JPH07335068A - 電子楽器のキートップスイッチ - Google Patents

電子楽器のキートップスイッチ

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JPH07335068A
JPH07335068A JP6145609A JP14560994A JPH07335068A JP H07335068 A JPH07335068 A JP H07335068A JP 6145609 A JP6145609 A JP 6145609A JP 14560994 A JP14560994 A JP 14560994A JP H07335068 A JPH07335068 A JP H07335068A
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JP
Japan
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key top
switch
contact
main body
translucent
Prior art date
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Pending
Application number
JP6145609A
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English (en)
Inventor
Takahiro Tajima
高洋 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP6145609A priority Critical patent/JPH07335068A/ja
Publication of JPH07335068A publication Critical patent/JPH07335068A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、接点を完全に隠蔽することが
できる電子楽器のキートップスイッチを提供することで
ある。 【構成】 表面に接点6が形成されたスイッチ基板2
と、一端に接点11が形成された弾性を有する非透光性
の本体部7と、この本体部7を貫通するように形成され
た透光部8とを有し、接点11がスイッチ基板2の接点
6に対向するように、スイッチ基板2に取り付けられた
キートップ4と、透光部8に対向するスイッチ基板2の
部位に設けられ、キートップ2の接点11とスイッチ基
板2の接点6との接触により点灯して、キートップ4を
照明する発光素子5とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ピアノなどの電子
楽器の操作パネルに各種スイッチとして設けられる電子
楽器のキートップスイッチに関し、特にキートップを発
光素子で照明して表示を行う照光式のキートップスイッ
チに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3(a)(b)は、この種の従来の代
表的な2つのキートップスイッチを、それぞれ示してい
る。これらのキートップスイッチ51は、プリント配線
板で構成されたスイッチ基板52と、このスイッチ基板
52上に支持されたキートップ53と、スイッチ基板5
2の表面およびキートップ53の下端に、互いに対向す
るようにそれぞれ形成された各2個のカーボン接点5
4、55と、スイッチ基板52の表面に、キートップ5
3の真下に位置して設けられたLED56とによって構
成されている。
【0003】キートップ53は、図3(a)では半透明
のシリコンゴムで構成され、図3(b)では同様のシリ
コンゴムから成るキートップ本体53aの頂部全面に、
半透明の硬質樹脂部53bを貼り付けて構成されてい
る。キートップ53は、下端の脚部58を介してスイッ
チ基板52に取り付けられ、操作パネル57の開口か
ら、若干上方に突出している。
【0004】そして、キートップ53を押すと、キート
ップ53が脚部58を支点として押下され、そのカーボ
ン接点55が、スイッチ基板52のカーボン接点54に
接触することにより、キートップスイッチ51が投入さ
れ、LED56が点灯し、半透明のキートップ53を下
方から照明して、キートップスイッチ51のON状態を
表示するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のキートップスイッチは、キートップ53全体が、半透
明のシリコンゴム、または半透明のシリコンゴムおよび
硬質樹脂で構成されているので、キートップ53下端の
カーボン接点55が、外部から透けて見えてしまい、こ
のことが美観を損ね、ひいては電子楽器の商品価値を低
下させるという問題がある。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、簡単な構成で、接点を完全に隠
蔽することができる電子楽器のキートップスイッチを提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電子楽器のキートップスイッチは、表面に
接点が形成されたスイッチ基板と、一端に接点が形成さ
れた弾性を有する非透光性の本体部と、この本体部を貫
