からの遠赤外線を凹面
鏡からなる反射板2で反射し、凸レンズ3で焦束して人
体のつぼに直接照射して温熱刺激を与えて治療を行な
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電気温灸器に関
し、特に、遠赤外線ランプから放射される遠赤外線を人
体のつぼへ放射するような電気温灸器に関する。
し、特に、遠赤外線ランプから放射される遠赤外線を人
体のつぼへ放射するような電気温灸器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気温灸器は、フィルムヒーター
やセラミックヒーターを用いて皮膚に直接刺激を与える
ものや、また赤外線ランプを用いて広い範囲の皮膚に刺
激を与えるものが知られている。
やセラミックヒーターを用いて皮膚に直接刺激を与える
ものや、また赤外線ランプを用いて広い範囲の皮膚に刺
激を与えるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気温灸器は、ヒーターを用いて人体の皮膚に直接刺激
を与えるものや、赤外線ランプを用いて広い範囲の皮膚
に刺激を与えるものの、人体のつぼへのスポット加熱が
できず、つぼ周囲まで広く熱が分布してしまう。特に、
人体の皮膚表面から数mm皮下にあるつぼだけに刺激を
与えることが困難であった。
電気温灸器は、ヒーターを用いて人体の皮膚に直接刺激
を与えるものや、赤外線ランプを用いて広い範囲の皮膚
に刺激を与えるものの、人体のつぼへのスポット加熱が
できず、つぼ周囲まで広く熱が分布してしまう。特に、
人体の皮膚表面から数mm皮下にあるつぼだけに刺激を
与えることが困難であった。
【0004】また、ヒーターと皮膚との間にセラミック
などを介するにしても、直接皮膚表面に当たるために、
低温火傷の障害を起こすことがあった。
などを介するにしても、直接皮膚表面に当たるために、
低温火傷の障害を起こすことがあった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、人
体皮膚表面から数mm皮下のつぼに遠赤外線により直接
温熱刺激を与え、治療を行なうことができ、低温火傷な
どを起こすことはないような電気温灸器を提供すること
である。
体皮膚表面から数mm皮下のつぼに遠赤外線により直接
温熱刺激を与え、治療を行なうことができ、低温火傷な
どを起こすことはないような電気温灸器を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
遠赤外線放射ランプを用いて治療を行なう電気温灸器に
おいて、遠赤外線ランプより放射された遠赤外線を平行
光にするための反射板と、平行光にされた遠赤外線をス
ポット状に絞り込むためのレンズを備えて構成される。
遠赤外線放射ランプを用いて治療を行なう電気温灸器に
おいて、遠赤外線ランプより放射された遠赤外線を平行
光にするための反射板と、平行光にされた遠赤外線をス
ポット状に絞り込むためのレンズを備えて構成される。
【0007】請求項2に係る発明では、請求項1の遠赤
外線ランプの光量を制御するための制御回路を備え、も
ぐさによる温灸刺激と同等の刺激具合を得るように構成
される。
外線ランプの光量を制御するための制御回路を備え、も
ぐさによる温灸刺激と同等の刺激具合を得るように構成
される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の電気温灸器の動
作原理を示す図である。図1を参照して、電気温灸器
は、遠赤外線ランプ1から放射される遠赤外線を凹面鏡
からなる反射板2によって平行光に変換し、その遠赤外
線を進行方向に設置された凸レンズ3によって集光し、
焦点へ焦束させる。凸レンズ3の焦点位置に人体のつぼ
がくるように電気温灸器が設置される。遠赤外線は皮膚
から中まで浸透する性質を有するので、皮下数mmの位
置にあるつぼに焦点を合わせることができる。
作原理を示す図である。図1を参照して、電気温灸器
は、遠赤外線ランプ1から放射される遠赤外線を凹面鏡
からなる反射板2によって平行光に変換し、その遠赤外
線を進行方向に設置された凸レンズ3によって集光し、
焦点へ焦束させる。凸レンズ3の焦点位置に人体のつぼ
がくるように電気温灸器が設置される。遠赤外線は皮膚
から中まで浸透する性質を有するので、皮下数mmの位
置にあるつぼに焦点を合わせることができる。
【0009】図2はこの発明の一実施形態の具体的な構
成を示すブロック図である。図2を参照して、電気温灸
器は、遠赤外線放射ランプ1と光量制御回路4とCPU
5と入力キー6とセンサアンプ7と温度センサ8と冷却
