JPH11199298A - 再生骨材を使用したコンクリートの製造方法 - Google Patents
再生骨材を使用したコンクリートの製造方法Info
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- JPH11199298A JPH11199298A JP242298A JP242298A JPH11199298A JP H11199298 A JPH11199298 A JP H11199298A JP 242298 A JP242298 A JP 242298A JP 242298 A JP242298 A JP 242298A JP H11199298 A JPH11199298 A JP H11199298A
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- Japan
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- concrete
- aggregate
- cement
- regenerated aggregate
- water
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多くの手間や費用を要することなく、品質が
維持されたコンクリートを再生骨材を用いて効率良く製
造して行くことのできる再生骨材を使用したコンクリー
トの製造方法を提供する。 【解決手段】 この発明の再生骨材を使用したコンクリ
ートの製造方法によれば、セメント、細骨材、水にブリ
ージング抑止剤を添加してモルタルを生成した後に、あ
るいはセメント、水にブリージング抑止剤を添加してセ
メントペーストを生成した後に、再生骨材あるいは再生
骨材及び細骨材を投入混合してコンクリートを製造する
ので、モルタルやセメントペースト内の水は、ブリージ
ング抑止剤の分離抵抗性によって、混練中や硬化中にお
いて再生骨材に吸水されることなく保持され、これによ
って、簡易な製造工程によって、吸水による品質の劣化
を招くことのない再生骨材を使用したコンクリートの製
造が可能になる。
維持されたコンクリートを再生骨材を用いて効率良く製
造して行くことのできる再生骨材を使用したコンクリー
トの製造方法を提供する。 【解決手段】 この発明の再生骨材を使用したコンクリ
ートの製造方法によれば、セメント、細骨材、水にブリ
ージング抑止剤を添加してモルタルを生成した後に、あ
るいはセメント、水にブリージング抑止剤を添加してセ
メントペーストを生成した後に、再生骨材あるいは再生
骨材及び細骨材を投入混合してコンクリートを製造する
ので、モルタルやセメントペースト内の水は、ブリージ
ング抑止剤の分離抵抗性によって、混練中や硬化中にお
いて再生骨材に吸水されることなく保持され、これによ
って、簡易な製造工程によって、吸水による品質の劣化
を招くことのない再生骨材を使用したコンクリートの製
造が可能になる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンクリート廃
材を破砕して得られる再生骨材を使用したコンクリート
の製造方法に関する。
材を破砕して得られる再生骨材を使用したコンクリート
の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、資源の再利用を有効に図るべく、
コンクリート構造物を解体する際に発生するコンクリー
ト廃材から得られる骨材を、再生骨材として利用する試
みがなされている。
コンクリート構造物を解体する際に発生するコンクリー
ト廃材から得られる骨材を、再生骨材として利用する試
みがなされている。
【０００３】かかる再生骨材は、コンクリート廃材をジ
ョークラッシャーやインバートクラッシャー等の破砕装
置を用いて破砕処理し、これによって得られるコンクリ
ート廃材中の骨材を抽出して用いられるものであるが、
このようにして得られた再生骨材は、砂利や砕石、砂等
の原骨材の他に、その表面に付着したセメントペースト
分やモルタル分を含んでいることになり、これらの影響
によって吸水率が高くまた強度のばらつきも大きいもの
となる。
ョークラッシャーやインバートクラッシャー等の破砕装
置を用いて破砕処理し、これによって得られるコンクリ
ート廃材中の骨材を抽出して用いられるものであるが、
このようにして得られた再生骨材は、砂利や砕石、砂等
の原骨材の他に、その表面に付着したセメントペースト
分やモルタル分を含んでいることになり、これらの影響
によって吸水率が高くまた強度のばらつきも大きいもの
となる。
【０００４】したがって、破砕処理を施しただけのその
ままの再生骨材をコンクリート中の骨材として使用する
と、練り混ぜ時のコンクリートのワーカビリティが悪
く、また硬化後のコンクリートの耐久性が劣ることにな
る。
ままの再生骨材をコンクリート中の骨材として使用する
と、練り混ぜ時のコンクリートのワーカビリティが悪
く、また硬化後のコンクリートの耐久性が劣ることにな
る。
【０００５】これに対し、このような再生骨材の品質の
改善を図るための従来の方法としては、かかる再生骨材
の製造工程において、付着したモルタル等を機械的に取
り除く方法や、再生骨材に樹脂による被膜を形成する方
法が用いられていた。
改善を図るための従来の方法としては、かかる再生骨材
の製造工程において、付着したモルタル等を機械的に取
り除く方法や、再生骨材に樹脂による被膜を形成する方
法が用いられていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の再生骨材の品質を改善する方法によれば、再生骨
材の製造過程に多くの手間や費用を要することになり、
効率良く再生骨材の利用を図ることができないという課
題があった。
従来の再生骨材の品質を改善する方法によれば、再生骨
