JP2013027450A - 食器洗い乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【課題】外気温に応じて、乾燥工程が最適な運転シーケンスで運転でき、安定した乾燥性能を得ることができ、乾燥工程の省エネ化を図る。
【解決手段】本発明の食器洗い乾燥機は、食器類9を収容する洗浄槽2と、洗浄水の加熱と乾燥行程で食器類9を乾かすために使用されるヒータ8等の加熱部を洗浄槽2内に設け、洗浄槽2の底部外側に洗浄水の温度と外気温の両方の検知に使用する温度検知部14と、これらの検知結果に基づいて運転を制御する制御部15とを備え、温度検知部14は運転開始時の外気温を検知し、外気温が第一の所定温度T1より高いと判定した場合、乾燥工程でヒータ8への投入熱量を少なくする運転制御を行うようにした。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の食器洗い乾燥機は、食器類9を収容する洗浄槽2と、洗浄水の加熱と乾燥行程で食器類9を乾かすために使用されるヒータ8等の加熱部を洗浄槽2内に設け、洗浄槽2の底部外側に洗浄水の温度と外気温の両方の検知に使用する温度検知部14と、これらの検知結果に基づいて運転を制御する制御部15とを備え、温度検知部14は運転開始時の外気温を検知し、外気温が第一の所定温度T1より高いと判定した場合、乾燥工程でヒータ8への投入熱量を少なくする運転制御を行うようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は食器等の被洗浄物に洗浄水を噴射して洗浄する食器洗い乾燥機に関するものである。
従来の一般的な食器洗い乾燥機の構成は、図3に示すように、洗浄槽21の後部下部21aに連通して吸気ダクト22を設け、さらに、この吸気ダクト22に接続してファンケースを設け、このファンケース23にモータ24を取り付け、このモータ24と直結して送風ファン25を設けている。ファンケース23は、洗浄槽21内に外気を取り入れることが可能なように、製品外への開口部を有している。また、洗浄槽21下部には、熱源としてヒータ26を設け、製品前面を覆う蓋体27上部には製品外への開口部27aを設けている。
以上の構成により、食器の乾燥を行う乾燥行程の運転時、ヒータ26に通電して洗浄槽21内の空気の温度を上昇させるとともに、モータ24に通電して送風ファン25を運転し、外気を吸気ダクト22を通して洗浄槽21との連通部21aより洗浄槽21内へ送風する。これにより、洗浄槽21内に発生した水蒸気を蓋体27上部に設けた開口部27aより製品機外に強制的に排気し、食器28及び洗浄槽21内の乾燥を行うものであった。
この時、乾燥行程制御は、製品として予め設定されている乾燥行程制御で運転を行い、乾燥時間設定は製品として設定されている時間で運転するか、あるいは使用者がタイマーを設定することにより時間設定がされていた。
しかしながら、このような乾燥行程制御の設定方法では、乾燥行程運転中、送風ファン25により外気を洗浄槽21内に取り入れるため、洗浄槽21内の空気の温度は外気温に左右されやすい。特に外気温度が低い場合には、洗浄槽21内の空気の温度も低下し、予め設定された乾燥時間内では食器28の乾燥が不完全という状態になる。また、外気温度が高い場合には、食器28が過乾燥となり、時間及びエネルギーの無駄が生じるということになる。
