JPH0733493A - コンクリート板製造方法 - Google Patents
コンクリート板製造方法Info
- Publication number
- JPH0733493A JPH0733493A JP17405593A JP17405593A JPH0733493A JP H0733493 A JPH0733493 A JP H0733493A JP 17405593 A JP17405593 A JP 17405593A JP 17405593 A JP17405593 A JP 17405593A JP H0733493 A JPH0733493 A JP H0733493A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- concrete plate
- carbon fiber
- mixed
- produce
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 内側に脱型油を塗らなくても容易に固化した
コンクリートから取り除き得る型枠として利用でき、し
かも、特に取り除かなくても、そのまま仕上げ用壁材と
して利用できるコンクリート板を製造する。 【構成】 ピッチ系の汎用炭素繊維をケイ酸白土等のシ
リカ系混合材中に約２０〜３０％混入し、これをセメン
ト及び水、骨材とともに混練し、その混練物を板状に圧
縮成形してコンクリート板を製造すると、混入した炭素
繊維により曲げ変形や衝撃に強いコンクリート板とな
る。
コンクリートから取り除き得る型枠として利用でき、し
かも、特に取り除かなくても、そのまま仕上げ用壁材と
して利用できるコンクリート板を製造する。 【構成】 ピッチ系の汎用炭素繊維をケイ酸白土等のシ
リカ系混合材中に約２０〜３０％混入し、これをセメン
ト及び水、骨材とともに混練し、その混練物を板状に圧
縮成形してコンクリート板を製造すると、混入した炭素
繊維により曲げ変形や衝撃に強いコンクリート板とな
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート板製造方
法に関するものである。
法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、コンクリート工事を行う場合に
は、混合したばかりの流動性のあるコンクリートをベニ
ヤ合板等の木製合板からなる型枠に打ち込んで設計通り
の形状に仕上げるようにしている。
は、混合したばかりの流動性のあるコンクリートをベニ
ヤ合板等の木製合板からなる型枠に打ち込んで設計通り
の形状に仕上げるようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンク
リートを木製合板の型枠に打ち込んだ場合には、打設し
たコンクリートが固化した後に木製合板の型枠を取り除
く手間がかかると共に、木製合板の型枠を取り除き易く
する為にコンクリートの打設前に型枠の内側に脱型油を
塗る手間がかかるという問題があった。
リートを木製合板の型枠に打ち込んだ場合には、打設し
たコンクリートが固化した後に木製合板の型枠を取り除
く手間がかかると共に、木製合板の型枠を取り除き易く
する為にコンクリートの打設前に型枠の内側に脱型油を
塗る手間がかかるという問題があった。
【０００４】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、内側に脱型油を塗らなくても容易に固化したコンク
リートから取り除き得る型枠として利用でき、しかも、
特に取り除かなくても、そのまま仕上げ用壁材として利
用できるコンクリート板を製造することを目的としてい
る。
で、内側に脱型油を塗らなくても容易に固化したコンク
リートから取り除き得る型枠として利用でき、しかも、
特に取り除かなくても、そのまま仕上げ用壁材として利
用できるコンクリート板を製造することを目的としてい
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ピッチ系の汎
用炭素繊維をシリカ系混合材中に２０〜３０％混入した
ものをセメント及び水、骨材とともに混練し、その混練
物を板状に圧縮成形することを特徴とするコンクリート
板製造方法、に係るものである。
用炭素繊維をシリカ系混合材中に２０〜３０％混入した
ものをセメント及び水、骨材とともに混練し、その混練
物を板状に圧縮成形することを特徴とするコンクリート
板製造方法、に係るものである。
【０００６】
【作用】従って本発明では、炭素繊維の混入により曲げ
変形や衝撃に強いコンクリート板が製造され、このコン
クリート板を従来の木製合板の型枠に替えてコンクリー
ト工事に使用すれば、内側に脱型油を塗らなくても固化
したコンクリートから容易に取り除くことが可能とな
り、しかも、特に取り除かなくても、そのまま仕上げ用
壁材として利用することも可能となる。
変形や衝撃に強いコンクリート板が製造され、このコン
クリート板を従来の木製合板の型枠に替えてコンクリー
ト工事に使用すれば、内側に脱型油を塗らなくても固化
したコンクリートから容易に取り除くことが可能とな
り、しかも、特に取り除かなくても、そのまま仕上げ用
壁材として利用することも可能となる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。
【０００８】ピッチ系の汎用炭素繊維を、コンクリート
の硬化反応熱を抑え且つコンクリート固化後の防水性・
耐久性を高める目的で使用されるケイ酸白土等のシリカ
系混合材中に約２５％混入し、これをセメント及び水、
骨材（砂、砂利）とともに混練し、その混練物を板状に
圧縮成形してコンクリート板を製造する。
の硬化反応熱を抑え且つコンクリート固化後の防水性・
耐久性を高める目的で使用されるケイ酸白土等のシリカ
系混合材中に約２５％混入し、これをセメント及び水、
骨材（砂、砂利）とともに混練し、その混練物を板状に
圧縮成形してコンクリート板を製造する。
【０００９】このようにして得られたコンクリート板
は、炭素繊維が混入されているので曲げ変形や衝撃に強
い板材となり、従来の木製合板の型枠に替えてコンクリ
ート工事に使用した場合に、内側に脱型油を塗らなくて
も固化したコンクリートから容易に取り除くことができ
る。
は、炭素繊維が混入されているので曲げ変形や衝撃に強
い板材となり、従来の木製合板の型枠に替えてコンクリ
ート工事に使用した場合に、内側に脱型油を塗らなくて
も固化したコンクリートから容易に取り除くことができ
る。
【００１０】しかも、このコンクリート板は、特に取り
除かなくても、そのまま仕上げ用壁材として利用するこ
ともできる。
除かなくても、そのまま仕上げ用壁材として利用するこ
ともできる。
【００１１】尚、炭素繊維をシリカ系混合材中に２０％
