JPH07336833A - 手持式電線被覆剥取機 - Google Patents

手持式電線被覆剥取機

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Publication number
JPH07336833A
JPH07336833A JP6150505A JP15050594A JPH07336833A JP H07336833 A JPH07336833 A JP H07336833A JP 6150505 A JP6150505 A JP 6150505A JP 15050594 A JP15050594 A JP 15050594A JP H07336833 A JPH07336833 A JP H07336833A
Authority
JP
Japan
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wire
electric wire
piece member
hand
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP6150505A
Other languages
English (en)
Inventor
Shino Hoshino
篠 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanki Engineering Co Ltd
Sanki Industrial Co Ltd
Original Assignee
Sanki Engineering Co Ltd
Sanki Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanki Engineering Co Ltd, Sanki Industrial Co Ltd filed Critical Sanki Engineering Co Ltd
Priority to JP6150505A priority Critical patent/JPH07336833A/ja
Publication of JPH07336833A publication Critical patent/JPH07336833A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被覆を簡単且つ確実に剥ぎ取る。 【構成】 先端面に電線差込部23を形成している筒状
の駒部材6を回転させ、この駒部材6の周壁に形成され
た透窓25の先端側に所定長さだけ内側へ突出させた刃
先26が固着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手持式電線被覆剥取機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被覆電線を端子などに接続する際
には電線端部の被覆を剥ぎ取らなければならず、例えば
ワイヤストリッパなどが用いられている。
【0003】ところが、一般に用いられているワイヤス
トリッパなどの電線被覆剥取機は小さな駆動力によるも
のであり、弱電関係の細線に用いる場合には都合がよい
が、動力線などのようにかなりの太さを有する被覆電線
に対応することは困難であり、大型のペンチやナイフな
どを用いて剥取作業が行なわれている。
【0004】従って、剥取作業が困難で多大な労力を必
要とするとともに、ナイフなどを用いる場合には安全性
に問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来、電線、殊に大径の電線における被覆
を剥ぎ取ることは容易でない、という点である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するためになされたものであって、バッテリと前記バッ
テリによって駆動する電動機とが収装された手持ケース
の一部に、前方を開口させた円筒状の支持体が設けられ
ているとともに、この支持体には先端面を開口させて電
線差込部を形成している筒状の駒部材が前方側から差し
込まれてその軸心を中心として回転可能に配置され、且
つ、前記駒部材と前記電動機との間には駒部材を回転さ
せるための駆動機構が介装され、更に、前記駒部材には
基端側に差込んだ電線のストッパが形成されているとと
もに駒部材の周壁に形成された透窓の先端側に所定の長
さだけ内側へ突出させた刃先が固着されているという構
成を有し、大径の電線であっても、きわめて簡単且つ確
実に被覆を剥ぎ取って接続端部を露出させることができ
る手持式電線被覆剥取機を提供する。
【0007】
【作用】回転させた駒部材の先端面に形成した開口から
掴持した電線の端部を差込むと、刃先が電線の被覆部を
端部から螺旋状に切り裂き、切り裂かれた被覆部が駒部
材の側壁に形成された透窓から繰出されながら剥がれ、
電線の先端部がストッパ部に当接したとき、刃先が被覆
部の同一周部を切断して被覆部の先端部が切り取られ
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】図1ならびに図2は本発明の一実施例を示
すものであり、手持式電線被覆剥取機1は、例えば充電
式のバッテリ2ならびにこのバッテリ2によって駆動す
る電動機3とが収装された手持ケース4と、この手持ケ
ース4の上部に重ねて設けられた円筒状の支持体5と、
この支持体5に前方側から差し込まれてその軸心を中心
として回転可能に配置される、駒部材6とから構成され
る。
【0010】そして、手持ケース4は、いわゆるピスト
ル型であり、握部7に電動機3を制御するための引金式
のスイッチ8が設けられており、銃身部9の先端に突出
させた電動機3の回転軸10には駆動機構11を構成す
る歯車12が固着されている。
【0011】また、前記歯車12が固着された回転軸1
0の周囲は、筒状のカバー体13によって包囲されてお
り、更にカバー体13の上部には回転軸10の軸心方向
へ伸びる円筒状の支持体5が一体に形成されている。
【0012】この支持体5は、両端を開口させた筒状を
呈し、先端側から差し込まれた筒状の駒部材6が、軸受
け16ならびに17によってその軸心を中心として回転
可能に配置されている。
【0013】駒部材6は全体が筒状でその胴周に、前記
歯車12と噛み合って駆動機構11を構成するもう一方
の歯車18が長さ方向の中央付近に設けられている。
【0014】また、駒部材6の後端に形成された壁19
には、その中心にストッパ21が嵌装されている。
【0015】このストッパ21はねじ式で、駒部材6の
後端面に露出させた作用部22を、例えばドライバなど
の工具を用いて回転させることにより進退させること
で、停止位置を調整可能としている。
【0016】また、駒部材6はその前方の空所に電線差
込部23を形成し、周壁24に電線差込部23に通じる
窓孔25が形成され、且つ、この窓孔にはその先端側に
刃先26が取り付けられている。
【0017】この刃先26は止ねじ27により突出長さ
が調節可能に且つ、着脱自由に固着されている。
【0018】このような構成を有する手持式電線被覆剥
取機1を用いて被覆電線の被覆を剥取るには、まず、駒
部材6における電線差込部23の口径と被覆電線28の
外径とがほぼ一致していること、ならびに刃先26が被
覆電線28の被覆層29の厚さだけ電線差込部23の内
壁面より突出させておくことが必要である。
【0019】駒部材6の電線差込部23の口径と被覆電
線28の外径とを一致させるには、例えば、支持体5に
配置した駒部材6の抜け止め防止ねじ30を緩めて駒部
材6そのものを被覆電線28の外径に合致する他のもの
に交換するか、或いは、図3に示すように被覆電線28
の外径に合わせた筒状の調整部材31を用いる。
【0020】この調整部材31は駒部材6の電線差込部
23に差し込み固定するものであり、本実施例では駒部
材6の透窓25に合致する切欠部32に連続に形成した
係止凹部33を刃先26部分に係止することにより抜け
止めを計るものであるが、例えばねじによる嵌め込み或
いは固着ボルトなど他の手段により抜け止めを計るもの
であってもよい。
【0021】そして、例えば一方の手で手持ちケース4
の握部7を握って、スイッチ8を操作して駒部材6を回
転させた状態で、もう一方の手で支持した被覆電線28
の端部を駒部材6の電線差込部23に差し込む。
【0022】電線差込部23に差し込まれた被覆電線2
8は被覆層29に刃先26が差し込まれて斜め方向へと
順次破断されるとともに、その破断片が透窓25から、
駒部材6の外部へと延出しする。
【0023】更に、被覆電線28を差し込んで、その先
端がストッパ21に当接したとき、被覆層29が刃先に
よって切断され、破断片が切断片となって透窓25から
排出され、被覆層29の剥取り作業が終了する。
【0024】このように本実施例によれば、きわめて簡
単且つ迅速に被覆電線28の被覆層29を確実に所定の
長さに亘って剥ぎ取ることができるものである。
【0025】殊に、本実施例は、駒部材6を抜け止め防
止ねじ30により着脱自在として駒部材の変換を容易と
したため、他数の太さの被覆電線28に対応することが
可能であり、また、刃先の突出度を調整することで、被
覆層の厚さが異なる被覆電線28にもきわめて簡単に対
応することができる。
【0026】加えて、調整部材31を用いることによ
り、駒部材6を交換することなしに径の異なる被覆電線
28に対応させることもできる。
【0027】更に、本実施例はストッパ21が調節可能
であり、剥ぎ取り長さについても所望の長さとすること
ができるものである。
【0028】
【発明の効果】以上の構成を有する本発明によれば、太
径の被覆電線であってもきわめて簡単に所定の長さだけ
被覆層を剥ぎ取ることが可能である。
【0029】殊に、熟練を要さずとも作業が可能である
ばかりか、安全で確実に被覆層を剥ぎ取ることができる
ものである。
【0030】更に、バッテリを電源としているため手軽
に持ち運びができ、操作性にもすぐれている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解した状態を示す斜
視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】調整部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 手持式電線被覆剥取機 2 バッテリ 3 電動機 4 手持ケース 5 支持体 6 駒部材 11 駆動機構 21 ストッパ 23 電線差込部 25 窓孔 26 刃先