そこで、この問題を解決するために、乾燥行程の制御として、乾燥行程開始後の単位時間△t当たりの洗浄槽21内の空気の温度変化△Tの値を測定し、この温度変化率の値に基づいて外気温度の状態を判定し、その外気温度の状態により、乾燥時間を制御したり、ヒータ26の通電比率を制御したりすることが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら上記従来の食器洗い乾燥機の構成では、外気温度の検知はせずに、あくまで高低の状態を乾燥行程時の洗浄槽内の温度の変化から判定するもので、送風ファンやモータ及び送風経路の状態により風量が低下すると、洗浄槽内の温度変化が小さくなって、外気温度が高温状態の方向に誤った判断してしまう恐れがあった。また、洗浄槽内の空気の温度を測定するために、洗浄槽に開口部を設けて温度検知素子を配設している。特に、
洗浄槽内の空気と洗浄水のいずれの温度も1つの温度検知素子で測定しようとすると、温度検知素子は洗浄槽の底部壁に配設することとなり、開口部は洗浄中の洗浄水にさらされるため、水漏れが発生する恐れがある。従って、長期にわたって水漏れが発生することがないように、厳重なシール処理を行う必要があった。
洗浄槽内の空気と洗浄水のいずれの温度も1つの温度検知素子で測定しようとすると、温度検知素子は洗浄槽の底部壁に配設することとなり、開口部は洗浄中の洗浄水にさらされるため、水漏れが発生する恐れがある。従って、長期にわたって水漏れが発生することがないように、厳重なシール処理を行う必要があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、外気温度を正確に検知するとともに、シール処理の手間と水漏れの恐れがないようにし、洗浄槽内に取り入れる外気の温度の状態に応じて、ヒータにより洗浄槽内の空気を暖める制御を最適化して乾燥工程の省エネ化を図ることを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、食器洗い乾燥機を、被洗浄物を収容する洗浄槽と、洗浄水の加熱と乾燥行程で前記被洗浄物を乾かすために使用される加熱部を前記洗浄槽内に設け、前記洗浄槽の底部外側に前記洗浄水の温度と外気温の両方の検知に使用する温度検知部と、これらの検知結果に基づいて運転を制御する制御部とを備え、前記温度検知部は運転開始時の外気温を検知し、外気温が第一の所定温度より高いと判定した場合は、乾燥工程で前記加熱部への投入熱量を少なくする運転の制御を行う構成としたものである。
これにより、正確な外気温を検出し、外気温に応じて外気をヒータにより加熱する構成にしたことにより、外気温に応じて最適なヒータの制御をすることができ、外気に応じた熱量を与えて乾燥工程の省エネ化を図ることができる。
本発明の食器洗い機は、正確な外気温を検出し、外気温に応じて外気をヒータにより加熱する構成にしたことにより、外気温に応じて最適なヒータの制御をすることができ、外気に応じた熱量を与えて乾燥工程の省エネ化を図った食器洗い乾燥機を提供することができる。
第1の発明は、被洗浄物を収容する洗浄槽と、洗浄水の加熱と乾燥行程で前記被洗浄物を乾かすために使用される加熱部を前記洗浄槽内に設け、前記洗浄槽の底部外側に前記洗浄水の温度と外気温の両方の検知に使用する温度検知部と、これらの検知結果に基づいて運転を制御する制御部とを備え、前記温度検知部は運転開始時の外気温を検知し、外気温が第一の所定温度より高いと判定した場合、乾燥工程で前記加熱部への投入熱量を少なくする運転制御を行う食器洗い乾燥機である。この構成としたことにより、洗浄槽に開口部を設けて温度検知部を取り付けることがないので開口部からの水漏れの恐れもなく、正確な外気温を検知して、外気温が高い場合、乾燥工程での加熱部の熱量を少なくして省エネ運転を図ることができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、運転開始時に温度検知部により検知した外気温が第二の所定温度より高いと判定した後、温度検知部により加熱すすぎ工程の水温上昇を検知して、制御部により加熱すすぎ工程の水温上昇時間が所定の時間より長いと判定した場合、加熱すすぎ工程の加熱すすぎ温度を通常より高く変更する運転制御を行うもので