通するように形成された透光部とを有し、接点がスイッ
チ基板の接点に対向するように、スイッチ基板に取り付
けられたキートップと、透光部に対向するスイッチ基板
の部位に設けられ、キートップの接点とスイッチ基板の
接点との接触により点灯して、キートップを照明する発
光素子とを備えていることを特徴としている。
【0008】この場合、透光部は、発光素子側の断面積
よりも発光素子と反対側の断面積が大きな断面を有して
いることが好ましい。また、本体部および透光部が、互
いに一体に形成されていることが好ましい。
【0009】
【作用】上述した電子楽器のキートップスイッチによれ
ば、キートップを押すと、その本体部が弾性により変形
して、一端の接点がスイッチ基板の接点に接触する。こ
れにより、発光素子が点灯してキートップを照明する。
この発光素子の光は、非透光性の本体部には遮られる一
方、透光部によって外部に導かれることにより、キート
ップスイッチのON状態を表示する。また、キートップ
の接点は、非透光性の本体部の内端に設けられ、これに
覆われているので、発光素子の点灯時および消灯時のい
ずれにおいても、外部から透けて見えることはない。
【0010】また、請求項2に記載のキートップスイッ
チでは、キートップの透光部が、発光素子側の断面積よ
りも発光素子と反対側の断面積が大きな断面を有してい
るので、透光部で導いた発光素子の光をより拡散させる
ことができ、したがってキートップスイッチのON状態
をより明確に表示することができる。請求項3に記載の
キートップスイッチでは、キートップの本体部および透
光部が、あらかじめ一体に形成できるので、組立工数の
削減により、キートップスイッチのコストひいては電子
楽器のコストを削減できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を、図面を参
照しながら、詳細に説明する。図1は、本発明を適用し
た電子ピアノのキートップスイッチを示している。この
キートップスイッチ1は、操作パネル3に多数並べて配
置され、その押釦操作により点灯して、演奏状態、例え
ば音色の選択状態などを表示するものである。キートッ
プスイッチ1は、スイッチ基板2と、スイッチ基板2に
取り付けられるか、またはケース(図示せず)とスイッ
チ基板2のはさみ込みで固定されて、操作パネル3の開
口から上方に若干突出するキートップ4と、キートップ
4を照明するためのLED(発光素子)5とを備えてい
る。
【0012】スイッチ基板2は、プリント配線板で構成
されており、その表面には、所定の配線が形成されると
ともに、2個のカーボン接点(接点)6、6が印刷され
ている。
【0013】キートップ4は、ほぼ直方体状の本体部7
と、この本体部7の中央部にこれを貫通するように設け
られた透光部8とを有している。本体部7は、非透光性
の弾性材、例えば不透明のシリコンゴムで構成されてい
る。これに対し、透光部8は、LED5の光を上方に導
くとともに、キートップ4にある程度の剛性を確保する
ものであり、このため、例えばエポキシ系の熱硬化性樹
脂などの半透明の硬質樹脂で構成されており、例えばイ
ンサート成形によって、本体部7と一体に形成されてい
る。本体部7は、その下面全周から斜め下方に延びる脚
部9を有しており、キートップ4は、ボス13を介し
て、スイッチ基板2に固定されているか、またはケース
とスイッチ基板2のはさみ込みによって固定されてい
る。
【0014】本体部7は、透光部8の両側の下端に、一
対の突起部10、10を有し、これらの突起部10、1
0には、スイッチ基板2のカーボン接点6、6に対向す
るように、カーボン接点(接点)11、11がそれぞれ
形成されている。カーボン接点11、11は互いに結線
されるとともに、スイッチ基板2のカーボン接点6、6
の一方は、図示しない表示制御部に接続されていて、カ
ーボン接点11、11が対応するカーボン接点6、6に
それぞれ接触したときに、表示制御部にスイッチ信号を
出力するようになっている。
【0015】LED5は、スイッチ基板2のカーボン接
点6、6間の中心、すなわち透光部8の真下に位置し
て、スイッチ基板2に取り付けられている。LED5
は、表示制御部に接続されており、表示制御部は、上記
スイッチ信号に基づいてLED5の点灯および消灯を制
御する。
【0016】次に、上記構成のキートップスイッチ1の
動作を説明する。例えば、ある音色例えばピアノ音を選
択するためにキートップ4を押すと、キートップ4は、
その本体部7の脚部9を支点として押下され、カーボン
接点11、11が対応するカーボン接点6、6にそれぞ
れ接触することにより、表示制御部にスイッチ信号を出
力する。表示制御部は、このスイッチ信号に応じて、L
ED5に点灯指令信号を出力し、これを点灯させる。L
ED5の光は、不透明の本体部7には遮られる一方、透
光部8によって外部に導かれ、キートップスイッチ1の
ON状態、すなわち音色としてピアノ音が選択されてい
ることを表示する。キートップ4から指を離すと、キー
トップ4は、本体部7の弾性によって、もとの位置に復
帰するが、LED5の点灯状態はそのまま継続される。
【0017】次いで、この状態から、他の音色を選択す
るために他のキートップ4を押すと、上記と同様に、当
該他のキートップ4のカーボン接点11がカーボン接点
