JPH0234157B2 - - Google Patents

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JPH0234157B2
JPH0234157B2 JP56139643A JP13964381A JPH0234157B2 JP H0234157 B2 JPH0234157 B2 JP H0234157B2 JP 56139643 A JP56139643 A JP 56139643A JP 13964381 A JP13964381 A JP 13964381A JP H0234157 B2 JPH0234157 B2 JP H0234157B2
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JP
Japan
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bit
cutting blade
sleeve
insulation
blade portion
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JP56139643A
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English (en)
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JPS5778788A (en
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Rauaan Gyaroopu Kurifuoodo
Maikeru Bura Rojaa
Uirubaa Kuremu Robaato
Edoin Uesutaabaagu Junia Rarufu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cooper Industries LLC
Original Assignee
Cooper Industries LLC
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Publication date
Application filed by Cooper Industries LLC filed Critical Cooper Industries LLC
Publication of JPS5778788A publication Critical patent/JPS5778788A/ja
Publication of JPH0234157B2 publication Critical patent/JPH0234157B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/033Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for wrapping or unwrapping wire connections
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/51Plural diverse manufacturing apparatus including means for metal shaping or assembling
    • Y10T29/5136Separate tool stations for selective or successive operation on work
    • Y10T29/5137Separate tool stations for selective or successive operation on work including assembling or disassembling station
    • Y10T29/5139Separate tool stations for selective or successive operation on work including assembling or disassembling station and means to sever work prior to disassembling
    • Y10T29/514Separate tool stations for selective or successive operation on work including assembling or disassembling station and means to sever work prior to disassembling comprising means to strip insulation from wire

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、可撓性導線の端末部の絶縁材を切断
してこれを剥離しそして上記端末部を複数の連続
らせん巻き状態で端子ポストに巻きつける一般に