未満で混入した場合には、固化したコンクリートから容
易に取り除き得るような型枠としての十分な靱性が得ら
れず、また３０％より多く混入した場合には経済性が悪
くなる為、炭素繊維はシリカ系混合材中に２０〜３０％
混入するのが最適である。
未満で混入した場合には、固化したコンクリートから容
易に取り除き得るような型枠としての十分な靱性が得ら
れず、また３０％より多く混入した場合には経済性が悪
くなる為、炭素繊維はシリカ系混合材中に２０〜３０％
混入するのが最適である。
【００１２】また、本発明のコンクリート板製造方法
は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
【００１３】
【発明の効果】上記した本発明のコンクリート板製造方
法によれば、曲げ変形や衝撃に強いコンクリート板を極
めて容易に製造することができ、このコンクリート板を
従来の木製合板の型枠に替えてコンクリート工事に使用
すれば、内側に脱型油を塗らなくても固化したコンクリ
ートから容易に取り除くことができ、しかも、特に取り
除かなくても、そのまま仕上げ用壁材として利用するこ
ともできるという優れた効果を奏し得る。
法によれば、曲げ変形や衝撃に強いコンクリート板を極
めて容易に製造することができ、このコンクリート板を
従来の木製合板の型枠に替えてコンクリート工事に使用
すれば、内側に脱型油を塗らなくても固化したコンクリ
ートから容易に取り除くことができ、しかも、特に取り
除かなくても、そのまま仕上げ用壁材として利用するこ
ともできるという優れた効果を奏し得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｇ 9/02 7628−2Ｅ //(Ｃ０４Ｂ 28/04 14:04 Ｚ 14:38） Ａ
Claims (1)
- 【請求項１】 ピッチ系の汎用炭素繊維をシリカ系混合
材中に２０〜３０％混入したものをセメント及び水、骨
材とともに混練し、その混練物を板状に圧縮成形するこ
とを特徴とするコンクリート板製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17405593A JPH0733493A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | コンクリート板製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17405593A JPH0733493A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | コンクリート板製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0733493A true JPH0733493A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=15971834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17405593A Pending JPH0733493A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | コンクリート板製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733493A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020035528A (ko) * | 2002-04-09 | 2002-05-11 | 김명원 | 숯가루를 이용하여 배합한 콘크리트 배합과 합판 배합 |
| KR100383464B1 (ko) * | 2000-07-08 | 2003-05-12 | 이태환 | 영구거푸집용 콘크리트 패널 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58156567A (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-17 | 松下電工株式会社 | 繊維補強セメント板の製法 |
| JPS60221350A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-06 | 株式会社入江壁材 | 炭素短繊維入り各種粉状原材料 |
| JPS63123844A (ja) * | 1986-11-11 | 1988-05-27 | 大阪瓦斯株式会社 | 凝集防止処理を施した乾状態の炭素短繊維原材料及びその製造方法 |
| JPH02307853A (ja) * | 1989-05-22 | 1990-12-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 導電性セメント組成物及びこの組成物より得られた導電性硬化体 |
-
1993
- 1993-07-14 JP JP17405593A patent/JPH0733493A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58156567A (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-17 | 松下電工株式会社 | 繊維補強セメント板の製法 |
| JPS60221350A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-06 | 株式会社入江壁材 | 炭素短繊維入り各種粉状原材料 |
| JPS63123844A (ja) * | 1986-11-11 | 1988-05-27 | 大阪瓦斯株式会社 | 凝集防止処理を施した乾状態の炭素短繊維原材料及びその製造方法 |
| JPH02307853A (ja) * | 1989-05-22 | 1990-12-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 導電性セメント組成物及びこの組成物より得られた導電性硬化体 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100383464B1 (ko) * | 2000-07-08 | 2003-05-12 | 이태환 | 영구거푸집용 콘크리트 패널 |
| KR20020035528A (ko) * | 2002-04-09 | 2002-05-11 | 김명원 | 숯가루를 이용하여 배합한 콘크리트 배합과 합판 배합 |
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