JPH0733770U - 乳母車 - Google Patents

乳母車

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JPH0733770U
JPH0733770U JP6559293U JP6559293U JPH0733770U JP H0733770 U JPH0733770 U JP H0733770U JP 6559293 U JP6559293 U JP 6559293U JP 6559293 U JP6559293 U JP 6559293U JP H0733770 U JPH0733770 U JP H0733770U
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正 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乳母車に於ける前脚に対し起立したハンドル
杆をがたつきがないように係合する。 【構成】 乳母車において、ホルダ21に適宜のガイド
手段により上下方向にスライドするスライダ63と、こ
のスライダに下向きの復帰力を付与するバネ62と、前
脚2に設けた係合部64と、スライダに設けた係止部6
5と、ハンドル杆とスライダとに設けた運動変換装置6
6とで第2係合装置61を構成し、係合部に係止部を押
し込んでハンドル杆の揺動を止める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、折り畳み形式の乳母車に関する。
【0002】
【従来の技術】
折り畳みにともない計四個の前輪及び後輪を集合させて自立できるようにした 形式の乳母車としては、特開昭52−115034号公報により既に知られてい る。
【0003】 この既知の乳母車は、中間体の中折れ関節部分を足で押し上げ、同時に把手を 前方に倒れるように押すことにより各支持部材が回動して左右の前脚及び後脚を 引き寄せ、又同時に前脚に後脚を引き寄せて計四個の前輪及び後輪を集合させる ようになっている。
【0004】 上記のような構成によると、乳母車を折り畳んだ際の前脚の上下端間(把手と 前輪との間)の丈は、不変(約1m5cm)なため、腕に把手を引っかけて乳母車 を持ち歩くとき前輪が接地する。 このため、腕を高く上げなければならないと共に、疲労する問題があった。
【0005】 又自動車のトランクに収納したり或はトランクから取り出したりする場合、丈 が大きいためにスムーズに行なうことができない問題もあった。
【0006】 そこで、特開平3−50070号公報に示すように、乳母車の折り畳みにとも ない前脚の丈を短かくするようにしたものがある。
【0007】 上記前脚の丈を短かくする手段は、第1係合装置による両グリップの中折れ阻 止を解除し、そして把持した両グリップを前方に押し出して中折れ状態にすると 、中折れにともなうハンドル杆の初期回動により第2係合装置の係合片が同方向 に回動しながら前脚から外れて、二叉片と係合片とによる前脚の抱込みを解除す る。 その結果、ハンドル杆の前方への押し倒しが可能になる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記のようなハンドル杆の抱込み方式を採用すると、ハンドル杆に末端を固定 する板状体と、この板状体の先端から連なる係合片とが平面L形になり、ハンド ル杆と共に回動する係合片の先端が二叉片や前脚に衝突しないようになっている ので、前脚の抱込み終了時に前脚と係合片との対向面間にかなりの間隙ができ、 間隙によってハンドル杆が前後方向に揺動する。
【0009】 このため、乳母車を押す人に不安感を与え、特に車輪が凹凸部を乗り越える場 合や障害物によって車輪の回転が急にストップする場合などにあっては、ハンド ル杆が大きく揺れ動き、乳母車に乗っている幼児に恐怖感を与える問題があった 。