ビツトと称する工具に係る。
可撓性導線の端末部の絶縁材を切断してこれを
剥離しそしてこの剥離した端末部を端子に巻きつ
ける複合ビツトの分野においては、ビツトの絶縁
材カツタ部の形態に関して多数の発明がなされて
いる。米国特許第2807810号、第3554243号及び第
4076056号には、絶縁導線を受け入れる実質的に
U字型のノツチが形成されていて巻きつけ作動中
にこの絶縁導線を引つ張り始める時に絶縁材を部
分的に切断するような巻きつけビツトが開示され
ている。
又、米国特許第3696482号にも、可撓性導線の
絶縁端末部を受け入れる実質的にU字型の溝が開
示されており、絶縁材を切断する鋭い刃を形成す
るように溝と交差する横方向ノツチも含まれてい
る。米国特許第3893491号には、ビツトの回転に
応答して絶縁材を部分的に切り込む可動の切断刃
即ちブレードが開示されている。
巻きつけさるべき導線の絶縁材を切断してこれ
を剥離する他の公知ビツトが、英国特許第
1237399号、米国特許第4169310号、並びに本発明
の譲受人に譲渡された米国特許第3781936号に開
示されている。
これら3つの特許に開示されたビツトは、ビツ
トを取り巻く固定スリーブによつて絶縁材の切断
が助勢されることを特徴とし、上記スリーブは、
ビツトを回転して巻きつけ作動を開始する時に導
線の引つ張り移動から生じる作用によつて絶縁導
線をビツトの切断刃に係合せしめるものである。
導線に切り込みを生じさせたりその他の損傷を与
えたりすることなく然も絶縁材の端末部にぼろぼ
ろの状態を残すように絶縁材を剥離することなく
絶縁材を適切に切断するには、上記スリーブと導
線の絶縁端末部との上記共働作用が重要となる。
導線自体にわずかな切り込みが生じただけでも、
導線の巻きつけ作動中又は導線を端子から取り外
すよう試みた時に導線にストレスが生じて断線す
ることがある。
更に、絶縁材を適切に切断すると共にビツトと
スリーブとの間に導線が詰まるのを防止するため
にも、固定スリーブに対するビツトの移動並びに
ビツトの初期回転中の切断刃とスリーブとの共働
作用が重要であると決定されている。この点につ
いて、所望の切断作用を与えるためには、ビツト
に対する切断刃の形態、並びに絶縁材を切断及び
剥離して巻きつけサイクルを開始するためのビツ
トの初期回転中のスリーブと切断刃との角度関係
が相当に重要であると決定されている。
従つて、導線の巻きつけを行なう複合ビツトの
改良に関しては非常に多数の発明があるが、絶縁
材を適切に切断及び除去するという問題が長い間
未解決のまゝとなつている。
本発明は、絶縁導線の絶縁材を切断し、剥離し
そして導線を巻きつける複合ビツトであつて、導
線自体を損傷することなく然も回転ビツトとその
周りの固定スリーブとの間に導線も絶縁材も詰ま
ることなく巻きつけ作動の前に導線の端末部から
所定長さの絶縁材を切断するという改良された作
動を与えるようなビツトを提供するものである。
本発明によれば、絶縁材を切断し、剥離しそし
て導線を巻きつける改良されたビツトは、該ビツ
トの作動サイクルの始めに、導線を損傷したり絶
縁材の縁をぼろぼろにしたり裂いたりすることな
く、共働固定スリーブに対するビツトの厳密に制
御された回転角度内で絶縁材の切断作用を開始す
るように働く。
本発明によれば、可撓性導線の端末の所定長さ
の絶縁材を切断して剥離しそしてこの導線端末部
を端子に巻きつける複合ビツトであつて、初めに
絶縁材の外周面に係合する実質的にまつすぐな傾
斜部分と、絶縁材の環状横断面の相当の部分を切
断する実質的にU字型の切断刃部分とを有した絶
縁材切断刃が設けられているようなビツトが提供
される。
更に本発明によれば、絶縁材を圧迫したり締め
つけたりしないなめらかな初期切断作用を絶縁材
に与えるように共働固定スリーブの支持面と平行
に作動する切断刃を有した導線巻きつけビツトが
提供される。この初期切断作用に続いて、U字型
の切断刃により境界定めされた凹所に導線が入れ
られ、このU字型の切断刃は、第2の傾斜した切
断刃部分とでもつて、絶縁材の全環状断面積の半
分以上を切断するようにし、それにより、強制的
に分離さるべき絶縁材の量を少なくする。
更に本発明によれば、可撓性導線の絶縁材を少
なくとも部分的に切断するように固定のスリーブ
と共働する型式の導線巻きつけビツトにおいて、
該ビツトの切断刃と絶縁材との初期係合を、開始
点に対するビツトの或る最大回転角度内で行なう
べきであることが決定されている。
更に本発明によれば、絶縁材を切断して剥離し
そして導線を巻きつけるビツトであつて、初めに
絶縁材の円筒外面と係合する際には該外面に正接
し次いでビツトが導線を端子ポストに巻きつける
ように固定スリーブに対して回転するにつれて
除々にくさび即ちはさみ作用を与えるような切断
刃形状を有するビツトが提供される。
本発明によれば、絶縁材を切断して剥離しそし
て導線を巻きつけるビツトであつて、導線を損傷
したり絶縁材にぼろぼろの部分や裂けた部分を残
したりすることなく絶縁材を完全に切断でき然も
端子ポストに対して良質な導線巻きつけ接続を与
えることができるという点で優れたビツトが提供
