JP2678342B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP2678342B2
JP2678342B2 JP5336578A JP33657893A JP2678342B2 JP 2678342 B2 JP2678342 B2 JP 2678342B2 JP 5336578 A JP5336578 A JP 5336578A JP 33657893 A JP33657893 A JP 33657893A JP 2678342 B2 JP2678342 B2 JP 2678342B2
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    • A47L2501/01Water supply, e.g. opening or closure of the water inlet valve

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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食器洗浄機、特にこれに
洗浄水を供給する給水制御に特徴を有する食器洗浄機に
関するものである。
【0002】
【従来技術及びその課題】洗浄室内に貯留させた洗浄水
をノズルアームから噴出させてこれを食器等の被洗浄物
に噴き付ける型式の食器洗浄機が広く知られている。図
6に例示する食器洗浄機は、ケーシング(1) 内に形成さ
れた洗浄室(2) の前方開放部を扉(3) で閉塞したもの
で、洗浄室(2) の底部に洗浄水貯留用の貯留部(23)が形
成されている。そして、該貯留部(23)の底壁にはその下
方に向けて突出する洗浄水濾過用の濾過容器(7) が設け
られており、その側胴部とノズルアーム(6) の入口端は
洗浄ポンプ(62)を介して連通接続されている。
【0003】一方、貯留部(23)には、該貯留部(23)から
伝わる水圧を検知する水位センサ(9) が接続されてお
り、該水位センサ(9) の信号を判断する給水制御装置(C
1)によって、給水管(25)に接続された開閉弁(22)が開閉
されるようになっている。このものでは、図示しない運
転スイッチを投入すると、給水制御装置(C1)からの給水
信号によって開閉弁(22)が開弁されて貯留部(23)への給
水動作が開始される。そして、貯留部(23)内の水位が洗
浄動作に適した洗浄適正水位になると、該水位を検知す
る水位センサ(9) の信号を判断して給水制御装置(C1)が
開閉弁(22)を閉じることとなり、これにより給水動作が
停止される。そして、上記給水完了後は洗浄ポンプ(62)
が作動し始め、これにより、貯留部(23)内の洗浄水がノ
ズルアーム(6) から被洗浄物(M) に噴出されてこれが洗
浄される。尚、以下に於いては貯留部(23)から吸引した
洗浄水を被洗浄物(M) に噴出する上記洗浄ポンプ(62),
ノズルアーム(6) 等を総称するときは、これらを洗浄水
噴出装置という。
【0004】しかしながら、上記従来のものでは貯留部
(23)への給水時に該貯留部(23)内の水が溢れる場合があ
り、信頼性の高い給水動作が確保できないと言う問題が
あった。上記問題点について更に詳述する。被洗浄物
(M) から洗い落とされた残滓は水位センサ(9) と貯留部
(23)との連通部分に該残滓が詰まることがあり、かかる
場合は水位センサ(9) が貯留部(23)内の水位を正確に検
知することができなくなる。すると、貯留部(23)内が設
定水位に達しても給水弁(22)が閉弁されず、更に給水動
作が継続されて遂に貯留部(23)内の洗浄水が外部に漏出
するのである。
【0005】請求項1記載の本発明は上記の点に鑑みて
成されたもので、『貯留部(23)から吸引した洗浄水
を該貯留部(23)の上方に収容した被洗浄物(M)に
噴出させる洗浄水噴出装置と、貯留部(23)に給水す
る給水弁(22)と、該貯留部(23)内の水位を検知
する水位センサ(9)を具備させ、運転スイッチを操作
したときは水位センサ(9)で貯留部(23)内の水位
を監視しながら給水弁(22)を開弁状態に維持し、該
貯留部(23)内に所定量の給水が完了したときは上記
給水弁(22)を閉じて後の洗浄に必要な動作を行うよ
うにした食器洗浄機』に於いて、水位センサ(9)の信
頼性を高め、給水時に貯留部(23)から洗浄水が溢れ
る心配を少なくし給水動作の信頼性の向上が図れるよう
にすることをその課題とする。
【0006】