【0010】 そこで、この考案は、伸長状態において、前脚に対してハンドル杆が揺れ動か ないようにしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は、下端に前輪を有する左右二本の並 行前脚と、この両前脚の上下間の略中央部に上端を回動自在に取付けた後脚と、 この両後脚の下端に設けた後輪と、上記両後脚の上端から連なって前方に向く突 出杆と、両端間の中央交差部分を回動自在に軸支し、かつそれぞれの上下端を上 記前脚の上部と後脚の下部とに回動自在に取付けたX状の第1開閉杆と、両端間 の中央交差部分を回動自在に軸支し、かつそれぞれの上下端を上記突出杆と前脚 の下部とに回動自在に取付けたX状の第2開閉杆と、上記両前脚の上端側に並行 させて配置すると共に、上下方向に反転回動するよう上記前脚に設けたホルダと 、この両ホルダに下端を定位置で周方向にフリー回転するよう支持させたハンド ル杆と、この両ハンドル杆の上端から連なって互に内向きに突出すると共に、対 向端を前方に向け中折れ可能に連結したグリップと、このグリップの連結部分に 操作以外に中折れを阻止するよう設けた第1係合装置と、上記ホルダの降下反転 終了にともない上記前脚に自動係合し、かつ上記グリップの中折れにともなう上 記ハンドル杆の回動運動を利用して上記前脚に対し上記ホルダの上昇反転を許容 するよう設けた第2係合装置と、ホルダの上昇反転にともない突出杆を引き上げ るよう上記突出杆とホルダとに前後端を回動自在に取付けた肘掛けとから成る乳 母車において、上記の第2係合装置は、上記のホルダに適宜のガイド手段により 上下方向にスライドするよう設けると共に、バネによって下向きの復帰力を付与 したスライダと、上記前脚の上部側面に設けた上端面が開放する筒状の係合部と 、上記スライダの下端にスライダの降下終了時上記係合部に密な嵌合状態に押し 込むよう設けた係止部と、上記ハンドル杆の回転運動を上記スライダの昇降運動 に変換すると共に、上記ホルダの降下反転の直前に上記係合部と係止部との係合 関係を解除できるように設けた運動変換装置とで構成した乳母車を採用する。
【0012】
【作用】
第1係合装置による両グリップの中折れ阻止を解除し、そして把持した両グリ ップを前方に押し出して中折れ状態にすると、上記中折れにともなうハンドル杆 の初期回動により第2係合装置を構成する運動変換装置によってバネを圧縮しな がらスライダを上昇方向にスライドさせて押し上げるので、係合部から係止部が 脱出して係合部と係止部との係合関係が解除され、前脚に対するホルダの降下方 向の反転が可能になる。
【0013】 その結果、グリップ付ハンドル杆を前方に押し倒すことができると共に、前方 に押し倒しながら次いで下方に向け反転させる。
【0014】 又上記ハンドル杆の反転にともない共に上昇反転するホルダを介し肘掛け部材 の末端を上昇させながら、上記肘掛け部材を介し突出杆の先端側を引き上げるの で、前輪に向け後輪を引き寄せ、かつ上記後輪の引き寄せにともない第1開閉杆 及び第2開閉杆を閉じて両前脚及び両後脚を互に内方に引き寄せ、計四個の前輪 と後輪とを自立できるよう集合させて折り畳む。
【0015】 上記折り畳んだ乳母車を展開させる場合には、倒れているハンドル杆を上方に 引き起す。 次いで、二つ折りの両グリップを直線状態になるように伸長する。
【0016】 すると、ハンドル杆の回動にともない押し上げられていたスライダは、第2係 合装置を構成する運動変換装置によって降下可能になって、バネにより押し下げ られ、ハンドル杆の回動終了直前から終了迄の間において、バネにより押し下げ られているスライダの係止部がホルダの係合部に密に嵌合するように押し込まれ る。
【0017】 又第1係合装置により直線状態に伸長した両グリップの中折れを阻止する係合 を自動的に行なう。
【0018】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0019】 折り畳みにともない計四個の前輪及び後輪を集合させる自立形成の乳母車は、 図1から図3に示すように、下端に前輪1を有する左右二本の並行前脚2と、こ の両前脚2の上下端間略中央部にピン3を介し上端を回動自在に取付けた後脚4 と、この両後脚4の下端に設けた後輪5と、上記両後脚4の上端から連なって前 方に突出する突出杆6と、両端間の中央交差部分をピン7を介し回動自在に軸支 し、かつそれぞれの上下端を両前脚2の突出杆6の上方部分と両後脚4の下部と にピン8を介し回動自在に取付けたX状の第1開閉杆9、9と、両端間の中央交 差部分をピン10を介し回動自在に軸支し、かつそれぞれの上下端を両突出杆6 と両前脚2の下部とにピン11を介し回動自在に取付けたX状の第2開閉杆12 、12とで構成され、図1及び図2に示す展開状態の乳母車を折り畳むには、突 出杆6を引き上げると(突出杆6の引き上げ方法は後述する)ピン3を中心とし て図1時計方向に後脚4が回動して後輪5を前輪1の方向に移動させると共に、 上記突出杆6の上昇にともない第2開閉杆12、12が閉じる方向に回動して両 前脚2、2の下部及び両後脚4、4の突出杆6を互に内方に引き寄せる。