される。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図を参照すれば、導線を巻きつける本発明
の改良されたビツトは参照番号10で一般的に示
された回転付勢工具と共に示されている。ここに
示す工具10は、工具筐体14内に配置された適
当なモータ(図示せず)を駆動するために電池が
取手部分12内に収容された自蔵電動型のもので
ある。工具10は、本発明に用いるのに適した型
式の工具の一例である。当業者に明らかなよう
に、本発明の改良された導線巻きつけビツトを回
転駆動するのに、流体作動式及び手動式のものを
含むその他の型式の工具を用いることもできる。
工具10は、可撓性絶縁導線の端末部の絶縁材
を切断してこれを剥離しそして導線を端子に巻き
つけるための参照番号16で一般的に示された改
良されたビツトを支持しそして回転駆動するもの
である。このビツト16は、良く知られたように
工具10に適当に取り付けられた固定の管状スリ
ーブ18内に回転可能に配置される。ビツト16
は良く知られたように工具10の上記モータ(図
示せず)に駆動連結される。ビツト16はスリー
ブ18とあいまつて可撓性絶縁導線に対して作動
し、導線巻きつけ装置の分野で一般に良く知られ
たように導線の端末部の所定長さの絶縁材を切断
して剥離しそしてこの剥離した端末部を端子ポス
トに巻きつける。
第2図を参照すれば、ビツト16は横方向の端
面20と、この端面へと開いている細長い端子受
け入れ穴22とを備えている。端面20には、穴
22のまわりに、側部の開いた凹所24が形成さ
れており、これは良く知られたように端子ポスト
に導線を巻きつける際に導線の端末部に対してぬ
ぐい面をなす。端面のこの特定の形状は一例に過
ぎず、本発明の改良された切断・剥離・巻きつけ
ビツトの新規な特徴をその他の端面構成と共に用
いてもよいことが理解されよう。
ビツト16は更に細長い絶縁導線受け入れ溝2
6も備えており、この溝は端子受け入れ穴22と
実質的に平行であつてこの穴から半径方向にずら
されている。溝26は第3図ないし第6図に示さ
れたように一般的にU字型の断面形状を有し、そ
してビツトの周囲へと開いている。又、溝26は
その一端では凹所24へも開いており、そして溝
26の他端は傾斜面部分28を構成し、この部分
は第2図に示されたようにスリーブ18の壁の開
口30に隣接して配置される。又、ビツト16
は、実質的に横方向に配置されて参照番号32で
一般的に示された絶縁材カツターブレードも備え
ており、このカツターブレード32は端面20か
ら離間され溝26に交差している。端面20から
カツターブレード32までの間隔により、端子に
巻きつけられるべき絶縁導線に少なくとも部分的
な回転が与えられる。カツターブレード32はこ
れをビツトに固定する適当な接着剤によつてビツ
ト16に保持される。
管状スリーブ18は密接嵌合関係でビツト16
を実質的に取り巻き、溝26の大部分を包囲す
る。スリーブ18は、第2図に仮想線で示されて
参照番号36で一般的に示された可撓性絶縁導線
を受け入れるためスリーブの遠方端33へと開い
たノツチ34を備えている。絶縁導線36は、第
3図ないし第6図においては、カツターブレード
32の位置に断面図で示された部分以外は、仮想
線で部分的に示されている。絶縁導線36は丸い
断面形状の内実の金属導線60と、環状断面の絶
縁被覆64とを有し、絶縁被覆は多数のプラスチ
ツク物質の1つで形成される。スリーブ18は半
径方向外方に持ち上つた壁部分38も備えてお
り、この部分はスリーブの遠方端33からカツタ
ーブレード32まで軸方向に延びている。持ち上
つた壁部分38は、ビツトの長手軸に対して半径
方向内方に傾斜した部分50を含むガイド面を形
成する。壁部分38で形成されたこのガイド面に
より、第2図に示されたように絶縁導線がスリー
ブの遠方端33から長手方向にカツターブレード
32を通り越して溝26へそしてスリーブの開口
30に向つて挿入される。
さて第3図を参照すれば、壁部分38は、カツ
ターブレード32に隣接する平らな面部分40及
び42と交わる弓断面として形成される。面40
は、第3図に参照番号45で示されたビツトの長
手方向回転軸に通る平面に平行な線43に対して
角度Sで形成され、上記長手方向回転軸45はス
リーブ18の円筒内面部44の中心でもある。第
3図において、上記平面は半径方向線48に対し
て垂直な線46で形成され、上記半径方向線48
は壁部分38で形成された面の半径方向最外点を
通りそして軸45に交差する。又、線43は、第
3図に示されたビツト16の位置では、U字型の
切断刃56で形成された凹所を2分する。後述す
るように、面40はカツターブレード32の1部
と共働して最初に絶縁被覆を切断しそして切断刃
56で形成された凹所へと絶縁導線を案内するも
のであるから、角度Sが特に面40に対して示さ
れている。
本発明の好ましい実施例においては、面40及
び42は壁部分38で形成された弓形面及びスリ
ーブ18の円筒内壁面44に対して正接する。平
らな面40及び42並びに壁部分38より成るス
リーブ部分は、ビツトのカツターブレードの付近
に上記面を形成するように適当な鋳造又は他の金
