JPH0733722U - 車両用ドアのドアロック解除装置 - Google Patents

車両用ドアのドアロック解除装置

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JPH0733722U
JPH0733722U JP6556593U JP6556593U JPH0733722U JP H0733722 U JPH0733722 U JP H0733722U JP 6556593 U JP6556593 U JP 6556593U JP 6556593 U JP6556593 U JP 6556593U JP H0733722 U JPH0733722 U JP H0733722U
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JP
Japan
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door
door lock
link
vehicle
pedal
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Pending
Application number
JP6556593U
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English (en)
Inventor
良浩 高畠
Original Assignee
アラコ株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両手に荷物を持った状態でもドアロック機構
のロック解除を容易に行う。 【構成】 ドアロック機構4,5と、該ドアロック機構
4,5をロック解除するためのドアロック作動機構6と
が組付けられた車両用ドア3において、ドア3の下部に
はドアロック作動機構6に連繋されてドアロック機構
4,5のロック解除をなす操作ペダル25が組付けられて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は車両用ドアのドアロック解除装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用ドア、例えばバックドアにおいては、図7と図8に示すように、 バックドア3´の内側面の上下部に、車体に固定のドアロックストライカに対し 係脱可能に係合してバックドア3´を閉鎖保持するロア・アッパの両ドアロック 機構4´,5´がそれぞれ組付けられる。 バックドア3´の内部には、前記各ドアロック機構4´,5´を同時にロック 解除するためのリンク機構よりなるドアロック作動機構6´が組付けられ、バッ クドア3´の外面の略中間高さ位置には、操作ハンドル17´が組付けられている 。そして、操作ハンドル17´を引上げ操作することで、前記ドアロック作動機構 を介して各ロック解除リンク12´がピン13´,16´を中心として回動され、これ によってロア・アッパの両ドアロック機構4´,5´がロック解除されるように なっているのが一般的であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記した従来のものにおいては、車両の荷室に対し荷物を積込む際 に、作業者が両手に荷物を持った状態で操作ハンドル17´を引上げ操作すること が困難であるため、一旦、荷物を下して操作ハンドル17´を引上げ操作し、ドア ロック機構4´,5´のロック解除を行なわなければバックドアを開放すること ができず、不便であった。
【0004】 この考案の目的は、前記した従来の問題点に鑑み、両手に荷物を持った状態で もドアロック機構のロック解除を容易に行うことができる車両用ドアのドアロッ ク解除装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案は、ドアロック機構と、該ドアロック機 構をロック解除するためのドアロック作動機構とが組付けられた車両用ドアにお いて、 前記ドアの下部には前記ドアロック作動機構に連繋されて前記ドアロック機構 のロック解除をなす操作ペダルが組付けられている。
【0006】
【作用】
前記したように構成される車両用ドアのドアロック解除装置において、ドア下 部に組付けられた操作ペダルを踏込み操作することで、ドアロック作動機構がロ ック解除される。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図1〜図6にしたがって説明する。 図1と図2において、車体の左右の両サイドパネル1の後縁にはドアヒンジ2 によって左右一対のバックドア3が観音開き形式で開閉可能に取付けられている 。 前記左右の両バックドア3には、その内側面の自由端寄り上下部においてロ ア,アッパの両ドアロック機構4,5がそれぞれ装着されている。 ロア,アッパの両ドアロック機構4,5は、周知のように、バックドア3を閉 じることで、車体に固定のドアロックストライカ(図示しない)に係脱可能に係 合してバックドア3を閉鎖保持するようになっている。
【0008】 バックドア3の内部には、ロア,アッパの両ドアロック機構4,5を同時にロ ック解除するためのドアロック作動機構6が組付けられている。 図1に示すように、ドアロック作動機構6は、作動リンク7と第1,第2の両 連動リンク8,9とを主体として構成される。
【0009】 作動リンク7は、バックドア3内の略中間高さ位置において支持ピン10を中心 として揺動可能に支持されている。 前記作動リンク7の上下部にそれぞれ位置する第1,第2の両連動リンク8, 9のうち、第1連動リンク8は、その上端部が作動リンク7の一端部にピン11に よって連結され、同第1連動リンク8の下端部がロア用ドアロック機構4のロッ ク解除リンク12の先端部にピン13によって連結される。
【0010】 第2連動リンク9は、その下端部が第1連動リンク8と反対側において、作動 リンク7にピン14によって連結され、同第2連動リンク9の上端部がアッパ用ド アロック機構5のロック解除リンク15の先端部にピン16によって連結される。 また、作動リンク7の第2連動リンク9が連結される側は、次に述べるハンド ル操作用の第1連繋リンク20と、ペダル操作用の第2連繋リンク29とを並列に連 結するために横方向へ延長されている。