ある。この構成としたことにより、食器洗い乾燥機が連続運転された場合に、連続で運転された運転開始時の外気温を温度検知部で正確に検知できない場合、外気温の誤検知による乾燥性能の低下を抑制することができる。
ある。この構成としたことにより、食器洗い乾燥機が連続運転された場合に、連続で運転された運転開始時の外気温を温度検知部で正確に検知できない場合、外気温の誤検知による乾燥性能の低下を抑制することができる。
以下、実施の形態を説明する。本発明は、この実施の形態によって限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1と図2を用いて、本発明の実施の形態1の食器洗い乾燥機を説明する。食器洗い乾燥機本体は、前面に扉体1、内部に洗浄槽2を設けており、この洗浄槽2内へ給水弁3により水または湯を供給する。洗浄槽2の底部には貯水部4を設け、この貯水部4に連通し、洗浄モータ5aによって駆動される洗浄ポンプ5を取り付け、この洗浄ポンプ5により洗浄水を洗浄槽2の内底部に設けた洗浄ノズル7に圧送して洗浄槽2内全体に噴射する。また、貯水部4には残菜を捕集する残菜フィルタ6を具備している。すなわち、洗浄槽2内に供給された洗浄水は、残菜フィルタ6及び貯水部4を通過して洗浄ポンプ5に吸い込まれ、洗浄ポンプ5より洗浄ノズル7に供給される。洗浄ノズル7から噴射された洗浄水は、被洗浄物である食器類9を洗浄した後、再び貯水部4に戻るという経路で循環する。この際、食器類9から洗い流された残菜等は、洗浄水とともに残菜フィルタ6に流入し、この残菜フィルタ6を通過できない大きさの残菜は残菜フィルタ6に捕集される。
図1と図2を用いて、本発明の実施の形態1の食器洗い乾燥機を説明する。食器洗い乾燥機本体は、前面に扉体1、内部に洗浄槽2を設けており、この洗浄槽2内へ給水弁3により水または湯を供給する。洗浄槽2の底部には貯水部4を設け、この貯水部4に連通し、洗浄モータ5aによって駆動される洗浄ポンプ5を取り付け、この洗浄ポンプ5により洗浄水を洗浄槽2の内底部に設けた洗浄ノズル7に圧送して洗浄槽2内全体に噴射する。また、貯水部4には残菜を捕集する残菜フィルタ6を具備している。すなわち、洗浄槽2内に供給された洗浄水は、残菜フィルタ6及び貯水部4を通過して洗浄ポンプ5に吸い込まれ、洗浄ポンプ5より洗浄ノズル7に供給される。洗浄ノズル7から噴射された洗浄水は、被洗浄物である食器類9を洗浄した後、再び貯水部4に戻るという経路で循環する。この際、食器類9から洗い流された残菜等は、洗浄水とともに残菜フィルタ6に流入し、この残菜フィルタ6を通過できない大きさの残菜は残菜フィルタ6に捕集される。
また、洗浄ノズル7と洗浄槽2の底部との間には、洗浄水等の加熱部としてのヒータ8を装備し、洗浄時には約50℃に洗浄水を加熱する。洗浄ノズル7の上方には、食器類9を整然と配置でき、洗浄水を効果的に食器類9に噴射するように構成した食器かご10を設置して効率的に洗浄を行っている。また、排水モータ11aによって駆動される排水ポンプ11は、排水ホース12を通して洗浄水を機外に排出するものである。
さらに、洗浄槽2の底部外側に、外気温と洗浄水の温度の両方の検知に使用する温度検知部としてサーミスター14を設け、これらの検知結果に基づいて食器洗い乾燥機の運転を制御する制御部15を設けている。サーミスター14は洗浄槽2の外側に密接した状態で配設され、外気温又は洗浄水の温度を間接的に検知している。