属変位操作を行なうことによつて作られる。或い
は又、例えば壁厚スリーブを加工することによつ
て面40及び42並びに壁部分38を作ることも
できる。面38,40及び42はスリーブの遠方
端33から軸方向に少なくともカツターブレード
32まで、そして好ましくはカツターブレード3
2を若干越えるまで延び、次いでこれらの面は円
筒内壁面44へと移行する。
カツターブレード32は対向した切断刃部分5
2及び54を備え、これら部分は第3図ないし第
6図に示すようにビツト16の円筒外面と交差
し、これら切断刃は互いに向い合つて収斂し、そ
して実質的にU字型の切断刃56によつて形成さ
れカツターブレードの凹所と交差する。切断刃5
6の大きさとしては、絶縁導線36が第6図に示
すように溝26の底に実質的に完全に安住された
時に切断刃56の底と金属導線60自体との間に
若干の間隙が生じ、それにより、巻きつけ作動中
に導線が溝から引つ張られる時に切断刃と導線と
が強制的に係合されて導線に切り込みが生じるの
を防止するような大きさにされる。
絶縁導線36を溝26に挿入する前にビツト1
6がとる位置である第3図の位置においては、切
断刃部分52が線46と平行な線62に対して角
度Cを形成する。又、切断刃部分54も線62に
対して逆方向に同じ角度を形成するが、この切断
刃部分54により形成される角度は、このビツト
を添付図面に示された方向に回転するようにしか
用いない場合にはビツトの作動に対してあまり重
要ではない。
第2図及び第3図に示すように絶縁導線36を
ビツト内に挿入する時には、絶縁導線が壁部分3
8及び50で形成されたガイド面に沿つてブレー
ド32を通り越して溝26へと押しやられること
により、且つ又導線のスチフネスにより、絶縁導
線36は切断刃52及び54上にのせられるか又
は第3図に示すようにこれら切断刃の若干上に配
置される。然し乍ら、スリーブ18の大きさは、
第4図に示されたようにビツトの回転が開始され
た時に回転の中心即ち軸45に対して測定された
角度Lで指示される回転角度内に切断刃52が絶
縁導線の絶縁材64の外周に係合するような大き
さである。
切断刃52と絶縁材64の外周との接触点にお
いて切断刃52は面40と平行になるのが好まし
く、これにより切断刃52は第4図に示されたよ
うに絶縁材64の外周面に正接せしめられる。
第4図に示された位置から第5図に示された位
置へとビツト16が回転を続けると、面40に対
する切断刃52の角度関係は導線の絶縁材64に
対してくさび即ちはさみ作用を与えるように変化
し、切断刃52によつて絶縁材の完全な切断が開
始される。更に、ビツト16が第5図に示された
位置へと回転すると、絶縁導線36は面40によ
つてカム作用を受けてU字型の切断刃56で形成
された凹所へと下方に押しやられ、カツターブレ
ード32のこの部分によつて付加的な切断作用が
与えられる。第5図に示されたように、切断刃5
4も導線60の反対側で絶縁材へと切り込んでい
る。第5図に示された位置から第6図に示された
位置へとビツト16が回転を続けると、絶縁導線
36はカム作用を受けて、U字型の切断刃56で
形成された凹所へと完全に引き込まれる。第6図
に示された位置では絶縁導線36が端子66との
係合を開始している。更に、ビツト16の回転
中、絶縁導線36はノツチ34内でスリーブ18
に対して固定状態に保持される。従つて、ビツト
16が回転して第6図に示された位置に接近する
につれて、導線が端子に対する巻きつけ作用によ
つて溝から強制的に引つ張られる時に、カツター
ブレード32と開口30との間の溝26内の絶縁
材64の剥離が開始される。
本発明においては角度Lが好ましくは約5度で
あると決定されている。更に、切断刃52が絶縁
材64の周面に係合する時に切断刃52が面40
と平行になるためには、角度Cが角度Sと角度L
との差に等しくなければならない。更に、角度C
の裕度範囲はこの角度に対して導出された値の両
側に均一に分布するものでないことが決定されて
いる。角度Cの値に対する裕度は導出された値よ
り大きな値を与える方向に許容されることが示さ
れている。従つて、ビツトが第4図に示された回
転位置に達した時に切断刃52を導線の絶縁材の
周面に係合すべき場合には、切断刃52が絶縁材
に対してくさび即ちはさみ作用を開始しているこ
とが許容される。然し乍ら、第4図にビツト及び
絶縁導線の互いの位置で示されたように切断刃が
最初に絶縁導線の絶縁材に係合するところは、切
断刃52と面40とのくさび作用は開始しないの
が好ましい。一方、角度Cが小さ過ぎる場合に
は、絶縁導線が切断刃と適当に係合せず、第3図
に示された位置に留まるようになり、溝26の長
手縁とスリーブの内壁44との間に捕えられて切
断されるか又はスリーブ内でビツトが動かなくな
つてしまう。
更に、本発明によれば、種々の型式の絶縁材及
び種々の絶縁材外径を有する22ないし30AWG
(アメリカンワイヤゲージ)サイズの絶縁導線に
対して切断、剥離及び巻きつけを行なうビツト・
スリーブ組合せ体において、絶縁材を切断して剥
離する切めの作動段階中に絶縁導線をビツトによ
つて適切に操作するためには、或る種の寸法関係