材の製造過程に多くの手間や費用を要することになり、
効率良く再生骨材の利用を図ることができないという課
題があった。
【０００７】そこで、この発明は、このような従来の課
題に着目してなされたもので、多くの手間や費用を要す
ることなく、品質が維持されたコンクリートを再生骨材
を用いて効率良く製造して行くことのできる再生骨材を
使用したコンクリートの製造方法を提供することを目的
とするものである。
題に着目してなされたもので、多くの手間や費用を要す
ることなく、品質が維持されたコンクリートを再生骨材
を用いて効率良く製造して行くことのできる再生骨材を
使用したコンクリートの製造方法を提供することを目的
とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、その要旨は、コンクリー
ト廃材を破砕して得られる再生骨材を使用したコンクリ
ートの製造方法であって、セメント、細骨材、水にブリ
ージング抑止剤を添加してモルタルを生成した後に、前
記再生骨材を投入混合してコンクリートを製造すること
を特徴とする再生骨材を使用したコンクリートの製造方
法にある。
成するためになされたもので、その要旨は、コンクリー
ト廃材を破砕して得られる再生骨材を使用したコンクリ
ートの製造方法であって、セメント、細骨材、水にブリ
ージング抑止剤を添加してモルタルを生成した後に、前
記再生骨材を投入混合してコンクリートを製造すること
を特徴とする再生骨材を使用したコンクリートの製造方
法にある。
【０００９】また、この発明の他の要旨は、コンクリー
ト廃材を破砕して得られる再生骨材を使用したコンクリ
ートの製造方法であって、セメント、水にブリージング
抑止剤を添加してセメントペーストを生成した後に、前
記再生骨材及び細骨材を投入混合してコンクリートを製
造することを特徴とする再生骨材を使用したコンクリー
トの製造方法にある。
ト廃材を破砕して得られる再生骨材を使用したコンクリ
ートの製造方法であって、セメント、水にブリージング
抑止剤を添加してセメントペーストを生成した後に、前
記再生骨材及び細骨材を投入混合してコンクリートを製
造することを特徴とする再生骨材を使用したコンクリー
トの製造方法にある。
【００１０】そして、この発明のコンクリートの製造方
法によれば、前記ブリージング抑止剤を、製造されるコ
ンクリート１ｍ3 に対して０．２５〜１．５０ｋｇ添加
するようにすることが好ましい。
法によれば、前記ブリージング抑止剤を、製造されるコ
ンクリート１ｍ3 に対して０．２５〜１．５０ｋｇ添加
するようにすることが好ましい。
【００１１】ここで、この発明に用いるブリージング抑
止剤は、モルタルやセメントペーストに分離抵抗性を付
与してブリージングを抑止する機能を有する種々の混和
剤を使用することができ、好ましくは、例えばメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース
系、あるいはノニオン、カチオン、アニオン等のアクリ
ル系の水溶性高分子からなる増粘剤などを使用すること
ができる。
止剤は、モルタルやセメントペーストに分離抵抗性を付
与してブリージングを抑止する機能を有する種々の混和
剤を使用することができ、好ましくは、例えばメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース
系、あるいはノニオン、カチオン、アニオン等のアクリ
ル系の水溶性高分子からなる増粘剤などを使用すること
ができる。
【００１２】なお、上記記載におけるモルタルやセメン
トペーストは、セメント、細骨材、水の他、必要に応じ
て混合される種々の混和剤や混和材を含むことができ
る。
トペーストは、セメント、細骨材、水の他、必要に応じ
て混合される種々の混和剤や混和材を含むことができ
る。
【００１３】また、上記モルタル、あるいはセメントペ
ーストを生成する際に、配合すべき全ての水、セメン
ト、あるいは細骨材を用いて混合生成する必要は必ずし
もなく、その一部を用いて再生骨材と混合すべきモルタ
ルあるいはセメントペーストを生成し、残量を後から混
合投入してコンクリートを製造するようにすることもで
きる。
ーストを生成する際に、配合すべき全ての水、セメン
ト、あるいは細骨材を用いて混合生成する必要は必ずし
もなく、その一部を用いて再生骨材と混合すべきモルタ
ルあるいはセメントペーストを生成し、残量を後から混
合投入してコンクリートを製造するようにすることもで
きる。
【００１４】そして、この発明の再生骨材を使用したコ
ンクリートの製造方法によれば、セメント、細骨材、水
にブリージング抑止剤を添加してモルタルを生成した後
に、あるいはセメント、水にブリージング抑止剤を添加
してセメントペーストを生成した後に、再生骨材あるい
は再生骨材及び細骨材を投入混合してコンクリートを製
造するので、モルタルやセメントペースト内の水は、ブ
リージング抑止剤の分離抵抗性によって、混練中や硬化
中において再生骨材に吸水されることなく保持され、こ
れにより、簡易な製造工程によって、吸水による品質の
劣化を招くことのない再生骨材を使用したコンクリート
の製造が可能になる。
ンクリートの製造方法によれば、セメント、細骨材、水
にブリージング抑止剤を添加してモルタルを生成した後
に、あるいはセメント、水にブリージング抑止剤を添加
してセメントペーストを生成した後に、再生骨材あるい
は再生骨材及び細骨材を投入混合してコンクリートを製
造するので、モルタルやセメントペースト内の水は、ブ
リージング抑止剤の分離抵抗性によって、混練中や硬化
中において再生骨材に吸水されることなく保持され、こ
れにより、簡易な製造工程によって、吸水による品質の
劣化を招くことのない再生骨材を使用したコンクリート
の製造が可能になる。
【００１５】また、この発明の再生骨材を使用したコン