【0011】 バックドア3の外側面の略中間高さ位置には、操作ハンドル17がピン18を中心 として引上げ操作可能に組付けられている。 図1と図4に示すように、前記操作ハンドル17の背面側には連結片19が突設さ れており、該連結片19は、バックドア3内に突入される。 前記操作ハンドル17の引上げ動作を作動リンク7に伝達させる第1連繋リンク 20は、その上端部が上下方向の長孔21とピン22によって作動リンク7に連結され 、同第1連繋リンク20の下端部がピン23によって操作ハンドル17の連結片19に連 結される。
【0012】 図1と図3に示すように、バックドア3の下部にはペダルブラケット24が固定 されており、該ペダルブラケット24には、操作ペダル25がペダル軸26を中心とし て回動可能に支持されている。
【0013】 前記操作ペダル25下端のペダル部27は、バックドア3の下面から踏込み可能に 突出されている。さらに操作ペダル25には、該ペダルと一体に連結片28が突設さ れている。 前記操作ペダル25の踏込み動作を作動リンク7に伝達させる第2連繋リンク29 は、その上端部が上下方向の長孔30とピン31によって作動リンク7の延長端部に 連結され、同第2連繋リンク29の下端部がピン32によって操作ペダル25の連結片 28に連結される。
【0014】 図2と図5に示すように、前記バックドア3の吊両側において、車体のサイド パネル1とバックドア3との間には、バックドア3を開き方向へ付勢する機能と 、同バックドア3を略90°の開度において制限するストッパ機能とを兼務するガ ス封入式のダンパ33が組付けられている。 前記ダンパ33は、その基端部が、サイドパネル1の内壁面に固定のブラケット 34にピンによって揺動自在に支持されている。
【0015】 図6に示すように、前記ダンパ33の伸縮ロッド36の先端部は略T字状に形成さ れる一方、バックドア3の内側面には、前記伸縮ロッド36の先端部と、離脱可能 に係合する係止部材37が取付けられている。この係止部材37には、伸縮ロッド36 の先端部が移動可能に嵌挿されるガイド溝38と、該ガイド溝38の一端において伸 縮ロッド36の先端部の移動を阻止する係止面39とを有する。 さらに、係止部材37にはそのガイド溝38に対し伸縮ロッド36を離脱可能に嵌挿 するための切欠部40が形成されている。
【0016】 この実施例は上述したように構成される。したがって、両手に荷物を持った状 態でバックドア3を開く場合には、操作ペダル25を踏込み操作することで、第2 連繋リンク29を介して作動リンク7が支持ピン10を中心として反時計方向へ回動 される。そして、第1連動リンク8が上昇され、第2連動リンク9が下降される ことで、ロア・アッパの両ドアロック機構4,5の各ロック解除リンク12,15が それぞれロック解除方向へ回動され、これによってロア・アッパの両ドアロック 機構4,5がロック解除される。
【0017】 ロア・アッパの両ドアロック機構4,5がロック解除されると、ダンパ33のガ ス圧によってバックドア3が開放される。 このようにして、両手に荷物を持った状態であっても、操作ペダル25の踏込み 操作によってバックドア3を容易に開放することができる。 また、操作ハンドル17を引上げ操作したときにも、ロア・アッパの両ドアロッ ク機構4,5のロック解除を行うことができ、使い勝手にすぐれる。
【0018】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば、両手に荷物を持った状態であっても、 操作ペダルを踏込み操作するというきわめて簡単な操作によってドアロック作動 機構を作動させてドアロック機構をロック解除することができるため、ドアを容 易に開放することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のドアロック解除装置を示
す正面図である。
【図2】同じくドアロック解除装置が組付けられた車両
を後方から示す斜視図である。
【図3】同じくロック解除用操作ペダルの組付け状態を
示す側断面図である。
【図4】同じくロック解除用操作ハンドルの組付け状態
を示す側断面図である。
【図5】同じくダンパを示す平面図である。
【図6】同じくダンパの伸縮ロッドと係止部材とを示す
説明図である。
【図7】従来のドアロック解除装置が組付けられた車両
を後方から示す斜視図である。
【図8】同じく従来のドアロック解除装置を示す正面図
である。
【符号の説明】
3 バックドア(車両用ドア) 4,5 ドアロック機構 6 ドアロック作動機構 12,15 ロック解除リンク 17 操作ハンドル 25 操作ペダル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアロック機構と、該ドアロック機構を
    ロック解除するためのドアロック作動機構とが組付けら
    れた車両用ドアにおいて、 前記ドアの下部には前記ドアロック作動機構に連繋され
    て前記ドアロック機構のロック解除をなす操作ペダルが
    組付けられていることを特徴とする車両用ドアのドアロ
    ック解除装置。
JP6556593U 1993-12-08 1993-12-08 車両用ドアのドアロック解除装置 Pending JPH0733722U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6556593U JPH0733722U (ja) 1993-12-08 1993-12-08 車両用ドアのドアロック解除装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6556593U JPH0733722U (ja) 1993-12-08 1993-12-08 車両用ドアのドアロック解除装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0733722U true JPH0733722U (ja) 1995-06-23

Family

ID=13290668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6556593U Pending JPH0733722U (ja) 1993-12-08 1993-12-08 車両用ドアのドアロック解除装置

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JP (1) JPH0733722U (ja)

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