6に接触することにより、表示制御部にスイッチ信号が
再び出力される。表示制御部は、このスイッチ信号に応
じ、上記と同様にして当該他のキートップ4を点灯させ
ると同時に、それまで点灯していたキートップ4のLE
D5に点灯指令信号を出力して、これを消灯させる。
【0018】以上のように、本実施例のキートップスイ
ッチ1によれば、キートップ4を押下したときのカーボ
ン接点11とカーボン接点6の接触により、LED5が
点灯し、このLED5の光を、半透明の硬質樹脂で構成
された透光部8で外部に導くことにより、キートップス
イッチ1のON状態を表示することができる。一方、キ
ートップ4のカーボン接点11は、不透明のシリコンゴ
ムで構成された本体部7の下端に配置され、スイッチ基
板2のカーボン接点6はさらにその下側に配置されてい
る。したがって、これらのカーボン接点6、11は、不
透明の本体部7に完全に覆われるので、LED5の点灯
時および消灯時のいずれにおいても、外部から本体部7
を介して透けて見えることはまったく無い。このよう
に、本実施例のキートップスイッチ1によれば、本来の
表示機能を維持しながら、簡単な構成で、カーボン接点
6、11を完全に隠蔽することができる。
【0019】また、キートップ4の本体部7および透光
部8が、あらかじめ一体に形成されているので、キート
ップ4の組立工数の削減により、キートップスイッチ1
のコストひいては電子ピアノのコストを削減することが
できる。
【0020】図2は、本発明の第2実施例に係るキート
ップスイッチを示している。同図に示すように、このキ
ートップスイッチ1では、キートップ4の透光部8が、
T字形の断面を有しており、すなわち上部の断面積が下
部のそれよりも大きくなっている。他の構成は、前述し
た第1実施例と同じである。したがって、本実施例によ
れば、第1実施例の場合と同様に、不透明の本体部7で
カーボン接点6、11を完全に隠蔽することができると
ともに、透光部8がT字形の断面を有することにより、
透光部8で導いたLED5の光をより拡散させることが
でき、したがってキートップスイッチ1のON状態をよ
り明確に表示することができる。なお、同じ効果を得る
ためには、透光部8の上部断面積が下部断面積よりも大
きければよいので、透光部8の断面を、T字形以外の断
面、例えば逆台形状とすることも可能である。
【0021】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れることなく、種々の態様で実施することができる。例
えば、上述した実施例では、本発明に係るキートップ
を、電子ピアノに水平に配置された操作パネルに設けて
いるが、これを他の種類の電子楽器や、鉛直または斜め
に配置された操作パネルに設けるようにしてもよい。あ
るいは、キートップの弾性および非透光性を有する本体
部としてシリコンゴムを、透光部として硬質樹脂をそれ
ぞれ用いているが、同様の特性を有する他の材料を採用
できることは、いうまでもない。その他、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で、細部の構成を任意に変更すること
が可能である。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明の電子楽器のキー
トップスイッチは、簡単な構成で、接点を完全に隠蔽す
ることができるなどの効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキートップスイッチを示す正面図であ
る。
【図2】本発明の第2実施例に係るキートップスイッチ
の正面図である。
【図3】従来のキートップスイッチの正面図である。
【符号の説明】
1 キートップスイッチ 2 スイッチ基板 4 キートップ 5 LED 6 スイッチ基板のカーボン接点 7 本体部 8 透光部 11 キートップのカーボン接点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に接点が形成されたスイッチ基板
    と、 一端に接点が形成された弾性を有する非透光性の本体部
    と、この本体部を貫通するように形成された透光部とを
    有し、当該接点が前記スイッチ基板の前記接点に対向す
    るように、前記スイッチ基板に取り付けられたキートッ
    プと、 前記透光部に対向する前記スイッチ基板の部位に設けら
    れ、前記キートップの前記接点と前記スイッチ基板の前
    記接点との接触により点灯して、前記キートップを照明
    する発光素子とを備えていることを特徴とする電子楽器
    のキートップスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記透光部は、前記発光素子側の断面積
    よりも当該発光素子と反対側の断面積が大きな断面を有
    していることを特徴とする、請求項1に記載の電子楽器
    のキートップスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記本体部および前記透光部が、互いに
    一体に形成されていることを特徴とする、請求項1また
    は2に記載の電子楽器のキートップスイッチ。
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