【技術的手段】上記課題を解決するために講じた請求項
1記載の発明の技術的手段を図1の概念図を引用しなが
ら記載すると、この発明の技術的手段は『貯留部(2
3)内から洗浄水が溢れる恐れのある警戒水位を記憶す
る警戒水位記憶手段(R)と、該警戒水位と水位センサ
(9)の検知水位を比較して後者の検知水位が前者の警
戒水位以上になったときに洗浄禁止信号を出す水位比較
手段(S)と、給水弁(22)から貯留部(23)に供
給した水の量を累積する水量計(W)と、貯留部(2
3)に設定水位まで給水するのに必要となる基準水量を
記憶する基準水量記憶手段(G)と、該基準水量記憶手
段(G)が出力する基準水量と上記水量計(W)が計測
した給水量を比較して後者の給水量が前者の基準水量以
上になったときは給水停止信号を出す水量比較手段
(H)を設け、上記水量計(W)に基づく所定量の給水
に応じた上記水位センサ(9)の出力の変化によって該
水位センサ(9)の故障の無しを判定し、この判定出力
を得た場合であって上記水量比較手段(H)から給水停
止信号が出たときは給水弁(22)を閉弁した後に被洗
浄物(M)を洗浄する為の動作を行わせ、他方、水位比
較手段(S)から洗浄禁止信号が出たときは給水弁(2
2)を閉弁状態に維持すると共に洗浄動作を禁止させる
ようにした』ことである。
【0007】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する(図1参
照)。本発明の食器洗浄機では、水量計(W)を利用し
て貯留部(23)に給水すると共に水位センサ(9)の
故障の有無を判定し、かつその給水動作を水位センサ
(9)で監視するようにして信頼性の高い給水動作が確
保できるようにしている。以下、水量計(W)が正常に
機能している場合とこれが正常に機能していない場合に
場合分けして作用を説明する。
【0008】[水量計(W)が正常に機能している場
合] 水量計(W)が正常に機能している限り、水位センサ
(9)が故障等していても次のようにして貯留部(2
3)からの漏水が防止できる。運転スイッチを投入する
と既述従来のものと同様に給水弁(22)が開いて貯留
部(23)への給水が始まる。すると、水量計(W)が
貯留部(23)への給水量を計測し始め、該計測水量と
基準水量記憶手段(G)の記憶する基準水量(貯留部
(23)に設定水位まで給水するのに必要となる水量)
が水量比較手段(H)で継続的に比較され、やがて、水
量計(W)の計測水量が基準水量記憶手段(G)の記憶
する基準水量と一致して貯留部(23)に設定水位まで
給水された状態になると、上記水量比較手段(H)から
給水停止信号が出力される。すると、該給水停止信号に
よって給水弁(22)が閉弁せしめられると共に、以後
既述従来のものと同様に被洗浄物(M)を洗浄する為の
動作が始まる。従って、水量計(W)が正常に機能して
いる限り、貯留部(23)と水位センサ(9)の連結部
が残滓や経年的に堆積した細かい汚れ等で詰まって該水
位センサ(9)が正確に水位検知できない状態になって
も、前記貯留部(23)から洗浄水が溢れることはな
い。 [水量計(W)が正常に機能していない場合] 次に、水量計(W)に故障等が生じてこれが正常に機能
しない場合であって、水位センサ(9)に故障が無い場
合について説明する。
【0009】水量計(W) が故障してこれが作動しなくな
ると、貯留部(23)への給水動作が始まっても水量計(W)
の計測水量が変化しない。すると、貯留部(23)に基準水
量(基準水量記憶手段(G) に記憶されている)の給水が
されても水量計(W) の出力が基準水量記憶手段(G) に設
定された上記基準水量より大きくならず、これにより、
水量比較手段(H) から給水停止信号が出力されないこと
となる。従って、貯留部(23)への給水動作が止まらずに
その水位が上昇し続けることとなり、やがて、該貯留部
(23)内の水位が警戒水位記憶手段(R) に記憶せしめられ
た警戒水位(貯留部(23)から洗浄水が溢れる恐れのある
水位)に達する。すると、該水位を検知する水位センサ
(9) の出力が前記警戒水位に一致して水位比較手段(S)
から洗浄停止信号が出力される。そして、該洗浄禁止信
号によって給水弁(22)が閉弁状態に維持されて貯留部(2
3)からの漏水が防止されると共に、洗浄の為の以後の動
作が禁止せしめられる。
【0010】
【効果】請求項1記載の発明は次の特有の効果を有す
る。水量計(W)を用いて水位センサ(9)の故障の有
無が判定されるから、水位センサ(9)の動作信頼性が