【0020】 又上記引き寄せにともない第1開閉杆9、9も閉じる方向に回動して両前脚2 、2の上部及び両後脚4、4の下部を互に内方に引き寄せ、図3に示すように計 四個の前輪1、1と後輪5、5とを自立できるよう集合させる。
【0021】 なお、折り畳まれている乳母車を展開させるには、両突出杆6を押し下げれば よい。
【0022】 又ハンモック(図示省略)は、両突出杆6に座席の両側縁を支持させ、両前脚 2のピン3の上方の部分に背凭れの両側縁を支持させて取付けてある。
【0023】 上記両前脚2の上端側には、前脚2の軸線に並行するホルダ21が配置され、 このホルダ21は上下方向に反転回動するよう前脚2に取付けられており、又上 記のホルダ21には、ハンドル杆22の下部が定位置で周方向にフリーに回転す るよう支持させてある。
【0024】 上記のホルダ21は、前脚2の後面に位置して上下二条の並行する筒状体23 と、この筒状体23の外周両側から前方に突出する二叉片24とで構成し、上記 二叉片24間に前脚2の上端側を嵌め込み、そして二叉片24の上端を前脚2の 上端にピン25を介し回動自在に取付ける。
【0025】 なお、上記筒状体23には、ハンドル杆22の下部が挿入され、フリーに回転 するようになっている。
【0026】 又両ハンドル杆22の上端には、互に内向きに突出すると共に、対向端を前方 に向け中折れ可能に連結したグリップ26が設けられている。
【0027】 更に上記グリップ26の中折れ連結部分には、操作以外に中折れを阻止する第 1係合装置27が設けられている。
【0028】 上記グリップ26の中折れ可能な連結及び第1係合装置27は、図6から図8 に示すように両グリップ26、26の対向端片方に上下に所定の間隔を存して並 行するよう設けた円形の上板28及び下板29と、もう片方に上記上板28と下 板29との間に嵌り込むよう設けた中間板30と、上記上板28と中間板30と に一致させてそれぞれ上下面が開放するよう設けた透孔31、32と、下板29 に上面のみを開放させると共に、透孔31、32に合致させ、かつ同径となるよ う設けた凹入孔33と、上記両透孔31、32及び凹入孔33の周面中心を横切 って対向する位置に設けた凹部34と、凹入孔33の底に下面が当接したとき上 面と下板29の上面とが面一になるよう上記凹入孔33に嵌入した下位軸材35 と、この下位軸材35の上面に下面を重ねると共に、凹入孔33に上記下位軸材 35を押し込んだとき、上下面が中間板30の上下面と面一となる上位軸材36 と、下位軸材35と上位軸材36との外周面中心を横切って対向する位置に凹部 34に嵌入するよう設けた突起37と、下位軸材35の突起37が下板29と中 間板30との凹部34に、上位軸材36の突起37が中間板30と上板28との 凹部34にそれぞれ嵌入するよう上記上位軸材36と下位軸材35とを下向きに プッシュする以外上方に押し上げるバネ38と、中心の貫通孔39を透孔31に 合致させて上板28の上面に固定した環状板40と、貫通孔39に貫通させたボ タン41とから成り、両グリップ26の中折れに際し、ボタン41をプッシュし て上位軸材36と下位軸材35とをバネ38を圧縮しながら押し下げると、下板 29と中間板30との両凹部34に跨る下位軸材35の突起37が下板29の凹 部34のみに嵌り込み、又中間板30と上板28との両凹部34に跨る上位軸材 36の突起37が中間板30の凹部34のみに(図7に示す)嵌り込む。
【0029】 このため、突起37による中折れ阻止が解除されてボタン41のプッシュを維 持しながら、両グリップ26を中折れとなるよう(図5に示す)前方に押し出す 。
【0030】 なお、グリップ26の中折れ時には、それぞれの突起37の上面が上板28と 中間板30との下面凹部34のない部分に接触しているので、ボタン41のプッ シュを解除してもバネ38による上位軸材36及び下位軸材35の上昇復帰が阻 止されている。
【0031】 また、図4に示すように両グリップ26を直線状態に戻すと、凹部34と突起 37とが合致するので、バネ38によりボタン41、上位軸材36、下位軸材3 5が上方に押し戻され、図6に示すように上位軸材36の突起37が中間板30 と上板28との両凹部34に、下位軸材35の突起37が下板29と中間板30 との両凹部34にそれぞれ跨がるように嵌り込むので、両グリップ26の中折れ が阻止され、しかも自動的に係合する。