を維持しなければならないことが決定されてい
る。例えば、上記したワイヤサイズの絶縁導線に
対して作動するように設計されたビツトの場合に
は、ビツトの外面とスリーブの円筒内面44との
間の直径方向間隙を最大約0.063mmに制限しなけ
ればならないことが決定されている。更に、ビツ
トが第3図に示された開始位置にある時には、絶
縁材64の外面と切断刃52及び54との最も接
近した位置で測定した間隙は、壁部38で形成さ
れたスリーブ入口孔及び切断刃52及び54を経
て絶縁導線を比較的容易に挿入できると共に、ビ
ツトとスリーブの内面との間に絶縁導線が詰まる
ことなく、導線60自体を損傷することなく、然
も絶縁導線36から剥離される絶縁材部分の切り
離し点で絶縁材64に裂けたりぼろぼろになつた
りした縁が残されることなく、絶縁材の切断及び
剥離を実行するようにビツトを適切に作動できる
に充分なものでなければならないことが決定され
ている。
ビツト16及び工具10の操作は既知のやり方
で行なわれる。工具10は、その各作動サイクル
の後に、第3図の相対位置で示されたようにビツ
ト16をスリーブ18に対して位置設定するよう
な既知の型式の適当な機構(図示せず)を備えて
いる。工具10の別の作動サイクルを開始する前
に、固体絶縁導線36の端末部がスリーブの端か
ら入れられ、壁部分38に沿つてカツターブレー
ド32を通して溝26へと挿入され、絶縁導線の
遠方端が第2図に示されたように開口30を通し
て若干突出するようにされる。次いで絶縁導線は
第2図及び第3図に示すようにノツチ34へと引
き込まれ、工具の作動トリガ13が押されて、工
具のモータによりスリーブ18に対するビツト1
6の回転が開始される。
本発明の教示によるビツト・スリーブは、ビツ
トの回転が開始されると、絶縁導線36の絶縁材
64を切断し、そして絶縁導線36が溝26から
引つ張られて第3図ないし第6図に示された端子
66のような端子に巻きつけられるにつれてカツ
ターブレード32と開口30との間の絶縁材部分
を絶縁導線36の端末から剥離する。ビツト16
の初めの回転中に、スリーブの開口30から突出
している絶縁導線36の端末部も、良く知られた
ように、この開口の長手縁で形成された適当な切
断面の切断作用によつて切断される。絶縁導線3
6が一連のらせん巻き状態で端子に巻きつけられ
ると、工具10が端子から離されそしてトリガが
放され、それにより、ビツト16を位置設定する
上記機構が作動して、第2図及び第3図に示され
た位置にビツトを案内する。上記したように溝2
6へ絶縁導線の端末を挿入することによつて工具
10の別の作動サイクルが開始されるが、この際
には手前の作動サイクルにより溝26内に残され
ている絶縁材が良く知られたように開口30を通
して押し出される。
かくて、絶縁材を首尾よく切断して剥離しなが
ら巻きつけを行なうような構造上複雑でない導線
巻きつけビツトを提供するという長年の問題が本
発明の教示によつて解決されたと考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はビツトを駆動する携帯用回転工具と共
に組立てられた本発明の導線巻きつけビツトの部
分断面側面図、第2図は第1図に示されたビツト
及びスリーブの長手方向中心断面図、第3図はビ
ツト及びスリーブの横方向端面図であり、スリー
ブに対する開始位置でビツトを示し、そして作動
サイクルを開始する前の位置で絶縁導線を示した
図、第4図は第3図に類似した図であるが、ビツ
トの厳密な初期回転角度だけ回転した後のビツ
ト、スリーブ及び絶縁導線の相対的な位置を示す
図、第5図は第4図に類似した図であるが、更に
角度変位した位置でビツトを示した図、そして第
6図は第5図に類似した図であるが、なお更に角
度変位した位置でビツトを示した図である。 10……工具、12……取手部分、14……工
具筐体、16……ビツト、18……スリーブ、2
6……絶縁導線受け入れ溝、22……端子受け入
れ穴、30……開口、32……カツターブレー
ド、34……ノツチ、36……絶縁導線、38…
…持ち上つた壁部分、52,54……切断刃、5
6……U字型切断刃、60……導線、64……絶
縁被覆(絶縁材)、66……端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転可能な巻きつけビツト16と該ビツト1
    6を内部に配置している細長い円筒状の管状スリ
    ーブ18とを具備し、前記ビツト16は細長い円
    筒状本体と、長手方向の導線受け入れ溝26とを
    有し、この溝26は前記ビツト16の回転軸45
    から半径方向に変位されて前記ビツト16の周囲
    に沿つて配置され、前記スリーブ18はその一端
    から軸方向に延びるガイド面38,50を含み、
    このガイド面38,50は前記スリーブ18に対
    する前記ビツト16の開始位置において前記溝2
    6と整列されて、可撓性絶縁導線36を前記溝2
    6へ挿入できるようにした、絶縁導線36から絶
    縁材64を剥離し、前記絶縁材64により被覆さ
    れている導線60を一連のらせん巻き状態で端子