高まる。水量計(W)が基準水量を計測しない場合は貯
留部(23)内の水位が警戒水位まで上昇したときに給
水弁(22)を強制的に閉弁して該貯留部(23)から
の漏水を防止するから、該貯留部(23)への給水動作
の信頼性が向上する。
【0011】貯留部(23)内が設定水位に達したか否
かを水位センサ(9)のみで監視する既述従来のもので
は貯留部(23)内に於ける水面の波打ち等でその検知
水位が変動することから、貯留部(23)内の実際の水
位が上記設定水位から大きくずれることが多く、精度の
高い給水動作が行えない。これに対し、上記技術的手段
によれば水量計(W)の出力に基づいて貯留部(23)
に設定量の給水を行うから上記水面の波打ちによって給
水精度が低下する心配がない。請求項2記載の発明は上
記の点に鑑みてなされたもので、『貯留部(23)から
吸引した洗浄水を該貯留部(23)の上方に収容した被
洗浄物(M)に噴出させる洗浄水噴出装置と、貯留部
(23)に給水する給水弁(22)と、該貯留部(2
3)内の水位を検知する水位センサ(9)を具備させ、
運転スイッチを操作したときは水位センサ(9)で貯留
部(23)内の水位を監視しながら給水弁(22)を開
弁状態に維持し、該貯留部(23)内が設定水位となる
給水が完了したときは上記給水弁(22)を閉じて後の
洗浄に必要な動作を行うようにした食器洗浄機』におい
て、水位センサ(9)及び水量計(W)の動作信頼性を
確認した上で、初めて洗浄動作を行うようにすることを
その課題とする。
【技術的手段】上記課題を解決するために講じた請求項
2記載の発明の技術的手段は『給水弁(22)から貯留
部(23)に供給した水の量を累積する水量計(W)
と、貯留部(23)に上記設定水位まで給水するのに必
要となる基準水量を記憶する基準水量記憶手段(G)
と、該基準水量記憶手段(G)が出力する基準水量と上
記水量計(W)が計測した給水量を比較して後者の給水
量が前者の基準水量以上になったときは給水停止信号を
出す水量比較手段(H)と、設定水位と水位センサ
(9)の検知水位を比較して両者が一致した時に正常信
号を出す補助水位比較器とを設け、上記水量比較手段
(H)から給水停止信号が出たときは給水弁(22)を
閉弁した後に上記補助水位比較器から正常信号が出力さ
れている場合にのみ洗浄動作を許容するようにした』こ
とである。上記技術的手段は次のように作用する。給水
量が基準水量以上になると給水停止信号により給水が停
止される。この状態で設定水位と水位センサ(9)の検
知水位とが一致して初めて洗浄動作が許容される。
【効果】請求項2記載の発明は次の特有の効果を有す
る。給水量が基準水量に達し、かつその時点で設定水位
と水位センサ(9)の検知水位とが一致して初めて洗浄
動作が許容される。このような状態になるには、水量計
(W)と水位センサ(9)が正常でかつ所定の精度での
検知動作が行われることが前提となる。言い換えれば、
洗浄動作の開始は水量計(W)及び水位センサ(9)が
正常に動作することによって行われるため、不用意な漏
れ等が生じることなく安定した洗浄が可能となり、また
精度の高い給水動作が確保される。
【0012】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図面に従っ
て詳述する。図2,図3に示すように、ケーシング(1)
内には前方に開放する洗浄室(2) が形成されていると共
に、この前方開放部は上下に開閉する扉(3) で閉塞され
ている。また、前記洗浄室(2) 内にはラック(4) に収容
された食器等の被洗浄物(M)に対して洗浄水を噴出する
為のノズルアーム(6a)(6b)等の洗浄水噴出装置や、洗浄
室(2) 内に乾燥用空気を供給す給気装置(8) 等が設けら
れている。
【0013】また、この実施例では給水管(25)から洗浄
室(2) 内への給水量を監視する水量計(W) や該貯留部(2
3)から伝達される水圧を検知してその水位を判断する為
の水位センサ(9) が設けられており、この実施例に於け
る水位センサ(9) では、貯留部(23)から伝達される水圧
に応じて周波数が変化するパルス信号を出すように構成
されている。即ち、貯留部(23)内に洗浄水が溜っていな
い条件下に於いては上記水位センサ(9) は27.2Hz
〜27.8Hzの周波数のパルスを出力し、水位が1cm
上昇する毎に2.4kHzづつ周波数が増加するように
なっている。
【0014】洗浄室(2) の前方の開放端の下辺は洗浄室
(2) の底壁よりも所定の高さだけ高く設定されており、