すなわち、サーミスター14は、洗浄水の給水前は洗浄槽2の壁面の温度が外気と同じであるので、間接的に外気温を正確に検知することができる。また、洗浄工程中など洗浄水が給水されたときには、洗浄槽2の壁面の温度が洗浄水とほぼ同じになるので、間接的に洗浄水の温度を正確に検知することができる。この構成により、洗浄槽2に開口部を設けてサーミスター14を取り付けることがないので、開口部の余分なシールをする必要がなく、開口部からの水漏れの恐れがない。
また、乾燥工程でのヒータ8への投入熱量は、ヒータのON−OFF制御でONおよびOFFの時間を調整することにより制御している。なお、洗浄槽2内に収容された食器類9等の被洗浄物の洗浄およびすすぎに用いられる液体を洗浄水と称している。
以上のように構成された食器洗い機の一般的な運転シーケンスは、食器類9に付着した汚れを落とす洗浄工程を行ったのち、食器に付着した洗剤成分等をきれいな洗浄水ですすぐすすぎ工程を1〜3回行い、更に衛生的に仕上げるために60〜80℃に加熱したきれいな洗浄水ですすぐ加熱すすぎ工程を行っている。
加熱すすぎ工程後、洗浄水を排出し、洗った食器を乾かす乾燥工程を行っている。乾燥工程は外気を洗浄槽2の下部に設けた送風ファン13により洗浄槽内に取り入れてヒータ8により加熱し、加熱した空気を食器類9の間を流すことにより、食器類9に付着した水
滴を乾かしている。
滴を乾かしている。
以上のように構成された本実施の形態の食器洗い洗浄機について、その動作と作用を説明する。食器洗い乾燥機の運転を開始したとき、洗浄槽2内へ洗浄水を給水する前に、サーミスター14により外気温を間接的に検知する。
その後、洗浄工程、すすぎ工程、加熱すすぎ工程、乾燥工程を行う。乾燥工程は、外気を洗浄槽2の下部に設けた送風ファン13により洗浄槽2内に取り入れてヒータ8により加熱し、加熱した空気を食器類9の間を流すことにより食器類9に付着した水滴を乾かしている。よって、外気の温度が高い場合、外気を取り入れた洗浄槽2内の空気を加熱する熱量が少なくても、食器類9を十分乾燥できる温度まで加熱することができるので、乾燥工程でのヒータ8への投入熱量を少なくすることができる。
例えば、外気温の標準的な第一の所定温度T1を25℃とした場合、25℃で食器を乾かすに必要な熱量を見極めて設定すれば、25℃以上は取り入れた外気を加熱する熱量を少なくして省エネを図ることができる。この第一の所定温度T1を超えた場合の熱量設定を温度に応じて複数設定すれば、より細かく省エネの設定ができる。これにより、外気温に応じてヒータ8等により外気を加熱する熱量の最適化ができ、乾燥工程の省エネ化を図ることができる食器洗い乾燥機を提供することができる。
一方、使用者が多くの食器類のために連続して洗浄運転を行った場合、洗浄槽2の壁面が前回の乾燥工程により暖められた状態となっている。本実施の形態では、サーミスター14は、洗浄水の温度と外気温の両方の検知に使用されるとともに、洗浄槽2の底部外側で密接した状態で配設されているので、サーミスター14は運転開始時におけるの外気の温度が正確に検知できず、誤検知となる。すなわち、実際は外気の温度が低いのに高いと判定されることになり、乾燥工程の熱量を少なくすることになって乾燥性能が得られず、食器類9が完全に乾かない可能性がある。食器の量が多く、外気の温度が低い程、誤検知による乾燥性能への影響が大きい。
よって、サーミスター14の検知において、第一の所定温度T1より高温の第二の所定温度T2を設け、運転開始時における外気温が第二の所定温度T2より高いと判定した後、加熱すすぎ工程において給水された洗浄水の水温上昇時間が所定の時間より長いと判定した場合は、給水された洗浄水の温度が低い、すなわち、外気温が低いと判断する。そして、乾燥工程において熱量を少なくして省エネ運転をする代わりに、加熱すすぎ工程の加熱すすぎ温度T3を高めに設定する運転の制御を行う。この構成としたことにより、乾燥工程の開始時の温度が高めになり、外気温を誤検知した場合の乾燥性能の低下を防ぐことができるものである。なお、第二の所定温度T2は、第一の所定温度T1より高めに設定するが、通常、機器が設置されて使用される屋内を考慮すると、35℃程度が望ましい。