    66に巻きつける装置10において、 前記溝26は介在された絶縁材カツターブレー
    ド32はほぼ真直な第一の切断刃部分52を含
    み、この第一切断刃部分52は前記ビツト16の
    回転初期に前記スリーブ18に形成された面40
    と共働して、前記絶縁導線36を前記第一の切断
    刃部分52と前記面40との間に強制的に係合さ
    せて前記絶縁材64の切断を開始させ、 前記スリーブ18のガイド面38,50は前記
    スリーブ18のカーブした内壁部分38と、テー
    パ状に傾斜した部分50とからなり、前記面40
    は前記カーブした内壁部分38と前記スリーブ1
    8のほぼ円筒状の内面44との間に形成されたほ
    ぼ平らな面部分40を含み、 前記ビツト16の第一切断刃部分52は線48
    に垂直な線62に対して角度Cで形成され、前記
    線48は前記ビツト16が前記スリーブ18に対
    して開始位置にある時に前記ビツト16の回転軸
    45と前記内壁部分38上の半径方向最外点とを
    通り、前記回転軸45に交差し、前記角度Cによ
    り、前記第一切断刃部分52が前記絶縁導線36
    の絶縁材64に最初に係合する時には前記第一切
    断刃部分52が前記スリーブ18の前記平らな面
    部分40と平行になるようにされ、 前記平らな面部分40は線48に垂直な線43
    に対して角度Sで形成され、この角度Sは、前記
    第一切断刃部分52により形成される角度Cと、
    前記ビツト16の回転が開始されたときから前記
    第一切断刃部分52が前記絶縁導線36の前記絶
    縁材64の外周に係合するときまでの前記回転軸
    45に対する前記ビツト16の回転角度Lとの和
    に等しいことを特徴とする装置10。 2 前記絶縁材カツターブレード32は、前記溝
    26に介在されて前記第一切断刃部分52に交差
    するほぼU字型の切断刃部分56を含むことを特
    徴とする請求項1記載の装置10。 3 前記ほぼU字型の切断刃部分56はその底を
    形成するカーブした部分を含み、これは前記絶縁
    導線36の絶縁材64の厚みより若干小さい距離
    だけ前記溝26から離間されたことを特徴とする
    請求項2記載の装置10。 4 前記第一切断刃部分52に対向して前記ほぼ
    U字型の切断刃部分56に交差するほぼ真直な第
    二の切断刃部分54を更に備えていることを特徴
    とする請求項2記載の装置10。 5 前記スリーブ18の前記内壁部分38及び平
    らな面部分40の大きさは前記回転角度Lが約5
    度になるような大きさにされていることを特徴と
    する請求項1記載の装置10。 6 前記スリーブ18に対する前記ビツト16の
    開始位置において、前記絶縁導線36が前記ガイ
    ド面38,50に沿つて配置された時に前記ビツ
    ト16の前記回転軸45に垂直な平面内で測定し
    た前記絶縁導線36の外周と前記第一切断刃部分
    52及び前記第二切断刃部分54との間の間〓
    は、その間〓が最小の場合でも、前記内壁部分3
    8と前記両切断刃部分52,54とで形成する入
    口孔を経て前記絶縁導線36を容易に挿入できる
    程度に形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の装置10。
JP56139643A 1980-09-08 1981-09-04 Pit for cutting and isolating insulating material of insulated conductor and winding isolated conductor on terminal Granted JPS5778788A (en)

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US06/184,763 US4380111A (en) 1980-09-08 1980-09-08 Cutting, stripping and wrapping bit

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JPS5778788A JPS5778788A (en) 1982-05-17
JPH0234157B2 true JPH0234157B2 (ja) 1990-08-01

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EP (1) EP0048082B1 (ja)
JP (1) JPS5778788A (ja)
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JPS5778788A (en) 1982-05-17
EP0048082A1 (en) 1982-03-24
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