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリと前記バッテリによって駆動す
    る電動機とが収装された手持ケースの一部に、前方を開
    口させた円筒状の支持体が設けられているとともに、こ
    の支持体には先端面を開口させて電線差込部を形成して
    いる筒状の駒部材が前方側から差し込まれてその軸心を
    中心として回転可能に配置され、且つ、前記駒部材と前
    記電動機との間には駒部材を回転させるための駆動機構
    が介装され、更に、前記駒部材には基端側に差込んだ電
    線のストッパが形成されているとともに駒部材の周壁に
    形成された透窓の先端側に所定の長さだけ内側へ突出さ
    せた刃先が固着されていることを特徴とする手持式電線
    被覆剥取機。
JP6150505A 1994-06-08 1994-06-08 手持式電線被覆剥取機 Pending JPH07336833A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6150505A JPH07336833A (ja) 1994-06-08 1994-06-08 手持式電線被覆剥取機

Applications Claiming Priority (1)

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JP6150505A JPH07336833A (ja) 1994-06-08 1994-06-08 手持式電線被覆剥取機

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JPH07336833A true JPH07336833A (ja) 1995-12-22

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ID=15498338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6150505A Pending JPH07336833A (ja) 1994-06-08 1994-06-08 手持式電線被覆剥取機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001268740A (ja) * 2000-03-15 2001-09-28 Toenec Corp 充電式ケーブル被覆剥取機
JP2008136328A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Kansai Electric Power Co Inc:The 皮剥ぎ装置及びそれを用いた被覆電線の皮剥ぎ工法
JP2019004605A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 株式会社Tjmデザイン 被覆剥離工具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04112608A (ja) * 1990-08-31 1992-04-14 Matsushita Electric Works Ltd 電線被覆の剥離工具

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020903