【0032】 なお、図示のようにボタン41の下端縁対向位置に突片42を設け、グリップ 26が直線状態のときボタン41を回動させて上記突片42を上板28の凹部3 4に対し不一致となるよう上記上板28の上面凹部34の片端から連なる凹入段 部43に嵌入させておくと、乳母車の走行途中等において誤ってボタン41を押 しても没入が阻止され、安全装置としての役目をする。
【0033】 又ホルダ21の部分には、上記ホルダ21の降下反転終了にともない前脚2に 自動係合し、かつグリップ26、26の中折れにともなうハンドル杆22、22 の回動運動を利用して前脚2に対しホルダ21の反転上昇を許容する第2係合装 置61が設けられている。
【0034】 上記の第2係合装置61は、図6及び図7に示すように、ホルダ21に適宜の ガイド手段により上下方向にスライドするよう設けると共に、バネ62によって 下向きの復帰力を付与したスライダ63と、前脚2の上部側面に設けた上端面が 開放する筒状の係合部64と、スライダ63の下端にスライダ63の降下終了時 係合部64に密な、すなわち走行方向の前後にがたつきがないように押し込むよ う設けた係止部65と、ハンドル杆22の回転運動をスライダ63の昇降運動に 変換すると共に、ホルダ21の降下反転の直前に係合部64と係止部65との係 合関係を解除するように設けた運動変換装置66とで構成されている。
【0035】 上記のスライダ63は、図示の場合、ハンドル杆22の外側に嵌装すると共に 、上下二条の筒状体23間で上下方向にスライドする筒状体67と、この筒状体 67の両側面から連なって前方に突出すると共に、ホルダ21の両側面に重なる 左右一対の側板68とで構成し、両側板68の上部に設けてある縦方向の長孔6 9にピン25を貫通させて、スライダ63のスライドをハンドル杆22とピン2 5とでガイドするようになっている。
【0036】 また、上記のバネ62は、図示の場合、筒状体67の内周面上端縁から下方中 途迄に環状の凹入段部70を設けて、この凹入段部70にハンドル杆22に嵌装 してあるバネ62を上方から押し込むと共に、ハンドル杆22に嵌装してある環 状体71の下縁をバネ62の上向き端面に当接して、スライダ63に下向きの復 帰力を付与したが、上記以外の構成によって復帰力を付与することもある。
【0037】 さらに、上記の運動変換装置66は、図示の場合、ハンドル杆22の両側面に 突出するピン73(摩擦抵抗を軽減するために回転子を用いてある)と、筒状体 67の両側下縁から上方に向く倒立V字状で、ピン73が嵌入する切欠き74と で構成したが、切欠きにかえて筒状の内面に両端延長が互に相反する周方向に向 く倒立V字状の溝(図示省略)を設けて、この溝にピンを嵌合することもある。
【0038】 上記のように構成すると、両グリップ26の中折れにともない図4左側のハン ドル杆22が反時計方向に、図4右側のハンドル杆22が時計方向にそれぞれ回 動するので、上記ハンドル杆22と共にピン73が同方向に回動する。
【0039】 すると、切欠き74の最低所(図6に示す位置)に位置するピン73が斜面を すべり移動しながら、筒状体67の下縁に切欠き74から脱出したピン73が図 7に示すように乗り移るので、バネ62を圧縮しながら上方に筒状体67(スラ イダ63)がスライドし、スライドにともない係合部64から係止部65が脱出 して、係合部64と係止部65との係合関係が解除される。
【0040】 その結果、前脚2に対するホルダ21の上昇反転阻止が解除され、ハンドル杆 22を前方に(図7実戦位置から鎖線位置に向く)押し倒し、次いで下方に押し 倒すことができる。
【0041】 また、ハンドル杆22を引き起して起立させ、そして両グリップ26が直線状 態になると、ハンドル杆22の回動により共に回動するピン73が筒状体67の 下縁から切欠き74に嵌り込むので、バネ62により下方にスライダ63がスラ イドする。
【0042】 このため、係合部64に係止部65が押し込まれて係合関係になり、ホルダ2 1の上昇反転すなわち、ハンドル杆22の起立状態を維持する。
【0043】 なお、図示の場合、係合部64の後面上縁部を開放させて、上昇停止した係止 部65の先端が上記開放している部分を通過するようにしたが、係合部64から 完全に係止部65を脱出させることもある。