用ファン9と電源回路10とから構成される。光量制御
回路2はトライアックなどによって構成され、電源回路
10から供給される電流を制御しながら遠赤外線ランプ
1を点灯させる。入力キー6は遠赤外線ランプ1の点灯
を指令するものであり、この入力キー6からの指令によ
り、CPU5は光量制御回路4のトライアックを動作さ
せる。CPU5にはタイマが内蔵されていて、遠赤外線
ランプ1の点灯時間を計数し、ある一定時間を経過する
と、遠赤外線ランプ1の点灯が停止される。
成を示すブロック図である。図2を参照して、電気温灸
器は、遠赤外線放射ランプ1と光量制御回路4とCPU
5と入力キー6とセンサアンプ7と温度センサ8と冷却
用ファン9と電源回路10とから構成される。光量制御
回路2はトライアックなどによって構成され、電源回路
10から供給される電流を制御しながら遠赤外線ランプ
1を点灯させる。入力キー6は遠赤外線ランプ1の点灯
を指令するものであり、この入力キー6からの指令によ
り、CPU5は光量制御回路4のトライアックを動作さ
せる。CPU5にはタイマが内蔵されていて、遠赤外線
ランプ1の点灯時間を計数し、ある一定時間を経過する
と、遠赤外線ランプ1の点灯が停止される。
【0010】温度センサ8は人体の所定の位置に設けら
れ、その位置の温度を検出してセンサアンプ7に検出信
号を与える。CPU5はセンサアンプ7の出力により、
人体の所定の位置が一定の温度を越えないようにに光量
制御回路4のトライアックを制御する。また、CPU5
に内蔵されたメモリにもぐさの燃焼による刺激と同等の
刺激具合を得られるパターンが記憶されており、光量制
御回路4のトライアックを制御し、遠赤外線ランプ1の
光量を制御する。冷却ファン9は電源回路10から電源
が供給され、遠赤外線ランプ1が高温にならないように
冷却する。
れ、その位置の温度を検出してセンサアンプ7に検出信
号を与える。CPU5はセンサアンプ7の出力により、
人体の所定の位置が一定の温度を越えないようにに光量
制御回路4のトライアックを制御する。また、CPU5
に内蔵されたメモリにもぐさの燃焼による刺激と同等の
刺激具合を得られるパターンが記憶されており、光量制
御回路4のトライアックを制御し、遠赤外線ランプ1の
光量を制御する。冷却ファン9は電源回路10から電源
が供給され、遠赤外線ランプ1が高温にならないように
冷却する。
【0011】図3はこの発明の一実施形態における電気
温灸器の構造を示す図である。図3において、筐体11
の前方には凸レンズ3が配置され、その後方には凹面鏡
2と赤外線放射ランプ1とが配置される。筐体11の赤
外線放射ランプ1の周囲には冷却用空気取入口12が形
成される。さらに、筐体11内には制御回路基板13が
配置され、後方には冷却ファン9が配置される。遠赤外
線ランプ1からの遠赤外線は凹面鏡2で反射され、凸レ
ンズ3で焦束されて前方に照射される。遠赤外線ランプ
1が点灯することによって生じる熱は、冷却ファン9に
より冷却用空気取入口12から吸入された空気によって
冷却される。この電気温灸器には、ケーブル14を介し
て電源が供給される。
温灸器の構造を示す図である。図3において、筐体11
の前方には凸レンズ3が配置され、その後方には凹面鏡
2と赤外線放射ランプ1とが配置される。筐体11の赤
外線放射ランプ1の周囲には冷却用空気取入口12が形
成される。さらに、筐体11内には制御回路基板13が
配置され、後方には冷却ファン9が配置される。遠赤外
線ランプ1からの遠赤外線は凹面鏡2で反射され、凸レ
ンズ3で焦束されて前方に照射される。遠赤外線ランプ
1が点灯することによって生じる熱は、冷却ファン9に
より冷却用空気取入口12から吸入された空気によって
冷却される。この電気温灸器には、ケーブル14を介し
て電源が供給される。
【0012】なお、上述の実施例では遠赤外線ランプを
用いたが、これに限ることなく、ハロゲンランプを用い
るようにしてもよい。
用いたが、これに限ることなく、ハロゲンランプを用い
るようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、遠赤
外線ランプからの光を凹面鏡で反射しレンズで焦束する
ことにより、皮下数mmのところにあるつぼに焦点を合
わせて、人体のつぼだけを温熱治療を行なうことがで
き、従来のように低温火傷などを生じることがない。
外線ランプからの光を凹面鏡で反射しレンズで焦束する
ことにより、皮下数mmのところにあるつぼに焦点を合
わせて、人体のつぼだけを温熱治療を行なうことがで
き、従来のように低温火傷などを生じることがない。
【図1】この発明の原理を説明するための図である。