クリートの製造方法によれば、ブリージング抑止剤のモ
ルタルあるいはセメントペーストへの添加量は、製造さ
れるコンクリート１ｍ3 に対して０．２５〜１．５０ｋ
ｇ添加することが好ましい。添加量が１．５０ｋｇを超
えるとコスト高になるとともに多くの流動化剤を必要と
し、また凍結融解抵抗性に劣ることになるため、添加量
が０．２５ｋｇを下回るとブリージング抑止能力が不充
分となるため、いずれも好ましくない。
クリートの製造方法によれば、ブリージング抑止剤のモ
ルタルあるいはセメントペーストへの添加量は、製造さ
れるコンクリート１ｍ3 に対して０．２５〜１．５０ｋ
ｇ添加することが好ましい。添加量が１．５０ｋｇを超
えるとコスト高になるとともに多くの流動化剤を必要と
し、また凍結融解抵抗性に劣ることになるため、添加量
が０．２５ｋｇを下回るとブリージング抑止能力が不充
分となるため、いずれも好ましくない。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の再生骨
材を使用したコンクリートの製造方法によれば、セメン
ト、細骨材、水にブリージング抑止剤を添加してモルタ
ルを生成した後に、あるいはセメント、水にブリージン
グ抑止剤を添加してセメントペーストを生成した後に、
再生骨材あるいは再生骨材及び細骨材を投入混合してコ
ンクリートを製造するので、多くの手間や費用を要する
ことなく、品質が維持されたコンクリートを再生骨材を
用いて効率良く製造して行くことができる。
材を使用したコンクリートの製造方法によれば、セメン
ト、細骨材、水にブリージング抑止剤を添加してモルタ
ルを生成した後に、あるいはセメント、水にブリージン
グ抑止剤を添加してセメントペーストを生成した後に、
再生骨材あるいは再生骨材及び細骨材を投入混合してコ
ンクリートを製造するので、多くの手間や費用を要する
ことなく、品質が維持されたコンクリートを再生骨材を
用いて効率良く製造して行くことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｃ０４Ｂ 24:38 18:16） 111:20
Claims (3)
- 【請求項１】 コンクリート廃材を破砕して得られる再
生骨材を使用したコンクリートの製造方法であって、セ
メント、細骨材、水にブリージング抑止剤を添加してモ
ルタルを生成した後に、前記再生骨材を投入混合してコ
ンクリートを製造することを特徴とする再生骨材を使用
したコンクリートの製造方法。 - 【請求項２】 コンクリート廃材を破砕して得られる再
生骨材を使用したコンクリートの製造方法であって、セ
メント、水にブリージング抑止剤を添加してセメントペ
ーストを生成した後に、前記再生骨材及び細骨材を投入
混合してコンクリートを製造することを特徴とする再生
骨材を使用したコンクリートの製造方法。 - 【請求項３】 前記ブリージング抑止剤を、製造される
コンクリート１ｍ3に対して０．２５〜１．５０ｋｇ添
加することを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の
コンリートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP242298A JPH11199298A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 再生骨材を使用したコンクリートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP242298A JPH11199298A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 再生骨材を使用したコンクリートの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11199298A true JPH11199298A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11528825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP242298A Pending JPH11199298A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 再生骨材を使用したコンクリートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11199298A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014034826A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Nishimuragumi:Kk | 再生骨材を利用した構造物の構築方法及び再生骨材 |
| CN111362642A (zh) * | 2020-04-08 | 2020-07-03 | 广东融泉汇混凝土有限公司 | 含再生骨料的砂浆 |
-
1998
- 1998-01-08 JP JP242298A patent/JPH11199298A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014034826A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Nishimuragumi:Kk | 再生骨材を利用した構造物の構築方法及び再生骨材 |
| CN111362642A (zh) * | 2020-04-08 | 2020-07-03 | 广东融泉汇混凝土有限公司 | 含再生骨料的砂浆 |
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