これにより洗浄室(2) の底部には一定深さの貯留部(23)
が形成されている。そして、該貯留部(23)の底壁には濾
過網(70)を具備する濾過容器(7) が突設されており、該
濾過容器(7) の底壁には排水ポンプ(73)を具備する排水
パイプ(74)が接続されている。また、上記貯留部(23)の
上方にはノズルアーム(6a)(6b)が上下二段に配設されて
おり、下方のノズルアーム(6a)は洗浄室(2) の底壁(21)
部分に回動自在に配設され、上方のノズルアーム(6b)は
洗浄室(2) の後壁から突出させた支持腕(61)によって回
動自在に支持されている。
【0015】そして、上記各ノズルアーム(6a)(6b)には
上記濾過容器(7) に接続された洗浄ポンプ(62)や連絡回
路(60)を介して洗浄水が供給されるようになっている。
また、上記各ノズルアーム(6a)(6b)の上方には、食器等
の被洗浄物(M) を収容するラック(4) が出入れ自在に配
備されており、上方のラック(4) は、洗浄室(2) の両側
壁に設けられたレール(5) に対して引き出し自在に支持
され、他方、下方のラック(4) は、該ラック(4) の両側
下部に配設されたローラーと洗浄室(2)の両側壁に添設
された支持レール (R)によって引き出し自在に支持され
ている。
【0016】ケーシング(1) の上部には、該ケーシング
(1) の上部前面に形成した給気口(10)から洗浄室(2) の
天井壁(26)の開口(81)に至る給気通路(83)が形成されて
おり、該給気通路(83)には給気ファン(80)とヒータ等の
加熱装置(82)が配設されている。また、扉(3) 内にはそ
の裏面下部の流入口(35)から前面上端部の排出口(36)に
繋がる排気通路(34)が形成されている。
【0017】上記食器洗浄機に組み込まれた洗浄ポンプ
(62)や加熱装置(82)等の電気部品は図4のように配線さ
れており、マイクロコンピュータが組み込まれた制御回
路(79)には、上記した水量計(W) ,水位センサ(9) ,給
水弁(22),加熱装置(82),洗浄ポンプ(62),排水ポンプ
(73)及び運転スイッチ(78)が接続されている。上記制御
回路(79)に組み込まれたマイクロコンピュータ内には図
5のフローチャートに示す内容の制御プログラムが格納
されており、以下、上記洗浄機の洗浄動作を同図に従っ
て説明する。
【0018】先ず、ステップ(101) を実行することによ
り、運転スイッチ(78)が操作されるのを監視すると共に
該運転スイッチ(78)が操作されると排水ポンプ(73)を2
5秒間だけ作動させる。これにより貯留部(23)内に滞留
している可能性のある残留水を排水する。この状態で、
圧力検知式の水位センサ(9) が検知する水位を調べ、貯
留部(23)内に残留水が存在しないことを確認する。即
ち、貯留部(23)内に残留水が存在しない場合に水位セン
サ(9) が出力するパルスの周波数として予めマイクロコ
ンピュータのROM内に記憶させてある基準周波数(2
7.2Hz〜27.8Hz)の範囲内に該水位センサ
(9) の出力が入っているか否かを判断するのである。そ
して、上記水位センサ(9) から出るパルスの周波数が前
記基準周波数の範囲に入っていない場合は、排水ポンプ
(73)等に異常があると判断してステップ(102) でエラー
表示を行う。即ち、ケーシング(1) の前面に配設した図
示しないランプを発光させて異常状態を報知するのであ
る。
【0019】他方、水位センサ(9) が排水されたことを
検知してその出力パルスの周波数が上記基準周波数(2
7.2Hz〜27.8Hz)の範囲に入っている場合に
は、ステップ(103) を実行して水位センサ(9) が出力す
るパルスの周波数を基準水位(H0)として記憶する。即
ち、上記排水動作が完了した状態で水位センサ(9) が実
際に検知した水位を基準水位(H0)として記憶し、後述す
る貯留部(23)への給水動作時には該基準水位(H0)に基づ
いて該貯留部(23)内の水位を監視するのである。
【0020】次に、ステップ(104) で給水弁(22)を開弁
して貯留部(23)への給水を開始させ、ステップ(105) で
水量計(W) の計測水量を判断しながら貯留部(23)に1リ
ットルだけ給水し、その後、ステップ(107) で水位セン
サ(9) の出力が変化しているか否かを判断する。これに
より、水位センサ(9) に故障がないか否かを判断するの
である。そして、上記給水弁(22)が1リットルの給水量
を計測するまでの時間内に於いては、ステップ(105) に
続けてステップ(106) を実行することにより貯留部(23)
へ供給した洗浄水がこれから溢れるのを防止すべくその
水位を監視する。即ち、貯留部(23)内から洗浄水が溢れ
る恐れのある水位としてマイクロコンピュータに予め記
憶させてある警戒水位(H1)と水位センサ(9) の検知水位
等を利用して「警戒水位(H1)<水位センサ(9) の検知水
位」の演算を実行し、該演算式の右辺の方が大きい場合
はステップ(108) を実行して給水弁(22)を閉じるととも
にその後ステップ(102) を実行して既述と同様に異常状
態の表示を行う。
【0021】次に、上記貯留部(23)へ1リットルの給水
を行った結果、水位センサ(9) の検知水位が既述基準水
位(H0)より少なくともチェック水位e(1kHz)だけ
増加して該水位センサ(9) の検知出力が「基準水位(H0)
+チェック水位e」より大きくなっている場合は、該水
位センサ(9) が故障していないと判断する(ステップ(1
09) をYES 側に抜け出した場合)。そして、かかる場合
は水量計(W) の計測水量を「0」にし、更に、ステップ
(110) で水量計(W) の出力を監視しながら貯留部(23)に
基準水量の給水を開始する。尚、前記基準水量とは、被
洗浄物(M) の洗浄に必要な洗浄水を確保する為に貯留部
(23)内に補充しなければならない水の量でこの実施例で
は4リットルに設定されている。また、貯留部(23)にあ
らかじめ1リットルの給水を行うステップ(105) 等を省
略する場合は、上記基準水量は5リットルに設定され
る。
【0022】そして、該給水時には既述ステップ(106)
と同様のステップ(111) を実行し、該給水中に貯留部(2
3)から洗浄水が溢れるのを防止すべく該水位を監視し、
これにより貯留部(23)から漏水する危険があるときは既
述ステップ(106) の場合と同様にステップ(108) で給水
弁(22)を閉じた後に異常状態を報知するステップ(102)
を実行する。これにより、貯留部(23)から洗浄水が溢れ
る不都合が防止でき、信頼性の高い給水動作が確保出来
る。そしてこの実施例では、上記基準水量を記憶するマ
イクロコンピュータ内のメモリー部が既述技術的手段の
項に記載の基準水量記憶手段(G) に対応していると共
に、該基準水量と水量計(W) の計測水量を比較するマイ
クロコンピュータ内の機能部が既述技術的手段の項に記
載の水量比較手段(H) に対応している。また、上記警戒
水位(H1)を記憶するマイクロコンピュータ内のメモリー
部が既述技術的手段の項に記載の警戒水位記憶手段(R)
に対応し、更に、該警戒水位(H1)と水位センサ(9) の出
力を比較する為にステップ(106) (111) を実行するマイ
クロコンピュータ内の機能部が既述技術的手段の項に記
載の水位比較手段(S) に対応する。
【0023】次に、貯留部(23)への給水が完了したこと
がステップ(110) で確認出来るとステップ(112) で給水
弁(22)を閉弁させ、その後、被洗浄物(M) の洗浄に必要
な動作を実行する。先ず、ステップ(113) で水位センサ
(9) の出力を判断し、タイマ(T1)が計測する5秒の待ち
時間中にの貯留部(23)内が被洗浄物(M) の洗浄に適した
洗浄適正水位(H2)(予めマイクロコンピュータのROM
内に記憶させてある)を検出しない場合は、ステップ(1
02) を実行して異常状態を報知する。尚、この実施例で
は上記洗浄適正水位が既述技術的手段の項に記載の設定
水位に対応している。
【0024】他方、上記水位センサ(9) の検知水位が洗
浄適正水位(H2)と一致する場合は、該水量計(W) 及び水
位センサ(9) が所定の精度を有すると判断し、以後、ス
テップ(114) で洗浄動作を実行した後ステップ(115) で
排水及び乾燥動作を実行する。そして、この実施例では
上記洗浄適正水位(H2)と水位センサ(9) の出力を比較す
るステップ(113) を実行するマイクロコンピュータ内の
機能部が請求項2の発明の洗浄水位比較手段に対応して
る。
【0025】尚、上記洗浄動作時には、ヒータ(20)で加
熱した貯留部(23)内の洗浄水が洗浄ポンプ(62)で吸引さ
れ、該洗浄水がノズルアーム(6a)(6b)からその上方の被
洗浄物(M)(M)に向けて噴出される。また、該洗浄動作が
完了すると、排水ポンプ(73)が運転せしめられて貯留部
(23)内の汚れた洗浄水を排水すると共に、被洗浄物(M)
をゆすぐ動作が適宜実行され、その後、給気装置(8) が
作動して加熱装置(82)で加熱された温風が洗浄室(2) 内
に供給されて被洗浄物(M)(M)が乾燥せしめられる。ま
た、該温風は扉(3) 内に形成された排気通路(34)から器
外に排出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の概念図
【図2】本発明実施例の縦断面図
【図3】本発明実施例の一部切欠の正面図
【図4】本発明実施例の電気回路図
【図5】本発明実施例の制御動作を説明するフローチャ
ート
【図6】従来例の説明図
【符号の説明】 (9) ・・・水位センサ (22)・・・給水弁 (23)・・・貯留部 (G) ・・・水量記憶手段 (H) ・・・水量比較手段 (M) ・・・被洗浄物 (S) ・・・水位比較手段 (W) ・・・水量計

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯留部(23)から吸引した洗浄水を該
    貯留部(23)の上方に収容した被洗浄物(M)に噴出
    させる洗浄水噴出装置と、貯留部(23)に給水する給
    水弁(22)と、該貯留部(23)内の水位を検知する
    水位センサ(9)を具備させ、運転スイッチを操作した
    ときは水位センサ(9)で貯留部(23)内の水位を監
    視しながら給水弁(22)を開弁状態に維持し、該貯留
    部(23)内に所定量の給水が完了したときは上記給水
    弁(22)を閉じて後の洗浄に必要な動作を行うように
    した食器洗浄機に於いて、貯留部(23)内から洗浄水
    が溢れる恐れのある警戒水位を記憶する警戒水位記憶手
    段(R)と、該警戒水位と水位センサ(9)の検知水位
    を比較して後者の検知水位が前者の警戒水位以上になっ
    たときに洗浄禁止信号を出す水位比較手段(S)と、給
    水弁(22)から貯留部(23)に供給した水の量を累
    積する水量計(W)と、貯留部(23)に設定水位まで
    給水するのに必要となる基準水量を記憶する基準水量記
    憶手段(G)と、該基準水量記憶手段(G)が出力する
    基準水量と上記水量計(W)が計測した給水量を比較し
    て後者の給水量が前者の基準水量以上になったときは給
    水停止信号を出す水量比較手段(H)を設け、上記水量
    計(W)に基づく所定量の給水に応じた上記水位センサ
    (9)の出力の変化によって該水位センサ(9)の故障
    の無しを判定し、この判定出力を得た場合であって上記
    水量比較手段(H)から給水停止信号が出たときは給水
    弁(22)を閉弁した後に被洗浄物(M)を洗浄する為
    の動作を行わせ、他方、水位比較手段(S)から洗浄禁
    止信号が出たときは給水弁(22)を閉弁状態に維持す
    ると共に洗浄動作を禁止させるようにした食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 貯留部(23)から吸引した洗浄水を該
    貯留部(23)の上方に収容した被洗浄物(M)に噴出
    させる洗浄水噴出装置と、貯留部(23)に給水する給
    水弁(22)と、該貯留部(23)内の水位を検知する
    水位センサ(9)を具備させ、運転スイッチを操作した
    ときは水位センサ(9)で貯留部(23)内の水位を監
    視しながら給水弁(22)を開弁状態に維持し、該貯留
    部(23)内が設定水位となる給水が完了したときは上
    記給水弁(22)を閉じて後の洗浄に必要な動作を行う
    ようにした食器洗浄機に於いて、給水弁(22)から貯
    留部(23)に供給した水の量を累積する水量計(W)
    と、貯留部(23)に上記設定水位まで給水するのに必
    要となる基準水量を記憶する基準水量記憶手段(G)
    と、該基準水量記憶手段(G)が出力する基準水量と上
    記水量計(W)が計測した給水量を比較して後者の給水
    量が前者の基準水量以上になったときは給水停止信号を
    出す水量比較手段(H)と、設定水位と水位センサ
    (9)の検知水位を比較して両者が一致した時に正常信
    号を出す補助水位比較器とを設け、上記水量比較手段
    (H)から給水停止信号が出たときは給水弁(22)を
    閉弁した後に上記補助水位比較器から正常信号が出力さ
    れている場合にのみ洗浄動作を許容するようにした食器
    洗浄機。
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