【図2】この発明の一実施形態の構成を示すブロック図
である。
である。
【図3】この発明の一実施形態の構造を示す図である。
1 遠赤外線放射ランプ 2 反射板 3 凸レンズ 4 光量制御回路 5 CPU 6 入力キー 7 センサアンプ 8 温度センサ 9 冷却ファン 10 電源回路 11 筐体 12 冷却用空気取入口 13 制御回路基板
Claims (2)
- 【請求項1】 遠赤外線放射ランプを用いて治療を行な
う電気温灸器において、 前記遠赤外線ランプより放射された遠赤外線を平行光に
するための反射板、および前記反射板によって平行光に
された遠赤外線をスポット状に絞り込むためのレンズを
備えた、電気温灸器。 - 【請求項2】 さらに、前記遠赤外線ランプの光量を制
御するための制御回路を備え、もぐさによる温灸刺激と
同等の刺激具合を得ることを特徴とする、請求項1の電
気温灸器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18578096A JPH1028714A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 電気温灸器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18578096A JPH1028714A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 電気温灸器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1028714A true JPH1028714A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16176774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18578096A Withdrawn JPH1028714A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 電気温灸器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1028714A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001047601A1 (es) * | 1999-12-28 | 2001-07-05 | Antonia Villalon Castilla | Aparato de termoestimulación para tratamientos terapeuticos |
JP2016073342A (ja) * | 2014-10-02 | 2016-05-12 | 株式会社テクノリンク | 生体刺激装置 |
JP2018068924A (ja) * | 2016-11-04 | 2018-05-10 | サンエレクトロニクス株式会社 | 電子温灸器 |
CN108096711A (zh) * | 2016-11-24 | 2018-06-01 | 邢田子 | 远红外灸疗器 |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP18578096A patent/JPH1028714A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001047601A1 (es) * | 1999-12-28 | 2001-07-05 | Antonia Villalon Castilla | Aparato de termoestimulación para tratamientos terapeuticos |
JP2016073342A (ja) * | 2014-10-02 | 2016-05-12 | 株式会社テクノリンク | 生体刺激装置 |
US9782603B2 (en) | 2014-10-02 | 2017-10-10 | Techno Link Co., Ltd. | Living body stimulator |
JP2018068924A (ja) * | 2016-11-04 | 2018-05-10 | サンエレクトロニクス株式会社 | 電子温灸器 |
CN108096711A (zh) * | 2016-11-24 | 2018-06-01 | 邢田子 | 远红外灸疗器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |