JPH07337A - 食器洗い乾燥機の洗浄制御方法 - Google Patents

食器洗い乾燥機の洗浄制御方法

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Publication number
JPH07337A
JPH07337A JP14888493A JP14888493A JPH07337A JP H07337 A JPH07337 A JP H07337A JP 14888493 A JP14888493 A JP 14888493A JP 14888493 A JP14888493 A JP 14888493A JP H07337 A JPH07337 A JP H07337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
washing
water level
cleaning
level sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP14888493A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Kihara
学 木原
Masaharu Takeya
正治 竹谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH07337A publication Critical patent/JPH07337A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】洗浄槽25の内部に設置した水位センサ13,
16の検知ユニットで、洗浄槽洗浄水の水面振動振幅量
と洗浄水の水位が検出できるように、予め発泡レベル,
目詰まりレベルを外部記憶部に記憶させ、発泡レベル以
上、あるいは目詰まりレベル以上となれば、その現象に
対応した運転制御をさせる。 【効果】洗浄工程における洗浄水の発泡現象を検出する
ことができ、安定した洗浄性能を確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食器洗い乾燥機に係
り、特に、安定した性能を維持する為に最適な洗浄ポン
プの運転制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の食器洗い乾燥機の洗浄工程は、食
器類に付着した汚物による洗浄水の発泡現象に対して考
慮されておらず、その結果、洗浄ポンプの性能が低下し
洗浄性能を維持できなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】食器洗い乾燥機の洗浄
工程における食器類に付着した汚物による洗浄水の発泡
現象を洗浄槽内の異常時水面振動としてとらえ、発泡の
検知を行う。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄工程の洗
浄水の発泡現象による洗浄ポンプの性能低下を前記洗浄
水水面振動振幅の変化としてとらえて、これを水位セン
サにより検知する。
【0005】
【作用】洗浄工程の洗浄水の水面振動は、洗浄槽洗浄水
水面と槽底面の中間により、ある一定の水面振動振幅変
化量として検知される。洗浄水の発泡現象が発生する
と、その振幅変動値は減少する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
【0007】図1は、本発明の食器洗い乾燥機の全体的
な内部構造の縦断面図、図2は、水溜めケース部のフィ
ルタ,仕切り板,洗浄ポンプ吸い込み口、及び水位セン
サ吸い込み口を示す斜視図、図3は、洗浄工程における
洗浄水位と水位センサ出力の関係を表した水位センサ特
性図、図4は、洗浄工程における給水から洗浄,排水ま
での正常動作時の水位センサ特性を示す。また、図5は
洗浄工程における給水から洗浄までの正常動作時の水位
センサ特性,目詰まり時の水位センサ特性,発泡現象発
生時の水位センサ特性を示す。図6は、本発明の洗浄工
程のフローチャートを示す。
【0008】図1において、食器洗い乾燥機1の洗浄槽
25の底部には水溜めケース2が設置されており、さら
に洗浄槽25の外接底部には加熱ユニット4が設置され
ている。また、図2に示すように水溜めケース2の側壁
には、洗浄ポンプ吸い込み口24及び水位センサ吸い込
み口23が仕切り板22を隔てて設置され、水位センサ
吸い込み口23より導水管11,12を介して洗浄槽2
5の外壁上部に設置した水位センサ13に接続されてい
る。
【0009】次に、図3を用いて洗浄工程と水位センサ
13の動作を説明する。外部より洗浄槽25に水が供給
されると、水位センサ吸い込み口23は、大気から遮断
され、規定水位完了に至るまで導水管11,12の内部
は、供給された水と加圧空気で満たされる。その結果、
水位センサ13の出力周波数は、洗浄槽25に水が供給
される前のF0より小さくなりF1となる。そして洗浄
工程に入り洗浄ポンプ3が運転されると外部より供給さ
れた洗浄水は、フィルタ20,21を介して洗浄ポンプ
3の吸い込み口24より洗浄ポンプ3に供給され、洗浄
ポンプ3より搬出される洗浄水26は、再び、洗浄槽2
5の内部へ下ノズル5,上ノズル6を介して上下篭内
7,8に設置した食器類9,10に回転散布される。ま
た、洗浄水26は、洗浄槽25の底部に外接した加熱ユ
ニット4により加熱される。
【0010】この状態の水位センサ13の出力周波数
は、洗浄ポンプ3の引込み現象により水位センサ吸い込
み口23の出口付近は負圧となり、その結果、導水管1
1,12の内部の加圧空気が導水管11,12を押し下
げて、図4に示すように大気圧方向に変化してF2とな
る。その後、水位センサ13の出力周波数は、洗浄槽2
5の底部に外接した水温検知サーミスタ17が設定温度
T1に達すると定時間運転に切り替わり継続時間Δtc
の時間を経て、洗浄ポンプ3及び加熱ユニット4の動作
は停止する。その動作に至るまで水位センサ13の出力
周波数はF2のレベルを維持する。
【0011】しかし、食器類9,10の汚物により洗浄
水26が発泡すると、フィルタ20,21を介して水溜
めケース2の内部は、空気が混入した洗浄水26となり
洗浄ポンプ3の吸い込み能力は低下する。その結果、ポ
ンプ3の吐出圧力が落ち上下ノズル5,6からの噴射洗
浄水26は、食器類9,10にかからなくなり洗浄不良
となる。
【0012】そのため洗浄水の発泡検知を行うため、図
1に示すように、水位センサ13と同じ水位センサ16
を導水管14,15を介して、洗浄槽25の外壁上部に
接続している。発泡検知の方法は、上記に示した水位セ
ンサ16を用い洗浄槽25内部の洗浄水26の水面付近
に水位センサ吸い込み口を設ける。洗浄水26の水面付
近は、洗浄ポンプ3より洗浄水26が洗浄槽25内部へ
下ノズル5,上ノズル6を介して、上下篭内7,8に設
置した食器類9,10に回転散布される。これにより洗
浄水26水面付近は下ノズル5,上ノズル6から回転散
布される洗浄水26により、水面が振動し水位センサ1
6の正常時の出力波形は図5に示すAのようになる。ま
た、食器類9,10の汚物によりフィルタ20,21に
目詰まりが発生すると、水位センサ16は、図5に示す
Bのような出力波形となる。
【0013】次に、食器類9,10の汚物により洗浄水
26が発泡するとフィルタ20,21を介した水溜めケ
ース2の内部は空気が混入した洗浄水26となり、洗浄
ポンプの吸い込み能力は低下する。
【0014】その結果、洗浄ポンプ3による水の循環が
できなくなり、洗浄槽25の内部の洗浄水26水面振動
は抑制され、水位センサ16の出力波形も図5に示すC
のように水位センサ出力の振幅変化量は少なくなる。こ
こで、この水位センサ16の出力の交流成分だけを抽出
し、図6に示すようなフローチャートで、目詰まり、発
泡などの異常を使用者に表示パネル19を介して告知す
る。
【0015】このように、通常運転で発生しうる発泡現
象による洗浄性能の低下を未然に防ぎ、安定した性能を
使用者に提供できる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、洗浄工程における洗浄
水の発泡現象を水位センサの圧力として検知することに
より、洗浄水の発泡現象を判別することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】食器洗い乾燥機の基本構造を示す縦断面図。
【図2】水溜めケースの洗浄ポンプ吸い込み口及び水位
センサ吸い込み口を示す斜視図。
【図3】洗浄工程における水位センサの特性図。
【図4】洗浄工程における給水から洗浄,排水までの通
常動作(発泡現象なし)時の水位センサ特性及び槽内の
水温特性図。
【図5】洗浄工程における給水から洗浄までの正常動作
時の水位センサ特性,目詰まり時の水位センサ特性,発
泡現象発生時の水位センサの特性図。
【図6】本発明の洗浄工程におけるフローチャート。
【符号の説明】
2…水溜めケース、3…洗浄ポンプ、13,16…水位
センサ、25…洗浄槽、26…洗浄水。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄槽内の洗浄水の水面振動を水位センサ
    で検知する検出手段で、前記洗浄槽内の正常時の水面振
    動と、発泡時の水面振動を判別して、発泡現象を検知す
    ることを特徴とする食器洗い乾燥機の洗浄制御方法。
  2. 【請求項2】洗浄槽内の洗浄水の水面振動を検知する検
    出手段で、発泡時に洗浄ポンプを規定温度まで間欠運転
    させながら発泡の有無を検知し続け正常状態に戻った
    ら、前記洗浄ポンプを連続運転する食器洗い乾燥機の洗
    浄制御方法。
  3. 【請求項3】洗浄槽内の洗浄水の水面振動を検知する検
    出手段と、前記洗浄槽内の水溜めケースの水頭圧力によ
    る水位センサ情報によって目詰まり現象を検知して、そ
    の後、洗浄ポンプ,加熱ヒータユニットの運転を停止し
    て排水を行い、目詰まり異常を使用者に告知することを
    特徴とする食器洗い乾燥機の洗浄制御方法。
JP14888493A 1993-06-21 1993-06-21 食器洗い乾燥機の洗浄制御方法 Pending JPH07337A (ja)

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JP14888493A JPH07337A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 食器洗い乾燥機の洗浄制御方法

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JPH07337A true JPH07337A (ja) 1995-01-06

Family

ID=15462865

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JP14888493A Pending JPH07337A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 食器洗い乾燥機の洗浄制御方法

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JP (1) JPH07337A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015230323A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 株式会社リコー 冷却装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015230323A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 株式会社リコー 冷却装置及び画像形成装置

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