【0044】 50はホルダ21の上昇反転にともない突出杆6を引き上げるよう上記突出杆 6とホルダ21の下端側とにピン51を介し前後端をそれぞれ回動自在に連結し た肘掛けで、上記の肘掛け50は、直線部と、この直線部の先端から下向きに突 出する屈曲部と、上記直線部の末端から上向きに突出する屈曲部とで構成されて いる。
【0045】 52は上端がボタン41の下面中心の凹孔53に、下端が下位軸材35の上面 中心の凹孔54にそれぞれ嵌入し、かつ中途が上位軸材36の中心の孔55に貫 通するピンである。
【0046】
【効果】
この考案に係る乳母車は、以上のように構成してあるので、乳母車を組み立て たとき係合部に係止部を押し込んで、前脚に対してハンドル杆の起立状態を維持 すると共に、係合部に対し係止部を密な嵌合状態に押し込んでハンドル杆の前後 の揺動を無くするようにしてあるので、乳母車を押す人に不安感を与えたり、或 は幼児に恐怖感を与えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る乳母車の側面図
【図2】同上の背面図
【図3】折り畳んだ状態の側面図
【図4】グリップの一部切欠拡大平面図
【図5】同上の中折れを示す平面図
【図6】第1係合装置及び第2係合装置の縦断側面図
【図7】同上の係合を解除した縦断側面図
【図8】第1係合装置の分解斜視図
【図9】第2係合装置の分解斜視図
【符号の説明】
1 前輪 2 前脚 3、7、8、10、11、25、51 ピン 4 後脚 5 後輪 6 突出杆 9 第1開閉杆 12 第2開閉杆 21 ホルダ 22 ハンドル杆 23 筒状体 24 二叉片 26 グリップ 27 第1係合装置 61 第2係合装置 62 バネ 63 スライダ 64 係合部 65 係止部 66 運動変換装置 67 筒状体 68 側板 69 長孔 70 凹入段部 71 環状体 72 鋲 73 ピン 74 切欠き

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に前輪を有する左右二本の並行前脚
    と、この両前脚の上下間の略中央部に上端を回動自在に
    取付けた後脚と、この両後脚の下端に設けた後輪と、上
    記両後脚の上端から連なって前方に向く突出杆と、両端
    間の中央交差部分を回動自在に軸支し、かつそれぞれの
    上下端を上記前脚の上部と後脚の下部とに回動自在に取
    付けたX状の第1開閉杆と、両端間の中央交差部分を回
    動自在に軸支し、かつそれぞれの上下端を上記突出杆と
    前脚の下部とに回動自在に取付けたX状の第2開閉杆
    と、上記両前脚の上端側に並行させて配置すると共に、
    上下方向に反転回動するよう上記前脚に設けたホルダ
    と、この両ホルダに下端を定位置で周方向にフリー回転
    するよう支持させたハンドル杆と、この両ハンドル杆の
    上端から連なって互に内向きに突出すると共に、対向端
    を前方に向け中折れ可能に連結したグリップと、このグ
    リップの連結部分に操作以外に中折れを阻止するよう設
    けた第1係合装置と、上記ホルダの降下反転終了にとも
    ない上記前脚に自動係合し、かつ上記グリップの中折れ
    にともなう上記ハンドル杆の回動運動を利用して上記前
    脚に対し上記ホルダの上昇反転を許容するよう設けた第
    2係合装置と、ホルダの上昇反転にともない突出杆を引
    き上げるよう上記突出杆とホルダとに前後端を回動自在
    に取付けた肘掛けとから成る乳母車において、上記の第
    2係合装置は、上記のホルダに適宜のガイド手段により
    上下方向にスライドするよう設けると共に、バネによっ
    て下向きの復帰力を付与したスライダと、上記前脚の上
    部側面に設けた上端面が開放する筒状の係合部と、上記
    スライダの下端にスライダの降下終了時上記係合部に密
    な嵌合状態に押し込むよう設けた係止部と、上記ハンド
    ル杆の回転運動を上記スライダの昇降運動に変換すると
    共に、上記ホルダの降下反転の直前に上記係合部と係止
    部との係合関係を解除できるように設けた運動変換装置
    とで構成したことを特徴とする乳母車。
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