以下、図3を用いて具体的な外気温による運転条件の設定について説明する。運転開始とともに、条件設定を開始する(ステップS1)。まず、外気温を計測し(ステップS2)、外気温が第一の所定温度以上かどうか判定する(ステップS3)。Noであれば、乾燥の熱量は初期設定のまま変更せず(ステップS4)、また、加熱すすぎ温度T3も初期設定のまま変更せず(ステップS5)、条件設定を終了する。Yesであれば、乾燥の熱量を少なくするように設定変更する(ステップS6)。
次に、外気温が第二の所定温度T2以上かどうか判定する(ステップS7)。Noであれば、加熱すすぎ温度T3は初期設定のまま変更せず(ステップS5)、条件設定を終了する。Yesであれば、加熱すすぎ工程で給水された洗浄水の水温上昇時間が所定の時間より長いかどうか判定する(ステップS8)。Noであれば、加熱すすぎ温度T3は初期
設定のまま変更せず(ステップS5)、条件設定を終了する。Yesであれば、加熱すすぎ温度T3を通常より高くするように設定変更し、条件設定を終了する。
設定のまま変更せず(ステップS5)、条件設定を終了する。Yesであれば、加熱すすぎ温度T3を通常より高くするように設定変更し、条件設定を終了する。
以上の構成よって、本実施の形態では、洗浄槽2に開口部を設けてサーミスター14を取り付けることがないので開口部からの水漏れの恐れもなく、さらに、正確な外気温を検知して、外気温に応じた最適な運転制御ができ、乾燥工程の省エネ化を図ることができる。なお、本実施の形態では乾燥行程の熱量を少なくするためにヒータ8のON−OFF時間を制御したが、これに限るものではなく、ヒータ8への印加電圧を低下させたり、乾燥行程の時間を短くしたりしてもよい。
以上のように、本発明の食器洗い機は、水漏れの恐れもなく、さらに、正確な外気温を検知して、外気温に応じて、乾燥工程が最適な運転シーケンスで運転でき、安定した乾燥性能を得ることができ、乾燥工程の省エネ化を図った食器洗い機を提供することができる。
2 洗浄槽
4 貯水部
5 洗浄ポンプ
7 洗浄ノズル
8 ヒータ(加熱部)
9 食器類(被洗浄物)
11 排水ポンプ
13 送風ファン
14 サーミスター(温度検知部)
15 制御部
4 貯水部
5 洗浄ポンプ
7 洗浄ノズル
8 ヒータ(加熱部)
9 食器類(被洗浄物)
11 排水ポンプ
13 送風ファン
14 サーミスター(温度検知部)
15 制御部
Claims (2)
- 被洗浄物を収容する洗浄槽と、洗浄水の加熱と乾燥行程で前記被洗浄物を乾かすために使用される加熱部を前記洗浄槽内に設け、前記洗浄槽の底部外側に前記洗浄水の温度と外気温の両方の検知に使用する温度検知部と、これらの検知結果に基づいて運転を制御する制御部とを備え、前記温度検知部は運転開始時の外気温を検知し、外気温が第一の所定温度より高いと判定した場合、乾燥工程で前記加熱部のへの投入熱量を少なくする運転制御を行う食器洗い乾燥機。
- 運転開始時に温度検知部により検知した外気温が第二の所定温度より高いと判定した後、温度検知部により加熱すすぎ工程の水温上昇を検知して、制御部により加熱すすぎ工程の水温上昇時間が所定の時間より長いと判定した場合、加熱すすぎ工程の加熱すすぎ温度を通常より高く変更する運転制御を行う請求項1記載の食器洗い乾燥機。
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